JPS58192846A - α,β−不飽和ケトンの製造法 - Google Patents
α,β−不飽和ケトンの製造法Info
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- JPS58192846A JPS58192846A JP57074747A JP7474782A JPS58192846A JP S58192846 A JPS58192846 A JP S58192846A JP 57074747 A JP57074747 A JP 57074747A JP 7474782 A JP7474782 A JP 7474782A JP S58192846 A JPS58192846 A JP S58192846A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα1.β−不飽和ケトンの新規な製造法に関し
、さらに詳しくは、α−ジ置換−β−ケト酸エステルを
出発原料とする新規な反応によってα1.β−不飽和ケ
トンを製造する方法に関するーシクロペンテノン誘導体
、7クロヘキセノン誘導体、7クロドブセノン誘導体な
どのごとき不飽和ケトンは香料、医薬、化学薬品などの
分野で有用な化学物質であろう 而して、かかる不飽和ケトンの合成法として、従来から
アルキリデンシクロペンタノンのごとき環外圧二重結合
を有する化合物の異性化による方法が知られているが(
例えば特開昭51−23240号)、この場合には側鎖
の種類により反応性が一様でな(、アルケニルシクロベ
ンテノンのような側鎖に不飽和結合を有する化合物の合
皮には事実上不適当であった。
、さらに詳しくは、α−ジ置換−β−ケト酸エステルを
出発原料とする新規な反応によってα1.β−不飽和ケ
トンを製造する方法に関するーシクロペンテノン誘導体
、7クロヘキセノン誘導体、7クロドブセノン誘導体な
どのごとき不飽和ケトンは香料、医薬、化学薬品などの
分野で有用な化学物質であろう 而して、かかる不飽和ケトンの合成法として、従来から
アルキリデンシクロペンタノンのごとき環外圧二重結合
を有する化合物の異性化による方法が知られているが(
例えば特開昭51−23240号)、この場合には側鎖
の種類により反応性が一様でな(、アルケニルシクロベ
ンテノンのような側鎖に不飽和結合を有する化合物の合
皮には事実上不適当であった。
そこで本発明者らは側鎖の種類に拘りなく目的とする不
飽和ケトンの合成を可能ならしめる方法を開発すべく鋭
意検討を進めた結果、α−ジ置換−β−ケト酸のアリル
型エステルな出発原料とする新規な反応を見い出し、本
発明を完成するに到った。
飽和ケトンの合成を可能ならしめる方法を開発すべく鋭
意検討を進めた結果、α−ジ置換−β−ケト酸のアリル
型エステルな出発原料とする新規な反応を見い出し、本
発明を完成するに到った。
かくして本発明によれば、下記一般式〔I〕で表わされ
るα−ジ置換−β−ケト酸エステルを白金族金属化合物
とα、ω−アルキレンジ(ジ置換)ホスフィン(以下、
ADPと略称する)とから本質的に成る触媒と接触せし
めることを特徴とする下記一般式〔■〕で表わされるα
、β−不飽和ケトンの製造法が提供される。
るα−ジ置換−β−ケト酸エステルを白金族金属化合物
とα、ω−アルキレンジ(ジ置換)ホスフィン(以下、
ADPと略称する)とから本質的に成る触媒と接触せし
めることを特徴とする下記一般式〔■〕で表わされるα
、β−不飽和ケトンの製造法が提供される。
(前記式中、R8は炭化水素残基、R1は炭素−炭素結
合な介して結合する有機残基、R1、亀、R1、−及び
R,は水素または炭化水素残基を表わし、R,、R1゜
R1、亀は鎖状で慶、つてもまたそれぞれが任意の組合
せで環を形成していてもよ(・、) 本発明においては、出発原料として前記一般式CI)で
表わされるα−ジ置換−β−ケト酸のアリル型エステル
が使用されるっ式中、R,けメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ぺメチル基などのごとき1′ルキノ)Iべ)R
2、R,またはR4と結合して7クロペンクン環、シク
ロヘキサン環、シクロドデカン環なとのどとご環を形成
しているアルキレン基なさし、島はR1と同様のアルキ
ル基、アルキレン基な示すほか(て隣接炭素原子と炭素
−炭素結合な介して結合するもので詰ればアルケキシカ
ルボニル基、−fルケノ千ノカルボニル基、アルコキン
アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基などのご
とき極性基を有する有機残基でもよい−またR8及びへ
は水素またはR8と同様のアルキル基、アルキレ/基な
意味し、さらにRs、&及びR1は水素またはアルキル
基を意味する。上記各lIt換基のうちR3、電、R1
及びR1はそれぞれが任意の組合せで環な形成してもよ
い。
合な介して結合する有機残基、R1、亀、R1、−及び
R,は水素または炭化水素残基を表わし、R,、R1゜
R1、亀は鎖状で慶、つてもまたそれぞれが任意の組合
せで環を形成していてもよ(・、) 本発明においては、出発原料として前記一般式CI)で
表わされるα−ジ置換−β−ケト酸のアリル型エステル
が使用されるっ式中、R,けメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ぺメチル基などのごとき1′ルキノ)Iべ)R
2、R,またはR4と結合して7クロペンクン環、シク
ロヘキサン環、シクロドデカン環なとのどとご環を形成
しているアルキレン基なさし、島はR1と同様のアルキ
ル基、アルキレン基な示すほか(て隣接炭素原子と炭素
−炭素結合な介して結合するもので詰ればアルケキシカ
ルボニル基、−fルケノ千ノカルボニル基、アルコキン
アルキル基、アルコキシカルボニルアルキル基などのご
とき極性基を有する有機残基でもよい−またR8及びへ
は水素またはR8と同様のアルキル基、アルキレ/基な
意味し、さらにRs、&及びR1は水素またはアルキル
基を意味する。上記各lIt換基のうちR3、電、R1
及びR1はそれぞれが任意の組合せで環な形成してもよ
い。
かかる化合物の具体的な例として、例えばl−アルキル
−2−オキソシクロペンタ/カルボン酸、1−アルクニ
ル−2−オキソシクロペンタ/カルボン酸、1−アルキ
ニル−2−オキソシクロペンタンカルホン酸、1−アル
キル−2−オキソ7クロヘキサンカルポン酸、l−アル
ケニル−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸、1−フ
ルコキシカルポニルアルキル−2−オキソシクロヘキサ
ンカルボン酸、1−アルケノキシカルボニル−2−オキ
ソシクロヘキサンカルボン酸、l−アルコキシアルキル
−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸、1−アルキル
−2−オキソシクロドデカ/カルボン酸、1−アセチル
−1−シクロペンタンカルボン酸、α−ジアルキルアセ
ト酢酸、α−ジアルキル−β−オキソノナ/酸などのご
ときα−ジ置換−β−ケト酸と、アリルアルコール、ク
ロチルアルコール、2−ペンテニルアルコール、2−エ
ナルー2−ブデノールなどのごときアリル型アルコール
とのエステルが例示されろう これらの化合物の合成は常法に従って行えばよ<、iF
lエケl−ヘンチル−2−オキソシクロペンタンカルボ
/#アリルエステルな例にとると、アジピン酸ジアリル
エステルをディークマ/縮合して2−オキノンクロペ/
り/カルボン酸アリルに環化せしめたのち、n−ぺ/チ
ルブロマイドを炭酸カリウムの存在下に反応せしめる方
法、2−ぺ/チルシクロペンタノンとクロル炭酸アリル
を反応せしめる方法などKよって合成することができる
、 本発明においては、反応に際して白金族金属化合物とA
DPとから本質的に成る触媒が用いられるっ白金族金属
化合物はパラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ル
テニウムの塩または錯体であり、ADPと錯体を形成し
うるものであればいずれでも使用できる。かかる化合物
の具体例として、例工ばトリス(トリベンジリデンアセ
チルア七トン)ニパラジウム(0)、トリス(トリペア
シ+)デノアセチルアセト/)三パラジウム(0)、
酢酸パラジウム、パラジウムアセチルアセトナート、硝
酸パラジウム、硫酸パラジウム、塩化パラジウムなどが
挙げられる。これらの化合物中、無機強酸塩を用いる場
合には酢酸カリウム、ナトリウムアルコラード、第三級
アミンなどの塩基を共存させることが望ましい。また白
金族金属のなかではパラジウムが反応性の面でとくに好
ましく、なかでも0価化合物または二価の有機化合物を
用いるのが好適である。
−2−オキソシクロペンタ/カルボン酸、1−アルクニ
ル−2−オキソシクロペンタ/カルボン酸、1−アルキ
ニル−2−オキソシクロペンタンカルホン酸、1−アル
キル−2−オキソ7クロヘキサンカルポン酸、l−アル
ケニル−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸、1−フ
ルコキシカルポニルアルキル−2−オキソシクロヘキサ
ンカルボン酸、1−アルケノキシカルボニル−2−オキ
ソシクロヘキサンカルボン酸、l−アルコキシアルキル
−2−オキソシクロヘキサンカルボン酸、1−アルキル
−2−オキソシクロドデカ/カルボン酸、1−アセチル
−1−シクロペンタンカルボン酸、α−ジアルキルアセ
ト酢酸、α−ジアルキル−β−オキソノナ/酸などのご
ときα−ジ置換−β−ケト酸と、アリルアルコール、ク
ロチルアルコール、2−ペンテニルアルコール、2−エ
ナルー2−ブデノールなどのごときアリル型アルコール
とのエステルが例示されろう これらの化合物の合成は常法に従って行えばよ<、iF
lエケl−ヘンチル−2−オキソシクロペンタンカルボ
/#アリルエステルな例にとると、アジピン酸ジアリル
エステルをディークマ/縮合して2−オキノンクロペ/
り/カルボン酸アリルに環化せしめたのち、n−ぺ/チ
ルブロマイドを炭酸カリウムの存在下に反応せしめる方
法、2−ぺ/チルシクロペンタノンとクロル炭酸アリル
を反応せしめる方法などKよって合成することができる
、 本発明においては、反応に際して白金族金属化合物とA
DPとから本質的に成る触媒が用いられるっ白金族金属
化合物はパラジウム、白金、ロジウム、イリジウム、ル
テニウムの塩または錯体であり、ADPと錯体を形成し
うるものであればいずれでも使用できる。かかる化合物
の具体例として、例工ばトリス(トリベンジリデンアセ
チルア七トン)ニパラジウム(0)、トリス(トリペア
シ+)デノアセチルアセト/)三パラジウム(0)、
酢酸パラジウム、パラジウムアセチルアセトナート、硝
酸パラジウム、硫酸パラジウム、塩化パラジウムなどが
挙げられる。これらの化合物中、無機強酸塩を用いる場
合には酢酸カリウム、ナトリウムアルコラード、第三級
アミンなどの塩基を共存させることが望ましい。また白
金族金属のなかではパラジウムが反応性の面でとくに好
ましく、なかでも0価化合物または二価の有機化合物を
用いるのが好適である。
一方、ADPの具体的な例としては、例えばα、β−エ
チレンジ(ジフェニル)ホスフィン、α、β−エチレン
ジ(ジエチル)ホスフィン、α、β−エチレンジ(ジプ
チル)ホスフィン、α、β−エチレンジ(ブチルフェニ
ル)ホスフィン、α、r−プロピレンジ(ジフェニル)
ホスフィン、α、δ−ブチレンジ(ジフェニル)ホスフ
ィンなどが例示され、なかでもα、β−エチレンジホス
フィン、とくにα、β−エチレンジ(ジフェニル)ホス
フィンが賞月される。因みにα、β−エチレンジ(ジフ
ェニル)ホスフィンは下記のごとき構造式で示される。
チレンジ(ジフェニル)ホスフィン、α、β−エチレン
ジ(ジエチル)ホスフィン、α、β−エチレンジ(ジプ
チル)ホスフィン、α、β−エチレンジ(ブチルフェニ
ル)ホスフィン、α、r−プロピレンジ(ジフェニル)
ホスフィン、α、δ−ブチレンジ(ジフェニル)ホスフ
ィンなどが例示され、なかでもα、β−エチレンジホス
フィン、とくにα、β−エチレンジ(ジフェニル)ホス
フィンが賞月される。因みにα、β−エチレンジ(ジフ
ェニル)ホスフィンは下記のごとき構造式で示される。
(式中、phはフェニル基を表わす)
合
これら両成分の使用副産は適宜選択されるが、通常は白
金族金属化合物1モル当りADPo、5モル以上、好ま
しくは0.7〜1.5モルであり、かかる両成分からな
る触媒は原料100モル当り白金族金属化合物が通常0
.01〜lOモルとなるような割合で使用される。これ
らの両成分は予め反応させておいてもよいが、通常は反
応系中で両成分181−接触せしめることにより触媒が
調製される。
金族金属化合物1モル当りADPo、5モル以上、好ま
しくは0.7〜1.5モルであり、かかる両成分からな
る触媒は原料100モル当り白金族金属化合物が通常0
.01〜lOモルとなるような割合で使用される。これ
らの両成分は予め反応させておいてもよいが、通常は反
応系中で両成分181−接触せしめることにより触媒が
調製される。
本発明の反応は出発原料を触媒と接触せしめることKよ
り下記反応式に従って進行する3反応温度は通常20℃
以上、好ましくは50〜150’Cであり、反応時間は
通常5分〜3時間である。
り下記反応式に従って進行する3反応温度は通常20℃
以上、好ましくは50〜150’Cであり、反応時間は
通常5分〜3時間である。
+CO,+C−C−C−R1
また反応に際して、希釈剤を存在せしめることが選択性
向上の見地から好ましく、その具体例として、例えばア
セトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、ベ
ンゼンなどが例示される。
向上の見地から好ましく、その具体例として、例えばア
セトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジオキサン、ベ
ンゼンなどが例示される。
これらの希釈剤は通常出発原料の濃度が1〜50重量係
となるような割合で使用される。
となるような割合で使用される。
反応終了後、反応液から常法に従って目的物を分離する
ことによって高純度のα、β−不飽和ケトンが得られる
。かかる不飽和ケトンは種々の有用な化合物の合成中間
体、とくに香料、医薬などの中間体として用いられる。
ことによって高純度のα、β−不飽和ケトンが得られる
。かかる不飽和ケトンは種々の有用な化合物の合成中間
体、とくに香料、医薬などの中間体として用いられる。
例えば本発明で合成サレル2.− (2−シスペンテニ
ル)−2−シクロペンテン−1−オンニ、マロン酸ジチ
ルをマイケル付加したのち脱炭酸するととKより香料と
して有用なジャスモン酸メチルを容易に合成することが
できる。
ル)−2−シクロペンテン−1−オンニ、マロン酸ジチ
ルをマイケル付加したのち脱炭酸するととKより香料と
して有用なジャスモン酸メチルを容易に合成することが
できる。
かくして本発明によれば、新規な反応を利用することに
よって、導入−すべき側鎖の飽和、不飽和の如何に拘り
なく効率よくα、β−不飽和ケトンを製造することがで
きる。
よって、導入−すべき側鎖の飽和、不飽和の如何に拘り
なく効率よくα、β−不飽和ケトンを製造することがで
きる。
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明す
るっ 実施例1 容器中に1−ペンチル−2−オキソシクロペンタンカル
ボン酸アリル トリル20モル、酢酸パラジウム0.05モル及ヒα、
β−エチレンジ(ジフェニル)ホスフィン0.05モル
を仕込み、室温で速やかに攪拌したのち溶媒の沸点まで
昇温して還流下に30分間反応を行った。反応終了後、
常法に従って生成物を減圧蒸留し?、:結12−ペンチ
ル−2−シクロベンゾン−1−オン及び2−ペンチリデ
ンシクロペンタノンがそれぞれ65%、13%の収率で
得られた。なお、これらの化合物の同定はIR%NMR
及びマススペクトルを用いることによって行われた。
るっ 実施例1 容器中に1−ペンチル−2−オキソシクロペンタンカル
ボン酸アリル トリル20モル、酢酸パラジウム0.05モル及ヒα、
β−エチレンジ(ジフェニル)ホスフィン0.05モル
を仕込み、室温で速やかに攪拌したのち溶媒の沸点まで
昇温して還流下に30分間反応を行った。反応終了後、
常法に従って生成物を減圧蒸留し?、:結12−ペンチ
ル−2−シクロベンゾン−1−オン及び2−ペンチリデ
ンシクロペンタノンがそれぞれ65%、13%の収率で
得られた。なお、これらの化合物の同定はIR%NMR
及びマススペクトルを用いることによって行われた。
実施例2
出発原料として1−(2−ペンテニ# ) −2−オギ
ソシクロペンタンヵルボン酸アリル0 実施例1と同様にして反応を行ったところ、2−(2−
ペンテニル)−2−シクロペンテン−1−オンの収率は
64%であり、2−(2−ペンテニリデン)−シクロペ
ンタノンの収率は16−であった。
ソシクロペンタンヵルボン酸アリル0 実施例1と同様にして反応を行ったところ、2−(2−
ペンテニル)−2−シクロペンテン−1−オンの収率は
64%であり、2−(2−ペンテニリデン)−シクロペ
ンタノンの収率は16−であった。
実施例3〜7
出発原料として第1表に示すごとき化合物を用いること
以外は実施例1と同様にして反応を行った。結果を第1
表に示す。
以外は実施例1と同様にして反応を行った。結果を第1
表に示す。
実施例8
出発原料としてl−アセトシクロペンタンカルカッ希釈
剤としてジオキサンを使用すること以外は実施例1に準
じて反応を行った。その結果、l率は57チであった。
剤としてジオキサンを使用すること以外は実施例1に準
じて反応を行った。その結果、l率は57チであった。
実施例q
酢酸パラジウムに代えてパラジウムアセチルアセトナー
トを用いること以外は実施例IK準じて反応を行ったと
ころ、実施例1とほぼ同等の結果が得られた。
トを用いること以外は実施例IK準じて反応を行ったと
ころ、実施例1とほぼ同等の結果が得られた。
実施例1G
酢酸パラジウムに代えてトリス(ジベンジリデンアセト
ン)ニパラジウム(0)を用いること以外は実施例2に
準じて反応を行ったところ、実施例2とほぼ同等の結果
が得られた。
ン)ニパラジウム(0)を用いること以外は実施例2に
準じて反応を行ったところ、実施例2とほぼ同等の結果
が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 一般式(1) %式%(4 (式中、R1は炭化水素残基、4は炭素−炭素結合を介
して結合する有機残基、島、亀、鵬、也及びR7は水素
または炭化水素残基な六わし、1(1、R2、R1及び
R1は鎖状であってもまたはそれぞれが任意の組合せで
環を形成していて(よい)で衣わされるα−ジ置侠−β
−ケト酸エステルを白金涙金属化合物とα、ω−プルキ
レ/ジ(ジ置侠)ホスフィ/とから本質的に成る触媒と
横縁せしめることを特徴とする一般式(II ’j(式
中、R,、R,、R,及び亀は前記と同じ)で表わされ
るα、β−不飽和ケトンの製造法−1
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57074747A JPS58192846A (ja) | 1982-05-04 | 1982-05-04 | α,β−不飽和ケトンの製造法 |
NL8301584A NL8301584A (nl) | 1982-05-04 | 1983-05-04 | Werkwijze voor de bereiding van alfa,beta-onverzadigde ketonen. |
US06/491,380 US4496766A (en) | 1982-05-04 | 1983-05-04 | Process for production of α,β-unsaturated ketones |
CH2430/83A CH654566A5 (de) | 1982-05-04 | 1983-05-04 | Verfahren zur herstellung von alpha,beta-ungesaettigten ketonen. |
DE3316306A DE3316306C2 (de) | 1982-05-04 | 1983-05-04 | Verfahren zur Herstellung von alpha-substituierten, alpha,ß-ungesättigten Ketonen |
FR8307418A FR2526420B1 (fr) | 1982-05-04 | 1983-05-04 | Procede de fabrication de cetones a, b -insaturees |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57074747A JPS58192846A (ja) | 1982-05-04 | 1982-05-04 | α,β−不飽和ケトンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58192846A true JPS58192846A (ja) | 1983-11-10 |
JPS643177B2 JPS643177B2 (ja) | 1989-01-19 |
Family
ID=13556147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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