JPS5830315B2 - ベンズイミダゾロンルイノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ベンズイミダゾロンルイノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5830315B2 JPS5830315B2 JP49020460A JP2046074A JPS5830315B2 JP S5830315 B2 JPS5830315 B2 JP S5830315B2 JP 49020460 A JP49020460 A JP 49020460A JP 2046074 A JP2046074 A JP 2046074A JP S5830315 B2 JPS5830315 B2 JP S5830315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dichlorobenzene
- reaction
- ammonia
- seizouhouhou
- luino
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベンズイミダシロン類の製造方法に関するもの
である。
である。
さらに詳しくは0−ジクロルベンゼンまたは置換0−ジ
クロルベンゼンと、アンモニア水溶液と、アルカリまた
はアルカリ土類金属の炭素塩または重炭酸塩とを銅触媒
の存在下に高温で加圧下に反応させることによって直接
ベンズイミダシロン類を製造する新規な方法に関するも
のである。
クロルベンゼンと、アンモニア水溶液と、アルカリまた
はアルカリ土類金属の炭素塩または重炭酸塩とを銅触媒
の存在下に高温で加圧下に反応させることによって直接
ベンズイミダシロン類を製造する新規な方法に関するも
のである。
従来、ベンズイミダシロンは0−フェニレンジアミンの
塩酸塩をトルエン中過剰のホスゲンと反応させるか、あ
るいは0−フェニレンジアミンと尿素を有機溶媒中13
0〜140℃の温度で反応させる方法により合成されて
来た。
塩酸塩をトルエン中過剰のホスゲンと反応させるか、あ
るいは0−フェニレンジアミンと尿素を有機溶媒中13
0〜140℃の温度で反応させる方法により合成されて
来た。
この公知方法の出発原料であるフェニレンジアミンは従
来相当するクロルニトロベンゼンのアンモノリシスによ
りニトロアニリンを合成し引続き還元することにより得
られた。
来相当するクロルニトロベンゼンのアンモノリシスによ
りニトロアニリンを合成し引続き還元することにより得
られた。
しかしこれらの方法においては工程が長いため製造原価
が高価となる等の欠点があった。
が高価となる等の欠点があった。
ベンズイミダシロンは染料中間体または樹脂原料として
有用なものであるが、本発明者らは以上の欠点を改良し
、容易にまた廉価にベンズイミダシロン類を製造する方
法の検討を行い本発明方法を完成するに到った。
有用なものであるが、本発明者らは以上の欠点を改良し
、容易にまた廉価にベンズイミダシロン類を製造する方
法の検討を行い本発明方法を完成するに到った。
すなわちアルカリ共存下でのアンモノリシスの挙動を確
認するため、0−ジクロルベンゼンと、アルカリまたは
アルカリ土類金属の炭酸塩と、アンモニアとを併用し加
圧反応を行った所意外にも好収率でベンズイミダシロン
が得られる事を見出した。
認するため、0−ジクロルベンゼンと、アルカリまたは
アルカリ土類金属の炭酸塩と、アンモニアとを併用し加
圧反応を行った所意外にも好収率でベンズイミダシロン
が得られる事を見出した。
本発明方法により製造したベンズイミダブロンを確認す
るため、ケミカルアブストラクト、第25巻、1503
ページに報告された方法で合成したベンズイミダシロン
と本発明方法によって得られたベンズイミダシロンとを
混融、■R分析および元素分析を行い比較した結果、両
者は全く一致することを確認した。
るため、ケミカルアブストラクト、第25巻、1503
ページに報告された方法で合成したベンズイミダシロン
と本発明方法によって得られたベンズイミダシロンとを
混融、■R分析および元素分析を行い比較した結果、両
者は全く一致することを確認した。
本発明で出発原料として用いるO−ジクロルベンヘン類
トシては、o−ジクロルベンゼン、ベンゼン核にCH3
,C2H5基などの低級アルキル基のついた低級アルキ
ル置換0−ジクロルベンゼン、またはベンゼン核にメト
キシ基、エトキシ基などのついた低級アルコキシ置換O
−ジクロルベンゼンなどがあげられる。
トシては、o−ジクロルベンゼン、ベンゼン核にCH3
,C2H5基などの低級アルキル基のついた低級アルキ
ル置換0−ジクロルベンゼン、またはベンゼン核にメト
キシ基、エトキシ基などのついた低級アルコキシ置換O
−ジクロルベンゼンなどがあげられる。
反応温度は170〜2500Cの範囲であることが好ま
しいが、特に好ましいのは200〜220℃の範囲であ
る。
しいが、特に好ましいのは200〜220℃の範囲であ
る。
アンモニア水溶液と併用するアルカリの種類としては炭
酸ソーダが特に好ましいが炭酸カルシウムなどのアルカ
リ土類金属の炭酸塩も使用出来る。
酸ソーダが特に好ましいが炭酸カルシウムなどのアルカ
リ土類金属の炭酸塩も使用出来る。
触媒として使用する銅化合物は、一般にハロゲン化芳香
族化合物のアンモノリシスに使用出来る系が適当で、例
えば塩化第一銅、硫酸第一銅、酸化第一銅などの第一銅
化合物と金属銅粉の併用が好ましい。
族化合物のアンモノリシスに使用出来る系が適当で、例
えば塩化第一銅、硫酸第一銅、酸化第一銅などの第一銅
化合物と金属銅粉の併用が好ましい。
反応液から生成したベンズイミダシロンをろ別したろ液
には、次の化学式2NH4C4+Na2CO3→2Na
Cl+2NH3+H20+CO2で表わされるように、
副生じた塩化アンモニアの分解により生成した食塩、未
反応のアンモニア、少量の有機物および溶解している銅
塩の触媒などが含まれている。
には、次の化学式2NH4C4+Na2CO3→2Na
Cl+2NH3+H20+CO2で表わされるように、
副生じた塩化アンモニアの分解により生成した食塩、未
反応のアンモニア、少量の有機物および溶解している銅
塩の触媒などが含まれている。
このろ液に、再びアンモニアを吸収させ所定のアンモニ
ア濃度として、次回の反応に循環使用することによりア
ンモニアおよび銅触媒の損失を防ぎ、製造原価を低下さ
せると共に廃液処理費の節減等を可能にすることができ
る。
ア濃度として、次回の反応に循環使用することによりア
ンモニアおよび銅触媒の損失を防ぎ、製造原価を低下さ
せると共に廃液処理費の節減等を可能にすることができ
る。
次に実施例をあげ本発明をさらに詳細に説明する。
実施例 1
0−ジクロルベンゼン 54.5g、28%アンモニア
水 450 g、塩化第一銅 7.3g、銅粉5.0g
および炭酸ソーダ 74gをステンレススチール製11
容オートクレーブに仕込み、210〜215°Cで8時
間攪拌しながら反応した。
水 450 g、塩化第一銅 7.3g、銅粉5.0g
および炭酸ソーダ 74gをステンレススチール製11
容オートクレーブに仕込み、210〜215°Cで8時
間攪拌しながら反応した。
圧力は78〜62kl−を示した。
反応終了後オートクレーブを室温まで冷却し析出した結
晶をろ別し水洗乾燥し、融点310〜315°Gのベン
ズイミダロン3s、5g(対0−ジクロルベンゼン、理
論収率77%)を得た。
晶をろ別し水洗乾燥し、融点310〜315°Gのベン
ズイミダロン3s、5g(対0−ジクロルベンゼン、理
論収率77%)を得た。
実施例 2
0−ジクロルベンゼン54.5g、28%アンモニア水
450 g、塩化第一銅 7.3g、銅粉5.0gお
よび炭酸カルシウム 70gをオートクレーブに仕込み
210’Cで8時間反応した。
450 g、塩化第一銅 7.3g、銅粉5.0gお
よび炭酸カルシウム 70gをオートクレーブに仕込み
210’Cで8時間反応した。
反応終了後実施例1と同様に処理してベンズイミダシロ
ン35.5 g (対o−ジクロルベンゼン、理論収率
71%)を得た。
ン35.5 g (対o−ジクロルベンゼン、理論収率
71%)を得た。
実施例 3
3.4−ジクロルトルエン 60g、28%アンモニア
水 450 g、酸化第一銅 5.3g、銅粉5.0g
および炭酸ソーダ74gをオートクレーブに仕込み21
0℃で8時間反応し、終了後オートクレーブを冷却した
のち反応物をとり出し析出した結晶を実施例1と同様に
処理し融点298〜300℃の5−メチルベンズイミダ
シロン40g(対3.4−ジクロルトルエン、理論収率
75%)を得た。
水 450 g、酸化第一銅 5.3g、銅粉5.0g
および炭酸ソーダ74gをオートクレーブに仕込み21
0℃で8時間反応し、終了後オートクレーブを冷却した
のち反応物をとり出し析出した結晶を実施例1と同様に
処理し融点298〜300℃の5−メチルベンズイミダ
シロン40g(対3.4−ジクロルトルエン、理論収率
75%)を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (式中Rは水素原子、低級アルキル基または低級アルコ
キシ基を表わす。 )で表わされるベンズイミダシロン類の製造において、 (式中Rは上記定義の通りである。 )で表わされる0−ジクロルベンゼン類とアンモニア水
溶液と、アルカリまたはアルカリ土類金属の炭素塩また
は重炭酸塩とを、−価の銅塩およびまたは金属鋼触媒組
成物の存在のもとで加圧下に反応させることを特徴とす
るベンズイミダシロン類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49020460A JPS5830315B2 (ja) | 1974-02-22 | 1974-02-22 | ベンズイミダゾロンルイノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49020460A JPS5830315B2 (ja) | 1974-02-22 | 1974-02-22 | ベンズイミダゾロンルイノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50112367A JPS50112367A (ja) | 1975-09-03 |
JPS5830315B2 true JPS5830315B2 (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=12027678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49020460A Expired JPS5830315B2 (ja) | 1974-02-22 | 1974-02-22 | ベンズイミダゾロンルイノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830315B2 (ja) |
-
1974
- 1974-02-22 JP JP49020460A patent/JPS5830315B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50112367A (ja) | 1975-09-03 |
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