JPS5811124B2 - 周波数特性調整回路 - Google Patents
周波数特性調整回路Info
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- JPS5811124B2 JPS5811124B2 JP53149796A JP14979678A JPS5811124B2 JP S5811124 B2 JPS5811124 B2 JP S5811124B2 JP 53149796 A JP53149796 A JP 53149796A JP 14979678 A JP14979678 A JP 14979678A JP S5811124 B2 JPS5811124 B2 JP S5811124B2
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- terminal
- circuit
- input terminal
- resistor
- operational amplifier
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G5/00—Tone control or bandwidth control in amplifiers
- H03G5/02—Manually-operated control
- H03G5/04—Manually-operated control in untuned amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G5/00—Tone control or bandwidth control in amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/04—Frequency selective two-port networks
- H03H11/12—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
- H03H11/1217—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback using a plurality of operational amplifiers
Landscapes
- Networks Using Active Elements (AREA)
- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はトーンコントロール回路等に用いて好適な周
波数特性調整回路に係り、特にレベル変化量および周波
数特性変化範囲の調整を各々独立して行い得るようにし
た周波数特性調整回路に関する。
波数特性調整回路に係り、特にレベル変化量および周波
数特性変化範囲の調整を各々独立して行い得るようにし
た周波数特性調整回路に関する。
一般に増幅器のトーンコントロール回路の周波数特性は
、主として(1)低域ブースト特性、(2)低域カット
特性、(3)高域ブースト特性、(4)高域カット特性
に分けることができる。
、主として(1)低域ブースト特性、(2)低域カット
特性、(3)高域ブースト特性、(4)高域カット特性
に分けることができる。
従来、上記の各特性を得るトーンコントロール回路とし
ては種々の回路が提案されているが、基本的には例えば
第1図に示す抵抗1(値R1)、コンデンサ2(値C1
)。
ては種々の回路が提案されているが、基本的には例えば
第1図に示す抵抗1(値R1)、コンデンサ2(値C1
)。
抵抗3(値R2)からなる逆り形回路の組合わせによっ
て構成されたものである。
て構成されたものである。
ここで第1図の回路について考察すると、この回路の伝
達特性G(S)は。
達特性G(S)は。
(ここでS=jωとする。
)で表わされ、高域カットのステップ特性を示している
。
。
したがって、この回路を増幅器の帰還回路に挿入すれば
、逆特性の高域ブースト回路としての機能をもつことに
なる。
、逆特性の高域ブースト回路としての機能をもつことに
なる。
第2図は第1図に示す回路の周波数特性を示す図であり
、この図に示す周波数特性曲線の折曲点の周波数fcl
およびfc2は、 で表わされ、キャパシティC1と抵抗R1、R2の関数
で与えられる。
、この図に示す周波数特性曲線の折曲点の周波数fcl
およびfc2は、 で表わされ、キャパシティC1と抵抗R1、R2の関数
で与えられる。
ところで第1図に示す回路の減衰レベルH(dB)を調
整する場合には通常抵抗1,3の値R1、R2の値を調
整して行うのが普通である。
整する場合には通常抵抗1,3の値R1、R2の値を調
整して行うのが普通である。
しかしながら、値R1、R2を変化させた場合に未上記
の式(1)、(2)、(3)から明らかなように、レベ
ルHが調整できるものの折曲点の周波数fc1.fc2
も同様に変化してしまうことになる。
の式(1)、(2)、(3)から明らかなように、レベ
ルHが調整できるものの折曲点の周波数fc1.fc2
も同様に変化してしまうことになる。
したがって第1図の回路においては、ある特定の周波数
帯域のレベルHを制御しようとする場合に、周波数特性
の変化範囲までが同時に変化してしまい、所期の周波数
特性が得られなくなる欠点があった この発明は上記の事情に鑑みてなされたものでその目的
とするところは、レベル変化量の調整と周波数特性の変
化範囲の調整とを各々独立して行い得、しかも異なる複
数の周波数帯域の特性調整を行う際に各帯域間の相互干
渉による特性変化を生じさせないようにした周波数特性
調整回路を提供するものである。
帯域のレベルHを制御しようとする場合に、周波数特性
の変化範囲までが同時に変化してしまい、所期の周波数
特性が得られなくなる欠点があった この発明は上記の事情に鑑みてなされたものでその目的
とするところは、レベル変化量の調整と周波数特性の変
化範囲の調整とを各々独立して行い得、しかも異なる複
数の周波数帯域の特性調整を行う際に各帯域間の相互干
渉による特性変化を生じさせないようにした周波数特性
調整回路を提供するものである。
しかして上記の目的を達成するためにこの発明は、入出
力端子間に非反転増幅器構成された第1の演算増幅器を
接続し、前記第1の演算増幅器の出力端と非反転入力端
との間に反転増幅器構成された第2の演算増幅器を接続
し前記第1の演算増幅器の非反転入力端と前記第2の演
算増幅器の反転入力端との間に中間タップを接地させた
可変抵抗器の固定端子を接続し、前記第2の演算増幅器
の出力端と前記可変抵抗器の摺動端子との間にフィルタ
回路を接続して構成され、前記可変抵抗器を調整するこ
とによって前記入出力端子間の回路利得を変化させると
共に前記フィルタ回路のパラメータを調整することによ
り前記入出力端子間の周波数特性の変化範囲を変化させ
るようにしてなるものである。
力端子間に非反転増幅器構成された第1の演算増幅器を
接続し、前記第1の演算増幅器の出力端と非反転入力端
との間に反転増幅器構成された第2の演算増幅器を接続
し前記第1の演算増幅器の非反転入力端と前記第2の演
算増幅器の反転入力端との間に中間タップを接地させた
可変抵抗器の固定端子を接続し、前記第2の演算増幅器
の出力端と前記可変抵抗器の摺動端子との間にフィルタ
回路を接続して構成され、前記可変抵抗器を調整するこ
とによって前記入出力端子間の回路利得を変化させると
共に前記フィルタ回路のパラメータを調整することによ
り前記入出力端子間の周波数特性の変化範囲を変化させ
るようにしてなるものである。
以下、この発明の実施例を第3図ないし第16図を参照
して説明する。
して説明する。
第3図はこの発明による周波数特性調整回路の回路構成
を示すもので、図中符号10は第1の演算増幅器、11
は第2の演算増幅器、12は可変抵抗器、13はフィル
タ回路を示す。
を示すもので、図中符号10は第1の演算増幅器、11
は第2の演算増幅器、12は可変抵抗器、13はフィル
タ回路を示す。
第1の演算増幅器10は非反転増幅器として構成されて
おりその非反転入力端10aが抵抗(第1の抵抗)14
(値Ra)を介して入力端子15に接続されると共に反
転入力端10bが接地され、出力端10cが出力端子1
6に接続されている。
おりその非反転入力端10aが抵抗(第1の抵抗)14
(値Ra)を介して入力端子15に接続されると共に反
転入力端10bが接地され、出力端10cが出力端子1
6に接続されている。
また第2の演算増幅器11は反転増幅器として構成され
ており、その反転入力端11aが抵抗(第2の抵抗)1
7(値Ra)を介して前記出力端10cに接続されると
共に非反転入力端11bが接地さね、出力端11cが抵
抗(第3の抵抗)18(値Ra)を介して非反転入力端
11aに接続されると共に抵抗(第4の抵抗)19(値
Ra)を介して前記非反転入力端10aに接続されてい
る。
ており、その反転入力端11aが抵抗(第2の抵抗)1
7(値Ra)を介して前記出力端10cに接続されると
共に非反転入力端11bが接地さね、出力端11cが抵
抗(第3の抵抗)18(値Ra)を介して非反転入力端
11aに接続されると共に抵抗(第4の抵抗)19(値
Ra)を介して前記非反転入力端10aに接続されてい
る。
また可変抵抗器12は、固定端子12aが前記非反転入
力端10aに接続され、固定端子12bが前記反転入力
端11aに接続され、中間タップ(固定端子12a、1
2b間の中点)12cが接地されている。
力端10aに接続され、固定端子12bが前記反転入力
端11aに接続され、中間タップ(固定端子12a、1
2b間の中点)12cが接地されている。
またフィルタ回路13は任意の3端子回路網からなるも
ので、端子13aが前記出力端11cに接続され、端子
13bが抵抗20(値Rs)を介して前記可変抵抗器1
2の摺動端子12dに接続され、端子13cが接地され
ている。
ので、端子13aが前記出力端11cに接続され、端子
13bが抵抗20(値Rs)を介して前記可変抵抗器1
2の摺動端子12dに接続され、端子13cが接地され
ている。
上記の構成において、いま可変抵抗器12の摺動端子1
2dが固定端子12aと中間タップ12cとの間におか
れているものとする。
2dが固定端子12aと中間タップ12cとの間におか
れているものとする。
この場合の第3図に示す回路は、可変抵抗器12の固定
端子12a、12b間の抵抗値をRv、中間タップ12
cと固定端子12a、12b間の各抵抗値をRv/2、
固定端子12aと摺動端子12dとの間の抵抗値をRx
、摺動端子12dと中間タップ12cとの間の抵抗値を
Ryとした場合に第4図に示す回路に書き換えることが
できる。
端子12a、12b間の抵抗値をRv、中間タップ12
cと固定端子12a、12b間の各抵抗値をRv/2、
固定端子12aと摺動端子12dとの間の抵抗値をRx
、摺動端子12dと中間タップ12cとの間の抵抗値を
Ryとした場合に第4図に示す回路に書き換えることが
できる。
この第4図において、入力端子15に印加される入力電
圧なり1、出力端子16に得られる出力電圧をV2とす
ると、第2の演算増幅器11の出力端11cに得られる
出力電圧は、この演算増幅器11が反転増幅器(利得−
−1)として構成されているため−V2となる。
圧なり1、出力端子16に得られる出力電圧をV2とす
ると、第2の演算増幅器11の出力端11cに得られる
出力電圧は、この演算増幅器11が反転増幅器(利得−
−1)として構成されているため−V2となる。
そして、フィルタ回路13の伝達特性をT(8)とし、
抵抗14に流れる電流をi。
抵抗14に流れる電流をi。
、抵抗19に流れる電流を11、可変抵抗端子12の固
定端子12a、摺動端子12b間の抵抗に流れる電流を
12、可変抵抗器12の摺動端子12d、中間タップ1
2c間の抵抗に流れる電流をi3とした場合に、演算増
幅器10の非反転入力端10aが仮想接地点となること
から以下の式が成立する。
定端子12a、摺動端子12b間の抵抗に流れる電流を
12、可変抵抗器12の摺動端子12d、中間タップ1
2c間の抵抗に流れる電流をi3とした場合に、演算増
幅器10の非反転入力端10aが仮想接地点となること
から以下の式が成立する。
ここで上記(7)式を(6)式に代入すると、この結果
、入力端子15と出力端子16との間の伝達特性Tx(
S)は、 となる。
、入力端子15と出力端子16との間の伝達特性Tx(
S)は、 となる。
ここで上記(10)Xを、数値を定めてその特性を検討
すれば、 となる。
すれば、 となる。
したがって第4図に示す回路においては、係数kを変化
させることにより、すなわち可変抵抗器12の摺動端子
12dを調整してRx/Ryを変化させることにより、
フィルタ回路13の伝達特性T(8)のパラメータとは
別に独立して回路利得(減衰量)Hを変化させることが
できる。
させることにより、すなわち可変抵抗器12の摺動端子
12dを調整してRx/Ryを変化させることにより、
フィルタ回路13の伝達特性T(8)のパラメータとは
別に独立して回路利得(減衰量)Hを変化させることが
できる。
次に、第3図に示す回路において可変抵抗器12の摺動
端子12dが固定端子12bと中間タップ12cとの間
におかれているものとする。
端子12dが固定端子12bと中間タップ12cとの間
におかれているものとする。
この場合の第3図に示す回路は、前述した場合と同様に
して第5図に示す回路に書き換えることができる。
して第5図に示す回路に書き換えることができる。
この第5図においては、第4図と同様に入力端子150
入力電圧をvl、出力端子16の出力電圧をV2、第2
の演算増幅器11の出力端11cの出力電圧をVx、抵
抗14,19に流れる電流をそれぞれi。
入力電圧をvl、出力端子16の出力電圧をV2、第2
の演算増幅器11の出力端11cの出力電圧をVx、抵
抗14,19に流れる電流をそれぞれi。
、抵抗18に流れる電流を11、可変抵抗器12の固定
端子12b、摺動端子12d間の抵抗に流れる電流を1
2A可変抵抗器12の中間タップ12c1摺動端子12
d間の抵抗に流れる電流をi3とした場合に以下の式が
成立する。
端子12b、摺動端子12d間の抵抗に流れる電流を1
2A可変抵抗器12の中間タップ12c1摺動端子12
d間の抵抗に流れる電流をi3とした場合に以下の式が
成立する。
ここで、上記(13)、(14)式からi。
=11となるから、また(L6)式を(15)試に代入
すると、また(11)、(18)式からVx=−Vlと
なるから、また(L7)、(18)式を(121式に代
入すると、したがって、この場合の入力端子15と出力
端子16との間の伝達特性Ty(s)は、 となる。
すると、また(11)、(18)式からVx=−Vlと
なるから、また(L7)、(18)式を(121式に代
入すると、したがって、この場合の入力端子15と出力
端子16との間の伝達特性Ty(s)は、 となる。
ここで前記(10)式mTX(S)g(t1式mTy(
8)との積を求めれば、 となるので、Tx(8)、Ty(3)は互いに逆の関係
にあることがわかる。
8)との積を求めれば、 となるので、Tx(8)、Ty(3)は互いに逆の関係
にあることがわかる。
ところで、上記の説明においてはフィルタ回路13をブ
ラックボックスとして一般的に示したがこのフィルタ回
路13をどのような構成にするかによって回路の周波数
特性が異なってくる。
ラックボックスとして一般的に示したがこのフィルタ回
路13をどのような構成にするかによって回路の周波数
特性が異なってくる。
したがって、次にフィルタ回路13を具体的な構成とし
た場合について説明する。
た場合について説明する。
まず、フィルタ回路13が第6図に示すコンデンサ21
(値cb)と抵抗22(値Rb)とを有して構成された
低域通過フィルタである場合について考えると、このフ
ィルタ回路13の伝達特性T(S)は・ である。
(値cb)と抵抗22(値Rb)とを有して構成された
低域通過フィルタである場合について考えると、このフ
ィルタ回路13の伝達特性T(S)は・ である。
ここで第3図の回路において可変抵抗器12の摺動端子
12dが固定端子12aと中間タップ12cとの間にあ
る場合には、上記(10)式を前記(10)式に代入し
て、 が得られる。
12dが固定端子12aと中間タップ12cとの間にあ
る場合には、上記(10)式を前記(10)式に代入し
て、 が得られる。
したがってこの場合のTx(1)の周波数特性は、第7
図イに示すように、折曲点を1/CbRbとして周波数
が高くなるにつれてC(dB)に近づく特性となる。
図イに示すように、折曲点を1/CbRbとして周波数
が高くなるにつれてC(dB)に近づく特性となる。
また第3図の回路において摺動端子12dが固定接点1
2bと中間タップ12cとの間にある場合には、上記式
(20)を前記式(19)に代入して、が得られる。
2bと中間タップ12cとの間にある場合には、上記式
(20)を前記式(19)に代入して、が得られる。
したがってこの場合のTy(8)の周波数特性は、第1
図口に示す特性(0(dB)を中心としてイの特性と対
称の特性)となる。
図口に示す特性(0(dB)を中心としてイの特性と対
称の特性)となる。
以上のように、フィルタ回路13を第6図に示す低域通
過フィルタとした場合に、減衰量Hと折曲点周波数とを
各々独立して変化させることができる。
過フィルタとした場合に、減衰量Hと折曲点周波数とを
各々独立して変化させることができる。
また次に、フィルタ回路13が第8図に示すコンデンサ
23(値Cb)と抵抗24(値Rb)とを有して構成さ
れた高域通過フィルタである場合について考えると、こ
のフィルタ回路13の伝達特性T(8)は、 となる。
23(値Cb)と抵抗24(値Rb)とを有して構成さ
れた高域通過フィルタである場合について考えると、こ
のフィルタ回路13の伝達特性T(8)は、 となる。
しかして、この場合の第3図の回路の伝達特性Tx(s
)、Ty(s)は、第9図イア0に示す周波数特性を示
す。
)、Ty(s)は、第9図イア0に示す周波数特性を示
す。
また第10図は、第3図の回路を中心周波数特性調整回
路として構成する場合に使用するフィルタ回路130回
路例を示すものである。
路として構成する場合に使用するフィルタ回路130回
路例を示すものである。
すなわち第10図に示す回路は、演算増幅器31〜33
とボルテージフォロア34とを有して構成されたもので
、演算増幅器31は、その非反転入力端31aが端子1
3aに接続され、出力端子31cが抵抗35(値Re)
を介して反転入力端31bに接続されると共に抵抗36
(値r)を介して演算増幅器320反転入力端32aに
接続され、反転入力端31bが抵抗37(値Rd)を介
してボルテージフォロア34の出力端34bに接続され
ている。
とボルテージフォロア34とを有して構成されたもので
、演算増幅器31は、その非反転入力端31aが端子1
3aに接続され、出力端子31cが抵抗35(値Re)
を介して反転入力端31bに接続されると共に抵抗36
(値r)を介して演算増幅器320反転入力端32aに
接続され、反転入力端31bが抵抗37(値Rd)を介
してボルテージフォロア34の出力端34bに接続され
ている。
また演算増幅器32は、その非反転入力端32bが端子
13cに接続され、出力端32cが抵抗38(値2r)
を介して反転入力端32aに接続されると共に直列接続
されたコンデンサ39(値Ce)、抵抗40(値Re)
を介してボルテージフォロア340入力端34aに接続
され同入力端34aが並列接続されたコンデンサ41(
値Ce)A抵抗42(値Re)を介して前記演算増幅器
31の出力端31cに接続されている。
13cに接続され、出力端32cが抵抗38(値2r)
を介して反転入力端32aに接続されると共に直列接続
されたコンデンサ39(値Ce)、抵抗40(値Re)
を介してボルテージフォロア340入力端34aに接続
され同入力端34aが並列接続されたコンデンサ41(
値Ce)A抵抗42(値Re)を介して前記演算増幅器
31の出力端31cに接続されている。
また演算増幅器33は、その非反転入力端33aが抵抗
43(値r)を介して演算増幅器31の非反転入力端3
1aに接続されると共に抵抗44(値r)を介して端子
13cに接続され、出力端33cが端子13bに接続さ
れると共に抵抗45(値r)を介して反転入力端33b
に接続され、反転入力端33bが抵抗46(値r)を介
してボルテージフォロア34の出力端34bに接続され
ている。
43(値r)を介して演算増幅器31の非反転入力端3
1aに接続されると共に抵抗44(値r)を介して端子
13cに接続され、出力端33cが端子13bに接続さ
れると共に抵抗45(値r)を介して反転入力端33b
に接続され、反転入力端33bが抵抗46(値r)を介
してボルテージフォロア34の出力端34bに接続され
ている。
しかして上記の回路においては、抵抗40゜420値を
連動させて可動することによりその周波数特性を変化さ
せるものである。
連動させて可動することによりその周波数特性を変化さ
せるものである。
この第10図の回路において、演算増幅器32の利得A
をA=−2(位相反転した2倍の利得)とすれば、図に
示す接続点P1演算増幅器31の出力端31c)と接続
点P2(ボルテージフォロア340入力端34a)との
間の伝達特性Gl(8)は、 で表わせる。
をA=−2(位相反転した2倍の利得)とすれば、図に
示す接続点P1演算増幅器31の出力端31c)と接続
点P2(ボルテージフォロア340入力端34a)との
間の伝達特性Gl(8)は、 で表わせる。
したがって第10図に示す回路全体の伝達特性T(8)
は、 となり、第11図に示すような周波数特性となる。
は、 となり、第11図に示すような周波数特性となる。
さて、上記式(23)を前記式(18)、(19)に代
入すれば、総かの伝達特性Tx(8)、Ty(。
入すれば、総かの伝達特性Tx(8)、Ty(。
)を求められる。すなわち、
〔但し、0≦1T(3)l≦1,0≦α≦Ra/Rs)
で与えられ、その周波数特性は第12図に示すようにな
る。
で与えられ、その周波数特性は第12図に示すようにな
る。
上記結果から、第3図の回路においてフィルタ回路13
を第10図に示す構成とした場合に、(1)レベルHを
変化させるためにはα=化させればよ(、 (2)中心周波数foを変化させるためにはT(8)の
パラメータCeReのうちReを変化させればよく、 (3)急峻性Qを変えるにはT(8)の係数m=Rd/
Rc+Rdを変化させればよい。
を第10図に示す構成とした場合に、(1)レベルHを
変化させるためにはα=化させればよ(、 (2)中心周波数foを変化させるためにはT(8)の
パラメータCeReのうちReを変化させればよく、 (3)急峻性Qを変えるにはT(8)の係数m=Rd/
Rc+Rdを変化させればよい。
更に、第13図は第3図の回路を中心周波数特性調整回
路として構成する場合に使用するフィルタ回路13の別
の実施例を示すものである。
路として構成する場合に使用するフィルタ回路13の別
の実施例を示すものである。
すなわち、第13図に示す回路は、演算増幅器50とボ
ルテージフォロア51,52とを有して構成されたもの
で、演算増幅器50はその非反転入力端50aが端子1
3aに接続され、出力端50cが、端子13bに接続さ
れている。
ルテージフォロア51,52とを有して構成されたもの
で、演算増幅器50はその非反転入力端50aが端子1
3aに接続され、出力端50cが、端子13bに接続さ
れている。
またボルテージフォロア510入力端51aは抵抗53
54(値はともにR)の直列回路およびコンデンサ55
,56(値はともにC)の直列回路を介して端子13a
に接続され、その出力端51bは、前記演算増幅器50
0反転入力端50bに接続されるとともに、可変抵抗器
57を介して端子13cに接続されている。
54(値はともにR)の直列回路およびコンデンサ55
,56(値はともにC)の直列回路を介して端子13a
に接続され、その出力端51bは、前記演算増幅器50
0反転入力端50bに接続されるとともに、可変抵抗器
57を介して端子13cに接続されている。
更にボルテージフォロア520入力端52aは前記可変
抵抗器5Tの摺動端子に接続され、その出力端52bは
抵抗5B(値R/2)を介して前記コンデンサ55,5
6の接続点に接続されるとともに、コンデンサ59(値
2c)を介して前記抵抗53,540接続点に接続され
ている。
抵抗器5Tの摺動端子に接続され、その出力端52bは
抵抗5B(値R/2)を介して前記コンデンサ55,5
6の接続点に接続されるとともに、コンデンサ59(値
2c)を介して前記抵抗53,540接続点に接続され
ている。
しかして、上記の回路において、端子13aと接続点P
3との間の伝達特性T(8)は、となり、第14図に示
す周波数特性となる。
3との間の伝達特性T(8)は、となり、第14図に示
す周波数特性となる。
したがって、前記演算増幅器50の利得AをA=1とす
れば、第13図に示す回路全体の伝達特性T(8)は、 Ra:可変抵抗器51の図中摺動端子から上の部分の抵
抗器 Rb:可変抵抗器570図中摺動端子から下の部分の抵
抗値 となり、第15図に示す周波数特性となる。
れば、第13図に示す回路全体の伝達特性T(8)は、 Ra:可変抵抗器51の図中摺動端子から上の部分の抵
抗器 Rb:可変抵抗器570図中摺動端子から下の部分の抵
抗値 となり、第15図に示す周波数特性となる。
ここで、上記式(26)を前記式(10)、(19)に
代入すれば、総合の伝達特性Tx(8)、Ty(8)を
求めることができる。
代入すれば、総合の伝達特性Tx(8)、Ty(8)を
求めることができる。
すなわち、前記実施例と同様にで与えられ、その周波数
特性は第16図に示すようになる。
特性は第16図に示すようになる。
しかして、第3図の回路においてフィルタ回路13を第
13図に示す構成とした場合に、(1)レベルHを変化
させるためには、 の関係から変化させればよく、 (2)中心周波数foを変化させるためにはT(8)の
パラメータCRのうち、例えばRを変化させればよ(、 (3)急峻性Qを変えるには、T(8)の係数n=Rh
/Ra十Rbを変化させればよい。
13図に示す構成とした場合に、(1)レベルHを変化
させるためには、 の関係から変化させればよく、 (2)中心周波数foを変化させるためにはT(8)の
パラメータCRのうち、例えばRを変化させればよ(、 (3)急峻性Qを変えるには、T(8)の係数n=Rh
/Ra十Rbを変化させればよい。
なお、第3図において端子■および端子■は仮想接地点
であり、その入力インピーダンスは略OΩとなる。
であり、その入力インピーダンスは略OΩとなる。
また端子■も第2の演算増幅器11の出力端であるので
そのインピーダンスが略0Ωとなる。
そのインピーダンスが略0Ωとなる。
このため一点鎖線で囲んだ回路を第1、第2の演算増幅
器10,11へ上記端子■、■。
器10,11へ上記端子■、■。
■において複数個並列に接続した場合にも各回路相互間
の特性は互いに影響されることがない。
の特性は互いに影響されることがない。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、可
変抵抗器の調整によるレベルの調整とフィルタ回路のパ
ラメータ調整による周波数特性の変化範囲の調整とを各
々独立して行うことができ。
変抵抗器の調整によるレベルの調整とフィルタ回路のパ
ラメータ調整による周波数特性の変化範囲の調整とを各
々独立して行うことができ。
しかも異なる複数の周波数帯の特性調整を各帯域間の相
互干渉を起生させることな(なし得る等の効果が得られ
る。
互干渉を起生させることな(なし得る等の効果が得られ
る。
第1図は従来のトーンコントロール回路の基本回路、第
2図は第1図の回路の周波数特性を示す図、第3図はこ
の発明の一実施例を示す回路図、第4図、第5図は第3
図を説明するための等何回路、第6図は第3図に示すフ
ィルタ回路の一実施例を示す回路図、第7図は第6図に
示すフィルタ回路を第3の回路に介挿した場合の伝達特
性を示す図、第8図は上記フィルタ回路の他の実施例を
示す回路図、第9図は第8図に示すフィルタ回路を第3
図の回路に介挿した場合の伝達特性を示す図、第10図
は上記フィルタ回路の他の実施例を示す回路図、第11
図は第10図に示すフィルタ回路の周波数特性を示す図
、第12図は第10図に示すフィルタ回路を第3図の回
路に介挿した場合の伝達特性を示す図、第13図は上記
フィルタ回路の他の実施例を示す回路図、第14図、第
15図は第13図に示す回路の一部および全体の周波数
特性を示す図、第16図は第13図に示すフィルタ回路
を第3図の回路に介挿した場合の伝達特性を示す図であ
る。 10・・・・・・第1の演算増幅器、11・・・・・・
第2の演算増幅器、12・・・・・・可変抵抗器、13
・・・・・・フィルタ回路、14・・・・・・第1の抵
抗、11・・・・・・第2の抵抗、18・・・・・・第
3の抵抗、19・・・・・・第4の抵抗。
2図は第1図の回路の周波数特性を示す図、第3図はこ
の発明の一実施例を示す回路図、第4図、第5図は第3
図を説明するための等何回路、第6図は第3図に示すフ
ィルタ回路の一実施例を示す回路図、第7図は第6図に
示すフィルタ回路を第3の回路に介挿した場合の伝達特
性を示す図、第8図は上記フィルタ回路の他の実施例を
示す回路図、第9図は第8図に示すフィルタ回路を第3
図の回路に介挿した場合の伝達特性を示す図、第10図
は上記フィルタ回路の他の実施例を示す回路図、第11
図は第10図に示すフィルタ回路の周波数特性を示す図
、第12図は第10図に示すフィルタ回路を第3図の回
路に介挿した場合の伝達特性を示す図、第13図は上記
フィルタ回路の他の実施例を示す回路図、第14図、第
15図は第13図に示す回路の一部および全体の周波数
特性を示す図、第16図は第13図に示すフィルタ回路
を第3図の回路に介挿した場合の伝達特性を示す図であ
る。 10・・・・・・第1の演算増幅器、11・・・・・・
第2の演算増幅器、12・・・・・・可変抵抗器、13
・・・・・・フィルタ回路、14・・・・・・第1の抵
抗、11・・・・・・第2の抵抗、18・・・・・・第
3の抵抗、19・・・・・・第4の抵抗。
Claims (1)
- 1 非反転入力端が第1の抵抗を介して入力端子に接続
されると共に反転入力端が接地され、出力端が出力端子
に接続された第1の演算増幅器と、反転入力端が第2の
抵抗を介して前記第1の演算増幅器の出力端に接続され
ると共に非反転入力端が接地され、出力端が第3の抵抗
を介して反転入力端に接続されると共に第4の抵抗を介
して前記第1の演算増幅器の非反転入力端に接続された
第2の演算増幅器と、一方の固定端子が前記第1の演算
増幅器の非反転入力端に接続されると共に他方の固定端
子が前記第2の演算増幅器の反転入力端に接続され、カ
リ中間タップが接地された可変抵抗器と、前記第2の演
算増幅器の出力端と前記可変抵抗器の摺動端子との間に
接続されたフィルタ回路とを具備してなり、前記可変抵
抗器を調整することにより前記入力端子および出力端子
間の回路利得を変化させ得ると共に、前記フィルタ回路
のパラメータを調整することにより前記入力端子および
出力端子間の周波数特性の変化範囲を変化させ得るよう
にしたことを特徴とする周波数特性調整回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53149796A JPS5811124B2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 周波数特性調整回路 |
GB7940372A GB2040627B (en) | 1978-12-04 | 1979-11-22 | Frequency response characteristic adjustable circuit |
US06/096,914 US4280102A (en) | 1978-12-04 | 1979-11-23 | Frequency response characteristic adjustable circuit |
DE2948755A DE2948755C2 (de) | 1978-12-04 | 1979-12-04 | An eine Frequenzantwort-Charakteristik anpaßbarer Schaltkreis |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53149796A JPS5811124B2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 周波数特性調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5575316A JPS5575316A (en) | 1980-06-06 |
JPS5811124B2 true JPS5811124B2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=15482895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53149796A Expired JPS5811124B2 (ja) | 1978-12-04 | 1978-12-04 | 周波数特性調整回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4280102A (ja) |
JP (1) | JPS5811124B2 (ja) |
DE (1) | DE2948755C2 (ja) |
GB (1) | GB2040627B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0221171U (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-13 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56132804A (en) * | 1980-03-22 | 1981-10-17 | Sharp Corp | Operational tone quality control circuit |
DE3030248A1 (de) * | 1980-08-09 | 1982-03-11 | Bayerische Motoren Werke AG, 8000 München | Verstaerkungsschaltung fuer nf-verstaerker |
US4490843A (en) * | 1982-06-14 | 1984-12-25 | Bose Corporation | Dynamic equalizing |
JPS60127805A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-08 | Nippon Gakki Seizo Kk | 歪打消増幅回路 |
JPH01145781A (ja) * | 1988-10-07 | 1989-06-07 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線画像処理方法および装置 |
US5157274A (en) * | 1990-04-30 | 1992-10-20 | Motorola, Inc. | Electrical interface circuit |
GB2252881B (en) * | 1991-02-14 | 1994-08-17 | Trevor Stride | A low frequency equaliser circuit |
ES2082056T3 (es) * | 1991-07-31 | 1996-03-16 | Siemens Ag | Filtro con pendiente de los flancos ajustable. |
JP3097407B2 (ja) * | 1993-08-18 | 2000-10-10 | 松下電器産業株式会社 | 音響再生装置の音量、音質調整回路 |
GB2416257B (en) * | 2004-07-14 | 2008-03-12 | Trevor William Stride | An audio signal equaliser with single control means and an asymmetrical response |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD127121A5 (ja) * | 1976-08-10 | 1977-09-07 | ||
JPS5340257A (en) * | 1976-09-25 | 1978-04-12 | Nippon Gakki Seizo Kk | Tone control circuit |
-
1978
- 1978-12-04 JP JP53149796A patent/JPS5811124B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-11-22 GB GB7940372A patent/GB2040627B/en not_active Expired
- 1979-11-23 US US06/096,914 patent/US4280102A/en not_active Expired - Lifetime
- 1979-12-04 DE DE2948755A patent/DE2948755C2/de not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0221171U (ja) * | 1988-07-29 | 1990-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2948755A1 (de) | 1980-07-03 |
DE2948755C2 (de) | 1983-08-04 |
GB2040627B (en) | 1983-03-23 |
JPS5575316A (en) | 1980-06-06 |
US4280102A (en) | 1981-07-21 |
GB2040627A (en) | 1980-08-28 |
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