JPS58151598A - ベントフイルタ内蔵型放射性廃液タンク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は放射性廃液タンクに係り、轡に原子力発電施設
に設けられて放射性廃液を貯留するために使用するのに
好適な放射性廃液タンクに関する。

従来のこの楕の放射性廃液タンクは、タンク本体に入口
と出口を設けて、入口から放射性廃液を注入し、本体内
に貯留するようになっている。

しかしながら、このような従来の放射性廃液タンクにあ
っては、タンクに流入した放射性廃液の体積と同量の、
タンク内の空気が、タンクの設置しておる部臘等に放出
される。この空気には、放射性ヨウ素等の放射性ミスト
等を含むので、タンク室の汚染による、作業時の内ｇ櫨
−が問題となシ、これをさけるための防御マスク等をつ
けることにより、作業性４ｂ患いものとなっていた。

また、この被曝を防ぐための手段として、放射性廃液タ
ンクから出る気体を、配管等で一ヶ所にあつめて、フィ
ルタを通して処理する、タンクベント系を設置する方法
もあった。これを１１１１図に示す。

放射性廃液１が入る放射性廃液タンク２には、人口配管
３．出口配置１４の他にタンク内の空気５を導くタンク
ベント配管７がついている。タンクベント配管は各タン
クから集められ、排風機９で負圧にされるのでタンクベ
ントフィルタ８を通ってＪｌｌｉＩｌｉ内排気処理系１
１に入る。各タンク室６内の９気はダク）１０を通って
、同じように排気鵡理系１１につながれ、処理され九あ
と出口１２を通じて嬬慝外に排気される。

第１図の方法では、タンクベント配管７が極めて長くな
シ、タンクベントフィルタ８．＃風機会などの設備も大
がかりであり、設備費が多大となる欠点があった。また
、タンクベント配管を通すために、タンクｍ６．排風Ｗ
ＡＡｌＢ２の配置、およ゛び配管針−に自由度が少なく
な−るという欠点が、あった。さらに、タンクベント配
管７には、放射性物質が付着するおそれがあり、配管ま
わりの線量率が高くな如被曝線量があがるおそれがあっ
た。

さらにタンクベント配管は負圧にされているので、不必
要に多くの汚染空気５を夕／りからもちだすため、放射
性廃液ｌからタンク内の汚染空気５へのキャリーオーバ
ーされる放射性物質が多くなｐｌ　タンクベントフィル
タ８への放射性物質蓄積が多くなり、フィルタ交換時の
被ｌＩ線量が極めて多くなるという欠点４６つた。

本発明の目的はタンク内の放射性物質を含んだ汚染空気
がタンク室に放出されることを効率よく防止し、しかも
本体外部における被曝線量の増加を抑制することができ
る放射性廃液タンクを提供することにある。

本発明は、タンク内部の放射性物質を含んだ空　−気が
夕／り外に流出しないよう、タンク内部にフィルタを設
け、しか４フイルタをタンク中心に設けることによって
フィルタに蓄積した放射性物質から出る放射機をまわり
の水で効率よく１蔽すゐようにした放射性廃液タンクで
ある。

以下図面に即して本発明の詳細な説明する。

＃Ｉ２図は、本発明の一実施例を示す４ので６）、放射
性廃液タンクの本体１は上面−口下面閉鎖の円筒形状に
形成されている。本体ＩＫは、Ｉｔ雪が付属しておシ、
ま九放射性廃液を注入する丸めの入口配管２が挿入され
てお如、本体Ｉｑ）鷹ＩＩの中央には、出口配管３が接
続されている。

本体１の中央には、フィルターケース脚１２で本体に＊
ｂ付けられ九フィルターケース５が設けられ、これとベ
ント管６との間に第１フイルタ７と第２フイルタ８が挿
入されてお）、これらフィルタは脱着可能なｔＬａｌ　
０におさめられていゐ、畜らに中６４がｉｉ２の中心近
くに設けられベント管６とＯリング９を介して密着して
いる。

次に作用を説明する。

入口配管３から本体１円に放射ａ廃液が注入され本体１
内にｍ箪が貯留する。注入された廃液の体積と同量の９
気はタンク内気相ｆｉ１４からベント穴１３ｔ−通りフ
ィルタケース５内のａｌｌフィルタ７１纂２フィルタ８
により放射性物質を除去され、ベント管６を通って中４
４にあい九人よｐタンク外に放出される。フィルタ７．
８が所定の吸着能力を失なったら中１Ｉｉ４とベント管
９を引きぬ自フィルタ７．８１−１＃！１０と共に取り
出し外部に廃衆する。フィルタ７．８の再装荷は、まず
貸１０をフィルタケース５に入れベント管６ｔ＃入徴菖
２フイルタ８第１フイルタ９を入れて中蓋４を取９つけ
ることにより行なう。

本実施例によれば、放射性物質蓄積んに空気は直接タン
ク外に出ることなくフィルタにより放射性物質を効率よ
く除去されタンク外に放出される。

また、フィルタはａｌｌフィルタは兎い粒子、１ｉ４２
フイルタは細い粒子状の放射性物質を除去するようＫす
れば、フィルタのＲ雨期間も兼くとることができる。さ
らに、フィルタは、使用期間が長くなると放射性物質が
多く蓄積するが、放出された放射−はタンク内の水によ
ｐ１敞されるので、タンク外部の線量増加が効率よ〈防
げる。

さらにフィルタ９：ＩＩ＆は短時間ですむ丸め、フィル
タ交換時の被曝の危＠藏が臘滅化できる。

タンク毎のフィルタを設置するため、フィルタは小谷積
のもので揖み、また放射性廃液の質、流入ｓｆ、により
、個々に取替時期を選ぶことがで寝る。まＩｔ−個々の
タンク毎に取替えるため、フィルタ交換の丸めに、他の
タンクの機能をそこなうこともない。

本発明によれば、タンク外に放射性物質を當ん７ｅｇ！
気が出ないため、放射性ヨウ素等の有書物質を作業中に
吸いこんで内部被曝をするおそれがなく、を九フィルタ
の交換が簡単である丸め、蝦讐時被曝線量が低減できる
。さらにフィルタに蓄積し九放射性物質からの被曝はＪ
ｌｉｌ囲の水Ｏｊｌ＃Ｉｋ効果のために低減できる。

例えば、タンク内放射性廃液の放射能ａｔが１０−”　
ＩＡＣｓ／ｃｃ、としフィルタに１Ｏ−８μＣｉ　／ｃ
　ｃの放射性物質が蓄積した場合、フィルタをタンク外
に設置すると、タンク本体から１ｒｎｒｅｒｎ／ｈ　　
％フィルタから１０ｍｒｅｍ　／ｈの被曝をうけるが、
フづルタを内部に入れて、水１ｍの遮蔽効果がとれると
すれば、タンク全体から１．３ｍｒｅｍ／ｈの被曝縁量
率となり、タンク―りでの作業時の被曝が約ｌ／１０に
低減できる。

さらに兼い配管等の設備が不要となｐ１設備費。

運転費用が、漱小で済む。

【図面の簡単な説明】

篇１図は、従来性なわれてい友タンクベント系の処塩フ
ロー図、ＪｌｌＦ２図はタンク内部にフィルタをもった
放射性廃液夕／りの説明図である。 ｌ・・・放射性廃液、２・・・放射性廃液タンク、３・
・・入口配管、４・・・出口配管、５・・・タンク内の
空気、６・・・タンク嶌、７・・・タンクベント看、８
・・・タンクベントフィルタ、９・・・排風機、１０・
・・ダクト、１１□・τ、ｂノ＋＋Ｊニー ｆＪ　１図 一＼− 場２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｌ　放射性廃液タンクするタンク本体に入口と出口配置
   を設けた放射性廃液タンクにおいて、前記本体の内部に
   、排出気体を処理するためのフィルタを設けることｔ％
   黴とするベントフィルタ内蔵蓋放射性廃液夕／り。