JPS5826167Y2 - 組立式ホイ−ル - Google Patents
組立式ホイ−ルInfo
- Publication number
- JPS5826167Y2 JPS5826167Y2 JP1979079444U JP7944479U JPS5826167Y2 JP S5826167 Y2 JPS5826167 Y2 JP S5826167Y2 JP 1979079444 U JP1979079444 U JP 1979079444U JP 7944479 U JP7944479 U JP 7944479U JP S5826167 Y2 JPS5826167 Y2 JP S5826167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rim
- assembly type
- type wheel
- engaging portion
- washer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はそれぞれ別個に形成したリムおよびディスク
を組み合せてなる組立式ホイールに関すするものである
。
を組み合せてなる組立式ホイールに関すするものである
。
この種のホイールとしては、たとえば第1図に示すよう
に、ドロップセンターを有するリムaに突出部すを設け
るとともに、この突出部すおよびディスクCに貫通する
ボルト孔を設け、リムaとディスクCを、そのボルト化
に貫通させたボルトdおよびナツトeによって組み付け
ること、または第2図に示すように、リムaを軸線方向
に2分割してそれらの各分割部分a11 a2の隣接突
部b1゜b2にボルト孔を設け、そして前述したと同様
に、ボルトdおよびナツトeによってリムaとディスク
Cを組み付けること、さらには第3図に示すように、一
体成形したリムaにディスクCを溶接その他の方法で固
着することなどが従来から広く行なわれていた。
に、ドロップセンターを有するリムaに突出部すを設け
るとともに、この突出部すおよびディスクCに貫通する
ボルト孔を設け、リムaとディスクCを、そのボルト化
に貫通させたボルトdおよびナツトeによって組み付け
ること、または第2図に示すように、リムaを軸線方向
に2分割してそれらの各分割部分a11 a2の隣接突
部b1゜b2にボルト孔を設け、そして前述したと同様
に、ボルトdおよびナツトeによってリムaとディスク
Cを組み付けること、さらには第3図に示すように、一
体成形したリムaにディスクCを溶接その他の方法で固
着することなどが従来から広く行なわれていた。
しかしながら、第1図に示すリムaでは、突出部すの長
さが比較的長くなるのでリムを押し出しあるいはロール
底形することができず、このため、比較的多くの製造工
数を必要とし、また製品に対する信頼性の低い鋳造によ
ってリムを製造することを余儀なくされ、第2図に示す
リムaでは分割部分alta2間からの空気洩れを確実
に防止することが困難である他、ホイールのリムaある
いはディスクCの交換が困難であり、さらに、第3図に
示すホイールではリムaあるいはディスクCの交換が実
質的に不可能であるなどの問題があった。
さが比較的長くなるのでリムを押し出しあるいはロール
底形することができず、このため、比較的多くの製造工
数を必要とし、また製品に対する信頼性の低い鋳造によ
ってリムを製造することを余儀なくされ、第2図に示す
リムaでは分割部分alta2間からの空気洩れを確実
に防止することが困難である他、ホイールのリムaある
いはディスクCの交換が困難であり、さらに、第3図に
示すホイールではリムaあるいはディスクCの交換が実
質的に不可能であるなどの問題があった。
この考案はとくに、リムにその半径方向内方へ突出する
比較的背の低い保合部を設け、この係合部の一側面に、
リムの軸線に対して傾斜するテーパ面を設ける− 方、
ディスクに、そのテーパ面と面接触する整合面およびこ
の整合面よりもリムの軸線に接近して位置するボルト化
を設け、ボルト・ナツトによってディスクと座金との間
に保合部をクランプし得るようにすることによって前述
の問題を有利に解決するものである。
比較的背の低い保合部を設け、この係合部の一側面に、
リムの軸線に対して傾斜するテーパ面を設ける− 方、
ディスクに、そのテーパ面と面接触する整合面およびこ
の整合面よりもリムの軸線に接近して位置するボルト化
を設け、ボルト・ナツトによってディスクと座金との間
に保合部をクランプし得るようにすることによって前述
の問題を有利に解決するものである。
以下にこの考案を図示例に基いて説明する。
第4図はこの考案の実施例を示す断面図であり、図中1
はセンタードロップ部を有するリム、2はディスクを示
す。
はセンタードロップ部を有するリム、2はディスクを示
す。
ここでは、リム1に、そのセンタードロップ部において
、リム1の半径方向へ突出して周方向へ連続する保合部
3を設け、さらにこの係合部3の一側面に、その軸線に
対して傾斜するテーパ面4を設ける。
、リム1の半径方向へ突出して周方向へ連続する保合部
3を設け、さらにこの係合部3の一側面に、その軸線に
対して傾斜するテーパ面4を設ける。
一方、ディスク2の周縁部で幾分薄肉にした取付部5は
、その端面に、テーパ面4と面接触する整合面6を有す
るとともに、この整合面6よりもリム1の軸線に接近し
た位置にボルト孔7を有する。
、その端面に、テーパ面4と面接触する整合面6を有す
るとともに、この整合面6よりもリム1の軸線に接近し
た位置にボルト孔7を有する。
また図示例では、取付部5の端面の他部分は、センター
ドロップ部の内周面および係合部3の内周面と接触する
。
ドロップ部の内周面および係合部3の内周面と接触する
。
このように形成したリム1とディスク2を組み立てるに
際しては、まず、テーパ面4に整合面6を面接触させ、
次いで、座金8を係合部3および取付部5の側面に当接
させ、さらに、ボルト化7ならびにこれらのボルトfL
7と対応する座金8の貫通孔9にボルト10を挿通させ
、このボルト10に螺合させたナツト11を締め付ける
ことによって、係合部3を取付部5と座金8との間にク
ランプする。
際しては、まず、テーパ面4に整合面6を面接触させ、
次いで、座金8を係合部3および取付部5の側面に当接
させ、さらに、ボルト化7ならびにこれらのボルトfL
7と対応する座金8の貫通孔9にボルト10を挿通させ
、このボルト10に螺合させたナツト11を締め付ける
ことによって、係合部3を取付部5と座金8との間にク
ランプする。
ここで、係合部3は半径方向への突出量が少ないので、
その係合部3およびテーパ面4は押出型材また板材のロ
ール成形によって容易に形成することができる。
その係合部3およびテーパ面4は押出型材また板材のロ
ール成形によって容易に形成することができる。
またそのテーパ面4のリム部線に対する傾斜角は、クラ
ンプ力の好適な分散その他の理由により、20〜600
の範囲であることが好ましい。
ンプ力の好適な分散その他の理由により、20〜600
の範囲であることが好ましい。
なお、係合部3はリム1の周方向へ離間させて設けても
よいことはもちろんである。
よいことはもちろんである。
図中12はボルト化7の周辺部において、ディスク5の
側面と座金8との間に設けた隙間であり、係合部3のク
ランプに際する座金8のこの隙間12への弾性変形によ
って、ナツトの緩みを確実に防止することができるっ 第5図はこの考案の変形例を示す断面図であり、係合部
3をリム1とは別個に形成し、リング状をなすこの係合
部3を、リム1のト加ツブセンタ一部に溶接その他によ
って固着したものである。
側面と座金8との間に設けた隙間であり、係合部3のク
ランプに際する座金8のこの隙間12への弾性変形によ
って、ナツトの緩みを確実に防止することができるっ 第5図はこの考案の変形例を示す断面図であり、係合部
3をリム1とは別個に形成し、リング状をなすこの係合
部3を、リム1のト加ツブセンタ一部に溶接その他によ
って固着したものである。
他の部分については前述の例と同様である。
第6,7図はホイールを示す正面図であり、第6図では
各ボルト10に対して一個の座金8を配置しており、ま
た第7図ではそれぞれのボルト孔7と対応する貫通孔9
を設けたリング状の座金8を配置している。
各ボルト10に対して一個の座金8を配置しており、ま
た第7図ではそれぞれのボルト孔7と対応する貫通孔9
を設けたリング状の座金8を配置している。
とくに、後者の例によれば座金の取り付けが容易になる
他、見場のよいホイールを得ることができる。
他、見場のよいホイールを得ることができる。
以上述べた組立式ホイールによれば、
1)係合部の一側面におけるテーパ面の存在により、係
合部にボルト孔を設けることなくそれを確実にクランプ
することができるので、係合部の突出高さを低くするこ
とができ、従って、その係合部の形成が容易になるとと
もに、材料の使用量が減少することはもちろん、とくに
、リムと係合部を一体に形成するに際して、押出成形、
ロール成形などによってその形成を容易に行うことがで
き、加えて信頼性の高い製品を得ることができる。
合部にボルト孔を設けることなくそれを確実にクランプ
することができるので、係合部の突出高さを低くするこ
とができ、従って、その係合部の形成が容易になるとと
もに、材料の使用量が減少することはもちろん、とくに
、リムと係合部を一体に形成するに際して、押出成形、
ロール成形などによってその形成を容易に行うことがで
き、加えて信頼性の高い製品を得ることができる。
2)係合部のテーパ面によってクランプ力を各方向へ分
散できるので、縦振れの少ないホイールが得られる。
散できるので、縦振れの少ないホイールが得られる。
3)ボルトとナツトによって組み立てを行うので、リム
あるいは六イスクの交換が容易である他、寸法の異なる
リム、パターンの異なるディスクの適宜の組み合せが可
能となる。
あるいは六イスクの交換が容易である他、寸法の異なる
リム、パターンの異なるディスクの適宜の組み合せが可
能となる。
などの実用上の多くの利点がある。
第1〜3図は従来列を示す断面図、第4,5図はこの考
案の実施例を示す断面図、第6,7図はホイールを示す
正面図である。 1・・・・・・リム、2・・・・・・ディスク、3・・
・・・・係合部、4・・・・・・テーパ面、5・・・・
・・取付部、6・・・・・・整合面、7・・・・・ボル
ト孔、8・・・・・・座金、9・・・・・・貫通化、1
0・・・・・・ボルト、11・・・・・・ナツト、12
・・・・・・隙間。
案の実施例を示す断面図、第6,7図はホイールを示す
正面図である。 1・・・・・・リム、2・・・・・・ディスク、3・・
・・・・係合部、4・・・・・・テーパ面、5・・・・
・・取付部、6・・・・・・整合面、7・・・・・ボル
ト孔、8・・・・・・座金、9・・・・・・貫通化、1
0・・・・・・ボルト、11・・・・・・ナツト、12
・・・・・・隙間。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 それぞれ個別に形成したリムおよびディスクを具え
てなる組立式ホイールにおいて、前記リムに半径方向内
方へ突出する係合部を設け、この係合部の一側面に、リ
ムの軸線に対して傾斜するデーパ面を設け、またディス
クに、前記デーパ面と面接触する整合面およびこの整合
面よりもリムの軸線に接近して位置するポル)fLを設
け、前記係合部をボルト・ナツトによってディスクと座
金との間にクランプしてなることを特徴とする組立式ホ
イール。 2 前記係合部をリムと一体に形成してなることを特徴
とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の組立式ホイ
ール。 3 @配係合部をリムとは別個に形成し、この保合部を
リムに固着してなることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の組立式ホイール。 4 前記座金を、前記各ポル)FLと対応する貫通化を
設けたリング形状に底形してなることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の組立式ホイール。 5 前記ボルト孔の周辺部において、座金とディスクと
の間に、わずかな隙間を設けてなることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項記載の組立式ホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979079444U JPS5826167Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 組立式ホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979079444U JPS5826167Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 組立式ホイ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55179902U JPS55179902U (ja) | 1980-12-24 |
JPS5826167Y2 true JPS5826167Y2 (ja) | 1983-06-06 |
Family
ID=29312847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979079444U Expired JPS5826167Y2 (ja) | 1979-06-11 | 1979-06-11 | 組立式ホイ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826167Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6127701U (ja) * | 1984-07-25 | 1986-02-19 | 旭テック株式会社 | 車両用ホイ−ル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS552732B2 (ja) * | 1976-12-27 | 1980-01-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5839922Y2 (ja) * | 1978-06-23 | 1983-09-08 | 日本軽金属株式会社 | 車両用ホイ−ル |
-
1979
- 1979-06-11 JP JP1979079444U patent/JPS5826167Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS552732B2 (ja) * | 1976-12-27 | 1980-01-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55179902U (ja) | 1980-12-24 |
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