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JPS5830150Y2 - ダイアフラムポンプ - Google Patents

ダイアフラムポンプ

Info

Publication number
JPS5830150Y2
JPS5830150Y2 JP1978025502U JP2550278U JPS5830150Y2 JP S5830150 Y2 JPS5830150 Y2 JP S5830150Y2 JP 1978025502 U JP1978025502 U JP 1978025502U JP 2550278 U JP2550278 U JP 2550278U JP S5830150 Y2 JPS5830150 Y2 JP S5830150Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
pump
retainer
pressure
flow passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978025502U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54128901U (ja
Inventor
照之 大庭
淳 矢萩
Original Assignee
岩田塗装機工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 岩田塗装機工業株式会社 filed Critical 岩田塗装機工業株式会社
Priority to JP1978025502U priority Critical patent/JPS5830150Y2/ja
Publication of JPS54128901U publication Critical patent/JPS54128901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5830150Y2 publication Critical patent/JPS5830150Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は塗料圧送用ダイアフラムポンプの改良に関し、
特にダイアフラムの耐久性を向上せしめるに有利な構造
に係わるものである。
一般に、塗料圧送用ダイアフラムポンプを用いて、液圧
により塗料な噴霧化し塗装を行う所謂エアレススプレー
を行なう場合、ポンプは通常lOO〜200 Kg/c
tfHの高吐出圧力が要求される。
特にポンプ作用を行なわせるダイアフラムは、それ自体
の耐溶剤性は勿論のこと、繰返し受ける変形に対する柔
軟性と共に高圧に耐えうる材質の選定が必要である。
ここにおいて、これらの要求を満足させる材質としては
、例えばポリアミド樹脂等があり、しかも漏洩防止用パ
ツキンの働きもあることから利用されているが、高圧耐
久性から必ずしも十分な性能維持ができなかった。
即ち、この種のダイアフラムポンプは、油圧等の液圧を
用いてダイアフラムを押圧し、塗装ポンプ室の容積を変
化させてポンプ作用を行なうものであるがダイアフラム
により仕切られた塗料室と油室との圧力差が増大した時
、ダイアフラム受げによって形成される油流通路部にダ
イアフラムが入り込み、好ましからざる変形を生じ早期
に損傷する欠点を有していた(第1図参照)。
本考案は上記欠点を一掃し、長期に亘り性能を維持しう
るダイアフラムポンプを提供するものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれば次の通
りである。
第2図、第3図において、1はポンプ本体4の下部中央
に配す偏心駆動軸1をもってなる回転輪で、このカム体
となる回転輪1の上面に上下動するピストン2を設け、
該ピストン2の上部に位置する油室3の上方にダイアフ
ラム受げ11を設け、該ダイアフラム受け11の上面に
ダイアフラム10を設置し、該ダイアフラム受け11の
中央部の上下面は対向せる一対のダイアフラム押えA、
B部にて保持するとともに、ダイアフラム受け11部の
油流通路13部に臨む該ダイアフラム10の下面部に、
該ダイアフラム10より剛性を有し変形に強い材質、好
ましくは耐蝕性の金属板、ステンレス板等で形成したダ
イアフラム受げ板14を取付けてなり、且該ダイアフラ
ム10はダイアフ2ム受げ11を貫通し油室3に臨んだ
下部のダイアフラム押えBの突設部に装着したバネ12
によって油室3側に付勢されてなる。
8はダイアフラム10を介在するポンプ本体4の上部に
設置したポンプ部で、該ポンプ部8の中央に設けた吸込
弁5部を、前記上部のダイアフラム押えAの真上部にポ
ンプ室7となる間隙を介して臨ませてなり、該ポンプ部
80側部に設けた吐出弁6をポンプ室7部に連通してな
る。
又、油室3側のダイアフラム10と接触する面は、凹凸
がないようダイアフラム受げ11とダイアフラム押えB
とには切欠溝17が形成してなる。
15は油補給弁、16は油圧逃し弁である。
次にこの作用を説明すると、先ず回転輪1が回転しこれ
に従動するピストン2の上昇により油室3内の圧力が上
り、ダイアフラム10をバネ12に抗して押上げると、
ポンプ室7の容積が減少し、次にピストン2の下降によ
りポンプ室7の容積が増大すると、吸込弁5より塗料室
18側の塗料が吸引され、次段の上昇行程で吐出弁6よ
り塗料が吐出される。
この場合、ポンプ室7の圧力は、油圧逃し弁16の調節
と吐出弁6より吐出される塗料の状態□よって変化し、
塗装作業時は一定の高圧に維持されるが油室3側の圧力
より低下することはない。
しかし逆に油室側圧力は、ピストン2の下降行程時、負
圧傾向を示しポンプ室T側の高圧力がダイアフラム10
に掛ることになる。
このとき、従来のこの種のポンプに於ては(第1図参照
)、ポンプ室7にか〜つた圧力がダイアフラム10を押
すため、ダイアフラム受げ11若しくはダイアフラム押
えBによって支えられない、油流通路13の間隙に入り
込む形で変形するため、該流通路13は作動に支障をき
たさない範囲で極力小さくしているが、わずかむ隙間で
もダイアフラム10は第1図に示す如く彎曲変形し早期
損傷の原因となっていた。
そこで、本考案においては、ダイアフラム10の変形、
損傷の起り易い油流通路13に面したダイアフラム部に
剛性を有する薄い金属板で形成したダイアフラム受げ板
14を取付げてなるため、油室3側はダイアフラム受げ
11、ダイアフラム押えB1ダイアフラム受げ板14に
よって油流通路13との隙間をなくすことができ、従っ
てダイアフラム10の変形が防止されるものである。
上述の様に本考案はダイアフラムの油流通路面となる下
面側に該油流通路を塞ぐダイアフラム受は板を配したこ
とにより、ピストンの下降行程時にポンプの吐出側に圧
力が残り、油室側よりかかる油圧がなくなったときでも
、ポンプ室側の圧力にて油流通路にダイアフラムが入り
込むことを防げ、以ってダイアフラムの変形を防止し、
損傷を招くことたく長期使用に耐え安定した性能を維持
できるものである。
この場合、該ダイアフラム受は板はダイアフラムより剛
性をもたせた材料によって効果が得られるが、金属板、
特に強度的にも優れたステンレス板等が好ましいもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダイアフラムポンプのダイアフラムとダ
イアフラム受は部の要部を示す断面図、第2図は本考案
の縦断面図、第3図は同要部を示す断面図である。 3・・・・・・油室、10・・・・・・ダイアフラム、
11・・・・・・ダイアフラム受げ、13・・・・・・
流通路、14・・・・・・ダイアフラム受げ板、18・
・・・・・塗料室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイアフラムと一体としたダイアフラム押えの一側をダ
    イアフラム受けから貫通し、その端部の突設部と前記ダ
    イアフラム受けの間にバネを装着してダイアフラム受は
    側に付勢させたダイアフラムを有し、該ダイアフラムの
    下方に加えた油圧によって上方に変形させ、液体を圧送
    させるダイアフラムポンプにおいて、ダイアフラム受げ
    側に設けた油流通路に面するダイアフラム面に、該流通
    路を塞ぐようにダイアフラムより剛性を有する薄地製金
    属板をダイアフラムと一体に設けてたるダイアフラムポ
    ンプ。
JP1978025502U 1978-02-28 1978-02-28 ダイアフラムポンプ Expired JPS5830150Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978025502U JPS5830150Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 ダイアフラムポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978025502U JPS5830150Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 ダイアフラムポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54128901U JPS54128901U (ja) 1979-09-07
JPS5830150Y2 true JPS5830150Y2 (ja) 1983-07-02

Family

ID=28865989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978025502U Expired JPS5830150Y2 (ja) 1978-02-28 1978-02-28 ダイアフラムポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5830150Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1108424A (en) * 1964-01-08 1968-04-03 Panther Pumps & Equipment Comp Diaphragm fluid pumping systems
JPS5265311A (en) * 1975-11-25 1977-05-30 Tetsuo Kado High stroke diaphragm dlowers

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54128901U (ja) 1979-09-07

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