JPS5814703Y2 - 電磁ポンプ - Google Patents
電磁ポンプInfo
- Publication number
- JPS5814703Y2 JPS5814703Y2 JP1978049470U JP4947078U JPS5814703Y2 JP S5814703 Y2 JPS5814703 Y2 JP S5814703Y2 JP 1978049470 U JP1978049470 U JP 1978049470U JP 4947078 U JP4947078 U JP 4947078U JP S5814703 Y2 JPS5814703 Y2 JP S5814703Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tube
- sodium
- electromagnetic pump
- core
- outer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、導電性液体を移送する電磁ポンプに関するも
のである。
のである。
高速増殖炉には冷却材である液体ナトリウムを駆動する
ための電磁ポンプが用いられている。
ための電磁ポンプが用いられている。
電磁ポンプには、その駆動原理◆構造により各種形式が
あるが、そのうち液体ナトリウムの流路を形式するダク
トの形状が円筒状のア二二うリニアインダクション形や
へりカルインダクション形のものでは、磁気回路を形成
するための内部鉄心がダクト内に納められている。
あるが、そのうち液体ナトリウムの流路を形式するダク
トの形状が円筒状のア二二うリニアインダクション形や
へりカルインダクション形のものでは、磁気回路を形成
するための内部鉄心がダクト内に納められている。
第1図は、アニュラリニアインダクション形、第2図は
へりカルインダクション形の構造を示す要部断面斜視図
である。
へりカルインダクション形の構造を示す要部断面斜視図
である。
これらは、本考案の二つの実施例を示すものであるが、
大部分が従来のものと共通しているので、この図面を参
照して、従来技術を説明する。
大部分が従来のものと共通しているので、この図面を参
照して、従来技術を説明する。
第1図のアニュラリニアインダクション形において、1
はステンレス鋼などの耐食性の高い非磁性の材料で作ら
れた外側管、2は同様の内側管であって環状流路3を形
式する。
はステンレス鋼などの耐食性の高い非磁性の材料で作ら
れた外側管、2は同様の内側管であって環状流路3を形
式する。
内側管2の内部には磁気回路を形式するため、強磁性体
で作られた内部鉄心4が納められている。
で作られた内部鉄心4が納められている。
5は外側管1の外側に放射状に配列された固定子鉄心、
6は固定子鉄心5のスロットの中に納められ多相交流で
励磁し移動磁界を発生するリング状の固定子巻線である
。
6は固定子鉄心5のスロットの中に納められ多相交流で
励磁し移動磁界を発生するリング状の固定子巻線である
。
固定子巻線6に多相交流電流で励磁するとダクト軸心方
向に直線的に進行する移動磁界を作り、環状流路3内の
ナトリウムに誘導電流を発生し、磁界の電磁作用によっ
てナトリウムを矢印の方向に連続的に移送する。
向に直線的に進行する移動磁界を作り、環状流路3内の
ナトリウムに誘導電流を発生し、磁界の電磁作用によっ
てナトリウムを矢印の方向に連続的に移送する。
一方へりカルインダクション形では第2図に示すように
1は外側管、2は内側管、7は外側管1と内側管2の間
でら線状の流路8を形式するためのらせん隔壁である。
1は外側管、2は内側管、7は外側管1と内側管2の間
でら線状の流路8を形式するためのらせん隔壁である。
5は外側管1の外周に配置された円筒状の固定子鉄心、
6は固定子巻線である。
6は固定子巻線である。
固定子の構造は通常の電動機と同様である。
4は内側管内に設けられた内部鉄心である。
固定子巻線6に多相交流電流で励磁するとダクト軸心を
中心とした回転磁界を作り、らせん状流路8内のナトリ
ウムに誘導電流を発生し、磁界の電磁作用によりナトリ
ウムは回転しながら、らせん隔壁に沿って矢印の方向に
移送される。
中心とした回転磁界を作り、らせん状流路8内のナトリ
ウムに誘導電流を発生し、磁界の電磁作用によりナトリ
ウムは回転しながら、らせん隔壁に沿って矢印の方向に
移送される。
アニュラリニアインダクション形、へりカルインダクシ
ョン形の両者に共通する内部鉄心は、磁気回路を形式す
るため内側管内部に封じ込められているが、運転中に内
側管の破損等によって流体のす) I)ラムが内部鉄心
部に漏れる可能性がある。
ョン形の両者に共通する内部鉄心は、磁気回路を形式す
るため内側管内部に封じ込められているが、運転中に内
側管の破損等によって流体のす) I)ラムが内部鉄心
部に漏れる可能性がある。
ナトリウムは空気中の酸素や水分と反応し易い高温流体
であるため、漏洩した場合には内部鉄心内に存在する空
気や水分とはげしく返応し多量の水素や反応生成物を放
出する。
であるため、漏洩した場合には内部鉄心内に存在する空
気や水分とはげしく返応し多量の水素や反応生成物を放
出する。
この反応が爆発的に進む場合には、外側管の破損につな
がりナトリウムが外部に流出する可能性も考えられる。
がりナトリウムが外部に流出する可能性も考えられる。
従って内側管破損時にナトリウムと反応がおこらないよ
うにする必要がある。
うにする必要がある。
本考案は、内側管破損による内部鉄心部へのナトリウム
漏洩時にナトリウムの反応が起らないような電磁ポンプ
を得ることを目的としたもので゛ある。
漏洩時にナトリウムの反応が起らないような電磁ポンプ
を得ることを目的としたもので゛ある。
本考案による電磁ポンプの機械的構造は、従来のものと
全く同一であるが、従来の異なる点は内部鉄心4を入れ
である内側管2内空間部にナトリウムと反応しない乾燥
した不活性気体9を封入することにある。
全く同一であるが、従来の異なる点は内部鉄心4を入れ
である内側管2内空間部にナトリウムと反応しない乾燥
した不活性気体9を封入することにある。
内部鉄心4を内側管2内に密閉する前に内部鉄心4を使
用温度以上に加熱し、揮発性物質や水分を蒸発させ、そ
の後真空引し、不活性ガスたとえばアルゴンガスと置換
し密閉する事により実現できる。
用温度以上に加熱し、揮発性物質や水分を蒸発させ、そ
の後真空引し、不活性ガスたとえばアルゴンガスと置換
し密閉する事により実現できる。
次に作用について述べる。
内側管2内部に不活性ガスを封入する事により、内部鉄
心4部へのナトリウム漏洩時にナトリウムとの反応が起
らないと同時に内部鉄心4の運転中の酸化が防止できる
。
心4部へのナトリウム漏洩時にナトリウムとの反応が起
らないと同時に内部鉄心4の運転中の酸化が防止できる
。
また不活性ガスの封入圧力を調整する事により、高温運
転時の内圧増加を少なくすることもでき、内側管2の強
度上も有利となる。
転時の内圧増加を少なくすることもでき、内側管2の強
度上も有利となる。
以上述べた如く、本考案によれば内側管内部に乾燥不活
性ガスを封入する事により、内部鉄心部へのナトリウム
漏洩時に反応が起こらず、電磁ポンプの健全性をさらに
向上させることができる。
性ガスを封入する事により、内部鉄心部へのナトリウム
漏洩時に反応が起こらず、電磁ポンプの健全性をさらに
向上させることができる。
第1図は本考案の一実施例のアニュラリニアインダクシ
ョン形の電磁ポンプの構造を示す要部断面斜視図、第2
図は異なる実施例のへりカルインダクション形の電磁ポ
ンプの構造を示す要部断面斜視図である。 1・・・・・・外側管、2・・・・・・内側管、3・・
・・・・環状流路、4・・・・・・内部鉄心、5・・・
・・・固定子鉄心、6・・・・・・固定子巻線、7・・
・・・・らせん隔壁、8・・・・・・らせん状流路、9
・・・・・・不活性ガス。
ョン形の電磁ポンプの構造を示す要部断面斜視図、第2
図は異なる実施例のへりカルインダクション形の電磁ポ
ンプの構造を示す要部断面斜視図である。 1・・・・・・外側管、2・・・・・・内側管、3・・
・・・・環状流路、4・・・・・・内部鉄心、5・・・
・・・固定子鉄心、6・・・・・・固定子巻線、7・・
・・・・らせん隔壁、8・・・・・・らせん状流路、9
・・・・・・不活性ガス。
Claims (1)
- 電気巻線を巻装した固定子鉄心と、この固定子鉄心の内
側に貫装された外側管と、この外側管の内側に所定の空
隙を存して設けられた内側管と、この内側管の内部に封
入された内部鉄心および乾燥不活性気体とを備えたこと
を特徴とする電磁ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978049470U JPS5814703Y2 (ja) | 1978-04-17 | 1978-04-17 | 電磁ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978049470U JPS5814703Y2 (ja) | 1978-04-17 | 1978-04-17 | 電磁ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54152306U JPS54152306U (ja) | 1979-10-23 |
JPS5814703Y2 true JPS5814703Y2 (ja) | 1983-03-24 |
Family
ID=28935124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978049470U Expired JPS5814703Y2 (ja) | 1978-04-17 | 1978-04-17 | 電磁ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5814703Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844522A (ja) * | 1971-10-11 | 1973-06-26 | ||
JPS5139406A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Kanjochokusengatajudodenjihonpu |
-
1978
- 1978-04-17 JP JP1978049470U patent/JPS5814703Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4844522A (ja) * | 1971-10-11 | 1973-06-26 | ||
JPS5139406A (ja) * | 1974-09-30 | 1976-04-02 | Tokyo Shibaura Electric Co | Kanjochokusengatajudodenjihonpu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54152306U (ja) | 1979-10-23 |
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