JPS5829720B2 - 時計用単相ステツピングモ−タの電力供給装置 - Google Patents
時計用単相ステツピングモ−タの電力供給装置Info
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- JPS5829720B2 JPS5829720B2 JP55122923A JP12292380A JPS5829720B2 JP S5829720 B2 JPS5829720 B2 JP S5829720B2 JP 55122923 A JP55122923 A JP 55122923A JP 12292380 A JP12292380 A JP 12292380A JP S5829720 B2 JPS5829720 B2 JP S5829720B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
- G04C3/14—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
- G04C3/143—Means to reduce power consumption by reducing pulse width or amplitude and related problems, e.g. detection of unwanted or missing step
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は時計用単相ステッピングモータの電力供給装置
に関するものである。
に関するものである。
本発明の目的は、持続時間の短かい第1の種類の双極性
パルスまたは持続時間の長い第2の種類の双極性パルス
を供給することにより、時計用単相ステッピングモータ
の動作を制御するように構成され、第2の種類のパルス
列は、モータが持続時間の短かいパルスに応答して歩進
し損なった時に、モータへ供給されるようになっている
。
パルスまたは持続時間の長い第2の種類の双極性パルス
を供給することにより、時計用単相ステッピングモータ
の動作を制御するように構成され、第2の種類のパルス
列は、モータが持続時間の短かいパルスに応答して歩進
し損なった時に、モータへ供給されるようになっている
。
前記モータの動作を検出可能にする電力供給装置を得る
ことである。
ことである。
この種の装置は公知であるが、この種の装置に起ること
がある困難を解決するために、モータの巻線に流れる電
流により発生された第1の信号Udを抽出するように構
成された第1の要素と、第1の種類のパルスに応答して
モータが歩進したか否かをレベルにより示す第2の信号 UC=f Uddt を発生するように構成された第2の要素とを有する歩進
検出器を含む装置に関する、本願出願が現在前なってい
る特許出願FR79−16816号の装置における諸問
題に対する新しい解決法を本願出願人は提案するもので
ある。
がある困難を解決するために、モータの巻線に流れる電
流により発生された第1の信号Udを抽出するように構
成された第1の要素と、第1の種類のパルスに応答して
モータが歩進したか否かをレベルにより示す第2の信号 UC=f Uddt を発生するように構成された第2の要素とを有する歩進
検出器を含む装置に関する、本願出願が現在前なってい
る特許出願FR79−16816号の装置における諸問
題に対する新しい解決法を本願出願人は提案するもので
ある。
前記特許出願は、モータ巻線を流れる電流により発生さ
れた第1の信号Udを抽出するために可能な2種類の装
置を提案している。
れた第1の信号Udを抽出するために可能な2種類の装
置を提案している。
1つの検出器はブリッジを有し、このブリッジ01つの
分岐はモータ巻線により構成され、向き合の一対の対角
点の間にモータパルスが与えられ、他の一対の対角点の
間に信号Udが生ずる。
分岐はモータ巻線により構成され、向き合の一対の対角
点の間にモータパルスが与えられ、他の一対の対角点の
間に信号Udが生ずる。
この装置が従来の装置よりも優れているとしても、比較
的高い(1,5V台)2つの電圧の差である非常に低い
(20mV台)電圧だけを抽出するという困難がある。
的高い(1,5V台)2つの電圧の差である非常に低い
(20mV台)電圧だけを抽出するという困難がある。
モータ巻線抵抗およびブリッジの他の抵抗の温度係数は
同じではないから、この装置は広い温度範囲(たとえば
−10+60℃)では確実に動作しない。
同じではないから、この装置は広い温度範囲(たとえば
−10+60℃)では確実に動作しない。
前記特許出願に開示されている別の検出器は検出巻線を
有し、この検出巻線はモータの磁気回路に挿入され、こ
の巻線の端子に生じた電圧は信号Udとなる。
有し、この検出巻線はモータの磁気回路に挿入され、こ
の巻線の端子に生じた電圧は信号Udとなる。
この信号により、前記抵抗ブリッジが不要になるととも
に、その抵抗ブリッジにより生じていた損失がなくなり
、検出巻線の巻回数が十分に多いと、その検出巻線の端
子間に得られる電圧の振幅は、抵抗ブリッジで得られる
電圧の振幅より大きくなって検出が容易となる。
に、その抵抗ブリッジにより生じていた損失がなくなり
、検出巻線の巻回数が十分に多いと、その検出巻線の端
子間に得られる電圧の振幅は、抵抗ブリッジで得られる
電圧の振幅より大きくなって検出が容易となる。
しかし、この装置はモータの磁気回路に補助巻線を必要
とするために製作コストが上昇し、時計内での配線を複
雑にすることが欠点である。
とするために製作コストが上昇し、時計内での配線を複
雑にすることが欠点である。
本発明の目的は、前記した諸欠点を解消し、前記特許出
願において述べられている一般的な原理を基にしてはい
るが、モータ巻線の端子で信号Udを抽出するための新
規な要素を含む電力供給装置を得ることである。
願において述べられている一般的な原理を基にしてはい
るが、モータ巻線の端子で信号Udを抽出するための新
規な要素を含む電力供給装置を得ることである。
本発明の主な目的は、時計用モータの消費電力を減少さ
せることである。
せることである。
時計用のマイクロモータはその動作時間の大部分はほと
んど無負荷であることが確かめられている。
んど無負荷であることが確かめられている。
それと同時に、たとえば温度変化、外部磁界、衝撃角速
度のような特殊な諸条件の下でモータを満足に機能させ
るためには、モータに過大な電力を供給することが必要
であることが見出されているが、そのために電力がむだ
に消費されることになる。
度のような特殊な諸条件の下でモータを満足に機能させ
るためには、モータに過大な電力を供給することが必要
であることが見出されているが、そのために電力がむだ
に消費されることになる。
本発明は、電力供給の安全度を負荷の関数として大きく
とることができる。
とることができる。
モータの歩進を制御する新規な装置を提供するものであ
る。
る。
したがって、電力消費量を大幅に減少させることができ
る。
る。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
前記特許出願に開示されているようなモータ電力供給の
一般的な原理が、モータの歩進制御を行なう電力供給装
置のブロック図を示す第1図に示されている。
一般的な原理が、モータの歩進制御を行なう電力供給装
置のブロック図を示す第1図に示されている。
モータへは幅の短かい(たとえば6m5)パルスがパル
ス発生器1から通常供給される。
ス発生器1から通常供給される。
本発明の目的である位置検出器2によりモータが歩進し
たか否かを決定できる。
たか否かを決定できる。
モータが歩進したとすると、判定器3がモータへのパル
ス供給を続けるべきであることを線4を介してパルス発
生器1に知らせる。
ス供給を続けるべきであることを線4を介してパルス発
生器1に知らせる。
モータが歩進しなかった時は、幅の広い(たとえば8m
5)パルスを幅の狭いパルスの代りにモータに供給する
ように、判定器3力ハルス発生器6を制御する。
5)パルスを幅の狭いパルスの代りにモータに供給する
ように、判定器3力ハルス発生器6を制御する。
このパルスの変更はカウンタ7により決定されるn秒間
の間に行なわれる。
の間に行なわれる。
この時間が経過すると幅の狭いパルスが再び供給される
。
。
検出器が動作している時は、モータはループ8を介して
幅の狭いパルスを受け、検出器が動作していない時は、
モータはループ9を介して幅の広いパルスを受けること
がわかるであろう。
幅の狭いパルスを受け、検出器が動作していない時は、
モータはループ9を介して幅の広いパルスを受けること
がわかるであろう。
前記したような原因により動作中に起る各種の状況があ
る時間だけ続く。
る時間だけ続く。
したがって、モータを歩進させなかった谷幅の狭いパル
スの後に幅の広いパルスを系統的に与えることは、電力
のむだであるばかりでなく、本発明の目的にも反するこ
とがわかるであろう、幅の広いパルスをモータに供給す
る時間は5分程度であるが、これ以外の時間でもさしつ
かえない。
スの後に幅の広いパルスを系統的に与えることは、電力
のむだであるばかりでなく、本発明の目的にも反するこ
とがわかるであろう、幅の広いパルスをモータに供給す
る時間は5分程度であるが、これ以外の時間でもさしつ
かえない。
第2a図はモータを歩進させるためにモータへ与えられ
る幅の狭いパルスのタイミング波形図である。
る幅の狭いパルスのタイミング波形図である。
双極性で、幅が約6msのパルス10はパルス発生器1
により1秒ごとに発生される。
により1秒ごとに発生される。
第2b図は幅が8msの双極性の幅の広いパルス11の
タイミング波形図である。
タイミング波形図である。
このパルス11も1秒ごとにパルス発生器6により発生
される。
される。
後で説明する理由から、幅の広いパルス11の前縁部は
幅の狭いパルス10の前縁部から40 m sだけ遅ら
される。
幅の狭いパルス10の前縁部から40 m sだけ遅ら
される。
第2c図に示すパルス12がモータに供給された後、位
置検出器がモータが回転していないことを検出すると、
一連の長いパルス13が約5分間にわたってモータへ供
給され、これに続いてモータへは幅の狭いパルス14が
再び与えられる。
置検出器がモータが回転していないことを検出すると、
一連の長いパルス13が約5分間にわたってモータへ供
給され、これに続いてモータへは幅の狭いパルス14が
再び与えられる。
第3図は回転子の回転角αの関数として回転子に作用す
る偶力Cの値を示すグラフである。
る偶力Cの値を示すグラフである。
周知のように、歩進モータの回転子には2種類の偶力が
加えられる。
加えられる。
その1つは磁石だけによって発生される静的保持偶力C
aであり、他の1つは巻線が励磁された時に巻線により
発生された磁束と磁石の磁束との相互作用により発生さ
れる動的なモータ偶力Cabである。
aであり、他の1つは巻線が励磁された時に巻線により
発生された磁束と磁石の磁束との相互作用により発生さ
れる動的なモータ偶力Cabである。
回転子は初めは位置S1にある。
パルスがモータへ与えられると回転子は1ステツプ移動
して位置S2になる。
して位置S2になる。
第3図には巻線と磁石との間の相互磁石ψも回転子の回
転角の関数として示されている。
転角の関数として示されている。
この磁束はモータが歩進したか否かに従って種々の値を
とり得るが、本発明はこの磁束の値を決定することを基
にしているのである。
とり得るが、本発明はこの磁束の値を決定することを基
にしているのである。
前記特許出願においては、モータの巻線に電流が流れて
いない1=0からt=T÷30 m sの間に、モータ
の端子に生ずる電圧を積分することが提案されている。
いない1=0からt=T÷30 m sの間に、モータ
の端子に生ずる電圧を積分することが提案されている。
この方法では、前記したように抵抗ブリッジまたは補助
巻線を用いなげればならない。
巻線を用いなげればならない。
本発明は、巻線端子に発生されて2つの端点(これにつ
いては後で説明する)の間で積分される電圧に等しい磁
束の差を検出するために、モータの主巻線だけを利用す
ることを提案するものである。
いては後で説明する)の間で積分される電圧に等しい磁
束の差を検出するために、モータの主巻線だけを利用す
ることを提案するものである。
モータにパルスが供給されている間はこの主巻線は利用
できないから、時刻1=0から始まる時間中は積分を行
なうことはできないが、回転子が位置S、からS2まで
歩進するのに要する時間を与える時間を与えるt=t2
においては積分を行なうことができる。
できないから、時刻1=0から始まる時間中は積分を行
なうことはできないが、回転子が位置S、からS2まで
歩進するのに要する時間を与える時間を与えるt=t2
においては積分を行なうことができる。
第3図に示すように、回転子が位置S2まで歩進すると
磁束ψの値はψ(t2 )となる。
磁束ψの値はψ(t2 )となる。
この磁束値は、時刻t2から数ミリ秒後時刻t3に測定
した値と同じである。
した値と同じである。
したがってとなる。
このことは、回転子が歩進すると積分器の電圧出力がほ
ぼ零であることを意味する。
ぼ零であることを意味する。
ここで、負荷が大きくなるにつれて回転子が歩進しなく
なると仮定する。
なると仮定する。
この場合には、第3図に示すように、時刻t=t2にお
いて回転子はたとえば位置S、と82の間の位置Mにあ
る。
いて回転子はたとえば位置S、と82の間の位置Mにあ
る。
この位置における磁束の値はψ(M)に対応する。
時刻t−t3においては、回転子は位置S1へ戻る。
この場合の磁束の値はψ(Sl)である。
したがって、
である。
このことは、
回転子が歩進しなかったと
すると、積分器の出力電圧は零ではなくなることを意味
する。
する。
このことは、回転子を新しい位置S2へ移動させるのに
要する、時刻1=13から、この時刻t2の数ミリ秒後
の時刻1=13との間の時間中にモータの巻線端子間に
生じた電圧を積分することにより、モータが歩進したか
否かに従ってかなり異なる2つの電圧レベルが得られる
ことを示すこの測定を行なうためには、t2とt3の間
にモータを開路することが必要である。
要する、時刻1=13から、この時刻t2の数ミリ秒後
の時刻1=13との間の時間中にモータの巻線端子間に
生じた電圧を積分することにより、モータが歩進したか
否かに従ってかなり異なる2つの電圧レベルが得られる
ことを示すこの測定を行なうためには、t2とt3の間
にモータを開路することが必要である。
この開路は後述するスイッチング回路で行なわれる。
電力供給時間(0〜11)と、誘起電圧測定時間(t2
〜13)の間には、モータ巻線が短絡される時間(1,
〜t2)が見込まれる。
〜13)の間には、モータ巻線が短絡される時間(1,
〜t2)が見込まれる。
この時間は回転子の動きを安定化させるのに役立つ。
同様にして、時間t2〜t3 と、次のモータ駆動パル
スが加えられた時刻との間に、モータ巻線が短絡される
時間t3〜t4が見込まれる。
スが加えられた時刻との間に、モータ巻線が短絡される
時間t3〜t4が見込まれる。
この時間を設けることによりモータは加えられることが
ある衝撃により良く耐えることができるようになる。
ある衝撃により良く耐えることができるようになる。
第4図は希望の結果を得るための装置のブロック回路図
である。
である。
この装置では、スイッチ31゜32.33,34が閉じ
られた時にモータの巻線15に交番パルスが与えられる
。
られた時にモータの巻線15に交番パルスが与えられる
。
これらのスイッチはスイッチング回路を構成する。
次の表は前記時間(O〜t3)t(t3〜14)の関数
としてはスイッチ31〜34の位置を示すものである。
としてはスイッチ31〜34の位置を示すものである。
正のパルスに対してスイッチの制御順序が次のようにし
て定められる。
て定められる。
実際に用いられている技術においては、スイッチとして
トランジスタが用いられる。
トランジスタが用いられる。
また、上の表に示されている期間の長さはある特定のモ
ータについてのみ適当なものであることに注意されたい
。
ータについてのみ適当なものであることに注意されたい
。
スイッチ31〜34はパルス形成器21により制御され
る。
る。
このパルス形成器21は分周器20から信号を受ける。
パルス形成器21は幅Qの狭いパルスを発生するパルス
発生器1と、幅の広いパルスを発生するパルス発生器6
と、カウンタ7とを含む。
発生器1と、幅の広いパルスを発生するパルス発生器6
と、カウンタ7とを含む。
スイッチ・トランジスタ31〜34のベースは、前記衣
に従って第2a図に示す信号により制御されるとともに
、回転子が歩進したか否かに従って第2c図に示す信号
により制御される。
に従って第2a図に示す信号により制御されるとともに
、回転子が歩進したか否かに従って第2c図に示す信号
により制御される。
巻線15の端子に生じた電圧Uiは差動回路22の入力
端子へ与えられる。
端子へ与えられる。
モータの巻線中に誘起された電圧を読出さなければなら
ない期間t2〜t3の間に、制御信号23が差動回路2
2を開放状態にする。
ない期間t2〜t3の間に、制御信号23が差動回路2
2を開放状態にする。
回路22の出力電圧Uiは積分器28により積分される
。
。
この積分器の出力側では信号
が比較器25で基準信号と比較される。
この比較は積分期間が終った時刻t3に行なわれる。
信号Ucが基準信号Urより小さい時はモータは歩進し
たのであるから、比較器25は出力信号を発生しない。
たのであるから、比較器25は出力信号を発生しない。
したがって、制御回路は幅の狭いパルスをモータへ与え
続ける。
続ける。
また、信号Ucが基準信号Urより小さい時は、モータ
は歩進しなかったのであるから、比較器25の出力端子
に信号Usが現われる。
は歩進しなかったのであるから、比較器25の出力端子
に信号Usが現われる。
この信号Usは線26を介して制御回路へ与えられ、第
2c図に示す幅ノ広いパルス13を発生させる。
2c図に示す幅ノ広いパルス13を発生させる。
パルス13が発生されている間は、差動回路22は線2
7を介して与えられる信号により動作を停止される。
7を介して与えられる信号により動作を停止される。
前記したように、比較器25による電圧Ucと基準信号
Urとの比較は、積分期間が終った時刻t3で始まる。
Urとの比較は、積分期間が終った時刻t3で始まる。
時刻t3は時刻Oから約30ミリ秒後であるから、幅の
狭いパルスの開始と幅の広いパルスの開始時刻が、第2
c図に示すように約30ミリ秒異なる理由がわかるであ
ろう。
狭いパルスの開始と幅の広いパルスの開始時刻が、第2
c図に示すように約30ミリ秒異なる理由がわかるであ
ろう。
このずれ時間は電圧Ucを測定するために選んだ時刻に
依存する。
依存する。
というのは、その測定の後で必要な時だけ幅の広いパル
ス列がスイッチングされるからである。
ス列がスイッチングされるからである。
図には30m5後の測定のために40m5の時間をとっ
である様子が示されている。
である様子が示されている。
モータの種類に応じて、この測定が早く、たとえば20
m5後に、行なわれるものとすると、時間のずれは30
m8に短絡される。
m5後に、行なわれるものとすると、時間のずれは30
m8に短絡される。
第5図はモータの巻線端子における電圧を示すグラフで
、Uaは供給電圧、Uiは時刻t2に続いて誘起された
電圧、Ucは積分器の出力電圧である。
、Uaは供給電圧、Uiは時刻t2に続いて誘起された
電圧、Ucは積分器の出力電圧である。
このグラフにはモータの巻線を流れる電流でも示されて
いる。
いる。
この場合には、モータにかげられる負荷は0.05μN
mのオーダで、モータは歩進したことがわかるであろう
。
mのオーダで、モータは歩進したことがわかるであろう
。
積分器の出力電圧Ucは時刻t3 (30ms)(比較
器による測定時)においてOであるから比較器の出力端
子には出力は現われない。
器による測定時)においてOであるから比較器の出力端
子には出力は現われない。
第6図は第5図の場合と同じモータに0.1μNmの負
荷をかげた時の状況を示すグラフである。
荷をかげた時の状況を示すグラフである。
このグラフから、この場合にはこのモータは歩進しなか
ったことがわかるであろう。
ったことがわかるであろう。
比較器において測定が行なわれる時刻t3 (30ms
)に積分器の出力に現われる電圧Ucは十分な大きさで
あるから、比較器は出力信号を発生する。
)に積分器の出力に現われる電圧Ucは十分な大きさで
あるから、比較器は出力信号を発生する。
それにより、一連の幅の広いパルスを発生することを制
御回路に命令する。
御回路に命令する。
以上説明した本発明の装置により、モータを確実に精密
制御できる。
制御できる。
前記したように、この制御の目的は、モータの巻線端子
に生じた誘起電圧を積分することにより、時計の電力消
費量を節約することである。
に生じた誘起電圧を積分することにより、時計の電力消
費量を節約することである。
この装置はどのような種類のステッピングモータにも適
する。
する。
本発明の装置によりそれらのステッピングモータを制御
することによって、電力消費量を60%程度節約できる
。
することによって、電力消費量を60%程度節約できる
。
第1図はモータの歩進を制御する装置のフロック図、第
2図はモータに与えられる各種の信号のタイ□ング波形
図、第3図は回転子の関数として相互偶力、位置ぎめ偶
力および磁石と巻線の間の相互磁束を示すグラフ、第4
図は本発明の位置検出器の原理を示すブロック回路図、
第5図は回転子が歩進した時に積分器の出力端子に現わ
れる電圧Ucと供給電圧Uaおよび誘起電圧Uiと時間
の関係を示すグラフ、第6図は回転子が歩進しなかった
時の第5図に示されているパラメータと同じパラメータ
のグラフである。 1.6・・・・・・パルス発生器、2・・・・・・位置
検出器、7・・・・・・カウンタ、20・・・・・・分
周器、21・・・・・・パルス形成器、22・・・・・
・差動回路、25・・・・・・比較器、28・・・・・
・積分器。
2図はモータに与えられる各種の信号のタイ□ング波形
図、第3図は回転子の関数として相互偶力、位置ぎめ偶
力および磁石と巻線の間の相互磁束を示すグラフ、第4
図は本発明の位置検出器の原理を示すブロック回路図、
第5図は回転子が歩進した時に積分器の出力端子に現わ
れる電圧Ucと供給電圧Uaおよび誘起電圧Uiと時間
の関係を示すグラフ、第6図は回転子が歩進しなかった
時の第5図に示されているパラメータと同じパラメータ
のグラフである。 1.6・・・・・・パルス発生器、2・・・・・・位置
検出器、7・・・・・・カウンタ、20・・・・・・分
周器、21・・・・・・パルス形成器、22・・・・・
・差動回路、25・・・・・・比較器、28・・・・・
・積分器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 比較的狭い幅の第1の種類の双極性パルスと、この
第1の種類のパルスに応答してモータが歩進し損なった
時に該モータに与えられる比較的広い幅の第2の種類の
一連の双極性パルスとによってモータ機能を制御するよ
うに構成した時計用単相ステッピングモータの電力供給
装置であって、第1の期間0−1.内で上記第1の種類
の各双極性パルスに応答して第2の期間t2〜t3にわ
たって上記モータを開路にする第1の装置と;上記第2
0期間中上記モータの端子に発生する第1信号Uiを検
出してこれを積分して第2の信号U c −ft”Ui
dtを発生し、この第2信号が予定値2 以上になった時に上記モータが前記第1の種類のパルス
に応答して歩進し損なったことを示す第2の装置とを具
備したことを特徴とする時計用単相ステッピングモータ
の電力供給装置。 2 比較的狭い幅の第1の種類の双極性パルスと、この
第1の種類のパルスに応答してモータが歩進し損なった
時に該モータに与えられる比較的広い幅の第2の種類の
一連の双極性パルスとによってモータ機能を制御するよ
うに構成した時計用単相ステッピングモータの電力供給
装置であって、第1の期間0−11内で上記第1の種類
の各双極性パルスに応答して第2の期間t2〜t3にわ
たって上記モータを開路にする第1の装置と;上記第2
の期間中上記モータの端子に発生する第1信号Uiを検
出しこれを積分して第2の信号Uc=f”t、: U
id tを発生し、この第2信号が予定値以上になった
時に上記モータが前記第1の種類のパルスに応答して歩
進し損なったことを示す第2の装置と、上記第1の期間
と第2の期間の間にある期間t1〜t2並びに上記第2
の期間と次のモータ駆動用パルスが到来するまでの期間
t3〜t4の間、モータを短絡する第3の装置とを具備
したことを特徴とする時計用単相ステッピングモータの
電力供給装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の装置であって、前記第
1の装置は第1の種類のパルスでモータの動作を制御す
る制御器を含み、この制御器は発振器と、分局器と、パ
ルス形成器と、モータ巻線を含むスイッチング回路とを
有し、前記第2の装置は、前記第1の信号を標本化する
ように構成された差動回路と、第1の信号を積分するこ
とにより第2の信号Ucを発生するように構成された積
分器と、前記第2の信号を基準信号Urとともに受け、
モータが第1の種類の双極性パルスに応答して歩進し損
なった時に検出信号Usを発生するように構成された比
較器とを有することを特徴とする装置。 4 特許請求の範囲第2項記載の装置であって、期間は to−t、 2〜7m5 tl 〜t2 6〜13H1s t2〜t3 12〜20m5 の範囲に入るように選択されることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP55122923A Expired JPS5829720B2 (ja) | 1979-09-04 | 1980-09-04 | 時計用単相ステツピングモ−タの電力供給装置 |
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FR2459579A1 (fr) * | 1979-06-21 | 1981-01-09 | Suisse Horlogerie | Detecteur d'avance d'un moteur pas a pas |
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- 1980-09-01 DE DE8080105189T patent/DE3066400D1/de not_active Expired
- 1980-09-04 JP JP55122923A patent/JPS5829720B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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