JPS5822430Y2 - 動力作業機の車輪駆動用のチエ−ン張り構造 - Google Patents
動力作業機の車輪駆動用のチエ−ン張り構造Info
- Publication number
- JPS5822430Y2 JPS5822430Y2 JP16831378U JP16831378U JPS5822430Y2 JP S5822430 Y2 JPS5822430 Y2 JP S5822430Y2 JP 16831378 U JP16831378 U JP 16831378U JP 16831378 U JP16831378 U JP 16831378U JP S5822430 Y2 JPS5822430 Y2 JP S5822430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain
- chain tension
- wheels
- power working
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は動力作業機の車輪駆動用のチェーン張り構造
に関するものである。
に関するものである。
従来、この種のチェーン張り構造は、チェーンケースの
底面にチェーン張り板を取付け、この張り板によりチェ
ーンの弛み側を支持させていた。
底面にチェーン張り板を取付け、この張り板によりチェ
ーンの弛み側を支持させていた。
この場合、張り板がチェーンケースを貫通したボルトに
よって取付けられているため、そのチェーンケースに穿
設したボルト挿通孔から油が漏洩して周辺を汚損するば
かりでなく、張り板の上下調節が不可能なため、チェー
ンの弛み状態に応じた張り具合が得られず、確実な動力
伝達を行い得ないことがあったし、さらにはチェーンの
外れを生起して作業に支障をきたすという虞れがあった
。
よって取付けられているため、そのチェーンケースに穿
設したボルト挿通孔から油が漏洩して周辺を汚損するば
かりでなく、張り板の上下調節が不可能なため、チェー
ンの弛み状態に応じた張り具合が得られず、確実な動力
伝達を行い得ないことがあったし、さらにはチェーンの
外れを生起して作業に支障をきたすという虞れがあった
。
本案は、チェーンによる動力伝達を確実にさせるととも
に、チェーンケースによって受は止めた油が、外部に漏
洩して周辺を汚損することのないチェーン張り構造を提
供せんとするものである。
に、チェーンケースによって受は止めた油が、外部に漏
洩して周辺を汚損することのないチェーン張り構造を提
供せんとするものである。
本案は走行車輪をチェーン懸架により連動して駆動しう
るべく構成した動力作業機の車輪駆動構造において、チ
ェーンケースの側壁内面にL字状のブラケットを上下調
整可能に取付け、同ブラケット先端にチェーン張り板を
支持させ、同チェーン張り板が伝達チェーンの弛み側を
支持すべく構成してなる動力作業機の車輪駆動用のチェ
ーン張り構造に係るものであって、図面に示す実施例に
基づき説明すると、Aは動力作業機としての8輪車によ
る動力運搬車であり、走行機体1の前部に運転席2を設
け、同運転席2の後部に荷台3を配設するとともに、走
行機体1の両側に各4個の左右側車輪4,4を配設して
計8個の走行車輪により機体1を支持して走行を行うも
のである。
るべく構成した動力作業機の車輪駆動構造において、チ
ェーンケースの側壁内面にL字状のブラケットを上下調
整可能に取付け、同ブラケット先端にチェーン張り板を
支持させ、同チェーン張り板が伝達チェーンの弛み側を
支持すべく構成してなる動力作業機の車輪駆動用のチェ
ーン張り構造に係るものであって、図面に示す実施例に
基づき説明すると、Aは動力作業機としての8輪車によ
る動力運搬車であり、走行機体1の前部に運転席2を設
け、同運転席2の後部に荷台3を配設するとともに、走
行機体1の両側に各4個の左右側車輪4,4を配設して
計8個の走行車輪により機体1を支持して走行を行うも
のである。
そして上記左右側車輪4,4におけるそれぞれの車軸5
a、5b、5C,5dにスプロケット6a、6b、6C
,6dを設け、同各スプロケット6a、6b。
a、5b、5C,5dにスプロケット6a、6b、6C
,6dを設け、同各スプロケット6a、6b。
6 C,6d間にそれぞれ伝達チェノ7,7.7を懸架
し、かつ最前部の車輪4aにおける車軸5aに設けたス
プロケット6aと、ミッション部8に設けたミッション
スプロケツ)8aとの間に駆動チェーン9を懸架して車
輪駆動用の動力伝達構造を構成させている。
し、かつ最前部の車輪4aにおける車軸5aに設けたス
プロケット6aと、ミッション部8に設けたミッション
スプロケツ)8aとの間に駆動チェーン9を懸架して車
輪駆動用の動力伝達構造を構成させている。
そして伝達チェーン7を収納したチェーンケース10の
側壁内面10’にL字状のブラケット11を取付け、同
ブラケット11の先端にチェーン張り板12の一端を支
持させ、同張り板12により上記伝達チェーン7の弛み
側7′を支持させている。
側壁内面10’にL字状のブラケット11を取付け、同
ブラケット11の先端にチェーン張り板12の一端を支
持させ、同張り板12により上記伝達チェーン7の弛み
側7′を支持させている。
この場合、上記チェーンケース10の側壁内面10’に
ブラケット11を面接させるとともに側壁外面10″に
取付板13を面接させ、かつその側壁に穿設した縦長孔
14.14に取付板13に設けた取付ポル) 15.1
5を挿通させ、その挿通端にブラケット11の螺子孔1
6.16を螺合させることで、ブラケット11の先端に
支持したチェーン張り板12を縦長孔13.13を介し
て上下調節可能に支持させている。
ブラケット11を面接させるとともに側壁外面10″に
取付板13を面接させ、かつその側壁に穿設した縦長孔
14.14に取付板13に設けた取付ポル) 15.1
5を挿通させ、その挿通端にブラケット11の螺子孔1
6.16を螺合させることで、ブラケット11の先端に
支持したチェーン張り板12を縦長孔13.13を介し
て上下調節可能に支持させている。
そしてこのようにして上下調整可能に支持したチェーン
張り板12の調節手段は第4図に示すように、取付板1
3の先端に設けた横向板17にナツト18を固定し、他
方チェーンケース10の側壁外面10″に上記横向板1
7と一定間隔を保持して対面する固定板19を設け、同
固定板19の上面から調節ボルト20を貫通させ、その
貫通部を上記ナツト18に螺合して構成されており、こ
の状態で上記調節ボルト20を回動させることで取付板
15の上下摺動に伴って取付ポル) 14.14を介し
て連設したブラケット11を上下摺動させ、もってブラ
ケット11に支持したチェーン張り板12を上下調節す
ることができる。
張り板12の調節手段は第4図に示すように、取付板1
3の先端に設けた横向板17にナツト18を固定し、他
方チェーンケース10の側壁外面10″に上記横向板1
7と一定間隔を保持して対面する固定板19を設け、同
固定板19の上面から調節ボルト20を貫通させ、その
貫通部を上記ナツト18に螺合して構成されており、こ
の状態で上記調節ボルト20を回動させることで取付板
15の上下摺動に伴って取付ポル) 14.14を介し
て連設したブラケット11を上下摺動させ、もってブラ
ケット11に支持したチェーン張り板12を上下調節す
ることができる。
尚図中21で゛示すものは取付ポル)−15,15の弛
み防止用のワッシャー、22はチェーン張り板12の他
端部に形成した折返し部であり、同折返し部22の先端
部はチェーンケース10の底面に対接支持されている。
み防止用のワッシャー、22はチェーン張り板12の他
端部に形成した折返し部であり、同折返し部22の先端
部はチェーンケース10の底面に対接支持されている。
23は機体1の前部に搭載したエンジンで゛あり、同エ
ンジン23の動力はミッション部8を経て左右側車輪4
,4に独立して伝達されるものである。
ンジン23の動力はミッション部8を経て左右側車輪4
,4に独立して伝達されるものである。
したがって、本案によれば伝達チェーン7の弛み側7′
を支持するチェーン張り板12を、その伝達チェーン7
の弛み状態に適応させて確実に支持させ、伝達チェーン
7による動力伝達を確実にさせることができるばかりで
なく、従来と異なりチェーン張り板をチェーンケース1
0の内側壁面10′に支持させてチェーンケース10の
底面には取付孔等の加工を施してないので油洩れの心配
がなく、チェーンケース10を汚損する虞れがない。
を支持するチェーン張り板12を、その伝達チェーン7
の弛み状態に適応させて確実に支持させ、伝達チェーン
7による動力伝達を確実にさせることができるばかりで
なく、従来と異なりチェーン張り板をチェーンケース1
0の内側壁面10′に支持させてチェーンケース10の
底面には取付孔等の加工を施してないので油洩れの心配
がなく、チェーンケース10を汚損する虞れがない。
第1図は本案実施例の動力作業機を示す全体側面図、第
2図はチェーン張り構造を示す側面図、第3図は同斜視
図、第4図は第2図I−I線による断面図である。 A:動力運搬車、1:機体、4:車輪、7:伝達チェー
ン、7′:弛み側、10:チェーンケース、11ニブラ
ケツト、12:チェーン張り板。
2図はチェーン張り構造を示す側面図、第3図は同斜視
図、第4図は第2図I−I線による断面図である。 A:動力運搬車、1:機体、4:車輪、7:伝達チェー
ン、7′:弛み側、10:チェーンケース、11ニブラ
ケツト、12:チェーン張り板。
Claims (1)
- 走行車輪をチェーン懸架により連動して駆動しうるべく
構成した動力作業機の車輪駆動構造において、チェーン
ケースの側壁内面にL字状のブラケットを上下調整可能
に取付け、同ブラケット先端にチェーン張り板を支持さ
せ、同チェーン張り板が伝達チェーンの弛み側を支持す
べく構成したことを特徴とする動力作業機の車輪駆動用
のチェーン張り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16831378U JPS5822430Y2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 動力作業機の車輪駆動用のチエ−ン張り構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16831378U JPS5822430Y2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 動力作業機の車輪駆動用のチエ−ン張り構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5583116U JPS5583116U (ja) | 1980-06-07 |
JPS5822430Y2 true JPS5822430Y2 (ja) | 1983-05-13 |
Family
ID=29169336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16831378U Expired JPS5822430Y2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 動力作業機の車輪駆動用のチエ−ン張り構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822430Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949533U (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-02 | セイレイ工業株式会社 | 動力運搬車の車輪連動チエンケ−スにおける下方チエン張り構造 |
JPS5949535U (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-02 | セイレイ工業株式会社 | 動力運搬車の車輪連動チエンケ−スにおける下方チエン張り構造 |
-
1978
- 1978-12-04 JP JP16831378U patent/JPS5822430Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5583116U (ja) | 1980-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6119936Y2 (ja) | ||
JPS5822430Y2 (ja) | 動力作業機の車輪駆動用のチエ−ン張り構造 | |
JP3328519B2 (ja) | 電動運搬車 | |
JP3836220B2 (ja) | 電動三輪運搬車 | |
JP3224995B2 (ja) | 電動運搬車 | |
US3750779A (en) | Tread frame and detachable drive sprocket support | |
JPH0547552Y2 (ja) | ||
JP3151524B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JPS631612Y2 (ja) | ||
JPS5937429Y2 (ja) | 農作業車走行装置 | |
JP3118714B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP3151525B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP3328520B2 (ja) | 電動運搬車 | |
JPS5917702Y2 (ja) | 車載用タンクの架装機構 | |
JP2001128514A (ja) | 乗用型田植機 | |
JPS6334980Y2 (ja) | ||
JP3151527B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JPH0314986Y2 (ja) | ||
JPH01256306A (ja) | 田植機 | |
JP2696220B2 (ja) | 田植機 | |
JPS633301Y2 (ja) | ||
JPS6320581Y2 (ja) | ||
JP3151526B2 (ja) | 乗用型田植機 | |
JP2579927Y2 (ja) | 田植機 | |
JP3091987B2 (ja) | 田植機 |