JPS5812545Y2 - フライバツクトランス - Google Patents
フライバツクトランスInfo
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- JPS5812545Y2 JPS5812545Y2 JP1977044977U JP4497777U JPS5812545Y2 JP S5812545 Y2 JPS5812545 Y2 JP S5812545Y2 JP 1977044977 U JP1977044977 U JP 1977044977U JP 4497777 U JP4497777 U JP 4497777U JP S5812545 Y2 JPS5812545 Y2 JP S5812545Y2
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- core
- voltage coil
- holder
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/42—Flyback transformers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/02—Casings
- H01F27/022—Encapsulation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/26—Fastening parts of the core together; Fastening or mounting the core on casing or support
- H01F27/266—Fastening or mounting the core on casing or support
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/40—Structural association with built-in electric component, e.g. fuse
- H01F2027/408—Association with diode or rectifier
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Rectifiers (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、テレビジョン受像機等の高電圧発生装置で使
用されるフライバックトランスに関する。
用されるフライバックトランスに関する。
バッテリーを電源とするテレビジョン受像機の様に、小
型軽量に構成することがその装置の価値に大きな影響を
与える様な装置にあっては、これに使用するフライバッ
クトランスも、その目的を達成するのに適した構造に構
成することが要求される。
型軽量に構成することがその装置の価値に大きな影響を
与える様な装置にあっては、これに使用するフライバッ
クトランスも、その目的を達成するのに適した構造に構
成することが要求される。
従来のこの種のフライバックトランスは、上記の要求を
実現するために、高圧コイル、低圧コイルを巻装したコ
アに、整流回路を構成する整流器、コンデンサ等を収容
した整流器ホルダーを固定し、これらを、絶縁性樹脂よ
りなるモールドケース内に収容するとともに、このモー
ルドケースをシールドケースで覆っている。
実現するために、高圧コイル、低圧コイルを巻装したコ
アに、整流回路を構成する整流器、コンデンサ等を収容
した整流器ホルダーを固定し、これらを、絶縁性樹脂よ
りなるモールドケース内に収容するとともに、このモー
ルドケースをシールドケースで覆っている。
しかしながら、従来のフライバックトランスはモールド
ケースおよびシールドケースを使用するために部品数も
多く、組立てるのに手間がかかるばかりでなく、シール
ドケースとの浮遊容量による電力損失が大きいという、
特に電力容量の小さいバッテリーを使用する装置におい
て問題となる欠点を有している。
ケースおよびシールドケースを使用するために部品数も
多く、組立てるのに手間がかかるばかりでなく、シール
ドケースとの浮遊容量による電力損失が大きいという、
特に電力容量の小さいバッテリーを使用する装置におい
て問題となる欠点を有している。
この欠点を解決する方法として、回路構成および回路部
品の配置を工夫することによってシールドケースを不要
なものとし、フライバックトランスを構成する高コイル
、低圧コイル、コア、整流器ホルダー、端子板等を絶縁
性モールド材で一体にモールドする構造のフライバック
トランス(以後この構造のフライバックトランスを一体
モールドタイプと称する)が提案されている。
品の配置を工夫することによってシールドケースを不要
なものとし、フライバックトランスを構成する高コイル
、低圧コイル、コア、整流器ホルダー、端子板等を絶縁
性モールド材で一体にモールドする構造のフライバック
トランス(以後この構造のフライバックトランスを一体
モールドタイプと称する)が提案されている。
しかしながら、一体モールドタイプのフライバックトラ
ンスを実際に製品として製造する場合には、フライバッ
クトランス自体をそれに適した構造に構成する必要があ
る。
ンスを実際に製品として製造する場合には、フライバッ
クトランス自体をそれに適した構造に構成する必要があ
る。
本考案は、上記の点に鑑みなされたものでその目的とす
るところは、絶縁性モールド材で一体にモールドするの
に適した構造のフライバックトランスを提供することで
ある。
るところは、絶縁性モールド材で一体にモールドするの
に適した構造のフライバックトランスを提供することで
ある。
本考案のフライバックトランスは、モールドするに当り
、整流器ホルダをモールド用の金型に固定することによ
って、低圧コイルボビン・コア・端子板のすべてが固定
される構造を特徴とする特許である。
、整流器ホルダをモールド用の金型に固定することによ
って、低圧コイルボビン・コア・端子板のすべてが固定
される構造を特徴とする特許である。
以下、本考案を図面の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本考案を実施したフライバックトランスのモ
ールド前の状態を示す正面図で、図中、1は磁性体より
なる口型のコアを示している。
ールド前の状態を示す正面図で、図中、1は磁性体より
なる口型のコアを示している。
このコア1の対向する一対の脚には、低圧コイルボビン
2を巻回された低圧コイル3と高圧コイルボビン4に巻
回された高圧コイル5が装着されている。
2を巻回された低圧コイル3と高圧コイルボビン4に巻
回された高圧コイル5が装着されている。
そして、低圧コイルボビン2には、端子ピン10が植立
された端子板11が取付けられている。
された端子板11が取付けられている。
コア1は、1対のコ型のコアを組合せて口型に構成され
ており、コア保持用の金型6と整流器ホルダー7によっ
て挾持して、■ビス8.ナツト9で締付けることにより
保持されている。
ており、コア保持用の金型6と整流器ホルダー7によっ
て挾持して、■ビス8.ナツト9で締付けることにより
保持されている。
低圧コイルボビン2は、第2図aに示す様に両端部の鍔
2a 、2a’とその中間部に形成された鍔2bの3枚
の鍔を有しており、各鍔によって形成される空間部に低
圧コイル3(第2図においては図示していない)が巻回
される。
2a 、2a’とその中間部に形成された鍔2bの3枚
の鍔を有しており、各鍔によって形成される空間部に低
圧コイル3(第2図においては図示していない)が巻回
される。
上記鍔のうち、中央の鍔2bと、一方の端部の鍔2a′
の周縁の所定の位置には、径方向に突出する係合縁21
b、21 a’が設けられている。
の周縁の所定の位置には、径方向に突出する係合縁21
b、21 a’が設けられている。
低圧コイルボビン2に取付けられる端子板11は、上記
係合縁21 b、21 a’をスライド嵌合させて係止
することによって取付けられるもので、第2図aに示す
如く、係合縁21 b、21 a’に対応する保合溝1
1 a、11 bがその内面に設けられたU型の構造に
形成されている。
係合縁21 b、21 a’をスライド嵌合させて係止
することによって取付けられるもので、第2図aに示す
如く、係合縁21 b、21 a’に対応する保合溝1
1 a、11 bがその内面に設けられたU型の構造に
形成されている。
なお、ボビンの鍔2aの、端子板11と嵌合する側の周
縁に形成された突起2Cは、第2図すに示す如く、ボビ
ン端子板に嵌合して取付けた後、熱融着することによっ
て、ボビンと端子板を一体に固定するためのものである
。
縁に形成された突起2Cは、第2図すに示す如く、ボビ
ン端子板に嵌合して取付けた後、熱融着することによっ
て、ボビンと端子板を一体に固定するためのものである
。
端子板11の周囲近傍に形成されている丸穴11 Cは
、端子ピン10を挿入するためのもので、挿入した後、
この穴に接着剤を流し込んで検定する。
、端子ピン10を挿入するためのもので、挿入した後、
この穴に接着剤を流し込んで検定する。
端子ピン10としては、事務用品の虫ピンを使用するこ
とも可能である。
とも可能である。
上記実施例の装置において、低圧コイルボビンに中間鍔
2bを設けたのは、端子板の取付固定がより強固に行え
る様に考慮したためであるが、充分な強度が得られるな
らば、端部の鍔2〜a′の厚みを多少厚めに形成し、中
間の鍔を省略することも考えられる。
2bを設けたのは、端子板の取付固定がより強固に行え
る様に考慮したためであるが、充分な強度が得られるな
らば、端部の鍔2〜a′の厚みを多少厚めに形成し、中
間の鍔を省略することも考えられる。
なお、中間の鍔2bおよび端部の鍔2a′に形成した溝
22b、22a’はそれぞれ巻線の連絡線およびリード
線を収納するためのものである。
22b、22a’はそれぞれ巻線の連絡線およびリード
線を収納するためのものである。
また、鍔2 a 、2 a’の外側に形成された半円筒
状の突出部2fは、ボビンの中空部2dにコア1の脚部
を挿入した場合に、脚部間の連結部に係合してボビンの
回転を防止する役目をな′すもので、その一方の突出部
2fの頂部には一対の嵌合突出部2eが形成されている
。
状の突出部2fは、ボビンの中空部2dにコア1の脚部
を挿入した場合に、脚部間の連結部に係合してボビンの
回転を防止する役目をな′すもので、その一方の突出部
2fの頂部には一対の嵌合突出部2eが形成されている
。
この嵌合突部は後で述べる様に、整流器ホルダーの所定
の嵌合孔に嵌合されるものである。
の嵌合孔に嵌合されるものである。
上述した端子板11にはまた、端子ピン方向に突出する
突出柱11 dが形成されていて、第3図に詳細に示す
様に、コア保持用の金具6の所定の位置に形成した孔6
aに嵌合される。
突出柱11 dが形成されていて、第3図に詳細に示す
様に、コア保持用の金具6の所定の位置に形成した孔6
aに嵌合される。
なお、金具6に形成された一対の丸孔6 b 、6 b
はIビス8を挿入するためのものであり、脚部6Cは、
フライバックトランスをプリント基板に取付ける場合に
使用される。
はIビス8を挿入するためのものであり、脚部6Cは、
フライバックトランスをプリント基板に取付ける場合に
使用される。
第4図は、整流回路部分を取付配置するとともに、上記
金具6と協働してコアを挾持する整流回路部分配設板(
本明細書中では整流器ホルダーと呼ふ゛)7を示してい
る。
金具6と協働してコアを挾持する整流回路部分配設板(
本明細書中では整流器ホルダーと呼ふ゛)7を示してい
る。
整流器ホルダー7は、コア1に当接する平板部7aと、
この平板部のコア脚部方向の端部に形成された側面部7
b 、7 b’を有しており、平板部の低圧コイルボ
ビン側の端部近傍には、ボビンに形成した嵌合突部2e
に対応して一対の嵌合孔7 c 、7 cが形成されて
いる。
この平板部のコア脚部方向の端部に形成された側面部7
b 、7 b’を有しており、平板部の低圧コイルボ
ビン側の端部近傍には、ボビンに形成した嵌合突部2e
に対応して一対の嵌合孔7 c 、7 cが形成されて
いる。
そして、この嵌合孔7c、7cに、第5図に詳細に示す
様にボビン2に形成した嵌合突起2eを嵌合することに
よって、ボビン2は整流器ホルダー7に係止される。
様にボビン2に形成した嵌合突起2eを嵌合することに
よって、ボビン2は整流器ホルダー7に係止される。
したがって、この結果ボビンに固定した端子板11.端
子板に係合された金具も整流器ホルダー7に係止される
ことになる。
子板に係合された金具も整流器ホルダー7に係止される
ことになる。
上記整流器ホルダー7の平板部7aには、高圧整流器1
2、高圧コンデンサ13等の高圧整流回路を構成する部
品(必要に応じて、電流サージ用の抵抗も)を配置する
もので、これらの部品のリード線を側面部7 b 、7
b’に形成したスリット状の溝7d、7d’に収容し
た後、この入口近傍を熱融着することによって固定する
。
2、高圧コンデンサ13等の高圧整流回路を構成する部
品(必要に応じて、電流サージ用の抵抗も)を配置する
もので、これらの部品のリード線を側面部7 b 、7
b’に形成したスリット状の溝7d、7d’に収容し
た後、この入口近傍を熱融着することによって固定する
。
なお、平板部7aに形成された4本の突柱7e(必ずし
も4本である必要はないカリは、高圧整流器として、通
常電気的特性および形状の点から、高圧コンデ゛ンサに
比較してかなり小型のガラスダイオードが使用されるこ
とを考慮して形成されたもので、ガラスダイオードが直
接コンデンサに接触することがない様に、平板部上の空
間を、この突出柱と側面部とで、ダイオードは収容する
がコンデンサは収容不能なスペースに区分する作用をな
す。
も4本である必要はないカリは、高圧整流器として、通
常電気的特性および形状の点から、高圧コンデ゛ンサに
比較してかなり小型のガラスダイオードが使用されるこ
とを考慮して形成されたもので、ガラスダイオードが直
接コンデンサに接触することがない様に、平板部上の空
間を、この突出柱と側面部とで、ダイオードは収容する
がコンデンサは収容不能なスペースに区分する作用をな
す。
また、平板部7aに形成された丸穴7fは、■ビス8を
挿入するためのもので、それぞれ側面部7 b 、7
b’によって、高圧部品配置側から隔絶されている。
挿入するためのもので、それぞれ側面部7 b 、7
b’によって、高圧部品配置側から隔絶されている。
上記整流器ホルダーの側面部7b、7b’の外側にはま
た、平板部7aの一部が延長されて、一対のモールド用
固定部7gが形成されている。
た、平板部7aの一部が延長されて、一対のモールド用
固定部7gが形成されている。
なお7hは、高圧整流回路の高圧出力電圧をアノードに
供給する高圧リード線の収容部で、その端部には、内側
に突出するくさび状の凸部7kが形成されており、高圧
リード線を収容した場合に、その被覆モールド部にくい
込んで、これを保持する作用をなす。
供給する高圧リード線の収容部で、その端部には、内側
に突出するくさび状の凸部7kが形成されており、高圧
リード線を収容した場合に、その被覆モールド部にくい
込んで、これを保持する作用をなす。
高圧コイル5は、第6図に詳細に示す様な、複数個の鍔
4aにより巻線巻回部が複数個に分割されたセクション
タイプのボビン4に巻回される。
4aにより巻線巻回部が複数個に分割されたセクション
タイプのボビン4に巻回される。
この高圧コイルボビン4にも、低圧コイルボビン2と同
様にコアが係止して回転を防止する半円筒状の突出部4
Cが形成されているが、低圧コイルボビン2と異なって
いるのは、高圧出力側の鍔4aの近傍は円筒状の突出部
4bとなっている点である。
様にコアが係止して回転を防止する半円筒状の突出部4
Cが形成されているが、低圧コイルボビン2と異なって
いるのは、高圧出力側の鍔4aの近傍は円筒状の突出部
4bとなっている点である。
これは、高圧コイルに誘導される電圧の大きさを考慮し
て、この突出部4bにより、高圧コイルボビンとコアと
の間隔を充分なものとし、高圧コイルとコアとの間に必
要とする絶縁距離を得るこのを意図したものである。
て、この突出部4bにより、高圧コイルボビンとコアと
の間隔を充分なものとし、高圧コイルとコアとの間に必
要とする絶縁距離を得るこのを意図したものである。
上記高圧コイルボビン4の両端の鍔には、その外側に軸
方向に延びる一対の突柱4dが形成されている。
方向に延びる一対の突柱4dが形成されている。
(第6図では不明であるが第1図かられかる様に下側の
端部の鍔にもこの突柱4dは形成されている。
端部の鍔にもこの突柱4dは形成されている。
)この突柱4dは、高圧コイルの巻始め、巻終り、ある
い地中聞出力リード線をからげて係止するもので、から
げた後熱融着すれば、固定は完全なものとなる。
い地中聞出力リード線をからげて係止するもので、から
げた後熱融着すれば、固定は完全なものとなる。
また第1図に示す如く、この突柱4dに高圧整流回路の
コンデンサーのリード線の端部を熱融着して固定し、こ
のリード線に高圧コイルの巻終りを半田付などで接続す
ることも考えられる。
コンデンサーのリード線の端部を熱融着して固定し、こ
のリード線に高圧コイルの巻終りを半田付などで接続す
ることも考えられる。
以上説明した様に、第1図に示したフライバックトラン
スは、低圧コイルボビン2と端子板11とは一体に嵌合
固定された上、コアを挾持する金具6および整流器ホル
ダー7の両方に係止されている。
スは、低圧コイルボビン2と端子板11とは一体に嵌合
固定された上、コアを挾持する金具6および整流器ホル
ダー7の両方に係止されている。
本考案は、上記の如く構成したフライバックトランスを
、第7図に示す様に、整流器ホルダーのモールド用固定
部7gの部分で、モールド用金型に、その端子ピンが上
向きになる様に固定し金具6の脚部6Cと端子ピン8の
先端部を除いて絶縁性モールド材16で一体にモールド
するものである。
、第7図に示す様に、整流器ホルダーのモールド用固定
部7gの部分で、モールド用金型に、その端子ピンが上
向きになる様に固定し金具6の脚部6Cと端子ピン8の
先端部を除いて絶縁性モールド材16で一体にモールド
するものである。
この場合、第7図Cに示す様に必要に応じてその金型を
利用してモールド部分の適当な位置に、フライバックト
ランスの型名、特性等を刻印することが可能である。
利用してモールド部分の適当な位置に、フライバックト
ランスの型名、特性等を刻印することが可能である。
第7図すにおいて、線x−x’はモールド用金型の分割
面を示しており、A、A’はフライバックトランスの支
持部分を示している。
面を示しており、A、A’はフライバックトランスの支
持部分を示している。
一般にモールド用金型は、高圧リード線15の引出し部
分を含む平面で分割され、この分割部分の一部より、絶
縁性モールド樹脂が注入充填される。
分を含む平面で分割され、この分割部分の一部より、絶
縁性モールド樹脂が注入充填される。
モールド樹脂としては、温度による形状変化の極めて少
いフェライトコアをも一体にモールドする関係上、固化
した後にも比較的弾力性を有する樹脂、たとえばシリコ
ンゴム等が適している。
いフェライトコアをも一体にモールドする関係上、固化
した後にも比較的弾力性を有する樹脂、たとえばシリコ
ンゴム等が適している。
なお、整流器ホルダーの平板部7aに形成した4つの長
円状の孔71は、注入されたモールド樹脂が内部を容易
に流れる様にするためのものである。
円状の孔71は、注入されたモールド樹脂が内部を容易
に流れる様にするためのものである。
そして、この孔71を設けたことによる平板部7aの強
度の減少は、側面部7b、7b’と直交する辺に補強側
部7j、7j′を形成することにより防いでいる。
度の減少は、側面部7b、7b’と直交する辺に補強側
部7j、7j′を形成することにより防いでいる。
この補強側部が平板部に対して側面部と反対方向に形成
されているのは、モールド樹脂注入口が、金型の分割部
分に設けられることを考慮したためであり、補強側部が
障害となることなく樹脂の注入がスムーズに行われる様
にするためである。
されているのは、モールド樹脂注入口が、金型の分割部
分に設けられることを考慮したためであり、補強側部が
障害となることなく樹脂の注入がスムーズに行われる様
にするためである。
上記の如く、本考案のフライバックトランスは、金具と
ともにコアを挾持する整流器ホルダーに、低圧コイルボ
ビン、端子板、金具が係合される構造に構成するととも
に、整流器ホルダーにモールド用固定部を形成し、この
固定部をモールド用金型に固定することによって、フラ
イバックトランスを絶縁性モールド材で一体にモールド
するものである。
ともにコアを挾持する整流器ホルダーに、低圧コイルボ
ビン、端子板、金具が係合される構造に構成するととも
に、整流器ホルダーにモールド用固定部を形成し、この
固定部をモールド用金型に固定することによって、フラ
イバックトランスを絶縁性モールド材で一体にモールド
するものである。
このため、本考案によれば、単に構成部品を組立てるだ
けで、端子ピンを正確な位置に配置させることが可能と
なるばかりでなく、整流器ホルダーのモールド用固定部
をモールド用金型に固定するだけで端子ピンの位置を正
確に規制することができるから、フライバックトランス
を金型に収容して全体をモールドする、一体モールドタ
イプのフライバックトランスが極めて容易に構成できる
。
けで、端子ピンを正確な位置に配置させることが可能と
なるばかりでなく、整流器ホルダーのモールド用固定部
をモールド用金型に固定するだけで端子ピンの位置を正
確に規制することができるから、フライバックトランス
を金型に収容して全体をモールドする、一体モールドタ
イプのフライバックトランスが極めて容易に構成できる
。
本考案は上記の如きものであるから、バッテリー駆動用
のテレビ受像機などで要求される、小型で低損失な一体
モールドタイプのフライバックトランスを構成する手段
として極めて有益なものである。
のテレビ受像機などで要求される、小型で低損失な一体
モールドタイプのフライバックトランスを構成する手段
として極めて有益なものである。
第1図は、本考案を実施したフライバックトランスのモ
ールド前の状態を示す正面図、第2図は第1図に示した
フライバックトランスの低圧コイルボビン2と端子板1
との構造を示す図面で、aはその分解斜視図、bはその
正面図、第3図は、第1図に示すフライバックトランス
の低圧コイルボビン2.端子板11.金具6の関係を説
明するための図面で、aはその正面図、bは金具6の斜
視図、第4図は第1図のフライバック1−ランスの整流
器ホルダーを示す図面で、aは上面図、bは正面図、C
は側面図、第5図は、低圧コイルボビン2、端子板11
、金具6、整流器ホルダー7の関係を示す図面、第6図
は、高圧コイルボビン4を示す斜視図、第7図は、本考
案を実施したフライバックトランスを示す図面である。 図中、1はコア、2は低圧コイルボビン、3は低圧コイ
ル、4は高圧コイルボビン、5は高圧コイル、6は金具
、7は整流器ホルダー、8はIビス、9はナツト、10
は端子ピン、11は端子板、12は整流器、13はダイ
オード、14は抵抗、15は高圧リード線、16は絶縁
性モールド材を示す。
ールド前の状態を示す正面図、第2図は第1図に示した
フライバックトランスの低圧コイルボビン2と端子板1
との構造を示す図面で、aはその分解斜視図、bはその
正面図、第3図は、第1図に示すフライバックトランス
の低圧コイルボビン2.端子板11.金具6の関係を説
明するための図面で、aはその正面図、bは金具6の斜
視図、第4図は第1図のフライバック1−ランスの整流
器ホルダーを示す図面で、aは上面図、bは正面図、C
は側面図、第5図は、低圧コイルボビン2、端子板11
、金具6、整流器ホルダー7の関係を示す図面、第6図
は、高圧コイルボビン4を示す斜視図、第7図は、本考
案を実施したフライバックトランスを示す図面である。 図中、1はコア、2は低圧コイルボビン、3は低圧コイ
ル、4は高圧コイルボビン、5は高圧コイル、6は金具
、7は整流器ホルダー、8はIビス、9はナツト、10
は端子ピン、11は端子板、12は整流器、13はダイ
オード、14は抵抗、15は高圧リード線、16は絶縁
性モールド材を示す。
Claims (1)
- 一対のコ型コアと、該コアを組合せて口型を構成するよ
うに保持する金具及び整流器ホルダーと、前記コアの脚
に装着される高圧コイル及び低圧コイルボビンと、該ボ
ビンに取付けられる端子板とを備え、前記ボビンは少く
とも両端部に鍔を有してその間に低圧巻線を備えると共
に前記少くとも一方の鍔の前記コア挿入側に前記コアの
表面に沿って伸びる突出部を設け、該突出部の更に先端
部には嵌合用突部を形成して前記ホルダーに設けた嵌合
孔に嵌合係止し、前記端子板は係合溝を内面に有するU
型構造に構成されて前記ボビンの少くとも1つの鍔と係
合すると共に前記金具の方向に突出して設けた突出柱を
前記金具に形成した孔に挿入し、前記ホルダーにはモー
ルド用固定部を形成してこの固定部をモールド用金型に
固定することによって絶縁性モールド材によってほぼ全
体をモールドしたことを特徴とするフライバックトラン
ス。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977044977U JPS5812545Y2 (ja) | 1977-04-11 | 1977-04-11 | フライバツクトランス |
US05/895,376 US4156888A (en) | 1977-04-11 | 1978-04-11 | Flyback transformer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977044977U JPS5812545Y2 (ja) | 1977-04-11 | 1977-04-11 | フライバツクトランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53139512U JPS53139512U (ja) | 1978-11-04 |
JPS5812545Y2 true JPS5812545Y2 (ja) | 1983-03-10 |
Family
ID=12706519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977044977U Expired JPS5812545Y2 (ja) | 1977-04-11 | 1977-04-11 | フライバツクトランス |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4156888A (ja) |
JP (1) | JPS5812545Y2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2935109A1 (de) * | 1978-09-01 | 1980-03-13 | Sony Corp | Spulenkoerper fuer einen transformator |
JPS57135680A (en) * | 1981-02-12 | 1982-08-21 | Murata Mfg Co Ltd | Flyback transformer |
NL8403704A (nl) * | 1984-12-06 | 1986-07-01 | Philips Nv | Generator voor het opwekken van een hoge gelijkspanning. |
JPS6258608A (ja) * | 1985-09-06 | 1987-03-14 | Murata Mfg Co Ltd | ノイズ除去用インダクタ |
GB8727457D0 (en) * | 1987-11-24 | 1987-12-23 | Lucas Ind Plc | Moulded product |
FR2672313B1 (fr) * | 1991-02-05 | 1993-04-30 | Picardie Lainiere | Procede de fabrication d'entoilages thermocollants, entoilage thermocollant. |
JPH08236376A (ja) * | 1995-02-28 | 1996-09-13 | Murata Mfg Co Ltd | フライバックトランス |
US6181230B1 (en) | 1998-09-21 | 2001-01-30 | Abb Power T&D Company Inc. | Voltage coil and method and making same |
US20090108975A1 (en) * | 2006-05-08 | 2009-04-30 | Takesi Nomura | High-voltage transformer |
WO2008098088A1 (en) * | 2007-02-06 | 2008-08-14 | Hitek Power Corporation | High voltage recessed connector contact |
US8212643B1 (en) | 2008-07-09 | 2012-07-03 | Universal Lighting Technologies, Inc. | Bobbin for an inductive electronic component |
KR101197939B1 (ko) * | 2011-06-30 | 2012-11-05 | 삼성전기주식회사 | 트랜스포머 및 이를 구비하는 디스플레이 장치 |
KR101179305B1 (ko) * | 2011-06-30 | 2012-09-03 | 삼성전기주식회사 | 트랜스포머 및 이를 구비하는 디스플레이 장치 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2876425A (en) * | 1959-03-03 | hampel | ||
US2985812A (en) * | 1958-01-23 | 1961-05-23 | Skysweeper Inc | Encapsulated power supply |
US3516040A (en) * | 1968-08-05 | 1970-06-02 | Micron Sealing Corp | Transformer structure |
US3979707A (en) * | 1975-02-07 | 1976-09-07 | Ault Incorporated | Power-pack assembly |
-
1977
- 1977-04-11 JP JP1977044977U patent/JPS5812545Y2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-04-11 US US05/895,376 patent/US4156888A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53139512U (ja) | 1978-11-04 |
US4156888A (en) | 1979-05-29 |
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