JPS5819738B2 - コウミツドシヨウケツコウノ セイゾウホウホウ - Google Patents
コウミツドシヨウケツコウノ セイゾウホウホウInfo
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- JPS5819738B2 JPS5819738B2 JP49120971A JP12097174A JPS5819738B2 JP S5819738 B2 JPS5819738 B2 JP S5819738B2 JP 49120971 A JP49120971 A JP 49120971A JP 12097174 A JP12097174 A JP 12097174A JP S5819738 B2 JPS5819738 B2 JP S5819738B2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
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- Powder Metallurgy (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は従来のFe−C系および低合金鋼系の機械構
造用焼結鍛造部品の製造法に代り良好な機械的性質を有
する高密度焼結鋼を経済的に製造する方法に関する。
造用焼結鍛造部品の製造法に代り良好な機械的性質を有
する高密度焼結鋼を経済的に製造する方法に関する。
鉄系焼結材料は現在各種の機械構造部品として使用され
ている。
ている。
その大部分はFe粉とC粉を混合して固相焼結を行なっ
たFe−C系、さらにこれにCu粉を混合添加してCu
の融点以上の温度で液相焼結を行なったFe−C−Cu
系あるいはFe−Cu系である。
たFe−C系、さらにこれにCu粉を混合添加してCu
の融点以上の温度で液相焼結を行なったFe−C−Cu
系あるいはFe−Cu系である。
しかしこれらには種々の欠点がある。
例えば、C粉とFe粉を混合する場合には両者の密度の
差が非常に大きいので良好な混合状態を得ることはなか
なか困難である。
差が非常に大きいので良好な混合状態を得ることはなか
なか困難である。
また添加されたC粉末は焼結中に、雰囲気ガスの如何に
よっては、これと容易に反応してしまうので正確にC系
を制御することが難かしい場合がある。
よっては、これと容易に反応してしまうので正確にC系
を制御することが難かしい場合がある。
さらに、Cu粉を添加する場合には、液相焼結が行なわ
れるので、高密度化するが、この種の焼結体の欠点とし
て延性および靭性が乏しいことが指摘されている。
れるので、高密度化するが、この種の焼結体の欠点とし
て延性および靭性が乏しいことが指摘されている。
またCu粉は比較的高価である。ところで、焼結合金の
高密度化については、種種の方法が考えられ、液相焼結
法による高密度化の他に、焼結したものをかなり大きな
圧縮力で圧縮し焼結体中に残留する気孔を圧着する焼結
鍛造法、あるいは圧粉体をそのまメで加熱し、これを鍛
造する粉末鍛造法がある。
高密度化については、種種の方法が考えられ、液相焼結
法による高密度化の他に、焼結したものをかなり大きな
圧縮力で圧縮し焼結体中に残留する気孔を圧着する焼結
鍛造法、あるいは圧粉体をそのまメで加熱し、これを鍛
造する粉末鍛造法がある。
しかし、粉末鍛造法あるいは焼結鍛造法で問題となるも
のに圧粉体あるいは焼結体の変形能がある。
のに圧粉体あるいは焼結体の変形能がある。
すなわち、変形能が十分大きくなければ残留している気
孔を源として割れが発生し易くプレフォームの形状決定
が難しく複雑になる。
孔を源として割れが発生し易くプレフォームの形状決定
が難しく複雑になる。
逆に焼結体の変形能が大きければプレフォームの形状決
定は簡単になり容易に目的とする形状の部品を成形する
ことができるので、焼結鍛造などに供するプレフォーム
については残留する気孔をできるだけ少なくし変形能を
大きくすることが望ましい。
定は簡単になり容易に目的とする形状の部品を成形する
ことができるので、焼結鍛造などに供するプレフォーム
については残留する気孔をできるだけ少なくし変形能を
大きくすることが望ましい。
このように、従来から鉄系焼結機械部品として用いられ
ているFe−Cu系およびFe7C−Cu系焼結合金で
は高密度、高強度化のためにCu粉を用いる関係上コス
ト高であり、また高密度、高強度化を達成するためにF
e−C系焼結合金をプレフォームとして焼結鍛造を行な
う場合には一般に残留する気孔が多いので変形能が充分
でなく割れが発生し易い。
ているFe−Cu系およびFe7C−Cu系焼結合金で
は高密度、高強度化のためにCu粉を用いる関係上コス
ト高であり、また高密度、高強度化を達成するためにF
e−C系焼結合金をプレフォームとして焼結鍛造を行な
う場合には一般に残留する気孔が多いので変形能が充分
でなく割れが発生し易い。
本発明者等はこれら従来技術の欠点を解消するため、C
uを用いずに変形能の大きな高密度のFe−C系焼結体
を作製し焼結鍛造することを試みた結果、高密度でかつ
高強度の焼結鋼を経済的に製造しうる方法を見出し、本
発明を完成したものである。
uを用いずに変形能の大きな高密度のFe−C系焼結体
を作製し焼結鍛造することを試みた結果、高密度でかつ
高強度の焼結鋼を経済的に製造しうる方法を見出し、本
発明を完成したものである。
すなわち、本発明はCuを使用することなく経済的に高
密度焼結鋼を製造する方法を提供することを目的とする
。
密度焼結鋼を製造する方法を提供することを目的とする
。
上記の目的は02〜5%(%は以下重量%を意味する)
の他にMn、Si、P、Sのうち少なくとも1種の元素
を含有するFe−C系合金粉末と、Fe粉末とをC0,
1〜1.’8%、Mn、Si、P。
の他にMn、Si、P、Sのうち少なくとも1種の元素
を含有するFe−C系合金粉末と、Fe粉末とをC0,
1〜1.’8%、Mn、Si、P。
Sの総量が10%以下となるように混合し、その混合粉
末を成形したのちFe粉以外の合金粉末の溶融開始温度
以上1400°C以下で焼結し、これによって得られた
焼結体を熱間で鍛造することを特徴とする、高密度焼結
鋼の製造方法により効果的に達成することができる。
末を成形したのちFe粉以外の合金粉末の溶融開始温度
以上1400°C以下で焼結し、これによって得られた
焼結体を熱間で鍛造することを特徴とする、高密度焼結
鋼の製造方法により効果的に達成することができる。
こ\において、Fe粉に添加されるFe、−C系合金中
のC量は2〜5%とするが、その理由は2%未満ではF
e−C系合金を粉砕して粉末にすることが困難であり、
また融液の発生温度が高く、発生する液相量も僅かなた
め実用的でないからであり、C量が5%を越える場合も
同様に融液の発生が少なく実用的でないからである。
のC量は2〜5%とするが、その理由は2%未満ではF
e−C系合金を粉砕して粉末にすることが困難であり、
また融液の発生温度が高く、発生する液相量も僅かなた
め実用的でないからであり、C量が5%を越える場合も
同様に融液の発生が少なく実用的でないからである。
また合金組成中のC量を0.1〜1.8%とした理由は
、0.1%未満では機械的性質を向上させる効果がなく
なり、1.8%を越えて添加すると延性が低下してしま
うからである。
、0.1%未満では機械的性質を向上させる効果がなく
なり、1.8%を越えて添加すると延性が低下してしま
うからである。
Mnの作用は上記Fe−C系合金を白銑化する傾向があ
り、Mnの添加により粉砕容易な合金が得られる。
り、Mnの添加により粉砕容易な合金が得られる。
またそれは焼結鋼中にあって強さを増す。
SiはMnとは逆に鋳鉄の黒鉛化を促進する元素である
が、鉄中へよく同容しフェライト地を著しく強化する元
素である。
が、鉄中へよく同容しフェライト地を著しく強化する元
素である。
PおよびSも微量の添加によって機械的性質が向上した
り、切削性が向上したりするが、多量に入った場合には
機械的性質を著しく低下させる。
り、切削性が向上したりするが、多量に入った場合には
機械的性質を著しく低下させる。
FeおよびC以外の、これら合金元素の添加量を、焼結
体において10%以下とするのは、これらの合金元素が
10%を越えると焼結体での合金成分の分布が不均一と
なり、それにともなって機械的性質が低下するからであ
る。
体において10%以下とするのは、これらの合金元素が
10%を越えると焼結体での合金成分の分布が不均一と
なり、それにともなって機械的性質が低下するからであ
る。
また、Fe粉以外の合金粉末とはSi、Mn。
P、Sのうち少なくとも1種を含んでも良いFe−C合
金粉末すなわち、通常の鋳鉄の粉末のことであって、そ
の各軸開始温度は約1150’Cであり、添加合金元素
の種類およびその量により約1120°Cまで下がると
思われる。
金粉末すなわち、通常の鋳鉄の粉末のことであって、そ
の各軸開始温度は約1150’Cであり、添加合金元素
の種類およびその量により約1120°Cまで下がると
思われる。
本発明において、焼結温度をFe粉以外の合金粉末の容
融開始温度以上1400℃以下とするのは、Fe粉以外
の合金粉末からの液相発生により液相焼結が行なわれる
からであり、また通常の焼結炉の常用温度は1400°
C以下であるので1400°Cを越える場合は実用的で
ないからである。
融開始温度以上1400℃以下とするのは、Fe粉以外
の合金粉末からの液相発生により液相焼結が行なわれる
からであり、また通常の焼結炉の常用温度は1400°
C以下であるので1400°Cを越える場合は実用的で
ないからである。
こうして得られた焼結体を熱間で鍛造することにより密
度が一段と高くなり、鍛造体はほとんど真密度、すなわ
ち、鋳鍛造材料の密度の98%以上となる。
度が一段と高くなり、鍛造体はほとんど真密度、すなわ
ち、鋳鍛造材料の密度の98%以上となる。
このことは機械的性質を著しく向上させる原因となり、
特に衝撃値を急激に向上させる。
特に衝撃値を急激に向上させる。
また、鍛造は機械部品の成形も目的としており、従来の
切削加工あるいは鋳造による成形の場合のように工数が
かさむことがなく、合理化が計りやすい、さらに材料歩
留を著しく向上させる。
切削加工あるいは鋳造による成形の場合のように工数が
かさむことがなく、合理化が計りやすい、さらに材料歩
留を著しく向上させる。
またこの鍛造の温度は通常700〜1200℃とするの
が好ましい。
が好ましい。
上記の本発明の方法によって奏せられる効果を要約する
と次の通りである。
と次の通りである。
1)添加するFe−C系合金からの融液発生によって液
相焼結が行なわれるので焼結体プレフォームは高密度の
ものが得られる。
相焼結が行なわれるので焼結体プレフォームは高密度の
ものが得られる。
2)焼結体プレフォームの密度が高く残留する気孔が少
ないので変形能が大きく鍛造によって割れが発生しにく
くなる。
ないので変形能が大きく鍛造によって割れが発生しにく
くなる。
3)焼結中における炭素の拡散は非常に速やかであるの
で、短時間の焼結で焼結鋼プレフォームが得られる。
で、短時間の焼結で焼結鋼プレフォームが得られる。
4)炭素添加のためにFe粉と同程度の比重のFe−C
系合金粉末を使用するので、従来法のFe粉と黒鉛粉の
混合のように不均一な混合が生じない。
系合金粉末を使用するので、従来法のFe粉と黒鉛粉の
混合のように不均一な混合が生じない。
5)Fe粉と黒鉛粉を混合したものでは焼結雰囲気によ
ってC量の変化が生じ易いが、この発明ではC量の調整
が容易である。
ってC量の変化が生じ易いが、この発明ではC量の調整
が容易である。
6)焼結体プレフォームの作製のため硬質のFe−C系
合金粉末を使用するので、圧縮成形性かや\悪く型の摩
耗も大きくなり易いが、液相焼結による緻密化が大きい
ので成形圧力が低くでき、その結果、型の寿命を延ばす
ことができる。
合金粉末を使用するので、圧縮成形性かや\悪く型の摩
耗も大きくなり易いが、液相焼結による緻密化が大きい
ので成形圧力が低くでき、その結果、型の寿命を延ばす
ことができる。
7)この発明で使用されるFe−C系合金、すなわち鋳
鉄は急冷することによって硬くて脆い白鋳鉄となるので
容易に粉砕される。
鉄は急冷することによって硬くて脆い白鋳鉄となるので
容易に粉砕される。
以上詳述したように、本発明の方法によれば、自動車、
農機具等の歯車、連結稈およびコンプレッサ用弁、その
他機様部品用の高密度、高強度焼結鋼を経済的有利に得
ることができる。
農機具等の歯車、連結稈およびコンプレッサ用弁、その
他機様部品用の高密度、高強度焼結鋼を経済的有利に得
ることができる。
以下本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例 1
まず、電気炉で啓解した鋳鉄(C量、69%、Si2.
16%、Mn0.65%)を厚手の鋼板上に薄く流して
急冷し、白鋳鉄としたあと、これを振動ミルで粉砕後3
25メツシュ以下の粉末を得た。
16%、Mn0.65%)を厚手の鋼板上に薄く流して
急冷し、白鋳鉄としたあと、これを振動ミルで粉砕後3
25メツシュ以下の粉末を得た。
次に、この鋳鉄粉末と、還元鉄粉とを、最終的に得られ
る焼結体のC量が0.3%になるような割合で混合した
。
る焼結体のC量が0.3%になるような割合で混合した
。
混合は■型混合機を用い、乾式で 。30分行なった。
混合粉末の圧縮成形は40mmφの孔を有する金型を用
いて行ない、40mr/LφX35mmの円柱状圧粉体
を作製した。
いて行ない、40mr/LφX35mmの円柱状圧粉体
を作製した。
焼結は鋳鉄粉末の溶融点が約1150°Cと考えられた
ので1180°Cで30分間、10 Torrの真
空中で行なった。
ので1180°Cで30分間、10 Torrの真
空中で行なった。
次に、このようにして得られた焼結体を1150°Cで
数分間加熱し、55m11Lφの円形孔を有する金型内
で密閉鍛造を行なった。
数分間加熱し、55m11Lφの円形孔を有する金型内
で密閉鍛造を行なった。
その結果55mmφX13711712の円板状の試験
片が得られ、それから引張試験片と衝撃試験片を採取し
、試験に供した。
片が得られ、それから引張試験片と衝撃試験片を採取し
、試験に供した。
表1は常温で行なった引張試験と衝撃試験の結果を示し
たものである。
たものである。
表1から明らかなように、本発明の方法によって得られ
た高密度鉄系焼結合金は従来合金に比べ、すぐれた強度
を有している。
た高密度鉄系焼結合金は従来合金に比べ、すぐれた強度
を有している。
すなわち、この発明の前段階で作製された焼結鋼1は鋳
鉄からの融液発生による緻密化と炭素の拡散によって鋼
になったものであり、これだけで従来法による焼結鋼あ
るいはCu粉を用いて液相焼結を行なったものに比べ強
度、延性ならびに衝撃値ともすぐれている。
鉄からの融液発生による緻密化と炭素の拡散によって鋼
になったものであり、これだけで従来法による焼結鋼あ
るいはCu粉を用いて液相焼結を行なったものに比べ強
度、延性ならびに衝撃値ともすぐれている。
さらに、これに熱間鍛造を加えるという本発明の方法で
は得られた焼結鍛造鋼はさらに一段とすぐれた機械的性
質を有している。
は得られた焼結鍛造鋼はさらに一段とすぐれた機械的性
質を有している。
しかも、本発明の方法によって作製したプレフォームと
、従来法のFe粉とC粉を混合して作製したプレフォー
ムの変形能を比較すると、熱間自由圧縮鍛造において、
従来法によるものは約40%の圧縮率で割れが発生した
のに対し、本発明法によるものは約60%の圧縮率まで
割れが発生せず、変形能が大きいことが分った。
、従来法のFe粉とC粉を混合して作製したプレフォー
ムの変形能を比較すると、熱間自由圧縮鍛造において、
従来法によるものは約40%の圧縮率で割れが発生した
のに対し、本発明法によるものは約60%の圧縮率まで
割れが発生せず、変形能が大きいことが分った。
すなわち、これは、従来法によるものが固相焼結である
ので割れの発生源となりやすい気孔が多数残留するのに
対し、本発明法の場合は液相焼結により緻密化が大きく
、気孔の残留が少ないことによるものである。
ので割れの発生源となりやすい気孔が多数残留するのに
対し、本発明法の場合は液相焼結により緻密化が大きく
、気孔の残留が少ないことによるものである。
実施例 2
実施例1で用いた鋳鉄粉末の炭素量は3.69%であっ
たが、本発明において使用する鋳鉄粉末の炭素量は本文
中に記載のとおり、2〜5%の範囲であれば通常の焼結
温度で液相を発生し、緻密な焼結鋼を得ることができる
。
たが、本発明において使用する鋳鉄粉末の炭素量は本文
中に記載のとおり、2〜5%の範囲であれば通常の焼結
温度で液相を発生し、緻密な焼結鋼を得ることができる
。
すなわち、2〜5%Cの鋳鉄を添加した場合の焼結の機
構あるいは鋳鉄の作用は上記組成の範囲内でほぼ同様で
あり、同程度の特性を有する焼結鋼を得ることができる
。
構あるいは鋳鉄の作用は上記組成の範囲内でほぼ同様で
あり、同程度の特性を有する焼結鋼を得ることができる
。
表2は実施例と全く同様にして、Fe−4,2%C白鋳
鉄を用いて作製した焼結材ならびに焼結鍛造材の機械的
性質を示したものである。
鉄を用いて作製した焼結材ならびに焼結鍛造材の機械的
性質を示したものである。
これから分るように、焼結材(従来法)ならびに焼結鍛
造材(本発明の方法)はそれぞれ実施例1に示した結果
とほぼ同程度の値を示しており、本文中に記載のとおり
鋳鉄の炭素量が2〜5%であれば、その多少にかかわら
ず、すぐれた効果を有していることが容易に推測される
。
造材(本発明の方法)はそれぞれ実施例1に示した結果
とほぼ同程度の値を示しており、本文中に記載のとおり
鋳鉄の炭素量が2〜5%であれば、その多少にかかわら
ず、すぐれた効果を有していることが容易に推測される
。
また、本発明の方法による焼結鍛造材は実施例1に示す
従来法などと比べてすぐれた機械的性質を有している。
従来法などと比べてすぐれた機械的性質を有している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 102〜5%の他にMn、Si、P、Sのうち少なくと
も1種の元素を含有゛するFe−C系合金粉末と、Fe
粉末とをC0,1〜1.8%、Mn。 Si、P、Sの総量が10%以下となるように混合し、
その混合粉末を成形したのちFe粉以外の合金粉末の容
融開始温度以上1400℃以下で焼結し、これによって
得られた焼結体を熱間で鍛造することを特徴とする、高
密度焼結鋼の製造方法っ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49120971A JPS5819738B2 (ja) | 1974-10-22 | 1974-10-22 | コウミツドシヨウケツコウノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49120971A JPS5819738B2 (ja) | 1974-10-22 | 1974-10-22 | コウミツドシヨウケツコウノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5147507A JPS5147507A (ja) | 1976-04-23 |
JPS5819738B2 true JPS5819738B2 (ja) | 1983-04-19 |
Family
ID=14799546
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49120971A Expired JPS5819738B2 (ja) | 1974-10-22 | 1974-10-22 | コウミツドシヨウケツコウノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5819738B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54100907A (en) * | 1978-01-26 | 1979-08-09 | Takaoka Kogyo Kk | Production of sintered ironncarbon material |
JPS55107756A (en) * | 1979-02-15 | 1980-08-19 | Natl Res Inst For Metals | Manufacture of iron type sintered material |
JPS5613405A (en) * | 1979-07-10 | 1981-02-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Hot forming method of powder |
JPS574341A (en) * | 1980-06-10 | 1982-01-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Hot forging method of powder |
JPS57158353A (en) * | 1981-03-24 | 1982-09-30 | Toyota Motor Corp | Sintered and forged iron alloy |
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1974
- 1974-10-22 JP JP49120971A patent/JPS5819738B2/ja not_active Expired
Patent Citations (7)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5147507A (ja) | 1976-04-23 |
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