JPS5826681Y2 - 消火用放液装置 - Google Patents
消火用放液装置Info
- Publication number
- JPS5826681Y2 JPS5826681Y2 JP1490981U JP1490981U JPS5826681Y2 JP S5826681 Y2 JPS5826681 Y2 JP S5826681Y2 JP 1490981 U JP1490981 U JP 1490981U JP 1490981 U JP1490981 U JP 1490981U JP S5826681 Y2 JPS5826681 Y2 JP S5826681Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable body
- conduit
- liquid discharge
- worm wheel
- gun barrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は目標地点に正確に照準合せでき、かつ大量の水
、消火泡などを一定範囲内にまんべんなく放射すること
ができる放液装置に関する。
、消火泡などを一定範囲内にまんべんなく放射すること
ができる放液装置に関する。
従来、特に多数の石油タンクが設置され、石油タンカー
が接岸するいわゆる石油コンビナート等には、火災に対
処するために水、発泡液、液状消火剤等(一括して消火
液体)を噴射する消火砲と呼ばれる放液装置が設置され
ており、この装置は砲身の俯仰ならびに旋回運動を自在
に操作できるようになっており、あるものは自動化され
ている。
が接岸するいわゆる石油コンビナート等には、火災に対
処するために水、発泡液、液状消火剤等(一括して消火
液体)を噴射する消火砲と呼ばれる放液装置が設置され
ており、この装置は砲身の俯仰ならびに旋回運動を自在
に操作できるようになっており、あるものは自動化され
ている。
そのような装置の一つの例は特開昭53−59298号
に見られる。
に見られる。
当該装置は2個の正逆回転モータを備え、それぞれのモ
ータによって砲身の俯仰運動および旋回運動を自動的に
行ない、必要に応じてモータ旋回軸とのリンケージを解
除して手動操作に切り替えることができるものである。
ータによって砲身の俯仰運動および旋回運動を自動的に
行ない、必要に応じてモータ旋回軸とのリンケージを解
除して手動操作に切り替えることができるものである。
しかし実際の火災においては、放液目標点(火勢の最も
盛な場所もしくは火勢が移動しようとしつつある場所な
ど)は常に移動し、上記の従来技術の装置は、ある範囲
にまんべんなく放液するには便利であるが火勢の移動へ
の追随や、再炎上点への照準の切り替えには必ずしも有
利でない点があった。
盛な場所もしくは火勢が移動しようとしつつある場所な
ど)は常に移動し、上記の従来技術の装置は、ある範囲
にまんべんなく放液するには便利であるが火勢の移動へ
の追随や、再炎上点への照準の切り替えには必ずしも有
利でない点があった。
本考案はこの点を改良した装置を提供するものである。
本考案によれば基台上に固定され内部に放出されるべき
液体の導管が設けられた支持体と;該支持体上に回転可
能に支持され内部に前記導管に接続された導管と、水平
に固定されたウオームホイールを有する可動体と;該可
動体の導管に接続する湾曲した導管(以下曲管という)
に接続結合され、かつ垂直面に回転可能に支持され、自
身を俯仰運動させるためのウオームホイールを有する放
液筒(以下砲身という)と;前記基台上に固定された電
動機機構と、;該電動機機構の出力軸と前記可動体を連
結して該可動体を一定角度内で往復回転運動させるクラ
ンク機構と;前記可動体のウオームホイールと係合する
手動ウオームギヤ機構と、前記砲身のウオームホイール
と係合する手動ウオームギヤ機構とを備えた消火用放液
装置が提供される。
液体の導管が設けられた支持体と;該支持体上に回転可
能に支持され内部に前記導管に接続された導管と、水平
に固定されたウオームホイールを有する可動体と;該可
動体の導管に接続する湾曲した導管(以下曲管という)
に接続結合され、かつ垂直面に回転可能に支持され、自
身を俯仰運動させるためのウオームホイールを有する放
液筒(以下砲身という)と;前記基台上に固定された電
動機機構と、;該電動機機構の出力軸と前記可動体を連
結して該可動体を一定角度内で往復回転運動させるクラ
ンク機構と;前記可動体のウオームホイールと係合する
手動ウオームギヤ機構と、前記砲身のウオームホイール
と係合する手動ウオームギヤ機構とを備えた消火用放液
装置が提供される。
本考案の装置の特徴は、電動機によって砲身を一定の角
度範囲内で常時首振り運動させながら、手動で首振り運
動の中心点を自由に移動させ、がつ俯仰角をも変化でき
て、火勢の移動への追随や再炎上点への照準切り替を迅
速に行なうことができるとともに、常に一定範囲の領域
にはまんべんなく放液することができる点にあり、この
ような放液装置は本考案によって始めて提供される。
度範囲内で常時首振り運動させながら、手動で首振り運
動の中心点を自由に移動させ、がつ俯仰角をも変化でき
て、火勢の移動への追随や再炎上点への照準切り替を迅
速に行なうことができるとともに、常に一定範囲の領域
にはまんべんなく放液することができる点にあり、この
ような放液装置は本考案によって始めて提供される。
次にこの考案の消火用放液装置の一実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第1図は側面図、第2図は背面図、第3図は平面図であ
って、消火用放液装置は基台1上に設置され、その主要
部は、内部に発泡液、水などの流路となる導筒が設けら
れ支持体2と、可動体3と、曲管4と、砲身5とから戊
っている。
って、消火用放液装置は基台1上に設置され、その主要
部は、内部に発泡液、水などの流路となる導筒が設けら
れ支持体2と、可動体3と、曲管4と、砲身5とから戊
っている。
可動体3は支持体2を軸にして旋回するように支持体2
に取付けられている。
に取付けられている。
そして、可動体3の側面には腕部31が突出して設けら
れ、この腕部31に連結棒9が連結されている。
れ、この腕部31に連結棒9が連結されている。
連結棒9の他端は、後出の電動機に連動する減速機7の
出力軸71に固定されたクランク腕73のクランクピン
72に連結されている。
出力軸71に固定されたクランク腕73のクランクピン
72に連結されている。
減速機7はその内部に減速機構部(ウオームギヤとウオ
ームホイール)を有し、電動機8に連結されている。
ームホイール)を有し、電動機8に連結されている。
可動体3には、旋回機構部を構成するウオームホイール
61とウオームギヤ62が設けられ、このウオームギヤ
62には手動用の旋回ハンドル6が取付けられている。
61とウオームギヤ62が設けられ、このウオームギヤ
62には手動用の旋回ハンドル6が取付けられている。
なお、ウオームホイール61は可動体3に固定され、ま
たウオームギヤ62は上部の曲管4に固定された連結腕
41に支持されている。
たウオームギヤ62は上部の曲管4に固定された連結腕
41に支持されている。
ウオームホイール61の上部に設けられた曲管4は、ウ
オームホイール61と一体となって旋回できるように取
付けられており、旋回ハンドル6を操作することによっ
て曲管4を360°旋回できる。
オームホイール61と一体となって旋回できるように取
付けられており、旋回ハンドル6を操作することによっ
て曲管4を360°旋回できる。
さらに曲管4には、砲身5を上下に俯仰する俯仰機構部
11と俯仰ハンドル10が設けられている。
11と俯仰ハンドル10が設けられている。
以上のように構成されたこの考案の消火用放液装置の動
作を説明すると、旋回ハンドル6を回すとウオームギヤ
62か′回転し、曲管4か゛360°回転するので、曲
管4と1府ffl]機構部11を介して接続された砲身
5を任意の角度(方向)に設定することができる。
作を説明すると、旋回ハンドル6を回すとウオームギヤ
62か′回転し、曲管4か゛360°回転するので、曲
管4と1府ffl]機構部11を介して接続された砲身
5を任意の角度(方向)に設定することができる。
この時、可動体3を回転させようとする力が加わるが、
可動体3は連結棒9によって減速機7の減速機構部を構
成しているウオームホイールとウオームギヤに連結され
ているため、ウオームギヤのセルフロックによって回転
せず、基台2に固定された状態になっている。
可動体3は連結棒9によって減速機7の減速機構部を構
成しているウオームホイールとウオームギヤに連結され
ているため、ウオームギヤのセルフロックによって回転
せず、基台2に固定された状態になっている。
次に電動機8のスイッチを入れ減速機7を動作させると
、出力軸71とクランク腕73が回転し、連結棒9が往
復運動をし、その往復運動にともない可動体3が左右に
回動する。
、出力軸71とクランク腕73が回転し、連結棒9が往
復運動をし、その往復運動にともない可動体3が左右に
回動する。
この可動体3が回動すると、曲管4は、ウオームホイー
ル61が可動体3に固定されているので゛、ウオームギ
ヤ62のセルフロックによって可動体3と一体となって
回動する。
ル61が可動体3に固定されているので゛、ウオームギ
ヤ62のセルフロックによって可動体3と一体となって
回動する。
このように可動体3と曲管4が一体となって左右に回動
することによって、砲身5は自動的に左右に首を振り、
消火域のある広がりに対して、まんべんなく消火液体を
放射することができるのである。
することによって、砲身5は自動的に左右に首を振り、
消火域のある広がりに対して、まんべんなく消火液体を
放射することができるのである。
なお、連結棒9の往復の周期は、減速機7の出力軸71
の回転速度で決まる。
の回転速度で決まる。
また、出力軸71とクランクピン72の距離lの値を変
えることによって、砲身5の首振りの振幅角αが決まる
。
えることによって、砲身5の首振りの振幅角αが決まる
。
従って、消火用放液装置の設置する場所の状況を考慮し
て、その値を決めればよい。
て、その値を決めればよい。
砲身5の俯仰制御は、俯仰ハンドル10を手動で回転す
ることによって、砲身5の上下の首振りを自在に行なう
ことができる。
ることによって、砲身5の上下の首振りを自在に行なう
ことができる。
以上で説明したように、この発明の消火用放液装置は、
砲身5の旋回機構を全周360°手動で行なうことがで
きると同時に、一定角度範囲で連続的に自動的に左右に
首振り旋回できるように構成したものであるから、火点
の位置、広がりに対して極めて敏捷にかつ自在に砲身5
を動作させることができ、特に石油タンク、以油タンカ
ーなどの火災に対して容易に有効に消火作用を行なうこ
とができる。
砲身5の旋回機構を全周360°手動で行なうことがで
きると同時に、一定角度範囲で連続的に自動的に左右に
首振り旋回できるように構成したものであるから、火点
の位置、広がりに対して極めて敏捷にかつ自在に砲身5
を動作させることができ、特に石油タンク、以油タンカ
ーなどの火災に対して容易に有効に消火作用を行なうこ
とができる。
本考案の装置において、液状導管の相互回転可能の接続
を始め種々の構成技術は当技術分野において既知である
から、本考案の製作について詳細に述べる必要はない。
を始め種々の構成技術は当技術分野において既知である
から、本考案の製作について詳細に述べる必要はない。
第1図は本考案の装置の一実施態様の側面図であり、第
2図と第3図は同じ実施態様のそれぞれ背面図と平面図
である。 これらの図において、1:基台;2:支持体:3:可動
体;61:可動体のウオームホイール;4:曲管:5:
砲身;11:砲身のウオームホイール;71゜72.9
.31 :クランク機構; 6,62 :可動体用のウ
オームギヤ機構;10砲身のためのウオームギヤ機構。
2図と第3図は同じ実施態様のそれぞれ背面図と平面図
である。 これらの図において、1:基台;2:支持体:3:可動
体;61:可動体のウオームホイール;4:曲管:5:
砲身;11:砲身のウオームホイール;71゜72.9
.31 :クランク機構; 6,62 :可動体用のウ
オームギヤ機構;10砲身のためのウオームギヤ機構。
Claims (1)
- 基台上に固定され内部に放出されるべき液体の導管が設
けられた支持体と;該支持体上に回転可能に支持され内
部に前記導管に接続された導管と、水平に固定されたウ
オームホイールを有する可動体と;該可動体の導管に接
続する湾曲した導管(以下曲管という)に接続結合され
、かつ垂直面に回転可能に支持され、自身を俯仰運動さ
せるためのウオームホイールを有する放液筒(以下砲身
という)と;前記基台上に固定された電動機機構と;該
電動機機構の出力軸と前記可動体とを連結して該可動体
を一定角度内で往復回転運動させるクランク機構と;前
記可動体のウオームホイールと係合する手動ウオームギ
ヤ機構と、前記砲身のウオームホイールと係合する手動
ウオームギヤ機構とを備えた消火用放液装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1490981U JPS5826681Y2 (ja) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | 消火用放液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1490981U JPS5826681Y2 (ja) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | 消火用放液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57128857U JPS57128857U (ja) | 1982-08-11 |
JPS5826681Y2 true JPS5826681Y2 (ja) | 1983-06-09 |
Family
ID=29812934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1490981U Expired JPS5826681Y2 (ja) | 1981-02-06 | 1981-02-06 | 消火用放液装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826681Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005224524A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Nittan Co Ltd | 消火用液体放出ノズルの制御システム |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6086353U (ja) * | 1983-11-21 | 1985-06-14 | 熊木 延義 | 消火剤放射装置 |
JP3641007B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2005-04-20 | 能美防災株式会社 | 消火装置 |
-
1981
- 1981-02-06 JP JP1490981U patent/JPS5826681Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005224524A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Nittan Co Ltd | 消火用液体放出ノズルの制御システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57128857U (ja) | 1982-08-11 |
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