JPS5813371Y2 - 乗用トラクタのチェンジレバ−装置 - Google Patents
乗用トラクタのチェンジレバ−装置Info
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- JPS5813371Y2 JPS5813371Y2 JP1977146654U JP14665477U JPS5813371Y2 JP S5813371 Y2 JPS5813371 Y2 JP S5813371Y2 JP 1977146654 U JP1977146654 U JP 1977146654U JP 14665477 U JP14665477 U JP 14665477U JP S5813371 Y2 JPS5813371 Y2 JP S5813371Y2
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- 230000008859 change Effects 0.000 title claims description 39
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 15
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はチェンジレバー装置に係り、より具体的には
乗用トラクタの例えは歯車変速装置の変速装置に係り、
構造簡単で正確かつ確実なチェンジ動作を、互いに離間
した位置に歯車変速装置が配備されていたとしても唯一
のレバーで実施したことを目的とする。
乗用トラクタの例えは歯車変速装置の変速装置に係り、
構造簡単で正確かつ確実なチェンジ動作を、互いに離間
した位置に歯車変速装置が配備されていたとしても唯一
のレバーで実施したことを目的とする。
最近のトラクタは作業態様に即応させるため、豊富な変
速段数が要望されており、このため、主変速装置、副変
速装置とは別に超減速装置が配備されているものがある
。
速段数が要望されており、このため、主変速装置、副変
速装置とは別に超減速装置が配備されているものがある
。
上記の各変速装置はそれぞれ個別の変速操作手段を備え
ているのが現状で、これでは非常に操作性能が悪くなり
、また、現時点での操作態様の判別が困難であるし、構
造の複雑化を招いている。
ているのが現状で、これでは非常に操作性能が悪くなり
、また、現時点での操作態様の判別が困難であるし、構
造の複雑化を招いている。
殊に、土工、農耕用のトラクタは走行系のチェンジレバ
ーの他に、ブレーキペダル、クラッチペダル、アクセル
系は勿論のこと、走行系、PTO系および作業機昇降用
の油圧装置のための制御レバー等のように多種多様の操
作レバーが具備されている。
ーの他に、ブレーキペダル、クラッチペダル、アクセル
系は勿論のこと、走行系、PTO系および作業機昇降用
の油圧装置のための制御レバー等のように多種多様の操
作レバーが具備されている。
従って、上記の各変速装置をそれぞれ個々の変速操作手
段で制御するとき、この操作は非常に面倒であるし、と
りわけ、従前のトラクタでは副変速装置のためのチェン
ジレバーが運転席の下方側部にあり、超減速装置のため
のチェンジレバーが、運転席の前方にあるためその操作
性が悪いものであった。
段で制御するとき、この操作は非常に面倒であるし、と
りわけ、従前のトラクタでは副変速装置のためのチェン
ジレバーが運転席の下方側部にあり、超減速装置のため
のチェンジレバーが、運転席の前方にあるためその操作
性が悪いものであった。
本考案は、斯る実状に鑑み、副変速装置、超減速装置の
ように互いに離間した位置に配備された被チェンジ体を
ひとつのチェンジレバーで操作可能にするに、特に、運
転席とフェンダ間の狭少空間を利用してコンパクトに取
付は可能としたものである。
ように互いに離間した位置に配備された被チェンジ体を
ひとつのチェンジレバーで操作可能にするに、特に、運
転席とフェンダ間の狭少空間を利用してコンパクトに取
付は可能としたものである。
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳述する。
第1図および第2図において、1はトラクタ全体を示し
、2はその車体で、ミッションケースを構造体として成
る。
、2はその車体で、ミッションケースを構造体として成
る。
この車体2の中には主変速装置3、副変速装置4および
超減速装置5等が内蔵されている。
超減速装置5等が内蔵されている。
6は左右一対の後車輪で、後車軸ケース2a等の車体2
に立設した左右一対の車輪フェンダ7でその各内側面と
上方外域が覆われている。
に立設した左右一対の車輪フェンダ7でその各内側面と
上方外域が覆われている。
8は作業機昇降用の油圧装置で、車体2の後面上部に載
置されて左右一対のリフトアーム9を有する。
置されて左右一対のリフトアーム9を有する。
10は運転席で、車体2上に具備されるが、実施例では
油圧装置8の上方に支持手段を介して設けられ、該運転
席(座席)の外側方に前記フェンダ7が立設されている
。
油圧装置8の上方に支持手段を介して設けられ、該運転
席(座席)の外側方に前記フェンダ7が立設されている
。
11は操向ノ\ンドルで、運転席10の前方正面部に位
置している。
置している。
12は走行用主変速とPTO変速用とから成る主チェン
ジレバー装置で、車体2の中腹部上面に具備されている
。
ジレバー装置で、車体2の中腹部上面に具備されている
。
13は左右一対のステップで、車体2の中腹部の両側面
に張出し状として具備され、通常、右ステップ13に左
右一対のブレーキペダルが、左ステップ13にはクラッ
チペダル14が具備される。
に張出し状として具備され、通常、右ステップ13に左
右一対のブレーキペダルが、左ステップ13にはクラッ
チペダル14が具備される。
第3図乃至第5図を参照すれば、板面形状の支持体15
が運転席10の下方において車体2上に適当な手段で設
けられており、この支持体15の一側縁には切欠部16
が形成されている。
が運転席10の下方において車体2上に適当な手段で設
けられており、この支持体15の一側縁には切欠部16
が形成されている。
切欠部16は実質的に運転席10の下方側方にあって、
図では運転席10の前後方向中央部の左側方に位置して
いる。
図では運転席10の前後方向中央部の左側方に位置して
いる。
17は保持部材で、実質的にコ字形を呈して上記切欠部
16に格納され、かつ、ブラケット18とボルト19を
介して支持体15に取付けである。
16に格納され、かつ、ブラケット18とボルト19を
介して支持体15に取付けである。
このさい、支持体15を補強するために切欠部16の縁
には第5図1で示す如くリブ20が膨出形成しである。
には第5図1で示す如くリブ20が膨出形成しである。
20はチェンジレバー支持手段で、前記の保持部材17
に取付けである。
に取付けである。
支持手段21は保持部材17の対向壁に支軸22を横方
向に貫挿し、この支軸22のネジ部22aに2個のナツ
ト23を螺合し、そのナンド23の螺合調整にてトルク
が調整される。
向に貫挿し、この支軸22のネジ部22aに2個のナツ
ト23を螺合し、そのナンド23の螺合調整にてトルク
が調整される。
ナツト23と反対側には廻り止めピン24が支軸22を
径方向に貫通して具備されるが、該ピン24は第5図1
,2に示す如く保持部材17に形成した溝25に係合し
て実質的に支軸22の廻り止め機能を発揮する。
径方向に貫通して具備されるが、該ピン24は第5図1
,2に示す如く保持部材17に形成した溝25に係合し
て実質的に支軸22の廻り止め機能を発揮する。
支軸22上には副変速のためのアーム26と超減速のた
めのアーム27の長短アームが相対回転自在に内外振分
は状に套嵌されるが、28はアーム26のための筒状ボ
ス部、29はアーム27のための筒状ボス部を示してい
る。
めのアーム27の長短アームが相対回転自在に内外振分
は状に套嵌されるが、28はアーム26のための筒状ボ
ス部、29はアーム27のための筒状ボス部を示してい
る。
図、特に第3,4図で示すように、筒状ボス部28はブ
ツシュ30を介して支軸22に套嵌され、そのアーム2
6には上下並びに前後に位置ずれしてピン形状の係合体
31,32が支軸22の下方において内向に突出形成さ
れている。
ツシュ30を介して支軸22に套嵌され、そのアーム2
6には上下並びに前後に位置ずれしてピン形状の係合体
31,32が支軸22の下方において内向に突出形成さ
れている。
筒状ボス部29は直接支軸22に套嵌され、そのアーム
27の上部で支軸22の上方には平面U字形の係合体3
3が取付けである。
27の上部で支軸22の上方には平面U字形の係合体3
3が取付けである。
なお、筒状ボス部28は直接、筒状ボス部29はブツシ
ュ30を介してそれぞれ套嵌してもよい。
ュ30を介してそれぞれ套嵌してもよい。
また、外側アーム26はその下部に枢支孔26aを有し
、この枢支孔26aが車体2の内方に位置すべく屈曲さ
れており、内側アーム27はその下部に枢支孔27aを
有し、該枢支孔27aは前記枢支孔26aよりも上方で
かつ、車体2の外方に位置している。
、この枢支孔26aが車体2の内方に位置すべく屈曲さ
れており、内側アーム27はその下部に枢支孔27aを
有し、該枢支孔27aは前記枢支孔26aよりも上方で
かつ、車体2の外方に位置している。
34は選択プレートで、支軸22に対して径方向に進退
即ち上下移動自在にすべく長孔34aを有し、一対の抵
抗体35.36を介して支軸22の軸心廻りに回動自在
として前記各ボス部28゜29間に介在されている。
即ち上下移動自在にすべく長孔34aを有し、一対の抵
抗体35.36を介して支軸22の軸心廻りに回動自在
として前記各ボス部28゜29間に介在されている。
一対の抵抗体35.36はウレタンゴム、プラスチック
等から戒る円板プレート形状で、この抵抗体35.36
と選択プレート34との摩擦力で各アーム26,27が
支軸22廻りに回動又は揺動するもので、その摩擦力は
支軸22のネジ部22aにナツト23を締付けるときの
締付はトルクで調整できる。
等から戒る円板プレート形状で、この抵抗体35.36
と選択プレート34との摩擦力で各アーム26,27が
支軸22廻りに回動又は揺動するもので、その摩擦力は
支軸22のネジ部22aにナツト23を締付けるときの
締付はトルクで調整できる。
なお、一対の抵抗体35,36は図では各ボス部28,
29と別体とさたでいるが、これは一対であってもよい
ものである。
29と別体とさたでいるが、これは一対であってもよい
ものである。
37はチェンジレバーで、第4図で示す如くフェンダ7
と座席10とのすきまに上下方向に挿通され上部にグリ
ップ37aを有し、下部が折曲部を介して内向とされて
選択プレート34に固着され、更に、内側アーム27に
設けた係合体33に対して係脱するピン状の係合体38
が形成されている。
と座席10とのすきまに上下方向に挿通され上部にグリ
ップ37aを有し、下部が折曲部を介して内向とされて
選択プレート34に固着され、更に、内側アーム27に
設けた係合体33に対して係脱するピン状の係合体38
が形成されている。
また、前記選択プレート34の下部には平面U字形の係
合体39が設けられ、この係合体39は長アーム26に
形成した係合体31.32に対して係脱する。
合体39が設けられ、この係合体39は長アーム26に
形成した係合体31.32に対して係脱する。
40はチェンレバー案内板で、第4図で特に図解するよ
うにフェンダ7の軒側壁7aにビス・ナツト等のファス
ナ41で着脱自在に設けられ、軒側壁7aに取付けたと
き、平担上面部40aと垂直側面部40bとから成る断
面三角形であって、側面部40bには第3図および第6
図で示す如く溝又は孔からなるチェンジパターン42が
形成され、このパターン42にはチェンジレバー37の
杆部中途に設けた係合部43が係合している。
うにフェンダ7の軒側壁7aにビス・ナツト等のファス
ナ41で着脱自在に設けられ、軒側壁7aに取付けたと
き、平担上面部40aと垂直側面部40bとから成る断
面三角形であって、側面部40bには第3図および第6
図で示す如く溝又は孔からなるチェンジパターン42が
形成され、このパターン42にはチェンジレバー37の
杆部中途に設けた係合部43が係合している。
従って、ここに第4図で特に図解されるようにチェンジ
レバー37はフェンダ7と運転席10との狭隘スペース
内に具備されることになる。
レバー37はフェンダ7と運転席10との狭隘スペース
内に具備されることになる。
チェンジパターン42は第3図および第6図に図解され
ており、超減速のための入断系のパターン42aを最下
段とし、超減速ONでこれを連絡する連絡路42bを介
して副変速のための1段および2段のパターン42cを
中段に形成すると共に、超減速OFFでこれを連絡する
連絡路42dを介して副変速のための3段および4段の
パターン42eを最上段に形成して成り、最上段のパタ
ーン42eとクリープのための最下段のパターン42a
との上下範囲内で選択プレート34が支軸22に対して
上下動自在となるべく長孔34aが形成してあり、第4
図の如くレバー37の係合部43が最下段パターン42
aに係合しているとき、選択プレート34の係合部38
が短アーム27のU形係合部33に係合している。
ており、超減速のための入断系のパターン42aを最下
段とし、超減速ONでこれを連絡する連絡路42bを介
して副変速のための1段および2段のパターン42cを
中段に形成すると共に、超減速OFFでこれを連絡する
連絡路42dを介して副変速のための3段および4段の
パターン42eを最上段に形成して成り、最上段のパタ
ーン42eとクリープのための最下段のパターン42a
との上下範囲内で選択プレート34が支軸22に対して
上下動自在となるべく長孔34aが形成してあり、第4
図の如くレバー37の係合部43が最下段パターン42
aに係合しているとき、選択プレート34の係合部38
が短アーム27のU形係合部33に係合している。
また、レバー37の係合部43を最上段パターン42e
に係合しているときには選択プレート34のU形係合部
39が長アーム26の上位の係合体31に係合すべくさ
れ、このときは係合部38は係合部33より離脱してい
るのである。
に係合しているときには選択プレート34のU形係合部
39が長アーム26の上位の係合体31に係合すべくさ
れ、このときは係合部38は係合部33より離脱してい
るのである。
而して、第6図で示すように案内板40の上面部40a
には車速表示域100と、主変速表示域101および副
変速表示域102をそれぞれ関連すけて表示した表示体
103が実質的に表示ラベルとして貼着されている。
には車速表示域100と、主変速表示域101および副
変速表示域102をそれぞれ関連すけて表示した表示体
103が実質的に表示ラベルとして貼着されている。
なお、この表示体103は案内板40の上面部40aに
刻印形成してもよいし、また、フェンダ7に貼着または
刻印してもよいものである。
刻印形成してもよいし、また、フェンダ7に貼着または
刻印してもよいものである。
その他、第3図において、符号45はスイッチ取付は体
で、保持部材17に前下り姿勢で設けられており、この
取付は体45には警報スイッチ46が設けられている。
で、保持部材17に前下り姿勢で設けられており、この
取付は体45には警報スイッチ46が設けられている。
46aはそのスイッチ作動子で、実質的に弾性材料から
成り、これが作動すると図外の報告器が連動すべくされ
、これは車速か大になったとき、左右ブレーキペダルの
連結を忘れているときに警報して所謂片ブレーキが起る
のを未然に防止する。
成り、これが作動すると図外の報告器が連動すべくされ
、これは車速か大になったとき、左右ブレーキペダルの
連結を忘れているときに警報して所謂片ブレーキが起る
のを未然に防止する。
なお、第3図において47は副変速連動体で、長アーム
26の枢支孔26aと副変速装置4を連動すべく連結さ
れ、また、48は超減速連動体で、短アーム27の枢支
孔27aと超減速装置5とを連動する。
26の枢支孔26aと副変速装置4を連動すべく連結さ
れ、また、48は超減速連動体で、短アーム27の枢支
孔27aと超減速装置5とを連動する。
上記のように構成の本実施例のチェンジ動作を第7図1
,2を主として説明すると、第7図1は副変速3段4段
を示しており、チェンジレバー37の係合体43がパタ
ーン42eに係合し、選択プレート34の係合体39が
外側アーム26の上位係合体31に係合している。
,2を主として説明すると、第7図1は副変速3段4段
を示しており、チェンジレバー37の係合体43がパタ
ーン42eに係合し、選択プレート34の係合体39が
外側アーム26の上位係合体31に係合している。
この状態において、チェンジレバー37を支軸22の回
りで前後に操作すると、外側アーム26が同行して連動
体47を介して副変速装置4が制御される。
りで前後に操作すると、外側アーム26が同行して連動
体47を介して副変速装置4が制御される。
今、この状態に第6図に示す車速との関係を示すと、主
変速レバーが1段であるときで、副変速が3段であれば
車速か実施例では2Icbることがオペレータは容易に
判断できる。
変速レバーが1段であるときで、副変速が3段であれば
車速か実施例では2Icbることがオペレータは容易に
判断できる。
また、副変速が4段で主変速が4段であるときには車速
が約14.51aIt/Hであることが判断できる。
が約14.51aIt/Hであることが判断できる。
第7図2は副変速1段と2段を示しているが、これはチ
ェンジレバー37の係合体43がパターンの連絡路42
dを介して図では下方に押込み、選択プレート34の係
合体38を内側アーム27の係合体33に係合した状態
で、チェンジレバ37を支軸22回りに前後方向に回動
ずれば、クリープパターン42aの範囲内でレバー37
の係合体43が案内され、ここに短アーム27が同行し
て超減速用の連動体48を介して超減速装置5が入断さ
れるのである。
ェンジレバー37の係合体43がパターンの連絡路42
dを介して図では下方に押込み、選択プレート34の係
合体38を内側アーム27の係合体33に係合した状態
で、チェンジレバ37を支軸22回りに前後方向に回動
ずれば、クリープパターン42aの範囲内でレバー37
の係合体43が案内され、ここに短アーム27が同行し
て超減速用の連動体48を介して超減速装置5が入断さ
れるのである。
そこで、超減速装置5を接にした状態にしておぎ、チェ
ンジレバー37を持上げると係合体43が中段のパター
ン42cに嵌合し、かつ、係合体39が係合体32に第
7図2で示す如く係合される。
ンジレバー37を持上げると係合体43が中段のパター
ン42cに嵌合し、かつ、係合体39が係合体32に第
7図2で示す如く係合される。
そこで、チェンジレバー37を前後動すれは、副変速1
段と2段がなされるもので第6図においてその車速の一
例を示すと、副変速1段で主変速が2段であるときには
車速が0.3 b/Hであることが判断でき、また、副
変速2段で主変速が4段であるときには車速か1.5i
/Hであることが表示又は判断できるのである。
段と2段がなされるもので第6図においてその車速の一
例を示すと、副変速1段で主変速が2段であるときには
車速が0.3 b/Hであることが判断でき、また、副
変速2段で主変速が4段であるときには車速か1.5i
/Hであることが表示又は判断できるのである。
なお、車速か高速域にあってチェンジレバー37が操作
されたときスイッチ作動子46aがONとなって警報手
段が作動し、ここにブレーキ連結状態の有無を判断でき
て有利となる。
されたときスイッチ作動子46aがONとなって警報手
段が作動し、ここにブレーキ連結状態の有無を判断でき
て有利となる。
また、チェンジレバー37はその選択プレート34の長
孔34aの範囲でレバー軸方向に上下動自在で、レバー
37の操作力は一対の抵抗体35゜36の摩擦力で互い
に牽制され、その摩擦力はナツト23の締付はトルクで
調整されるのである。
孔34aの範囲でレバー軸方向に上下動自在で、レバー
37の操作力は一対の抵抗体35゜36の摩擦力で互い
に牽制され、その摩擦力はナツト23の締付はトルクで
調整されるのである。
さらに、チェンジレバー37はフェンダ7と運転席10
との間にあって、運転席10より極めて容易に操作され
るのである。
との間にあって、運転席10より極めて容易に操作され
るのである。
本考案は、座席の外側方にフェンダが立設された乗用ト
ラクタにおいて、フェンダと座席下側部との間の固定側
に横方向の支軸が取付けられ、該支軸上にアームが内外
振分けてそれぞれ支軸廻りに回動自在に套嵌支持されて
おり、前記外側アームの支軸下方に係合部が、内側アー
ムの支軸上方に係合部が形成されており、前記係合部の
それぞれに択一的に係脱自在な係合部を有する選択プレ
ート(選択部材)が内外アーム間の支軸上に上下動自在
でかつ支軸間りに回動自在に取付けられており、選択部
材の上部にチェンジレバーが屈曲部を介して連結され該
チェンジレバーがフェンダ内面と座席との間を上方に延
設され、更に、前記内外アームのそれぞれに被チェンジ
体のそれぞれに連動する連動体が増付けられていること
を特徴とするので次の利点がある。
ラクタにおいて、フェンダと座席下側部との間の固定側
に横方向の支軸が取付けられ、該支軸上にアームが内外
振分けてそれぞれ支軸廻りに回動自在に套嵌支持されて
おり、前記外側アームの支軸下方に係合部が、内側アー
ムの支軸上方に係合部が形成されており、前記係合部の
それぞれに択一的に係脱自在な係合部を有する選択プレ
ート(選択部材)が内外アーム間の支軸上に上下動自在
でかつ支軸間りに回動自在に取付けられており、選択部
材の上部にチェンジレバーが屈曲部を介して連結され該
チェンジレバーがフェンダ内面と座席との間を上方に延
設され、更に、前記内外アームのそれぞれに被チェンジ
体のそれぞれに連動する連動体が増付けられていること
を特徴とするので次の利点がある。
座席とフェンダのスキマが狭少な場合でもチェンジレバ
ーを座席側方の操作し易い位置に設置できる。
ーを座席側方の操作し易い位置に設置できる。
即ち、内側アームの支軸方力に保合部を、外側アームの
支軸下方に係合部を形成してもよいことになるが、これ
では内側アームとチェンジレバーとの交渉をさけるため
座席とフェンダのスキマを大きくしなければならない。
支軸下方に係合部を形成してもよいことになるが、これ
では内側アームとチェンジレバーとの交渉をさけるため
座席とフェンダのスキマを大きくしなければならない。
又、座席を車体上方に高く据付けなければならなくなり
、これらは乗降に不更となるし、チェンジレバーの上下
ストロークが最大となるのである。
、これらは乗降に不更となるし、チェンジレバーの上下
ストロークが最大となるのである。
その点、本考案では外側アームの支軸下方に係合部が形
成され、内側アームの支軸上方に保合部が形成されてお
り、これら係合部に択一的に係脱する選択プレートを内
外アーム間の支軸上に上下動自在で回動自在に設けたの
で、座席とフェンダのスキマが狭少であっても、又、座
席を上方へ高くしなくとも選択プレートに屈曲部を介し
て取付けられたチェンジレバーとアームの干渉はなく、
従って、チェンジレバーを座席より遠方にしなくとも又
、上下に必要以上大きくストロークさせなくとも操作で
きる利点があり、又、チェンジレバー長さが必要以上に
長大にならないのである。
成され、内側アームの支軸上方に保合部が形成されてお
り、これら係合部に択一的に係脱する選択プレートを内
外アーム間の支軸上に上下動自在で回動自在に設けたの
で、座席とフェンダのスキマが狭少であっても、又、座
席を上方へ高くしなくとも選択プレートに屈曲部を介し
て取付けられたチェンジレバーとアームの干渉はなく、
従って、チェンジレバーを座席より遠方にしなくとも又
、上下に必要以上大きくストロークさせなくとも操作で
きる利点があり、又、チェンジレバー長さが必要以上に
長大にならないのである。
又、更に、フェンダ内面と座席下側部の狭少な空間であ
っても、ひとつのチェンジレバーで複数のチェンジセレ
クト機構をコンパクトに組付けることができ、該セレク
ト機構がフェンダ、座席で防護されて故障するおそれも
少なくなる等の利点があり、ここに唯一ののレバーで複
数の被チェンジ体を遠隔操作できるものとして実益大で
ある。
っても、ひとつのチェンジレバーで複数のチェンジセレ
クト機構をコンパクトに組付けることができ、該セレク
ト機構がフェンダ、座席で防護されて故障するおそれも
少なくなる等の利点があり、ここに唯一ののレバーで複
数の被チェンジ体を遠隔操作できるものとして実益大で
ある。
第1図はトラクタの後部側面図、第2図は背面図、第3
図は要部の詳細な側面図、第4図は第3図の背面図、第
5図1,2は支持部の底面図と側面図、第6図はチェン
ジパターンを示す拡大展開図、第7図1,2は変速動作
を示す側面図である。 1・・・・・・車体(ミッションケース)、4・・・・
・・副変速装置、5・・・・・・超減速装置、10・・
・・・・運転席。 17・・・・・・保持部材、22・・・・・・支軸、2
6,27・・・・・・長短アーム4,5のためのアーム
、34・・・・・・選択プレート、31.32.33,
3B、39・・・・・・係合体、37・・・・・・チェ
ンジレバー 47,48・・・・・・連動体。
図は要部の詳細な側面図、第4図は第3図の背面図、第
5図1,2は支持部の底面図と側面図、第6図はチェン
ジパターンを示す拡大展開図、第7図1,2は変速動作
を示す側面図である。 1・・・・・・車体(ミッションケース)、4・・・・
・・副変速装置、5・・・・・・超減速装置、10・・
・・・・運転席。 17・・・・・・保持部材、22・・・・・・支軸、2
6,27・・・・・・長短アーム4,5のためのアーム
、34・・・・・・選択プレート、31.32.33,
3B、39・・・・・・係合体、37・・・・・・チェ
ンジレバー 47,48・・・・・・連動体。
Claims (1)
- 座席10の外側方にフェンダ7が立設された乗用トラク
タにおいて、フェンダ7と座席10下側部との間の固定
側に横方向の支軸22が取付けられ、該支軸22上にア
ーム26.27が内外振分けでそれぞれ支軸22廻りに
回動自在に套嵌支持されており、前記外側アーム26の
支軸22下方に係合部31,32が、内側アーム27の
支軸22上方に係合部33が形成されており、前記係合
部31,32,33のそれぞれに択一的に係脱自在な係
合部38.39を有する選択部材34が内外アーム26
.27間の支軸26上に上下動自在で支軸廻りに回動自
在に取付けられ、該選択部材34に屈曲部を介して取付
けたチェンジレバー37が外上方に延設されてフェンダ
7内面と座席10の間に位置しており、更に、前記内外
アーム26.27のそれぞれに被チェンジ体4,5に連
動する連動体47,48が取付けられていることを特徴
とする乗用トラクタのチェンジレバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977146654U JPS5813371Y2 (ja) | 1977-10-29 | 1977-10-29 | 乗用トラクタのチェンジレバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977146654U JPS5813371Y2 (ja) | 1977-10-29 | 1977-10-29 | 乗用トラクタのチェンジレバ−装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5471071U JPS5471071U (ja) | 1979-05-21 |
JPS5813371Y2 true JPS5813371Y2 (ja) | 1983-03-15 |
Family
ID=29127365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977146654U Expired JPS5813371Y2 (ja) | 1977-10-29 | 1977-10-29 | 乗用トラクタのチェンジレバ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5813371Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH019699Y2 (ja) * | 1981-06-09 | 1989-03-17 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS474816U (ja) * | 1971-02-12 | 1972-09-13 |
-
1977
- 1977-10-29 JP JP1977146654U patent/JPS5813371Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS474816U (ja) * | 1971-02-12 | 1972-09-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5471071U (ja) | 1979-05-21 |
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