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JPS5816969B2 - ペンジユラム形走間剪断機の制御装置 - Google Patents

ペンジユラム形走間剪断機の制御装置

Info

Publication number
JPS5816969B2
JPS5816969B2 JP53034181A JP3418178A JPS5816969B2 JP S5816969 B2 JPS5816969 B2 JP S5816969B2 JP 53034181 A JP53034181 A JP 53034181A JP 3418178 A JP3418178 A JP 3418178A JP S5816969 B2 JPS5816969 B2 JP S5816969B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
shearing
shear
steel material
main crankshaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53034181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54127087A (en
Inventor
菊地雄司
中島正明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP53034181A priority Critical patent/JPS5816969B2/ja
Publication of JPS54127087A publication Critical patent/JPS54127087A/ja
Publication of JPS5816969B2 publication Critical patent/JPS5816969B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ペンシュラム(振子)形定間剪断機に係シ、
特に、剪断速度の同調と、所定の剪断位置で、自動的に
剪断を行なうペンシュラム形走間剪断機の制御装置に関
する。
走間剪断機は、従来はとんどドラム形が使用されてきた
このシャーは、回転する2個のドラムに刃がついており
、被剪断材料の移動速度との同調及び、目標剪断点に於
る、剪断を、回転加速レートの調整により行っている。
例えば、加速レートは式(1)によシ算出される。
α:加速レート に:早切り係数 ■=材料速度 lc:加速から剪断までの刃先の移動距離−力士ち、剪
断速度及び剪断長を同時に制御せねばならず、剪断制御
がむずかしく、制御装置構成の制約が太きかった。
さらに、この加速レートに誤差があると、剪断精度が悪
くなるばかりではなく、鋼材との剪断速度の同調ができ
ず、シャーに対し無理な力が加わったシ、剪断形状の悪
化を招いていた。
本発明は、剪断速度の同調、及び、剪断長さの高精度化
を実現するため、振子形シャーにより両者を容易に制御
しうる制御装置を提供するにある。
剪断速度の同調と、剪断長さの制御を別々の駆動装置に
より行なうことにより、制御性能の高度化を計るととも
に、主クランク軸の回転速度を鋼材の速度に関係なく常
に最大に設定することができるため、剪断慣性トルクを
最大限に利用でき、省エネルギーに太いに寄与する。
振子形シャーが供される、ホットストリップ圧延設備を
例に第1図により説明する。
ホットストリップミルは、加熱された鋼塊を粗圧延機に
より板状の鋼板に圧延し、仕上げ圧延機5により薄い帯
状の鋼板に圧延し冷却しながら、巻取機にコイルとして
巻き取る設備である。
粗圧延機で圧延された被剪断材1は、搬送テーブル2に
より仕上げ圧延機5まで搬送されるが、鋼材の先端、後
端の形状が悪いため、仕上げ圧延をする前に、ペンシュ
ラム(振子)形削断機4により、先後端を各々100m
71L〜50077!m切り落とす。
被剪断鋼材1は、圧延能率及び、鋼材の温度管理上搬送
テーブル上では、停止させず、走らせながら剪断する必
要があるため、走間剪断を行なう。
鋼材の先端、後端の位置の移動を測定するために、剪断
機の前後に測長ロール3,6が配置される。
第2,3図により、本発明の制御装置の詳細について述
べる。
振子形シャー4には、被剪断鋼材1との速度同調をさせ
るだめの速度調整用モータ15が設置される。
このモータ15は、剪断開始前に、同調速度即ち鋼材の
速度に呼応して設定される水平方向揺動速度のプリセッ
トを行ない、剪断中は固定させておく。
同調速度プリセットの算出は、測長ロール3に連結され
た速度発電機11により、被剪断鋼材1の速度を検出し
、目標速度演算器20により、同調速度プリセット値を
もって算出される。
鋼材の位置を検出するたりに鋼材の先端が、鋼材検出器
12の直下に到達した時、タイミング信号発生器23よ
り、同調速度プリセット開始指令が出力されるようにな
っており、この同調速度プリセット開始指令が出力され
ると、位置決め装置21及び、速度制御装置22により
速度調整用モータ15を駆動し、速度調整ロッド33を
、指令された角度に設定する。
振子形シャーの水平方向剪断速度は、速度調整ロッド3
3の角度の関数であり、かつ主クランク軸駆動モータ1
3の回転速度に比例する。
ここで、主クランク軸は一定速度で回転させるので、振
子形シャーの水平方向剪断速度は、速度調整ロッド33
の角度により決まり、剪断前に設定することができる。
その機構については第6図、第7図を使用し後述する。
角度検出には、速度調整用モータ15の軸に回転角度検
出器16を連結し、位置決め装置21に、フィードバッ
クを行なっている。
。振子シャー4の水平方向の揺動及び上下刃のギロチン
動作は、振子の支点軸を回転させる主クランク軸駆動モ
ータ13によシ行なわれる。
主クランク軸34は、加減速パターン発生器26により
、まず加速パターンが作られ、加速レート一定αで加速
される。
主クランク軸の回転速度Nsがある一定値Nso に
なった時加速を止め、一定速度Nso で回転させ、
剪断を行なう。
第5図にその速度パターンを示す。
この速度パターンは、速度制御装置27に入力され、主
クランク軸駆動モータ13を駆動する。
本装置は、被剪断鋼材1が、速度発電機11による鋼材
の速度検出後から、剪断終了まで、速度が変化しないこ
とを前提としている。
しかし、鋼材の後端剪断時すでに、鋼材が、仕上げ圧延
機5に咬込んでおり、速度変化を生ずる場合もある。
したがって剪断精度の高精度化要求に応じ、測長用検出
手段としての測長用パルス発信機10のパルスを、鋼材
長側定器24に入力し、目標剪断点の移動を演算し、加
減速パターン発生器26に対し、シャーの起動タイミン
グを与える。
又、補正器25を通し、加速中における速度変化による
剪断エラーを除去するため、補正出力を行なう。
主クランク軸の回転角度を検出し、加速エラー、鋼材移
動速度エラーを除去し、かつ振子形シャー4のホームポ
ジションへの減速停止制御を行なうために、回転角度検
出器14が主クランク軸に連結される。
以上の制御を時系列的に並べた処理フローを、第3図に
示す。
鋼材の剪断長が、ディジタルスイッチ等で設定されると
、その直を、読み取り、目標剪断点を決定し、鋼材の移
動に伴う、目標剪断点の移動をトラッキングする。
一方鋼材との剪断速度の同期化のために、鋼材の速度を
検出し、同調速度に対応した、調整ロッド回転角を算出
する。
その回転角指令により、速度調整モータを駆動し、速度
調整ロッドの位置決めを行なう。
速度調整ロッドの実角度及び、目標剪断のトラッキング
から、主クランク軸の起動タイミングを算出し、最適時
点にて、シャーを起動する。
起動から剪断完了までは、高精度剪断を行なうために軌
跡補正により、主クランク軸の回転速度の制御を行なう
剪断完了後は、次回剪断のために、主クランク軸を、ホ
ーム位置へ復帰させ、剪断の1サイクルが終了する。
ここで、目標剪断点のトラッキングについて、第8図に
おいて、鋼材検出器12から剪断機4までの距離をLi
とし、また、鋼機1の先端から目標剪断点までの長さを
Lc・とじ、剪断機4の刃と鋼機1とが接触する位置を
xpcとし、かつ、該検出器12が鋼機1の先端を検出
してから所定時間経過後の鋼材1の先端の移動位置をl
とする。
また、剪断機4の後述する主クランク軸(第4図)13
4が起動してから剪断機4の刃(第4図に示す符号31
.32)が鋼機1に接触するまで移動距離を13cとす
る主クランク軸の起動タイミングは、lが、 C2L1+ Lc−xpc −itC・・・、・・、、
・(gという上記(1)式が成立した時である。
目標剪断点ノ移動、すなわち、トラッキングは、測長ロ
ール:3により、鋼材10先端の移動位置lを測定する
ことにより、行なわれる。
この演算は、鋼材長側定器24にて行なわれる。
また、主クランク軸起動後の目標剪断点の移動から、そ
の時点での主クランク軸34の理想的な回転角を算出し
、主クランク軸34の回転位置制御を、補正器24によ
り行なわせるのである。
第4図は、振子形シャーの駆動リンク機構を示したもの
である。
主クランク軸34が、主クランク軸駆動モータ13によ
り回転駆動され、シャーの上刃31が回転半径R3によ
り、又、下刃32が回転半径R2により各々反対方向に
上下運動し、鋼材を剪断する。
揺動運動は、同軸上に半径R1で連結された速度調整ロ
ッド33と、水平方向揺動リンク35により行なわれる
刃先の水平方向揺動速度は、第5図に示すように、主ク
ランク軸(D速KNso を一定にしているため、速
度調整ロッド33の半径R1(可変)によって決まる。
R1をR1□に変えた時刃先水平方向移動速度1へがV
HoからV に変化する様子を示す。
前記目標速度演算器20は、被剪断鋼材1の速度から、
VHoを決め、グラフにより、それに対応するR1を算
出している。
本発明により、剪断前に、剪断速度のプリセットを行な
えるため、主クランク軸駆動モータ13を一定加速レー
ト、一定回転数で、駆動することが可能となり、小形で
大剪断力を出力することが出来る。
第6図、第7図を用いて、速度調整ロッド33の設定機
構及び、水平方向揺動速度決定原理を説明する。
インターナルギア42は、主クランク軸34と同一軸上
にあり、主クランク駆動モータ13により同一回転をす
る。
インターナルギアは、円周の内側に歯車があり、インタ
ーナルピニオン41とギア結合している。
インターナルピニオン41は、差動ギア43を介して、
不ンターナルギア42と同様に主クランク駆動モータ1
3に連結されている。
又差動ギアの一方は、速度調整モータ15に連結されて
いる。
今速度調整モータ15を停止させておき主クランク軸駆
動モータ13を回転させると、インターナルギア42及
びピニオン41は、同一回転となるため、速度調整用ロ
ッド33がリンクしている点Pは、インターナルギアの
内側に沿って半径R6で回転する。
この回転半径式により、速度調整ロッド33が、振子運
動をし、その振幅量により、水平方向の揺動速度が決定
される。
次に揺動速度を変化させる手段を説明する。
主クランク軸駆動モータ13よ停止させておき、速度調
整モータ15を回転させると、差動ギア43により、イ
ンターナルピニオン43は、遊星歯車として、インター
ナルギア42の内側に沿って回転する。
この時インターナルギア42は、主クランク軸駆動モー
タ13により固定されているため、インターナルピニオ
ンのみ回転し、ギアは回転しない。
インターナルビニオフ410回転する様子を、第7図の
A、B、Cに示す。
A図は、第6図と同一位置で、この時の揺動振幅が最大
であり、水平方向の最高速度剪断時にプリセットされる
B図は、60度程度回転させた場合を示している。
インターナルピニオン41に結合された速度調整ロッド
33のP点は、半径Roの約1/2の位置半径R1に移
動する。
この状態で、速度調整モータ15を固定し、主クランク
軸駆動モータ13を駆動すると、P点は、半径R1で回
転するため、B図の振幅は、小さくなり、水平方向の剪
断速度は、遅くなる。
さらに速度調整モータ15を回転させ0図の状態になる
と、主クランク軸を駆動しても、P点は回転せず、水平
方向の剪断速度は、零となる。
このだめ、振子形シャーは、鋼材の停止剪断も、可能で
ある。
本発明は、ハードウェア構成に限らず、計算機によるソ
フト処理を導入すれば、目標速度演算及び、剪断精度向
上のだめの補正演算がさらに高精度になり、高性能剪断
制御ができる。
本発明により、剪断前に剪断速度の同期化設定を行なえ
るため、主クランク軸駆動モータを常に最高速度で使用
でき、フライホイル−の効果と相いまって、小形で、人
前断装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が供される、プラントの概略図、第2
図は、本発明の制御ブロック図、第3図は本発明の操作
シーケンスのフローチャート図、第4図は、機械機構を
説明するだめの図、第5図は、剪断機の速度変化を説明
するだめの図、第6図は、速度同調用ロンドの角度設定
機構を説明するだめの図、第γ図A、 B、 Cは、速
度同調用ロンドの水平揺動を説明するための図、第8図
は、目標剪断点のトラッキングを説明するだめの図であ
る。 1・・・被剪断鋼材、4・・・ペンシュラム形走間剪断
機、15・・・速度調整用モータ、13・・・主クラン
ク軸駆動モータ、33・・・速度調整ロンド、34・・
・主クランク軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平方向揺動速度をその角度設定により与える速度
    調整ロッドと、剪断操作用の主クランク軸とより成り該
    主クランク軸の運動により剪断刃の振子形運動を与えて
    走行鋼材を剪断するペンシュラム形走間剪断機に於て、
    鋼材の移動速度を検出する速度検出手段からの検出速度
    に基づいて該鋼材の移動速度に同調した上記水平方向揺
    動速度を算出し、前記算出された水平方向揺動速度より
    前記速度調整ロッドの移動位置を算出する手段と、該算
    出移動位置に速度調整ロッドを移動させる位置決めを行
    なう手段と、前記鋼材の移動位置を検出する検出手段と
    、該移動位置及びあらかじめ設定された目標剪断点を基
    に目標剪断点の移動位置を算出する手段と、前記速度調
    整ロッドの設定された位置及び前記主クランク軸の加速
    パターンにより、剪断機の起動から剪断までの間に該鋼
    材の目標剪断点が移動する距離を算出する手段と、剪断
    点と剪断位置が合致するように前記主クランク軸の起動
    タイミングを設定する手段と、該設定されたタイミング
    に基づき主クランク軸を起動させて鋼材の剪断を行なわ
    せる剪断制御手段と、前記速度調整ロッド設定後に該鋼
    材の速度変化分を補正する手段と、前記主クランク軸起
    動後の剪断エラーを補正する手段とより成るペンシュラ
    ム形走間剪断機の制御装置。
JP53034181A 1978-03-27 1978-03-27 ペンジユラム形走間剪断機の制御装置 Expired JPS5816969B2 (ja)

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JP53034181A JPS5816969B2 (ja) 1978-03-27 1978-03-27 ペンジユラム形走間剪断機の制御装置

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JPS54127087A JPS54127087A (en) 1979-10-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4627254A (en) * 1984-01-30 1986-12-09 Hashimoto Forming Industry Co., Ltd. Cutting device for a multi-dimensional bending apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5118669A (en) * 1974-08-05 1976-02-14 Ibukisho Kagaku Kogyo Kk Mushukeifunhiryono seiho

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JPS5118669A (en) * 1974-08-05 1976-02-14 Ibukisho Kagaku Kogyo Kk Mushukeifunhiryono seiho

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