JPS58126337A - 霜降り調起毛織物の製造方法 - Google Patents
霜降り調起毛織物の製造方法Info
- Publication number
- JPS58126337A JPS58126337A JP57006508A JP650882A JPS58126337A JP S58126337 A JPS58126337 A JP S58126337A JP 57006508 A JP57006508 A JP 57006508A JP 650882 A JP650882 A JP 650882A JP S58126337 A JPS58126337 A JP S58126337A
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- JP
- Japan
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- fabric
- ground
- dyeing
- marbled
- fibers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
あと,全面に微小な部分プリントを地染より濃色にオー
バープリントしたあと起毛して立体感のある霜降り調起
毛織物を得る方法に関するものである。
バープリントしたあと起毛して立体感のある霜降り調起
毛織物を得る方法に関するものである。
1−
従来,長繊維よりなる起毛織物に霜降り調柄を与える方
法は各種提案されている。例えば、糸条を斑に染色した
後製織を行い,さらに起毛して霜降り調起毛織物を得る
方法,いわゆる未染法による方法であるが,この方法は
工程数が増えるためコストアップとなり,また製品品質
のパラツキが大きい欠点を有している。また、染色性の
異なる2種類の繊維を混合した糸条を用いて製織した後
染色,起毛を行い,霜降り調柄を出す異色染法も良く行
われているが,染色工程は繊維の性質に応じて異なる染
法や染料を使用する必要があり,汚染された染料の除去
の困難さから堅牢度にも問題がある,また寸法安定性等
を良くするための仕上条件もどちらか一方の繊維の性質
に合わす必要から,十分な条件での仕上ができないのが
現状である。
法は各種提案されている。例えば、糸条を斑に染色した
後製織を行い,さらに起毛して霜降り調起毛織物を得る
方法,いわゆる未染法による方法であるが,この方法は
工程数が増えるためコストアップとなり,また製品品質
のパラツキが大きい欠点を有している。また、染色性の
異なる2種類の繊維を混合した糸条を用いて製織した後
染色,起毛を行い,霜降り調柄を出す異色染法も良く行
われているが,染色工程は繊維の性質に応じて異なる染
法や染料を使用する必要があり,汚染された染料の除去
の困難さから堅牢度にも問題がある,また寸法安定性等
を良くするための仕上条件もどちらか一方の繊維の性質
に合わす必要から,十分な条件での仕上ができないのが
現状である。
霜降り調柄を出すもう一つの方法は,織物を起毛する前
あるいは起毛後に捺染技術により霜降り調柄を染色する
方法があるが,工程的には容易な方法であっても,起毛
後にプリントする方法では霜降り柄の立体感が乏しいこ
とが想定されるし。
あるいは起毛後に捺染技術により霜降り調柄を染色する
方法があるが,工程的には容易な方法であっても,起毛
後にプリントする方法では霜降り柄の立体感が乏しいこ
とが想定されるし。
起毛前ではいかなる−のプリントをすれば毛織物等に見
られる霜降り調の柄が得られるのか多くの問題点があっ
たため9通常はとんど行われていないのが現状であった
。
られる霜降り調の柄が得られるのか多くの問題点があっ
たため9通常はとんど行われていないのが現状であった
。
また、1d以下の極細繊維を用いて、しかも起毛面に極
細繊維のほとんどが存在する起毛織物において、極細繊
維の柔軟な感触やチョークマークを失うことなく霜降り
調和毛織物を製造することは、従来の未染法や異色染法
の技術を応用することでは簡単には解決しない、なぜな
らば1d以下の繊維を製造、製織する工程において、未
染法を応用しようとしても繊維が細く、シかも単繊維本
数が非常に多いことなどから、未染工程での取り扱いは
容易でなく、製織可能な状態で未染することは現状では
生産性や、製品品位の上からも採用されていないのが現
状である。また、異色染法なこれら1d以下の極細繊維
に応用しようとするときは、別の技術的な難しさがある
。すなわち、短繊維状態で異繊維を混綿した場合、細い
ために紡績できないこと、フイラメンFにして混繊しよ
うとする場合は、異繊維の両者共が1d以下でないと、
起毛面の仕上感触が生かされず、粗硬な風合となってし
まうことや、太い方の繊維のみが先に起毛されてしまう
という欠点もあり9例えば、ポリエステル繊維とポリア
ミド繊維との混繊を考えた場合でも、高度な技術で両者
の極細繊維を製造する必要があること、フィラメントが
切断されないように適当なフィラメント束で混繊する必
要があることなど、前記と同様に織物においては生産性
や製品品位の上からも採用されていないのが現状であり
、繊維が細いために混繊では異色染の起毛を行っても無
地調となること、また双糸等として撚を掛けてくると起
毛がやりにくくなること。
細繊維のほとんどが存在する起毛織物において、極細繊
維の柔軟な感触やチョークマークを失うことなく霜降り
調和毛織物を製造することは、従来の未染法や異色染法
の技術を応用することでは簡単には解決しない、なぜな
らば1d以下の繊維を製造、製織する工程において、未
染法を応用しようとしても繊維が細く、シかも単繊維本
数が非常に多いことなどから、未染工程での取り扱いは
容易でなく、製織可能な状態で未染することは現状では
生産性や、製品品位の上からも採用されていないのが現
状である。また、異色染法なこれら1d以下の極細繊維
に応用しようとするときは、別の技術的な難しさがある
。すなわち、短繊維状態で異繊維を混綿した場合、細い
ために紡績できないこと、フイラメンFにして混繊しよ
うとする場合は、異繊維の両者共が1d以下でないと、
起毛面の仕上感触が生かされず、粗硬な風合となってし
まうことや、太い方の繊維のみが先に起毛されてしまう
という欠点もあり9例えば、ポリエステル繊維とポリア
ミド繊維との混繊を考えた場合でも、高度な技術で両者
の極細繊維を製造する必要があること、フィラメントが
切断されないように適当なフィラメント束で混繊する必
要があることなど、前記と同様に織物においては生産性
や製品品位の上からも採用されていないのが現状であり
、繊維が細いために混繊では異色染の起毛を行っても無
地調となること、また双糸等として撚を掛けてくると起
毛がやりにくくなること。
緯糸に交互に異種繊維を打ち込む製織技術もあるが、収
縮差や起毛の難易差から密度の高い起毛ができず異色染
を行っても霜降り調のこなれた立体感のある製品が得ら
れない等、極細繊維でも特に[]、5d以下となると霜
降り調和毛織物が得られないという多くの問題点を有し
ていた。
縮差や起毛の難易差から密度の高い起毛ができず異色染
を行っても霜降り調のこなれた立体感のある製品が得ら
れない等、極細繊維でも特に[]、5d以下となると霜
降り調和毛織物が得られないという多くの問題点を有し
ていた。
本発明はかかる現状に鑑みて行われたもので。
従来あまり採用されていなかったプリント染色による技
術を採用し、これtこ改良を加え、極細繊維のほとんど
が起毛面にある霜降り調和毛織物を生産性よく、シかも
高品位のものを容易に得る方法を提供することを目的と
するものである。かかる目的を達成するために本発明は
次の構成を有するものである。すなわち1本発明は経糸
が総デニール50〜150d、 フィラメント繊度1
〜5dからなる仮撚加工糸であり、緯糸が総デニール5
i1〜150d、フィラメント繊度1d以下のフィラメ
ント糸からなる4〜8枚の両面朱子織物を地染する第1
工程、地染織物上に地染色相より濃色で、かつ面積が地
染面積の60〜70%になるようeこ全面微小柄を部分
染色する第2工程、上記織物を両面起毛する第6エ程か
らなることを特徴とする躇降り調和毛織物の製造方法で
ある。
術を採用し、これtこ改良を加え、極細繊維のほとんど
が起毛面にある霜降り調和毛織物を生産性よく、シかも
高品位のものを容易に得る方法を提供することを目的と
するものである。かかる目的を達成するために本発明は
次の構成を有するものである。すなわち1本発明は経糸
が総デニール50〜150d、 フィラメント繊度1
〜5dからなる仮撚加工糸であり、緯糸が総デニール5
i1〜150d、フィラメント繊度1d以下のフィラメ
ント糸からなる4〜8枚の両面朱子織物を地染する第1
工程、地染織物上に地染色相より濃色で、かつ面積が地
染面積の60〜70%になるようeこ全面微小柄を部分
染色する第2工程、上記織物を両面起毛する第6エ程か
らなることを特徴とする躇降り調和毛織物の製造方法で
ある。
以下9本発明について詳細に説明する。
本発明方法では、主としてポリエステル系繊維が、製品
の耐久性、風合等の点で好ましく用いら5− れるが、ポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維等の合
成繊維でもよい。経糸としては総デニールが50〜15
0dの一般の衣料に良く使用されるフィラメント繊度1
〜5dからなるものでよく、風合を良くするためをこ仮
撚加工糸を用いるのが好ましい。
の耐久性、風合等の点で好ましく用いら5− れるが、ポリアミド系繊維、ポリアクリル系繊維等の合
成繊維でもよい。経糸としては総デニールが50〜15
0dの一般の衣料に良く使用されるフィラメント繊度1
〜5dからなるものでよく、風合を良くするためをこ仮
撚加工糸を用いるのが好ましい。
緯糸には総デニーtv 50〜150(1,フィラメン
ト繊度1d以下のフィラメント糸を用いるのが、触感。
ト繊度1d以下のフィラメント糸を用いるのが、触感。
強度、フィンガーマークの点から好ましい。経糸緯糸に
これらの糸を用いて製織するに際して、起毛しやすくす
るために緯朱子織物を製織する。朱子は4〜8枚朱子で
特に5枚朱子程度が製品の安定性、特に起毛のしやすさ
1強度保持9毛羽密度の向上の点で良く、更に風合な良
くするために両面朱子として両面起毛してもよい。裏面
となる側は表面はどに起毛する必要はない。この両面朱
子織物を必要に応じて精練し、続いて分散染料を用いて
淡色ないし中色に地染染色する。この地染染色する第1
工程のあと本発明の霜降り調柄を得るための地染オーバ
ープリントを行う。すなわち地染織物上に地染色相より
濃色で、かつプリント面積が地染面積の30〜70%で
全面微小柄を部分染色する第2工程を行うのである。本
発明の重要な点の一つは、第2工程のオーバープリント
を行う必要性から第1工程の地染は濃色1例えば濃紺色
や黒となってはならないことである。第2工程は本発明
で霜降り調をあとの工程の起毛で得るための最も重要な
工程である。地染より濃色にするのは霜降り調の濃淡の
表現を行うためであり。
これらの糸を用いて製織するに際して、起毛しやすくす
るために緯朱子織物を製織する。朱子は4〜8枚朱子で
特に5枚朱子程度が製品の安定性、特に起毛のしやすさ
1強度保持9毛羽密度の向上の点で良く、更に風合な良
くするために両面朱子として両面起毛してもよい。裏面
となる側は表面はどに起毛する必要はない。この両面朱
子織物を必要に応じて精練し、続いて分散染料を用いて
淡色ないし中色に地染染色する。この地染染色する第1
工程のあと本発明の霜降り調柄を得るための地染オーバ
ープリントを行う。すなわち地染織物上に地染色相より
濃色で、かつプリント面積が地染面積の30〜70%で
全面微小柄を部分染色する第2工程を行うのである。本
発明の重要な点の一つは、第2工程のオーバープリント
を行う必要性から第1工程の地染は濃色1例えば濃紺色
や黒となってはならないことである。第2工程は本発明
で霜降り調をあとの工程の起毛で得るための最も重要な
工程である。地染より濃色にするのは霜降り調の濃淡の
表現を行うためであり。
またプリント面積が地染面積の30〜7096とするの
も同上のためであり、オーバープリントの面積が地染の
50%以Fでは、地染の色調が強く出て十分な霜降り効
果が得られないこと、またオーバープリントの面積が7
0%以上となるとオーバープリントの濃度が強く出て無
地調となるためである。したがって、霜降り調の濃淡を
表現するにはプリント面積は地染面積の50〜70%と
するのが最も適している。プリントは地染の全面に微小
柄を部分染色するのであるが、微小柄とは点状あるいは
短い線状の意味であり9点状についてはスプレーで染料
液を吹きつけたときできる程度のもので、大ぎいもので
直径にあたる部分が1−程度か1顛以下であるのが望ま
しく、線状については巾が1fl程度、長さが3〜10
鰭程度でよく、線状の組合せである士や口や千等の形状
であってもよい。また点状と線状の組合せでもよく、こ
れに類似の木と葉、花と葉、三角、四角1輪等の単独又
は組合せでもよい。この第2工程の全面微小柄は次の第
6エ程で行う起毛加工によって、柄自体の型が残らない
程度の大きさであることが望ましいのであって、起毛後
に柄が残るようでは本発明の目的を達することはできな
い。点状の全面微小柄は、ローラープリント方式で市販
のスペック染料を用いて行うことができるが、できるだ
け染色後のスペックの大きさが1n近くあるものが好ま
しく+0.1am程度のものばかりでは起毛後無地調と
なり霜降り柄は得られない。第2工程のあと。
も同上のためであり、オーバープリントの面積が地染の
50%以Fでは、地染の色調が強く出て十分な霜降り効
果が得られないこと、またオーバープリントの面積が7
0%以上となるとオーバープリントの濃度が強く出て無
地調となるためである。したがって、霜降り調の濃淡を
表現するにはプリント面積は地染面積の50〜70%と
するのが最も適している。プリントは地染の全面に微小
柄を部分染色するのであるが、微小柄とは点状あるいは
短い線状の意味であり9点状についてはスプレーで染料
液を吹きつけたときできる程度のもので、大ぎいもので
直径にあたる部分が1−程度か1顛以下であるのが望ま
しく、線状については巾が1fl程度、長さが3〜10
鰭程度でよく、線状の組合せである士や口や千等の形状
であってもよい。また点状と線状の組合せでもよく、こ
れに類似の木と葉、花と葉、三角、四角1輪等の単独又
は組合せでもよい。この第2工程の全面微小柄は次の第
6エ程で行う起毛加工によって、柄自体の型が残らない
程度の大きさであることが望ましいのであって、起毛後
に柄が残るようでは本発明の目的を達することはできな
い。点状の全面微小柄は、ローラープリント方式で市販
のスペック染料を用いて行うことができるが、できるだ
け染色後のスペックの大きさが1n近くあるものが好ま
しく+0.1am程度のものばかりでは起毛後無地調と
なり霜降り柄は得られない。第2工程のあと。
針布起毛機等を用いて主としてオーバーブリント面を起
毛し点状や線状の柄が無くなるまで起毛すると、濃淡で
しかも立体感のある霜降り調の起毛織物が得られる。こ
の第6エ程のあとは必要に応じてウレタン樹脂や柔軟剤
、帯電防止剤等の仕上剤を付与して仕上げる。第6エ程
では裏面も少し起毛することにより、風合や触感が良く
なることから高級品位の霜降り調の起毛織物が得られる
のである。
毛し点状や線状の柄が無くなるまで起毛すると、濃淡で
しかも立体感のある霜降り調の起毛織物が得られる。こ
の第6エ程のあとは必要に応じてウレタン樹脂や柔軟剤
、帯電防止剤等の仕上剤を付与して仕上げる。第6エ程
では裏面も少し起毛することにより、風合や触感が良く
なることから高級品位の霜降り調の起毛織物が得られる
のである。
次に実施例によって本発明方法の説明を行うが本発明は
これに限定されるものではない。
これに限定されるものではない。
実施例1
経糸にポリエステル仮撚加工糸75d156f (フィ
ラメント繊度約2d)を用い、緯糸にポリエステルフィ
ラメント糸110d/400f (フィラメント繊度約
0.5 d )を用いて織上げ日付約140Q/dの両
面緯5枚朱子織物を製織した。製織後の経糸密度は11
0本/吋、緯糸密度は164本/吋であった。次に液流
染色機にてリラックス・精練を行い、続いて分散染料を
用いて下記染色処方1の条件でグレー會こ地染染色する
第1工程を行った。
ラメント繊度約2d)を用い、緯糸にポリエステルフィ
ラメント糸110d/400f (フィラメント繊度約
0.5 d )を用いて織上げ日付約140Q/dの両
面緯5枚朱子織物を製織した。製織後の経糸密度は11
0本/吋、緯糸密度は164本/吋であった。次に液流
染色機にてリラックス・精練を行い、続いて分散染料を
用いて下記染色処方1の条件でグレー會こ地染染色する
第1工程を行った。
染色処方1
染色後9通常の還元洗浄を行い、乾燥後、17゜Cでセ
ットして染色皺を除去したあと次の第2工程を行った。
ットして染色皺を除去したあと次の第2工程を行った。
第2工程はオーバープリントを行う工程でローラープリ
ント方式機を用い、全面微小柄の彫刻口〜ルは上柄の組
合せで、刑柄の線の巾は約0.81N、柄と柄の間隔も
約0.8−とし千鳥配列とした。上柄の線の長い部分を
約4Mとした結果、プリント面積は地染に対して約47
%となった。このオーバープリントの色相濃度は地染の
グレーよりも濃くするため、黒色の色相とした。第2工
程の染色処方を次に示す。
ント方式機を用い、全面微小柄の彫刻口〜ルは上柄の組
合せで、刑柄の線の巾は約0.81N、柄と柄の間隔も
約0.8−とし千鳥配列とした。上柄の線の長い部分を
約4Mとした結果、プリント面積は地染に対して約47
%となった。このオーバープリントの色相濃度は地染の
グレーよりも濃くするため、黒色の色相とした。第2工
程の染色処方を次に示す。
10−
オーバーブリント処方
上記処方の粘度は1100cpsであった。
プリント乾燥後、連続高温スチーマ−を用いて175℃
で10分間の染料固着を行い9次いでウィンスにて通常
の水洗、湯洗、還元洗浄等を行い。
で10分間の染料固着を行い9次いでウィンスにて通常
の水洗、湯洗、還元洗浄等を行い。
脱水後ショートループにて乾燥したうこの第2工程を終
えた織物の表面は地染グレーの上に、全面黒色の微小上
柄がオーバープリントされたものであり9通常の視力の
人が約1.5m離れてこの表面を見たとぎ、微小の出納
は上柄として認められずほとんど点状に見え、2mも離
れると起毛されていなくてもほぼ黒とグレー調の霜降り
調に近く見える程度のものであった。続いて油圧式針布
起毛機を用いて表面を10回、裏面を6同和毛した。
えた織物の表面は地染グレーの上に、全面黒色の微小上
柄がオーバープリントされたものであり9通常の視力の
人が約1.5m離れてこの表面を見たとぎ、微小の出納
は上柄として認められずほとんど点状に見え、2mも離
れると起毛されていなくてもほぼ黒とグレー調の霜降り
調に近く見える程度のものであった。続いて油圧式針布
起毛機を用いて表面を10回、裏面を6同和毛した。
表面の起毛回数が6〜4回程度ではまだオーバープリン
ト柄の…柄がくずれた程度であり、霜降り調とはいえな
い程度のものであったが、起毛密度が多(なるに従って
霜降り調に近くなり、緯5枚朱子織物の地組織が起毛毛
羽により見えない程度の起毛回数になると上柄は認めら
れず、第5工程を終えた織物は霜降り調と認められるも
のであった。続いてセットし、ウレタン樹脂3%、柔軟
剤2%、帯電防止剤2%を均一に付与し、ブラシにより
整毛しながら乾燥仕上したものは立体感のある霜降り調
和毛織物であった。しかも起毛毛羽のほとんどが0.6
dの毛羽であることから触感・風合共に優れたものであ
った。仕上品の日付は約2509//71’であった。
ト柄の…柄がくずれた程度であり、霜降り調とはいえな
い程度のものであったが、起毛密度が多(なるに従って
霜降り調に近くなり、緯5枚朱子織物の地組織が起毛毛
羽により見えない程度の起毛回数になると上柄は認めら
れず、第5工程を終えた織物は霜降り調と認められるも
のであった。続いてセットし、ウレタン樹脂3%、柔軟
剤2%、帯電防止剤2%を均一に付与し、ブラシにより
整毛しながら乾燥仕上したものは立体感のある霜降り調
和毛織物であった。しかも起毛毛羽のほとんどが0.6
dの毛羽であることから触感・風合共に優れたものであ
った。仕上品の日付は約2509//71’であった。
実施例2
実施例1と同様に第1工程までを終えた地染織物に次の
第2工程を実施した。第2工程では全面微小柄として市
販の黒色スペック染料を用い、ロータリースクリーン方
式を用いてプリント糊粘度ヲ5200cpsに調整して
地染オーバープリントした。乾燥後もう一度上述の方法
と同一の方法でオーバープリントした。これはスペック
の重なる度合を多く、シかも点状の型状を大きくする目
的とりスデング防止の目的で行った。このあと染料の固
着を実施例1の場合と同様に行ったものの表面をこは、
黒色の点状が全面にほぼ均一に微小柄としてあり、直径
約0.8〜1−のものが約40コ/c4゜直径0.6〜
0.8鱈のものが約50コ/d、直径約0.5m前後の
ものが20コ/d、直径約0.5u以下のものは10〜
50コ/iあり、地染に対するスペック染の面積は約5
096であったつこの第2工程のあと第5工程は実施例
1の場合と同様tこ起毛、仕上した。第6エ程を終えた
起毛織物は立体感のある霜降り調の起毛織物であったっ 特許工願人 ユ二チカ本朱式公孝七 15−
第2工程を実施した。第2工程では全面微小柄として市
販の黒色スペック染料を用い、ロータリースクリーン方
式を用いてプリント糊粘度ヲ5200cpsに調整して
地染オーバープリントした。乾燥後もう一度上述の方法
と同一の方法でオーバープリントした。これはスペック
の重なる度合を多く、シかも点状の型状を大きくする目
的とりスデング防止の目的で行った。このあと染料の固
着を実施例1の場合と同様に行ったものの表面をこは、
黒色の点状が全面にほぼ均一に微小柄としてあり、直径
約0.8〜1−のものが約40コ/c4゜直径0.6〜
0.8鱈のものが約50コ/d、直径約0.5m前後の
ものが20コ/d、直径約0.5u以下のものは10〜
50コ/iあり、地染に対するスペック染の面積は約5
096であったつこの第2工程のあと第5工程は実施例
1の場合と同様tこ起毛、仕上した。第6エ程を終えた
起毛織物は立体感のある霜降り調の起毛織物であったっ 特許工願人 ユ二チカ本朱式公孝七 15−
Claims (1)
- (1)後糸が総デニー/1150〜150d、 フィ
ラメント繊度1〜5dからなる仮撚加工糸であり、緯糸
カ総デニール50〜150d、フィラメント繊度1d以
下のフィラメント糸からなる4〜8枚の両面緯朱子織物
を地染する第1工程、地染織物上に地染色相より濃色で
、かつ面積が地染面積の60〜70%になるように全面
微小相を部分染色する第2工程、上記織物を両面起毛す
る第3工程からなることを特徴とする露降り調起毛織物
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57006508A JPS58126337A (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 霜降り調起毛織物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57006508A JPS58126337A (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 霜降り調起毛織物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58126337A true JPS58126337A (ja) | 1983-07-27 |
Family
ID=11640361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57006508A Pending JPS58126337A (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | 霜降り調起毛織物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58126337A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05140878A (ja) * | 1991-11-21 | 1993-06-08 | Kanebo Ltd | セルロース系繊維布帛の不均一染色法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5482476A (en) * | 1977-12-14 | 1979-06-30 | Mitsubishi Rayon Co | Production of suede like fabric |
JPS5649087A (en) * | 1979-09-25 | 1981-05-02 | Toray Industries | Novel raised sheet and method |
-
1982
- 1982-01-18 JP JP57006508A patent/JPS58126337A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5482476A (en) * | 1977-12-14 | 1979-06-30 | Mitsubishi Rayon Co | Production of suede like fabric |
JPS5649087A (en) * | 1979-09-25 | 1981-05-02 | Toray Industries | Novel raised sheet and method |
Cited By (1)
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JPH05140878A (ja) * | 1991-11-21 | 1993-06-08 | Kanebo Ltd | セルロース系繊維布帛の不均一染色法 |
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