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JPS5810054Y2 - 過流出防止弁 - Google Patents

過流出防止弁

Info

Publication number
JPS5810054Y2
JPS5810054Y2 JP14721280U JP14721280U JPS5810054Y2 JP S5810054 Y2 JPS5810054 Y2 JP S5810054Y2 JP 14721280 U JP14721280 U JP 14721280U JP 14721280 U JP14721280 U JP 14721280U JP S5810054 Y2 JPS5810054 Y2 JP S5810054Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
cylindrical part
overflow prevention
prevention valve
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14721280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5770567U (ja
Inventor
藤井民雄
Original Assignee
株式会社 藤井合金製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 藤井合金製作所 filed Critical 株式会社 藤井合金製作所
Priority to JP14721280U priority Critical patent/JPS5810054Y2/ja
Publication of JPS5770567U publication Critical patent/JPS5770567U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5810054Y2 publication Critical patent/JPS5810054Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は過流出防止弁の改良に関し、特に、その体弁の
作動時間を遅延させるようにした過流出防止弁に関する
この種過流出防止弁として、すでに実願昭551379
06号のものを提案したが、このもののうち、弾性線材
で形成した枠体9を過流出防止弁の主体の筒部3内に内
挿する形式のもの(第1図)では、枠体9の側部片11
.12に突起を設けてこの突起に体弁を衝突させること
により作動時間を遅延させるもので、該側部片が筒部3
の内周面に内接することとなる。
ところが、このように、筒部内に突起を設ける形式の遅
延型過流出防止弁では、枠体を筒部内にはめ込むだけで
組立てが完了する利点があるが、逆に該突起の高さは極
端に低くなる欠点がある。
これは、体弁の外周間隙によって作動流量が定まること
から、高カロリーガス用のものでは、前記外周間隙は大
きく設定し得ないこと、及び、一方の突起と他方の側部
片との間隙は体弁の直径以上に設定し得ないからである
通常、筒部内径と体弁外径との差は、27/gIl程度
であるから、上記従来の突起は、側部片の線径を含めて
1顛以下に設定しなければならない。
弾性線材の塑性(曲げ)加工により前記突起を製作する
ものでは、該突起の有効な高さが低く(線径の2倍以下
)なると、線材を鋭く曲げることができず、該突起は突
起の斜辺部が長く且その傾斜度合が少ない山型形状とな
り、体弁と前記突起との衝突度合が少なくなる。
すなわち、体弁が上昇して前記突起に衝突した時、前記
斜辺部に衝突することとなって方向変化角度が小さく、
前記衝突によっては、体弁の上昇移動速度をあまり減速
させることができない。
本考案は、側部片の突起をほぼ直角に突出させた枠体を
用いることができるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、筒部
の内周面に一対の凹溝を縦方向に削設し、枠体の側部片
をこれら凹溝内に没入させて取付けたことである。
本考案の上記技術手段によれば、側部片が筒部の内周面
の縦方向の凹溝内に没入状態にあることから、該側部片
が筒部の内周面から突出せず、筒部の内周壁から突起の
みが突出することとなる。
従って、既述した通常の過流出防止弁の場合、前記突起
の高さは211gl1程度に設定可能となり、突起を、
側部片からそのまま横向きにほぼ直角突出する形状に成
形したものを用いることができる。
このため、突起の突出高さが大きくなり、既述した衝突
後の体弁の方向変化も大きく、該衝突による体弁の減速
効果が著しく向上する。
本考案は、次の特有の効果を有する。
過流出防止弁の筒部内には側部片からの突起部が突出す
るだけであるから、側部片が筒部内周面上に露出するも
のにくらべて筒部内のガス流抵抗を低減できる利点があ
る。
以下、本考案の実施例を第2図以下に示す図面に従って
詳述する。
第2図に於いて、筒状の主体の筒部3は弁座口1を形成
した頭部Aと別体で構成され、該弁座口1のテーパ一部
に連設したカギ状部7に筒部3の一側に形成したカギ状
部8が嵌入係合して一体的連結されており、該筒部内の
弁室流路4は弁座口1の下方(上流側)に続く。
体弁2は、筒部3内に内挿される弾性線材製のU字状の
枠体9内に位置して、筒部3の下端部を直径方向に横切
る下辺部10により自由状態に保持される。
又、前記枠体の側部片11.12には突起部13.13
及び14が突設されて、これらが上・下に千鳥状に配列
されており、突起部13゜13及び14の突出量は予め
適宜に設定されている。
さらに、側部片11.12は、筒部3の内周壁に縦方向
に開削した凹溝15,16内に嵌入せしめられ、側部片
11.12の上端に形成した屈曲端17.18が、凹溝
15,16の上端に穿設した小孔19.20に嵌入し、
これにより枠体9は筒部3内に定着されている。
尚、筒部3は合成樹脂の射出成形により凹溝15,16
を含めて簡単に製作できる。
上記した実施例の場合、過流出状態になると体弁2の外
周間隙からのガス流量が急増して該体弁が持ち上げられ
るが、この上昇移動過程に於いては突起部13.13,
14に接触しながら、且、この接触の度に所定量方向変
換しながら上昇するため、体弁2の上昇開始から弁座口
1に嵌入するまでの、いわゆる作動時間が、延長された
ものとなる。
過流出防止弁の下流側に電磁弁を具備するガス器具を接
続した場合に、その下流側の器具内回路への急激なガス
移動により一時的に疑似過流出状態が生じて、体弁2の
作動時間が短かい場合には、この疑似過流出状態で弁座
口1に嵌入してしまう不都合が生じるが、前記延長効果
により、弁座口1に嵌入するまでの間にガス回路が定常
状態に復帰することとなり、前記不都合は生じない。
又、上記実施例は、体弁2の作動時間延長構造としても
、大幅に簡略化されたものとなっており、枠体9を筒部
3内に嵌着させるだけで、体弁2が筒部3内に自由状態
に保持され、突起部13,13゜14を筒部3内に突設
するための特別な作業は不要である。
次に、側部片11.12は筒部3内面に形成した凹溝内
に収容したため、体弁2の外周間隙の開度は極端に小さ
な値にまで設定可能であり、作動時間延長効果を持つ過
流出防止弁の作動流量を各ガス種に合せて正確に設定で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の説明図、第2図は本考案実施例の使用
状態の断面図、第3図はその底面図であり、図中、1・
・・・・・弁座口、2・・・・・・体弁、3・・・・・
・筒部、9・・・・・・枠体、10・・・・・・下辺部
、11,12・・・・・・側部片、15.16・・・・
・・凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過流出防止弁の主体の筒部内に弾性線材から成り、且、
    その側部片に突起部を千鳥状に設けたU字状の枠体を内
    挿し、その側部片の上端の屈曲端を筒部の上端に係止さ
    せて該枠体を筒部内に取付け、該枠体内に体弁を自由状
    態に保持するようにしたものに於いて、筒部の内周面に
    一対の凹溝を縦方向に削設し、枠体の側部片をこれら凹
    溝内に没入させて取付けた過流出防止弁。
JP14721280U 1980-10-16 1980-10-16 過流出防止弁 Expired JPS5810054Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14721280U JPS5810054Y2 (ja) 1980-10-16 1980-10-16 過流出防止弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14721280U JPS5810054Y2 (ja) 1980-10-16 1980-10-16 過流出防止弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5770567U JPS5770567U (ja) 1982-04-28
JPS5810054Y2 true JPS5810054Y2 (ja) 1983-02-23

Family

ID=29506741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14721280U Expired JPS5810054Y2 (ja) 1980-10-16 1980-10-16 過流出防止弁

Country Status (1)

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JP (1) JPS5810054Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434295Y2 (ja) * 1989-02-10 1992-08-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5770567U (ja) 1982-04-28

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