JPS5833323Y2 - 操作機構 - Google Patents
操作機構Info
- Publication number
- JPS5833323Y2 JPS5833323Y2 JP1976039701U JP3970176U JPS5833323Y2 JP S5833323 Y2 JPS5833323 Y2 JP S5833323Y2 JP 1976039701 U JP1976039701 U JP 1976039701U JP 3970176 U JP3970176 U JP 3970176U JP S5833323 Y2 JPS5833323 Y2 JP S5833323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft member
- lever
- shaft
- guide
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えばバタフライ弁、ダンパーなど900
作動形バルブの開閉を行う操作機構に関するもので、ネ
ジ・リンク・レバ一式の機構を簡素かつ円滑にしようと
するものである。
作動形バルブの開閉を行う操作機構に関するもので、ネ
ジ・リンク・レバ一式の機構を簡素かつ円滑にしようと
するものである。
一般に、此の種の弁およびダンパーは大口径の管におい
て、板状の弁を流体の流れに平行(開状態)もしくは直
角に保持(閉状態)して、流体の流れを制御するように
なっている。
て、板状の弁を流体の流れに平行(開状態)もしくは直
角に保持(閉状態)して、流体の流れを制御するように
なっている。
したがって開閉時および閉状態では、板状弁は相当大き
な力を受けるため、開閉には入力を1回転以上の多回転
数とし、出力を約90’回転力とする操作機構(オペレ
ータ)を使用し、トルク増幅を行うようになっている。
な力を受けるため、開閉には入力を1回転以上の多回転
数とし、出力を約90’回転力とする操作機構(オペレ
ータ)を使用し、トルク増幅を行うようになっている。
この操作機構には、ウオームギヤ方式多段平歯車力式も
しくはネジ・リンク・レバ一式が使用されてきた。
しくはネジ・リンク・レバ一式が使用されてきた。
このネジ・リンク・レバ一式の機構はネジとナツトの螺
合作用によって軸材を移動させ、この軸材に設けられた
ピンと開閉弁と連結されているレバーとの係合関係によ
り、弁の開閉を制御するものである。
合作用によって軸材を移動させ、この軸材に設けられた
ピンと開閉弁と連結されているレバーとの係合関係によ
り、弁の開閉を制御するものである。
しかしながら従来の構成のものではトルク増幅比を高め
るためには機構が複雑となり部品点数も多くなり、軸材
に曲げ荷重が作用するという問題もあった。
るためには機構が複雑となり部品点数も多くなり、軸材
に曲げ荷重が作用するという問題もあった。
この考案は上述した問題を解決し、簡単な構成で円滑に
弁の開閉制御を行うようにしたものであり、その構成の
要旨とするところは、軸材の軸側面に摺接して移動力向
に規制案内するとともにこの軸材が曲げを防止しながら
円滑に移動させるガイドを設けるとともに、機構をガイ
ドのケースに収容し封入する蓋としての蓋盤と、レバー
片とを一定の間隙(溝)を有して一体的に構成し、この
間隙に軸材の一部が嵌めこまれ、また軸材の割り溝にレ
バーを嵌めこむように組立係合させてこの係合機構を筒
路な蓋にて封入するようにしたところにある。
弁の開閉制御を行うようにしたものであり、その構成の
要旨とするところは、軸材の軸側面に摺接して移動力向
に規制案内するとともにこの軸材が曲げを防止しながら
円滑に移動させるガイドを設けるとともに、機構をガイ
ドのケースに収容し封入する蓋としての蓋盤と、レバー
片とを一定の間隙(溝)を有して一体的に構成し、この
間隙に軸材の一部が嵌めこまれ、また軸材の割り溝にレ
バーを嵌めこむように組立係合させてこの係合機構を筒
路な蓋にて封入するようにしたところにある。
以下図面について本考案の1実施例の操作機構を説明す
る。
る。
第1図および第2図において、1は入力の回転動が伝達
されるナツト部材、2はナツト部材1の回転により第1
図において上下刃向に直線移動する軸材で、ナツト部材
1と螺合するネジ部2とそれ以外の丸棒形状部3とを備
えている。
されるナツト部材、2はナツト部材1の回転により第1
図において上下刃向に直線移動する軸材で、ナツト部材
1と螺合するネジ部2とそれ以外の丸棒形状部3とを備
えている。
4はケースに設けられた軸材2の直線移動力向を規正す
るガイド面であって軸材2の丸棒形状部3のほぼ半周を
包み、軸材2はこのガイド4の内面を上下に摺動する。
るガイド面であって軸材2の丸棒形状部3のほぼ半周を
包み、軸材2はこのガイド4の内面を上下に摺動する。
5は出力軸、6は軸材2の縦割り溝を貫通して配設され
たピン、7は軸材2の丸棒形状部3に設けられた縦割り
溝、8は軸材移動方向の外力にある出力軸5に係合され
たレバ一部で、レバー片8′および着盤8′により構成
されている。
たピン、7は軸材2の丸棒形状部3に設けられた縦割り
溝、8は軸材移動方向の外力にある出力軸5に係合され
たレバ一部で、レバー片8′および着盤8′により構成
されている。
着盤8“はレバー片8′に対して一定の間隙を有して一
体的に形成されており、ガイド4と一体の枠ケース4に
嵌着され操作機構を封入する。
体的に形成されており、ガイド4と一体の枠ケース4に
嵌着され操作機構を封入する。
9はレバー片8′の端部に設けられた切込溝で出力軸5
のピン6を摺接する。
のピン6を摺接する。
この切込溝9は第3図の切込溝9断面説明図に示された
ようにその角(肩部)は予め丸みをもった面取りが施さ
れ、ピン6と切込溝9とはその接触が線状でその面圧が
非常に高くなって、切込み溝9の面が変形して軸材2の
縦割り溝7の内面に焼きつくことを防止している。
ようにその角(肩部)は予め丸みをもった面取りが施さ
れ、ピン6と切込溝9とはその接触が線状でその面圧が
非常に高くなって、切込み溝9の面が変形して軸材2の
縦割り溝7の内面に焼きつくことを防止している。
軸材2が上下方向に移動されると、ピン6によりレバー
片8′を介して出力軸5がそれぞれ右または左に回転さ
れるが、ピン6の移動行程の両端に近づくに従って、分
力が犬となり、弁の全開ならびに全閉状態において出力
軸5に加わるトルクが増加する。
片8′を介して出力軸5がそれぞれ右または左に回転さ
れるが、ピン6の移動行程の両端に近づくに従って、分
力が犬となり、弁の全開ならびに全閉状態において出力
軸5に加わるトルクが増加する。
なお、レバー片8′は軸材2の縦割り溝7内に入り込ん
でいるので軸材2の回転止めとしての機能をもち、ナツ
ト部材1の回転にともなう軸材2の共回転を防止してい
る。
でいるので軸材2の回転止めとしての機能をもち、ナツ
ト部材1の回転にともなう軸材2の共回転を防止してい
る。
なお、また出力軸5のボス部周面は軸材2に摺接してお
り、出力軸5の回転反力に抗してレバー片8′をピン6
が回転させる際、軸材2はナツト部材1と出力軸5(ボ
ス部周面)で支承されて軸材2の出力軸5方向への変位
が防止されており、これと反対方向の出力軸5のラジア
ル方向への軸材2の変位はガイド4により支承されてい
る。
り、出力軸5の回転反力に抗してレバー片8′をピン6
が回転させる際、軸材2はナツト部材1と出力軸5(ボ
ス部周面)で支承されて軸材2の出力軸5方向への変位
が防止されており、これと反対方向の出力軸5のラジア
ル方向への軸材2の変位はガイド4により支承されてい
る。
したがって、いわゆるコゼなどによる作動不良がなく出
力軸5への回転力変換はきわめて円滑におこなわれる。
力軸5への回転力変換はきわめて円滑におこなわれる。
またこの4案では、レバー片8′と着盤8“とは一体的
に形成されている。
に形成されている。
そして、レバ一部8と軸材2とを相互に入り組ませて構
成され着盤8“は伺ら取付器具を必要とせすにガイド4
と一体の枠ケース4に嵌着できる。
成され着盤8“は伺ら取付器具を必要とせすにガイド4
と一体の枠ケース4に嵌着できる。
さらに出力軸5の回転角は弁の開閉の場合は90’が必
要であり、上記実施例のものはこの要求に充分に合致し
うるが、本考案のものは90’以下の回転出力に対して
も上記と全く同様に実施できる。
要であり、上記実施例のものはこの要求に充分に合致し
うるが、本考案のものは90’以下の回転出力に対して
も上記と全く同様に実施できる。
本考案の効果は、例えば弁の全開・全開位置によって出
力トルクが最大となるとともに、中間位置等において減
圧比が減少し、動作の迅速化を計り、かつ、コゼなどに
よる動作不良、特に出力軸側への軸材の変位防止に特別
の支承部材を設けず出力軸の周面乃至はボス部周面を利
用して円滑な動作を保障する。
力トルクが最大となるとともに、中間位置等において減
圧比が減少し、動作の迅速化を計り、かつ、コゼなどに
よる動作不良、特に出力軸側への軸材の変位防止に特別
の支承部材を設けず出力軸の周面乃至はボス部周面を利
用して円滑な動作を保障する。
さらに機構を収容し封入する蓋も筒路にして嵌着され部
分点数が少なく小形軽量の操作機構を提供しうるもので
ある。
分点数が少なく小形軽量の操作機構を提供しうるもので
ある。
第1図は本考案の1実施例の操作機構の縦断面図で第2
図のn−n’断面、第2図は第1図のI−I′断面の横
断面図、第3図は切込溝の説明断面図である。 1・・・・・・ナツト部材、2・・・・・・軸材、2L
・・・・ネジ部、3・・・・・・丸棒部、4・・・・・
・ガイド、5・・・・・・出力軸、6・・・・・・軸材
、7・・・・・・縦割り溝、8・・・・・・レバ一部、
8′・・・・・・レバー片、8ζ4・・・・着盤、9・
・・・・・切込溝。
図のn−n’断面、第2図は第1図のI−I′断面の横
断面図、第3図は切込溝の説明断面図である。 1・・・・・・ナツト部材、2・・・・・・軸材、2L
・・・・ネジ部、3・・・・・・丸棒部、4・・・・・
・ガイド、5・・・・・・出力軸、6・・・・・・軸材
、7・・・・・・縦割り溝、8・・・・・・レバ一部、
8′・・・・・・レバー片、8ζ4・・・・着盤、9・
・・・・・切込溝。
Claims (1)
- 軸方向の割り溝とこの割り溝を貫通して配設されたピン
とを有し軸方向に移動可能な軸材と、この軸材の軸側面
に摺接して移動力向を規制案内するとともに曲りを防止
するよう形成された円筒状ガイドと、先端部に前記軸材
のピンに係合摺動する切込溝が形成された1本のレバー
片と一定の間隙を有して付設された蓋盤とを一体的に構
成するとともに前記レバー片の揺動によって前記軸材の
移動を外力出力軸に伝えるためのレバ一部とを備え有し
、軸材とレバ一部とはその割り溝とレバー片とが互いに
嵌め合わされて係合し、これらがガイドと一体の枠ケー
スに収容されて前記蓋盤により封入されるようにしたこ
とを特徴とする操作機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976039701U JPS5833323Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 操作機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976039701U JPS5833323Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 操作機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52131587U JPS52131587U (ja) | 1977-10-06 |
JPS5833323Y2 true JPS5833323Y2 (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=28498865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976039701U Expired JPS5833323Y2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 操作機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833323Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4576982B2 (ja) * | 2004-11-09 | 2010-11-10 | 日本精工株式会社 | ボールねじ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS485046U (ja) * | 1971-06-04 | 1973-01-20 | ||
JPS4945425A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-30 |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP1976039701U patent/JPS5833323Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS485046U (ja) * | 1971-06-04 | 1973-01-20 | ||
JPS4945425A (ja) * | 1972-07-31 | 1974-04-30 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52131587U (ja) | 1977-10-06 |
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