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JPS5840429B2 - 多重式電流形インバ−タ装置 - Google Patents

多重式電流形インバ−タ装置

Info

Publication number
JPS5840429B2
JPS5840429B2 JP53152099A JP15209978A JPS5840429B2 JP S5840429 B2 JPS5840429 B2 JP S5840429B2 JP 53152099 A JP53152099 A JP 53152099A JP 15209978 A JP15209978 A JP 15209978A JP S5840429 B2 JPS5840429 B2 JP S5840429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
current
reactor
current source
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53152099A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5579684A (en
Inventor
隆夫 宮本
靖夫 松田
敏雄 川口
正 大川
雅文 武市
光幸 本部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP53152099A priority Critical patent/JPS5840429B2/ja
Publication of JPS5579684A publication Critical patent/JPS5579684A/ja
Publication of JPS5840429B2 publication Critical patent/JPS5840429B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電流形インバータを複数台使用して、出力電流
波形を改善する多重式電流形インバータに関する。
一般の電流形インバータの主回路構成は第1図に示す通
りである。
交流電源1の交流電力を直流電力に変換するコンバータ
2、流れる電流を平滑する直流リアクトル3、コンバー
タ2の直流電力を任意の周波数の交流電力に変換するイ
ンバータ4から構成されている。
インバータ4の出力端は負荷である交流電動機5に接続
される。
コンバータ1は6個のサイリスク201〜206で構成
されるのが普通である。
インバータ4は6個のサイリスク401〜406、ダイ
オード407〜412、転流用のコンデンサ413〜4
18で構成されている。
この電流形インバータの出力電流波形は図にも示してい
るように120度通電の方形波となる。
このため、高調波成分の含有率が多く、交流電動機5の
発生トルクが脈動し、かつ損失も増加する。
この高調波成分を少なくするため、電流形インバータを
複数台使用して、各々の出力電流位相をずらして運転す
ることにより階段状の電流を得る多重化が行われる。
第2図は従来から採用されている多重式電流形インバー
タの主回路構成を示したものである。
この図の場合、出力端に変圧器を用いて多重化している
1〜5までは第1図と同じ構成部品である。6〜8は第
1図の3と同じく直流リアクトル、9は第1図4と全く
同じ構成の第2のインバータ、10は一次側(第1のイ
ンバータ側)星形、二次側(電動機側)三角結線の変圧
器、11は一次側(第2のインバータ側)、二次側(電
動機側)共に星形結線の第2の変圧器である。
第2図の場合、直流リアクトル3,6,7,8はコンバ
ータ2とインバータ4あるいはインバータ9の直流電圧
の差によって生じる電流の脈動と、インバータ4とイン
バータ8の直流電圧差によって生じる電流ノ変動とを抑
制する働きをする。
第3図は第2図の各部電流波形を示したものである。
第1のインバータ4の出力電流波形、すなわち第1の変
圧器10の入力電流をa1出力電流をa/、第2のイン
バータ9の出力電流波形、すなわち第2の変圧器11の
入力端子波形をb1出力電流波形をb′(bとb′では
、振幅は変圧器11の巻数比により異なるが、波形の形
状は同じである。
)、a′とb′の合成、すなわち負荷である交流電動機
5への入力端子をCとして示している。
この場合、インバータ4と9に流れる直流電流の大きさ
は畷Id、変圧器10,11の巻数比(線間)は1であ
ると仮定している。
abに示すようにインバータ4の電流位相がインバータ
8に対して30度進むように制御する。
この結果、Cに示すような電流が交流電動機5に流れる
Cに示した波形では第5,7次の高調波成分が零になり
、交流電動機5のトルク脈動が小さくなる。
第2図の場合、コンバータ2とインバータ4または9と
の直流電圧差による電流の脈動と、インバータ4とイン
バータ9との直流電圧差による電流の変動とを抑制する
ために、直流リアクトル3,6,7.8を用いている。
コンバータ2とインバータ4あるいは9との直流電圧差
による電流の脈動を抑制するための直流リアクトルのイ
ンダクタンス値は小さくてもよいが、インバータ4とイ
ンバータ9との直流電圧差は負荷である交流電動機5の
誘起電圧波形の1部となるので、この電圧差による電流
の変動を抑制するためには直流リアクトルのインダクタ
ンス値を大きく選ぶ必要がある。
このため、第2図の場合直流リアクトル3,6,7,8
の大きさが大きくなり、装置全体が大型化すると共に、
価格も高くなるという欠点を有している。
本発明の目的は、回路構成が簡単で、しかも小型で安価
な多重式電流形インバータを提供するにある。
本発明は、各インバータの直流電圧差による電流の変動
を抑制するために、各インバータのM流入力端間に交流
リアクトルとしての相間リアクトルを用いたことを特徴
としている。
第4図は本発明の具体的な一実施例を示したものである
図において、1〜6、および9〜11は第2図の構成部
品と同じである。
12,13はインバータ4と9の直流電圧差による電流
の変動を抑制するための相間リアクトルである。
相間リアクトル12,13は中間点で直流リアクトル3
と6に接続される。
第2図同様、インバータ4はインバータ9に対して30
度進むように制御する。
この時、相間リアクトル12,13にどのような電圧が
印加されるかを検討する。
第5図にその結果を示す。
第1の変圧器10の一次側(インバータ4の出力側)の
電圧を第5図Aに示すように■uj■■9vwとすると
、第2の変圧器11の一次側(インバータ9の出力側)
の電圧はVu、Vv。
■ッよりも30度遅れの電圧となる。
電動機5の力率角をψ(遅れ)とすると、インバータ4
の直流電圧vdeは第5図Bに示すようになる。
一方、インバータ9の場合、交流電圧がAに示したV
u )■vtvwより30度遅れの電圧であり、しかも
インバータ4より30度遅れで制御されるので、この直
流電圧vf2はBに示すように”deより30度遅れた
全く同じ波形となる。
相間リアクトル12と13に印加される電圧波形vdf
、Ve2はvdeとVf、の差の電圧波形となるので、
第5図Cに示すような波形となる。
Cに示した電圧波形はインバータ動作周波数の6倍の周
波数の交流電圧となっている。
従って、この相間リアクトル。12.13は交流リアク
トルとして製作することができ、直流リアクトルに比べ
非常に小さくなる。
第5図Cに示した電圧を相間リアクトル12と13のイ
ンダクタンス値で吸収し、この電圧による電流の変動を
抑制することになる。
相間リアクトル12.13はインバータ4とインバータ
9の直流電圧差による電流の変動を抑制することはでき
るが、コンバータ2とインバータ4あるいはインバータ
9との直流電圧による電流の脈動を抑制する効果はない
この電流の脈動を抑制するために直流リアクトル3と6
を接続している。
ただし、この直流リアクトル3と6のインダクタンス値
は第2図の直流リアクトル3,6,7,8のインダクタ
ンス値に比べ非常に小さなものでよく、この直流リアク
トルも小さくすることができる。
本発明の一実施例によれば、各インバータ間の直流電圧
の差による電流の変動を抑制するため、直流リアクトル
の代りに交流リアクトルとして製作可能な相間リアクト
ルを用いているので、装置全体を格段に小形化できる効
果があり、しかも価格の低減にも寄与する。
第6図は本発明の他の具体的な実施例を示すものである
第4図と異なる点は、直流リアクトル3と6を1個の直
流リアクトル3にまとめたものである。
第6図の直流リアクトル3のインダクタンス値は第4図
の直流リアクトル3と6のインダクタンス値の和に等し
くする必要があるが、2個を1個にまとめているので、
第4図に比べ小型化することができる。
第7図は本発明の更に他の実施例を示したものである。
第7図の場合、第4図の直流リアクトル3.6を1個の
直流リアクトル3に、相間リアクトル12.13を1個
の相間リアクトル12にまとめたものである。
この場合、直流リアクトル3のインダクタンス値は第4
図の直流リアクトル3と6のインダクタンス値の和に、
相間リアクトル12のインダクタンス値は第4図におけ
る相間リアクトル12と13のインダクタンス値の和に
等しくする必要があるが、直流リアクトルと相間リアク
トルが各々1個になっているので、第4図に比べ更に小
型化、及び低価格化できる効果がある。
また、部品数が少なくなるので信頼性も向上する。
本発明によれば、直流リアクトルの代りに交流リアクト
ルとして製作可能な相間リアクトルを用いているので、
装置全体を小型化することができ、安価な多重式電流形
インバータを提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な電流形インバータの基本構成図、第2
図は従来の多重式電流形インバータの構成図、第3図は
第2図の動作を説明するための各部の電流波形、第4図
は本発明の実施例を示す構成図、第5図は第4図の動作
を説明するための各都電圧波形、第6図は本発明の他の
実施例を示す構成図、第7図は本発明の更に他の実施例
を示す構成図である。 1・・・交流電源、2・・・コンバータ、3・・・直流
リアクトル、4・・・インバータ、5・・・交流電動機
、6〜8・・・直流リアクトル、12〜13・・・相間
リアクトル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 直流を交流に変換する第1と第2の電流形インバー
    タ、該第1の電流形インバータの交流出力端に接続され
    る第1の変圧器、該第2の電流形インバータの交流出力
    端に接続される第2の変圧器とを設け、該第1及び第2
    の変圧器の巻線で、前記第1及び第2の電流形インバー
    タに接続される巻線とは別の巻線を共通に接続すること
    により、負荷に交流電力を供給する多重式電流形インバ
    ータニおいて、前記第1及び第2の電流形インバータの
    直流入力端の間に少なくとも1つの相間リアクトルを接
    続し、該相聞リアクトルの中間点に少なくとも1つの直
    流リアクトルを接続し、該直流リアクトルの端子で前記
    相聞リアクトルの中間点に接続される端子とは別の端子
    を共通の直流電源に接続したことを特徴とする多重式電
    流イーンバータ装置。
JP53152099A 1978-12-11 1978-12-11 多重式電流形インバ−タ装置 Expired JPS5840429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53152099A JPS5840429B2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 多重式電流形インバ−タ装置

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JP53152099A JPS5840429B2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 多重式電流形インバ−タ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5579684A JPS5579684A (en) 1980-06-16
JPS5840429B2 true JPS5840429B2 (ja) 1983-09-06

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ID=15533019

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JP53152099A Expired JPS5840429B2 (ja) 1978-12-11 1978-12-11 多重式電流形インバ−タ装置

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JP (1) JPS5840429B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546533U (ja) * 1991-12-02 1993-06-22 小松フォークリフト株式会社 産業車両のアクセルペダル装置
JPH0540281Y2 (ja) * 1986-12-17 1993-10-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0546533U (ja) * 1991-12-02 1993-06-22 小松フォークリフト株式会社 産業車両のアクセルペダル装置

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JPS5579684A (en) 1980-06-16

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