JPS58122532A - ホログラム記録材料 - Google Patents
ホログラム記録材料Info
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- JPS58122532A JPS58122532A JP57005695A JP569582A JPS58122532A JP S58122532 A JPS58122532 A JP S58122532A JP 57005695 A JP57005695 A JP 57005695A JP 569582 A JP569582 A JP 569582A JP S58122532 A JPS58122532 A JP S58122532A
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/027—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
- G03F7/028—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
- G03F7/031—Organic compounds not covered by group G03F7/029
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- G—PHYSICS
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- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C1/00—Photosensitive materials
- G03C1/72—Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705
- G03C1/73—Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705 containing organic compounds
- G03C1/733—Photosensitive compositions not covered by the groups G03C1/005 - G03C1/705 containing organic compounds with macromolecular compounds as photosensitive substances, e.g. photochromic
-
- G—PHYSICS
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- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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- Y10S430/1053—Imaging affecting physical property or radiation sensitive material, or producing nonplanar or printing surface - process, composition, or product: radiation sensitive composition or product or process of making binder containing
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- Y10S430/127—Spectral sensitizer containing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はホログラム記録材料、特にホログラムスキャナ
、ホログラムレンズその他光路変換、集光等の光部品に
適用できる0 従来のホログラム材料としては銀塩写真重クロム酸ゼラ
チン、サーモグラスチック フォトポリマなどが用いら
れているが、高回折効率、高解偉性、記録書生の容易性
、耐光性、耐湿熱すべての要求を満たすものはない。最
も多く使用される銀塩写には湿度に弱く、記録後の処理
が峻しく安定性に欠け、また高回折効率、高解像性を有
する重クロム酸ゼラチンもまた同様の欠点を有してiる
。
、ホログラムレンズその他光路変換、集光等の光部品に
適用できる0 従来のホログラム材料としては銀塩写真重クロム酸ゼラ
チン、サーモグラスチック フォトポリマなどが用いら
れているが、高回折効率、高解偉性、記録書生の容易性
、耐光性、耐湿熱すべての要求を満たすものはない。最
も多く使用される銀塩写には湿度に弱く、記録後の処理
が峻しく安定性に欠け、また高回折効率、高解像性を有
する重クロム酸ゼラチンもまた同様の欠点を有してiる
。
本発明は上述の点に鎌みなされ友もので、高回折効率、
高解像性から耐光性、耐湿熱にすぐれその上、記録後の
処理が簡単であるという、今までにない特性上著しく優
れたホログラム記録材料を提供することにある。
高解像性から耐光性、耐湿熱にすぐれその上、記録後の
処理が簡単であるという、今までにない特性上著しく優
れたホログラム記録材料を提供することにある。
本発明の目的は光照射された環状シス−α−ジカルボニ
ル化合物から発生したラジカルによるビニルカルバゾー
ル環の水素引抜き反応で生じるビニルカルバゾール重合
体の架橋反応を利用している。この反応で起こる露光領
域と非露光領域に?ける耐溶媒性の差異を利用して、尋
媒処理によシレリーフバター/を形成せしめることによ
って達成される。環状シスーα−ジカルボニル化合物は
り桟部に吸収を持つ上、ラジカル発生が励起三項状態を
経るため、いわゆる三重項増感が可能とな9、各種色素
を利用して波長増感が可能である。
ル化合物から発生したラジカルによるビニルカルバゾー
ル環の水素引抜き反応で生じるビニルカルバゾール重合
体の架橋反応を利用している。この反応で起こる露光領
域と非露光領域に?ける耐溶媒性の差異を利用して、尋
媒処理によシレリーフバター/を形成せしめることによ
って達成される。環状シスーα−ジカルボニル化合物は
り桟部に吸収を持つ上、ラジカル発生が励起三項状態を
経るため、いわゆる三重項増感が可能とな9、各種色素
を利用して波長増感が可能である。
本発明は露光領域において耐溶媒性が向上するために、
俗媒処理によって非露光領域を選択的に溶解せしめ、レ
リーフパターンを形成する材料に関する。露光領域では
光照射により生じたカルボニルラジカルがカルバゾール
環の3または61位の水Xを引抜きカルバゾール環が架
矯しそれ故に分子量が増加するために屈折率が増大する
とともに耐溶媒性が増すものと考えられ、溶解処理によ
って非露光部はWe@するか、なかば溶解した状態とな
った後非鑓媒による収縮作用によりレリーフパターンが
形成場れると考えられる。
俗媒処理によって非露光領域を選択的に溶解せしめ、レ
リーフパターンを形成する材料に関する。露光領域では
光照射により生じたカルボニルラジカルがカルバゾール
環の3または61位の水Xを引抜きカルバゾール環が架
矯しそれ故に分子量が増加するために屈折率が増大する
とともに耐溶媒性が増すものと考えられ、溶解処理によ
って非露光部はWe@するか、なかば溶解した状態とな
った後非鑓媒による収縮作用によりレリーフパターンが
形成場れると考えられる。
本発明で用いられる環状シスーα−ジカルボニル化&物
は重合開始剤として開示(特開昭48−84183)さ
れているが重合体に適用することにより特注上者しくす
ぐれた記録材料を得る本発明に到達したものである。本
発明の特徴としては環状7スーα−ジカルボニル化合物
はり桟部に吸収を自゛し、待に2,3ボルナンジオンは
480M付近に中程度の彊にの吸収帯を有することから
アルゴンレーザ感光性でめシ、かつよく知られているよ
うにカルボニル化合物は励起三重項状態を経由して光化
学反応を行うためいわゆる三重項増感が可能なために三
重項増感oJ能な励起電子エネルギー準位を有する各種
増感剤の使用により高感度化および感光波長領域の拡大
が可能である。
は重合開始剤として開示(特開昭48−84183)さ
れているが重合体に適用することにより特注上者しくす
ぐれた記録材料を得る本発明に到達したものである。本
発明の特徴としては環状7スーα−ジカルボニル化合物
はり桟部に吸収を自゛し、待に2,3ボルナンジオンは
480M付近に中程度の彊にの吸収帯を有することから
アルゴンレーザ感光性でめシ、かつよく知られているよ
うにカルボニル化合物は励起三重項状態を経由して光化
学反応を行うためいわゆる三重項増感が可能なために三
重項増感oJ能な励起電子エネルギー準位を有する各種
増感剤の使用により高感度化および感光波長領域の拡大
が可能である。
本発明に使用されるビニルカルバゾール重合体としては
ハロタ?、アルキル、アミン、ニトロ。
ハロタ?、アルキル、アミン、ニトロ。
チオシアノなどで置換されていてもよく、また他の電合
体との共連合でもよい。
体との共連合でもよい。
本発明に用いられる環状シスーα−ジカルボニル化合物
としては、283−ボルナンジオン、2.2゜Δ5−テ
トラメチルーテトラヒドロ−3,4−フランジオン、パ
ラバン酸(ノミダゾールトリオン)インドール−2,3
−ジオン(イサチン)、LX。
としては、283−ボルナンジオン、2.2゜Δ5−テ
トラメチルーテトラヒドロ−3,4−フランジオン、パ
ラバン酸(ノミダゾールトリオン)インドール−2,3
−ジオン(イサチン)、LX。
4.4−テトラメチルテトラリン−2,3−ジオン、3
−メチル−1,2−シクロペンタジジオンなどが上げら
れる。
−メチル−1,2−シクロペンタジジオンなどが上げら
れる。
増感剤としては、ビス(p−アミノフェニル−α、β−
不飽IFO)ケトン類1%にミヒラーケトン、ビス−(
アルキルアミノ)−アクリジン染料、特にアクリジンル
ンジ、アクリジンイエローシアニン染料、スチリル染料
塩基、p−アミノブエールケトン。ジフェニルメタン系
、トリフ【ニルメタン系、色素類が使用可能である。
不飽IFO)ケトン類1%にミヒラーケトン、ビス−(
アルキルアミノ)−アクリジン染料、特にアクリジンル
ンジ、アクリジンイエローシアニン染料、スチリル染料
塩基、p−アミノブエールケトン。ジフェニルメタン系
、トリフ【ニルメタン系、色素類が使用可能である。
この他ローズベンガルローグミン6G、フ、ルオレッセ
ン、フルオレッセンナトリウム(ウラニン)。
ン、フルオレッセンナトリウム(ウラニン)。
チオフラビン及びオイルオレンジ等も有用である。
以F本発明のホログラム記録材料を実施例で説明する。
〔実施例1〕
ポリビニルカルバゾール(亜南産業、商品名ツビコール
210 分子1i13万)112.3−ボルナンジオン
(イーストマンコダック)025f ミヒラーケトン(イーストマンコダック)α01dlモ
ノクロロベンゼン([束化学)lof上記組成の感光性
溶液を、フOx’70xl工のガラス板に、乾燥後の感
材の膜厚が2μとなるようにスピンコード法により暗所
にて塗布した後、60℃x15分間オーブンキで乾燥し
た後、ホログラム記録量感光板を作成した。Cの感光板
を第1図に示すアルゴンレーザ(488nm)を用いた
2光束干渉装置によって単純回路格子パターン(空間周
波数1000本/a、>を記録し、トルエシキ7レン混
合溶媒蒸気中で現偉し九後、n−ベンクジ中で浸漬処理
した。次いで風乾しホログラムを得九。回折効率は50
%であった。この時、入射光量は25 mW/a11で
露光時間は60秒であった。
210 分子1i13万)112.3−ボルナンジオン
(イーストマンコダック)025f ミヒラーケトン(イーストマンコダック)α01dlモ
ノクロロベンゼン([束化学)lof上記組成の感光性
溶液を、フOx’70xl工のガラス板に、乾燥後の感
材の膜厚が2μとなるようにスピンコード法により暗所
にて塗布した後、60℃x15分間オーブンキで乾燥し
た後、ホログラム記録量感光板を作成した。Cの感光板
を第1図に示すアルゴンレーザ(488nm)を用いた
2光束干渉装置によって単純回路格子パターン(空間周
波数1000本/a、>を記録し、トルエシキ7レン混
合溶媒蒸気中で現偉し九後、n−ベンクジ中で浸漬処理
した。次いで風乾しホログラムを得九。回折効率は50
%であった。この時、入射光量は25 mW/a11で
露光時間は60秒であった。
因みにこの耐湿性を調べるために60℃、95係の恒温
恒湿槽中に放置したが、1o日後でも回折効率及びブラ
ッグ角の変化は全く認められなかった。
恒湿槽中に放置したが、1o日後でも回折効率及びブラ
ッグ角の変化は全く認められなかった。
次いでホログラムの耐光性を調べるためにアルゴンレー
ザ(波長48 snm、光強度28W/d)を10時間
照射し九が全く変化は認められなかった。また超高圧水
銀灯(365nm領域の強度20 m W/Cd )を
照射し九が約3時間経過後、黄色に変化し回折効率は約
1%低下し九が、以後の低Fはな(10時間経過後もそ
の値に変化はなかった。
ザ(波長48 snm、光強度28W/d)を10時間
照射し九が全く変化は認められなかった。また超高圧水
銀灯(365nm領域の強度20 m W/Cd )を
照射し九が約3時間経過後、黄色に変化し回折効率は約
1%低下し九が、以後の低Fはな(10時間経過後もそ
の値に変化はなかった。
このように耐湿熱及び耐光性に関してもすぐれているこ
とをm11gした。
とをm11gした。
なお第1図はホログラム作製用三光束干渉装置である。
1はレーザー、2はスリット、3,6゜7はミラー、番
はビームスプリッタ、5はシャッター、8,9はコリメ
ータレンズ、10は感光板を示す。
はビームスプリッタ、5はシャッター、8,9はコリメ
ータレンズ、10は感光板を示す。
〔実施例2〜4〕
ホログラム感光材の膜厚と回折効率の隣保を調べる為に
上記例と全く同様にしてホログラムを作成した。実施例
1と異なるのは感材の膜厚のみで、膜厚を4.6.8μ
mの場合の回折効率データを第1表にまとめて示す。
上記例と全く同様にしてホログラムを作成した。実施例
1と異なるのは感材の膜厚のみで、膜厚を4.6.8μ
mの場合の回折効率データを第1表にまとめて示す。
第1表
〔実施例5」
ポリビニルカルバゾール(ツビコール210)1g
2.3−ボルナンジオン(イーストマンコダック) α
021 ミモラーケント(イーストマンコダック)α021 テトラヒドロ7ラン(関東化学)6f モノクロロベンゼン(関東化学) 51上記組成の感
光液を実施例1と同様にガラス板(70×グOx1g)
にスピンコードした後、熱乾燥(60″CX l 5分
)し、ホログラム記録用感光板を44た。この感光板を
使用して第2図に示す光学系でホログラムコピーを作成
した。使用マスター23は写真乾板24上に交さ角60
°の平面波で作製(光源:Hθ−Noレーザ)した振幅
ホログラム26である。コピー光源としては超高圧水銀
灯21 (U8H−250D ウシオ電機)を使用し、
レンズ22で平行光とされたコピー光29はマスター2
3に対し、ブラッグ角O入射し、露光時間は2分でめっ
九。なお、ホログラム記録用感光板26は前述の如くガ
ラス板2フ上に感光I[28を形成したものである。露
光後は実施例1と同様にしてトルエンキシレン混合溶媒
蒸気中で現像しn−ぺ/夕/中で浸漬処理を行い、次い
で風乾してコピーホログラムを得た。得られたホログラ
ムは全面均一で1回折効率53%、感材膜厚は2.5μ
であった。
021 ミモラーケント(イーストマンコダック)α021 テトラヒドロ7ラン(関東化学)6f モノクロロベンゼン(関東化学) 51上記組成の感
光液を実施例1と同様にガラス板(70×グOx1g)
にスピンコードした後、熱乾燥(60″CX l 5分
)し、ホログラム記録用感光板を44た。この感光板を
使用して第2図に示す光学系でホログラムコピーを作成
した。使用マスター23は写真乾板24上に交さ角60
°の平面波で作製(光源:Hθ−Noレーザ)した振幅
ホログラム26である。コピー光源としては超高圧水銀
灯21 (U8H−250D ウシオ電機)を使用し、
レンズ22で平行光とされたコピー光29はマスター2
3に対し、ブラッグ角O入射し、露光時間は2分でめっ
九。なお、ホログラム記録用感光板26は前述の如くガ
ラス板2フ上に感光I[28を形成したものである。露
光後は実施例1と同様にしてトルエンキシレン混合溶媒
蒸気中で現像しn−ぺ/夕/中で浸漬処理を行い、次い
で風乾してコピーホログラムを得た。得られたホログラ
ムは全面均一で1回折効率53%、感材膜厚は2.5μ
であった。
〔実施例6〜9〕
実施例5と同様にホログラムとコピーを作製し、回折効
率を測定した。実施例5と異なるのは感材の膜厚を変え
たことで以下まとめて第2表に示す。
率を測定した。実施例5と異なるのは感材の膜厚を変え
たことで以下まとめて第2表に示す。
因みにこれらコピーホログラムへの再生光の入射角度に
対する回折効率依存性を感材の膜厚tをパラメータとし
て測定した。その結果を8g3図に示す。第3図は縦軸
に回折効率、横軸にコピーホログラムへの再生光の入射
角度のブラッグ角Oからのずれ角ψでプロットしたコピ
ーホログラムの回折効率の再生角度依存性を示すグラフ
である。
対する回折効率依存性を感材の膜厚tをパラメータとし
て測定した。その結果を8g3図に示す。第3図は縦軸
に回折効率、横軸にコピーホログラムへの再生光の入射
角度のブラッグ角Oからのずれ角ψでプロットしたコピ
ーホログラムの回折効率の再生角度依存性を示すグラフ
である。
感材の膜厚tがz5μm、!:#いと再生角度依存性は
小さいが、回折効率は低く約504@度である〇一方感
材のM摩tが厚くなるにつれて、再生角度依存性が大き
くなると共に回折効率も高くなる。
小さいが、回折効率は低く約504@度である〇一方感
材のM摩tが厚くなるにつれて、再生角度依存性が大き
くなると共に回折効率も高くなる。
さらに感材膜厚tがへ8μmの実施例6について露光時
間に対する回折効率変化を第4図に示す◎第4図は縦軸
に回折効率、横軸に露光時間でプロットしたものである
。図から回折効率は露光時間が5〜6分の時最大とな)
、それ以上露光時間を長くしても回折効率は低下する。
間に対する回折効率変化を第4図に示す◎第4図は縦軸
に回折効率、横軸に露光時間でプロットしたものである
。図から回折効率は露光時間が5〜6分の時最大とな)
、それ以上露光時間を長くしても回折効率は低下する。
〔実施例101
ポリビニルカルバゾール(ツビコール210)f
均3−ボルナンジオン(イーストマ/コダック)α02
9 アクリジンオレンジ(イーストマンコダック)αogy
− クロロホルム(関東化学) log 上記組成の感光液を実施例1と同様にガラス板(70x
70xlu)にスピンコードし死後、熱乾燥(60℃x
15分)し、膜43μmの感光板を得た。この感光板を
第1図に示すアルゴンレーザ(5xtanm)を用いた
三光束干渉装置によって琲純回折格子パターン(空間周
波数1000本/u)を記録しトルエン蒸気中で現像し
た後、n−ベンタン中で浸漬処理し九。次いで風乾し、
ホログラムを倚九。入射光量はl Om W /cd
、露光量時間30秒であり、回折効率70%が得られた
。
9 アクリジンオレンジ(イーストマンコダック)αogy
− クロロホルム(関東化学) log 上記組成の感光液を実施例1と同様にガラス板(70x
70xlu)にスピンコードし死後、熱乾燥(60℃x
15分)し、膜43μmの感光板を得た。この感光板を
第1図に示すアルゴンレーザ(5xtanm)を用いた
三光束干渉装置によって琲純回折格子パターン(空間周
波数1000本/u)を記録しトルエン蒸気中で現像し
た後、n−ベンタン中で浸漬処理し九。次いで風乾し、
ホログラムを倚九。入射光量はl Om W /cd
、露光量時間30秒であり、回折効率70%が得られた
。
〔実施例11)
ポリビニルカルバゾール(ツビコール210)1
43−ボルナンジオン(イーストマンコダック)α02
f テオフラミン(イーストマンコダック)0027クロロ
ホルム(イーストマンコダッ、り) xoy上記実
施例と同様にしてホログラムを作成し友。
f テオフラミン(イーストマンコダック)0027クロロ
ホルム(イーストマンコダッ、り) xoy上記実
施例と同様にしてホログラムを作成し友。
この場合アルゴンレーザの波長は488nmでめり、露
光時間20秒、入射光量10 mWで回折効〔実施例1
2〕 ポリビニルカルバゾール(ツビコール210 )f 2.3−ボルナンジオン(イーストマンコダック)α0
2f ローダミン6G(関東化学) αa2pモノクロロ
ベンゼン(関東化学) l Oy上記実施例と同様
にホログラムを作成し九。この場合入射光ii25 m
W/cd、露光時間10秒で回折効率は40%を得た。
光時間20秒、入射光量10 mWで回折効〔実施例1
2〕 ポリビニルカルバゾール(ツビコール210 )f 2.3−ボルナンジオン(イーストマンコダック)α0
2f ローダミン6G(関東化学) αa2pモノクロロ
ベンゼン(関東化学) l Oy上記実施例と同様
にホログラムを作成し九。この場合入射光ii25 m
W/cd、露光時間10秒で回折効率は40%を得た。
〔実施例13〕
ポリビニルカルバゾール(ツビコール210)1
43−ボルナンジオ/(イーストマンコダック)α02
f エチルオ゛レンジ(イーストマンコダック)α02fジ
メチルホルムアミド(関東化学) 10を上記実施
例と同様にしてホログラムを作成し九〇仁の場合入射光
量10 m w /’ *露光時間50秒で回折効率6
5%が得られた。
f エチルオ゛レンジ(イーストマンコダック)α02fジ
メチルホルムアミド(関東化学) 10を上記実施
例と同様にしてホログラムを作成し九〇仁の場合入射光
量10 m w /’ *露光時間50秒で回折効率6
5%が得られた。
本発明によれば
1)高空間周波数で高回折効率である。
2)耐湿熱、耐光性にすぐれる0
3)記録後の処理が比較的簡単でめる〇のホログラムが
得られるので、ホログラムの低コスト化、高信頼化が可
能となる。
得られるので、ホログラムの低コスト化、高信頼化が可
能となる。
第1図はホログラム作製用三光束干渉装置のブロック図
、第2図はホログラムコピー光学系を示す図、第3図は
ホログラムの回折効率の再生角依存性を示すグラフ、第
4図はコピーホログラムの回折効率の露光量依存性を示
す図でめる。 l:レーザ、2ニスリツト、31へ7:ミラー、4:ビ
ームスプリツタ、6:シャッタ、8,9:コリメータレ
ンズ、lO:感光板、21:超高圧水銀灯、22:コリ
メータレンズ、23:マスタホログラム、26:感光板
。 第1 図 3 2 ( 第2図 手続補正書山如 〔鴫・1・1”38 特許庁長官 殿 l、事件の表示 昭和57年特許順第 5695号 2、発明の夕瑯 ホログラム記録材料 3、 ?#正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 神奈川県用崎市中原区上小田中1015番地(5
22)名称富 士 通 株 式 会 社4、代理人 住所 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地富士
通株式会社内 明 細 書 1、発明の名称 ホログラム記録用感光材料及びホログラム製造方法 2、特許請求の範囲 l)ビニルカルバ′ゾール環を含む重合体光照射により
ラジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合物
光増感剤もしくは分光増感剤として色素類を含むことを
特徴とするホログラム記録材料。 許請求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 (ただしSl は励起−重環状態のポテンシャルエネル
ギー、τlは三重項状態のポテンシャルエネルギー) 3)環状シスーα−ジカルボニル化合物が2.3−ボル
ナンジオンであることを特徴とする特許請求の卸、四糖
1項記載のホログラム配録材料。 4)色素類がチオフラビン類であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 5)ビニルカルバゾール環を含む重合体、光照射により
ラジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合物
、そして増感剤を含む感光材料を輻射線の干渉パターン
を形成し、形成されたパターンを有する感光材料をその
材料が不溶かつ膨潤可能な第1の溶媒中で膨潤化処理し
、そして次に前記材料に関して非溶媒である第2の溶媒
中で収縮化処理することを含んでなるホログラム製造方
法。 3、発明の詳細な説明 (11発明の技術分野 本発明は、ホログラフィに関し、さらに詳しく述べると
、重合体の架橋反応を利用したホログラム記録用感光材
料及びかかる感光材料を使用してホログラムを製造する
方法に関する。 (2)技術の背景 ホログラフィ−は、簡単に述べると、光波の干渉性を用
い、物体から出る波面を例えば写真感光材料などのよう
な記録材料に記録し、それを照明して波面を再生する技
術であり、また、ホログラムは、ホログラフィに2いて
、物体から出る光波を、それと干渉性がある光波と干渉
させて、例えば写真感光材料などのようか記録材料に記
録したものである。 (3) 従来技術と問題点 実用域に達しているホログラム用記録材料としては、例
えば、銀塩りようが写真感光材料のほか、重クロム酸ゼ
ラチン、サーモプラスチ、りなど、多くの材料が公知で
ある。しかしながら、このような公知のホログラム用記
録材料は、以下に述べるようなそれに望ましい特性をす
べて満足させ得るものでもなく、また、作業性にも劣っ
ている。 ホログラム用記録材料に望ましい特性としては例えば、 (1) 高解健度を有すること、 (2)高感度であること、 (3)耐湿熱性にすぐれていること、 (4)耐光性にすぐれていること、 (5)記録及び再生処理が簡単であること、などをあげ
ることができる。 近年、上述のようか要件を満たすものとして、有機ハロ
ゲンの高感度性を利用したポリビニルカルバゾール系の
ホログラム用高分子記録材料が提案さnている(例えば
、特開昭53−15153号公報、同54−10134
3号公報及び同54−102140号公報を参照された
い)。このよりな配録材料は、架橋反応を利用して2り
かっ架橋剤としてハロゲン含有化合物を使用している。 このタイプの記録材料は、解倫性、感度及び耐環墳性(
耐湿熱性、耐光性など)にすぐれているというものの、
長波長に感光性をもたがいかあるいけ長波長感覚性でも
安定性に欠けるという欠点を有している。なぜなら、か
かる材料の感光波長は、ハロゲン含有化合物の感光波長
に依存しており、台木増感が困難であるからである。 (4)発明の目的 本発明の目的は、より長波長にも感度含有するような、
改良された感度、解倫性、耐湿熱性及び耐光性を具えて
′いるホログラム記録用感光材料を提供することにある
。 (5)発明の構成 本発明は l)ビニルカルバゾール環を含む重合体光照射によりラ
ジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合物、
光増感剤もしくは分光増感剤として色素類を含むことを
特命とするホログラム配録材料。 2) 上記11状シス−α〜ジカルボニル化合物と色素
類との間に下記(1)式を満すことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 (友だしSIは励起−重環状態のポテンシャルエネルギ
ー、T11d三重項状態のポテンシャルエネルギー) 3)環状シスーα−ジカルボニル化合物が2゜3−ボル
ナンジオンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のホログラム記録材料。 4)色素類がチオフラビ゛ン類であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 5)ビニルカルバ゛ゾール環を含む重合体、光照射によ
りラジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合
物、そして増感剤を含む感光材料を、輻射線の干渉パタ
ーンを形成し、形成されたパターンを有する感光材料を
その材料が不溶かつ膨潤可能な第1の溶媒中で膨潤化処
理しそして次に前記材料に関して非溶媒である第2の溶
媒中で収縮化処理することを含んでなる、ホログラム製
造方法により達成される。 本発明者らは、上記目的を達成すべく研究を行なつた結
果、ラジカルによって置換可能な反応位置が存在してい
る芳香環又はヘテロfJ#を有している重合体に架橋剤
としての光励起によってラジカルを放出可能な環状シス
−α−ジカルボニル化合物及び増感剤を′併用すること
によって所期の感光材料を提供し得るということを見い
出した。すなわち、本発明は、環状シス−α−ジカルボ
ニル化合物の光励起で生じたラジカルの水素引き抜き反
応によって高分子鎖の架橋を行ない、それによって高分
子重合体中に密度分布を記録することに特徴がある。付
言すると、力為かる環状シスーα−ジカルボニル化合物
の多くは、可視光を吸収するため、安定なレーザ光源を
必要とするホログラム記録に好都合である。 本発明に従うと、さらに、ラジカルによって置換可能な
反応位置が存在している芳香環又はヘテoJを有してい
る1合体、光励起によってラジカルを放出可能な環状シ
ス−α−ジカルボニル化合物、そして増感剤を含んでな
る感光材料のMI、を輻射線の干渉パ゛ターンに露出し
てホログラフィ、夕干渉パターンを形成し、形成された
パターンを有する感光材料をその材料が不溶かり膨潤可
能な第1の溶傅中で膨潤化処理し、そして次に前記材料
に関して非溶媒である第2の溶媒中で収縮化処理するこ
とを含んでなる、ホログラム製造方法もまた提供される
。 本発明a且釣は下記(1)式の如く光照射された環状シ
ス−α−ジカルボニル化合物から発生したラジカルによ
るビニルカルノ々゛ゾール甲の水素引抜き反応で生じる
ビニルカルバ゛ゾール重合体の架橋反応を利用している
。 −c−c−−と−C− この反応で起こる露光領域と非露光領域における耐溶剤
性の差異を利用して、溶媒処理によりレリーフパターン
を形成せしめることによって達成される。環状シス−α
−ジカルボニル化合物は可視部に吸収を持つ上、ラジカ
ル発生が励起三重項状態を経るため、いわ中る三重順増
感が可能となり、各種色素を利用して波長増感が可能で
ある。 本発明は露光′惟域において耐溶剤性が向上するために
、溶媒処理によって非露光@蛾を選択的に溶解せしめ、
りり−7パターンを形成する材料に関する。露光領域で
は光照射により生じたカルボニルラジカルがカルバゾー
ル環の3または6位の水素を引抜きカルバゾール環が架
橋しそれ故に分子量が増加するために屈折率が増大する
とともに耐溶剤性が増すものと考えられ、溶媒処理によ
って非露光部は膨潤するか、なかば溶解した状態となっ
た後非溶媒による収縮作用によりレリーフパターンが形
成されると考えられる。 ラジカル発生が励起三重項状態を経るために三重項増感
可能な励起電子エネルギー準位を有する各種増感剤の使
用により高感度化および感光波長領域の拡大が可能であ
る。 本発明は着感色素として著しい効果をもつチオフラビ゛
ン類を用いることにより、感度の高いホログラム記録材
料を提供することにある。 チオフラビン類が他の色素に比べ著しい増感効果を有す
る原因としては以下の事が判明した。 (1)チオフラビンの一重項、三重項間の遷移確率が大
きい。 (2)チオフラビン、2.3−ボルナンジオンの三重項
エネルギー準位がきわめて近い位皺にある。 この九めチオフラビンの吸収し念大エネルギーは2.3
−ボルナンジオンの三重項エネルギー準位ヲ軽るラジカ
ル反応を著しく促進させ、その結果ポリビニルカルバゾ
ールの重合反応、つまりホログラム記録に寄与するもの
と考えられる。 第1図は有機色素分子の析念的なエネルギー準位構造と
関係する遷移を示したものである。一般に有機化合物の
電子はすべて対になっているので、電子の基底状態はス
ピン1″FfE項状態(So)であり、励起状ドμには
11項(Sl)と3重項(Tl)の状態がある。千ねぞ
れの電子状態は分子の揚動および回転エネルギーに応じ
て分離しているが、振動準位間のエネルギー差は150
0 cm−’程度、又、回転準イ☆IU1では1〜15
m−’程度であるから、多原子分子の電子状部は振動、
回転準位が互いに重なり合ってほぼ連続的なバンド状に
なっている。 一般にIM項状′態5o−4tの遷移はスピン許容のた
め極めて強い吸収を生じ、S1状態に励起された分子は
その一部のエネルギーを緩和によって振動や回転に与え
、Sl中の最低準位810に達した後、そこからのSo
状態の各単位Soiへの遷移によってけい光を生じる。 とのけい光の寿命Fi遷移確率が大きいため相当短(1
0’ Sec程度テアル。 81状態にある分子の一部は非放射遷移によってT1状
態に緩和する確率をもつており、それに続<1゛1→S
oの遷移によってりん光を生じる。T1状態の寿命は条
件によってかなり異なるが、その遷移がスピン禁制であ
るため、一般に10sec程度と長くなっている。 第2図は本発明の環状シス−α−ジカルボニル化合物で
ある。2.3ボルナンジオンの一11E項(al)及び
三重項(T1)のエネルギー準位と増感色素としてのチ
オフラビン、アクリジンオレンジ、省ヒラーケトンの各
々の一重項(sl)、三重項(T1)のエネルギー準位
を示す図である。図で縦軸は波数でエネルギーを示した
。 2.3ボルナンジオンの三重項エネルギー準位(T1)
d 17800cm−’である。 一方増感色素としてのチオフラビンのT+は18000
crR−’、ミヒラーケトンのT1 は21600tm
−’、アクリジンオレンジのT】は+ 6400cm−
’である。 列部からの励起光(Arv−ザ)により増感色素は基底
−を頂廿−(So)から励起−事項状態(Sl)に励起
さね、次いで非放射遷移によって三重項状態(Ts)に
緩和する。 3重項状態は比較的寿命の長い励起状態であるから、瞬
間的に多量の光で励起すれば、3重項状態に励起された
分子がある時間かなりの濃度で存在することが可能にな
る。 ところで、励起光により基底−事項状態(sO)から励
起−事項状態、(Sl)に励起され、次いで非放射遷移
により三重項状態(Tl)に緩和した色素の三重項エネ
ルギーが、ラジカル発生剤となる2、3ボルナンジオン
の三重項にエネルギーを与えるためには下式を満す必要
があると考えられん51(2,3ホルナンジ#”)>S
t(色素)T+(色素)〉TI(2,3ボルナンジオン
)本発明に使用されるビニルカルバ′ゾール重合体とし
てはハロゲン、アルキル、アミノ、ニトロ。 チオシアノなどで置換されていてもよく、マた他の重合
体との共重合体でもよい。 本発明に用いられる環状シス−α−ジカルボニル化合物
としてfl、 2. 3−ボルナンジオン、2.2
。 55−テトラメチル−テトラヒドロ−3,4−フランジ
オン、パラバン酸(イミダゾールトリオン)インドール
−2,3−ジオン(イサチン)、1.1゜44−テトラ
メチルテトラリン−2,3−ジオン、3−メチル−1,
2−シクロペンタジオンなトポ上げられる。 本発明に用・いられる色素類としては、前記チオフラビ
ン類の他にビスCPアミノフェニルα、β−不飽和)ケ
トン類、ビス(アルキルアミノ)アクリジン染料、シア
ニン染料、スチリル染料、地基。 P−アミノフェニルケトンなどを使用することができる
。 本発明によるホログラム記録用感光材料は、上述のよう
な成分、すなわち重合体、架橋剤及び増感剤を任意の濃
度で適宜溶媒に溶解もしくは分散させ、′得られた溶液
もしくは分散液をそのままフィルム化するかもしくはガ
ラスプラスチックなどの支持体上に塗布することによっ
てV@製することができる。 この14合、イφ用する架橋剤のfけ重合体の全量を基
準として、約05〜50viチ、好ましくは1〜5重量
%、また増感剤のit、は同じく重合体の全′lllを
基準にして約0.1〜50重製チ、好ましくは05〜1
o重Hチであるのが有利である。 さらに必要に応じて上述の成分に加えて、例えば用塑剤
、還元剤、酸化防止剤などのような添加剤を適宜加える
ことにもまた可能である。 本発明による感光材料を使用したホログラム記録は例ス
ば第3図示のようかホログラムコピー光学系で行うこと
ができる。図示の光学系の場合、V−ザー1から発した
レーザ光はシャ、り2を通過後、コリメー′ターレンズ
3を通り、原版4に照射さnた後感光板5にホログラム
を記録することができる。 本発明に従うと、高回折効率及び高解儂度を有しかつ耐
環境性にすぐれたホログラムを比較的に各局に得ること
ができ、そしてホログラムの量産も可能である。 (6)発明の実施例 次に、下記の実施例によってさらに詳しく本発明を説明
する。 〔実施例1〕 ポリビニルカルバ′ゾール(、亜屑産業、商品名ツビコ
ール2101重量分子量56万)1g 2.3−ボルナンジオン 0.025 gチ
オフラビン 0.01 gク
ロロホルム 10 M上記組成
の感光性溶液を70X70X1鰭のガラス板に、乾燥後
のMK光材料がルス〃4μmに欧るようにスピンコード
法により暗所で塗布した後、60℃×15分間オーブン
で乾燥した後、ホログラム記録用感光板を作成した。こ
の感光@を第3klに示すアルゴンレーザ(488nm
)’に用いたホログラムコピー作成光栄系ホログラム記
靜ヲ行い、グz4図(al〜(C)の工程図に示す如く
トルエン蒸気中でJ、Ll、 (;j l、た後、n−
ペンタン中で浸漬処理した。ψ41n(a)は露光工程
、(b)け膨潤化工程、(c)は収縮往工程を示す。 41に斤°4光層、42け支持体、43ij:1光領域
、44けJi−バ光領琥、45ijホログラム原版、4
6けレーザ光をカモ−「。 次いで臘乾し、ホログラム會べIた。空間周波数100
rl不/關、回折効率75チであった。 この時のIL”l光10光旬は4110 rnJ/rl
でアッタ。 因みにこの耐侵性を調べるために60℃、95Vσ)有
さI晶り〕溝槽中に放置したが、10日後でも回折々ノ
率ルびブラツク色の変化は全く認められなかった。 次いでホログラムの耐光性を調べるためにアルゴンレー
ザ(波長488 nm 、光強度28W/cd)を10
時間照射し九が全く変化は認められなかった。また超高
圧水銀灯(365nm領域の強度20mW/cd )を
照射したが約3時間経過後、黄色に変化し回折効率は約
1%低下したが、以稜の低下はなく10時間経過後もそ
の値に変化はなかった。 このように耐溝熱及び耐光性に関してもすぐれているこ
とを確りした。 〔実施例2〜4〕 ホログラム感光材の膜厚と回折効率の関係を調べる為に
上記例と全く同様にしてホログラムを作成した。実施例
1と異かるりは感材の膜厚のみで、膜厚を2. 6.
8μmの場合の回折効率データを第1表にまとめて示す
。 第 1 表 〔実施例5〕 ポリビニルカルバゾール(ツビコール210)1g 2.3−ボルナンジオン 0.02gミ
モミヒラーケトント 0.02gテト
ラヒドロフラン 5gモノクロ
ロベンゼン 5g上記船成の感光
液を実施例1と同様にガラス板(70X70X1mm)
にスピンフートした後、熱乾fi(60℃xlS分)L
、、ホログラム記録用感光板を得た。この感光板を使用
して第5図に示す光学系でホログラムコピーを作成した
。使用マスター23は写真乾板24上に交さ角60の平
面波で作製(光源: )le−14e レーザ)した
振幅ホログラム25である。コピー光源としては超高圧
水錯灯21(USH′−250Dウシオ電機)′fr使
用し、レンズ22で平行光とされたコピー光29Fiマ
スター23に対し、ブラッグ角θで入射し、露光時間は
2分であった。なお、ホログラム記録用感光板26ij
ガラス板27上に感光膜28を形成したものである。露
光後は実施例1と同様にしてトルエンキシレン混合溶媒
蒸気中で現俸しn−ペンタン中で浸漬処理を行い、次い
で風乾してコピーホログラムを得た。得られたホログラ
ムは全面均一で、回折効率53チ、感材慶厚は2.5声
であった。 〔実施例6,7〕 実施例1と同様にしてホログラムコピーによりホログラ
ムを作成した。実施例1と異なるのは、チオフラビンに
変えてzfa類の増感色素を用いてその増感効果つまり
回折効率を比較し友。 得られた結果゛を表2に示す。 表 2 色素の含有量を変化させた場合の、感光材料の光感度を
第6図に示す。第6図は縦軸に感度(回折効率50チを
得るに必要彦露光エネルギー)、横軸に色素含有量でプ
ロットしたものである。 0−0はチオフラビン、ロー[]はミヒラーケトン、△
−△はアクリジンオレンジの感度を各々示す。 第6図から色素としてチオフラビンを含む感光材料の光
N−1!1′t1色素としてミヒラーケトン、アクリジ
ンオレンジを含む感光材料に比較し、高い光感1与を不
することが判る。 (7)分明の効果 不発、明によむげ 1)高空間開e数でυ1回折効率である。 2)耐湿熱、耐光性に丁ぐれる。 3) ad録後の処理が比較的簡単である。 ノホログラムが得られるので、ホログラムの低コスト化
、高信頼化が可能となる。 4、図面の簡単な説明 第1図は有機色素分子の概念的なエネルギ一単位構造を
示す図、第2図は、2.3ボルナンジオン、チオ7ラビ
ン、アクリジンオレンジ、ミヒラーケトンの各々の一1
項及び三重項のエネルギー準位を示す図、第3図は本発
明に用いたホログラムコピー光学系を示す図、第4図は
本発明のホログラム製造工程を示す図、第5図は本発明
に用いた別のホログラムコピー光学系を示す図、第6図
はホログラム記録用感光材料の感度と色素含有量の関係
を示す図である。 1:レーザー、2:シャッタ、3:レンズ、4!原版、
5:感光板、41:感光層、42:支持体、43:露光
領域、44:非霧光領域、45:ホログラム原版、46
;レーザー光。 皐2粘
、第2図はホログラムコピー光学系を示す図、第3図は
ホログラムの回折効率の再生角依存性を示すグラフ、第
4図はコピーホログラムの回折効率の露光量依存性を示
す図でめる。 l:レーザ、2ニスリツト、31へ7:ミラー、4:ビ
ームスプリツタ、6:シャッタ、8,9:コリメータレ
ンズ、lO:感光板、21:超高圧水銀灯、22:コリ
メータレンズ、23:マスタホログラム、26:感光板
。 第1 図 3 2 ( 第2図 手続補正書山如 〔鴫・1・1”38 特許庁長官 殿 l、事件の表示 昭和57年特許順第 5695号 2、発明の夕瑯 ホログラム記録材料 3、 ?#正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 神奈川県用崎市中原区上小田中1015番地(5
22)名称富 士 通 株 式 会 社4、代理人 住所 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地富士
通株式会社内 明 細 書 1、発明の名称 ホログラム記録用感光材料及びホログラム製造方法 2、特許請求の範囲 l)ビニルカルバ′ゾール環を含む重合体光照射により
ラジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合物
光増感剤もしくは分光増感剤として色素類を含むことを
特徴とするホログラム記録材料。 許請求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 (ただしSl は励起−重環状態のポテンシャルエネル
ギー、τlは三重項状態のポテンシャルエネルギー) 3)環状シスーα−ジカルボニル化合物が2.3−ボル
ナンジオンであることを特徴とする特許請求の卸、四糖
1項記載のホログラム配録材料。 4)色素類がチオフラビン類であることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 5)ビニルカルバゾール環を含む重合体、光照射により
ラジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合物
、そして増感剤を含む感光材料を輻射線の干渉パターン
を形成し、形成されたパターンを有する感光材料をその
材料が不溶かつ膨潤可能な第1の溶媒中で膨潤化処理し
、そして次に前記材料に関して非溶媒である第2の溶媒
中で収縮化処理することを含んでなるホログラム製造方
法。 3、発明の詳細な説明 (11発明の技術分野 本発明は、ホログラフィに関し、さらに詳しく述べると
、重合体の架橋反応を利用したホログラム記録用感光材
料及びかかる感光材料を使用してホログラムを製造する
方法に関する。 (2)技術の背景 ホログラフィ−は、簡単に述べると、光波の干渉性を用
い、物体から出る波面を例えば写真感光材料などのよう
な記録材料に記録し、それを照明して波面を再生する技
術であり、また、ホログラムは、ホログラフィに2いて
、物体から出る光波を、それと干渉性がある光波と干渉
させて、例えば写真感光材料などのようか記録材料に記
録したものである。 (3) 従来技術と問題点 実用域に達しているホログラム用記録材料としては、例
えば、銀塩りようが写真感光材料のほか、重クロム酸ゼ
ラチン、サーモプラスチ、りなど、多くの材料が公知で
ある。しかしながら、このような公知のホログラム用記
録材料は、以下に述べるようなそれに望ましい特性をす
べて満足させ得るものでもなく、また、作業性にも劣っ
ている。 ホログラム用記録材料に望ましい特性としては例えば、 (1) 高解健度を有すること、 (2)高感度であること、 (3)耐湿熱性にすぐれていること、 (4)耐光性にすぐれていること、 (5)記録及び再生処理が簡単であること、などをあげ
ることができる。 近年、上述のようか要件を満たすものとして、有機ハロ
ゲンの高感度性を利用したポリビニルカルバゾール系の
ホログラム用高分子記録材料が提案さnている(例えば
、特開昭53−15153号公報、同54−10134
3号公報及び同54−102140号公報を参照された
い)。このよりな配録材料は、架橋反応を利用して2り
かっ架橋剤としてハロゲン含有化合物を使用している。 このタイプの記録材料は、解倫性、感度及び耐環墳性(
耐湿熱性、耐光性など)にすぐれているというものの、
長波長に感光性をもたがいかあるいけ長波長感覚性でも
安定性に欠けるという欠点を有している。なぜなら、か
かる材料の感光波長は、ハロゲン含有化合物の感光波長
に依存しており、台木増感が困難であるからである。 (4)発明の目的 本発明の目的は、より長波長にも感度含有するような、
改良された感度、解倫性、耐湿熱性及び耐光性を具えて
′いるホログラム記録用感光材料を提供することにある
。 (5)発明の構成 本発明は l)ビニルカルバゾール環を含む重合体光照射によりラ
ジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合物、
光増感剤もしくは分光増感剤として色素類を含むことを
特命とするホログラム配録材料。 2) 上記11状シス−α〜ジカルボニル化合物と色素
類との間に下記(1)式を満すことを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 (友だしSIは励起−重環状態のポテンシャルエネルギ
ー、T11d三重項状態のポテンシャルエネルギー) 3)環状シスーα−ジカルボニル化合物が2゜3−ボル
ナンジオンであることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のホログラム記録材料。 4)色素類がチオフラビ゛ン類であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のホログラム記録材料。 5)ビニルカルバ゛ゾール環を含む重合体、光照射によ
りラジカルを発生する環状シス−α−ジカルボニル化合
物、そして増感剤を含む感光材料を、輻射線の干渉パタ
ーンを形成し、形成されたパターンを有する感光材料を
その材料が不溶かつ膨潤可能な第1の溶媒中で膨潤化処
理しそして次に前記材料に関して非溶媒である第2の溶
媒中で収縮化処理することを含んでなる、ホログラム製
造方法により達成される。 本発明者らは、上記目的を達成すべく研究を行なつた結
果、ラジカルによって置換可能な反応位置が存在してい
る芳香環又はヘテロfJ#を有している重合体に架橋剤
としての光励起によってラジカルを放出可能な環状シス
−α−ジカルボニル化合物及び増感剤を′併用すること
によって所期の感光材料を提供し得るということを見い
出した。すなわち、本発明は、環状シス−α−ジカルボ
ニル化合物の光励起で生じたラジカルの水素引き抜き反
応によって高分子鎖の架橋を行ない、それによって高分
子重合体中に密度分布を記録することに特徴がある。付
言すると、力為かる環状シスーα−ジカルボニル化合物
の多くは、可視光を吸収するため、安定なレーザ光源を
必要とするホログラム記録に好都合である。 本発明に従うと、さらに、ラジカルによって置換可能な
反応位置が存在している芳香環又はヘテoJを有してい
る1合体、光励起によってラジカルを放出可能な環状シ
ス−α−ジカルボニル化合物、そして増感剤を含んでな
る感光材料のMI、を輻射線の干渉パ゛ターンに露出し
てホログラフィ、夕干渉パターンを形成し、形成された
パターンを有する感光材料をその材料が不溶かり膨潤可
能な第1の溶傅中で膨潤化処理し、そして次に前記材料
に関して非溶媒である第2の溶媒中で収縮化処理するこ
とを含んでなる、ホログラム製造方法もまた提供される
。 本発明a且釣は下記(1)式の如く光照射された環状シ
ス−α−ジカルボニル化合物から発生したラジカルによ
るビニルカルノ々゛ゾール甲の水素引抜き反応で生じる
ビニルカルバ゛ゾール重合体の架橋反応を利用している
。 −c−c−−と−C− この反応で起こる露光領域と非露光領域における耐溶剤
性の差異を利用して、溶媒処理によりレリーフパターン
を形成せしめることによって達成される。環状シス−α
−ジカルボニル化合物は可視部に吸収を持つ上、ラジカ
ル発生が励起三重項状態を経るため、いわ中る三重順増
感が可能となり、各種色素を利用して波長増感が可能で
ある。 本発明は露光′惟域において耐溶剤性が向上するために
、溶媒処理によって非露光@蛾を選択的に溶解せしめ、
りり−7パターンを形成する材料に関する。露光領域で
は光照射により生じたカルボニルラジカルがカルバゾー
ル環の3または6位の水素を引抜きカルバゾール環が架
橋しそれ故に分子量が増加するために屈折率が増大する
とともに耐溶剤性が増すものと考えられ、溶媒処理によ
って非露光部は膨潤するか、なかば溶解した状態となっ
た後非溶媒による収縮作用によりレリーフパターンが形
成されると考えられる。 ラジカル発生が励起三重項状態を経るために三重項増感
可能な励起電子エネルギー準位を有する各種増感剤の使
用により高感度化および感光波長領域の拡大が可能であ
る。 本発明は着感色素として著しい効果をもつチオフラビ゛
ン類を用いることにより、感度の高いホログラム記録材
料を提供することにある。 チオフラビン類が他の色素に比べ著しい増感効果を有す
る原因としては以下の事が判明した。 (1)チオフラビンの一重項、三重項間の遷移確率が大
きい。 (2)チオフラビン、2.3−ボルナンジオンの三重項
エネルギー準位がきわめて近い位皺にある。 この九めチオフラビンの吸収し念大エネルギーは2.3
−ボルナンジオンの三重項エネルギー準位ヲ軽るラジカ
ル反応を著しく促進させ、その結果ポリビニルカルバゾ
ールの重合反応、つまりホログラム記録に寄与するもの
と考えられる。 第1図は有機色素分子の析念的なエネルギー準位構造と
関係する遷移を示したものである。一般に有機化合物の
電子はすべて対になっているので、電子の基底状態はス
ピン1″FfE項状態(So)であり、励起状ドμには
11項(Sl)と3重項(Tl)の状態がある。千ねぞ
れの電子状態は分子の揚動および回転エネルギーに応じ
て分離しているが、振動準位間のエネルギー差は150
0 cm−’程度、又、回転準イ☆IU1では1〜15
m−’程度であるから、多原子分子の電子状部は振動、
回転準位が互いに重なり合ってほぼ連続的なバンド状に
なっている。 一般にIM項状′態5o−4tの遷移はスピン許容のた
め極めて強い吸収を生じ、S1状態に励起された分子は
その一部のエネルギーを緩和によって振動や回転に与え
、Sl中の最低準位810に達した後、そこからのSo
状態の各単位Soiへの遷移によってけい光を生じる。 とのけい光の寿命Fi遷移確率が大きいため相当短(1
0’ Sec程度テアル。 81状態にある分子の一部は非放射遷移によってT1状
態に緩和する確率をもつており、それに続<1゛1→S
oの遷移によってりん光を生じる。T1状態の寿命は条
件によってかなり異なるが、その遷移がスピン禁制であ
るため、一般に10sec程度と長くなっている。 第2図は本発明の環状シス−α−ジカルボニル化合物で
ある。2.3ボルナンジオンの一11E項(al)及び
三重項(T1)のエネルギー準位と増感色素としてのチ
オフラビン、アクリジンオレンジ、省ヒラーケトンの各
々の一重項(sl)、三重項(T1)のエネルギー準位
を示す図である。図で縦軸は波数でエネルギーを示した
。 2.3ボルナンジオンの三重項エネルギー準位(T1)
d 17800cm−’である。 一方増感色素としてのチオフラビンのT+は18000
crR−’、ミヒラーケトンのT1 は21600tm
−’、アクリジンオレンジのT】は+ 6400cm−
’である。 列部からの励起光(Arv−ザ)により増感色素は基底
−を頂廿−(So)から励起−事項状態(Sl)に励起
さね、次いで非放射遷移によって三重項状態(Ts)に
緩和する。 3重項状態は比較的寿命の長い励起状態であるから、瞬
間的に多量の光で励起すれば、3重項状態に励起された
分子がある時間かなりの濃度で存在することが可能にな
る。 ところで、励起光により基底−事項状態(sO)から励
起−事項状態、(Sl)に励起され、次いで非放射遷移
により三重項状態(Tl)に緩和した色素の三重項エネ
ルギーが、ラジカル発生剤となる2、3ボルナンジオン
の三重項にエネルギーを与えるためには下式を満す必要
があると考えられん51(2,3ホルナンジ#”)>S
t(色素)T+(色素)〉TI(2,3ボルナンジオン
)本発明に使用されるビニルカルバ′ゾール重合体とし
てはハロゲン、アルキル、アミノ、ニトロ。 チオシアノなどで置換されていてもよく、マた他の重合
体との共重合体でもよい。 本発明に用いられる環状シス−α−ジカルボニル化合物
としてfl、 2. 3−ボルナンジオン、2.2
。 55−テトラメチル−テトラヒドロ−3,4−フランジ
オン、パラバン酸(イミダゾールトリオン)インドール
−2,3−ジオン(イサチン)、1.1゜44−テトラ
メチルテトラリン−2,3−ジオン、3−メチル−1,
2−シクロペンタジオンなトポ上げられる。 本発明に用・いられる色素類としては、前記チオフラビ
ン類の他にビスCPアミノフェニルα、β−不飽和)ケ
トン類、ビス(アルキルアミノ)アクリジン染料、シア
ニン染料、スチリル染料、地基。 P−アミノフェニルケトンなどを使用することができる
。 本発明によるホログラム記録用感光材料は、上述のよう
な成分、すなわち重合体、架橋剤及び増感剤を任意の濃
度で適宜溶媒に溶解もしくは分散させ、′得られた溶液
もしくは分散液をそのままフィルム化するかもしくはガ
ラスプラスチックなどの支持体上に塗布することによっ
てV@製することができる。 この14合、イφ用する架橋剤のfけ重合体の全量を基
準として、約05〜50viチ、好ましくは1〜5重量
%、また増感剤のit、は同じく重合体の全′lllを
基準にして約0.1〜50重製チ、好ましくは05〜1
o重Hチであるのが有利である。 さらに必要に応じて上述の成分に加えて、例えば用塑剤
、還元剤、酸化防止剤などのような添加剤を適宜加える
ことにもまた可能である。 本発明による感光材料を使用したホログラム記録は例ス
ば第3図示のようかホログラムコピー光学系で行うこと
ができる。図示の光学系の場合、V−ザー1から発した
レーザ光はシャ、り2を通過後、コリメー′ターレンズ
3を通り、原版4に照射さnた後感光板5にホログラム
を記録することができる。 本発明に従うと、高回折効率及び高解儂度を有しかつ耐
環境性にすぐれたホログラムを比較的に各局に得ること
ができ、そしてホログラムの量産も可能である。 (6)発明の実施例 次に、下記の実施例によってさらに詳しく本発明を説明
する。 〔実施例1〕 ポリビニルカルバ′ゾール(、亜屑産業、商品名ツビコ
ール2101重量分子量56万)1g 2.3−ボルナンジオン 0.025 gチ
オフラビン 0.01 gク
ロロホルム 10 M上記組成
の感光性溶液を70X70X1鰭のガラス板に、乾燥後
のMK光材料がルス〃4μmに欧るようにスピンコード
法により暗所で塗布した後、60℃×15分間オーブン
で乾燥した後、ホログラム記録用感光板を作成した。こ
の感光@を第3klに示すアルゴンレーザ(488nm
)’に用いたホログラムコピー作成光栄系ホログラム記
靜ヲ行い、グz4図(al〜(C)の工程図に示す如く
トルエン蒸気中でJ、Ll、 (;j l、た後、n−
ペンタン中で浸漬処理した。ψ41n(a)は露光工程
、(b)け膨潤化工程、(c)は収縮往工程を示す。 41に斤°4光層、42け支持体、43ij:1光領域
、44けJi−バ光領琥、45ijホログラム原版、4
6けレーザ光をカモ−「。 次いで臘乾し、ホログラム會べIた。空間周波数100
rl不/關、回折効率75チであった。 この時のIL”l光10光旬は4110 rnJ/rl
でアッタ。 因みにこの耐侵性を調べるために60℃、95Vσ)有
さI晶り〕溝槽中に放置したが、10日後でも回折々ノ
率ルびブラツク色の変化は全く認められなかった。 次いでホログラムの耐光性を調べるためにアルゴンレー
ザ(波長488 nm 、光強度28W/cd)を10
時間照射し九が全く変化は認められなかった。また超高
圧水銀灯(365nm領域の強度20mW/cd )を
照射したが約3時間経過後、黄色に変化し回折効率は約
1%低下したが、以稜の低下はなく10時間経過後もそ
の値に変化はなかった。 このように耐溝熱及び耐光性に関してもすぐれているこ
とを確りした。 〔実施例2〜4〕 ホログラム感光材の膜厚と回折効率の関係を調べる為に
上記例と全く同様にしてホログラムを作成した。実施例
1と異かるりは感材の膜厚のみで、膜厚を2. 6.
8μmの場合の回折効率データを第1表にまとめて示す
。 第 1 表 〔実施例5〕 ポリビニルカルバゾール(ツビコール210)1g 2.3−ボルナンジオン 0.02gミ
モミヒラーケトント 0.02gテト
ラヒドロフラン 5gモノクロ
ロベンゼン 5g上記船成の感光
液を実施例1と同様にガラス板(70X70X1mm)
にスピンフートした後、熱乾fi(60℃xlS分)L
、、ホログラム記録用感光板を得た。この感光板を使用
して第5図に示す光学系でホログラムコピーを作成した
。使用マスター23は写真乾板24上に交さ角60の平
面波で作製(光源: )le−14e レーザ)した
振幅ホログラム25である。コピー光源としては超高圧
水錯灯21(USH′−250Dウシオ電機)′fr使
用し、レンズ22で平行光とされたコピー光29Fiマ
スター23に対し、ブラッグ角θで入射し、露光時間は
2分であった。なお、ホログラム記録用感光板26ij
ガラス板27上に感光膜28を形成したものである。露
光後は実施例1と同様にしてトルエンキシレン混合溶媒
蒸気中で現俸しn−ペンタン中で浸漬処理を行い、次い
で風乾してコピーホログラムを得た。得られたホログラ
ムは全面均一で、回折効率53チ、感材慶厚は2.5声
であった。 〔実施例6,7〕 実施例1と同様にしてホログラムコピーによりホログラ
ムを作成した。実施例1と異なるのは、チオフラビンに
変えてzfa類の増感色素を用いてその増感効果つまり
回折効率を比較し友。 得られた結果゛を表2に示す。 表 2 色素の含有量を変化させた場合の、感光材料の光感度を
第6図に示す。第6図は縦軸に感度(回折効率50チを
得るに必要彦露光エネルギー)、横軸に色素含有量でプ
ロットしたものである。 0−0はチオフラビン、ロー[]はミヒラーケトン、△
−△はアクリジンオレンジの感度を各々示す。 第6図から色素としてチオフラビンを含む感光材料の光
N−1!1′t1色素としてミヒラーケトン、アクリジ
ンオレンジを含む感光材料に比較し、高い光感1与を不
することが判る。 (7)分明の効果 不発、明によむげ 1)高空間開e数でυ1回折効率である。 2)耐湿熱、耐光性に丁ぐれる。 3) ad録後の処理が比較的簡単である。 ノホログラムが得られるので、ホログラムの低コスト化
、高信頼化が可能となる。 4、図面の簡単な説明 第1図は有機色素分子の概念的なエネルギ一単位構造を
示す図、第2図は、2.3ボルナンジオン、チオ7ラビ
ン、アクリジンオレンジ、ミヒラーケトンの各々の一1
項及び三重項のエネルギー準位を示す図、第3図は本発
明に用いたホログラムコピー光学系を示す図、第4図は
本発明のホログラム製造工程を示す図、第5図は本発明
に用いた別のホログラムコピー光学系を示す図、第6図
はホログラム記録用感光材料の感度と色素含有量の関係
を示す図である。 1:レーザー、2:シャッタ、3:レンズ、4!原版、
5:感光板、41:感光層、42:支持体、43:露光
領域、44:非霧光領域、45:ホログラム原版、46
;レーザー光。 皐2粘
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ビニルカルバゾール環を含む重合体、光照射により
ラジカルを発生する環状シス−a−ジカルボニル化合物
を含むことを特徴とするホログラム記録材料。 2)光増感剤もしくは分光増感剤として有機過酸化物ま
たは各楕色素類を含むことを特徴とする特許請求の範囲
fg1項記載のホログラム記録材料。
Priority Applications (4)
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JP57005695A JPS58122532A (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | ホログラム記録材料 |
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- 1983-01-18 EP EP83300224A patent/EP0084452B1/en not_active Expired
- 1983-01-18 US US06/458,850 patent/US4517266A/en not_active Expired - Fee Related
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