JPS58121270A - インド−ル類の製法 - Google Patents
インド−ル類の製法Info
- Publication number
- JPS58121270A JPS58121270A JP229482A JP229482A JPS58121270A JP S58121270 A JPS58121270 A JP S58121270A JP 229482 A JP229482 A JP 229482A JP 229482 A JP229482 A JP 229482A JP S58121270 A JPS58121270 A JP S58121270A
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- Japan
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- calcium sulfate
- ethylene glycol
- aniline
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、インドール類の新規製法に関するものである
。
。
インドール類は、香料、染料、アルカロイド。
あるいは必須アミノ酸であるトリプトファンなどの原料
として、工業的に用途を種々有している。
として、工業的に用途を種々有している。
従来、アニリン類とエチレングリコールとを。
接触させるインドール類の製法は公知であり、その触媒
についても種々提案がなされている。例えば、特開昭5
6−36451号公報には脱水素触媒が、特開昭56−
55366号公報には銅含有触媒が、特開昭56−53
652号公報には硫酸カドミウムおよび/または硫酸亜
鉛触媒が、さらに特開昭56−86154号公報にはリ
ン酸カドミウム、リン酸亜鉛、リン酸アルミニウム、リ
ン酸ホウ素および銀から選ばれる触媒が、各々提案され
ている。
についても種々提案がなされている。例えば、特開昭5
6−36451号公報には脱水素触媒が、特開昭56−
55366号公報には銅含有触媒が、特開昭56−53
652号公報には硫酸カドミウムおよび/または硫酸亜
鉛触媒が、さらに特開昭56−86154号公報にはリ
ン酸カドミウム、リン酸亜鉛、リン酸アルミニウム、リ
ン酸ホウ素および銀から選ばれる触媒が、各々提案され
ている。
しかしこれらの触媒を使用する方法は、いずれもインド
ール類を工業的に満足できる程度に、高い収率で得るこ
とが困難である。
ール類を工業的に満足できる程度に、高い収率で得るこ
とが困難である。
本発明者らは、アニリン類とエチレングリコールとの接
触反応において、高い収率でインドール類を製造するこ
とのできる新規触媒の開発を目的とし2種々物質につき
触媒活性を検索した。その結果、硫酸カルシウムがその
目的を達成しうる触媒であることを知見した。
触反応において、高い収率でインドール類を製造するこ
とのできる新規触媒の開発を目的とし2種々物質につき
触媒活性を検索した。その結果、硫酸カルシウムがその
目的を達成しうる触媒であることを知見した。
すなわち本発明は、アニリン類とエチレングリコールを
、硫酸カルシウム含有触媒下に接触させる。極めて工業
的に優れたインドール類の製法を提供するものである。
、硫酸カルシウム含有触媒下に接触させる。極めて工業
的に優れたインドール類の製法を提供するものである。
本発明では、公知触媒を用いた場合に比較し。
70チ以上の高い収率で、インドール類を製造すること
ができる。
ができる。
さらに、硫酸カルシウムに、セシウム、ルビジウム、ビ
スマス、バナジウム、タリウム、セリウム、ベリリウム
、ネオジウムおよびカドミウムから選ばれる金属の硫酸
塩を第6成分として1種または2種以上加えることによ
って、インドール類の空時収量を一層高めることができ
る。これら第3成分は、硫酸カルシウム1モルに対して
、100モル以下、好ましくは0.0001〜50モル
、さらに好ましくは0.’005〜20モル使用される
。
スマス、バナジウム、タリウム、セリウム、ベリリウム
、ネオジウムおよびカドミウムから選ばれる金属の硫酸
塩を第6成分として1種または2種以上加えることによ
って、インドール類の空時収量を一層高めることができ
る。これら第3成分は、硫酸カルシウム1モルに対して
、100モル以下、好ましくは0.0001〜50モル
、さらに好ましくは0.’005〜20モル使用される
。
本発明における触媒は9通常、結晶水を含有する硫酸力
ルノウム(CaSO4・2H20)を脱水乾燥して調製
される。また上記第6成分を併用する場合には、結晶水
を含有する硫酸カルシウムと、第6成分の無水または結
晶水を含むものを、少量の水を加えて挿漬器、ニーダー
2混練器などによって均一に混合した後、脱水乾燥して
調製することができる。
ルノウム(CaSO4・2H20)を脱水乾燥して調製
される。また上記第6成分を併用する場合には、結晶水
を含有する硫酸カルシウムと、第6成分の無水または結
晶水を含むものを、少量の水を加えて挿漬器、ニーダー
2混練器などによって均一に混合した後、脱水乾燥して
調製することができる。
また2本発明の触媒は、任意の形状に成形して使用する
こともでき、必要ならばシリカ、アルミナ、/リカーア
ルミナ、チタニア、ジルコニア。
こともでき、必要ならばシリカ、アルミナ、/リカーア
ルミナ、チタニア、ジルコニア。
軽石、ケイソウ土、活性炭、炭化ケイ素などの一般的担
体に担持して使用に供することもできる。担体に担持す
る場合、その担持量については特別制限はないが9通常
。
体に担持して使用に供することもできる。担体に担持す
る場合、その担持量については特別制限はないが9通常
。
担体に触媒成分を1〜80wt%程度担持するのがよい
。
。
本発明の方法は気相、液相または気液混相のいずれの方
法でも実施することができるが2通常気相で実施する。
法でも実施することができるが2通常気相で実施する。
気相で実施する場合、固定床、流動床、または移動床の
いずれでも実施でき、アニリン類とエチレングリコール
の蒸気を硫酸カルシウムを含む触媒の存在下に加熱する
ことにより実施される。この際原料の希釈剤として2種
々の不活性ガス状物質を共存させることができる。この
ような不活性ガスとしては、窒素ガス、炭酸ガス。
いずれでも実施でき、アニリン類とエチレングリコール
の蒸気を硫酸カルシウムを含む触媒の存在下に加熱する
ことにより実施される。この際原料の希釈剤として2種
々の不活性ガス状物質を共存させることができる。この
ような不活性ガスとしては、窒素ガス、炭酸ガス。
水蒸気などがあげられる。また希釈剤として水素ガスま
たは水素含有ガスも使用しても良い。希釈剤はアニリン
に対して0.1〜100倍モル添加することができる。
たは水素含有ガスも使用しても良い。希釈剤はアニリン
に対して0.1〜100倍モル添加することができる。
反応の原料物質であるアニリン類とエチレングリコール
は特に、高純度である必要はない。
は特に、高純度である必要はない。
原料アニリン類は2次の一般式で示される化合物が有用
である。
である。
1
て)−NHR2
(たたし1式中R′は水素原子、アルキル基、アルコキ
/基、・・ロゲン原子、ニトロ基、を示し R2は水素
原子、アルキル基、を示す。) 反応器に導入するアニリン類とエチレングリコールの割
合は、アニリン類1モルに対して、エチレンクリコール
0.01〜10モル、好マt、<ハ0.05〜5モルで
ある。また原料は、触媒に対する液空間速度(L、H,
S、V、)が0.05−10 t/1−触媒、hrとな
るように、予じめ蒸気状とするか捷たは液状で反応器に
導入される。
/基、・・ロゲン原子、ニトロ基、を示し R2は水素
原子、アルキル基、を示す。) 反応器に導入するアニリン類とエチレングリコールの割
合は、アニリン類1モルに対して、エチレンクリコール
0.01〜10モル、好マt、<ハ0.05〜5モルで
ある。また原料は、触媒に対する液空間速度(L、H,
S、V、)が0.05−10 t/1−触媒、hrとな
るように、予じめ蒸気状とするか捷たは液状で反応器に
導入される。
本発明の反応は、250〜450℃、好ましくは600
〜400℃の温度で行われ、圧力は加圧。
〜400℃の温度で行われ、圧力は加圧。
常圧・減圧のいずれでもよい。
反応後、インドール類は反応生成物から1例えば蒸留、
抽出などの常法によって容易に分離、精製することがで
きる。
抽出などの常法によって容易に分離、精製することがで
きる。
次に、この発明の実施例および比較例を示す。
なお、各側において反応器としては、管径18trrm
lのステンレススチール製U字型反応管を使用した。こ
の反応器の前半部は、原料挿入管および希釈剤ガス導入
管に連結され、原料気化部を構成し、後半部は触媒充填
部を構成し2反応管用]」部分は、水冷部を経て受器と
連結されている。
lのステンレススチール製U字型反応管を使用した。こ
の反応器の前半部は、原料挿入管および希釈剤ガス導入
管に連結され、原料気化部を構成し、後半部は触媒充填
部を構成し2反応管用]」部分は、水冷部を経て受器と
連結されている。
実施例1
硫酸カルシウム(0aSO4・2H20)を脱水乾燥し
た後、グラファイトを2重量係加え、4開戸×4mm)
(のペレットに成形した。この成形物25m1を。
た後、グラファイトを2重量係加え、4開戸×4mm)
(のペレットに成形した。この成形物25m1を。
反応器に充填した。
反応器内温度を約665℃に保持し、アニリンとエチレ
ングリコールのモル比が10:1の混合液を10 ml
/hr (L、H,S、V、−0,4t / l−触媒
。
ングリコールのモル比が10:1の混合液を10 ml
/hr (L、H,S、V、−0,4t / l−触媒
。
hr)の流量で導入し、これと同時に窒素ガスを20罰
/minの流速で通しだ。
/minの流速で通しだ。
反応物を、ガスクロマトグラフィーで分析した結果、エ
チレングリコールの反応率は99.8%。
チレングリコールの反応率は99.8%。
エチレングリコール基準のインドールの選択率は70.
4%であり、インドールの収率は70.3%であっだ。
4%であり、インドールの収率は70.3%であっだ。
実施例2
硫酸カルシウム(CaSO4・2H20) 344.4
tと硫酸カドミウム(CdSO4・囚H20) 25
.6 Si’に、水を少量加え、ニーダ−によって充分
混合した後。
tと硫酸カドミウム(CdSO4・囚H20) 25
.6 Si’に、水を少量加え、ニーダ−によって充分
混合した後。
200℃で15時間脱水乾燥した。次いで147ノ/−
以下に粉砕した後、グラファイトを2重量%加えl
4aρ×41rrmHのペレットに成形した。
以下に粉砕した後、グラファイトを2重量%加えl
4aρ×41rrmHのペレットに成形した。
この成形物25mgを2反応器に充填した。
反応器内温度を約640℃に保持し、アニリンとエチレ
ングリコールのモル比が1o:1の混合液を10ml/
hr (L、H,S、V、= 0.4 t / 1.−
触媒。
ングリコールのモル比が1o:1の混合液を10ml/
hr (L、H,S、V、= 0.4 t / 1.−
触媒。
hr)の流量で導入し、これと同時に水素ガスを40尻
e/m1nの流速で通した。
e/m1nの流速で通した。
反応物をガスクロマトグラフィーによって分析した。そ
の結果を、第1表に示す。
の結果を、第1表に示す。
実施例3〜12
実施例2と同様な方法により、硫酸カルシウムと各種第
6成分を含む触媒を調製し、その触媒釜25m1を用い
、実施例2と同様な操作により、イその結果を第1表に
示す。
6成分を含む触媒を調製し、その触媒釜25m1を用い
、実施例2と同様な操作により、イその結果を第1表に
示す。
比較例1
市販のCu−0r触媒(日揮化学社製、商品名N−N−
201)25を用いた他は、実施例2と同様な操作によ
って実験を行った。
201)25を用いた他は、実施例2と同様な操作によ
って実験を行った。
その結果を第1表に示す。
比較例2
触媒として、硫酸亜鉛2511Llを用いた他は、実施
例2と同様な操作によって実験を行った。
例2と同様な操作によって実験を行った。
その結果を第1表に示す。
第 1 表
※:()内は1モル比を示す。
比較例3
実施例2と同様な方法によシ、硫酸カルシウムにかえて
硫酸亜鉛を用い、 0dSO4とZnSO4のモル比
が4:1の触媒を調製した。この触媒25m/?を用い
た他は、実施例1と同様な操作で実験を行った。
硫酸亜鉛を用い、 0dSO4とZnSO4のモル比
が4:1の触媒を調製した。この触媒25m/?を用い
た他は、実施例1と同様な操作で実験を行った。
その結果、エチレングリコールの反応率は80.8チ、
エチレングリコール基準のインドールの選択率は73.
2%であシ、インドールの収率は59.1チであった。
エチレングリコール基準のインドールの選択率は73.
2%であシ、インドールの収率は59.1チであった。
特許出願人 宇部興産株式会社
Claims (1)
- アニリン類とエチレングリコールヲー硫酸カル/ウム含
有触媒下に接触させることを特徴とするインドール類の
製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP229482A JPS58121270A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | インド−ル類の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP229482A JPS58121270A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | インド−ル類の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121270A true JPS58121270A (ja) | 1983-07-19 |
Family
ID=11525343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP229482A Pending JPS58121270A (ja) | 1982-01-12 | 1982-01-12 | インド−ル類の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58121270A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151170A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-09 | Mitsui Toatsu Chem Inc | インド−ルの精製法 |
JPS61151171A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-09 | Mitsui Toatsu Chem Inc | インド−ルの製造方法 |
-
1982
- 1982-01-12 JP JP229482A patent/JPS58121270A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61151170A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-09 | Mitsui Toatsu Chem Inc | インド−ルの精製法 |
JPS61151171A (ja) * | 1984-12-26 | 1986-07-09 | Mitsui Toatsu Chem Inc | インド−ルの製造方法 |
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