JPS5814981Y2 - 蜂巣状構造をもつた担体付触媒ユニツト - Google Patents
蜂巣状構造をもつた担体付触媒ユニツトInfo
- Publication number
- JPS5814981Y2 JPS5814981Y2 JP1978102359U JP10235978U JPS5814981Y2 JP S5814981 Y2 JPS5814981 Y2 JP S5814981Y2 JP 1978102359 U JP1978102359 U JP 1978102359U JP 10235978 U JP10235978 U JP 10235978U JP S5814981 Y2 JPS5814981 Y2 JP S5814981Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- holding frame
- honeycomb structure
- supported catalyst
- catalyst unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として排ガス中の窒素酸化物を除去するため
に使用する蜂巣状構造をもった担体付触媒ユニットに関
するものである。
に使用する蜂巣状構造をもった担体付触媒ユニットに関
するものである。
各種燃焼炉から排出される排ガスにアンモニアを添加し
て該排ガス中に含1れている窒素酸化物を除去するには
、断面形状が三角形、四角形、五角形、六角形などの多
角形成いは円形をした無数の貫通細孔を蜂巣状に設けた
担体付触媒が公知であるが、との種担体付触媒は製作上
大きさに限界があるため、一般的には平行六面体形をし
た担体付触媒1′の複数個をそれぞれの貫通細孔を同方
向に向けたものとして同一平面上に並列してなる触媒群
2′を各触媒群2′の相互間に圧損失を小とするため隙
間をおいて上下面は開放されているが四周は覆われてい
る角形の保持枠箱3′内に複数個嵌装した第4図に示す
ような蜂巣状構造をもった担体付触媒ユニットとして使
用される。
て該排ガス中に含1れている窒素酸化物を除去するには
、断面形状が三角形、四角形、五角形、六角形などの多
角形成いは円形をした無数の貫通細孔を蜂巣状に設けた
担体付触媒が公知であるが、との種担体付触媒は製作上
大きさに限界があるため、一般的には平行六面体形をし
た担体付触媒1′の複数個をそれぞれの貫通細孔を同方
向に向けたものとして同一平面上に並列してなる触媒群
2′を各触媒群2′の相互間に圧損失を小とするため隙
間をおいて上下面は開放されているが四周は覆われてい
る角形の保持枠箱3′内に複数個嵌装した第4図に示す
ような蜂巣状構造をもった担体付触媒ユニットとして使
用される。
ところが、この種蜂巣状構造をもった担体付触媒ユニッ
トは各担体付触媒の各辺の長さに製作上±2.7優程度
のばらつきが生じるために内法寸法が一定の保持枠箱内
に触媒群として嵌装する場合に両者間の寸法誤差によっ
て嵌装不能となったり触媒群と保持枠箱との間に隙間が
形成されることとなり、このように隙間が形成された場
合には担体付触媒が保持枠箱内において移動したりこの
隙間からガスが漏れることを防止するため隙間にセラミ
ックスファイバーなどの充填材を詰める必要があり、こ
の作業には多大な工数を要するという欠点があった。
トは各担体付触媒の各辺の長さに製作上±2.7優程度
のばらつきが生じるために内法寸法が一定の保持枠箱内
に触媒群として嵌装する場合に両者間の寸法誤差によっ
て嵌装不能となったり触媒群と保持枠箱との間に隙間が
形成されることとなり、このように隙間が形成された場
合には担体付触媒が保持枠箱内において移動したりこの
隙間からガスが漏れることを防止するため隙間にセラミ
ックスファイバーなどの充填材を詰める必要があり、こ
の作業には多大な工数を要するという欠点があった。
さらに、保持枠箱としては充分な機械的強度が要求され
る関係上一般的には鉄板等が使用されるためその材料費
も高いうえに極めて重く、シかも、この種装置としては
多数の担体付触媒が積み重ねられて使用されるので全体
の重量は莫大なものとなり、それらを支える架台なども
特別な規模のものを要し、その運搬、据付作業にも特別
な設備や多くの人手を要する等種々の欠点がある。
る関係上一般的には鉄板等が使用されるためその材料費
も高いうえに極めて重く、シかも、この種装置としては
多数の担体付触媒が積み重ねられて使用されるので全体
の重量は莫大なものとなり、それらを支える架台なども
特別な規模のものを要し、その運搬、据付作業にも特別
な設備や多くの人手を要する等種々の欠点がある。
本考案は前記のような欠点のない蜂巣状構造をもった担
体付触媒ユニットを目的として完成されたもので、以下
、図示の実施例について詳細に説明する。
体付触媒ユニットを目的として完成されたもので、以下
、図示の実施例について詳細に説明する。
1は無数の貫通細孔を蜂巣状に設けて触媒を保持させた
平行六面体形の担体付触媒であって、該担体付触媒1は
その複数個をそれぞれの貫通細孔を同一方向に向けたも
のとして同一平面上に並列されて触媒群2を構成してい
る。
平行六面体形の担体付触媒であって、該担体付触媒1は
その複数個をそれぞれの貫通細孔を同一方向に向けたも
のとして同一平面上に並列されて触媒群2を構成してい
る。
3は断面コ字形の型材よりなる六面が開放された角形の
保持枠であって、該保持枠3内には前記触媒群2が相互
間に隙間4を形成するスペーサ6を介在させて複数層嵌
装されている。
保持枠であって、該保持枠3内には前記触媒群2が相互
間に隙間4を形成するスペーサ6を介在させて複数層嵌
装されている。
5は触媒群2,2の外面に添装されて隙間4の四周を封
塞するコ字形の帯板であって、該帯板5はその両端の連
結片部7にボルト孔8が設けられていてこのボルト孔8
に挿通されるボルト9を保持枠3に張架される桁材10
に締付けることにより固定してその内面が触媒群2の外
面に密接されて隙間4を密封するとともに触媒群2が保
持枠3内に適確に保持されるようになっている。
塞するコ字形の帯板であって、該帯板5はその両端の連
結片部7にボルト孔8が設けられていてこのボルト孔8
に挿通されるボルト9を保持枠3に張架される桁材10
に締付けることにより固定してその内面が触媒群2の外
面に密接されて隙間4を密封するとともに触媒群2が保
持枠3内に適確に保持されるようになっている。
な釦、図中11は帯板5の内面に必要に応じ添装されて
帯板5による隙間4の封塞をより適確にするセラミック
スファイバー等の褥材であり、また、12は帯板5の内
面に必要に応じ所要間隔をむいて配設されて触媒群2,
2間に差込1れるスペーサを兼ねた突片、13は保持枠
3の下枠部を構成する型材の内側に必要に応じ設けられ
て最下層の触媒群2の下端周面をスペーサ6を介して支
承するとともに保持枠3と触媒群2との間から排ガスが
漏れることを防止する庇部である。
帯板5による隙間4の封塞をより適確にするセラミック
スファイバー等の褥材であり、また、12は帯板5の内
面に必要に応じ所要間隔をむいて配設されて触媒群2,
2間に差込1れるスペーサを兼ねた突片、13は保持枠
3の下枠部を構成する型材の内側に必要に応じ設けられ
て最下層の触媒群2の下端周面をスペーサ6を介して支
承するとともに保持枠3と触媒群2との間から排ガスが
漏れることを防止する庇部である。
また、前記スペーサ6の構造は任意であるが、図示の実
施例に示すスペーサ、6は対向する側杆14゜14間に
担体付触媒1の一辺の長さに相当する間隔をおいて桁杆
15を張架してその側面には所要間隔例えば担体付触媒
1の他辺の長さに相当する間隔をおいて突片16を配設
したもので、特に帯板5を使用する個所に釦いて該帯板
5に前記した突片12が配設されている場合には、側杆
14゜14の中間部には突片16付の桁杆15が張架さ
れているが両端間には桁杆が張架されていない第2図に
示すようなスペーサ6が使用されている。
施例に示すスペーサ、6は対向する側杆14゜14間に
担体付触媒1の一辺の長さに相当する間隔をおいて桁杆
15を張架してその側面には所要間隔例えば担体付触媒
1の他辺の長さに相当する間隔をおいて突片16を配設
したもので、特に帯板5を使用する個所に釦いて該帯板
5に前記した突片12が配設されている場合には、側杆
14゜14の中間部には突片16付の桁杆15が張架さ
れているが両端間には桁杆が張架されていない第2図に
示すようなスペーサ6が使用されている。
このように構成されたものは、在来の蜂巣状構造をもっ
た担体付触媒ユニットと同様に排ガス通路に各担体付触
媒1の貫通細孔が連通されるように設置してアンモニア
を添加しつつ無数の貫通細孔を蜂巣状に設けた平行六面
体形の担体付触媒1の該貫通細孔を通過する排ガス中に
含1れる窒素酸化物の除去を行うものであるが、本考案
に釦いては無数の貫通細孔を蜂巣状に設けた平行六面体
形の担体付触媒1の複数個をそれぞれの貫通細孔を同方
向に向けたものとして同一平面上に並列してなる触媒群
2を複数層嵌装している保持枠3が六面の開放されたも
のであるから、各担体付触媒1の寸法の若干の誤差によ
って保持枠3内に触媒群2を嵌装できなくなることがな
いうえ各層の触媒群2の各担体付触媒1の貫通細孔が全
面的に連通されて圧損失を小とするための隙間4を、相
互間に督いて保持枠3内に嵌装する作業が極めて容易で
あり、渣た、隙間4の四周は保持枠3に触媒群2を嵌装
した後にむいて該保持枠3に張架した桁材10にボルト
9の締付けにより調整しつつ固定できる帯板5をもって
適正に封塞できるため、隙間4を通じ外部にガスが漏出
することを適確に防止できるものである。
た担体付触媒ユニットと同様に排ガス通路に各担体付触
媒1の貫通細孔が連通されるように設置してアンモニア
を添加しつつ無数の貫通細孔を蜂巣状に設けた平行六面
体形の担体付触媒1の該貫通細孔を通過する排ガス中に
含1れる窒素酸化物の除去を行うものであるが、本考案
に釦いては無数の貫通細孔を蜂巣状に設けた平行六面体
形の担体付触媒1の複数個をそれぞれの貫通細孔を同方
向に向けたものとして同一平面上に並列してなる触媒群
2を複数層嵌装している保持枠3が六面の開放されたも
のであるから、各担体付触媒1の寸法の若干の誤差によ
って保持枠3内に触媒群2を嵌装できなくなることがな
いうえ各層の触媒群2の各担体付触媒1の貫通細孔が全
面的に連通されて圧損失を小とするための隙間4を、相
互間に督いて保持枠3内に嵌装する作業が極めて容易で
あり、渣た、隙間4の四周は保持枠3に触媒群2を嵌装
した後にむいて該保持枠3に張架した桁材10にボルト
9の締付けにより調整しつつ固定できる帯板5をもって
適正に封塞できるため、隙間4を通じ外部にガスが漏出
することを適確に防止できるものである。
そして七シ□ツクスフアイバーなどの充填材の詰め込み
作業が不要となる点と相俟ってこれら一連の作業に要す
る手数は上下面のみが開放された従来の保持枠箱を使用
する場合と比較して6割程度削減されて省力化上極めて
有効であり、さらに、六面が開放された保持枠3は従来
の保持枠箱と比較して使用される材料が30〜40咎で
足りるから、材料節約上有効なことは勿論のこと全体の
重量を軽減して運搬、据付、保守等の作業を極めて簡単
にすることができる等積々の利点をもつものである。
作業が不要となる点と相俟ってこれら一連の作業に要す
る手数は上下面のみが開放された従来の保持枠箱を使用
する場合と比較して6割程度削減されて省力化上極めて
有効であり、さらに、六面が開放された保持枠3は従来
の保持枠箱と比較して使用される材料が30〜40咎で
足りるから、材料節約上有効なことは勿論のこと全体の
重量を軽減して運搬、据付、保守等の作業を極めて簡単
にすることができる等積々の利点をもつものである。
従って、本考案は在来のこの種蜂巣状構造をもった担体
付触媒ユニットの欠点を一掃したものとして実用的価値
極めて大なものである。
付触媒ユニットの欠点を一掃したものとして実用的価値
極めて大なものである。
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視図、第2図
はスペーサの1例を示す斜視図、第3図は帯板の1例を
示す斜視図、第4図は従来の蜂巣状構造をもった担体付
触媒ユニットの一部切欠斜視図である。 1:担体付触媒、2:触媒群、3:保持枠、4:隙間、
5:帯板、9:ボルト、10:桁材。
はスペーサの1例を示す斜視図、第3図は帯板の1例を
示す斜視図、第4図は従来の蜂巣状構造をもった担体付
触媒ユニットの一部切欠斜視図である。 1:担体付触媒、2:触媒群、3:保持枠、4:隙間、
5:帯板、9:ボルト、10:桁材。
Claims (1)
- 無数の貫通細孔を蜂巣状に設けた平行六面体形の担体付
触媒1の複数個をそれぞれの貫通細孔を同方向に向けた
ものとして同一平面上に並列してなる触媒群2を大面の
開放された保持枠3内に各触媒群2の相互間に隙間4を
おいて複数層嵌装して該隙間4の四周は前記保持枠3に
張架した桁材10にボルト9により固定される帯板5を
もって封塞したことを特徴とする蜂巣状構造をもった担
体付触媒ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978102359U JPS5814981Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 蜂巣状構造をもつた担体付触媒ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978102359U JPS5814981Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 蜂巣状構造をもつた担体付触媒ユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5521030U JPS5521030U (ja) | 1980-02-09 |
JPS5814981Y2 true JPS5814981Y2 (ja) | 1983-03-25 |
Family
ID=29041867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978102359U Expired JPS5814981Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 蜂巣状構造をもつた担体付触媒ユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814981Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS538366A (en) * | 1976-07-12 | 1978-01-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Packed body for solid-gas contact |
JPS5326265A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-10 | Kobe Steel Ltd | Laminating method for catalyst wall of honeycomb type |
JPS542746B2 (ja) * | 1975-04-26 | 1979-02-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS578914Y2 (ja) * | 1977-06-07 | 1982-02-20 |
-
1978
- 1978-07-25 JP JP1978102359U patent/JPS5814981Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS542746B2 (ja) * | 1975-04-26 | 1979-02-13 | ||
JPS538366A (en) * | 1976-07-12 | 1978-01-25 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Packed body for solid-gas contact |
JPS5326265A (en) * | 1976-08-24 | 1978-03-10 | Kobe Steel Ltd | Laminating method for catalyst wall of honeycomb type |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5521030U (ja) | 1980-02-09 |
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