JPS5824764B2 - エキシヨウヒヨウジソウチ - Google Patents
エキシヨウヒヨウジソウチInfo
- Publication number
- JPS5824764B2 JPS5824764B2 JP50017218A JP1721875A JPS5824764B2 JP S5824764 B2 JPS5824764 B2 JP S5824764B2 JP 50017218 A JP50017218 A JP 50017218A JP 1721875 A JP1721875 A JP 1721875A JP S5824764 B2 JPS5824764 B2 JP S5824764B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- display panel
- voltage
- display device
- Prior art date
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- Expired
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- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Substances (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、液晶を利用した表示装置の改良に関する。
液晶は、種々の電気光学的効果を有しており特に、ネマ
チック液晶は、その動的光散乱効果(D SM)、複屈
折効果(DAP )、旋光効果(TN)’)利用して表
示装置等に用いられている。
チック液晶は、その動的光散乱効果(D SM)、複屈
折効果(DAP )、旋光効果(TN)’)利用して表
示装置等に用いられている。
単一の液晶表示パネルでこれらの効果をすべて得ること
ができる表示装置が特願昭48−143308号(液晶
表示装置)で提案されている。
ができる表示装置が特願昭48−143308号(液晶
表示装置)で提案されている。
しかし、この出願ではネマチック液晶のみを用いている
ので、表示コントラストの点でまだ不十分な点があった
。
ので、表示コントラストの点でまだ不十分な点があった
。
本発明の目的は、上述の出願で提案されている液晶表示
装置において、表示コントラストを改良した液晶表示装
置を提供することにある。
装置において、表示コントラストを改良した液晶表示装
置を提供することにある。
本発明によれば、透明電極基板の内側表面に液i高分子
配向が電圧を印加しない時は垂直配向、電圧印加時は印
加電圧の種類に応じてねじれ構造もしくは光散乱構造と
なるような表面処理が施されている一対の透明電極基板
間に液晶を充填した液晶表示パネルと、この液晶表示パ
ネルに電圧を印加するための電源とを含む装置において
、前記液晶として誘電異方性が負のネマチック液晶に数
パーセント以下のコレステリック液晶を混合したものを
用いることを特徴とする液晶表示装置が得られる。
配向が電圧を印加しない時は垂直配向、電圧印加時は印
加電圧の種類に応じてねじれ構造もしくは光散乱構造と
なるような表面処理が施されている一対の透明電極基板
間に液晶を充填した液晶表示パネルと、この液晶表示パ
ネルに電圧を印加するための電源とを含む装置において
、前記液晶として誘電異方性が負のネマチック液晶に数
パーセント以下のコレステリック液晶を混合したものを
用いることを特徴とする液晶表示装置が得られる。
本発明による液晶表示装置は、動的光散乱効果、複屈折
効果並びに旋光効果の全てを有し、多色表示、高コント
ラスト表示あるいは広い視野の反射型表示等を必要とす
る種々の装置に使用することができ前記出願の液晶表示
装置に比べ数倍以上の表示コントラストが得られる。
効果並びに旋光効果の全てを有し、多色表示、高コント
ラスト表示あるいは広い視野の反射型表示等を必要とす
る種々の装置に使用することができ前記出願の液晶表示
装置に比べ数倍以上の表示コントラストが得られる。
次に、本発明について図面を参照して詳しく説明する。
第1図は、本発明による液晶表示装置の構成を説明する
ための液晶表示パネルの基本的な断面を示す図である。
ための液晶表示パネルの基本的な断面を示す図である。
図において、1はコレステリック液晶が添加された誘電
異方性が負のネマチック液晶である。
異方性が負のネマチック液晶である。
このネマチック液晶1は、透明導電膜2がコーティング
された二枚の透明電極基板3によってはさまれ、スペー
サ4によって厚みが一定に保たれている。
された二枚の透明電極基板3によってはさまれ、スペー
サ4によって厚みが一定に保たれている。
更に、透明電極基板3の内側表面には、平行配向処理と
垂直配向処理が施されている。
垂直配向処理が施されている。
このような液晶表示パネルは、導電膜2を通じて液晶1
に電圧を印加するための電源5に接続されている。
に電圧を印加するための電源5に接続されている。
上述したような構成の液晶表示装置の基本動作は、上述
の出願明細書に上述しである通り、数百ヘルツ以上の高
周波交流電圧を印加した場合の低電界における複屈折効
果と高電界における旋光効果とにもとずくもの、および
数百ヘルツ以下の低周波交流電圧あるいは直流電圧を印
加した場合の光散乱効果にもとすくものである。
の出願明細書に上述しである通り、数百ヘルツ以上の高
周波交流電圧を印加した場合の低電界における複屈折効
果と高電界における旋光効果とにもとずくもの、および
数百ヘルツ以下の低周波交流電圧あるいは直流電圧を印
加した場合の光散乱効果にもとすくものである。
ネマチック液晶へのコレステリック液晶添加は、上述の
三つの効果にもとすく動作のうち、旋光効果による動作
に寄与する。
三つの効果にもとすく動作のうち、旋光効果による動作
に寄与する。
旋光効果を利用した表示におけるコントラストが、コレ
ステリック液晶を添加することにより、添加しない場合
に比べ、数倍以上高く成ることが見い出された。
ステリック液晶を添加することにより、添加しない場合
に比べ、数倍以上高く成ることが見い出された。
これは、コレステリック液晶個有のねじれ構造と上述の
透明電極基板面の平行配向処理とが相乗して旋光効果を
より完全なものとしているためと考えられる。
透明電極基板面の平行配向処理とが相乗して旋光効果を
より完全なものとしているためと考えられる。
コレステリック液晶は数パーセント以下と少量のため、
光散乱効果及び複屈折効果に対し悪い影響は与えない。
光散乱効果及び複屈折効果に対し悪い影響は与えない。
本発明においてはネマチック液晶にコレステリック液晶
を添加するが、これによって形成されるら旋のピッチp
と液晶表示パネルの液晶層厚dとの間にd≦2pの関係
が成立するようにコレステリック液晶の添加量を決める
。
を添加するが、これによって形成されるら旋のピッチp
と液晶表示パネルの液晶層厚dとの間にd≦2pの関係
が成立するようにコレステリック液晶の添加量を決める
。
コレステリック液晶のネマチック液晶に対する濃度比と
、ら旋のピッチpとはほぼ逆比例の関係があり、液晶表
示パネルの液晶層厚dが薄くなれば最適濃度比は大きく
なる。
、ら旋のピッチpとはほぼ逆比例の関係があり、液晶表
示パネルの液晶層厚dが薄くなれば最適濃度比は大きく
なる。
通常の液晶パネルのdは5〜50ミクロンメーターであ
り、この程度のdに対しては上述の関係より適当なコレ
ステリック液晶濃度比は数多以下となる。
り、この程度のdに対しては上述の関係より適当なコレ
ステリック液晶濃度比は数多以下となる。
以下、本発明による液晶表示装置の一実施例について説
明する。
明する。
第2図において液晶表示パネル6は、コレステリック液
晶コレステリル・ノナノエイトを0.2重量パーセント
添加した負の誘電異方性を有するネマチック液晶メトキ
シベンジリデン・ブチルアニリンを、ラビングによる平
行配向処理した上に表面活性剤レシチンをコーティング
しかつラビング方向が互いに直交するように配置した一
対の透明電極ガラス基板の間に充填したものである。
晶コレステリル・ノナノエイトを0.2重量パーセント
添加した負の誘電異方性を有するネマチック液晶メトキ
シベンジリデン・ブチルアニリンを、ラビングによる平
行配向処理した上に表面活性剤レシチンをコーティング
しかつラビング方向が互いに直交するように配置した一
対の透明電極ガラス基板の間に充填したものである。
液晶表示パネルの液晶層厚は、はぼ13ミクロンメータ
ーであり、液晶のら族ピッチは、はぼ55ミクロンメー
ターである。
ーであり、液晶のら族ピッチは、はぼ55ミクロンメー
ターである。
ガラス基板上にコーティングする透明導電膜は、酸化イ
ンジウムの薄膜である。
ンジウムの薄膜である。
この液晶表示パネル6の前後には、互いに偏光方向が直
交する一対の直線偏光板7が設けられ、その片側には白
色光源8およびカラースクリーン9が設けられている。
交する一対の直線偏光板7が設けられ、その片側には白
色光源8およびカラースクリーン9が設けられている。
カラースクリーン9の色および図柄は任意なものでよい
。
。
観視者10は、カラースクリーンとは反対の側から液晶
表示パネル6を見る。
表示パネル6を見る。
このような構成の液晶表示装置において、液晶表示パネ
ル6に電圧が印加されていない時は、観視者10には液
晶表示パネル6は光を通さないので黒く見える。
ル6に電圧が印加されていない時は、観視者10には液
晶表示パネル6は光を通さないので黒く見える。
この時の液晶分子の配向は、液晶分子の長軸が透明電極
基板面に垂直なホメオトロピック配向である。
基板面に垂直なホメオトロピック配向である。
液晶表示パネル6に電源11より、高周波交流電圧が印
加されると、観視者10には、液晶表示パネル6および
一対の直交偏光板7を通してカラースクリーン9の色が
見える。
加されると、観視者10には、液晶表示パネル6および
一対の直交偏光板7を通してカラースクリーン9の色が
見える。
その理由は、この時の液晶分子配向が、90°の旋光性
を示すねじれ配向となっているためである。
を示すねじれ配向となっているためである。
コレステリック液晶を添加した液晶材を用いた結果、液
晶分子配向の90°旋光性がより完全なものとなり、カ
ラースクリーン9の色がはっきりと見える。
晶分子配向の90°旋光性がより完全なものとなり、カ
ラースクリーン9の色がはっきりと見える。
また液晶表示パネル6に、電源11により、直流あるい
は充分低い周波数の交流電圧が印加されると、観視者1
0には液晶表示パネル6は白く見える。
は充分低い周波数の交流電圧が印加されると、観視者1
0には液晶表示パネル6は白く見える。
何故なら、この時の液晶は、動的光散乱効果を早し、白
色光源8からの白色光を前方散乱するからである。
色光源8からの白色光を前方散乱するからである。
なお、白色光源8は、液晶表示パネル6およびカラース
クリーン9に白色光を照射するが、観視者10には直接
見られないような位置に設置されている。
クリーン9に白色光を照射するが、観視者10には直接
見られないような位置に設置されている。
このように、本実施例の液晶表示装置は、液晶に印加す
る電圧の種類を変えるだけで容易に三色表示を行なうこ
とができる。
る電圧の種類を変えるだけで容易に三色表示を行なうこ
とができる。
以上、一実施例を用いて本発明について説明したが、本
発明による液晶表示装置は、パネル内の電極を複数個独
立させて設け、各々に適当な周波数・電圧を印加するこ
とにより同一パネル面内で複屈折効果・旋光効果および
光散乱効果による表示を同時に行なうことも可能である
ことはいうまでもない。
発明による液晶表示装置は、パネル内の電極を複数個独
立させて設け、各々に適当な周波数・電圧を印加するこ
とにより同一パネル面内で複屈折効果・旋光効果および
光散乱効果による表示を同時に行なうことも可能である
ことはいうまでもない。
また、本発明に使用する液晶材や電極基板材等は、上記
一実施例に記載されたもの以外にも種々使用しうろこと
も当然である。
一実施例に記載されたもの以外にも種々使用しうろこと
も当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いる液晶表示パネルの基本的な構
造を示す断面図、第2図は、本発明の一実施例の構成を
示す概略図である。 第2図において、6は液晶表示パネル、7は直線偏光板
、8は光源、9はカラースクリーン、10は観視者、1
1は電源である。
造を示す断面図、第2図は、本発明の一実施例の構成を
示す概略図である。 第2図において、6は液晶表示パネル、7は直線偏光板
、8は光源、9はカラースクリーン、10は観視者、1
1は電源である。
Claims (1)
- 1 透明電極基板の内側表面に液晶分子配向が電圧を印
加しない時は垂直配向、電圧印加時は印加電圧の種類に
応じてねじれ構造もしくは光散乱構造となるような表面
処理が施されている一対の透明電極基板間に液晶を充填
した液晶表示パネルと、この液晶表示パネルに電圧を印
加するための電源とを含む装置において、前記液晶とし
て誘電異方性が負のマネチツク液晶に数パーセント以下
のコレステリック液晶を混合したものを用いることを特
徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50017218A JPS5824764B2 (ja) | 1975-02-10 | 1975-02-10 | エキシヨウヒヨウジソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50017218A JPS5824764B2 (ja) | 1975-02-10 | 1975-02-10 | エキシヨウヒヨウジソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5192636A JPS5192636A (ja) | 1976-08-13 |
JPS5824764B2 true JPS5824764B2 (ja) | 1983-05-23 |
Family
ID=11937790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50017218A Expired JPS5824764B2 (ja) | 1975-02-10 | 1975-02-10 | エキシヨウヒヨウジソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824764B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH636208A5 (de) * | 1978-07-13 | 1983-05-13 | Bbc Brown Boveri & Cie | Fluessigkristallanzeige. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018057A (ja) * | 1973-06-18 | 1975-02-26 | ||
JPS5037452A (ja) * | 1973-08-06 | 1975-04-08 |
-
1975
- 1975-02-10 JP JP50017218A patent/JPS5824764B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018057A (ja) * | 1973-06-18 | 1975-02-26 | ||
JPS5037452A (ja) * | 1973-08-06 | 1975-04-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5192636A (ja) | 1976-08-13 |
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