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JPS5811659A - 内面塗装金属製容器蓋 - Google Patents

内面塗装金属製容器蓋

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Publication number
JPS5811659A
JPS5811659A JP56109483A JP10948381A JPS5811659A JP S5811659 A JPS5811659 A JP S5811659A JP 56109483 A JP56109483 A JP 56109483A JP 10948381 A JP10948381 A JP 10948381A JP S5811659 A JPS5811659 A JP S5811659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyolefin
container
top plate
coating film
skirt
Prior art date
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Granted
Application number
JP56109483A
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English (en)
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JPS5924943B2 (ja
Inventor
昇 鈴木
国本 剛
一瀬 功
関根 和男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Closures Co Ltd
Original Assignee
Japan Crown Cork Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Crown Cork Co Ltd filed Critical Japan Crown Cork Co Ltd
Priority to JP56109483A priority Critical patent/JPS5924943B2/ja
Publication of JPS5811659A publication Critical patent/JPS5811659A/ja
Publication of JPS5924943B2 publication Critical patent/JPS5924943B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シ^ガーセメントの形成KfPなう開橙トル
クの異状な上昇が抑制されると共和、塗膜からのダステ
ィングの発生も低いレベルに抑制された内aiIII装
金属製容器蓋に関する。
従来、容器蓋のスカート部がビン口0ネジと係合して、
キャップの旋11によ〕開封が行われる構造の金属製容
器蓋においては、キャップ0lllk)ルクは専ら、ビ
ン口のリップ部と密封材と0摩擦により左右される亀の
と考えられて會た。
しかしながら、清涼飲料水のように砂糖を含有すゐ液性
内容物のビン詰凝晶の場合には、貯蔵中に聞役トルクの
異状な上昇が屡々生じることが認められた0本発明者等
は、このjH&)ルクの異状な上昇にりいて鋭意研究洞
察を霊ねた結果、ビン口のネジと容器蓋スカート部との
保合部に、これら相互を強固く結合する所■クエガーセ
メントが形成されることがその原因であることを見出し
た。
即ち、ビン詰製品の製造く際して、砂糖入の内容物がビ
ン口のネジ部に充amから滴り落ちること及び炭酸入り
の飲料等においては屡々充填時に内容物の吹出しが生ず
ることKよ)、ビン口のネジ部に内容物が付着し、この
iまで容器蓋のロールオン等による密封が行われること
が、シュガーセメント形成OX因である。
本発明者等は、ビン口のネジと係合する容器蓋スカート
部の最内面側に高分子量ポリオレフィンを含有するII
IIIを設けることにより、かかるシュガーセメントの
形成にもかかわらず、聞役トルクの異状な上昇を抑制さ
れることを見出した0本発明(おいて、高分子量ポリオ
レフィンを含有する塗膜は聞役トルクそのものを全体的
に低下させることなく、シュガーセメントの形成による
聞役トルクの異状な上昇を抑制するように作用するとい
う点で、を九この塗膜は容器蓋への加工工具との接触に
際しても、ダスティング、即ち塗膜からの剥離片の発生
が著しく少ない、無視し得るレベルに抑制し得るという
点でも、本発明の目的に極めてq!#異なものである。
従って本発明の目的は、ビン詰製品の密封を保持するに
会費な程度の聞役トルクが保持されると共に、ビンロネ
ジ部に形成されるシェガーセメントによる聞役トルクの
異状な上昇に対しては顕著な抑制効果を示し、しかもダ
スティングの発生も顕著に抑制された内面塗装金属製容
器蓋な提供するにある。
本発明の他の目的は、上述したlH&)ルクの異状な上
昇の抑制とダスティング発生′O抑制とが、内面用塗料
に高分子量ポリオレフィンを配合するという簡単な操作
で達成され九内面塗装金属容器葺を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、シエガーセメント形成による
聞役トルクの異状な上昇抑制に作用する高分子量ポリエ
チレンの塗料中への分散が顕著に改善され、しかも塗膜
からのダスティングの発生が一層有効に抑制された内面
塗装金属製容器蓋を提供するKある。
本発明の更に他の目的は、容器蓋最内giK施される塗
膜が、金属基体に対する保護塗膜としての作用と熱可履
性樹庸から成る密封材に対する接着作用とを示すばかシ
ではなく、ビンロスカート部内面に露出しているこの塗
膜がシュガーセメント形成による開役トルクの異状な上
昇に対して顕著な抑制効果を示す内面塗装金属製容器蓋
を提供するにある。
零発11!によれば、頂板部と骸頂板部の周囲から喬下
したスカート部とを有し、頂板部の内面11には密封材
を備え且つスカート部が容器口部のネジと係合して旋i
1によプ開封が行われる構造の金属製容器蓋において、
容器口部のネジと係合するスカート最内面側には、数平
均分子量が10,190乃至100,000のポリオレ
フィンを含有する塗膜が設けられていることを特徴とす
る為開封性内面塗装金属製容器蓋が提供される。
本発明によれば更に1上記金属製容器蓋において、容器
口部のネジと係合するスカート最内面側には、数平均分
子量10,100乃至100,000のポリオレフィン
と酸化ポリエチレン或いは酸変性オレフィン樹脂とを含
有する塗膜が設けられていることを特徴とする易開封性
内面塗装金属製容器蓋が提供される。
本発明を以下に詳mK説明する。
本発明の容器蓋の1例を示す第111において、全体と
して1で示す容器蓋は、頂板部2とその周囲から垂下し
ているスカート部3とから成っている。この容器蓋1は
、第111の断面の部分から明らかな通り、例えば表面
処瑠鋼板中アルiニウム岬の金属基質4から成っておシ
、そ0少なくとも内面にはプライマー塗膜5g、5kが
施されている。頂板部20内儒には、プライマー塗膜5
1を介して密封材6が設けられている。スカート部δO
上@には聞役を容易にするためのローレット溝7が設け
られ、一方下方部分にはビン詰が−!mされていないこ
とを保証するそれ自体全知のピルファープルーフ機構、
例えば2シン@8が刻設されている。。
この容器蓋1は、ビン口9の上にビン−90リツプ10
と密封材6とが液密状に係合するように被蓋され、図示
されていないが、スカート部6をビン口9のネジ11に
沿って四−シオン加工し、且つビン口のアゴ121C沿
ってスカート部6の下端を内方に折9曲げることにより
、ビンロタ0密封が行われゐ。
本発明によれば、スカート部60部分に位置する塗膜5
aを高分子量ポリオレフィンを含有する塗料から形成し
、この高分子量ポリオレフィン含有塗膜が、ビン口9の
ネジ11と係合するスカート部6の最内面側に位置する
よう[111riLする。この高分子量ポリオレフィン
は塗115gの表面に浮き出して、スカート部6内面と
ビン口ネジ11との関に形成される7エガーセメント(
図示せず)K対して、鳥破砕性乃至は易滑り性の界面を
与え、R&トルクの異状な上昇を抑制するものと認めら
れる。
本発明において、スカート部最内面儒塗膜5αに高分子
量ポリオレフィンを含有させることは、極めて顕著な利
点をも友らす。゛従来、滑剤としては、各種動植物ワッ
クスのような極性ワックスやずクロクリスーりンワック
スのような無極性ワックス、を用いることが知られて−
る。しかしながら、これらのワックス系滑剤を、容器蓋
スカート部の保護塗膜中に含有させた場合には、ジュガ
ーセメントの形l[伴なう聞役トルクの異状な上昇を成
る程度は抑制し得るとしても、ダスティング発生の点で
致命的な欠陥を生じることがわかった。即ち、容器蓋の
形成は、塗装金属板をプレスによゐ打抜き及び帽状体へ
の絞り成形に付することにより行われるが、この絞9成
形に際してポンチ表面[11!II中のワックス類が剥
離して移行し、これがダスティングとなって容器蓋に付
着し、更に著しい場合にはポンチ表面に付着したワック
ス@によって正確な絞り成形が困難となるのである。
ξれに対して、本発明に従い、数平均分子量が10.1
00乃至100,000のポリオレフィンを含有させる
ときKは、前述した如く開栓トルクの異状な上昇が顕著
に抑制されると共にポンチ等の加工具にポリオレフィン
が移行する傾向が完全に抑制され、ダスティングの発生
を無視で11hレベルとすることが可能となるのである
また、前述したワックス類から成る滑剤を塗膜中に含有
させる場合には、これをかな砂大量に配合させねば所望
とする開栓トルク上昇の抑制効果が得られないのに対し
て、本発明によれば、高分子量のポリオレフィンを用い
ることKより、比較的少量の配合で同等の開栓トルク上
昇の抑制効果が得られる。
この理由は、ワックス類は塗膜中に程度の差はあれ、相
溶する傾向を有するのに対して、本発明で用いる高分子
量ポリオレフィンは、塗膜表面に滓出て易滑)性界面乃
至は無極性界面を形成する傾向が大であるためと思われ
る。
本発明において、高分子量ポリオレフィンとしては、低
密度、中密度或いは高密度のポリエチレン、アイソ−タ
テイックポリプロピレン、結晶性エチレン−プロピレン
共重合体、結晶性エチレン−プロピレン−ブテン−1共
重合体、或いはこれらの2s以上のポリマープレノド等
が使用される。
ポリオレフィンとしては、その本質を損わない範囲でオ
レフィン以外の単量体の少量を含む共重合体を用いても
何部差支えない、これらのポリオレフィンの数平均分子
量は、10,100乃至10α000、特に14,00
0乃至5 CLO00o範囲ニあることも重畳であり、
この分子量が上記範囲よりも低いときKは、ダスティン
グ発生傾向が大となり、また上記範囲よりも大きくなる
とm*形成能が低下し、本来の鋳金性等の点でも不憫尾
なものとなり易い。
本発明Kかいては、上述したポリオレフィンを塗膜中の
固形分100重量部蟲p1乃′1li301量部、好適
には5乃至20重量部の量で配合する。
即ち、ポリオレフィンの配合量が、上記範囲よシも低い
場合には、−楡トルクの異状上昇を長期にわたって抑制
することが困難な場合もあり、一方上記範囲よりも多く
なると塗膜の平滑性が損われ九D、II!膜の耐腐食性
、緻密性或いは密封#に対する接着性が損われる傾向が
ある。
本発明において、ポリオレフィンを配合する塗料中の1
に簾形成用ベース樹脂としては、この分野に従来使用さ
れている任意の熱硬化性乃至は熱可塑性の塗膜形成用ペ
ース樹脂が使用される。かかるベース樹脂の適当な例は
、こpKIIl定される本のではないが、フェノール−
ホルムアルデヒド樹脂、キシレン−ホルムアルデヒドI
N、メラミンーホルムアルデヒド樹脂、ウリアーホルム
アルデヒド樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、熱硬化
性ポリエステル樹脂、オレオレジナス系樹脂、ボリイき
ド樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、
アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸樹m+、
ビニルブチラール樹脂、ポリオレフィン樹脂等の単独或
いは2種以上の組合せが使用される。
この塗料には、塗膜形成性ベース樹脂に加えて、それ自
体全知の配合剤、例えば、接着促進剤、粘着性賦与剤、
防錆剤、粘度調整剤、レベリング剤、紫外線吸収剤、熱
安定剤、酸化防止剤等を公知の処方によって配合するこ
とができる。
塗料の調製に際しては、前述し九塗膜形成性ベース樹脂
を、トルエン等の芳香族系溶媒、アセトン、シクロヘキ
サノン等のケトン系溶媒、酢酸エチル等のエステル系溶
媒、ブチル+ロソルプ等のセロソルブ系溶媒等の単独乃
至は2種以上の組合せ溶媒に溶解させ、この溶液にポリ
オレフィンを微粒化分散させる。このポリオレフィンは
機械的Kmm浴溶液分散させることもできるが、このポ
リオレフィンが熱トルエン等に易分散性である性質を利
用して、塗料溶液中にポリオレフィンの熱トルエン溶液
を添加して、塗膜形成性ペース樹脂の溶液中にポリオレ
フィンがエマルジ目ンサイズで微粒化分散した塗料を容
JIKII造することができる。このよう(して製造し
九塗料S*は、塗装作業性に優れていると共に、開径ト
ルク異状上昇の抑制効果も大である。塗料中の全固形分
濃度は、10乃至50重11−の範1!IKあることが
作業性の点で望ましい。
本発明の最も好適な態様によれば、スカート部最内側の
塗膜に、前述し友高分子量のポリオレフィンに加えて、
酸化ポリエチレン乃至は酸変性オレフィン樹脂を配合す
る。
即ち、酸化ポリエチレン中霞変性オレフィン郷脂は、高
分子量ポリオレアインoIk料中への分散性を著しく向
上させ、更に形成される塗膜の耐ダスティング性を一層
願著に向上させるように作用し、かくして本発明のこの
好適msによれば、易開封、性、耐ダスティング性及び
耐腐食性の組合せに最も優れた内面塗装金属製容器を、
良好な作業性をもって提供することが可能となる。
本発明のこのmsにおいて、酸化ポリエチレ/としては
、ポリエチレン或いはエチレンを主体とする共重合体を
、所望により熔融或いは溶液状態で酸化することにより
得られる所1IIII化ポリエチレンの内、カルボン酸
基を5乃至60Qmgg/100を重合体の濃度で含有
するものが使用される。
また、酸変性オレフィン樹脂としては、前述し九ポリオ
レフィンを、下記単量体へ (1)  エチレン系不飽和カルボンfa=アクリル酸
、メタクリル酸、iし、イン酸、7マル酸、クロトン酸
、イタコン酸、シトラコン酸、5−ノルボルネン−2,
3−ジカルボン酸、 (2)  エチレ、/系不飽和無水カルボンa:無水i
レイン酸、無水シトラコン・酸、5−ノルボルネン−2
,3−ジカルボン鹸無水物、テトラヒドロ無水7タル酸
、 の少なくとも1sでグツ7ト変性したもので、カルボン
酸基を前述した濃度て含有するものが使用される。
仁の態様において、高分子量ポリオレフィンは前述した
量で使用され、一方酸化ポリエチレン或いは酸変性オレ
フィン樹脂は、量料閣形分100重量部?aすα2乃至
40重量部、41に5乃至九1量部の量で使用される。
l!性オレフィン樹jl都の配合量が上記範囲よりも少
ない場合には、満足すべきポリオレフィンの分散性向上
効果が得られず、一方上記範囲よりも多い場合には、聞
役トルク異状上昇の抑制効果が減酸される傾向がある。
上述し念鹸変性オレフィンll!IIIIIも、ポリオ
レフィンと共に熱トルエン分散液を調製し、これを塗料
に添加するのが望ましい。
本発明において、上述したポリオレフィン含有塗膜5a
は、第1図に示す過り容器蓋1のスカート部3の内wi
に−のみ設けてもよいが、第21!llK示す通りJ容
器蓋1の最内面会体くわたって、皐−の塗膜5として設
けてもよい。
本発明の容器蓋を製造するKは、容器蓋形成用金属基体
のキャップ内面となるべき表面に1前述したポリオレフ
ィン含有塗料を塗布し、焼付を行なう。
容器蓋形成用の金属基体としては、一般に厚さカ0.1
0乃MO,70wn5、特K (L ’15 乃至0.
55 wmの範囲にある種々の金属板が使用される。か
かる金属板としては、種々の表面処理鋼板、例えばリン
酸処理、クロム−処理等の化学処理や、電解クロム酸処
理、電気スズメッキ、電気クロムメッキ等の電堺処理、
熔融錫メツキ処理等の熔融メッキ処理岬の少なくとも1
つを鋼の表面に行った鋼板や、表面処理を特Kjllさ
ない冷態鋼板(プラック・プレート)もしくはアルミニ
ウム乃至アルミニウム合金等の壕金属板が好適に使用さ
れる。
多くの目的に特に好適に使用し得る金属板は、内外面の
錫メツキ量が各々#10乃至#150の範囲、特に#2
5乃至#100の範I!にある錫メッキ鋼板、金属クロ
ム層及び非金属クロム層から成る群より選ばれた少なく
とも1種の被覆層を、金属クロム換算でα80乃−i、
5Qsy+/j、/、特にα90乃至tflOWII/
d−の量で備えたティン拳7 リー・スf−k(115
)@、アルミニウムもしくはその合金板である。
金属基体の表面に、塗膜を設けるに蟲っでは、金属基体
の表面を、必l!によシそれ自体全知の手段により脱腫
洗浄した後、それ自体公知の塗装手段、例えば、浸漬塗
装、スプレー塗装、目−ラ塗装、静電塗装等OqP段で
塗布する。
ポリオレフィン含有塗膜を設けるに先立って、所望によ
り金属基体にポリオレフィンを含有しない以外は前記と
同様の塗料を下塗シとして施こしてもよい、ポリオレフ
ィン含有塗料は、固形分として、金属基体に対して一般
<10乃至500岬/d−1特に30乃至100キ/d
−の塗工量で施こすのがよい。
塗料の焼付は、塗料の種111によっても相違するdk
一般vc 120 乃至500 C(DJLl[’3乃
至20分間行うのがよい。
この塗装金属板は、それ自体公知の手段、例えば円板に
打抜き、プレス加工乃至は絞り加工する−ことKよpカ
ップの形(成形し、必l!によりカール加工、ローレッ
ト加工、ミシン目加工、ネジ切り加工等を行って容器蓋
殻体とする。
密封材は、容器蓋外で所請バッキングの形に成形し、容
器蓋@VC施こすこともできるが、好適には熱可塑性樹
脂を容器蓋殻体の内側に押出し、密封材形状への抑圧成
形と熱接着とを行って、その場で密封材を形成する。t
た、プラスチゾルの場合には、ゾルを容器蓋殻体内に施
こし、遠心成形により所望の密封材形状とした後、御熱
によりこれをゲル化して所望の密封材を形成する。
密封材用熱可履性樹脂は適度のクツシロン性を有するも
のであ)、熔融成形可能な好適なものとして、オレフィ
ン系樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレンーアクリルーエステル共重合体、アイオ
ノi−岬の111又は2種以上の組合せを挙けることが
でき、IIIIK有利なものは、低密度ポリエチレン、
エチレン系共重合体等であり、密封材の特性の点では、
低密度ポリエチレンに、(ロ)エチレン−1胃ピレン共
重合体及び、(句熱可謙性エラス)ff−1%にスチレ
ン−ジエン(ブタジェン又はイソプレン]−スチレンプ
四ツク共重合体の少なくと41sをブレンドした組成物
を用いることが望ましく、これらの改質成分は低密度ポ
リエチレン!11g5乃至40重量−の量で含有せしめ
るのがよい。
前述したポリオレフィンとa変性オレフィン樹脂とを含
有する塗料は、オレフィン樹脂密封材に対して綴れ比熱
接着性を示し、この点でも極めて有利である。
密封材用熱可履性樹脂の他の遣感な例は、軟質塩化ビニ
ル系樹脂であp%これら社プラスチゾルの形で、或いは
熔融成形法によ)容器蓋内面に施される。
この軟質塩化ビニル系樹脂に対して良好な接着性を示す
塗膜は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の如き塩化ビ
ニル系樹脂、アクリ、ル樹脂等を塗膜形成性ベース樹脂
とするものである。
本発明において、容畳のスカート部最内面儒に位置する
m篇は、この種の容器蓋には諺められない特徴のある界
ape性を示す、即ち、−例としてmg形成性ベース樹
脂のみから成るIIIj[界面は、一般′に一80度よ
りも小さい水滴接触角(23c)を示し、ま危該ベース
樹脂に酸変性オレフィン樹脂を配合し九Ik膜は100
度よシも小さく80度以上の水滴接触角を示すのく対し
て、本発明によるmaは100度以上の水滴接触角を示
す、このように1本発明の容器蓋のスカート部内面は一
様で滑らかな111Mでありながら、疎水性乃至無極性
の程度が高くなっていることが特徴でToシ、これは塗
膜の焼付l1でポリオレフィンが浮き出し、薄膜を形成
しているためである0mm注性オレフィン樹脂、このポ
リオレフィン薄層を塗膜形成ベース樹脂に強固にアンカ
ーりングしているものと思われる。
本発明を次の例でmW!4する。
実施例を 厚さ0.23 wmのキャップ用アル建板の両方0面に
通常のビニル系塗料を塗布、焼付する0次に、ベース樹
脂として、表−1に示した各種樹脂塗料溶液に平均分子
量が18000oポリエチレン溶液(熱キシレン溶液2
0重量−濃度)をベース樹脂の固形分100重量部に対
してポリエチレンが10重量部となる様に添加調製し試
料溶液とした。
次に、各種試料溶液を前述のビニル系塗料を両rIi塗
装したアルζ板の一方のIf(キャップの内面となる儒
)K各々別に乾燥塗膜量が50111/jjになる様に
塗布し、各々200C−10分間の焼付を行ない種々の
両面塗装板を作成した。尚、比較例としてポリエチレン
を添加しない各種樹脂塗料の塗装板も同様6操作で作成
した。
これら塗装板を通常のキャップ成形加工(プレス及び2
シン1加工等)をする事により外径28■、高さ18■
のピル7アー・プルーフ履キャップ(PPキャップ)シ
ェルを成形し九。
得られた中ヤツプシエルの内側頂板部に密封材としての
発泡ポリエチレンジスフパツキン(外径2 z5■厚さ
2■)を挿入しPPキャップを作成した。これらキャッ
プを糖度、gosの内容物を充填した通称28■PPキ
ャップ用ネジ付きビン口を持つビンの6部にロール−オ
ン方式でネジ切り巻き締めした状態で温度5O−81度
40襲の条件下に3ケ月間保存した後開栓トルクを測定
した。
その結果を表1Kまとめた。
尚、評価には、■ビン口部に前記内容物α1−71本を
付着したものと■清浄なビン口のものの2種の条件につ
いて、各々測定した。又、各塗装板の内面側の*Hの水
滴接触角測定結果を併せて記載した。
ビン口部に内容物が付着した条件の場合は、何れの試料
も、付着していない条件のものく比ベトルク値は上昇し
ているが、本発明によるポリエチレン添加系のものは、
他の試料に比べ着るしいトルク上昇抑制効果が示された
。又、トルク値と接触角に相関が与られた。
実施例′2 酸化ポリエチレンを20−含有するエポキシフェノール
樹脂等塗料に対しで実施例1と同様の操作で平均公子量
の異るポリエチレンを1!−2に示す配合比に添加調製
し試料溶液とする。
次に両面にビニル系塗料を塗装した厚さα25−のキャ
ップ用アル電板の一方のIIK前述の各種試料IItを
各々別に乾燥塗膜量が5Qq/d−となる様に塗布し、
各々200G−10分間O焼付を行なり九、これら塗装
板の各種試料溶液ms面が内側となる様に通常のキャッ
プ成形加工(プレス及びミシン目加工等)をする事によ
り、外径 −38ym、高さ18■のビルファー・プル
ーフ11キヤツプ(PPキャップ)シェルを成形した。
JP、られたキャップシェルの内側頂板部に・加熱溶拳
し危ポリエチレンを押出、濡押して内側にポリエチレン
ライナーを接着したPPキャップを作成した。
これらキャップを糖度1091の内春物を充填し食通称
38閣PPキャップ用ネジ付ビンロを持つビンの口部に
ロールオン方式でネジ切H1tk締めした状態で前記実
施例1同様条件下に同期間保存した後−役トルクを測定
した。
尚、実施例1と同様の塗板−面側の液滴接触角の測定キ
ャップ成形時の成形加工性と、ライナー接着性について
の評価も併せて行った。結果を表−2にまとめ友。
尚、開極トルクの評価に於ては、0270部に前記内容
物α2−71本を付着し友ものと[相]清浄なビン口の
ものの2種の条件にりいて各々測定した。トルク上昇抑
制効果は、ポリエチレン添加のものは著るしい平均分子
量の小さいポリエチレンを添加した試料塗板はキ1ツブ
成形時に塗膜のムケがやや目立った。
実施例五 厚さ@23簡のキャップ用アルミ板の両面に通常のビ1
ル系塗料を塗布、焼付する。次に実施例2で用らた試料
*6の塗料を用いて前述のビニル系塗料塗装板の片El
i(キャップの内面側となる方)にキャップ成形時頂板
部となり部分を除く橡にして塗布量50sz/ltW?
の厚みにスポットーートし、200C−10分間の焼付
を行った。得られた塗・  装板について実施例2と同
様の操作でキャップ成形を行ない(但し試料塗膜の形成
されていない部分が正確に頂板部となるIIKII整し
て)ピル7アープループ型キヤツプシエルを成形した。
得られtキャップシェルの内側頂板部に通常のプラスチ
ゾルタイプの塩化ビニルコンパウンドを吐出ライニング
し、加熱ゲル化して内面に塩化ビニル樹脂ライナーを有
するキャップシェルを作成した。これらキャップを実施
例2と同様のシュガーセメント有、無状態下での聞役ト
ルク一定評価を行った。
尚、実施例2で用いた試料−6のキャップシェルに塩化
ビニルゾルをライニングしt4のを比較例として同様の
評価を行った。結果を表−5VC示す。
本実施例朱び比較例のキャップ共邊優れ友トルク上昇抑
制効果を示した。但し比較例のキャップはライナーの接
着性が乏しくキャップシェルから脱落するものが目立っ
た。
表−6
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発1の容器蓋の例をビン口と共に
示す一部断面側m図であり、 側照数字1は容器蓋、2は頂板部、3はスカート部、4
は金属基質、s、sjはポリオレアイン含有塗膜、6は
密封材、9はビン口、1oはリップ部、11はネジを夫
々示す。 特許出願人  日本クラウンコルク株式会社第1図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  頂板部と該頂板部の周囲から一下したスカー
    ト部とを有し、頂板部の内面側には密封材を備え且つス
    カート部がsS口部のネジと係合して旋aKより開封が
    行われる構造の金属製容器1iにおいて、容器口1gの
    ネジと係合するスカート部内1N11には、数平均分子
    量がIQ、100乃M10α000のポリオレフィンを
    含有する塗膜が瞼けられていることを特徴とすゐ墨開鉗
    性内lI論義金属員容器蓋。
  2. (2)  #1eltl[11M110GI量1111
    1Dホ9オレフインが1乃j130重量部の量で存在す
    る特許請求の範11J1項記載の容器量。
  3. (3)  前記塗膜の外褒厘襦100度以上の水滴接触
    角(25C)を有する特許請求の範囲第1項記載の容器
    量。
  4. (4)  前記塗膜祉外褒■において、ポリオレフィン
    が浮き出し、薄膜を形成している特許請求の範囲第1)
    Jffi載のVS葺。
  5. (5)  頂板部と誼頂IEIiの周囲から一下したス
    カート部とを有し、頂板部の内i11mKは密封材を備
    え且つスカート部が容器口部のネジと係合して旋回によ
    シ橢封が行われる構造の金属製容器量において、容器口
    部のふジと係合するスカート部内開側には、数平均分子
    量が10.100乃至100,000のポリオレフィン
    と酸化ポリエチレン或いはlI変性オレフィン樹脂とを
    含有すゐm*が設けられていることを特徴とする易開封
    性内面塗装金属製容咎蓋。
  6. (6)  前記塗膜の固形分100重量部蟲りポリオレ
    フィンが1乃至30重量部及び鹸化ポリエチレン乃至は
    酸変性オレフィン樹脂がα2乃至40重量部O量で夫々
    存在する特許請求の範m嬉51[11!載の容器量。
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