JPS581163B2 - 高炉操業方法 - Google Patents
高炉操業方法Info
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- JPS581163B2 JPS581163B2 JP55113693A JP11369380A JPS581163B2 JP S581163 B2 JPS581163 B2 JP S581163B2 JP 55113693 A JP55113693 A JP 55113693A JP 11369380 A JP11369380 A JP 11369380A JP S581163 B2 JPS581163 B2 JP S581163B2
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高炉における操業方法に関するものである。
通常高炉操業において低燃料比および炉熱制御さらには
高炉の稼動率向上および安定操業を達成せんとして羽口
から熱風とともに重油などの液体燃料を吹込む手段が広
く採用されている。
高炉の稼動率向上および安定操業を達成せんとして羽口
から熱風とともに重油などの液体燃料を吹込む手段が広
く採用されている。
すなわち高炉操業を安定に保ちかつコークス原単位の減
少を計るために従来は高炉羽口より液体燃料(重油)を
約200l/羽口・Hr以上で操業しているのが実状で
ある。
少を計るために従来は高炉羽口より液体燃料(重油)を
約200l/羽口・Hr以上で操業しているのが実状で
ある。
しかしながら近年特にオイルショック以降、重油価格の
高騰が著しい上に資源枯渇問題もからみ、全羽口より炉
内への十分な重油吹込みができず、その結果として隣接
する羽口の交互使用による重油吹込み例えば奇数No.
の羽口、あるいは偶数聳の羽口からの重油吹込みを施さ
なければならなくなってくるとともに重油吹込量を20
0t/羽口・Hr以下にせざるを得なくなっている。
高騰が著しい上に資源枯渇問題もからみ、全羽口より炉
内への十分な重油吹込みができず、その結果として隣接
する羽口の交互使用による重油吹込み例えば奇数No.
の羽口、あるいは偶数聳の羽口からの重油吹込みを施さ
なければならなくなってくるとともに重油吹込量を20
0t/羽口・Hr以下にせざるを得なくなっている。
ところで前者隣接する羽口の交互使用による重油吹込手
段は、高炉の円周方向の吹込バランスに円滑さを欠き、
炉況の悪化、燃料比の上昇を招いて高炉安定操業に寄与
できず、また後者重油吹込量減少手段においては、重油
は吹込バーナでの重油流速が低下して固化し、バーナ詰
りか生じるとともに吹込量の変動が大きくなって炉状に
悪影響を与えるという問題が生じていた。
段は、高炉の円周方向の吹込バランスに円滑さを欠き、
炉況の悪化、燃料比の上昇を招いて高炉安定操業に寄与
できず、また後者重油吹込量減少手段においては、重油
は吹込バーナでの重油流速が低下して固化し、バーナ詰
りか生じるとともに吹込量の変動が大きくなって炉状に
悪影響を与えるという問題が生じていた。
また一般に高炉安定操業の一環として調湿送風が行なわ
れており、これは熱風中に水蒸気を含有せしめて羽目よ
り炉内へ送風し、羽口前におけるボツシュガス容積の増
加を抑制して吹抜け、棚吊り、スリツプなどの異常現象
の防止、生産性の向上、コークス比の低下、送風温度の
上昇などを計っている。
れており、これは熱風中に水蒸気を含有せしめて羽目よ
り炉内へ送風し、羽口前におけるボツシュガス容積の増
加を抑制して吹抜け、棚吊り、スリツプなどの異常現象
の防止、生産性の向上、コークス比の低下、送風温度の
上昇などを計っている。
しかしながら上述重油吹込量の減少に伴ない羽口前燃焼
温度の上昇が起因してボツシュガス容積の増加を招くも
のであり、安定した炉況を維持するためには送風温度の
低下あるいは送風湿分の増加を行なわなければならない
。
温度の上昇が起因してボツシュガス容積の増加を招くも
のであり、安定した炉況を維持するためには送風温度の
低下あるいは送風湿分の増加を行なわなければならない
。
本発明者は、上記問題点に対処すべく種々研究実験を行
なった結果、隣接する羽口の交互使用を行なうことなく
重油などの液体燃料の低減あるいは一切用いずして高炉
の安定操業が達成しえることを見出することできた。
なった結果、隣接する羽口の交互使用を行なうことなく
重油などの液体燃料の低減あるいは一切用いずして高炉
の安定操業が達成しえることを見出することできた。
すなわち本発明は重油などの液体燃料の代替として水あ
るいは水と液体燃料(重油)との混合燃料を羽口より熱
風とともに炉内へ吹込み、炉頂部装入物の荷下り状況に
基づき上記水量あるいは、混合燃料量の増減を計りつつ
高炉操業を行なうことを特徴とするものであり、以下添
付図面に基づき詳細に説明し、その効果を実証する。
るいは水と液体燃料(重油)との混合燃料を羽口より熱
風とともに炉内へ吹込み、炉頂部装入物の荷下り状況に
基づき上記水量あるいは、混合燃料量の増減を計りつつ
高炉操業を行なうことを特徴とするものであり、以下添
付図面に基づき詳細に説明し、その効果を実証する。
まず第1図および第2図は重油などの液体燃料を水に代
替えして羽口より炉内へ吹込む手段の一実施態様を示す
もので、各図において、1は高炉本体、2は炉体周囲に
多数配設された羽口、3は該羽口2に接続される送風支
管のブローパイプである。
替えして羽口より炉内へ吹込む手段の一実施態様を示す
もので、各図において、1は高炉本体、2は炉体周囲に
多数配設された羽口、3は該羽口2に接続される送風支
管のブローパイプである。
そして上記ブローパイプ3の前部の熱風通路4内に水吹
込ノズル5をその先端部6が第2図のごとく臨みうるよ
う取付けられている。
込ノズル5をその先端部6が第2図のごとく臨みうるよ
う取付けられている。
また上記水吹込ノズル5は送水ポンプ7より導びかれた
給水本管8よりそれぞれ分岐配管された給水支管9に連
結され、上記送水ポンプ7の稼動により貯水タンク10
内の水は給水本管8、給水支管9を経て水吹込ノズル5
より送風支管のブローパイブ3からの熱風とともに各羽
口2を介して高炉内に吹込まれうるようになされている
。
給水本管8よりそれぞれ分岐配管された給水支管9に連
結され、上記送水ポンプ7の稼動により貯水タンク10
内の水は給水本管8、給水支管9を経て水吹込ノズル5
より送風支管のブローパイブ3からの熱風とともに各羽
口2を介して高炉内に吹込まれうるようになされている
。
さらに給水本管8および各給水支管9にはそれぞれ遮断
弁11,12および調整弁13,14が介設され、また
本管8用の調整弁13は温度調整計15および大気湿度
計16さらには図示省略したが高炉の炉頂部における時
々刻々と変化する装入物荷下り分布を杷握するたとえば
サウジングロツドからの各指令に基づき作動する水量調
整計17によりその給水量が制御されうるようになさし
めている。
弁11,12および調整弁13,14が介設され、また
本管8用の調整弁13は温度調整計15および大気湿度
計16さらには図示省略したが高炉の炉頂部における時
々刻々と変化する装入物荷下り分布を杷握するたとえば
サウジングロツドからの各指令に基づき作動する水量調
整計17によりその給水量が制御されうるようになさし
めている。
このようにして高炉内に熱風とともに水を吹込みながら
高炉操業を施すものであり、ここにおいて炉内に吹込ま
れる水は下記のごとく反応する。
高炉操業を施すものであり、ここにおいて炉内に吹込ま
れる水は下記のごとく反応する。
すなわち、水は送風熱風(約1200℃前後)により下
記(1)式で気化され、かつ気化された後炉内羽口前で
(2)式の反応を起こす。
記(1)式で気化され、かつ気化された後炉内羽口前で
(2)式の反応を起こす。
H2O(水)→H2O(蒸気)−9.7 kcal/g
−mol ・・・・・・(1)H2
O(蒸気)+C(コークス)→H2+CO−31.2
kcal/g−mol ・・・・・・(2)した
がって水の気化時における顕熱および蒸発熱とともに水
性ガス反応による吸熱反応をもって羽口前でのボツシュ
ガス容積の増加が抑制され、炉況安定剤としての効果は
大きいものである。
−mol ・・・・・・(1)H2
O(蒸気)+C(コークス)→H2+CO−31.2
kcal/g−mol ・・・・・・(2)した
がって水の気化時における顕熱および蒸発熱とともに水
性ガス反応による吸熱反応をもって羽口前でのボツシュ
ガス容積の増加が抑制され、炉況安定剤としての効果は
大きいものである。
また上記(2)式より発生した水素は炉内において一部
はつぎの反応式で鉄鉱石を還元する。
はつぎの反応式で鉄鉱石を還元する。
Fe2O3+3H2→2Fe + 3H2O−21.8
kcal/g−mol ・・・・・・
(3)Fe3O4 +4H2→3Fe +4H2O −
35.3kcal/g−mol ・
・・・・・(4)FeO +H2→Fe+H2O −6
.7kcal/g−mol ・・・
・・・(5)このことから吹込まれる水は羽目前におけ
るボツシュガス容積増加の抑制および還元ガスに生成さ
れ、高炉の安定操業および生産性の向上、コークス比の
低下に大きく寄与するものであることがわかる。
kcal/g−mol ・・・・・・
(3)Fe3O4 +4H2→3Fe +4H2O −
35.3kcal/g−mol ・
・・・・・(4)FeO +H2→Fe+H2O −6
.7kcal/g−mol ・・・
・・・(5)このことから吹込まれる水は羽目前におけ
るボツシュガス容積増加の抑制および還元ガスに生成さ
れ、高炉の安定操業および生産性の向上、コークス比の
低下に大きく寄与するものであることがわかる。
なお水の吹込み量はそれの増加に従ってボツシュガス中
のCO濃度およびH2濃度が上昇するので生産性の向上
、コークス比の低下に大きく寄与する反面、炉熱不足と
なって冷え込みを引き起す原因となり、したがって、湿
度調整計15、大気湿度計16および図示省略したサウ
ジングロツドなどによる各指令に基づき水量調整計17
で適正量に制御しうるようになされており、その結果、
水吹込み量は羽目1本当り100l/Hr〜250l/
Hrの範囲で調整することで高炉安定操業が達成できる
。
のCO濃度およびH2濃度が上昇するので生産性の向上
、コークス比の低下に大きく寄与する反面、炉熱不足と
なって冷え込みを引き起す原因となり、したがって、湿
度調整計15、大気湿度計16および図示省略したサウ
ジングロツドなどによる各指令に基づき水量調整計17
で適正量に制御しうるようになされており、その結果、
水吹込み量は羽目1本当り100l/Hr〜250l/
Hrの範囲で調整することで高炉安定操業が達成できる
。
次に第3図について説明する。
この場合は、重油などの液体燃料と水とを懸濁混和せし
めてなる混合燃料を羽口より炉内へ吹込む手段の一実施
態様を示すものである。
めてなる混合燃料を羽口より炉内へ吹込む手段の一実施
態様を示すものである。
なお図中において同一符号は同一部分あるいは相当部分
を示す。
を示す。
すなわち高炉本体1の羽口2に接続された送風支管のブ
ローパイプ3に、混合燃料吹込ノズル18を設けるとと
もに、該混合燃料吹込ノズル18は、遮断弁11、調整
弁13を備えた給油本管19よりそれぞれ分岐配設され
た遮断弁12、調整弁14を有する給油支管20に連結
されている。
ローパイプ3に、混合燃料吹込ノズル18を設けるとと
もに、該混合燃料吹込ノズル18は、遮断弁11、調整
弁13を備えた給油本管19よりそれぞれ分岐配設され
た遮断弁12、調整弁14を有する給油支管20に連結
されている。
また上記給油本管19の遮断弁11、調整弁13より上
流側において、その端部が加熱器21、ポンプ22を介
して混合燃料タンク23に接続され、かつ混合燃料タン
ク23には貯水タンク24からの給水管25がポンプ2
6を介して接続されている。
流側において、その端部が加熱器21、ポンプ22を介
して混合燃料タンク23に接続され、かつ混合燃料タン
ク23には貯水タンク24からの給水管25がポンプ2
6を介して接続されている。
また図中において27はタンクヒーターで混合燃料を加
熱するためのものであり、28は混合燃料タンク23内
の重油などの液体燃料と水とを懸濁混和せしめるための
撹拌機である。
熱するためのものであり、28は混合燃料タンク23内
の重油などの液体燃料と水とを懸濁混和せしめるための
撹拌機である。
このようにして高炉本体1の炉内へ羽口2より送風支管
のブローパイプ3からの熱風とともに重油などの液体燃
料と水との混合燃料を吹込むものであり、上記混合燃料
は、まず貯水タンク24の水をポンプ26の稼動でたと
えば重油と水とを1:1の割合となさしめるべく混合燃
料タンク23内に供給し、かつここでタンクヒーター2
7により少なくとも80℃以上に加熱しつつ撹拌機28
で懸濁混合せしめ、しかる後ポンブ22をもって加熱器
21に通し、加熱しながら給油本管19、給油支管20
を経てそれぞれの混合燃料吹込ノズル18で各羽口2よ
りブローパイプ3からの熱風とともに高炉本体1内に吹
込まれるものである。
のブローパイプ3からの熱風とともに重油などの液体燃
料と水との混合燃料を吹込むものであり、上記混合燃料
は、まず貯水タンク24の水をポンプ26の稼動でたと
えば重油と水とを1:1の割合となさしめるべく混合燃
料タンク23内に供給し、かつここでタンクヒーター2
7により少なくとも80℃以上に加熱しつつ撹拌機28
で懸濁混合せしめ、しかる後ポンブ22をもって加熱器
21に通し、加熱しながら給油本管19、給油支管20
を経てそれぞれの混合燃料吹込ノズル18で各羽口2よ
りブローパイプ3からの熱風とともに高炉本体1内に吹
込まれるものである。
ここにおいて上記混合燃料中の水は上述した(1),(
2),(3),(4),(5)式の如く反応すると同時
に重油分は下記(6)式の反応を起す。
2),(3),(4),(5)式の如く反応すると同時
に重油分は下記(6)式の反応を起す。
Cv・Hm→m/2H2+vc−440 Kcal/k
g・・・・・・(6) よって、より高いコークス比の低下を兼ね備えた高炉の
安定操業が達成できる。
g・・・・・・(6) よって、より高いコークス比の低下を兼ね備えた高炉の
安定操業が達成できる。
また上記混合燃料の吹込み量は上述同様に図示省略した
がたとえば炉頂部における時々刻々と変化する装入物荷
下り分布を把握するサウジングロロドからの指令に基づ
き本管19の調整弁13および各支管20の調整弁14
をそれぞれ制御し、上記装入物荷下り分布に見合う混合
燃料の吹込み量すなわち、羽口1本当り100l/Hr
〜2501/Hrの範囲で炉体周囲の各羽口2より吹込
み調整するようにしている。
がたとえば炉頂部における時々刻々と変化する装入物荷
下り分布を把握するサウジングロロドからの指令に基づ
き本管19の調整弁13および各支管20の調整弁14
をそれぞれ制御し、上記装入物荷下り分布に見合う混合
燃料の吹込み量すなわち、羽口1本当り100l/Hr
〜2501/Hrの範囲で炉体周囲の各羽口2より吹込
み調整するようにしている。
なお、液体燃料の代替とする水又は混合燃料の吹込み量
は、炉頂部の円周方向の装入物の荷下り量が大なる部分
に対応する羽目からの吹込み量を多くなるよう調整し、
また逆に、荷下り量が小なる部分には、その部分に対応
する羽口からの吹込み量を少なくなるように調整すれば
よい。
は、炉頂部の円周方向の装入物の荷下り量が大なる部分
に対応する羽目からの吹込み量を多くなるよう調整し、
また逆に、荷下り量が小なる部分には、その部分に対応
する羽口からの吹込み量を少なくなるように調整すれば
よい。
本発明は以上のごとくして施される高炉操業方法であり
、次に実施結果に基づき説明する。
、次に実施結果に基づき説明する。
内容積2700m3、羽口数28個の高炉を用いて操業
を行なった結果下記表のごとく得られた。
を行なった結果下記表のごとく得られた。
これより従来に比し本発明方法はスリップ回数の低下が
計られ、高炉の安定操業が達成されていることを確認し
た。
計られ、高炉の安定操業が達成されていることを確認し
た。
なおこの場合本発明方法のBは従来のDに比し補正燃料
比に遜色が無い反面Aの方はわずかに高くなっている。
比に遜色が無い反面Aの方はわずかに高くなっている。
またスリップ回数が多くなっているがこれは高炉操業に
支障をきたすものではない。
支障をきたすものではない。
このように本発明方法によれば、従来のごとき羽口より
炉内への吹込み重油の削減および高炉安定操業を計るべ
く隣設する羽口の交互使用や送風される熱風中へ水蒸気
を含有させることなく、羽口より熱風とともに吹込む重
油などの液体燃料の代替として水あるいは水と重油の混
合燃料を炉内へ吹込んでなるものであり、したがって容
易に初期の目的である高炉の安定操業が達成できるとと
もにコークス比および燃料比の低減が計れるという有益
なる効果が見出せる操業方法である。
炉内への吹込み重油の削減および高炉安定操業を計るべ
く隣設する羽口の交互使用や送風される熱風中へ水蒸気
を含有させることなく、羽口より熱風とともに吹込む重
油などの液体燃料の代替として水あるいは水と重油の混
合燃料を炉内へ吹込んでなるものであり、したがって容
易に初期の目的である高炉の安定操業が達成できるとと
もにコークス比および燃料比の低減が計れるという有益
なる効果が見出せる操業方法である。
添付図面は本発明方法の実施態様を示すもので第1図は
水吹込みの場合における高炉操業方法を示す説明図、第
2図はその要部拡大断面図、第3図は水と重油との混合
燃料の場合における高炉操業方法を示す説明図である。 1は高炉、2は羽口、3は送風支管のブローパイプ、5
は水吹込ノズル、8は給水本管、9は給水支管、11,
12は遮断弁、13,14は調整弁、18は混合燃料吹
込ノズル、19は給油本管、20は給油支管。
水吹込みの場合における高炉操業方法を示す説明図、第
2図はその要部拡大断面図、第3図は水と重油との混合
燃料の場合における高炉操業方法を示す説明図である。 1は高炉、2は羽口、3は送風支管のブローパイプ、5
は水吹込ノズル、8は給水本管、9は給水支管、11,
12は遮断弁、13,14は調整弁、18は混合燃料吹
込ノズル、19は給油本管、20は給油支管。
Claims (1)
- 1 高炉において、時々刻々と変化する炉頂部の装入物
荷下り分布に基づき、それに見合う個々の羽口より熱風
とともに炉内へ水あるいは水と重油との混合燃料の必要
量を調整しつつ吹込むことを特徴とする高炉操業方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55113693A JPS581163B2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | 高炉操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55113693A JPS581163B2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | 高炉操業方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5739107A JPS5739107A (en) | 1982-03-04 |
JPS581163B2 true JPS581163B2 (ja) | 1983-01-10 |
Family
ID=14618782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55113693A Expired JPS581163B2 (ja) | 1980-08-18 | 1980-08-18 | 高炉操業方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581163B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59145710A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | Kawasaki Steel Corp | 含水素原料の高炉羽口部への添加方法 |
JPS60127992A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-07-08 | 三菱電機株式会社 | 産業用ロボツトのハンド装置 |
JPH0699733B2 (ja) * | 1988-02-10 | 1994-12-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 微粉炭燃料吹込操業における高炉制御方法 |
KR101382165B1 (ko) * | 2012-06-13 | 2014-04-08 | 이주홍 | 고로의 버드네스트 제거장치 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4884718A (ja) * | 1972-02-14 | 1973-11-10 |
-
1980
- 1980-08-18 JP JP55113693A patent/JPS581163B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS4884718A (ja) * | 1972-02-14 | 1973-11-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5739107A (en) | 1982-03-04 |
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