JPS5832255B2 - フイ−ルドアスレチック施設用柱状資材 - Google Patents
フイ−ルドアスレチック施設用柱状資材Info
- Publication number
- JPS5832255B2 JPS5832255B2 JP51040569A JP4056976A JPS5832255B2 JP S5832255 B2 JPS5832255 B2 JP S5832255B2 JP 51040569 A JP51040569 A JP 51040569A JP 4056976 A JP4056976 A JP 4056976A JP S5832255 B2 JPS5832255 B2 JP S5832255B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- athletic facilities
- concrete
- synthetic resin
- column materials
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフィールドアスレチック施設用柱状資材に関す
るものである。
るものである。
近時、自然の山野の中で木に登る、ぶらさがる、木株を
跳びこえる、丸太をかつぐ、丸太のイカダに乗る等の原
始的な運動を行ない、自然環境の中で心身を鍛える新体
育システム即ち、フィールドアスレチックシステムの実
施が心豊かな人間性と頑健な肉体をつくる上で望ましい
とされ、この運動施設の建設が要請されている。
跳びこえる、丸太をかつぐ、丸太のイカダに乗る等の原
始的な運動を行ない、自然環境の中で心身を鍛える新体
育システム即ち、フィールドアスレチックシステムの実
施が心豊かな人間性と頑健な肉体をつくる上で望ましい
とされ、この運動施設の建設が要請されている。
この施設の建設は自然の地形をそのまま活用し、かつコ
ンクリート、鉄材等の自然環境、運動種目と適合しない
建築資材を使用せずに自然の丸太木材等を主体として建
設するのが望まれているが、自然の木材等の素材が不足
している今日、高価であるし、各種サイズの入手も困難
である。
ンクリート、鉄材等の自然環境、運動種目と適合しない
建築資材を使用せずに自然の丸太木材等を主体として建
設するのが望まれているが、自然の木材等の素材が不足
している今日、高価であるし、各種サイズの入手も困難
である。
更に自然の素材は朽ち易く、ヒビ割れ等を生ずるため耐
久性に乏しいし、強度も不揃いで施設の安全な利用の点
で問題がある。
久性に乏しいし、強度も不揃いで施設の安全な利用の点
で問題がある。
而してコンクリート、鉄材等の建設資材では上述の不向
きの面があるし、外観及び防錆上塗装する必要がある。
きの面があるし、外観及び防錆上塗装する必要がある。
本発明は上述のフィールドアスレチック施設の建設に適
した柱状資材を提供するものであって、その構成を図面
について次に説明する。
した柱状資材を提供するものであって、その構成を図面
について次に説明する。
第1図に示す様に、熱可塑性の合成樹脂例えば硬質の塩
化ビニール製の外筒1の内径孔内に、金属性の線材2を
挿通ずると共に、コンクリート又は発泡スチロール樹脂
等の充填材3を充填結合する。
化ビニール製の外筒1の内径孔内に、金属性の線材2を
挿通ずると共に、コンクリート又は発泡スチロール樹脂
等の充填材3を充填結合する。
外筒1は押出し加工機、又はこれと射出成型機を組み合
わせた専用機によって任意の径及び肉厚に特別の技術を
要することなく成形されるし、その際に着色もなされる
。
わせた専用機によって任意の径及び肉厚に特別の技術を
要することなく成形されるし、その際に着色もなされる
。
線材2は図示のように螺旋状に巻成されたものを用いる
ことが後述の曲げ加工及び配置の均−化等の点で有効で
ある。
ことが後述の曲げ加工及び配置の均−化等の点で有効で
ある。
この線材2の螺旋巻径は挿入上、外筒1の内径より若干
小径にする。
小径にする。
なお、線材2は普通の丸棒状の素材を螺旋巻成機によっ
て連続成形したものでよい。
て連続成形したものでよい。
そうして彎曲部を形成する場合は前記筒体を外部から加
熱して軟化させれば所望の形状に彎曲させて簡単に所望
の彎曲体を製作することが出来る。
熱して軟化させれば所望の形状に彎曲させて簡単に所望
の彎曲体を製作することが出来る。
又充填材3は製品が機械的、力学的強度等を主に必要と
される場合はコンクIJ−1を、また軽量性、浮力(例
えばイカダ組立用)を必要とされる場合は発泡スチロー
ル樹脂を選択使用する。
される場合はコンクIJ−1を、また軽量性、浮力(例
えばイカダ組立用)を必要とされる場合は発泡スチロー
ル樹脂を選択使用する。
外筒1及び線材2は工場で各種径及び長さの直状のもの
が量産される。
が量産される。
次に製造方法を説明する。外筒1内に螺旋状の線材2を
その開口一端から挿入すると共に、コンクリートを圧縮
空気により同開口端から圧送して充填させる。
その開口一端から挿入すると共に、コンクリートを圧縮
空気により同開口端から圧送して充填させる。
なお、発泡スチロル樹脂の充填時はその原液を線材2の
挿通後に適当に流し込んで発泡反応させる。
挿通後に適当に流し込んで発泡反応させる。
以上は直状の製品の製造についてであるが、第2図に例
示する曲状の製品を作るときは、前述の如く直状の外筒
1内に線材2を挿入した後、外筒を加熱軟化させて所望
の形状に曲げ、その状態で充填材3を上述のように充填
するのが望ましい。
示する曲状の製品を作るときは、前述の如く直状の外筒
1内に線材2を挿入した後、外筒を加熱軟化させて所望
の形状に曲げ、その状態で充填材3を上述のように充填
するのが望ましい。
この曲げ加工時、線材2が直棒状でなく螺旋状であれば
外筒と一体に曲がり、軸心に対して大きく偏位せず、軸
方向の配列間隔等が少し変化するのみで製品の補強、保
形上支障が生じない。
外筒と一体に曲がり、軸心に対して大きく偏位せず、軸
方向の配列間隔等が少し変化するのみで製品の補強、保
形上支障が生じない。
さて、構造物の組立においては、外筒1の継手が必要と
される。
される。
次にその継手方法を代表的な3つのタイプについて述べ
る。
る。
第3図は2本の異径パイプ状資材のT型接続例であり、
この場合は大径外筒1に小径外筒1の接続端と適合する
穴を穿設し、この穴内にそれを嵌挿し溶接して固着する
。
この場合は大径外筒1に小径外筒1の接続端と適合する
穴を穿設し、この穴内にそれを嵌挿し溶接して固着する
。
第4図は3本の同径外筒1のT型接続例、第5図は3本
の異径パイプ1のト型接続例を夫々示す。
の異径パイプ1のト型接続例を夫々示す。
4.4’、4“は継手筒であってこの各受口部に各外筒
1を挿入し、この嵌合部間を接着剤によに固着する。
1を挿入し、この嵌合部間を接着剤によに固着する。
継手筒4′、4“の嵌合部間も同様に固着する。
なお、第3図は各外筒1の接続後に線材2を挿通し、こ
の後に充填材3を連続状に充填した状態を示し、第4図
及び第5図は継手筒4,4’、4“のみによって既製の
資材を接続した状態を示すが、いずれの方法によっても
充分な接続強度が得られる。
の後に充填材3を連続状に充填した状態を示し、第4図
及び第5図は継手筒4,4’、4“のみによって既製の
資材を接続した状態を示すが、いずれの方法によっても
充分な接続強度が得られる。
以上説明したように本発明は、両端を開口したままとし
、かつ、全長に亘って同径とした熱可塑性合成樹脂製の
外筒の内径孔内の内壁にその外周が近接する金属製の螺
旋状に巻回した線材を挿通し、上記筒体内にコンクリー
ト又は発泡合成樹脂等の充填材を充填結合したから、種
々な形状のフィールドアスレチック施設用の柱状資材を
安価に而も容易に成形加工でき、経年変化がなく耐久性
にすぐれている。
、かつ、全長に亘って同径とした熱可塑性合成樹脂製の
外筒の内径孔内の内壁にその外周が近接する金属製の螺
旋状に巻回した線材を挿通し、上記筒体内にコンクリー
ト又は発泡合成樹脂等の充填材を充填結合したから、種
々な形状のフィールドアスレチック施設用の柱状資材を
安価に而も容易に成形加工でき、経年変化がなく耐久性
にすぐれている。
またコンクリートを充填したときは強度が高いため、高
い強度を必要とする運動施設に最適であり、発泡樹脂を
充填したときは、軽量で浮力が大きくイカダ組立に適す
る。
い強度を必要とする運動施設に最適であり、発泡樹脂を
充填したときは、軽量で浮力が大きくイカダ組立に適す
る。
また製造が野外、山中で容易に行なわれ、組立時の継手
接続も丈夫になされるからフィールドアスレチック施設
の建設が短い工期で適切に行なわれる。
接続も丈夫になされるからフィールドアスレチック施設
の建設が短い工期で適切に行なわれる。
第1図は本発明に係るフィードアスレチック施設用柱状
資材の第1実施例を示す縦断面図、第2図は第2実施例
を示す縦断面図、第3図乃至第5図はその継手の各側を
示す縦断面図である。 1・・・・・・外筒、2・・・・・・線材、3・・・・
・・充填材。
資材の第1実施例を示す縦断面図、第2図は第2実施例
を示す縦断面図、第3図乃至第5図はその継手の各側を
示す縦断面図である。 1・・・・・・外筒、2・・・・・・線材、3・・・・
・・充填材。
Claims (1)
- 1 両端を開口したままとし、かつ、全長に亘って同径
とした熱可塑性合成樹脂製の外筒の内径孔内の内壁にそ
の外周が近接する金属製の螺旋状に巻回した線材を挿通
し、上記筒内にコンクリート又は発泡合成樹脂等の充填
材を充填結合したことを特徴とするフィールドアスレチ
ック施設用柱状資材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51040569A JPS5832255B2 (ja) | 1976-04-09 | 1976-04-09 | フイ−ルドアスレチック施設用柱状資材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51040569A JPS5832255B2 (ja) | 1976-04-09 | 1976-04-09 | フイ−ルドアスレチック施設用柱状資材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52123518A JPS52123518A (en) | 1977-10-17 |
JPS5832255B2 true JPS5832255B2 (ja) | 1983-07-12 |
Family
ID=12584094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51040569A Expired JPS5832255B2 (ja) | 1976-04-09 | 1976-04-09 | フイ−ルドアスレチック施設用柱状資材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832255B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54177140U (ja) * | 1978-06-02 | 1979-12-14 | ||
JPH0617613B2 (ja) * | 1985-03-09 | 1994-03-09 | 清水建設株式会社 | 充填円筒体コンクリート柱 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5040509Y2 (ja) * | 1971-07-20 | 1975-11-19 | ||
JPS5126494Y2 (ja) * | 1971-07-28 | 1976-07-06 | ||
JPS5112903U (ja) * | 1974-07-16 | 1976-01-30 |
-
1976
- 1976-04-09 JP JP51040569A patent/JPS5832255B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52123518A (en) | 1977-10-17 |
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