JPS582419Y2 - 流体混合器 - Google Patents
流体混合器Info
- Publication number
- JPS582419Y2 JPS582419Y2 JP1977098940U JP9894077U JPS582419Y2 JP S582419 Y2 JPS582419 Y2 JP S582419Y2 JP 1977098940 U JP1977098940 U JP 1977098940U JP 9894077 U JP9894077 U JP 9894077U JP S582419 Y2 JPS582419 Y2 JP S582419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- swirler
- chamber
- diameter portion
- stepped portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は相互に溶融しない2種以上の流体、例えば燃料
油と水をエマルジョン状に混合する流体混合器に関する
ものである。
油と水をエマルジョン状に混合する流体混合器に関する
ものである。
従来、この種の流体混合器は種々提案されているがそれ
らはいずれも2種又はそれ以上の流体を完全に混合する
事ができず、又構造が複雑であるとの不具合を有してい
る。
らはいずれも2種又はそれ以上の流体を完全に混合する
事ができず、又構造が複雑であるとの不具合を有してい
る。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであり、その目
的は2種又はそれ以上の流体を完全に混合する事ができ
ると共に、構造が簡単である流体温合器を提供すること
である。
的は2種又はそれ以上の流体を完全に混合する事ができ
ると共に、構造が簡単である流体温合器を提供すること
である。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
ポンプPの吸込口aには例えば第1流体供給路すと第2
流体供給路Cとがそれぞれ接続され、吐出口dは吐出路
eを経て本考案に係る流体混合器Aに接続しである。
流体供給路Cとがそれぞれ接続され、吐出口dは吐出路
eを経て本考案に係る流体混合器Aに接続しである。
流体混合器Aは第2図、第3図に示す如く、筒状の本体
1内に大径部1aと小径部1bとを形成する段部2を形
成し、該段部2に噴出口3を有する絞り板4を当接する
と共に、絞り板4に旋回器5の鍔5aを当接しかつ押え
プラグ6で旋回器5と絞り板4とを段部2に押しつけ固
定して旋回器5と大径部1aとの間に環状の流入室7を
形威しである。
1内に大径部1aと小径部1bとを形成する段部2を形
成し、該段部2に噴出口3を有する絞り板4を当接する
と共に、絞り板4に旋回器5の鍔5aを当接しかつ押え
プラグ6で旋回器5と絞り板4とを段部2に押しつけ固
定して旋回器5と大径部1aとの間に環状の流入室7を
形威しである。
流入室7は流入口8より前記吐出路eに接続連通しであ
ると共に、旋回器5の周壁5bに接線方向に穿孔した導
入口9より断面円形の旋回室10に開口連通している。
ると共に、旋回器5の周壁5bに接線方向に穿孔した導
入口9より断面円形の旋回室10に開口連通している。
次に作動を説明する。
流入口8より流入室7内に流入した2種又はそれ以上の
流体(以下流体とする)は導入口9より旋回室10内に
流入する。
流体(以下流体とする)は導入口9より旋回室10内に
流入する。
この時導入口9は接線方向に穿孔しであるから旋回室1
0内に入った流体は渦流となり、中心に向うに従い圧力
水頭が速度水頭に変換され絞り板4の噴出口3より混合
室11(小径部1b)内にある速度をもって噴出される
。
0内に入った流体は渦流となり、中心に向うに従い圧力
水頭が速度水頭に変換され絞り板4の噴出口3より混合
室11(小径部1b)内にある速度をもって噴出される
。
この時、流体の噴出速度に対して混合室11内の速度は
遅くなるからその両者の間に相対速度によるせん断力が
生じ噴出される流体は微細な粒に分裂する。
遅くなるからその両者の間に相対速度によるせん断力が
生じ噴出される流体は微細な粒に分裂する。
一方、流体は接線方向の速度成分を有する事により混合
室11内において第4図に示す如く拡散するが、同時に
旋回流である為に混合室11内においては中心部が周辺
部に比べ負圧となるから第4図に示す如くの流れ模様を
呈し中心部には逆流域がBが生じる。
室11内において第4図に示す如く拡散するが、同時に
旋回流である為に混合室11内においては中心部が周辺
部に比べ負圧となるから第4図に示す如くの流れ模様を
呈し中心部には逆流域がBが生じる。
したがって、分裂された微細な流体柱が逆流域内におい
て攪拌され均一に混合されるから、2種又はそれ以上の
流体を完全に混合できる。
て攪拌され均一に混合されるから、2種又はそれ以上の
流体を完全に混合できる。
また、流体が微細な流体粒に分裂するのは噴出口3から
の噴出速度と混合室11内の速度との相対速度差である
から、噴出口3の径を小さくすれば相対速度差が大とな
って流体がより微細な流体粒に分裂することになる。
の噴出速度と混合室11内の速度との相対速度差である
から、噴出口3の径を小さくすれば相対速度差が大とな
って流体がより微細な流体粒に分裂することになる。
しかし、噴出口3の径を余り小さくするとゴミ、水垢等
の異物を詰ってしまうとの不具合を有する。
の異物を詰ってしまうとの不具合を有する。
これに対して、本願考案に係るものでは噴出口3より噴
出される流体が旋回室10内で旋回流となるから、流体
の噴出口3の流量係数が小さくなって噴出速度を速くで
きる。
出される流体が旋回室10内で旋回流となるから、流体
の噴出口3の流量係数が小さくなって噴出速度を速くで
きる。
すなわち、噴出される流体が旋回流である場合には旋回
流でない場合に比較して同一径の噴出口3より噴出して
も噴出速度が速くなる。
流でない場合に比較して同一径の噴出口3より噴出して
も噴出速度が速くなる。
したがって、噴出口3の径を小さくすることなしに流体
をより微細な流体粒に分裂できるから、噴出口の詰りを
起すことがないと共に、より一層完全に流体を混合でき
る。
をより微細な流体粒に分裂できるから、噴出口の詰りを
起すことがないと共に、より一層完全に流体を混合でき
る。
本考案は以上の様になり、2種又はそれ以上の流体を完
全に混合できると共に、噴出口3の詰りを防止でき、さ
らにはより一層完全に流体を混合できる。
全に混合できると共に、噴出口3の詰りを防止でき、さ
らにはより一層完全に流体を混合できる。
また、筒状の本体1の大径部1a内に絞り板3と旋回器
5とを嵌入し、プラグ6で段部2に当接しただけでの構
造であるから、構造が非常に簡単となると共に、絞り板
3・旋回器5が本体1内に収容されるから、全体がコン
パクトで外観も非常にスッキリしたものとなり好ましい
。
5とを嵌入し、プラグ6で段部2に当接しただけでの構
造であるから、構造が非常に簡単となると共に、絞り板
3・旋回器5が本体1内に収容されるから、全体がコン
パクトで外観も非常にスッキリしたものとなり好ましい
。
また、環状の流入室7に流入した流体を、流入室7に沿
って流動させ、それにより導入口9から旋回室10内に
流入させるので、流入室7の流入口8は、その形状及び
向きに何らの制約がなく、ただ単に流体供給源に接続で
きれば良い。
って流動させ、それにより導入口9から旋回室10内に
流入させるので、流入室7の流入口8は、その形状及び
向きに何らの制約がなく、ただ単に流体供給源に接続で
きれば良い。
したがって、流入口8は任意な位置に、任意な向きで形
成すれば良く、その加工が容易となると共に、流体供給
源と接続するホース等を任意な向きで接続でき、狭いス
ペースでも配管等が簡単にできる。
成すれば良く、その加工が容易となると共に、流体供給
源と接続するホース等を任意な向きで接続でき、狭いス
ペースでも配管等が簡単にできる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は全体説明
図、第2図は要部詳細断面図、第3図はそのIII−I
II線断面図、第4図はその流体の流れ模様を示す説明
図である。 3は噴出口、10は旋回室、11は混合室。
図、第2図は要部詳細断面図、第3図はそのIII−I
II線断面図、第4図はその流体の流れ模様を示す説明
図である。 3は噴出口、10は旋回室、11は混合室。
Claims (1)
- 筒状本体1内に大径部1aと小径部1bとを形成する段
部2を形成し、該段部2に噴出口3を有する絞り板4を
当接すると共に、絞り板4に筒状の旋回器5の鍔5aを
当接しかつ押えプラグ6で旋回器5と絞り板4とを段部
2に押しつけ固定して旋回器5と大径部1aとの間に環
状の流入室7を形成し、該流入室7は流入口8より流体
供給源に接続連通しであると共に、前記旋回器5の周壁
5bに接線方向に導入孔9を穿孔して、流入室7と旋回
室10を開口連通していることを特徴とする流体混合器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977098940U JPS582419Y2 (ja) | 1977-07-26 | 1977-07-26 | 流体混合器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977098940U JPS582419Y2 (ja) | 1977-07-26 | 1977-07-26 | 流体混合器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5426176U JPS5426176U (ja) | 1979-02-20 |
JPS582419Y2 true JPS582419Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=29035184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977098940U Expired JPS582419Y2 (ja) | 1977-07-26 | 1977-07-26 | 流体混合器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582419Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008237996A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Nakata Coating Co Ltd | 微細気泡発生装置及びそれを用いた洗浄装置、シャワリング装置、生簀 |
JP2008290011A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Nakata Coating Co Ltd | 微細気泡発生装置 |
JP2009195882A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nakata Coating Co Ltd | 水素還元水の製造方法 |
JPWO2008038763A1 (ja) * | 2006-09-28 | 2010-01-28 | 株式会社仲田コーティング | 旋回流生成装置、旋回流生成方法、及び気相発生装置、微細気泡発生装置、流体の混合装置、流体噴射ノズル |
-
1977
- 1977-07-26 JP JP1977098940U patent/JPS582419Y2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2008038763A1 (ja) * | 2006-09-28 | 2010-01-28 | 株式会社仲田コーティング | 旋回流生成装置、旋回流生成方法、及び気相発生装置、微細気泡発生装置、流体の混合装置、流体噴射ノズル |
JP4981057B2 (ja) * | 2006-09-28 | 2012-07-18 | 株式会社仲田コーティング | 旋回流生成装置及び旋回流生成方法 |
JP2008237996A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Nakata Coating Co Ltd | 微細気泡発生装置及びそれを用いた洗浄装置、シャワリング装置、生簀 |
JP2008290011A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Nakata Coating Co Ltd | 微細気泡発生装置 |
JP2009195882A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nakata Coating Co Ltd | 水素還元水の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5426176U (ja) | 1979-02-20 |
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