JPS5829782B2 - 新規なδ−置換ネガマイシン誘導体 - Google Patents
新規なδ−置換ネガマイシン誘導体Info
- Publication number
- JPS5829782B2 JPS5829782B2 JP51000258A JP25876A JPS5829782B2 JP S5829782 B2 JPS5829782 B2 JP S5829782B2 JP 51000258 A JP51000258 A JP 51000258A JP 25876 A JP25876 A JP 25876A JP S5829782 B2 JPS5829782 B2 JP S5829782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- water
- negamycin
- lysine
- benzyloxycarbonyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なネガマイシン誘導体、すなわちδ−置換
ネガマイシン誘導体に関するものであり、さらに詳しく
言えば、ダラム陽性菌および陰性菌の発育を阻止する活
性をもち且つ溶液中でも高い安定性を示す新規な半合成
抗生物質であるネガマイシンのδ位水酸基を置換したネ
ガマイシン誘導体、すなわち次式 〔式中、Dは水素原子又はメトキシ基を示す〕で表わさ
れるデオキシネガマイシン(D=H)又はO−メチルネ
ガマイシン(D二CH30−)である新規なδ−置換ネ
ガマイシン誘導体lこ関する。
ネガマイシン誘導体に関するものであり、さらに詳しく
言えば、ダラム陽性菌および陰性菌の発育を阻止する活
性をもち且つ溶液中でも高い安定性を示す新規な半合成
抗生物質であるネガマイシンのδ位水酸基を置換したネ
ガマイシン誘導体、すなわち次式 〔式中、Dは水素原子又はメトキシ基を示す〕で表わさ
れるデオキシネガマイシン(D=H)又はO−メチルネ
ガマイシン(D二CH30−)である新規なδ−置換ネ
ガマイシン誘導体lこ関する。
ネガマイシンは本発明者らによって発見された抗生物質
であり(%願昭44−34827号、特公昭46−28
835号公報参照)、ネガマイシンは次式 で表わされる化学構造式を有することから判るように、
次式 の1−メチルヒドラジノ酢酸とがヒドラジド結合した特
異な構造を有する(米国化学会誌、93巻、6305頁
、1971年)。
であり(%願昭44−34827号、特公昭46−28
835号公報参照)、ネガマイシンは次式 で表わされる化学構造式を有することから判るように、
次式 の1−メチルヒドラジノ酢酸とがヒドラジド結合した特
異な構造を有する(米国化学会誌、93巻、6305頁
、1971年)。
なお、上記の式についT(R)なる符号は立体配位の表
示法で用いる記号である(野添鉄男著「有機化学」上巻
245頁参照)。
示法で用いる記号である(野添鉄男著「有機化学」上巻
245頁参照)。
本発明者はネガマイシン誘導体の合成研究を行い、その
結果、水溶液中における安定性がネガマイシンに比べて
増強されており且つ抗菌性を有するδ−置換ネガマイシ
ン誘導体を合成することに底切した。
結果、水溶液中における安定性がネガマイシンに比べて
増強されており且つ抗菌性を有するδ−置換ネガマイシ
ン誘導体を合成することに底切した。
すなわち、ネガマイシン分子の構成成分である前記式(
III)の(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンの
δ位水酸基を脱除(デオキシ化)した誘導体lこ相当す
るD−β−リジン、若しくはδ位水酸基をメトキシ基(
−0CH3)で置換した誘導体に相当する(R,R)−
δ−メトキシ−β−リジンを、その2個のアミン基を公
知のアミノ保護基で保護した後に、1−メチルヒドラジ
ノ酢酸と縮合し、その縮合生成物から次いでアミン保護
基を脱離すると、所期のδ−置換ネガマイシン誘導体と
して、前記の一般式(1)で表わされるデオキシネガマ
イシン又はO−メチルネガマイシンが得られることを見
出し、さらにこの新規化合物はその水溶液中で高い安定
性を示し且つダラム陽性菌、陰性菌の発育を阻止するこ
とを見出した。
III)の(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンの
δ位水酸基を脱除(デオキシ化)した誘導体lこ相当す
るD−β−リジン、若しくはδ位水酸基をメトキシ基(
−0CH3)で置換した誘導体に相当する(R,R)−
δ−メトキシ−β−リジンを、その2個のアミン基を公
知のアミノ保護基で保護した後に、1−メチルヒドラジ
ノ酢酸と縮合し、その縮合生成物から次いでアミン保護
基を脱離すると、所期のδ−置換ネガマイシン誘導体と
して、前記の一般式(1)で表わされるデオキシネガマ
イシン又はO−メチルネガマイシンが得られることを見
出し、さらにこの新規化合物はその水溶液中で高い安定
性を示し且つダラム陽性菌、陰性菌の発育を阻止するこ
とを見出した。
本発明に係る新規化合物であるデオキシネガマイシンお
よびO−メチルネガマイシンの性状は次に示す通りであ
る。
よびO−メチルネガマイシンの性状は次に示す通りであ
る。
デオキシネガマイシンは白色粉末で分解点120−12
5℃、〔α〕23=−5°(cl、5.水)を示し、元
素分析値はC0H2oN403・H20の理論値(C4
3,18%、H8,86%、N22.39%)に一致す
る。
5℃、〔α〕23=−5°(cl、5.水)を示し、元
素分析値はC0H2oN403・H20の理論値(C4
3,18%、H8,86%、N22.39%)に一致す
る。
シリカゲルの薄層クロマトグラフィー(ドイツ、メルク
社製Art、5721)でブタノール・エタノール・ク
ロロホルム・17%アンモニア(4:5:2:5容)の
溶媒系で展開すると、Rfo、14に単一スポットにン
ヒドリン)を示す。
社製Art、5721)でブタノール・エタノール・ク
ロロホルム・17%アンモニア(4:5:2:5容)の
溶媒系で展開すると、Rfo、14に単一スポットにン
ヒドリン)を示す。
O−メチルネガマイシンは白色粉末で分解点137−1
40℃、Cα〕22=−3°(c 1.5.水)を示し
、元素分析値はCl0H2□N404・H20の理論値
(C42,84%、H8,63%、N19.99%)に
一致する。
40℃、Cα〕22=−3°(c 1.5.水)を示し
、元素分析値はCl0H2□N404・H20の理論値
(C42,84%、H8,63%、N19.99%)に
一致する。
上記のシリカゲルの薄層クロマトグラフィーでRfo、
33に単一スポットを示す。
33に単一スポットを示す。
これらの新規ネガマイシン誘導体は次表に示す如く、何
れもダラム陽性菌および陰性菌の発育を阻止した。
れもダラム陽性菌および陰性菌の発育を阻止した。
また、これらの誘導体は倒れも水溶液中または0.02
N塩酸水中で全く安定であった(37C。
N塩酸水中で全く安定であった(37C。
1箇月間)。
一方対照として実験したネガマイシンの抗菌活性は水溶
液中で63%に、0.02N塩酸水中で50%に減少し
た。
液中で63%に、0.02N塩酸水中で50%に減少し
た。
これらの誘導体は何れも毒性低く(マウスlこ対するL
Daoは静脈注射で200■/ky以上)、諸種のダラ
ム陽性菌、陰性菌の感染症の治療に用いられる。
Daoは静脈注射で200■/ky以上)、諸種のダラ
ム陽性菌、陰性菌の感染症の治療に用いられる。
本発明に係る新規δ−置換ネガマイシン誘導体としての
デオキシネガマイシン又はO−メチルネガマイシンの製
造法としては、下記の如き3種の方法がある(特願昭5
0−134710号参照)。
デオキシネガマイシン又はO−メチルネガマイシンの製
造法としては、下記の如き3種の方法がある(特願昭5
0−134710号参照)。
すなわち、その第1の製造法においては、次式〔式中、
Aは水素原子でBは一価のアミノ保護基を示すか、若し
くはA及びBが一緒になって一つの二価のアミノ保護基
を示し、Dは水素原子又はメトキシ基を示す〕で表わさ
れるD−β−リジン〔式(V)でDが水素原子である場
合〕又は(R。
Aは水素原子でBは一価のアミノ保護基を示すか、若し
くはA及びBが一緒になって一つの二価のアミノ保護基
を示し、Dは水素原子又はメトキシ基を示す〕で表わさ
れるD−β−リジン〔式(V)でDが水素原子である場
合〕又は(R。
R)−δ−メトキシ−β−リジン〔式(7)でDがメト
キシ基である場合〕のアミノ基保護誘導体を1−メチル
ヒドラジノ酢酸と縮合し、その縮合生成物から次いでア
ミノ保護基を脱離することによって、次式 〔式中、Dは上記の意味を有する〕で示されるデオキシ
ネガマイシン〔式(I)でDが水素原子である場合〕又
はO−メチルネガマイシン〔式(I)でDがメトキシ基
である場合〕を製造することから戒る。
キシ基である場合〕のアミノ基保護誘導体を1−メチル
ヒドラジノ酢酸と縮合し、その縮合生成物から次いでア
ミノ保護基を脱離することによって、次式 〔式中、Dは上記の意味を有する〕で示されるデオキシ
ネガマイシン〔式(I)でDが水素原子である場合〕又
はO−メチルネガマイシン〔式(I)でDがメトキシ基
である場合〕を製造することから戒る。
この第一の製造方法を実施するに当って、出発物質であ
る次式 に示すD−β−リジン(D=H)および(R,R)−δ
−メトキシ−β−リジン(D==OCH3)は、あらか
じめ、それらの2個のアミノ基を公知のアミノ保護基A
、Bで保護しなければならない。
る次式 に示すD−β−リジン(D=H)および(R,R)−δ
−メトキシ−β−リジン(D==OCH3)は、あらか
じめ、それらの2個のアミノ基を公知のアミノ保護基A
、Bで保護しなければならない。
公知のアミノ保護基A、Bとしては、従来ペプチド合成
で常用されるアミン保護基を用い得るけれども、使用さ
れるアミノ保護基は第一の製造方法で生成した(■式の
β−リジン誘導体と1−メチルヒドラジノ酢酸との縮合
生成物から離脱させる反応を行うに当って、そのヒドラ
ジド結合を実質的に破断させない反応条件または操作で
、容易に該縮合生成物から離脱できるものでなければな
らない。
で常用されるアミン保護基を用い得るけれども、使用さ
れるアミノ保護基は第一の製造方法で生成した(■式の
β−リジン誘導体と1−メチルヒドラジノ酢酸との縮合
生成物から離脱させる反応を行うに当って、そのヒドラ
ジド結合を実質的に破断させない反応条件または操作で
、容易に該縮合生成物から離脱できるものでなければな
らない。
第一の製造方法に用いるβ−リジン誘導体のアミノ基を
閉塞するに適当な一価のアミノ保護基としては、アルキ
ルオキシカルボニル基、例えば第三ブチルオキシカルボ
ニル基および第三アミルオキシカルボニル基ニジクロア
ルキルオキシカルボニル基例えばシクロへキシルオキシ
カルボニル基;アラルキルオキシカルボニル基例えばベ
ンジルオキシカルボニル基およびp−メトキシベンジル
オキシカルボニル基;アシル基特に低級アルカノイル基
例えばトリフロロアセチル基およびO−ニトロフエノキ
シアセチル基がある。
閉塞するに適当な一価のアミノ保護基としては、アルキ
ルオキシカルボニル基、例えば第三ブチルオキシカルボ
ニル基および第三アミルオキシカルボニル基ニジクロア
ルキルオキシカルボニル基例えばシクロへキシルオキシ
カルボニル基;アラルキルオキシカルボニル基例えばベ
ンジルオキシカルボニル基およびp−メトキシベンジル
オキシカルボニル基;アシル基特に低級アルカノイル基
例えばトリフロロアセチル基およびO−ニトロフエノキ
シアセチル基がある。
また二価のアミノ保護基としてはシップ塩基例えばサリ
シリデン基などを用い得る。
シリデン基などを用い得る。
これらのアミノ保護基を導入する方法は一般に公知の方
法、例えば酸ハライド、酸アジド、活性エステルなどに
よる方法で容易に行い得る。
法、例えば酸ハライド、酸アジド、活性エステルなどに
よる方法で容易に行い得る。
第一の製造方法においてデオキシネガマイシンを製造す
る時には、その出発物質としてD−β−リジンを用いる
が、このD−β−リジンは、例えばネガマイシンより得
られるかまたはD−ガラクトウロン酸より合成される(
米国化学会誌94巻4353頁、1972年)(R,R
)−δ−ヒドロキシ−β−リジンを、赤燐の存在下に沃
化水素酸と封管中150℃、20時間加熱反応すること
lこよって得られ、さらlこ上述の常法lこよってアミ
ノ保護基が導入される。
る時には、その出発物質としてD−β−リジンを用いる
が、このD−β−リジンは、例えばネガマイシンより得
られるかまたはD−ガラクトウロン酸より合成される(
米国化学会誌94巻4353頁、1972年)(R,R
)−δ−ヒドロキシ−β−リジンを、赤燐の存在下に沃
化水素酸と封管中150℃、20時間加熱反応すること
lこよって得られ、さらlこ上述の常法lこよってアミ
ノ保護基が導入される。
例えば水−ジオキサン混液中トリエチルアミンの存在下
にベンジルS−4゜6−シメチルビリミジンー2−イル
チオルカルボネートと作用せしめると、高収率にジ−N
−ベンジルオキシカルボニル−D−β−リジンが得られ
る。
にベンジルS−4゜6−シメチルビリミジンー2−イル
チオルカルボネートと作用せしめると、高収率にジ−N
−ベンジルオキシカルボニル−D−β−リジンが得られ
る。
第一の製造方法番こおいてO−メチルネガマイシンを製
造する時には、その出発物質として(R。
造する時には、その出発物質として(R。
R)−δ−メトキシ−β−リジンを用いるが、この化合
物も(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンから合成
することができ、これから直接に(R,R)−δ−メト
キシ−β−リジンのジ−N−ベンジルオキシカルボニル
体lこ導くことができる。
物も(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンから合成
することができ、これから直接に(R,R)−δ−メト
キシ−β−リジンのジ−N−ベンジルオキシカルボニル
体lこ導くことができる。
例えば、(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンを重
曹の存在下に水溶液中で塩化ベンジルオキシカルボニル
と作用せしめるとジ−N−ベンジルオキシカルボニル−
(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンのラクトンが
結晶として得られる。
曹の存在下に水溶液中で塩化ベンジルオキシカルボニル
と作用せしめるとジ−N−ベンジルオキシカルボニル−
(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンのラクトンが
結晶として得られる。
これを0.5%塩酸−メタノールに溶解し室温に放置し
たのち、反応液を濃縮するとジ−N−ベンジルオキシカ
ルボニル−(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンの
メチルエステルの結晶が得られる。
たのち、反応液を濃縮するとジ−N−ベンジルオキシカ
ルボニル−(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンの
メチルエステルの結晶が得られる。
これをジクロルメタン中三弗化ポロンエーテラートの存
在下でジアゾメタンと反応させ、続いてエタノール中苛
性ソーダでけん化し、ジ−N−ベンジルオキシカルボニ
ル(R,R)−δ−メトキシ−δ−リジンが得られる。
在下でジアゾメタンと反応させ、続いてエタノール中苛
性ソーダでけん化し、ジ−N−ベンジルオキシカルボニ
ル(R,R)−δ−メトキシ−δ−リジンが得られる。
第一の製造方法の縮合工程において、上述の式(V)の
β−リジン誘導体のジ−N−保護体と1−メチルヒドラ
ジノ酢酸を縮合するに当っては、ジシクロへキシルカル
ボジイミド法、混合酸無水物法アジド法、酸ハライド法
、活性エステル法などあらゆる既知のアミド合成法を用
いてヒドラジド結合を生成せしめるように縮合反応を行
うことができる。
β−リジン誘導体のジ−N−保護体と1−メチルヒドラ
ジノ酢酸を縮合するに当っては、ジシクロへキシルカル
ボジイミド法、混合酸無水物法アジド法、酸ハライド法
、活性エステル法などあらゆる既知のアミド合成法を用
いてヒドラジド結合を生成せしめるように縮合反応を行
うことができる。
例えば、ジ−N−ベンジルオキシカルボニル−δ−置換
−(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンを通常の方
法で無水溶媒中でN−ヒドロキシコハク酸イミドとジシ
クロへキシルカルボジイミドを作用させることによって
活性エステルとし、それを含水溶媒中で、1〜2.5モ
ルの重曹の存在下に1〜1,5モルの1−メチルヒドラ
ジノ酢酸と反応せしめて縮合する。
−(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンを通常の方
法で無水溶媒中でN−ヒドロキシコハク酸イミドとジシ
クロへキシルカルボジイミドを作用させることによって
活性エステルとし、それを含水溶媒中で、1〜2.5モ
ルの重曹の存在下に1〜1,5モルの1−メチルヒドラ
ジノ酢酸と反応せしめて縮合する。
こうして得られた縮合生成物は25%臭化水素−酢酸で
処理するか、白金パラジウムなどを触媒として水素で接
触還元することにより容易にN−ベンジルオキシカルボ
ニル基を離脱して目的とする(I)式のδ−置換ネガマ
イシン誘導体を合成することができる。
処理するか、白金パラジウムなどを触媒として水素で接
触還元することにより容易にN−ベンジルオキシカルボ
ニル基を離脱して目的とする(I)式のδ−置換ネガマ
イシン誘導体を合成することができる。
第一の製造方法で縮合生成物からアミノ保護基を離脱さ
せることは上記の如く常法によって行われる。
せることは上記の如く常法によって行われる。
すなわち保護基がアルキルオキシカルボニル基、シクロ
アルキルオキシカルボニル基、シッフ塩基である場合に
は該縮合生成物を弱酸により加水分解することによって
アミノ保護基を離脱する。
アルキルオキシカルボニル基、シッフ塩基である場合に
は該縮合生成物を弱酸により加水分解することによって
アミノ保護基を離脱する。
アミノ保護基がアラルキルオキシカルボニル基である場
合には、25%臭化水素−酢酸で処理することにより、
またアミノ保護基がO−ニトロフェノキシアセチル基ま
たはアラルキルオキシカルボニル基である場合は、白金
、パラジウムなどを触媒として水素で接触還元すること
によって容易に離脱される。
合には、25%臭化水素−酢酸で処理することにより、
またアミノ保護基がO−ニトロフェノキシアセチル基ま
たはアラルキルオキシカルボニル基である場合は、白金
、パラジウムなどを触媒として水素で接触還元すること
によって容易に離脱される。
上記の如くアミノ保護基を離脱した該縮合生成物はカル
ボキシル基を活性基とする陽イオン交換体、例えばアン
バーライ)CG−50(米国ローム・アンド・ハース社
製)又はCM−セファデックスC−25(スエーデン、
ファルマシア社製)などを使用するイオン交換クロマト
グラフィーによって、効率良く精製することができる。
ボキシル基を活性基とする陽イオン交換体、例えばアン
バーライ)CG−50(米国ローム・アンド・ハース社
製)又はCM−セファデックスC−25(スエーデン、
ファルマシア社製)などを使用するイオン交換クロマト
グラフィーによって、効率良く精製することができる。
本発明によって提供されるO−メチルネガマイシン又は
デオキシネガマイシンは次式 〔式中、Aは水素原子でBは一価のアミノ保護基である
か、もしくはAおよびBが一緒になって一つの2価のア
ミン保護基を示す〕で表わされるネガマイシン自体のア
ミノ保護誘導体からも直接に誘導することができる。
デオキシネガマイシンは次式 〔式中、Aは水素原子でBは一価のアミノ保護基である
か、もしくはAおよびBが一緒になって一つの2価のア
ミン保護基を示す〕で表わされるネガマイシン自体のア
ミノ保護誘導体からも直接に誘導することができる。
ネガマイシンのアミノ保護基としては、前述の第一の製
造方法でD−β−リジンまたは(R,R)−δ−メトキ
シβ−リジンのアミノ保護基として使用した公知のアミ
ノ保護基を全く同様に使用することができる。
造方法でD−β−リジンまたは(R,R)−δ−メトキ
シβ−リジンのアミノ保護基として使用した公知のアミ
ノ保護基を全く同様に使用することができる。
例えば、ネガマイシンを水−ジオキサン混液中でトリエ
チルアミンの存在下にベンジルS −4,5−ジメチル
ピリミジン−2−イルチオルカルボネートと作用せしめ
ると、高収率にジ−N−ベンジルオキシカルボニルネガ
マイシン〔短■中でAは水素原子で、BはC00CH2
C6H5基を示す〕が得られる。
チルアミンの存在下にベンジルS −4,5−ジメチル
ピリミジン−2−イルチオルカルボネートと作用せしめ
ると、高収率にジ−N−ベンジルオキシカルボニルネガ
マイシン〔短■中でAは水素原子で、BはC00CH2
C6H5基を示す〕が得られる。
該誘導体におけるベンジルオキシカルボニル基は、特に
後述するデオキシネガマイシンの合成に当って接触還元
による脱ハロゲン化反応を行う際に、脱ハロゲンと同時
に除去することができるので、きわめて有用なアミノ保
護基である。
後述するデオキシネガマイシンの合成に当って接触還元
による脱ハロゲン化反応を行う際に、脱ハロゲンと同時
に除去することができるので、きわめて有用なアミノ保
護基である。
式(VDのネガマイシンのアミン保護誘導体からO−メ
チルネガマイシンを合成するに当っては、上述の(ロ)
式のネガマイシンのアミン保護体を(R。
チルネガマイシンを合成するに当っては、上述の(ロ)
式のネガマイシンのアミン保護体を(R。
R)−δ−オキシ−β−リジンのアミノ保護体のO−メ
チル化反応と同様に、不活性の有機溶斉1拾1えばジク
ロルメタン中で三弗化ボロンエーテラートの存在下にジ
アゾメタンと反応させると、次式〔式中A及びBは前記
と同じ意味を有する〕で表わされるO−メチルネガマイ
シンメチルエステルのアミノ保護体が得られる。
チル化反応と同様に、不活性の有機溶斉1拾1えばジク
ロルメタン中で三弗化ボロンエーテラートの存在下にジ
アゾメタンと反応させると、次式〔式中A及びBは前記
と同じ意味を有する〕で表わされるO−メチルネガマイ
シンメチルエステルのアミノ保護体が得られる。
続いてそのアミン保護基およびメチルエステル基を例え
ば、加水分解により除去し、次いでカルボキシル基を活
性基とする陽イオン交換体による塔クロマトグラフィー
また必要あればシリカゲルの塔クロマトグラフィーで
精製して目的とするO−メチルネガマイシンを得ること
ができる。
ば、加水分解により除去し、次いでカルボキシル基を活
性基とする陽イオン交換体による塔クロマトグラフィー
また必要あればシリカゲルの塔クロマトグラフィーで
精製して目的とするO−メチルネガマイシンを得ること
ができる。
従って、要約すると、第二の製造方法においては、次式
〔式中Aは水素原子でBは一価のアミノ保護基であるか
、若しくはA及びBが一緒になって一つの二価のアミノ
保護基を示す〕で表わされるネガマイシンのアミノ保護
誘導体を三弗化ボロンエーテラートの存在下にジアゾメ
タンと反応させて次式 〔式中A及びBは前記と同じ意味を有する〕で表わされ
るO−メチルネガマイシンメチルエステルのアミノ保護
誘導体を生成し、続いて該生成物からアミノ保護基及び
メチルエステル基を脱離することによって、O−メチル
ネガマイシンを製造することから成る。
、若しくはA及びBが一緒になって一つの二価のアミノ
保護基を示す〕で表わされるネガマイシンのアミノ保護
誘導体を三弗化ボロンエーテラートの存在下にジアゾメ
タンと反応させて次式 〔式中A及びBは前記と同じ意味を有する〕で表わされ
るO−メチルネガマイシンメチルエステルのアミノ保護
誘導体を生成し、続いて該生成物からアミノ保護基及び
メチルエステル基を脱離することによって、O−メチル
ネガマイシンを製造することから成る。
この第二の製造方法においては、ジアゾメタンを作用さ
せる反応は不活性の有機溶剤例えばジクロルメタンの如
き塩素化炭化水素中で行われる。
せる反応は不活性の有機溶剤例えばジクロルメタンの如
き塩素化炭化水素中で行われる。
アミノ保護基の脱離並びにメチルエステル基の脱離は常
法で、例えばアルカリ性条件下で加水分解することによ
り行われる。
法で、例えばアルカリ性条件下で加水分解することによ
り行われる。
さらに、前記の師式のネガマイシンのアミノ保護誘導体
からデオキシネガマイシンを合成するに当っては、上述
のネガマイシンのアミノ保護体の遊離のカルボキシル基
のみを通常用いられるメチルエステル、エチルエステル
、ベンジルエステルなどのエステルの形で先づ保護し、
こうしてネガマイシンのアミン保護体のエステル(カル
ボキシレート)を得る。
からデオキシネガマイシンを合成するに当っては、上述
のネガマイシンのアミノ保護体の遊離のカルボキシル基
のみを通常用いられるメチルエステル、エチルエステル
、ベンジルエステルなどのエステルの形で先づ保護し、
こうしてネガマイシンのアミン保護体のエステル(カル
ボキシレート)を得る。
次いで該エステル誘導体のδ位の水酸基を、無水ピリジ
ン中塩化メタンスルホニルの如きアルキルスルホニル化
剤または塩化p −トルエンスルホニルの如きアリール
スルホニル化剤または塩化ベンジルスルホニルの如きア
リールメチルスルホニル化剤で処理して次式 〔式中A、Bは前記の意味をもち、Eはアルキルオキシ
基特に炭素数1〜4のアルキルオキシ基又はベンジルオ
キシ基の如き加水分解により脱離して一〇H基になり得
るエステル形成基であり、Gはアルキル基、特に低級ア
ルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基又はベ
ンジル基を示す〕で表わされる硫酸エステル誘導体を生
成する。
ン中塩化メタンスルホニルの如きアルキルスルホニル化
剤または塩化p −トルエンスルホニルの如きアリール
スルホニル化剤または塩化ベンジルスルホニルの如きア
リールメチルスルホニル化剤で処理して次式 〔式中A、Bは前記の意味をもち、Eはアルキルオキシ
基特に炭素数1〜4のアルキルオキシ基又はベンジルオ
キシ基の如き加水分解により脱離して一〇H基になり得
るエステル形成基であり、Gはアルキル基、特に低級ア
ルキル基、フェニル基、アルキル置換フェニル基又はベ
ンジル基を示す〕で表わされる硫酸エステル誘導体を生
成する。
続いてアセトンなどの無水溶媒中で沃化ソーダ又は臭化
ソーダの如きアルカリ金属沃化物又は臭化物と反応せし
めてδ位の硫酸エステル基をヨード又はブロモ基と置換
させると、δ位のヨード又はブロモ誘導体〔但しδ位の
立体化学はR,Sの混合物〕が得られる。
ソーダの如きアルカリ金属沃化物又は臭化物と反応せし
めてδ位の硫酸エステル基をヨード又はブロモ基と置換
させると、δ位のヨード又はブロモ誘導体〔但しδ位の
立体化学はR,Sの混合物〕が得られる。
このヨード又はブロモ誘導体を水、メタノールなどの溶
媒、またはそれらの混合溶媒にとかし、パラジウム白金
などを触媒とする水素接触還元を行えば、脱ハロゲン化
反応が起り水素化するので、デオキシネガマイシン誘導
体が生成される。
媒、またはそれらの混合溶媒にとかし、パラジウム白金
などを触媒とする水素接触還元を行えば、脱ハロゲン化
反応が起り水素化するので、デオキシネガマイシン誘導
体が生成される。
アミノ保護基が前述のベンジルオキシカルボニル基であ
る場合には、前記の水素接触還元と同時にアミノ保護基
の脱離がおこる。
る場合には、前記の水素接触還元と同時にアミノ保護基
の脱離がおこる。
なお、残留するアミノ保護基があるときにはこれを常法
で脱離させる。
で脱離させる。
さらに該生成物のエステル基を弱塩基性下で加水分解に
より除去し、精製のためカルボキシル基を活性基とする
陽イオン交換体による塔クロマトグラフィーを行うこと
により目的とするデオキシネガマイシンを得ることがで
きる。
より除去し、精製のためカルボキシル基を活性基とする
陽イオン交換体による塔クロマトグラフィーを行うこと
により目的とするデオキシネガマイシンを得ることがで
きる。
従って、第三の製造方法においては、次式〔式中Aは水
素原子でBは一価のアミノ保護基であるか、若しくはA
及びBが一緒になって一つの二価のアミン保護基を示し
、Eは加水分解によりOH基に転化できるエステル形成
基であり、Xは沃素又は臭素原子である〕で表わされる
ネガマイシン・エステルのδ−ハロゲン化されたアミノ
保護体を水素で接触還元し、次いで残留したアミン保護
基があるときは、これを常法で脱離し、またエステル形
成基(′8を加水分解により一〇H基に転化することに
よって、デオキシネガマイシンを製造することから成る
ものである。
素原子でBは一価のアミノ保護基であるか、若しくはA
及びBが一緒になって一つの二価のアミン保護基を示し
、Eは加水分解によりOH基に転化できるエステル形成
基であり、Xは沃素又は臭素原子である〕で表わされる
ネガマイシン・エステルのδ−ハロゲン化されたアミノ
保護体を水素で接触還元し、次いで残留したアミン保護
基があるときは、これを常法で脱離し、またエステル形
成基(′8を加水分解により一〇H基に転化することに
よって、デオキシネガマイシンを製造することから成る
ものである。
第三の製造方法を実施するに当って、式(IX)のネガ
マイシン・エステルのδ−ハロゲン化すれたアミノ保護
体の調製は、第二の製造方法と同様に先づ式(Vl)の
ネガマイシン自体のアミン保護誘導体を作り、これにジ
アゾメタン又はジアゾエタンの如きエステル化剤を作用
させてネガマイシン・エステル(カルボキシレート)誘
導体に変える。
マイシン・エステルのδ−ハロゲン化すれたアミノ保護
体の調製は、第二の製造方法と同様に先づ式(Vl)の
ネガマイシン自体のアミン保護誘導体を作り、これにジ
アゾメタン又はジアゾエタンの如きエステル化剤を作用
させてネガマイシン・エステル(カルボキシレート)誘
導体に変える。
次いでσ−位の水酸基をスルホニル化(−8O3G)シ
、さらにハロゲン化閃するのであるが、このスルホニル
化は例えば特公昭50−7595号公報に記載される3
′、4′−デオキシカナマイシンBの製造法に際し中間
原料を調製するのに行ったスルホニル化反応と同じ要領
で行い得る。
、さらにハロゲン化閃するのであるが、このスルホニル
化は例えば特公昭50−7595号公報に記載される3
′、4′−デオキシカナマイシンBの製造法に際し中間
原料を調製するのに行ったスルホニル化反応と同じ要領
で行い得る。
さらに第三の製造方法でスルホニル基(−8o3G)を
アルカリ金属沃化物又は臭化物の作用でハロ基Nに転化
する反応並びにδ−ハロ基を脱除して水素原子に転化す
る水素接触還元も、公知の要領で行い得る。
アルカリ金属沃化物又は臭化物の作用でハロ基Nに転化
する反応並びにδ−ハロ基を脱除して水素原子に転化す
る水素接触還元も、公知の要領で行い得る。
次に本発明を実施例について説明する。
実施例 1(第一の製造法)
(a)シーN−ベンジルオキシカルボニル−Dβ−リジ
ンの合皮: D−β−リジン(〔α) 25−−22.5°(co、
8゜IN塩酸))100■(0,69ミリモル)を水1
7711にとかし、トリエチルアミン104■(1,0
ミIJモル)を加え、さらにベンジルS −4,6−シ
メチルピリミジンー2−イルチオルカルボネート(国産
化学社製) 4101n?(1,5ミリモル)をジオキ
サンITfLlにとかした溶液を加えて、30℃17時
間攪拌した。
ンの合皮: D−β−リジン(〔α) 25−−22.5°(co、
8゜IN塩酸))100■(0,69ミリモル)を水1
7711にとかし、トリエチルアミン104■(1,0
ミIJモル)を加え、さらにベンジルS −4,6−シ
メチルピリミジンー2−イルチオルカルボネート(国産
化学社製) 4101n?(1,5ミリモル)をジオキ
サンITfLlにとかした溶液を加えて、30℃17時
間攪拌した。
反応液に水3m/を加え、エーテル6mlで洗浄後、水
層に6N塩酸を加えてpH2とし、酢酸エチル13m1
で食塩飽和下に抽出した。
層に6N塩酸を加えてpH2とし、酢酸エチル13m1
で食塩飽和下に抽出した。
この酢酸エチル層を、食塩飽和の5%塩酸水4ml続い
て食塩飽和水4mlで洗浄し、無水芒硝で脱水後、減圧
下濃縮乾固してジ−N−ベンジルオキシカルボニルD−
β−リジンの無色結晶210In9を得た。
て食塩飽和水4mlで洗浄し、無水芒硝で脱水後、減圧
下濃縮乾固してジ−N−ベンジルオキシカルボニルD−
β−リジンの無色結晶210In9を得た。
分解点149−151℃、〔α) 26 =+6°(c
l、3゜メタノール)、収率73%。
l、3゜メタノール)、収率73%。
(b) デオキシネガマイシンの合成:実施例1(a
)で得られたジ−N−ベンジルオキシカルボニル−D−
β−リジン79■(0,19ミリモル)をジメトキシエ
タン3rILlにとかし、N−ヒドロキシコハク酸イミ
ド22■(0,19ミリモル)およびジシクロへキシ
ルカルボジイミド39■(0,19ミlJモル)を水冷
下に加えた。
)で得られたジ−N−ベンジルオキシカルボニル−D−
β−リジン79■(0,19ミリモル)をジメトキシエ
タン3rILlにとかし、N−ヒドロキシコハク酸イミ
ド22■(0,19ミリモル)およびジシクロへキシ
ルカルボジイミド39■(0,19ミlJモル)を水冷
下に加えた。
反応液を5℃17時間放置後、生じるジシクロへキシル
ウレアの結晶をp去しp液を濃縮乾固してジ−N−ベン
ジルオキシカルボニル−D−β−リジンのN−ヒドロキ
シコハク酸イミドエステルの無色結晶97m9を得た。
ウレアの結晶をp去しp液を濃縮乾固してジ−N−ベン
ジルオキシカルボニル−D−β−リジンのN−ヒドロキ
シコハク酸イミドエステルの無色結晶97m9を得た。
これをジメトキシエタン2mlにとかした溶液を、1−
メチルヒドラジノ酢酸19.81n9(0,19ミリモ
ル)および重曹321119(0,38ミリモル)を水
0.5 mlにとかした溶液に室温攪拌下、徐々に加え
た。
メチルヒドラジノ酢酸19.81n9(0,19ミリモ
ル)および重曹321119(0,38ミリモル)を水
0.5 mlにとかした溶液に室温攪拌下、徐々に加え
た。
さらに18時間攪拌した後、反応液を減圧下濃縮乾固し
、水0.5 ml、を加え、水冷下、IN塩酸0.42
m1を加えると白色沈澱を生じた。
、水0.5 ml、を加え、水冷下、IN塩酸0.42
m1を加えると白色沈澱を生じた。
この沈澱をP取し、水洗後乾燥してジ−N−ベンジルオ
キシカルボニルデオキシネガマイシンの白色粉末108
Tn9を得た。
キシカルボニルデオキシネガマイシンの白色粉末108
Tn9を得た。
これを酢酸1ml、メタノール0.8mi、水0.2m
l!の混液に溶解し、3%パラジウム−炭素50■を加
え、水素気流中3時間攪拌した。
l!の混液に溶解し、3%パラジウム−炭素50■を加
え、水素気流中3時間攪拌した。
触媒をp去後、溶液を濃縮乾固した。
これを水2mlにc!:かし、5Nアンモニア水でpH
8,4とし、アンバーライトc G−50、(Nn4+
) 8.5 yytの塔に通過吸着せしめ、水洗(20
11Ll)後、0.1%アンモニア水90TLlで溶出
し、溶出液を1 rrtlずつ分画した。
8,4とし、アンバーライトc G−50、(Nn4+
) 8.5 yytの塔に通過吸着せしめ、水洗(20
11Ll)後、0.1%アンモニア水90TLlで溶出
し、溶出液を1 rrtlずつ分画した。
大腸菌に一12株に抗菌活性を有する分画45762を
集めて減圧下濃縮乾固し、デオキシネガマイシンの白色
粉末20.5m9を得た。
集めて減圧下濃縮乾固し、デオキシネガマイシンの白色
粉末20.5m9を得た。
収率47%。実施例 2(第一の製造方法)
(a) ジ−N−ベンジルオキシカルボニル−(R2
H)−δ−ヒドロキシ−β−リジン・メチルエステルの
合成: (R,R)−δ−ヒト加キシーβ−リジン26gおよび
重曹63gを水450m1にとかし、室温で攪拌しなが
ら塩化ベンジルオキシカルボニル77.9を滴下した。
H)−δ−ヒドロキシ−β−リジン・メチルエステルの
合成: (R,R)−δ−ヒト加キシーβ−リジン26gおよび
重曹63gを水450m1にとかし、室温で攪拌しなが
ら塩化ベンジルオキシカルボニル77.9を滴下した。
続いて2時間攪拌後、5℃18時間放置した。
生じた結晶をP取し、水200mAとエーテル3501
111で洗浄後乾燥してジ−N−ベンジルオキシカルボ
ニル(R,R) −δ−ヒドロキシ−β−リジンラクト
ンの無色結晶44.3gを得た(、 rnp、128−
1300C。
111で洗浄後乾燥してジ−N−ベンジルオキシカルボ
ニル(R,R) −δ−ヒドロキシ−β−リジンラクト
ンの無色結晶44.3gを得た(、 rnp、128−
1300C。
〔α〕22=−13°(c 3.4 、クロロホルム)
収率70%。
収率70%。
この34.2.@を0.5%塩酸−メタノール360m
1にとかし、室温16時間放置した。
1にとかし、室温16時間放置した。
反応液を濃縮し、生じた結晶をメタノールとエーテルの
混液から再結晶して、ジ−N−ベンジルオキシカルボニ
ル−(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンメチルエ
ステルの無色結晶28.3gを得た。
混液から再結晶して、ジ−N−ベンジルオキシカルボニ
ル−(R,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジンメチルエ
ステルの無色結晶28.3gを得た。
mp、111−112°C1〔α、l”8=+11°(
cl、2.クロロホルム)、収率77%。
cl、2.クロロホルム)、収率77%。
(b) シーN−ベンジルオキシカルボニル−(R2
H)−δ−メトキシ−β−リジンの合成:実施例2(a
)で得られたジ−N−ベンジルオキシカルボニル−(R
,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジン・メチルエステル
266m9(0,6ミリモル)をジクロルメタン4ml
にとかし、水冷攪拌下、三弗化ボロンエーテラート17
m9(0,12::リモル)を加え、これに1.5%ジ
アゾメタン−エーテルを反応液の黄色が残るまで加えた
(4時間)。
H)−δ−メトキシ−β−リジンの合成:実施例2(a
)で得られたジ−N−ベンジルオキシカルボニル−(R
,R)−δ−ヒドロキシ−β−リジン・メチルエステル
266m9(0,6ミリモル)をジクロルメタン4ml
にとかし、水冷攪拌下、三弗化ボロンエーテラート17
m9(0,12::リモル)を加え、これに1.5%ジ
アゾメタン−エーテルを反応液の黄色が残るまで加えた
(4時間)。
さらに室温で16時間攪拌後、反応液を10%重曹水1
0m1と水20m1.で順次洗浄し、溶媒層を無水芒硝
で脱水した後、減圧下濃縮乾固して淡黄色油状物質29
5■を得た。
0m1と水20m1.で順次洗浄し、溶媒層を無水芒硝
で脱水した後、減圧下濃縮乾固して淡黄色油状物質29
5■を得た。
これをベンゼン−メチルエチルケトン(10:1容)を
展開溶媒とするシリカゲル(31)の塔クロマトグラフ
ィーを行い9mlずつ分画した。
展開溶媒とするシリカゲル(31)の塔クロマトグラフ
ィーを行い9mlずつ分画した。
分画31−59を集め減圧下濃縮乾固して、無色油状の
ジ−N−ベンジルオキシカルボニル−(R,R)−δ−
メトキシ−β−リジンメチルエステル87mI?を得た
。
ジ−N−ベンジルオキシカルボニル−(R,R)−δ−
メトキシ−β−リジンメチルエステル87mI?を得た
。
収率32%。
この85m9(0,19ミリモル)をエタノール0.5
mlにとかしIN苛性ソーダ0.22m1を加え、室温
4時間放置後、IN塩酸0.28m1を加えて酸性とし
、酢酸エチル37721で抽出した。
mlにとかしIN苛性ソーダ0.22m1を加え、室温
4時間放置後、IN塩酸0.28m1を加えて酸性とし
、酢酸エチル37721で抽出した。
酢酸エチル層を水1mlで洗浄後、無水芒硝で脱水して
濃縮乾固し、無色油状のジ−N−ベンジルオキシカルボ
ニル−(R,R)−δ−メトキシ−β−リジン807n
9を得た。
濃縮乾固し、無色油状のジ−N−ベンジルオキシカルボ
ニル−(R,R)−δ−メトキシ−β−リジン807n
9を得た。
収率98%。(c) O−メチルネガマイシンの合成
:実施例2(b)で得られたジーN−ペンジルオキジカ
ルボニル−(R,R)−δ−メトキシ−β−リジン80
m9(0,18ミリモル)をジメトキシエタン1.6m
lにとかし、N−ヒドロキシコハク酸イミド21■(0
,18ミリモル)およびジシクロへキシルカルボジイミ
ド37■(0,18ミリモル)を水冷下に加えた。
:実施例2(b)で得られたジーN−ペンジルオキジカ
ルボニル−(R,R)−δ−メトキシ−β−リジン80
m9(0,18ミリモル)をジメトキシエタン1.6m
lにとかし、N−ヒドロキシコハク酸イミド21■(0
,18ミリモル)およびジシクロへキシルカルボジイミ
ド37■(0,18ミリモル)を水冷下に加えた。
反応液を5℃17時間放置後、生じるジシクロへキシル
ウレアを戸去し、p液を濃縮乾固して、無色油状のジN
−ベンジルオキシカルボニル(R,、R)−δ−メトキ
シ−β−リジンのN−ヒドロキシコハク酸イミドエステ
ル98■を得た。
ウレアを戸去し、p液を濃縮乾固して、無色油状のジN
−ベンジルオキシカルボニル(R,、R)−δ−メトキ
シ−β−リジンのN−ヒドロキシコハク酸イミドエステ
ル98■を得た。
これをジメトキシエタン1.5mAにとかした溶液を、
■−メチルヒドラジノ酢酸18.7m9(0,18ミリ
モル)および重曹30■(0,36ミリモル)を水0.
5mにとかしたMQに室温攪拌下、徐々に加えた。
■−メチルヒドラジノ酢酸18.7m9(0,18ミリ
モル)および重曹30■(0,36ミリモル)を水0.
5mにとかしたMQに室温攪拌下、徐々に加えた。
さらに20時間攪拌した後、反応液を濃縮乾固し、水0
.5 mlを加え、水冷下、IN塩酸0.4mlを加え
ると白色沈澱を生じた。
.5 mlを加え、水冷下、IN塩酸0.4mlを加え
ると白色沈澱を生じた。
この沈澱を酢酸エチル3m1lにとかし、水0、5 r
dで洗浄後、酢酸エチル層を無水芒硝で脱水して、濃縮
乾固し、ジ−N−ベンジルオキシカルボニル−〇−メチ
ルネガマイシンの白色粉末94TI9を得た。
dで洗浄後、酢酸エチル層を無水芒硝で脱水して、濃縮
乾固し、ジ−N−ベンジルオキシカルボニル−〇−メチ
ルネガマイシンの白色粉末94TI9を得た。
これを酢酸1 ml 、メタノール0.8ml、水0.
2mlの混液にとかし、5%パラジウム−炭素24■を
加え、水素気流中4時間攪拌した。
2mlの混液にとかし、5%パラジウム−炭素24■を
加え、水素気流中4時間攪拌した。
触媒をρ去後、p液を濃縮乾固した。
これを水27721にとかし、5Nアンモニア水でpH
8,8とし、アンバーライトCG−50(NH,、’)
10m1の塔に通過吸着せしめ、水洗(20ミリ後、
0.1%アンモニア水100m1で溶出し、溶出液を1
7711ずつ分画した。
8,8とし、アンバーライトCG−50(NH,、’)
10m1の塔に通過吸着せしめ、水洗(20ミリ後、
0.1%アンモニア水100m1で溶出し、溶出液を1
7711ずつ分画した。
抗菌活性を有する分画45−57を集めて減圧濃縮乾固
し、0−メチルネガマイシンの白色粉末20.8■を得
た。
し、0−メチルネガマイシンの白色粉末20.8■を得
た。
収率44%。害施例 3(第二の製造方法)
(a) ジ−N−ベンジルオキシカルボニルネガマイ
シンの合成: ネガマイシン4,9(16,1ミリモル)を水20m1
にとかし、トリエチルアミン2.44.9(24,2ミ
’、1モル)を加え、さらにベンジルS −4,6−シ
メチルピリミジンー2−イルチオルカルボネート9.7
:l’(35,5ミリモル)をジオキサン20rnl
にとかした溶液を加えて、室温で17時間攪拌した。
シンの合成: ネガマイシン4,9(16,1ミリモル)を水20m1
にとかし、トリエチルアミン2.44.9(24,2ミ
’、1モル)を加え、さらにベンジルS −4,6−シ
メチルピリミジンー2−イルチオルカルボネート9.7
:l’(35,5ミリモル)をジオキサン20rnl
にとかした溶液を加えて、室温で17時間攪拌した。
反応液に水30m1を加え、酢酸エチル60m1!で2
回洗滌後、水層に6N塩酸を加え、pH2とし、酢酸エ
チル60m1.で2回、食塩飽和下に抽出した。
回洗滌後、水層に6N塩酸を加え、pH2とし、酢酸エ
チル60m1.で2回、食塩飽和下に抽出した。
この酢酸エチル層を食塩飽和水80m1で洗滌し、無水
芒硝で脱水後、減圧下濃縮乾燥してジ−N−ベンジルオ
キシカルボニルネガマイシンの白色粉末7.6gを得た
。
芒硝で脱水後、減圧下濃縮乾燥してジ−N−ベンジルオ
キシカルボニルネガマイシンの白色粉末7.6gを得た
。
分解点110〜113℃、〔α〕26=+4.2゜(c
6.3.メタノール)、収率92%。
6.3.メタノール)、収率92%。
(b) o−メチルネガマイシンの合成:実施例3(
a)で得られたジ−N−ベンジルオキシカルボニルネガ
マイシン449rv(0,87::リモル)をジクロル
メタン4.5 mlにとかし、水冷攪拌下、三弗化ポロ
ンエチルエーテラート621119(0,44ミリモル
)を加え、これに1.5%ジアゾメタンのエチルエーテ
ル溶液を反応液の黄色が残るまで加えた(2時間)。
a)で得られたジ−N−ベンジルオキシカルボニルネガ
マイシン449rv(0,87::リモル)をジクロル
メタン4.5 mlにとかし、水冷攪拌下、三弗化ポロ
ンエチルエーテラート621119(0,44ミリモル
)を加え、これに1.5%ジアゾメタンのエチルエーテ
ル溶液を反応液の黄色が残るまで加えた(2時間)。
反応液を濃縮乾固して、ジ−N−ベンジルオキシカルボ
ニル−〇−メチルネカマイシンメチルエステルの粗粉末
を得た。
ニル−〇−メチルネカマイシンメチルエステルの粗粉末
を得た。
これに25%臭化水素−酢酸5mlを加えて溶解し、室
温にて20分攪拌してアミノ保護基を除去した。
温にて20分攪拌してアミノ保護基を除去した。
これlこエチルエーテル50m1を加えて生ずる沈澱を
沢取しエーテル20m1で洗滌後、乾燥して淡黄色粉末
を得た。
沢取しエーテル20m1で洗滌後、乾燥して淡黄色粉末
を得た。
この粉末を水20m1!に溶解し、5Nアンモニア水に
て、pH8,8〜9.0に調整した後、アンバーライト
CG−50(NH4+)40mlの塔に通過、吸着せし
め、水洗(80mの後、0.9%アンモニア水200m
1で溶出し溶出液を4TLlずつ分画した。
て、pH8,8〜9.0に調整した後、アンバーライト
CG−50(NH4+)40mlの塔に通過、吸着せし
め、水洗(80mの後、0.9%アンモニア水200m
1で溶出し溶出液を4TLlずつ分画した。
ニンヒドリン反応陽性の分画32〜34を減圧濃縮乾固
して141■のO−メチルネガマイシンの粗粉末を得た
。
して141■のO−メチルネガマイシンの粗粉末を得た
。
これをさらにブタノール−エタノール−クロロホルム−
17%アンモニア水(4:5:2:3容)を展開溶媒と
するシリカゲル(14,?)の塔クロマトグラフィーに
かけ、41nlづつ分画した。
17%アンモニア水(4:5:2:3容)を展開溶媒と
するシリカゲル(14,?)の塔クロマトグラフィーに
かけ、41nlづつ分画した。
ニンヒドリン反応陽性、大腸菌に一12株に抗菌活性を
有する分画24〜28を集め、減圧下濃縮乾燥して0−
メチルネガマイシンの白色粉末30■を得た。
有する分画24〜28を集め、減圧下濃縮乾燥して0−
メチルネガマイシンの白色粉末30■を得た。
収率13%。実施例 4(第三の製造方法)
(a) ジ−N−ベンジルオキシカルボニルネガマイ
シンメチルエステルの合成: 実施例3(a)で得られたジ−N−ベンジルオキシカル
ボニルネガマイシン”’ (11,6ミIJモル)をメ
タノール120m1に溶解し、−10’C(こ冷却攪拌
下、1.5%ジアゾメタンエタノール−エーテル溶液を
、反応液の黄色が残るまで加え45分間攪拌した後、減
圧下濃縮乾燥してジ−N−ベンジルオキシカルボニルネ
ガマイシンメチルエステル5.98gを得た。
シンメチルエステルの合成: 実施例3(a)で得られたジ−N−ベンジルオキシカル
ボニルネガマイシン”’ (11,6ミIJモル)をメ
タノール120m1に溶解し、−10’C(こ冷却攪拌
下、1.5%ジアゾメタンエタノール−エーテル溶液を
、反応液の黄色が残るまで加え45分間攪拌した後、減
圧下濃縮乾燥してジ−N−ベンジルオキシカルボニルネ
ガマイシンメチルエステル5.98gを得た。
分解点107−112℃、〔α〕26=+4.0°(c
−=5.0.メタノール)。
−=5.0.メタノール)。
収率97%。(b) デオキシネガマイシンの合成:
実施例4(a)で得られたジ−N−ベンジルオキシカル
ボニルネガマイシンメチルエステル5.985+ (1
1,3ミリモル)をピリジン1507111にとかし、
塩化メタンスルホニル6.4.1(56,4ミリモル)
をピリジン150m1にとかした溶液を水冷下lこ加え
た(15分間)後、室温で5時間攪拌した。
実施例4(a)で得られたジ−N−ベンジルオキシカル
ボニルネガマイシンメチルエステル5.985+ (1
1,3ミリモル)をピリジン1507111にとかし、
塩化メタンスルホニル6.4.1(56,4ミリモル)
をピリジン150m1にとかした溶液を水冷下lこ加え
た(15分間)後、室温で5時間攪拌した。
この反応液に氷水150m1を加えクロロホルム240
mAで抽出し、クロロホルム層を各60m1の0.5
M重亜硫酸ソーダ、水、1M重炭酸ソーダおよび水で順
次洗浄し、無水芒硝で脱水後、減圧下濃縮乾燥してジ−
N−ベンジルオキシカルボニル−〇−メタンスルホニル
ネガマイシンメチルエステルの淡黄色粉末6.17.?
(10,1ミリモル)を得た。
mAで抽出し、クロロホルム層を各60m1の0.5
M重亜硫酸ソーダ、水、1M重炭酸ソーダおよび水で順
次洗浄し、無水芒硝で脱水後、減圧下濃縮乾燥してジ−
N−ベンジルオキシカルボニル−〇−メタンスルホニル
ネガマイシンメチルエステルの淡黄色粉末6.17.?
(10,1ミリモル)を得た。
この粉末4.1(8,1ミリモル)をアセトン225T
Llにとかし、−昼夜充分乾燥したヨウ化ソーダ7、2
g(48ミIJモル)を加えた後(50−600C)
、65℃で15時間加熱還流した。
Llにとかし、−昼夜充分乾燥したヨウ化ソーダ7、2
g(48ミIJモル)を加えた後(50−600C)
、65℃で15時間加熱還流した。
この反応液に1120rrllの氷水を加え、酢酸エチ
ル1350mlで抽出し、酢酸エチル層を水450m1
で洗浄し、無水芒硝で脱水後、減圧下濃縮乾燥して淡黄
色粉末3.98gを得た。
ル1350mlで抽出し、酢酸エチル層を水450m1
で洗浄し、無水芒硝で脱水後、減圧下濃縮乾燥して淡黄
色粉末3.98gを得た。
これをベンゼン−メチルエチルケトン(1:1容)を展
開溶媒とするシリカゲル(400,9)の塔クロマトグ
ラフィーを行い、187711ずつ分画した。
開溶媒とするシリカゲル(400,9)の塔クロマトグ
ラフィーを行い、187711ずつ分画した。
分画77−170を集め、減圧下濃縮乾燥してδ位のヨ
ード置換体(2種の立体異性体の混合物)1.:l(2
ミIJモル)を得た。
ード置換体(2種の立体異性体の混合物)1.:l(2
ミIJモル)を得た。
収率22%。
このδ−ヨード置換体937■(1,46ミリモル)を
メタノール20TL11水8rnlにとかし、5%パラ
ジウム−炭酸バリウム10gを加え、室温攪拌下2.5
時間水素ガスを通じて、脱ハロゲン化反応とベンジルオ
キシカルボニル基の脱離を同時に行った。
メタノール20TL11水8rnlにとかし、5%パラ
ジウム−炭酸バリウム10gを加え、室温攪拌下2.5
時間水素ガスを通じて、脱ハロゲン化反応とベンジルオ
キシカルボニル基の脱離を同時に行った。
触媒を炉去し、ろ液を減圧下濃縮乾燥した後、水16m
1に溶解し、5Nアンモニア水でpH9,2−9,4と
し、これをアンバーライトCG−50(NH4+) 9
7扉lの塔に通過吸着せしめ、水洗(6001111)
後、0.2%アンモニア水650m1で溶出し、5ml
ずつ分画した。
1に溶解し、5Nアンモニア水でpH9,2−9,4と
し、これをアンバーライトCG−50(NH4+) 9
7扉lの塔に通過吸着せしめ、水洗(6001111)
後、0.2%アンモニア水650m1で溶出し、5ml
ずつ分画した。
大腸菌に一12株に抗菌力を有し、ニンヒドリン反応陽
性の分画20−50を集め、減圧下濃縮乾燥してデオキ
シネガマイシンの白色粉末951n9を得た。
性の分画20−50を集め、減圧下濃縮乾燥してデオキ
シネガマイシンの白色粉末951n9を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次式 〔式中、Dは水素原子又はメトキシ基を示す〕で示され
るデオキシネガマイシン〔式中、Dが水素原子である場
合〕又はO−メチルネガマイシン〔式中、Dがメトキシ
基である場合〕であるδ−置換ネガマイシン誘導体。 2 次式 で表わされるデオキシネガマイシンである特許請求の範
囲第1項に記載のδ−ネガマイシン誘導体。 3 次式 で表わされるO−メチルネガマイシンである特許請求の
範囲第1項に記載のδ−置換ネガマイシン誘導体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51000258A JPS5829782B2 (ja) | 1976-01-01 | 1976-01-01 | 新規なδ−置換ネガマイシン誘導体 |
US05/735,352 US4065495A (en) | 1975-11-11 | 1976-10-26 | δ-Substituted negamycin derivatives and syntheses |
CA264,405A CA1083174A (en) | 1975-11-11 | 1976-10-28 | .alpha.-SUBSTITUTED NEGAMYCIN DERIVATIVES AND SYNTHESES |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51000258A JPS5829782B2 (ja) | 1976-01-01 | 1976-01-01 | 新規なδ−置換ネガマイシン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5283605A JPS5283605A (en) | 1977-07-12 |
JPS5829782B2 true JPS5829782B2 (ja) | 1983-06-24 |
Family
ID=11468884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51000258A Expired JPS5829782B2 (ja) | 1975-11-11 | 1976-01-01 | 新規なδ−置換ネガマイシン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829782B2 (ja) |
-
1976
- 1976-01-01 JP JP51000258A patent/JPS5829782B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5283605A (en) | 1977-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4297485A (en) | Production of a selectively protected N-acylated derivative of an aminoglycosidic antibiotic | |
US4424343A (en) | Preparation of 1-N- ω-amino-α-hydroxyalkanoyl!kanamycin polysilylates and products | |
CS257292B2 (en) | Production method of amikacine | |
US4325946A (en) | Anthracycline glycosides, their preparation, use and compositions thereof | |
GB1564164A (en) | Production of kanamycin c and its deoxy derivatives | |
CA1236484A (en) | (-)-15-deoxyspergualin, process for the preparation thereof, and intermediate of the same | |
KR840001622B1 (ko) | 3-0-데메틸 이스타마이신 b의 제조방법 | |
JPS5829782B2 (ja) | 新規なδ−置換ネガマイシン誘導体 | |
JPS58213774A (ja) | 新規アミノ配糖体 | |
US4283528A (en) | 1-N-aminohydroxyacyl derivatives of gentamicin B | |
JPH0764866B2 (ja) | 1−n−(4−アミノ−3−フルオロ−2−ヒドロキシブチリル)カナマイシン類 | |
GB2144744A (en) | 4'-halo-anthracycline glycosides | |
GB1589936A (en) | Processes for the production of 3',4'-dideoxykanamycin b | |
JPS631954B2 (ja) | ||
US4298727A (en) | 3',4'-Dideoxykanamycin A and 1-N-(S)-α-hydroxy-ω-aminoalkanoyl) derivatives thereof | |
EP0048613B1 (en) | 4-0-substituted -2-deoxystreptamine aminoglycoside derivatives, their preparation and formulations containing them | |
US3970643A (en) | 5"-Amino-3',5"-dideoxybutirosin A and derivatives | |
CA1081693A (en) | Kanamycin c derivatives | |
JPS6146469B2 (ja) | ||
JPH0134231B2 (ja) | ||
EP0236942B1 (en) | 2'-deamino-2'-hydroxyistamycin bo derivatives of low toxicity | |
US3983102A (en) | Process for preparing 5"-amino-4',5"-dideoxybutirosin A | |
CA1152063A (en) | 3',4'-DIDEOXYKANAMYCIN A AND 1-N-((S)-.alpha.- HYDROXY-.omega.-AMINOALKANOLY) DERIVATIVES THEREOF | |
JPS6310719B2 (ja) | ||
JPS631949B2 (ja) |