JPS58150715A - デイ−ゼルエンジンの予熱栓 - Google Patents
デイ−ゼルエンジンの予熱栓Info
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- JPS58150715A JPS58150715A JP3259482A JP3259482A JPS58150715A JP S58150715 A JPS58150715 A JP S58150715A JP 3259482 A JP3259482 A JP 3259482A JP 3259482 A JP3259482 A JP 3259482A JP S58150715 A JPS58150715 A JP S58150715A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q7/00—Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
- F23Q7/001—Glowing plugs for internal-combustion engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はディーゼルエンジンの予熱栓即ちグローブラグ
に関するものである。
に関するものである。
− 1 −
従来、ディーゼルエンジン等の圧縮着火機関においては
、燃料を高圧にてシリンダ内Iml1m!室に一書状に
供給して、高圧、^瀧の空気に接触さ甘て自然発火させ
ている。しかるに外気II1!lの低い場合には、圧縮
しても空気の一度が十分に上らず着火困難となり、エン
ジンの始−がljlIIlである.このため燃焼室内に
は燃料の着火を容易にするために通電により加熱される
予熱栓すなわちグローブラグと称する補助点火栓を使用
している.この予熱栓は一種の電熱プラグで、この発熱
体としてニッケルあるいはニッケル合金等の金属を使用
するものと、セラミック等の非金属抵抗体を使用するこ
ものとがある。
、燃料を高圧にてシリンダ内Iml1m!室に一書状に
供給して、高圧、^瀧の空気に接触さ甘て自然発火させ
ている。しかるに外気II1!lの低い場合には、圧縮
しても空気の一度が十分に上らず着火困難となり、エン
ジンの始−がljlIIlである.このため燃焼室内に
は燃料の着火を容易にするために通電により加熱される
予熱栓すなわちグローブラグと称する補助点火栓を使用
している.この予熱栓は一種の電熱プラグで、この発熱
体としてニッケルあるいはニッケル合金等の金属を使用
するものと、セラミック等の非金属抵抗体を使用するこ
ものとがある。
しかし前者においては、金属からなる発熱体の外面に絶
縁物質を介して金属保護管を覆着されるものであるため
熱伝導が履く、速熱性に欠け、さらに金属であるために
耐熱、耐食性の一点からも問題となる。他方後者は、前
者の欠虐を補うために炭化ケイ素の如き非金属抵抗体を
発熱体として用い、これを直接露出させた構造を有して
いる。
縁物質を介して金属保護管を覆着されるものであるため
熱伝導が履く、速熱性に欠け、さらに金属であるために
耐熱、耐食性の一点からも問題となる。他方後者は、前
者の欠虐を補うために炭化ケイ素の如き非金属抵抗体を
発熱体として用い、これを直接露出させた構造を有して
いる。
〜 2 ー
しかしながらこの種の予熱栓においても着火性能のみな
らず発熱体を加熱する際の電力消費量ならびに発熱部の
破損など幾つかの未解決の開題がある。例えば実開昭5
4−95628号公報には予熱栓の先端で発熱させるた
めに、一端閉塞のセラミック発熱チューブの先端径を細
くその先端内側に−め電極部を形成しチューブの他端に
他の電極部を形成したもの、あるいは、該チューブの先
端部表面を軸方向に溝を入れたものが提案されている。
らず発熱体を加熱する際の電力消費量ならびに発熱部の
破損など幾つかの未解決の開題がある。例えば実開昭5
4−95628号公報には予熱栓の先端で発熱させるた
めに、一端閉塞のセラミック発熱チューブの先端径を細
くその先端内側に−め電極部を形成しチューブの他端に
他の電極部を形成したもの、あるいは、該チューブの先
端部表面を軸方向に溝を入れたものが提案されている。
この構造においては、発熱体が表面に直接露出されるた
めに、また溝を入れたものにあっては加熱部の表面積が
大きくなるために、従来から使用されている金属保護管
を覆着したタイプの予熱栓よりも着火効果は大きい。し
かしこの構造において、セラミック発熱体チューブの外
気に触れる面から発生する熱が燃料の着火に使われるも
のの、ぞの反面、該チューブ内で生じる熱は金属からな
る電極およびチューブの内側に電気的絶縁体として充填
された絶縁粉−末をも加熱するのに奪われる。
めに、また溝を入れたものにあっては加熱部の表面積が
大きくなるために、従来から使用されている金属保護管
を覆着したタイプの予熱栓よりも着火効果は大きい。し
かしこの構造において、セラミック発熱体チューブの外
気に触れる面から発生する熱が燃料の着火に使われるも
のの、ぞの反面、該チューブ内で生じる熱は金属からな
る電極およびチューブの内側に電気的絶縁体として充填
された絶縁粉−末をも加熱するのに奪われる。
したがつ(、該発熱体を有した予熱栓は、消費−3−
電力の観点から、燃料の着火効率に配慮した構造とは言
えない。さらに、同芯状に配置した金属からなる中心電
極と発熱チューブとの結合部分に−の電極部を形成して
いる、す□なわち最も高い温度になる加熱部先端に−の
電極部を設ける構造であるため、中心電極とセラミック
発熱体を確実に接続させるには、特別の工夫を施す必要
がある。このため構造が複雑となって生産性を低下し、
また破損事故等のトラブルが生じ易い開題があると思わ
れる。
えない。さらに、同芯状に配置した金属からなる中心電
極と発熱チューブとの結合部分に−の電極部を形成して
いる、す□なわち最も高い温度になる加熱部先端に−の
電極部を設ける構造であるため、中心電極とセラミック
発熱体を確実に接続させるには、特別の工夫を施す必要
がある。このため構造が複雑となって生産性を低下し、
また破損事故等のトラブルが生じ易い開題があると思わ
れる。
本発明の目的は電極部を温度が上昇しにくい部分に設け
られるセラミック発熱体を提供するものである。他の目
的は電極部から離れた他端が最も^い温度に加熱され、
かつ発熱体の可能なかぎり多くの表面が着火に有効に作
用するセラミック発熱体を提供するにある。
られるセラミック発熱体を提供するものである。他の目
的は電極部から離れた他端が最も^い温度に加熱され、
かつ発熱体の可能なかぎり多くの表面が着火に有効に作
用するセラミック発熱体を提供するにある。
これらの目的を達成するため、本発明では、発熱部を通
電により発熱するセラミック発熱体で構成し、該セラミ
ック発熱体は棒状で軸と平行な少なくとも−のスリット
開口で一端を除き少なくと−4− も二つに分割され分割された他端部を電極部とした簡串
な構造とする。そのため本発明の予熱栓は着火効率の改
善とともに電極部の安定性をも改善し、さらに生産性ま
た耐久性を高める実用上有意義な効果を1!(−る。
電により発熱するセラミック発熱体で構成し、該セラミ
ック発熱体は棒状で軸と平行な少なくとも−のスリット
開口で一端を除き少なくと−4− も二つに分割され分割された他端部を電極部とした簡串
な構造とする。そのため本発明の予熱栓は着火効率の改
善とともに電極部の安定性をも改善し、さらに生産性ま
た耐久性を高める実用上有意義な効果を1!(−る。
また、本発明の予熱栓は、発熱体表面のみならずスリッ
ト部に入りこんだ燃料をも、通電によって加熱した発熱
体からの有効な熱の供給により着火を容易ならしめると
共に速熱性にも優れ、かつ発熱体のみを加熱する加熱構
造であるため電力節減にも良好な効果を奏する。
ト部に入りこんだ燃料をも、通電によって加熱した発熱
体からの有効な熱の供給により着火を容易ならしめると
共に速熱性にも優れ、かつ発熱体のみを加熱する加熱構
造であるため電力節減にも良好な効果を奏する。
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。
第1図に本発明の一実施例を示す予熱栓の断面図を示す
。本発明の予熱栓は、取付部1及び発熱体2に大別され
る。取付部1は、図示しないディーゼルエンジンのシリ
ンダヘッドに取付られるための金属製筒状のハウジング
3とその中心部に電気絶縁的に設けた棒状の中心電極4
と耐熱ゴムバラ1ング5、ベークライトブラシノ6およ
び電気回路を中心電極へ確実に接続するためのナツト7
− 5 − から成る。発熱体2は、ハウジング3の一端から突出し
た棒状でセラミック発熱体が使用されている。この発熱
体2の形状及び構造を第2図〜第5図に示す。第2図は
発熱体2の斜視図であり、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は第2図のB−B断面図、第5図は第2図の
C−C断面図である。発熱体2は一端約1/3が太い棒
状で、軸を含む面で太い該一端から他端を残してスリッ
ト21が設けられている。この発熱体2ではスリット2
1によって分割された該一端の太い部分が電極部22.
23径の細い部分が発熱部24となる。
。本発明の予熱栓は、取付部1及び発熱体2に大別され
る。取付部1は、図示しないディーゼルエンジンのシリ
ンダヘッドに取付られるための金属製筒状のハウジング
3とその中心部に電気絶縁的に設けた棒状の中心電極4
と耐熱ゴムバラ1ング5、ベークライトブラシノ6およ
び電気回路を中心電極へ確実に接続するためのナツト7
− 5 − から成る。発熱体2は、ハウジング3の一端から突出し
た棒状でセラミック発熱体が使用されている。この発熱
体2の形状及び構造を第2図〜第5図に示す。第2図は
発熱体2の斜視図であり、第3図は第2図のA−A断面
図、第4図は第2図のB−B断面図、第5図は第2図の
C−C断面図である。発熱体2は一端約1/3が太い棒
状で、軸を含む面で太い該一端から他端を残してスリッ
ト21が設けられている。この発熱体2ではスリット2
1によって分割された該一端の太い部分が電極部22.
23径の細い部分が発熱部24となる。
なお電極部22は他の電極部23より短くなっている。
すなわち電極部23の端部は電極部22より突出してい
る。電極部23の突出している部分のスリット21側の
面にはメタライズ層231が形成されており、ロウ付げ
によって中心電極4の端子41と強固に結合しである。
る。電極部23の突出している部分のスリット21側の
面にはメタライズ層231が形成されており、ロウ付げ
によって中心電極4の端子41と強固に結合しである。
また電極部22の円弧状の表面にもメタライズ1122
1を施した後、ハウジング3の内壁面とロウ付げによっ
て強固に結合されている。
1を施した後、ハウジング3の内壁面とロウ付げによっ
て強固に結合されている。
−6−
発熱部24はスリット21で分割された断面半円状の柱
状部241.242とスリットが形成されていない他端
の先端部243からなる。そしてこの発熱部24がハウ
ジング3より突出している。
状部241.242とスリットが形成されていない他端
の先端部243からなる。そしてこの発熱部24がハウ
ジング3より突出している。
発熱体2の電極部23とハウジング3との間隙は電気的
な絶縁と気密性を保持させるために耐熱性に優れたアル
ミナ系セラミック接着剤15で埋められており、また中
心電極4を固定させるために、春開きのアルミナ系セラ
ミックスペーサ16がハ、ウジング3に密着して設けら
れている。さらに該スペーサ16とパツキン5、中心電
極4、およびハウジング3に囲まれた空間部には酸化マ
グネシウムなどのセラミック粉末とエポキシ樹脂のよう
な熱硬化性樹脂とからなる混合物17で充填されている
。
な絶縁と気密性を保持させるために耐熱性に優れたアル
ミナ系セラミック接着剤15で埋められており、また中
心電極4を固定させるために、春開きのアルミナ系セラ
ミックスペーサ16がハ、ウジング3に密着して設けら
れている。さらに該スペーサ16とパツキン5、中心電
極4、およびハウジング3に囲まれた空間部には酸化マ
グネシウムなどのセラミック粉末とエポキシ樹脂のよう
な熱硬化性樹脂とからなる混合物17で充填されている
。
なお、本発明に用いる発熱体2は炭化チタン−アルミナ
系の複合セラミック材料を原料とし、約4 X 10−
3ΩC1の電気比抵抗を有する抵抗発熱体ぐある。該発
熱体2の形成方法は例えば次のようである。
系の複合セラミック材料を原料とし、約4 X 10−
3ΩC1の電気比抵抗を有する抵抗発熱体ぐある。該発
熱体2の形成方法は例えば次のようである。
−7−
まず、炭化チタン=30重量%とアルミナニア0重量%
とを混合した後、適−のメチルセルロースと水を加えた
練土をつくり、これを押出成形にて円柱の成形体を得る
。この成形体を必要とする長さに切り出し、引続き研削
により加熱部と電極部を適当な大きさに成形した後、カ
ッターでスリット部を切除する。次に、前記の加工成形
体をアルゴン雰囲気において1700℃で2時間燃成し
てセラミック発熱体2を得る。なお該発熱体2の原材料
として上記の他に窒化チタン−アルミナ系からなる複合
セラミックでも良く、また周知の炭化ケイ素、ニケイ化
モリブデンおよびランタンクロマイトなどの発熱材料で
もよい。
とを混合した後、適−のメチルセルロースと水を加えた
練土をつくり、これを押出成形にて円柱の成形体を得る
。この成形体を必要とする長さに切り出し、引続き研削
により加熱部と電極部を適当な大きさに成形した後、カ
ッターでスリット部を切除する。次に、前記の加工成形
体をアルゴン雰囲気において1700℃で2時間燃成し
てセラミック発熱体2を得る。なお該発熱体2の原材料
として上記の他に窒化チタン−アルミナ系からなる複合
セラミックでも良く、また周知の炭化ケイ素、ニケイ化
モリブデンおよびランタンクロマイトなどの発熱材料で
もよい。
上記の構造から成る予熱栓は、その取付部1によってデ
ィーゼルエンジンのシリンダヘッドに装着され、中心電
極4の一端に電源を連結すると下記の順序に電流が流れ
る。すなわち中心電極4、メタライズ層231、電極部
23、発熱部24の柱状部242、先端部243、柱状
部241、電極部22、メタライズ層221、ハウジン
グ3の−8− 順となる。この通電によって、発熱部24の柱状部24
1と242および先端部243ではジュール熱が発生し
、これが燃料の着火に使われる。なお発熱部24の断面
積を電極部22.23の断面積より小さく(細り)シて
いるので発熱部24の抵抗が電極部22.23より大き
く集中的に発熱部24で発熱する。燃料噴射弁から噴射
した燃料は、セラミックで構成される柱上部241と2
42の表面、先端部232の表面のみならずスリット2
1の内部にも入り込む。したがってこれら加熱部の表面
で発生する熱量の大部分が燃料の着火に対して極めて効
率よく使用される。
ィーゼルエンジンのシリンダヘッドに装着され、中心電
極4の一端に電源を連結すると下記の順序に電流が流れ
る。すなわち中心電極4、メタライズ層231、電極部
23、発熱部24の柱状部242、先端部243、柱状
部241、電極部22、メタライズ層221、ハウジン
グ3の−8− 順となる。この通電によって、発熱部24の柱状部24
1と242および先端部243ではジュール熱が発生し
、これが燃料の着火に使われる。なお発熱部24の断面
積を電極部22.23の断面積より小さく(細り)シて
いるので発熱部24の抵抗が電極部22.23より大き
く集中的に発熱部24で発熱する。燃料噴射弁から噴射
した燃料は、セラミックで構成される柱上部241と2
42の表面、先端部232の表面のみならずスリット2
1の内部にも入り込む。したがってこれら加熱部の表面
で発生する熱量の大部分が燃料の着火に対して極めて効
率よく使用される。
また、本発明による予熱栓はその他の特長として発熱体
2が直接露出している構造であるために、速熱性に優れ
ており、さらに電極部22.23は加熱部24より断面
積を大きく〈太り)シて電気抵抗を相対的に低くしであ
る、すなわち温度を低くする構造としたために、ハウジ
ング3の筒内での湿麿ト昇に起゛因するトラブルを低減
させ、また^温に囃される加熱部24の構造が簡素化さ
れた− 9 − ことにより破損の危険がないという格別の効果を秦する
。本実施例でスリット21の切り込みを深くして先端部
243の幅を狭くすれば、発熱をより先端部243に集
中できる。
2が直接露出している構造であるために、速熱性に優れ
ており、さらに電極部22.23は加熱部24より断面
積を大きく〈太り)シて電気抵抗を相対的に低くしであ
る、すなわち温度を低くする構造としたために、ハウジ
ング3の筒内での湿麿ト昇に起゛因するトラブルを低減
させ、また^温に囃される加熱部24の構造が簡素化さ
れた− 9 − ことにより破損の危険がないという格別の効果を秦する
。本実施例でスリット21の切り込みを深くして先端部
243の幅を狭くすれば、発熱をより先端部243に集
中できる。
上記の実施例では発熱体2の形状を円柱状とし、1つの
スリット21を用いたが、熱の分布ならびに機関の構造
との関係等により、次に示すような各種形状の発熱体が
使用できる。
スリット21を用いたが、熱の分布ならびに機関の構造
との関係等により、次に示すような各種形状の発熱体が
使用できる。
第6図〜第9図に2つのスリットをもつ発熱体25を示
す。この発熱体25はその斜視図である第6図、第6図
のA−A断面図、B−8断面図、C−C断面図である第
7図、第8図、第9図から明らかな一端約1/3の径を
太くした円筒状で、この径の太い一端から他端にかけ、
他端近くを残して4つのスリット51を設けたものであ
る。この発熱体25においても経の太い部分を電極部、
径の細い部分を加熱部とする。すなわちこの発熱体25
の加熱部は4つの柱状加熱部251.252.253.
254と1つの先端加熱部255とよりなる。また電極
部は4つの電極部256.2− 10 − 57.258.259とで構成される。分割され先端が
短い2つの電極部256.257には円周の外面に電気
良導体であるメタライズ11256aと257aが形成
され、ざらにロウ付げによりハウジングの内壁面に強固
に固定される。残りの電極部258と259は前記電極
部256と257に較べ予熱栓の長軸方向に沿って長く
作られており、この延長した内面にメタライズ1125
8aと2598が形成され、ざらにロウ付けにより中心
電極に固着される。このような形状の発熱体25を有す
る予熱栓の場合には、燃料が発熱体25の外周のみなら
ずスリット部251および発熱体を形成する円筒内部に
も入り込むため、発熱体25から生じる熱を極めて有効
に利用し着火させることができる。さらにこのような形
状の発熱体25においては、ガス化あるいは霧化した燃
料が円筒状発熱体の内部やスーリット部251でSat
、、易くなる効果によって、より着火し易い状態を実現
することができる。
す。この発熱体25はその斜視図である第6図、第6図
のA−A断面図、B−8断面図、C−C断面図である第
7図、第8図、第9図から明らかな一端約1/3の径を
太くした円筒状で、この径の太い一端から他端にかけ、
他端近くを残して4つのスリット51を設けたものであ
る。この発熱体25においても経の太い部分を電極部、
径の細い部分を加熱部とする。すなわちこの発熱体25
の加熱部は4つの柱状加熱部251.252.253.
254と1つの先端加熱部255とよりなる。また電極
部は4つの電極部256.2− 10 − 57.258.259とで構成される。分割され先端が
短い2つの電極部256.257には円周の外面に電気
良導体であるメタライズ11256aと257aが形成
され、ざらにロウ付げによりハウジングの内壁面に強固
に固定される。残りの電極部258と259は前記電極
部256と257に較べ予熱栓の長軸方向に沿って長く
作られており、この延長した内面にメタライズ1125
8aと2598が形成され、ざらにロウ付けにより中心
電極に固着される。このような形状の発熱体25を有す
る予熱栓の場合には、燃料が発熱体25の外周のみなら
ずスリット部251および発熱体を形成する円筒内部に
も入り込むため、発熱体25から生じる熱を極めて有効
に利用し着火させることができる。さらにこのような形
状の発熱体25においては、ガス化あるいは霧化した燃
料が円筒状発熱体の内部やスーリット部251でSat
、、易くなる効果によって、より着火し易い状態を実現
することができる。
発熱体の他の例として第10図〜第17図に4− 11
一 種類の発熱体を示す。第10図に斜視図、第11図にそ
のA−A断面を示す発熱体は円筒体に2つのスリットを
入れたものである。第12図に斜視図、第13図にその
A−AIiiIを示す発熱体は、前記した第2図に示す
発熱体に2つのスリットを入れ4個の柱状体を構成した
ものである。第14図に斜視図、第15図にそのA−A
lIi面を示す発熱体は第2図に示す発熱体の発熱部先
端に向う程径を細くしたもので、発熱部先端に向う程発
熱量を増大させるものである。第16図に斜視図、第1
7図にそのA−A断面を示す発熱体はそのl1fIi四
角形としたものであり、発熱体の全体断面形状が円環、
円に限られず他の形状でもよいことを示す例である。
一 種類の発熱体を示す。第10図に斜視図、第11図にそ
のA−A断面を示す発熱体は円筒体に2つのスリットを
入れたものである。第12図に斜視図、第13図にその
A−AIiiIを示す発熱体は、前記した第2図に示す
発熱体に2つのスリットを入れ4個の柱状体を構成した
ものである。第14図に斜視図、第15図にそのA−A
lIi面を示す発熱体は第2図に示す発熱体の発熱部先
端に向う程径を細くしたもので、発熱部先端に向う程発
熱量を増大させるものである。第16図に斜視図、第1
7図にそのA−A断面を示す発熱体はそのl1fIi四
角形としたものであり、発熱体の全体断面形状が円環、
円に限られず他の形状でもよいことを示す例である。
この他、本発明による発熱体の形状は前記各実施例の適
宜選択組合せによる変形の態様を採り得るものである。
宜選択組合せによる変形の態様を採り得るものである。
以上、詳述した如く本発明の予熱栓は、発熱体を耐熱性
、耐酸化性に優れ、かつ抵抗発熱作用のあるセラミック
で構成し、また加熱部と電極部が−12− 一体形成されると共に、加熱部の一部と電極部に少なく
とも1つのスリットからなる開口部を設けた筒中な構造
より成るものである。
、耐酸化性に優れ、かつ抵抗発熱作用のあるセラミック
で構成し、また加熱部と電極部が−12− 一体形成されると共に、加熱部の一部と電極部に少なく
とも1つのスリットからなる開口部を設けた筒中な構造
より成るものである。
そして、本発明の予熱栓は、直接露出する抵抗発熱体に
通電を行なって加熱し、生じた熱を燃料の着火に対し有
効に利用できる構造を有すると共に、速熱性にも優れた
性能を発揮することができるなどの利点を有する新規な
予熱栓を提供するものである。
通電を行なって加熱し、生じた熱を燃料の着火に対し有
効に利用できる構造を有すると共に、速熱性にも優れた
性能を発揮することができるなどの利点を有する新規な
予熱栓を提供するものである。
第1図は本発明の一実施例である予熱栓の縦断面図、第
2図は第1図の予熱栓に用いたセラミック発熱体の斜視
図、第3図、第4図および第5図はそれぞれ第2図に示
すA−Alli面図、B−8断面図、C−C断面図、第
6図は他の発熱体の斜視図、第7図、第8図および第9
図はそれぞれ第6図に示すA−A断面図、B−8断面図
、c−C断面図、第10図は他の発熱体の斜視図、第1
1図は第10図のA−A断面図、第12図は他の発熱体
の斜視図、第13図は第12図のA−A断面図、−13
− 第14図は他の発熱体の斜視図、第15図は第14図の
A−A断面図、第16図は他の発熱体の斜視図、第17
図は第16図のA−A断面図である。 図中、符号1は取付部、2.25は発熱体、3はハウジ
ング、21はスリット、22.23は電極部、24は発
熱部を示す。 特許出願人 日本電装株式会社 代 理 人 弁理士 大 川 宏−
14− Σ 吊 r\」 第6図 t−二−
2図は第1図の予熱栓に用いたセラミック発熱体の斜視
図、第3図、第4図および第5図はそれぞれ第2図に示
すA−Alli面図、B−8断面図、C−C断面図、第
6図は他の発熱体の斜視図、第7図、第8図および第9
図はそれぞれ第6図に示すA−A断面図、B−8断面図
、c−C断面図、第10図は他の発熱体の斜視図、第1
1図は第10図のA−A断面図、第12図は他の発熱体
の斜視図、第13図は第12図のA−A断面図、−13
− 第14図は他の発熱体の斜視図、第15図は第14図の
A−A断面図、第16図は他の発熱体の斜視図、第17
図は第16図のA−A断面図である。 図中、符号1は取付部、2.25は発熱体、3はハウジ
ング、21はスリット、22.23は電極部、24は発
熱部を示す。 特許出願人 日本電装株式会社 代 理 人 弁理士 大 川 宏−
14− Σ 吊 r\」 第6図 t−二−
Claims (3)
- (1)発熱部と取付部を持つディーゼルエンジンの予熱
栓において、発熱部が通電により発熱するセラミック発
熱体で構成され、かつこのセラミック発熱体は棒状で1
と平行な少なくとも一つのスリット開口で一端を除き少
なくとも二つに分割され、分割された他端部を電極部と
していることを特徴とするディーゼルエンジンの予熱栓
。 - (2)前記発熱部は、スリットの設けられていない一端
に向う程細くなっている特許請求の範囲第11j記載の
予熱栓。 - (3)前記発熱部はスリットの形成された他端部の電極
部が他の部分より太くなっている特許請求の範囲第1項
記載の予熱栓。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259482A JPS58150715A (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | デイ−ゼルエンジンの予熱栓 |
US06/471,158 US4475029A (en) | 1982-03-02 | 1983-03-01 | Ceramic heater |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3259482A JPS58150715A (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | デイ−ゼルエンジンの予熱栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58150715A true JPS58150715A (ja) | 1983-09-07 |
Family
ID=12363178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3259482A Pending JPS58150715A (ja) | 1982-03-02 | 1982-03-02 | デイ−ゼルエンジンの予熱栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58150715A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5626781A (en) * | 1995-03-28 | 1997-05-06 | Beru Ruprecht Gmbh & Co. | Glow plug with protective coating |
EP1065446A3 (de) * | 1999-07-02 | 2005-03-02 | Beru AG | Keramischer Heizstab und diesen enthaltende Glühkerze und Verfahren zu deren Herstellung |
EP3902373A4 (en) * | 2018-12-18 | 2022-08-24 | Chongqing Le-Mark Technology Co., Ltd. | HIGH VOLTAGE ELECTRIC CERAMIC RADIATOR |
-
1982
- 1982-03-02 JP JP3259482A patent/JPS58150715A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5626781A (en) * | 1995-03-28 | 1997-05-06 | Beru Ruprecht Gmbh & Co. | Glow plug with protective coating |
EP1065446A3 (de) * | 1999-07-02 | 2005-03-02 | Beru AG | Keramischer Heizstab und diesen enthaltende Glühkerze und Verfahren zu deren Herstellung |
KR100588004B1 (ko) * | 1999-07-02 | 2006-06-08 | 베루 악티엔게젤샤프트 | 세라믹 가열 로드, 이를 포함한 글로 플러그 및 그 가열로드와 글로 플러그의 제조공정 |
EP3902373A4 (en) * | 2018-12-18 | 2022-08-24 | Chongqing Le-Mark Technology Co., Ltd. | HIGH VOLTAGE ELECTRIC CERAMIC RADIATOR |
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