JPS5811008Y2 - 陰極線管 - Google Patents
陰極線管Info
- Publication number
- JPS5811008Y2 JPS5811008Y2 JP1977040913U JP4091377U JPS5811008Y2 JP S5811008 Y2 JPS5811008 Y2 JP S5811008Y2 JP 1977040913 U JP1977040913 U JP 1977040913U JP 4091377 U JP4091377 U JP 4091377U JP S5811008 Y2 JPS5811008 Y2 JP S5811008Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high voltage
- electron gun
- voltage terminal
- funnel
- cathode ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 14
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000010439 graphite Substances 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、陰極線管に係り、特にその電子銃に電圧を供
給する構造の改良に関するものである。
給する構造の改良に関するものである。
陰極線管に使用される電子銃の最終陽極には、通常10
数KV以上の高圧が印加される。
数KV以上の高圧が印加される。
例えば、通常使用されているカラー受像管のパイポテン
シャル形電子銃では、各電極に印加される電圧は第1図
にその一例を示すように最終陽極1には例えば25 K
Vが、またこの電極とで電子レンズを構成する前段の電
極では3,8KVが供給されている。
シャル形電子銃では、各電極に印加される電圧は第1図
にその一例を示すように最終陽極1には例えば25 K
Vが、またこの電極とで電子レンズを構成する前段の電
極では3,8KVが供給されている。
なお、図において11は電子銃である。そしてこの最終
陽極1に供給される電圧は、第2図に示すように通常、
ファンネル2の高圧端子(以後高圧用ボタンと称する)
3を通して印加される。
陽極1に供給される電圧は、第2図に示すように通常、
ファンネル2の高圧端子(以後高圧用ボタンと称する)
3を通して印加される。
なお、第2図において21はネック部、22はフェース
部で、このフェース部22の内面にはけい光面22aが
形成されている。
部で、このフェース部22の内面にはけい光面22aが
形成されている。
この高圧は内部導電膜(以下内装黒鉛という)4を通じ
て電子銃の最終陽極1に供給されるが、内装黒鉛4と電
子銃の最終陽極1の導通はネック部21内において金属
導通片5を介して第3図のようにして行なわれる。
て電子銃の最終陽極1に供給されるが、内装黒鉛4と電
子銃の最終陽極1の導通はネック部21内において金属
導通片5を介して第3図のようにして行なわれる。
このような構成においては、金属導通片5を介した高圧
導通は正常な状態に於いては問題はないが、なんらかの
原因で管内スパーク等が生じ、金属導通片5と内装黒鉛
4の接触部に過大電流が流れると、内装黒鉛部に損傷を
生じ、黒鉛の微粉が飛散する。
導通は正常な状態に於いては問題はないが、なんらかの
原因で管内スパーク等が生じ、金属導通片5と内装黒鉛
4の接触部に過大電流が流れると、内装黒鉛部に損傷を
生じ、黒鉛の微粉が飛散する。
黒鉛の微粉は管内スパークの原因となるものであり、い
ったん微粉が飛散するとますます管内スパースを生じ易
くなる。
ったん微粉が飛散するとますます管内スパースを生じ易
くなる。
又、電子銃11をネック管21内に配設する場合に、電
子銃11はネック管21の内壁に沿って挿入される。
子銃11はネック管21の内壁に沿って挿入される。
この際、金属導通片5は必然的に内装黒鉛4を削り、微
粉を生じる。
粉を生じる。
この微粉は、過大電流が当該部を流れたりすると飛散し
同様にして管内スパークの原因となる。
同様にして管内スパークの原因となる。
さらに都合の悪いことは、管内スパークを生じると金属
導通片5と内装黒鉛4の接触部は過大電流により、損傷
が加速され、ますます微粉を生じ易くなり、したがって
又、スパークを生じ易くなることである。
導通片5と内装黒鉛4の接触部は過大電流により、損傷
が加速され、ますます微粉を生じ易くなり、したがって
又、スパークを生じ易くなることである。
さらにまたネック管内部に強電界が多数形成される構造
ではこの傾向が強く問題が多い。
ではこの傾向が強く問題が多い。
本考案は、このような従来構造のもつ欠点を解決した優
れた陰極線管を提供するものである。
れた陰極線管を提供するものである。
以下、本考案を実施例に従って説明する。
第4図は本考案の一実施例を示すものである。
電子銃11の支持固定は後述する導電構体15の一部を
構成する支持子15 aと、図示しない他の支持子とに
よって行なわれる。
構成する支持子15 aと、図示しない他の支持子とに
よって行なわれる。
したがって、支持子15aはファンネル内壁面に形成さ
れている内装黒鉛4とは接触しないように配設される。
れている内装黒鉛4とは接触しないように配設される。
電気的導通は、ネック部21内に配設された電子銃11
に一端部が固定され、この一端部よりファンネル部22
の内壁面に沿って延在する金属性弾性細条からなる導電
構体15の他端部に接触部15 bを設け、この接触部
15bを高圧用ボタン3に直接接触させることによって
ファンネル内壁面において行なわれる。
に一端部が固定され、この一端部よりファンネル部22
の内壁面に沿って延在する金属性弾性細条からなる導電
構体15の他端部に接触部15 bを設け、この接触部
15bを高圧用ボタン3に直接接触させることによって
ファンネル内壁面において行なわれる。
したがって、なんらかの原因で他の位置で生したスパー
クあるいはまた振動等によっても、この両者の接触部で
は黒鉛粉等の微粉が生じないし、仮りに生じても、強電
界が形成されているネック管部には関連を生し難いので
スパークの原因となる可能性は減じる。
クあるいはまた振動等によっても、この両者の接触部で
は黒鉛粉等の微粉が生じないし、仮りに生じても、強電
界が形成されているネック管部には関連を生し難いので
スパークの原因となる可能性は減じる。
第5図は本考案の他の実施例を示すものである。
電子銃11の最終陽極1に金属の弾性“細条からなる導
電構体25の一端部を取り付け、他の一端部がファンネ
ル部をへて高圧用ボタン3の近く(この場合、高圧用ボ
タン3の近くとはこれを中心に半径約50〜lQQmm
程度の範囲を云う)まで延在し、高圧用ボタン3に取り
付けた金属の板状端子16にその接触部25 bを接触
させて電気的導通をはかつている。
電構体25の一端部を取り付け、他の一端部がファンネ
ル部をへて高圧用ボタン3の近く(この場合、高圧用ボ
タン3の近くとはこれを中心に半径約50〜lQQmm
程度の範囲を云う)まで延在し、高圧用ボタン3に取り
付けた金属の板状端子16にその接触部25 bを接触
させて電気的導通をはかつている。
またこの板状端子16にかわり高圧用ボタンのファンネ
ル内壁面の部分を導通に便利で、かつ内装黒鉛が露呈し
ないようにある程度の広さにわたって金属化させてもよ
い。
ル内壁面の部分を導通に便利で、かつ内装黒鉛が露呈し
ないようにある程度の広さにわたって金属化させてもよ
い。
なお、図において17は支持子で、この例では全ての支
持子17が導電構体25とは別体の構成である。
持子17が導電構体25とは別体の構成である。
しがし、球種によっては支持子のうちの1本もしくはそ
れ以上を内装黒鉛に接触させてもよい。
れ以上を内装黒鉛に接触させてもよい。
また、第6図は本考案のさらに他の実施例を示すもので
、高圧用ボタン3に突起部を設け、かつ金属板26に穴
を設けて例えばブツシュナツトのような支持具27で固
持せしめる構造を示しである。
、高圧用ボタン3に突起部を設け、かつ金属板26に穴
を設けて例えばブツシュナツトのような支持具27で固
持せしめる構造を示しである。
このような構造により、高圧部の導通は金属と金属の接
触で行うことができるようになり、スパークにより、黒
鉛等の微粉を管内に生じる恐れがなくなり、耐電圧的に
極めて安定なものとなる。
触で行うことができるようになり、スパークにより、黒
鉛等の微粉を管内に生じる恐れがなくなり、耐電圧的に
極めて安定なものとなる。
なお、上述の説明では導電構体を細条としたが、これに
限定されるものではなく、線でもあるいは幅、厚さ等が
一部もしくは全部界なる如き板状でもよいことはもちろ
んである。
限定されるものではなく、線でもあるいは幅、厚さ等が
一部もしくは全部界なる如き板状でもよいことはもちろ
んである。
また、カラー受像管に限定されないことは云うまでもな
い。
い。
さらには導電構体のファンネル側の接触部が多枝に分割
されていれば接続の確実性を増すことができる。
されていれば接続の確実性を増すことができる。
以上のように、本考案によれば高圧用ボタンと電子銃と
の電気的接続をネック部ではなくファンネル部において
行ない、しかも両者の接触部が互いに金属であることと
、さらには電子銃の支持固定のための支持子と内装黒鉛
との接触を軽減したことから、管内のスパークの発生を
抑制することができ、耐電圧の向上した優れた陰極線管
を可能にしたものである。
の電気的接続をネック部ではなくファンネル部において
行ない、しかも両者の接触部が互いに金属であることと
、さらには電子銃の支持固定のための支持子と内装黒鉛
との接触を軽減したことから、管内のスパークの発生を
抑制することができ、耐電圧の向上した優れた陰極線管
を可能にしたものである。
第1図は陰極線管の電子銃の電極印加電圧の例を説明す
るための路線図、第2図および第3図は従来の構造を示
す断面図、第4図ないし第6図は本考案の実施例を示す
要部断面図である。 2・・・・・・ファンネル、3・・・・・・高圧端子、
4・・・・・・内部導電膜、11・・・・・・電子銃、
15.25・・・・・・導電構体。
るための路線図、第2図および第3図は従来の構造を示
す断面図、第4図ないし第6図は本考案の実施例を示す
要部断面図である。 2・・・・・・ファンネル、3・・・・・・高圧端子、
4・・・・・・内部導電膜、11・・・・・・電子銃、
15.25・・・・・・導電構体。
Claims (1)
- けい光面を有するフェース部と、前記けい光面に対向し
て配置される電子銃を内包するネット部と、このネック
部と前記フェース部とを継ぐ漏斗状のファンネル部とを
有する外囲器を備え、かつこの外囲器の前記ファンネル
部の一部に高圧端子を設けてなる陰極線管において、前
記高圧端子と前記電子銃との電気的接続を、その一端側
を前記電子銃に固定し、かつ他端側を前記ファンネル部
の高圧端子もしくはこの高圧端子の近傍に設けられてこ
の高圧端子と電気的に接続した導通接触部に弾性的に接
触する金属性弾性構体によって行なうことを特徴とする
陰極線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977040913U JPS5811008Y2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 陰極線管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977040913U JPS5811008Y2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 陰極線管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53136059U JPS53136059U (ja) | 1978-10-27 |
JPS5811008Y2 true JPS5811008Y2 (ja) | 1983-03-01 |
Family
ID=28910513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977040913U Expired JPS5811008Y2 (ja) | 1977-04-04 | 1977-04-04 | 陰極線管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811008Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-04 JP JP1977040913U patent/JPS5811008Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53136059U (ja) | 1978-10-27 |
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