JPS58165798A - ザンサンガムの製造方法 - Google Patents
ザンサンガムの製造方法Info
- Publication number
- JPS58165798A JPS58165798A JP4920982A JP4920982A JPS58165798A JP S58165798 A JPS58165798 A JP S58165798A JP 4920982 A JP4920982 A JP 4920982A JP 4920982 A JP4920982 A JP 4920982A JP S58165798 A JPS58165798 A JP S58165798A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- xanthan gum
- fermentation
- viscosity
- salt
- carbon source
- Prior art date
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1459を用いてザンサンガムを製造する方法に関する
ものである。
ものである。
一般に水溶性の多糖類あるいはガムは石油採油、食品添
加物、染織、塗料添加物等巾広く需要が増えているが、
現在使用されている多糖類あるいはガムの中で最も広く
使われているガムはXantbomo−nas cam
pestris のグルコース,砂糖の発酵により得
られるザンサンガムである。
加物、染織、塗料添加物等巾広く需要が増えているが、
現在使用されている多糖類あるいはガムの中で最も広く
使われているガムはXantbomo−nas cam
pestris のグルコース,砂糖の発酵により得
られるザンサンガムである。
ザンサンガムの従来の製造方法は好気的発酵で、炭素源
として1〜5重量%(以下、%と記1)のグルコースを
含んだ培地で生産され、発酵の終了後に発酵液は殺菌さ
れ、多糖類はアルコール類例えばメタノール,エタノー
ル,インプロビルアルコールで沈澱させ、乾燥、粉砕し
てなるものである。
として1〜5重量%(以下、%と記1)のグルコースを
含んだ培地で生産され、発酵の終了後に発酵液は殺菌さ
れ、多糖類はアルコール類例えばメタノール,エタノー
ル,インプロビルアルコールで沈澱させ、乾燥、粉砕し
てなるものである。
しかしながら、この様な従来の製造方法により得られた
ザンサンガムよりも優れた粘度特性、即ち従来のザンサ
ンガムより低濃度で高粘度を示すか、又は同濃度でより
高粘度を示し、熱安定性及び耐塩性のあるザンサンガム
を製造する方法を探索した結果、ザンサンガムの製造に
おいて、炭素源を含む発酵培地に有機酸、有機塩基、ビ
タミン等の特定の化合物を添加することにより、その目
的を達成することが出来ることを知見し本発明の完成に
至ったものである。
ザンサンガムよりも優れた粘度特性、即ち従来のザンサ
ンガムより低濃度で高粘度を示すか、又は同濃度でより
高粘度を示し、熱安定性及び耐塩性のあるザンサンガム
を製造する方法を探索した結果、ザンサンガムの製造に
おいて、炭素源を含む発酵培地に有機酸、有機塩基、ビ
タミン等の特定の化合物を添加することにより、その目
的を達成することが出来ることを知見し本発明の完成に
至ったものである。
即ち、本発明はXantbomonas campes
tris NRRLB−1459を培養することにより
ザンサンガムを製造する方法にお(・て、炭素源を含む
発酵培地に、フマル酸、リンゴ酸、ウラシル、リボフラ
ビン、それらの塩、エステル、又は誘導体から選ばれた
1種又は2種以上の化合物を添加することを特徴とする
ザンサンガムの製造方法である。
tris NRRLB−1459を培養することにより
ザンサンガムを製造する方法にお(・て、炭素源を含む
発酵培地に、フマル酸、リンゴ酸、ウラシル、リボフラ
ビン、それらの塩、エステル、又は誘導体から選ばれた
1種又は2種以上の化合物を添加することを特徴とする
ザンサンガムの製造方法である。
本発明のザンサンガムの製造方法におけるXantho
mツnas campestri、s NRRL B−
1459の培養に用いられる炭素源を含む発酵培地の組
成は少くとも1種の炭素源、窒素源、燐酸塩及びマグネ
シウム塩に有機酸、有機塩基又はビタミン等よりなる群
から選ばれた1種又は2種以上の化合物を添加してなる
混合水溶液である。
mツnas campestri、s NRRL B−
1459の培養に用いられる炭素源を含む発酵培地の組
成は少くとも1種の炭素源、窒素源、燐酸塩及びマグネ
シウム塩に有機酸、有機塩基又はビタミン等よりなる群
から選ばれた1種又は2種以上の化合物を添加してなる
混合水溶液である。
炭素源としては、グルコース、ガラクトース。
フラクl−−ス、キシロース、ソルボース、シュクロー
ズ、マルトース、トレハロース、セロビオース、スター
チ、デキストリン、マンノース、ラクトース等の糖類ヤ
グリセロール、マンニトール。
ズ、マルトース、トレハロース、セロビオース、スター
チ、デキストリン、マンノース、ラクトース等の糖類ヤ
グリセロール、マンニトール。
イノシトール、エリスリトール、ソルビトール等のポリ
オールから選ばれた1種又は2種以上のも05〜10%
が適当であり、好ましくは1〜5%である。
オールから選ばれた1種又は2種以上のも05〜10%
が適当であり、好ましくは1〜5%である。
窒素源は酢酸アンモニウム、修酸アンモニウム。
乳酸アンモニウム、塩酸アンモニウム、燐酸アンモニウ
ム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム等のアンモニ
ウム塩、硝酸ソーダ、尿素、グルタミン、グルタミン酸
ソーダ、アスパラギン、アラニン、プロリン、スレオニ
ン等の蛋白アミノ酸。
ム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム等のアンモニ
ウム塩、硝酸ソーダ、尿素、グルタミン、グルタミン酸
ソーダ、アスパラギン、アラニン、プロリン、スレオニ
ン等の蛋白アミノ酸。
酵母エキス、大豆ペプトン、ブイヨン、トリプトン、麦
芽エキス等の生物エキス等から選ばれ、その使用量は0
.1〜1.0%が適当である。
芽エキス等の生物エキス等から選ばれ、その使用量は0
.1〜1.0%が適当である。
燐酸塩としては燐酸アンモニウム、燐酸1カリウム、燐
酸2カリウム、燐酸1ナトリウム、燐酸2す) IJウ
ム等から選ばれ、その使用量は0.01〜30%で好ま
しくは005〜10%である。
酸2カリウム、燐酸1ナトリウム、燐酸2す) IJウ
ム等から選ばれ、その使用量は0.01〜30%で好ま
しくは005〜10%である。
マグネシウム塩は燐酸マグネシウム、硫酸マグネシウム
、塩化マグネシウム、硝酸マグネシウム等から選ばれそ
の使用量は0.01〜05%、好ま 1しくは0.
02〜02%である。
、塩化マグネシウム、硝酸マグネシウム等から選ばれそ
の使用量は0.01〜05%、好ま 1しくは0.
02〜02%である。
本発明の特徴である発酵培地に添加される化合物はフマ
ル酸、リンゴ酸等の有機酸、ウラシル等の有機塩基、リ
ボフラビン(ビタミンB2)等のビタミン、それ等の塩
、エステル、又は誘導体から選ばれた1種又は2種以上
のものであり、それ等の各々の化合物の具体例を示すと
フマル酸、フマル酸1ソーダ、フマル酸2ソーダ、フマ
ル酸1カリ、フマル酸2カリ、フマル酸クロライド、フ
マル酸ジメチルエステル、フマル酸ジエチルエステル、
フマル酸シフチルエステル、フマルfil/シー2エチ
ルヘキシルエステル、フマル酸ジオクチルエステル、フ
マル酸アマイド、リンゴ酸、リンコ゛酸2ソーダ、リン
ゴ酸ジメチルエステル、リンゴ酸ジエチルエステル、リ
ンゴ酸フチルエステル、ウラシル、4−カルボキシウラ
シル、 5−メチルウラシル、リボフラビン、リン酸ソ
ーダリボフラビン、テトラブチルリボフラビン等が挙げ
られ、その使用量は0.01〜1%が好ましく、より好
ましくは0.05〜05%であり、001%未満である
と効果が顕著でな(,1%をこえると目的に対し無駄に
なるかあるいは逆に粘度を下げることがおこり不適当で
ある。
ル酸、リンゴ酸等の有機酸、ウラシル等の有機塩基、リ
ボフラビン(ビタミンB2)等のビタミン、それ等の塩
、エステル、又は誘導体から選ばれた1種又は2種以上
のものであり、それ等の各々の化合物の具体例を示すと
フマル酸、フマル酸1ソーダ、フマル酸2ソーダ、フマ
ル酸1カリ、フマル酸2カリ、フマル酸クロライド、フ
マル酸ジメチルエステル、フマル酸ジエチルエステル、
フマル酸シフチルエステル、フマルfil/シー2エチ
ルヘキシルエステル、フマル酸ジオクチルエステル、フ
マル酸アマイド、リンゴ酸、リンコ゛酸2ソーダ、リン
ゴ酸ジメチルエステル、リンゴ酸ジエチルエステル、リ
ンゴ酸フチルエステル、ウラシル、4−カルボキシウラ
シル、 5−メチルウラシル、リボフラビン、リン酸ソ
ーダリボフラビン、テトラブチルリボフラビン等が挙げ
られ、その使用量は0.01〜1%が好ましく、より好
ましくは0.05〜05%であり、001%未満である
と効果が顕著でな(,1%をこえると目的に対し無駄に
なるかあるいは逆に粘度を下げることがおこり不適当で
ある。
次に、本発明のザンサンガムの製造方法を説明する。上
記の各組成物を適量配合した発酵培地をpH6,8〜7
.2に調整し、加圧滅菌して冷却する。
記の各組成物を適量配合した発酵培地をpH6,8〜7
.2に調整し、加圧滅菌して冷却する。
次いで、Xanthomonas campestrj
s NRRL B −1459の培養を25〜30°C
で、攪拌、通気して70〜95時間行う。発酵完了後、
少量のメタノールと2〜5倍量の水を添加し、2〜70
0 cpsに発酵液を希釈し、細菌細胞を遠心分離して
除去スル。ザンサンガムの沈澱はアルコールと塩を加え
て沈澱させる。塩はKOIを用いるのが効果的であり、
KOIの使用量はザンサンガムに対して1〜2%が好ま
しく、又アルコールはメタノール、エタノール、イソプ
ロピルアルコール等が用いられる。
s NRRL B −1459の培養を25〜30°C
で、攪拌、通気して70〜95時間行う。発酵完了後、
少量のメタノールと2〜5倍量の水を添加し、2〜70
0 cpsに発酵液を希釈し、細菌細胞を遠心分離して
除去スル。ザンサンガムの沈澱はアルコールと塩を加え
て沈澱させる。塩はKOIを用いるのが効果的であり、
KOIの使用量はザンサンガムに対して1〜2%が好ま
しく、又アルコールはメタノール、エタノール、イソプ
ロピルアルコール等が用いられる。
沈澱したザンサンガムは遠心分離し、更に無水のアルコ
ールで脱水した後漣過する。通常のドラム型、あるいは
スプレー型等の乾燥を行った後使用目的に応じて粉砕処
理を行い製品とする。
ールで脱水した後漣過する。通常のドラム型、あるいは
スプレー型等の乾燥を行った後使用目的に応じて粉砕処
理を行い製品とする。
この様な本発明の方法により得られたザンサンガムの組
成ハマンノース、クルコース、グルクロン酸(K塩とし
て)でその割合は2:2:]で一部アセチルエステルを
形成した鎖状構造であり、従来のザンサンガムに比べて
粘度特性において優れた特徴を有し、具体的に示すと本
発明の添加化合物である特定の有機酸、有機塩基、ビタ
ミン等を含まない発酵終了後の従来の発酵液の粘度が2
5°C130回転のB型回転粘度計の測定で4〜70
(l Oセンチポイズ(以下cpsと称す)であるのに
対し、本発明の発酵終了液は7000 cps以上の粘
度を示す。
成ハマンノース、クルコース、グルクロン酸(K塩とし
て)でその割合は2:2:]で一部アセチルエステルを
形成した鎖状構造であり、従来のザンサンガムに比べて
粘度特性において優れた特徴を有し、具体的に示すと本
発明の添加化合物である特定の有機酸、有機塩基、ビタ
ミン等を含まない発酵終了後の従来の発酵液の粘度が2
5°C130回転のB型回転粘度計の測定で4〜70
(l Oセンチポイズ(以下cpsと称す)であるのに
対し、本発明の発酵終了液は7000 cps以上の粘
度を示す。
又、本発明の方法により製造されたザンサンガムを溶解
した水溶液粘度においても同様の優れた粘度特性を有し
、具体的に示すと従来のザンサンガムの粘度は25°C
における濃度1%水溶液において3,000 cps以
下であるのに対し、本発明により製造された精製ザンサ
ンガムは同一の水溶液濃度において3,000〜6,0
00 cpsの粘度を示す。
した水溶液粘度においても同様の優れた粘度特性を有し
、具体的に示すと従来のザンサンガムの粘度は25°C
における濃度1%水溶液において3,000 cps以
下であるのに対し、本発明により製造された精製ザンサ
ンガムは同一の水溶液濃度において3,000〜6,0
00 cpsの粘度を示す。
この様に本発明は、従来のザンサンガムの製造工程にお
いて、炭素源を含む発酵培地にフマル酸、リンゴ酸、ウ
ラシル、リボフラビン等の特定の化合物を添加する簡易
な手段により、低濃度で高粘度を示す優れた粘度特性を
有するザンサンガムを提供することが出来、該本発明の
方法により製造されたザンサンガムは従来のザンサンガ
ムに比較してより少量で同一の増粘効果を示すため採掘
油の回収や醤油の増粘等に特に有利に利用されるもので
ある。
いて、炭素源を含む発酵培地にフマル酸、リンゴ酸、ウ
ラシル、リボフラビン等の特定の化合物を添加する簡易
な手段により、低濃度で高粘度を示す優れた粘度特性を
有するザンサンガムを提供することが出来、該本発明の
方法により製造されたザンサンガムは従来のザンサンガ
ムに比較してより少量で同一の増粘効果を示すため採掘
油の回収や醤油の増粘等に特に有利に利用されるもので
ある。
次に実施例及び比較例を示し、本発明をさらに具体的に
説明するが、本発明はこれ等の実施例によって限定され
るものではなし・0 実施例1〜2及び比較例1〜6 第1表に示す各種の添加剤を添加した下記基本組成の栄
養培地loom/!を500m1エルレンマイヤーフラ
スコにとり、121°Cで15分間加圧殺菌した。pH
7,0に調整し冷却した後、Xantbomonasc
ampestrjs NRRL E−1459の懸濁液
] ml (乾燥菌体重量で約200m9)を加えた。
説明するが、本発明はこれ等の実施例によって限定され
るものではなし・0 実施例1〜2及び比較例1〜6 第1表に示す各種の添加剤を添加した下記基本組成の栄
養培地loom/!を500m1エルレンマイヤーフラ
スコにとり、121°Cで15分間加圧殺菌した。pH
7,0に調整し冷却した後、Xantbomonasc
ampestrjs NRRL E−1459の懸濁液
] ml (乾燥菌体重量で約200m9)を加えた。
フラスコは281”C、200r、p、mで95時間培
養した。発酵終了后の発酵液の粘度はB型回転粘度計で
25°CC130rp 、 ロータNO4で測定した。
養した。発酵終了后の発酵液の粘度はB型回転粘度計で
25°CC130rp 、 ロータNO4で測定した。
次いで水で3倍に希釈し遠心分離器で菌体を分離した。
ザンサンガムは残液に3!7のKOlと400m1のメ
タノールを加えて沈澱させた。遠心分離器でザンサンガ
ムを回収し更に1. OOmlのメタノールで脱水精製
し、再遠心し回収した。真空乾燥を一夜行い収量を測定
した。又乾燥后のザンサンガムをウイーレ式粉砕器で粉
砕し60メツシュ通過粉体をとり、1%水溶液の粘度を
、25°Cにおいて前記回転粘度計で粘度を測定した。
タノールを加えて沈澱させた。遠心分離器でザンサンガ
ムを回収し更に1. OOmlのメタノールで脱水精製
し、再遠心し回収した。真空乾燥を一夜行い収量を測定
した。又乾燥后のザンサンガムをウイーレ式粉砕器で粉
砕し60メツシュ通過粉体をとり、1%水溶液の粘度を
、25°Cにおいて前記回転粘度計で粘度を測定した。
その結果を第1表に示す。
栄養培地基本組成 量
グルコース 209
KJ(□PO45g
MgSO4・7H200,2!7
尿素 2.7g
滅菌上水 ] ’000 mg添加剤
第1表に示ず 第 1 表 但し、添加剤の添加量は栄養培地における重量%で示し
た。他の各表においても同様である。
第1表に示ず 第 1 表 但し、添加剤の添加量は栄養培地における重量%で示し
た。他の各表においても同様である。
実施例3〜6及び比較例7〜9
実施例1の栄養培地で2(1’グルコースの代りに35
gのサッカロースを用いた以外は同一操作を行い、フマ
ル酸塩の種々の濃度で発酵を行った。
gのサッカロースを用いた以外は同一操作を行い、フマ
ル酸塩の種々の濃度で発酵を行った。
その結果を第2表に示す。
第 2 表
実施例7〜10及び比較例10〜11
実施例1の栄養培地で20クグルコースの代りに35q
のサッカロースを用いた以外は同一操作を行い、リンゴ
酸塩の種々の濃度で発酵を行った。
のサッカロースを用いた以外は同一操作を行い、リンゴ
酸塩の種々の濃度で発酵を行った。
その結果を第3表に示す。
実施例11〜14及び比較例12〜14実施例1と同一
操作とし、添加剤としてフマル酸、フマル酸ジメチルエ
ステル及びフマル酸ソーダ塩と有機塩基を併用して用い
た時の結果を第4表に示した。
操作とし、添加剤としてフマル酸、フマル酸ジメチルエ
ステル及びフマル酸ソーダ塩と有機塩基を併用して用い
た時の結果を第4表に示した。
第 4 表
実施例15及び比較例15〜20
実施例1と同様にして添加剤としてリンコ゛酸と水溶性
ビタミンの併用添加の結果を第5表に示した。
ビタミンの併用添加の結果を第5表に示した。
第 5 表
実施例16及び比較例21
実施例4でフマル酸Na 0.25%の添加で得られた
精製ザンサンガムの01.0.5.10%の水溶液を作
り25°Cにおいてその粘度を測定した。又比較例とし
て従来の市販のザンサンガムである工コーガム(商標名
、大日本製薬(株)販売)で同一濃度の水溶液を調整し
粘度を測定した。その結果を第1図に示した。
精製ザンサンガムの01.0.5.10%の水溶液を作
り25°Cにおいてその粘度を測定した。又比較例とし
て従来の市販のザンサンガムである工コーガム(商標名
、大日本製薬(株)販売)で同一濃度の水溶液を調整し
粘度を測定した。その結果を第1図に示した。
実施例17
精製ザンサンガムを−・定にし、食塩濃度を変えた場合
の粘度に与える影響を調べるため実施例4の精製ザンサ
ンガムの05%水溶液を調整し、この水溶液に食塩を0
〜10%添加した。粘度は25°C,30rpmで測定
した。その結果を第2図に示した。ザンサンガムの粘度
は食塩添加によりむしろ若干高くなるが、濃度による影
響は少ない事がわかる。
の粘度に与える影響を調べるため実施例4の精製ザンサ
ンガムの05%水溶液を調整し、この水溶液に食塩を0
〜10%添加した。粘度は25°C,30rpmで測定
した。その結果を第2図に示した。ザンサンガムの粘度
は食塩添加によりむしろ若干高くなるが、濃度による影
響は少ない事がわかる。
実施例18
実施例4のザンサンガム1.Oqを蒸溜水99りに攪拌
しながら添加して、1%溶液を調整し、60 rpmで
、測定温度を10〜80°Cまで変え、各温度における
粘度を測定した。その結果を第3図に示した。低温から
高温まで、高粘度で同一水準を保つことがわかる。
しながら添加して、1%溶液を調整し、60 rpmで
、測定温度を10〜80°Cまで変え、各温度における
粘度を測定した。その結果を第3図に示した。低温から
高温まで、高粘度で同一水準を保つことがわかる。
第1図はザンサンガム水溶液濃度と粘度の関係を示すグ
ラフ図、第灸図はザンサンガム水溶液粘度の食塩に対す
る影響を示すグラフ図、第3図はザンサンガム水溶液粘
度の温度に対する影響を示すグラフ図である。 出願人 旭ダウ株式会社 代理人 豊 1) 善 雄 す゛ンサンカ゛ム水溶痕濃度 (%) 第3図 温 度 (%)
ラフ図、第灸図はザンサンガム水溶液粘度の食塩に対す
る影響を示すグラフ図、第3図はザンサンガム水溶液粘
度の温度に対する影響を示すグラフ図である。 出願人 旭ダウ株式会社 代理人 豊 1) 善 雄 す゛ンサンカ゛ム水溶痕濃度 (%) 第3図 温 度 (%)
Claims (1)
- Xanthomonas campestris NR
RL B−1459を培養することによりザンサンガム
を製造する方法において、炭素源を含む発酵培地に、フ
マル酸、リンゴ酸、ウラシル、リボフラビン、それらの
塩、エステル、又は誘導体から選ばれた1種又は2種以
上の化合物を添加することを特徴とするザンサンガムの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4920982A JPS58165798A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ザンサンガムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4920982A JPS58165798A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ザンサンガムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58165798A true JPS58165798A (ja) | 1983-09-30 |
Family
ID=12824582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4920982A Pending JPS58165798A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ザンサンガムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58165798A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5580763A (en) * | 1993-11-08 | 1996-12-03 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for fermentation production of xanthan gum |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP4920982A patent/JPS58165798A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5580763A (en) * | 1993-11-08 | 1996-12-03 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | Method for fermentation production of xanthan gum |
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