JPS58217743A - エンジンのトルク変動抑制装置 - Google Patents
エンジンのトルク変動抑制装置Info
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- JPS58217743A JPS58217743A JP10034182A JP10034182A JPS58217743A JP S58217743 A JPS58217743 A JP S58217743A JP 10034182 A JP10034182 A JP 10034182A JP 10034182 A JP10034182 A JP 10034182A JP S58217743 A JPS58217743 A JP S58217743A
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- JP
- Japan
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- torque
- timing
- engine
- field current
- crankshaft
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- 230000001629 suppression Effects 0.000 title 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000004880 explosion Methods 0.000 claims description 13
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims description 9
- 230000001934 delay Effects 0.000 abstract description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000008030 elimination Effects 0.000 abstract 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 abstract 1
- 239000002360 explosive Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 3
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D29/00—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
- F02D29/06—Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving electric generators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンのトルク変動抑制装置に関するもの
である。
である。
一般に、エンジンにおいては、シリンダ内の爆発力をピ
ストン系を介してクランク軸の回転に変換するため、ク
ランク軸が/回転する間に、この回転と同期して燃焼ガ
ス圧Cとよって生じる爆発トルク変動とピストン系の往
復慣性力によって生じる慣性トルク変動とによるトルク
変動が発生する。
ストン系を介してクランク軸の回転に変換するため、ク
ランク軸が/回転する間に、この回転と同期して燃焼ガ
ス圧Cとよって生じる爆発トルク変動とピストン系の往
復慣性力によって生じる慣性トルク変動とによるトルク
変動が発生する。
そして、このクランク軸に発生する回転トルク変動は、
振動、歯打ち音等を生起するものであって、種々の弊害
を有する。
振動、歯打ち音等を生起するものであって、種々の弊害
を有する。
従来より、上記クランク軸の回転トルク変動を抑制する
ものとして、特開昭6.5−7737号公報に示される
ように、エンジンのクランク軸と一体に回転運動する第
7の磁束発生手段と、固定側の第2の磁束発生手段とを
設け、クランク軸に発生する回転トルク変動に同期して
この回転トルク変動と逆位相に磁気トルクを発生させて
エンジンのトルク変動を抑制する技術が提案されている
0しかるに、上記提案技術では、従来のエンジンに第1
および第2磁束発生手段を別途に形成しなけれはならず
、コスト面で不利になる問題がある。
ものとして、特開昭6.5−7737号公報に示される
ように、エンジンのクランク軸と一体に回転運動する第
7の磁束発生手段と、固定側の第2の磁束発生手段とを
設け、クランク軸に発生する回転トルク変動に同期して
この回転トルク変動と逆位相に磁気トルクを発生させて
エンジンのトルク変動を抑制する技術が提案されている
0しかるに、上記提案技術では、従来のエンジンに第1
および第2磁束発生手段を別途に形成しなけれはならず
、コスト面で不利になる問題がある。
そこで、本発明はかかる点に鑑み、エンジンのクランク
軸に発生する回転トルク変動のトルク増大時にオルタネ
ータのフィールドコイルにフィールド電流を印加し、ト
ルク増大時にクランク軸に逆トルクを発生させ、エンジ
ンのクランク軸に発生する回転トルク変動を抑制するよ
うにし、既存のオルタネータを利用して回転トルク変動
を抑制し、振動、歯打ち音等を有効に防止せんとするも
のである。
軸に発生する回転トルク変動のトルク増大時にオルタネ
ータのフィールドコイルにフィールド電流を印加し、ト
ルク増大時にクランク軸に逆トルクを発生させ、エンジ
ンのクランク軸に発生する回転トルク変動を抑制するよ
うにし、既存のオルタネータを利用して回転トルク変動
を抑制し、振動、歯打ち音等を有効に防止せんとするも
のである。
すなわち、例えば、直列グ気筒グサイクルエンジンにお
いては、クランク軸が2回転する間にグ回爆発が行われ
ることから、アイドリングのような低回転時には、この
爆発に伴う燃焼ガス圧によって生じる爆発トルク変動に
より第j図Aに示すような回転トルク変動が発生する。
いては、クランク軸が2回転する間にグ回爆発が行われ
ることから、アイドリングのような低回転時には、この
爆発に伴う燃焼ガス圧によって生じる爆発トルク変動に
より第j図Aに示すような回転トルク変動が発生する。
これに対し、本発明では、第j図Bに示すようなフィー
ルド電流を、クランク軸に発生する回転トルク変動のト
ルク増大時にオルタネータのフィールドコイルに印加し
、このフィールド電流の印加により、第j図Cに示すよ
うな負荷トルク(逆トルク)が発生し、このCの負荷ト
ルクとAの回転トルクとの合成により、第3図りに示す
ような、クランク軸合成トルクとなり、その変動幅が小
さくなるよう抑制するのを基本的な事項としている0そ
の際、エンジンのクランク軸に発生する1MH41トル
ク変動は、上記燃焼ガス圧によって生じる爆発トルク変
動と、ピストン系の往復慣性力によって生じる慣性トル
ク変動との和によって発生するものである。しかして、
上記爆発トルク変動と慣性トルク変動とはその変動位相
がずれているものであり、しかも、両者の和によるトル
ク変動はエンジン回転数に応じ一定回転数を境にして、
その支配的なものが顕著に変化する。
ルド電流を、クランク軸に発生する回転トルク変動のト
ルク増大時にオルタネータのフィールドコイルに印加し
、このフィールド電流の印加により、第j図Cに示すよ
うな負荷トルク(逆トルク)が発生し、このCの負荷ト
ルクとAの回転トルクとの合成により、第3図りに示す
ような、クランク軸合成トルクとなり、その変動幅が小
さくなるよう抑制するのを基本的な事項としている0そ
の際、エンジンのクランク軸に発生する1MH41トル
ク変動は、上記燃焼ガス圧によって生じる爆発トルク変
動と、ピストン系の往復慣性力によって生じる慣性トル
ク変動との和によって発生するものである。しかして、
上記爆発トルク変動と慣性トルク変動とはその変動位相
がずれているものであり、しかも、両者の和によるトル
ク変動はエンジン回転数に応じ一定回転数を境にして、
その支配的なものが顕著に変化する。
すなわち、第3図および第7図には直列グ気筒クサイク
ルエンジンにおけるトルク変動を示しており、第3図で
一点鎖線Iで示すものは燃焼ガス圧によって生じる爆発
トルク変動であり、これに対し、細実線■で示すものは
ピストン系の往復慣性力によって生じる慣性トルク変動
であり、両者はその正負の変動がクランク角で略2θ度
位相がずれている。また、トルク変動量を示す第7図に
おいて、爆発トルク変動■はエンジン回転数に関係なぐ
略一定であるのに対しく接値は負荷の大きさに応じて変
化する)、慣性トルク変動■はエンジン回転数の増大と
ともに上昇している。よって、太実線で示す両者の和に
よるトルク変動(1+n)は、一定回転数R(約/、2
θ0rpm)を極小値として変化し、この回転数Rより
低回転域では爆発トルク変動Iによる変動が支配的で、
高回転域では慣性トルク変動■による変動が支配的とな
り、低回転域と高回転域とではそのトルク増大時の位相
も略20度ずれて発生することになる。
ルエンジンにおけるトルク変動を示しており、第3図で
一点鎖線Iで示すものは燃焼ガス圧によって生じる爆発
トルク変動であり、これに対し、細実線■で示すものは
ピストン系の往復慣性力によって生じる慣性トルク変動
であり、両者はその正負の変動がクランク角で略2θ度
位相がずれている。また、トルク変動量を示す第7図に
おいて、爆発トルク変動■はエンジン回転数に関係なぐ
略一定であるのに対しく接値は負荷の大きさに応じて変
化する)、慣性トルク変動■はエンジン回転数の増大と
ともに上昇している。よって、太実線で示す両者の和に
よるトルク変動(1+n)は、一定回転数R(約/、2
θ0rpm)を極小値として変化し、この回転数Rより
低回転域では爆発トルク変動Iによる変動が支配的で、
高回転域では慣性トルク変動■による変動が支配的とな
り、低回転域と高回転域とではそのトルク増大時の位相
も略20度ずれて発生することになる。
上記点に関し、本発明では、エンジンのクランク軸の回
転位置を検出するタイミング検出手段と、該タイミング
検出手段の信号を受けて燃焼ガス圧によって生じる爆発
トルク変動のトルク増大時に合致した第1タイミングも
しくはピストン系の往復慣性力によって生じる慣性トル
ク変動のトルク増大時に合致した第2タイミングでオル
タネータのフィールドコイルにフィールド電流を通電す
るフィールド電流制御手段と、エンジン回転数を検出し
エンジン回転数が設定値以上のときに前記第2タイミン
グでフィールド電流を印加する一方、エンジン回転数が
設定値未満のときに前記第1タイミングでフィールド電
流を印加するように上記フィールド電流制御手段を調整
する調整手段とを設け、トルク増大時にクランク軸に逆
トルクを発生させ、エンジンのクランク軸に発生する回
転トルク変動を抑制するようにしたエンジンのトルク変
動抑制装置を提供し、トルク変動を常に許容レベル以下
に抑制せんとするものである。
転位置を検出するタイミング検出手段と、該タイミング
検出手段の信号を受けて燃焼ガス圧によって生じる爆発
トルク変動のトルク増大時に合致した第1タイミングも
しくはピストン系の往復慣性力によって生じる慣性トル
ク変動のトルク増大時に合致した第2タイミングでオル
タネータのフィールドコイルにフィールド電流を通電す
るフィールド電流制御手段と、エンジン回転数を検出し
エンジン回転数が設定値以上のときに前記第2タイミン
グでフィールド電流を印加する一方、エンジン回転数が
設定値未満のときに前記第1タイミングでフィールド電
流を印加するように上記フィールド電流制御手段を調整
する調整手段とを設け、トルク増大時にクランク軸に逆
トルクを発生させ、エンジンのクランク軸に発生する回
転トルク変動を抑制するようにしたエンジンのトルク変
動抑制装置を提供し、トルク変動を常に許容レベル以下
に抑制せんとするものである。
以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
〈実施例/〉
第1図において、1はフィールドコイル1aとステータ
コイル1bとを備えたオルタネータであツテ、該オルタ
ネータ1のフィールドコイルi (1には、フィールド
電流制御手段2が接続され、また、このフィールド電流
制御手段2にはタイミング検出手段3が接続されている
。上記タイミング検出手段6はエンジンの爆発と同期し
てクランク軸(図示せず)の回転位置を検出するもので
あり、フィールド電流制御手段2はタイミング検出手段
6の信号を受けて、所定タイミングでオルタネータ1の
フィールドコイル1aにフィールド電流を通電するもの
である。
コイル1bとを備えたオルタネータであツテ、該オルタ
ネータ1のフィールドコイルi (1には、フィールド
電流制御手段2が接続され、また、このフィールド電流
制御手段2にはタイミング検出手段3が接続されている
。上記タイミング検出手段6はエンジンの爆発と同期し
てクランク軸(図示せず)の回転位置を検出するもので
あり、フィールド電流制御手段2はタイミング検出手段
6の信号を受けて、所定タイミングでオルタネータ1の
フィールドコイル1aにフィールド電流を通電するもの
である。
一方、オルタネータ1のステータコイル1bには、整流
回路4を介してバッテリ5およびランプ等の電気負荷6
が接続されている。
回路4を介してバッテリ5およびランプ等の電気負荷6
が接続されている。
前記タイミング検出手段3を構成するクランク角センザ
ー7は、各気筒のピストンが上死点位置から所定角度遅
れた位置(燃焼ガス圧による爆発トルク変動のトルク増
大時)にあるときに検出信号を出力するものであって、
このクランク角センザー7の検出信号は波形整形回路8
に入力されて矩形波に整形される。
ー7は、各気筒のピストンが上死点位置から所定角度遅
れた位置(燃焼ガス圧による爆発トルク変動のトルク増
大時)にあるときに検出信号を出力するものであって、
このクランク角センザー7の検出信号は波形整形回路8
に入力されて矩形波に整形される。
波形整形回路8の信号は、フィールド電流制御手段2の
遅延回路9を介して単安定マルチバイブレーク10に出
力され、この単安定マルチバイブレータ10でフィール
ド電流を印加する時間に相当する所定のパルス幅を有す
る信号とし、この信号を1駆動回路11で増幅してオル
タネ−タフのフィールドコイル1aに印加するものであ
る。
遅延回路9を介して単安定マルチバイブレーク10に出
力され、この単安定マルチバイブレータ10でフィール
ド電流を印加する時間に相当する所定のパルス幅を有す
る信号とし、この信号を1駆動回路11で増幅してオル
タネ−タフのフィールドコイル1aに印加するものであ
る。
上記フィールド電流制御手段2の遅延回路9には調整手
段12が接続され、この調整手段12は、運転状態(エ
ンジン回転数)に応じてエンジン回転数が設定値以上の
ときにフィールド電流制御手段2の遅延回路9に信号を
出力する。
段12が接続され、この調整手段12は、運転状態(エ
ンジン回転数)に応じてエンジン回転数が設定値以上の
ときにフィールド電流制御手段2の遅延回路9に信号を
出力する。
この遅延回路9は、調整手段12がら信号を受けたとき
に、波形整形回路8がら単安定マルチバイブレータ10
に出力される信号を約2θ度(ピストン系の慣性力によ
る慣性トルク変動のトルク増大時に)遅らせるように動
作することによりフィールド電流を印加する時期を所定
量遅延させるものである。
に、波形整形回路8がら単安定マルチバイブレータ10
に出力される信号を約2θ度(ピストン系の慣性力によ
る慣性トルク変動のトルク増大時に)遅らせるように動
作することによりフィールド電流を印加する時期を所定
量遅延させるものである。
よって、上記フィールド電流制御手段2は、遅延回路9
による遅延が行われていないときには、燃焼ガス圧によ
って生じる爆発トルク変動のトルク増大時に合致した第
1タイミングでフィールド電流を印加し、一方、遅延回
路9による遅延が行われているときには、ピストン系の
往復慣性力によって生じる慣性トルク変動のトルク増大
時lこ合致した第2タイミングでフィールド電流を印加
するものである。
による遅延が行われていないときには、燃焼ガス圧によ
って生じる爆発トルク変動のトルク増大時に合致した第
1タイミングでフィールド電流を印加し、一方、遅延回
路9による遅延が行われているときには、ピストン系の
往復慣性力によって生じる慣性トルク変動のトルク増大
時lこ合致した第2タイミングでフィールド電流を印加
するものである。
上記遅延回路9の動作を制御する調整手段12において
、16は点火回路、14は該点火回路16からのイグニ
ションパルスを受けてその信号をエンジン回転数の大き
さに応じた電圧値に変換するF−V変換回路、15は該
F−V変挽変格回路の信号を基準電圧お比較し、エンジ
ン回転数が設定値2以上かどうかを判断する比較器で、
F−V変換回路14からの信号が基準値以上となったと
きに信号を遅延回路9に出力して、フィールド電流制御
手段2を第2タイミングに調整する一方、エンジン回転
数が設定値R未満のときには第1タイミングとして、フ
ィールド電流を所定タイミングでオルタネータ1のフィ
ールドコイルl a ニ印加するものである。
、16は点火回路、14は該点火回路16からのイグニ
ションパルスを受けてその信号をエンジン回転数の大き
さに応じた電圧値に変換するF−V変換回路、15は該
F−V変挽変格回路の信号を基準電圧お比較し、エンジ
ン回転数が設定値2以上かどうかを判断する比較器で、
F−V変換回路14からの信号が基準値以上となったと
きに信号を遅延回路9に出力して、フィールド電流制御
手段2を第2タイミングに調整する一方、エンジン回転
数が設定値R未満のときには第1タイミングとして、フ
ィールド電流を所定タイミングでオルタネータ1のフィ
ールドコイルl a ニ印加するものである。
上記フィールドコイル1dに印加されるフィールド電流
は、低回転時は第1タイミングで、高回転時は第2タイ
ミングで印加され、クランク軸に発生する回転トルク変
動のトルク増大時に通電されるものであって、このトル
ク増大時にオルタネータ1で発電を行わせて、クランク
軸に逆トルクを発生させ、エンジンの爆発と同期してク
ランク軸に発生する回転トルク変動を抑制するものであ
る0 〈実施例2〉 本例は第2図に示し、前例と同様にフィールド電流制御
手段2によるフィールド電流の印加時期を、エンジン回
転数が設定値R未満のときに第1タイミングに、設定値
2以上のときに第2タイミングに調整するものであり、
タイミング検出手段16としては、調整手段12と同様
に点火回路16カラエンジンのイグニションパルスを検
出するものが使用され、このイグニションパルスは波形
整形回路8に入力されて矩形波に整形された後、フィー
ルド電流制御手段17の切替回路18を介して第1もし
くは第!遅延回路19.20に出力される。
は、低回転時は第1タイミングで、高回転時は第2タイ
ミングで印加され、クランク軸に発生する回転トルク変
動のトルク増大時に通電されるものであって、このトル
ク増大時にオルタネータ1で発電を行わせて、クランク
軸に逆トルクを発生させ、エンジンの爆発と同期してク
ランク軸に発生する回転トルク変動を抑制するものであ
る0 〈実施例2〉 本例は第2図に示し、前例と同様にフィールド電流制御
手段2によるフィールド電流の印加時期を、エンジン回
転数が設定値R未満のときに第1タイミングに、設定値
2以上のときに第2タイミングに調整するものであり、
タイミング検出手段16としては、調整手段12と同様
に点火回路16カラエンジンのイグニションパルスを検
出するものが使用され、このイグニションパルスは波形
整形回路8に入力されて矩形波に整形された後、フィー
ルド電流制御手段17の切替回路18を介して第1もし
くは第!遅延回路19.20に出力される。
この切替回路18は、調整手段12の信号を受け、エン
ジン回転数が設定値R未満のときには第1接点18aを
閉成し、設定値R以上のときには第2接点18bを閉成
するものである。該切替口゛ 路18の第1接点18
aに接続された第1遅延回路19は、点火時期からフィ
ールド電流を印加する時期を低回転用に爆発トルク変動
のトルク増大時に合致した第1タイミングとなるよう所
定量遅らせるものであり、一方、切替回路18の第2接
点18bに接続された第2遅延回路20は、点火時期か
らフィールド電流を印加する時期を高回転用に慣性トル
ク変動のトルク増大時に合致した第2タイミングとなる
よう低回転時よりもさらに所定量(約20度)遅らせる
ものである。
ジン回転数が設定値R未満のときには第1接点18aを
閉成し、設定値R以上のときには第2接点18bを閉成
するものである。該切替口゛ 路18の第1接点18
aに接続された第1遅延回路19は、点火時期からフィ
ールド電流を印加する時期を低回転用に爆発トルク変動
のトルク増大時に合致した第1タイミングとなるよう所
定量遅らせるものであり、一方、切替回路18の第2接
点18bに接続された第2遅延回路20は、点火時期か
らフィールド電流を印加する時期を高回転用に慣性トル
ク変動のトルク増大時に合致した第2タイミングとなる
よう低回転時よりもさらに所定量(約20度)遅らせる
ものである。
第1もしくは第2遅延回路19.20の信号は、単安定
マルチバイブレータ7[]1こ出力され、フィールド電
流を印加する時間を設定し、駆動回路11で増幅し、オ
ルタネータ1のフィールドコイル1dに通電する。その
他は前例と同じであり、同一構造には同一符号を付して
示す。
マルチバイブレータ7[]1こ出力され、フィールド電
流を印加する時間を設定し、駆動回路11で増幅し、オ
ルタネータ1のフィールドコイル1dに通電する。その
他は前例と同じであり、同一構造には同一符号を付して
示す。
以上説明したように、本発明によれば、タイミング検出
手段とフィールド電流制御手段とエンジン回転数検出手
段と調整手段とを設けたことにより、エンジン回転数が
変化しても常にトルク増大時にクランク軸に逆トルクを
発生させ、エンジンのクランク軸に発生する回転トルク
変動を効果的に抑制することができ、振動、歯打ち音等
の弊害を改善することができ、しかも、既存のオルタネ
ータを利用して行えるものであって、コスト的にも有利
となる利点を有する。
手段とフィールド電流制御手段とエンジン回転数検出手
段と調整手段とを設けたことにより、エンジン回転数が
変化しても常にトルク増大時にクランク軸に逆トルクを
発生させ、エンジンのクランク軸に発生する回転トルク
変動を効果的に抑制することができ、振動、歯打ち音等
の弊害を改善することができ、しかも、既存のオルタネ
ータを利用して行えるものであって、コスト的にも有利
となる利点を有する。
第1図は本発明の実施例/を示す概略構成図、第2図は
実施例2を示す同概略構成図、第3図は爆発トルク変動
と慣性トルク変動との位相差を示す説明図、第7図はエ
ンジン回転数に対するトルク変動量の関係を示す説明図
、第j図A−Dはトルク変動抑制作用を示す説明図であ
る。
実施例2を示す同概略構成図、第3図は爆発トルク変動
と慣性トルク変動との位相差を示す説明図、第7図はエ
ンジン回転数に対するトルク変動量の関係を示す説明図
、第j図A−Dはトルク変動抑制作用を示す説明図であ
る。
Claims (1)
- (]、) エンジンのクランク軸の回転位置を検出す
るタイミング検出手段と、該タイミング検出手段の信号
を受けて燃焼ガス圧によって生じる爆発トルク変動のト
ルク増大時に合致した第1タイミングもしくはピストン
系の往復慣性力によって生じる慣性トルク変動のトルク
増大時に合致した第2タイミングでオルタネータのフィ
ールドコイルにフィールド電流を印加するフィールド電
流制御手段と、エンジン回転数を検出しエンジン回転数
か設定値以上のときに前記第2タイミングでフィールド
電流を印加する一方、エンジン回転数が設定値未満のと
きに前記第1タイミングでフィールド電流を印加するよ
うに上記フィールド電流制御手段を調整する調整手段と
を設け、トルク増大時にクランク軸に逆トルクヲ発生さ
せ、エンジンのクランク軸に発生する回転トルク変動を
抑制するようにしたことを特徴とするエンジンのトルク
変動抑制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034182A JPS58217743A (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | エンジンのトルク変動抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034182A JPS58217743A (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | エンジンのトルク変動抑制装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58217743A true JPS58217743A (ja) | 1983-12-17 |
JPS6345498B2 JPS6345498B2 (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=14271418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10034182A Granted JPS58217743A (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | エンジンのトルク変動抑制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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