JPS5824557Y2 - 電磁型ピックアップカ−トリッジ - Google Patents
電磁型ピックアップカ−トリッジInfo
- Publication number
- JPS5824557Y2 JPS5824557Y2 JP1976028876U JP2887676U JPS5824557Y2 JP S5824557 Y2 JPS5824557 Y2 JP S5824557Y2 JP 1976028876 U JP1976028876 U JP 1976028876U JP 2887676 U JP2887676 U JP 2887676U JP S5824557 Y2 JPS5824557 Y2 JP S5824557Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- pole piece
- pole pieces
- cartridge
- pole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁型ピックアップリッジに関し、その目的と
するところは簡単な構造で製造を容易ならしめるととも
にカートリッジの小型化を可能にし、さらには伝達特性
等の種々の特性を改善し得るように構成することにある
。
するところは簡単な構造で製造を容易ならしめるととも
にカートリッジの小型化を可能にし、さらには伝達特性
等の種々の特性を改善し得るように構成することにある
。
一般に電磁型ピックアップカートリッジとしては可動磁
石型や可動コイル型さらには可動鉄片型など各種あるが
中でも可動磁石型のカー) IJツジが多く使用されて
いる。
石型や可動コイル型さらには可動鉄片型など各種あるが
中でも可動磁石型のカー) IJツジが多く使用されて
いる。
この可動磁石型カートリッジの発電原理な第1図を用い
て説明すると針レバー1の先端部に針先チップ2を設け
ろとともに後端部に可動磁石3を取付け、これを弾性材
料で形成したダンパー4によって支持し、これな非磁性
体よりなるスリーブ5内に支持して振動部を構成し、さ
らにこの振動部を高導磁率材料よりなるヨーク6の端部
内面に装着し、針レバー1が駆動され、可動磁石3が振
動したとき、ヨーク6に流れる磁束が変化することによ
って、ヨーク6の外周に巻装されたコイル7に起電力を
発生するように構成したものである。
て説明すると針レバー1の先端部に針先チップ2を設け
ろとともに後端部に可動磁石3を取付け、これを弾性材
料で形成したダンパー4によって支持し、これな非磁性
体よりなるスリーブ5内に支持して振動部を構成し、さ
らにこの振動部を高導磁率材料よりなるヨーク6の端部
内面に装着し、針レバー1が駆動され、可動磁石3が振
動したとき、ヨーク6に流れる磁束が変化することによ
って、ヨーク6の外周に巻装されたコイル7に起電力を
発生するように構成したものである。
一般に、ピックアップカートリッジの良否は振動部で発
生した磁束変動なヨーク6及びコイル7で構成される発
電部にいかに忠実に伝達するかによって決定されるもの
であり、特に磁気回路の損失が少ないことが重要である
とともに、その周波数特性が平坦でなければならない。
生した磁束変動なヨーク6及びコイル7で構成される発
電部にいかに忠実に伝達するかによって決定されるもの
であり、特に磁気回路の損失が少ないことが重要である
とともに、その周波数特性が平坦でなければならない。
さらに1通常のステレオレコード用電磁型ピックアップ
カートリッジにおいては、外部誘導ハムをキャンセルす
るために平行に配列した2個のコイルを使用したバラン
ス巻きが望ましいとされているため、合計4個のコイル
の配列が必要となり、加えて左右のチャンイ・ルな完全
に分離独立させ、しかも、相互の磁気経路の長さな対称
にすることが必要である。
カートリッジにおいては、外部誘導ハムをキャンセルす
るために平行に配列した2個のコイルを使用したバラン
ス巻きが望ましいとされているため、合計4個のコイル
の配列が必要となり、加えて左右のチャンイ・ルな完全
に分離独立させ、しかも、相互の磁気経路の長さな対称
にすることが必要である。
第2図は、このような各点に立脚し、上述した種々の条
件な出来得ろ限り満足するように構成された従来の電磁
型ピックアップカートリッジを示すものである。
件な出来得ろ限り満足するように構成された従来の電磁
型ピックアップカートリッジを示すものである。
すなわち、針レバー8とその後端部に取付けた可動磁石
9とで振動部な構成し、この振動部により発生した磁束
変動す、ハーマロイ等の高導磁率材料なプレス曲げ加工
して構成したポールピース組立部に伝達するものである
。
9とで振動部な構成し、この振動部により発生した磁束
変動す、ハーマロイ等の高導磁率材料なプレス曲げ加工
して構成したポールピース組立部に伝達するものである
。
そして、左チャンネルの磁束変動はポールピース10゜
ヨーク11.ポールピース12を通り、これらに巻装さ
れたコイル13,14により発電される。
ヨーク11.ポールピース12を通り、これらに巻装さ
れたコイル13,14により発電される。
一方、右チャンネルの磁束変動はポールピース15、ヨ
ーク16.ポールピース17を通り、これらに巻装され
たコイルi s 、 19により発電される。
ーク16.ポールピース17を通り、これらに巻装され
たコイルi s 、 19により発電される。
しかしながら、ここで各チャンネルのポールピース及び
ヨーク内を通過する磁気経路の長さを考えると、コイル
13,14,1B、19がそれぞれ左右のチャンネル毎
に前及び後に配置されているため、左チャンネルのポー
ルピース10,12と右チャンネルのポールピース15
.17との磁気経路の長さが異なり(第2図の場合には
右チャンネルの方が長くなる)、左右の磁気特性にアン
バランスが発生するという問題がある。
ヨーク内を通過する磁気経路の長さを考えると、コイル
13,14,1B、19がそれぞれ左右のチャンネル毎
に前及び後に配置されているため、左チャンネルのポー
ルピース10,12と右チャンネルのポールピース15
.17との磁気経路の長さが異なり(第2図の場合には
右チャンネルの方が長くなる)、左右の磁気特性にアン
バランスが発生するという問題がある。
また、この種のカートリッジにおいては、ポールピース
10,12,16,17及びヨーク11゜16な構成す
る場合に曲げ加工を施さなければならず、したがって曲
げ加工に弱いフエライトナ使用することができないため
、一般に一枚のパーマロイ材により構成されている。
10,12,16,17及びヨーク11゜16な構成す
る場合に曲げ加工を施さなければならず、したがって曲
げ加工に弱いフエライトナ使用することができないため
、一般に一枚のパーマロイ材により構成されている。
このため、磁気的な諸損失は避けられず、したがって、
第3図に示すように必要帯域全般に対して平坦な伝達特
性な得ることができず、高い周波数領域で大きく減衰し
てしまうという問題が発生する。
第3図に示すように必要帯域全般に対して平坦な伝達特
性な得ることができず、高い周波数領域で大きく減衰し
てしまうという問題が発生する。
これは、主としてパーマロイ材等で構成したポールピー
スやヨークの寸法あるいは形状に起因する表皮効果によ
ってうず電流損失が生じるからである。
スやヨークの寸法あるいは形状に起因する表皮効果によ
ってうず電流損失が生じるからである。
これを解決するためにはより薄い材料を使用すればよい
が。
が。
薄い材料で構成した場合には感度が低下してしまうとい
う問題が生ずる。
う問題が生ずる。
したがって、これらの問題を解決するためには薄い材料
を用いて積層構造にすることが考えられるが、このよう
に積層構造とした場合にも、ポールピースやヨークを第
2図に示したような形状にした場合には、プレス曲げ加
工工程の後に磁気的熱処理工程が必要となり、しかも熱
処理後、機械的歪みを与えることなく多数の材料も積層
しなければならないため、その製造工程が著しく雑にな
るものである。
を用いて積層構造にすることが考えられるが、このよう
に積層構造とした場合にも、ポールピースやヨークを第
2図に示したような形状にした場合には、プレス曲げ加
工工程の後に磁気的熱処理工程が必要となり、しかも熱
処理後、機械的歪みを与えることなく多数の材料も積層
しなければならないため、その製造工程が著しく雑にな
るものである。
また第2図に示す形状のカートリッジでは、そのヨーク
が縦に並べて配されているので、カートリッジの高さが
高くなり、小型化を阻げる要因となっていた。
が縦に並べて配されているので、カートリッジの高さが
高くなり、小型化を阻げる要因となっていた。
本考案は以上のような従来の問題点な除去するものであ
り、単純なブロック状のポールピースな組合せてポール
ピースフロックな構成することによって製造を容易なら
しめるとともに高周波特性の優れた金属酸化物の焼結磁
心材料であるフェライト等を使用できるようになし、ポ
ールピースやヨークによるうず電流損失等の軽減な図る
ことを可能ならしめ、左右側チャンネルの磁気経路の長
さを完全に対称にし、必要周波数帯域全搬にわたって高
感度で平担な伝達特性な得、さらにはヨークをポールピ
ースブロックの後方に配してカートリッジの小型化な容
易に行なうことができる電磁型ピックアップカートリッ
ジな提供するものである。
り、単純なブロック状のポールピースな組合せてポール
ピースフロックな構成することによって製造を容易なら
しめるとともに高周波特性の優れた金属酸化物の焼結磁
心材料であるフェライト等を使用できるようになし、ポ
ールピースやヨークによるうず電流損失等の軽減な図る
ことを可能ならしめ、左右側チャンネルの磁気経路の長
さを完全に対称にし、必要周波数帯域全搬にわたって高
感度で平担な伝達特性な得、さらにはヨークをポールピ
ースブロックの後方に配してカートリッジの小型化な容
易に行なうことができる電磁型ピックアップカートリッ
ジな提供するものである。
以下1本考案の一実施例について第4図以降の図面とと
もに説明する。
もに説明する。
図において20は針レバー、21は針レバー20の先端
に取付けられた針先チップ、22は針レバー20の後端
に取付けられた可動磁石、23は可動磁石22を支持す
る弾性材料よりなるダンパー、24はダンパー23を介
して針レバー20を支持するスリーブであり。
に取付けられた針先チップ、22は針レバー20の後端
に取付けられた可動磁石、23は可動磁石22を支持す
る弾性材料よりなるダンパー、24はダンパー23を介
して針レバー20を支持するスリーブであり。
これらの針レバー20〜スリーブ24で振動部を構成し
ている。
ている。
25,26,27,2Bはフェライトでブロック状に構
成したポールピースであり、各ポールピース25.26
.27.2Bの下端部には水平面に対して45度傾斜し
た傾斜面26a。
成したポールピースであり、各ポールピース25.26
.27.2Bの下端部には水平面に対して45度傾斜し
た傾斜面26a。
26a 、27a 、28aが形成されている。
そして、ポールピース25.26及びポールピース27
.2Bは互に同形状に構成されており、これらのポール
ピース25〜28は第4図に示すように各傾斜面25a
〜28aKよって方形の空間を形成するように配置され
、かつ、各ポールピース25〜28間に非磁性体よりな
るスペーサー29゜30.31v介在させて磁気的に絶
縁した状態で一体的に結合されてポールピースブロック
會構成している。
.2Bは互に同形状に構成されており、これらのポール
ピース25〜28は第4図に示すように各傾斜面25a
〜28aKよって方形の空間を形成するように配置され
、かつ、各ポールピース25〜28間に非磁性体よりな
るスペーサー29゜30.31v介在させて磁気的に絶
縁した状態で一体的に結合されてポールピースブロック
會構成している。
またポールピース25.26の後面上部及びポールピー
ス27,28の側片27′。
ス27,28の側片27′。
28′ の後面には同じくフェライトで構成された杭
状のヨーク3204つの腕33 、34 、35 。
状のヨーク3204つの腕33 、34 、35 。
36がそれぞれ磁気的に結合されており、各腕33〜3
6にはコイル37.3B 、39.40がそれぞれ巻装
されている。
6にはコイル37.3B 、39.40がそれぞれ巻装
されている。
なお、41.42゜43.44はヨーク32の腕33〜
36に嵌合された導電材料よりなるショートリングであ
る。
36に嵌合された導電材料よりなるショートリングであ
る。
そして、上記ポールピース25〜シヨートリング44に
より発電部を構成している。
より発電部を構成している。
上記実施例において、可動磁石22をポールピース25
〜28よりなるブロックに配置すれば。
〜28よりなるブロックに配置すれば。
第5図に実線及び破線矢印で示すように左右各チャンネ
ルの磁気経路はそれぞれポールピース28゜ヨーク32
の腕36,34、ポールピース26及びポールピース2
7.ヨーク32の腕35.33゜ポールピース25とな
る。
ルの磁気経路はそれぞれポールピース28゜ヨーク32
の腕36,34、ポールピース26及びポールピース2
7.ヨーク32の腕35.33゜ポールピース25とな
る。
したがって1両チャンネルの磁気経路長は完全に対称と
なり、各チャンネル間に生じる出力電圧1周波数特性1
位相特性等のアンバランスを皆無にすることができる。
なり、各チャンネル間に生じる出力電圧1周波数特性1
位相特性等のアンバランスを皆無にすることができる。
また、上記実施例では、ポールピース25〜28及びヨ
ーク32を構成する場合に何ら曲げ加工を施す必要がな
いため、曲げ加工に弱いフエライl用いてポールピース
25〜28やヨーク32を構成することができる。
ーク32を構成する場合に何ら曲げ加工を施す必要がな
いため、曲げ加工に弱いフエライl用いてポールピース
25〜28やヨーク32を構成することができる。
このため、従来のパーマロイで構成したものでは第3図
に示すように可聴帯域内での減衰が大きいのに対して、
上記実施例ではうず電流損失が減少し、第10図CvC
示すように可聴帯域内では勿論のこと、可聴帯域外にお
いても良好な伝達特性な実現することができる。
に示すように可聴帯域内での減衰が大きいのに対して、
上記実施例ではうず電流損失が減少し、第10図CvC
示すように可聴帯域内では勿論のこと、可聴帯域外にお
いても良好な伝達特性な実現することができる。
この場合、フェライトのもつ磁気特性とピックアップカ
ートリッジとして使用する場合の増幅器の電気的負荷条
件等によって、第10図めaに示すように伝達特性に大
きな共振な示すことがある。
ートリッジとして使用する場合の増幅器の電気的負荷条
件等によって、第10図めaに示すように伝達特性に大
きな共振な示すことがある。
しかしながら、この共振周波数はポールピース及びヨー
クの形状、あるいはコイルのターン数す適切に設計する
ことにより解決することができる。
クの形状、あるいはコイルのターン数す適切に設計する
ことにより解決することができる。
また、万一必要帯域内に上記共振の影響が現われるよう
な場合、あるいは振動部の特性との関係によって高域周
波数において伝達特性に減衰が必要な場合には、磁気経
路の一部に挿入したショー) IJソング1〜44の電
気抵抗、材質、形状、数量等を適当に調整することによ
り、伝達特性な第10図のa = dのように任意に変
化させることができる。
な場合、あるいは振動部の特性との関係によって高域周
波数において伝達特性に減衰が必要な場合には、磁気経
路の一部に挿入したショー) IJソング1〜44の電
気抵抗、材質、形状、数量等を適当に調整することによ
り、伝達特性な第10図のa = dのように任意に変
化させることができる。
これは、ショートリング41〜44な挿入することによ
り、局部的にうず電流損失な発生させることができるた
め、このうず電流損失をショートリング41〜44で調
整するものであり第10図のaはショートリング41〜
44を挿入しない場合な示している。
り、局部的にうず電流損失な発生させることができるた
め、このうず電流損失をショートリング41〜44で調
整するものであり第10図のaはショートリング41〜
44を挿入しない場合な示している。
そして、前述した第10図のCのように可聴帯域以上に
十分のびた平担な伝達性な作ることにより、理想的に設
計された振動部との結合において、ピックアップカート
リッジの周波数特性1位相特性、歪特性などを著しく向
上させることができる。
十分のびた平担な伝達性な作ることにより、理想的に設
計された振動部との結合において、ピックアップカート
リッジの周波数特性1位相特性、歪特性などを著しく向
上させることができる。
また、一般に第2図に示した従来のピックアップカート
リッジにおいては、ポールピースとヨークとをコイル内
で重ね合わせるように構成しているため、その結合度合
にばらつきが生じるという問題があったが、上記実施例
によればポールピース25〜28とヨーク32となコイ
ル37〜40の外部で結合するように構成しているため
、その結合度合にばらつきがなく、また、コイル37〜
40内のポールピース及びヨークの断面積を小さくする
ことができるため、低インダクタンス、低インピーダン
ス設計が可能となり、出力電圧の犠牲な伴わず、共振周
波数な可聴帯域を越えて十分のばすことが容易に行なえ
るものである。
リッジにおいては、ポールピースとヨークとをコイル内
で重ね合わせるように構成しているため、その結合度合
にばらつきが生じるという問題があったが、上記実施例
によればポールピース25〜28とヨーク32となコイ
ル37〜40の外部で結合するように構成しているため
、その結合度合にばらつきがなく、また、コイル37〜
40内のポールピース及びヨークの断面積を小さくする
ことができるため、低インダクタンス、低インピーダン
ス設計が可能となり、出力電圧の犠牲な伴わず、共振周
波数な可聴帯域を越えて十分のばすことが容易に行なえ
るものである。
さらに、上記実施例によればポールピース25〜28及
びヨーク32の構造が単純で、ブロック材からの研削加
工が可能であるから一度に多量の加工が行なえ、極めて
安価に構成することができる。
びヨーク32の構造が単純で、ブロック材からの研削加
工が可能であるから一度に多量の加工が行なえ、極めて
安価に構成することができる。
そして、第2図に示したような従来のピックアップカー
トリッジにおいては、ポールピース10゜12.16,
17の正確な配置が困難であるfこめ。
トリッジにおいては、ポールピース10゜12.16,
17の正確な配置が困難であるfこめ。
チャンネルセパレーション特性が悪くなるという問題が
あったが、上記実施例によれば、精密加工されたポール
ピース25〜28をブロック化することにより、ポール
ピース25〜28の正確な配置が可能となり、セパレー
ション特性な著しく改善することができる。
あったが、上記実施例によれば、精密加工されたポール
ピース25〜28をブロック化することにより、ポール
ピース25〜28の正確な配置が可能となり、セパレー
ション特性な著しく改善することができる。
また、上記実施例では、いずれもポールピース及びヨー
クなフェライトで構成したものについて述べたが、特に
ポールピースは金型等で作製されたパーマロイ等の薄い
平板な多数積層したものでも可能である。
クなフェライトで構成したものについて述べたが、特に
ポールピースは金型等で作製されたパーマロイ等の薄い
平板な多数積層したものでも可能である。
この場合、各平板は従来のようにプレス曲げ加工する必
要は全くなく、単なる平板の積み重ねであるため、磁気
的熱処理後も機械的歪を受けに<<、また組立ても容易
となる。
要は全くなく、単なる平板の積み重ねであるため、磁気
的熱処理後も機械的歪を受けに<<、また組立ても容易
となる。
また。この場合、 一体化したポールピースやヨークは
。
。
前述のフェライトの場合と同様にしてブロック化するこ
とができるため1組立精度が高く、伝達特性やチャンネ
ルセパレーション特性等の諸特性を著しく改善すること
ができるものである。
とができるため1組立精度が高く、伝達特性やチャンネ
ルセパレーション特性等の諸特性を著しく改善すること
ができるものである。
さらに上記実施例ではヨーク32及びコイル37〜40
なポールピース25〜28で構成されるポールピースフ
ロックの後面に横に並べて配置しているので、第2図に
示す従来のカートリッジのように高さが高くなることは
なく、ヨーク32及びコイル37〜40を充分にシール
ドケース内に収納することができろ。
なポールピース25〜28で構成されるポールピースフ
ロックの後面に横に並べて配置しているので、第2図に
示す従来のカートリッジのように高さが高くなることは
なく、ヨーク32及びコイル37〜40を充分にシール
ドケース内に収納することができろ。
したがってカートリッジの小形化、特にその高さを低く
する場合に便利であり、外部からの誘導雑音成分も充分
に遮断することができる。
する場合に便利であり、外部からの誘導雑音成分も充分
に遮断することができる。
さらに、上記ヨーク32はコイルが巻装される4つの腕
33〜36を一体に有するものであるためヨーク自体の
製造の簡略化はもとより、ポールピースブロックに対す
る取付は作業も大幅に簡略化することができろ。
33〜36を一体に有するものであるためヨーク自体の
製造の簡略化はもとより、ポールピースブロックに対す
る取付は作業も大幅に簡略化することができろ。
以上述べたように1本考案の電磁型ピックアップカート
リッジによれば、加工精度や組立精度な向上させること
により伝達特性、周波数特性、位相特性あるいはチャン
ネルセパレーション特性等の緒特性を著しく改善するこ
とができ、しかも4個のポールピースとヨークの4つの
腕部のうち、左チャンネルの磁気回路な構成するものと
を、対称な形にしているから、左右各チャンネル間に生
じる出力電圧、周波数特性1位相特性等のアンバランス
も皆無にできるなど、その産業性は犬なるものである。
リッジによれば、加工精度や組立精度な向上させること
により伝達特性、周波数特性、位相特性あるいはチャン
ネルセパレーション特性等の緒特性を著しく改善するこ
とができ、しかも4個のポールピースとヨークの4つの
腕部のうち、左チャンネルの磁気回路な構成するものと
を、対称な形にしているから、左右各チャンネル間に生
じる出力電圧、周波数特性1位相特性等のアンバランス
も皆無にできるなど、その産業性は犬なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁型ピックアップカートリッジの一例の動作
原理を説明するための図、第2図は従来の電磁型ピック
アップカートリッジの一例を示す斜視図、第3図は同カ
ートリッジの伝達特性図。 第4図は本考案の一実施例における電磁型ピックアップ
カー) IJツジを示す斜視図、第5図は同分解斜視図
、第6図は同後部斜視図、第7図は同正面図、第8図は
同上面図、第9図は同側面図、第10図は同伝達特性図
である。 20・・・・・・針レバー、21・・・・・・針先チッ
プ、22・・・・・・可動磁石、25〜28・・・・・
・ポールピース25a〜28a・・・・・・傾斜面、2
9〜31・・・・・・スペーサ、32・・・・・・ヨー
ク、33〜36・・・・・・腕。 37〜40・・・・・・コイル。
原理を説明するための図、第2図は従来の電磁型ピック
アップカートリッジの一例を示す斜視図、第3図は同カ
ートリッジの伝達特性図。 第4図は本考案の一実施例における電磁型ピックアップ
カー) IJツジを示す斜視図、第5図は同分解斜視図
、第6図は同後部斜視図、第7図は同正面図、第8図は
同上面図、第9図は同側面図、第10図は同伝達特性図
である。 20・・・・・・針レバー、21・・・・・・針先チッ
プ、22・・・・・・可動磁石、25〜28・・・・・
・ポールピース25a〜28a・・・・・・傾斜面、2
9〜31・・・・・・スペーサ、32・・・・・・ヨー
ク、33〜36・・・・・・腕。 37〜40・・・・・・コイル。
Claims (1)
- 高磁率材料によってブロック状に構成された4個のポー
ルピースの下端部にそれぞれ水平面に対して45度傾斜
した傾斜面を形成し、これら4個のポールピースを各傾
斜面が方形の空間を形成する如く配置し、非磁性材料よ
りなるスペーサを介して一体的に結合してポールピース
ブロックナ構成し、上記4個のポールピースの後面を、
それぞれコイルを巻装した4つの腕部を有するヨークで
結合し、上記各ポールピースの傾斜面で形成された空間
に針レバーの後端部に設けた振動子を挿入するとともに
、上記4個のポールピースと上記ヨークの4つの腕部の
うち、左チャンネルの磁気回路を構成するものと、右チ
ャンネルの磁気回路な構成するものとが、対称な形にな
るように構成したことを特徴とする電磁型ピックアップ
カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976028876U JPS5824557Y2 (ja) | 1976-03-09 | 1976-03-09 | 電磁型ピックアップカ−トリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976028876U JPS5824557Y2 (ja) | 1976-03-09 | 1976-03-09 | 電磁型ピックアップカ−トリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52119802U JPS52119802U (ja) | 1977-09-10 |
JPS5824557Y2 true JPS5824557Y2 (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=28488491
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976028876U Expired JPS5824557Y2 (ja) | 1976-03-09 | 1976-03-09 | 電磁型ピックアップカ−トリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824557Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5326122A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-10 | Canon Inc | Zoom lens |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50130301U (ja) * | 1974-04-08 | 1975-10-25 |
-
1976
- 1976-03-09 JP JP1976028876U patent/JPS5824557Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5326122A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-10 | Canon Inc | Zoom lens |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52119802U (ja) | 1977-09-10 |
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