JPS5840376A - 皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表面に形成する方法 - Google Patents
皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表面に形成する方法Info
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- JPS5840376A JPS5840376A JP13900281A JP13900281A JPS5840376A JP S5840376 A JPS5840376 A JP S5840376A JP 13900281 A JP13900281 A JP 13900281A JP 13900281 A JP13900281 A JP 13900281A JP S5840376 A JPS5840376 A JP S5840376A
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- Japan
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- coarse particles
- synthetic resin
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発1明は表面に皺模様を有する合成樹脂被膜を形成す
る方法に関するものである。
る方法に関するものである。
手袋、靴下などの布製品そ0@0製品素材の表面所要部
に合成樹脂被膜を層着して、補強、防水効果を付与する
七2もに装飾効果をも付与することは手袋、袋物業界を
はじめ各業界において広く行われているところであるが
、その合成樹脂被膜は表面が平滑であるのを普通とする
丸め滑シャすいうえ美観にも乏しい難点がある。
に合成樹脂被膜を層着して、補強、防水効果を付与する
七2もに装飾効果をも付与することは手袋、袋物業界を
はじめ各業界において広く行われているところであるが
、その合成樹脂被膜は表面が平滑であるのを普通とする
丸め滑シャすいうえ美観にも乏しい難点がある。
本発明は前記のような難点のない合成樹脂被験を容易に
形成することのできる表面に皺模様を有する合成樹脂被
験を形成する方法を目的として完成された亀ので、製品
素材の表面所要部に塩化ビニール樹脂のプフスチゾpt
九はオルガノゾpのめ膜を形成したうえ該!!!膜の表
面所要部に塩化ビニ−〜111INの粗粒子を隙間なく
薄層状に付着させて600℃以上の高熱下において数秒
間加熱し、その後通常のゲル化温度でゲル化させること
を特徴とするものである。
形成することのできる表面に皺模様を有する合成樹脂被
験を形成する方法を目的として完成された亀ので、製品
素材の表面所要部に塩化ビニール樹脂のプフスチゾpt
九はオルガノゾpのめ膜を形成したうえ該!!!膜の表
面所要部に塩化ビニ−〜111INの粗粒子を隙間なく
薄層状に付着させて600℃以上の高熱下において数秒
間加熱し、その後通常のゲル化温度でゲル化させること
を特徴とするものである。
本発明における製品素材としては主としてメリヤス創成
いは織物製の手袋1袋物その他布製品素材が用いられる
が、布製品素材に限定されることはなく、この製品素材
は保形され九状態としたうえその表面所要部に塩化ビニ
ーρ樹脂のプフスチゾ〜またはオルガノゾルのt11#
を浸漬或いは塗布、流しがけなどOII知の手段により
形成する。次いで、このブラスチゾ#またはオルガノゾ
w ID拳膜の表面所要部すなわちその全部または一部
に樵化ビニ−μ樹騙の粗粒子を隙間なく薄層状に付着さ
せる。この塩化ビニ−A/flI!Ijの粗粒子の粒度
は特に限定されることはないが、その目的からして10
メツVユバス前後のものが好ましい。そして、こO粗粒
子はデラスチゾsItたはオpガノゾpの*g中に一部
は埋没されるが一部は表面上に単に付着され九状轢をと
らせる0続いて、これをガスバーナや赤外線に一部等に
より400℃以上好ましくは100−1000℃の高熱
で数秒間加熱すれば、デツスチゾA/まえはオルガノゾ
A/10塗膜の表面付近は粗粒子が薄層状に付着してい
るため流動性が少ないのに対し、その下の部分は流動性
があるため高熱による数秒間の急速加熱により粗粒子が
付着している表面付近のみはゲル化を始めるが、内部は
粗粒子によシ熱の浸透が不規則なため膨張も不均一とな
シ、さらに、表面の温度上外は急激であるため可塑剤の
移行に甚く不均一な膨張も起シ、この2つの不均一な膨
張により表面には粗粒子によって平滑さを欠いた不規則
な皺模様が形成されることとなるから、これを一旦冷却
するか冷却することなく通常のゲル化温度である780
℃〜コSO℃の空気浴中に10−λO分間装いてゲル化
すれば1表面に粗粒子によって粗面化された皺模様を有
する合成樹脂被膜が形成されることとなる。なお、最初
の加熱条件を600℃以上で数秒間としたのは、 60
0℃以下であっては粗粒子が付着している塗膜の表面付
近のみのゲル化をamに行うことができず、もし、30
0℃以下でゲル化が行われる時間加熱すると塗膜の表面
付近のみならず内部までもゲル化が進行して均一な膨張
となって所期の皺模様が形成されないからである。
いは織物製の手袋1袋物その他布製品素材が用いられる
が、布製品素材に限定されることはなく、この製品素材
は保形され九状態としたうえその表面所要部に塩化ビニ
ーρ樹脂のプフスチゾ〜またはオルガノゾルのt11#
を浸漬或いは塗布、流しがけなどOII知の手段により
形成する。次いで、このブラスチゾ#またはオルガノゾ
w ID拳膜の表面所要部すなわちその全部または一部
に樵化ビニ−μ樹騙の粗粒子を隙間なく薄層状に付着さ
せる。この塩化ビニ−A/flI!Ijの粗粒子の粒度
は特に限定されることはないが、その目的からして10
メツVユバス前後のものが好ましい。そして、こO粗粒
子はデラスチゾsItたはオpガノゾpの*g中に一部
は埋没されるが一部は表面上に単に付着され九状轢をと
らせる0続いて、これをガスバーナや赤外線に一部等に
より400℃以上好ましくは100−1000℃の高熱
で数秒間加熱すれば、デツスチゾA/まえはオルガノゾ
A/10塗膜の表面付近は粗粒子が薄層状に付着してい
るため流動性が少ないのに対し、その下の部分は流動性
があるため高熱による数秒間の急速加熱により粗粒子が
付着している表面付近のみはゲル化を始めるが、内部は
粗粒子によシ熱の浸透が不規則なため膨張も不均一とな
シ、さらに、表面の温度上外は急激であるため可塑剤の
移行に甚く不均一な膨張も起シ、この2つの不均一な膨
張により表面には粗粒子によって平滑さを欠いた不規則
な皺模様が形成されることとなるから、これを一旦冷却
するか冷却することなく通常のゲル化温度である780
℃〜コSO℃の空気浴中に10−λO分間装いてゲル化
すれば1表面に粗粒子によって粗面化された皺模様を有
する合成樹脂被膜が形成されることとなる。なお、最初
の加熱条件を600℃以上で数秒間としたのは、 60
0℃以下であっては粗粒子が付着している塗膜の表面付
近のみのゲル化をamに行うことができず、もし、30
0℃以下でゲル化が行われる時間加熱すると塗膜の表面
付近のみならず内部までもゲル化が進行して均一な膨張
となって所期の皺模様が形成されないからである。
このようにして得られた製品は1例えば布製の手袋にあ
ってはその表面所要部に皺模様を有する合成樹脂被膜が
形成されていることによって補強、防水効果を発揮する
ばかりでなく、その表面は粗粒子によって粗面化した皺
模様のために滑シ難く且つ興趣深い美観を呈する。なお
、塩化ビニール樹脂の粗粒子を塩化ビニール樹脂のデフ
スチゾ、II/lたはオμガノゾA10塗膜と異色のも
のとじておけば、装飾効果は一層優れたものとなる。
ってはその表面所要部に皺模様を有する合成樹脂被膜が
形成されていることによって補強、防水効果を発揮する
ばかりでなく、その表面は粗粒子によって粗面化した皺
模様のために滑シ難く且つ興趣深い美観を呈する。なお
、塩化ビニール樹脂の粗粒子を塩化ビニール樹脂のデフ
スチゾ、II/lたはオμガノゾA10塗膜と異色のも
のとじておけば、装飾効果は一層優れたものとなる。
以上の説明によって明らかなように、本発明は滑シ止め
効果と装飾効果に優れた皺編様付の合成樹脂被膜を塩化
ビニ−〜樹脂のプラスチゾlL/ま友はオ〜ガノゾpの
ゲル化工程鋳において塩化ビニール樹脂O粗粒子を付着
させたうえ極く短時間高熱に曝するという簡単な方法で
容易に得ることができるもので、産業の発展に寄与する
ところ極めて大なものである。
効果と装飾効果に優れた皺編様付の合成樹脂被膜を塩化
ビニ−〜樹脂のプラスチゾlL/ま友はオ〜ガノゾpの
ゲル化工程鋳において塩化ビニール樹脂O粗粒子を付着
させたうえ極く短時間高熱に曝するという簡単な方法で
容易に得ることができるもので、産業の発展に寄与する
ところ極めて大なものである。
実施例1
布製の手袋を素材としてこれに手袋型を保型として挿入
しておき、塩化ビ=−/I/@脂徽粉末lOO部(重量
部、以下同じ) 、 DOP / 39部、ステアリン
酸バリューふ一部よりなる黄色のオ〃ガノゾルを前記手
袋の表面全面に亘って均斉に瞼布法によシ付着させ1次
いで、この表面に粒度60メツVユバスの塩化ビニー〜
ItllF19j部、ペンガフ3部、ステアリン酸バリ
ューふ一部とよりなる粗粒子を隙間なく薄層状に均斉に
付着させたうえ100℃のガス烟で3秒間加熱し、急冷
後コOOしの空気浴中で10分間加熱ゲル化させる。
しておき、塩化ビ=−/I/@脂徽粉末lOO部(重量
部、以下同じ) 、 DOP / 39部、ステアリン
酸バリューふ一部よりなる黄色のオ〃ガノゾルを前記手
袋の表面全面に亘って均斉に瞼布法によシ付着させ1次
いで、この表面に粒度60メツVユバスの塩化ビニー〜
ItllF19j部、ペンガフ3部、ステアリン酸バリ
ューふ一部とよりなる粗粒子を隙間なく薄層状に均斉に
付着させたうえ100℃のガス烟で3秒間加熱し、急冷
後コOOしの空気浴中で10分間加熱ゲル化させる。
実施例コ
布製の手袋を素材としてこれに手袋型を保型として挿入
しておき、権化ビニー〃樹1I11ioo部。
しておき、権化ビニー〃樹1I11ioo部。
DOP / J O部、ステアリン駿バリュームJ部j
l)なる黄色のオ〜ガノゾμを流しかけ法にょシ前記手
袋の表面全面にぼって薄膜状に均斉に付着させ、次いで
、この表面に粒度60メツシユパスの塩化ビニ−μ樹脂
9j部、ベンガ93部、ステアリン酸バリュームコ部と
よシなる粗粒子を隙間なく薄層上に均斉に付着させたう
えqoo−too。
l)なる黄色のオ〜ガノゾμを流しかけ法にょシ前記手
袋の表面全面にぼって薄膜状に均斉に付着させ、次いで
、この表面に粒度60メツシユパスの塩化ビニ−μ樹脂
9j部、ベンガ93部、ステアリン酸バリュームコ部と
よシなる粗粒子を隙間なく薄層上に均斉に付着させたう
えqoo−too。
℃のガス畑に7秒間隔毎KO2秒づつ7□0回曝し、続
いてコOO℃の空気洛中で10分間加熱ゲル化させる。
いてコOO℃の空気洛中で10分間加熱ゲル化させる。
手続補正書(自発)
昭和37年l 月lq日
特許庁長官 島 1)春 樹 殿
1事件の表示
昭和3を年特許願* /39002 号3 補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住所(居所ン 三重県久居市明神町272コ番地4代
理 人 よ補正の対象 明 細 書 s、、、 、’ −′ 以上 用 細 書 1、発明の名称 皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表
面に形成する方法 2、特許請求の範囲 製品素材の表面所要部に塩化ビニ−lv′!M脂のプラ
スチゾルまたはオルガノズルの塗膜を形成したうえ該塗
膜の表面所要部に塩化ビニール樹脂の粗粒子を隙間なく
薄層状に付着させてtOO″C以上の高熱下において数
秒間加熱し、その後通常のゲル化温度でゲル化させるこ
とを特徴とする皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表面
に形成する方法3、明の詳細な説明 面に形成する方法に関するものである。
する者 事件との関係 特許出願人 住所(居所ン 三重県久居市明神町272コ番地4代
理 人 よ補正の対象 明 細 書 s、、、 、’ −′ 以上 用 細 書 1、発明の名称 皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表
面に形成する方法 2、特許請求の範囲 製品素材の表面所要部に塩化ビニ−lv′!M脂のプラ
スチゾルまたはオルガノズルの塗膜を形成したうえ該塗
膜の表面所要部に塩化ビニール樹脂の粗粒子を隙間なく
薄層状に付着させてtOO″C以上の高熱下において数
秒間加熱し、その後通常のゲル化温度でゲル化させるこ
とを特徴とする皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表面
に形成する方法3、明の詳細な説明 面に形成する方法に関するものである。
手袋、靴下などの布製品その他の製品素材の表面所要部
に合成樹脂被膜を層着して補強、防水効果を付与すると
ともに装飾効果をも付与することは手袋、袋物業界をは
じめ各業界において広く行われているところであるが、
その合成樹脂被膜は表面が平滑であるのを普通とするた
め滑りやすいうえ美観にも乏しい難点がある。
に合成樹脂被膜を層着して補強、防水効果を付与すると
ともに装飾効果をも付与することは手袋、袋物業界をは
じめ各業界において広く行われているところであるが、
その合成樹脂被膜は表面が平滑であるのを普通とするた
め滑りやすいうえ美観にも乏しい難点がある。
本発明は前記のような難点のない合成樹脂被膜を容易に
形成することのできる皺模様を有する合成樹脂被膜°を
製品表面に形成する方法を目的として完成されたもので
,製品素材の表面所要部に塩化ビニール樹脂のプラスチ
ゾルまたはオルガノゾルの塗膜を形成したうえ該塗膜の
表面所要部に塩化ビニー,/I/st脂の粗粒子を隙間
なく薄層状に付着させて600″C以上の高熱下におい
て数秒間加熱し、その後通常のゲル化温度でゲル化させ
ることを特徴とするものである。
形成することのできる皺模様を有する合成樹脂被膜°を
製品表面に形成する方法を目的として完成されたもので
,製品素材の表面所要部に塩化ビニール樹脂のプラスチ
ゾルまたはオルガノゾルの塗膜を形成したうえ該塗膜の
表面所要部に塩化ビニー,/I/st脂の粗粒子を隙間
なく薄層状に付着させて600″C以上の高熱下におい
て数秒間加熱し、その後通常のゲル化温度でゲル化させ
ることを特徴とするものである。
本発明における製品素材としては主としてメリヤス創成
いは織物製の手袋、袋物その地布製品素材が用いられる
が、布製品素材に限定されることはなく、この製品素材
は保形され良状態としたうえその表面所要部に塩化ビニ
ール樹脂の7°ラスチゾルまたはオルガノゾルの塗膜を
浸漬或いは塗布、流しかけなどの周知の手段により形成
する。次いで,この1ラスチゾルまたはオルガノゾ〃の
塗膜の表面所要部すなわちその全部または一部に塩化ビ
ニール樹脂O粗粒子を隙間なく薄層状に付着させる.こ
の塩化ビニール樹脂の粗粒子の粒度は特に限定されるこ
とはないが、その目的からして≦Oメッシュバス前後の
ものが好ましい。そして、とO粗粒子はプラスチン〜ま
たはオルガノゾルO塗膜中に一部社埋没されるが一部は
表面上に単に付着されたa.aをとらせる。続いて、こ
れをガスバーナや赤外線ヒータ等によりtoo℃以上好
ましくはzoo−iooo℃の高熱で2〜l秒間程度加
熱すれば、プラスチゾルまたはオルガノゾルの塗膜の表
面付近れ粗粒子が薄層状に付着しているため流動性が少
ないのに対し、その下の部分は流動性があるため高熱に
よる数秒間の急速加熱により粗粒子が付着している表面
付近のみはゲル化を始めるが,内部は粗粒子により熟の
浸透が不規則なため膨張も不均一となり、さらに、表面
の温度上昇は急激であるため可塑剤の移行に基く不均一
な膨張も起シ、この2つの不均一な膨張により表11K
ti粗粒子によって平滑さを欠いた不規則な皺模様が形
成されることとなるから、これを一旦冷却するか冷却す
ることなく必要に応じ皺寄せを助長するためaOP中に
浸したうえ通常のゲル化濤膚である/lO”c−2jO
”Cの空気i中に10〜20分間置いて装ル化すれば、
表面に粗粒子によって粗面化された皺模様を有する合成
樹脂被膜が形成されることとなる。なお、最初の加熱条
件を乙OO″C以上で数秒間としたのは、tOO″C以
下であっては粗粒子が付着している塗膜の表面付近のみ
のゲル化を適確に行うことができす、もし、100″C
以下でゲル化が行われる時間加熱すると塗膜の表面付近
のみならす内部までもゲル化が進行して均一な膨張とな
って所期の皺模様が形成されないからである。
いは織物製の手袋、袋物その地布製品素材が用いられる
が、布製品素材に限定されることはなく、この製品素材
は保形され良状態としたうえその表面所要部に塩化ビニ
ール樹脂の7°ラスチゾルまたはオルガノゾルの塗膜を
浸漬或いは塗布、流しかけなどの周知の手段により形成
する。次いで,この1ラスチゾルまたはオルガノゾ〃の
塗膜の表面所要部すなわちその全部または一部に塩化ビ
ニール樹脂O粗粒子を隙間なく薄層状に付着させる.こ
の塩化ビニール樹脂の粗粒子の粒度は特に限定されるこ
とはないが、その目的からして≦Oメッシュバス前後の
ものが好ましい。そして、とO粗粒子はプラスチン〜ま
たはオルガノゾルO塗膜中に一部社埋没されるが一部は
表面上に単に付着されたa.aをとらせる。続いて、こ
れをガスバーナや赤外線ヒータ等によりtoo℃以上好
ましくはzoo−iooo℃の高熱で2〜l秒間程度加
熱すれば、プラスチゾルまたはオルガノゾルの塗膜の表
面付近れ粗粒子が薄層状に付着しているため流動性が少
ないのに対し、その下の部分は流動性があるため高熱に
よる数秒間の急速加熱により粗粒子が付着している表面
付近のみはゲル化を始めるが,内部は粗粒子により熟の
浸透が不規則なため膨張も不均一となり、さらに、表面
の温度上昇は急激であるため可塑剤の移行に基く不均一
な膨張も起シ、この2つの不均一な膨張により表11K
ti粗粒子によって平滑さを欠いた不規則な皺模様が形
成されることとなるから、これを一旦冷却するか冷却す
ることなく必要に応じ皺寄せを助長するためaOP中に
浸したうえ通常のゲル化濤膚である/lO”c−2jO
”Cの空気i中に10〜20分間置いて装ル化すれば、
表面に粗粒子によって粗面化された皺模様を有する合成
樹脂被膜が形成されることとなる。なお、最初の加熱条
件を乙OO″C以上で数秒間としたのは、tOO″C以
下であっては粗粒子が付着している塗膜の表面付近のみ
のゲル化を適確に行うことができす、もし、100″C
以下でゲル化が行われる時間加熱すると塗膜の表面付近
のみならす内部までもゲル化が進行して均一な膨張とな
って所期の皺模様が形成されないからである。
このようにして得られた製品は1例えは布製の手袋にあ
ってはその表面所要部に皺模様を有する合成樹脂被膜が
形成されていることによって補強、防水効果を発揮する
ばかシでなく、その表面は粗粒子によって粗面化した皺
模様のために滑Dllく且つ興趣深い美観を呈する・な
お、塩化とニール樹脂の粗粒子を塩化ビニール樹脂の1
ラスチゾルまたはオルガノゾルの塗膜と異色のものとし
ておけば、装飾効果は一層優れたものとなる。
ってはその表面所要部に皺模様を有する合成樹脂被膜が
形成されていることによって補強、防水効果を発揮する
ばかシでなく、その表面は粗粒子によって粗面化した皺
模様のために滑Dllく且つ興趣深い美観を呈する・な
お、塩化とニール樹脂の粗粒子を塩化ビニール樹脂の1
ラスチゾルまたはオルガノゾルの塗膜と異色のものとし
ておけば、装飾効果は一層優れたものとなる。
以上の説明によって明らかなように、本発明は滑シ止め
効果と装飾効!に優れた皺模様材の合成樹脂被膜を塩化
ビニール樹脂の1ラスチゾ〜またはオルガノゾルのゲル
化工程前において塩化ビニール樹脂の粗粒子を付着させ
たうえ極く短時間高熱に曝するという簡単な方法で容易
に得ることができるもので、産業の発展に寄与するとこ
ろ極めて大なものである。
効果と装飾効!に優れた皺模様材の合成樹脂被膜を塩化
ビニール樹脂の1ラスチゾ〜またはオルガノゾルのゲル
化工程前において塩化ビニール樹脂の粗粒子を付着させ
たうえ極く短時間高熱に曝するという簡単な方法で容易
に得ることができるもので、産業の発展に寄与するとこ
ろ極めて大なものである。
実施例1
布製の手袋を索材としてこれに手袋型を保型として挿入
しておき、塩化ビニール樹脂微粉末100部(重量部、
以下同じ)、DOP130部、ステアリン酸パリューム
2部よシなる黄色のオルガノゾ〜を前記手袋の表面全面
に亘って均斉に塗布法によシ付着させ、次いで、この表
面に粒度60メツシユバスの塩化ビニール樹脂? j部
、ベンガラ3部、ステアリン−パリニーム2部とよシな
る粗粒子を隙間なく薄層状に均斉に付着させたうえlO
O″COガス焔で5秒間加熱し、急冷後200”Cの空
気洛中で10分間加熱ゲル化させる。
しておき、塩化ビニール樹脂微粉末100部(重量部、
以下同じ)、DOP130部、ステアリン酸パリューム
2部よシなる黄色のオルガノゾ〜を前記手袋の表面全面
に亘って均斉に塗布法によシ付着させ、次いで、この表
面に粒度60メツシユバスの塩化ビニール樹脂? j部
、ベンガラ3部、ステアリン−パリニーム2部とよシな
る粗粒子を隙間なく薄層状に均斉に付着させたうえlO
O″COガス焔で5秒間加熱し、急冷後200”Cの空
気洛中で10分間加熱ゲル化させる。
実施例コ
布製の手袋を素材としてこれに手袋型を保型として挿入
しておき、塩化ビ=−/L/lli脂10016、DO
P / 30部、ステアリン酸パリューム2部よりなる
黄色のオルガノゾルな流しかけ法によシ前記手袋の表面
全面に亘って薄膜状に均斉に付着きせ、次いで、この表
面に粒度60メツシユ/<スの塩化ビニール樹脂95部
、ベンガラ3部、ステアリン酸/(jJ ニーム2部と
よシなる粗粒子を隙間なく薄層上に均斉に付着させたう
えqoo−ioo。
しておき、塩化ビ=−/L/lli脂10016、DO
P / 30部、ステアリン酸パリューム2部よりなる
黄色のオルガノゾルな流しかけ法によシ前記手袋の表面
全面に亘って薄膜状に均斉に付着きせ、次いで、この表
面に粒度60メツシユ/<スの塩化ビニール樹脂95部
、ベンガラ3部、ステアリン酸/(jJ ニーム2部と
よシなる粗粒子を隙間なく薄層上に均斉に付着させたう
えqoo−ioo。
°Cのガス焔に1秒間隔部に02秒づつ10回曝し、続
いてコOO℃の空気洛中で10分間加熱ゲル化さゼる。
いてコOO℃の空気洛中で10分間加熱ゲル化さゼる。
Claims (1)
- 製品素材の表面所要部に種化ビニーμ樹脂のデフスチゾ
sttたはオルガノゾルの塗膜を形成したうえ該瞼@O
表面所要部に塩化ビニール樹脂の粗粒子を隙間なく薄層
状に付着させて600℃以上の高熱下において数秒間加
熱し、その後通常のゲル化温度でゲル化させることを特
徴とする表面に皺模様を有する合成樹脂被膜をWIj成
する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900281A JPS5840376A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表面に形成する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13900281A JPS5840376A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表面に形成する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840376A true JPS5840376A (ja) | 1983-03-09 |
JPS6227868B2 JPS6227868B2 (ja) | 1987-06-17 |
Family
ID=15235175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13900281A Granted JPS5840376A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | 皺模様を有する合成樹脂被膜を製品表面に形成する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840376A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4764411A (en) * | 1985-07-22 | 1988-08-16 | Courtoy Jean Francois | Process for the production of coverings exhibiting a cracked appearance and the product obtained therefrom |
JPH06166901A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-06-14 | I Appel Corp | パンティーアンダーガーメント |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0711465Y2 (ja) * | 1990-03-22 | 1995-03-15 | 株式会社椿本チエイン | クリーンルーム内のワーク置板の塵埃舞上り防止構造 |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13900281A patent/JPS5840376A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4764411A (en) * | 1985-07-22 | 1988-08-16 | Courtoy Jean Francois | Process for the production of coverings exhibiting a cracked appearance and the product obtained therefrom |
JPH06166901A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-06-14 | I Appel Corp | パンティーアンダーガーメント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6227868B2 (ja) | 1987-06-17 |
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