JPH1198273A - ネットワーク対応通信装置及び通信装置 - Google Patents
ネットワーク対応通信装置及び通信装置Info
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- JPH1198273A JPH1198273A JP9268241A JP26824197A JPH1198273A JP H1198273 A JPH1198273 A JP H1198273A JP 9268241 A JP9268241 A JP 9268241A JP 26824197 A JP26824197 A JP 26824197A JP H1198273 A JPH1198273 A JP H1198273A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信側の通信装置に対してネットワーク上の
配信宛先への通信データの転送結果を通知できるネット
ワーク対応通信装置、及び、受信側のネットワーク対応
通信装置からのネットワーク上の配信宛先への通信デー
タの転送結果を得ることができる通信装置を提供するこ
と。 【解決手段】 前記公衆網を介した送信側装置からの着
信時において、その送信側装置からの前記所定の伝送制
御手順によるサブアドレス情報を含む制御信号を受信し
て、その受信したサブアドレス情報に対応する前記ネッ
トワーク上の配信宛先に対して、受信した通信データを
転送した際の転送結果に基づいて、転送結果レポートデ
ータを作成して、前記送信側装置に発呼して送信するこ
とを特徴とする。
配信宛先への通信データの転送結果を通知できるネット
ワーク対応通信装置、及び、受信側のネットワーク対応
通信装置からのネットワーク上の配信宛先への通信デー
タの転送結果を得ることができる通信装置を提供するこ
と。 【解決手段】 前記公衆網を介した送信側装置からの着
信時において、その送信側装置からの前記所定の伝送制
御手順によるサブアドレス情報を含む制御信号を受信し
て、その受信したサブアドレス情報に対応する前記ネッ
トワーク上の配信宛先に対して、受信した通信データを
転送した際の転送結果に基づいて、転送結果レポートデ
ータを作成して、前記送信側装置に発呼して送信するこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク対応
通信装置及び通信装置に関し、特に、ネットワーク端末
間でデータの送受信が可能なネットワークに前記ネット
ワーク端末のひとつとして接続されると共に公衆網に接
続され、所定の伝送制御手順に基づいた制御信号のやり
とりによる通信データの送受信を相手装置との間で前記
公衆網を介して行う一方、サブアドレス情報と前記ネッ
トワーク上の配信宛先情報とを対応付けたアドレス変換
テーブル情報を予め記憶しておき、通信データの受信時
に前記所定の伝送制御手順によりサブアドレス情報を含
む制御信号を受信したときは、その受信したサブアドレ
ス情報と前記アドレス変換テーブルとを照合して対応す
る前記ネットワーク上の配信宛先に対して、受信蓄積し
た通信データを前記ネットワークを介して転送するネッ
トワーク対応通信装置、及び、公衆網に接続され、所定
の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりによる通
信データの送受信を相手装置との間で前記公衆網を介し
て行う一方、通信データの送信時に、送信宛先番号と共
にサブアドレスが指定されたときは、その指定された宛
先番号に発呼して応答した受信側装置に通信データを送
信すると共に、前記指定されたサブアドレスを情報内容
として含む制御信号を前記所定の伝送制御手順により前
記受信側装置に送信する通信装置に関する。
通信装置及び通信装置に関し、特に、ネットワーク端末
間でデータの送受信が可能なネットワークに前記ネット
ワーク端末のひとつとして接続されると共に公衆網に接
続され、所定の伝送制御手順に基づいた制御信号のやり
とりによる通信データの送受信を相手装置との間で前記
公衆網を介して行う一方、サブアドレス情報と前記ネッ
トワーク上の配信宛先情報とを対応付けたアドレス変換
テーブル情報を予め記憶しておき、通信データの受信時
に前記所定の伝送制御手順によりサブアドレス情報を含
む制御信号を受信したときは、その受信したサブアドレ
ス情報と前記アドレス変換テーブルとを照合して対応す
る前記ネットワーク上の配信宛先に対して、受信蓄積し
た通信データを前記ネットワークを介して転送するネッ
トワーク対応通信装置、及び、公衆網に接続され、所定
の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりとりによる通
信データの送受信を相手装置との間で前記公衆網を介し
て行う一方、通信データの送信時に、送信宛先番号と共
にサブアドレスが指定されたときは、その指定された宛
先番号に発呼して応答した受信側装置に通信データを送
信すると共に、前記指定されたサブアドレスを情報内容
として含む制御信号を前記所定の伝送制御手順により前
記受信側装置に送信する通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、通信データとしてファクシミリ
メッセージを送受信する通信装置であるファクシミリ装
置同士が公衆網を介したファクシミリメッセージの送受
信を行う場合には、送信側装置が受信側装置のファック
ス番号に発呼して、ITU−T勧告T.30に規定され
たG3ファクシミリプロトコル等の所定の伝送制御手順
による制御信号をやりとりしつつ送信側装置から受信側
装置へファクシミリメッセージを送信する。
メッセージを送受信する通信装置であるファクシミリ装
置同士が公衆網を介したファクシミリメッセージの送受
信を行う場合には、送信側装置が受信側装置のファック
ス番号に発呼して、ITU−T勧告T.30に規定され
たG3ファクシミリプロトコル等の所定の伝送制御手順
による制御信号をやりとりしつつ送信側装置から受信側
装置へファクシミリメッセージを送信する。
【0003】しかし、その場合、受信側装置が複数のユ
ーザにより利用されていたとしても、送信側装置のユー
ザは、送信しようとするファクシミリメッセージの宛先
となる前記受信側装置側のユーザを特定したファクシミ
リメッセージの送信を行うことはそのままではできな
い。したがって、前記受信側装置が、他のネットワーク
端末と共にネットワークに接続されて、それらのネット
ワーク端末を介してユーザにより利用されているネット
ワーク対応のファクシミリ装置(ネットワークファクシ
ミリ装置)である場合でも、前記送信側装置のユーザ
は、前記ネットワーク上の宛先ユーザを特定したファク
シミリメッセージの送信を行うことが、そのままではで
きない。
ーザにより利用されていたとしても、送信側装置のユー
ザは、送信しようとするファクシミリメッセージの宛先
となる前記受信側装置側のユーザを特定したファクシミ
リメッセージの送信を行うことはそのままではできな
い。したがって、前記受信側装置が、他のネットワーク
端末と共にネットワークに接続されて、それらのネット
ワーク端末を介してユーザにより利用されているネット
ワーク対応のファクシミリ装置(ネットワークファクシ
ミリ装置)である場合でも、前記送信側装置のユーザ
は、前記ネットワーク上の宛先ユーザを特定したファク
シミリメッセージの送信を行うことが、そのままではで
きない。
【0004】そこで、前記受信側のネットワークファク
シミリ装置が、サブアドレス情報と前記ネットワーク上
の配信宛先情報との対応テーブル(アドレス変換テーブ
ル)を備えておき、前記送信側のファクシミリ装置のユ
ーザがファクシミリメッセージの送信時に前記受信側の
ネットワークファクシミリ装置のファックス番号を宛先
として指定するとともに、前記ネットワーク上のユーザ
のうちのファクシミリメッセージを送信したいと所望す
るユーザに対応する配信宛先情報に対応するサブアドレ
スを指定した場合に、前記送信側のファクシミリ装置
が、そのユーザにより指定されたサブアドレス情報を含
む制御信号(G3ファクシミリプロトコルにおいては、
サブアドレス信号SUB)を前記所定の伝送制御手順に
より前記受信側のネットワークファクシミリ装置に送信
し、そのネットワークファクシミリ装置が、受信したサ
ブアドレス情報を前記アドレス変換テーブルと照合して
対応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して、受信
したファクシミリメッセージを配信するようにした技術
がある(例えば、特開平6−276326号公報参
照)。
シミリ装置が、サブアドレス情報と前記ネットワーク上
の配信宛先情報との対応テーブル(アドレス変換テーブ
ル)を備えておき、前記送信側のファクシミリ装置のユ
ーザがファクシミリメッセージの送信時に前記受信側の
ネットワークファクシミリ装置のファックス番号を宛先
として指定するとともに、前記ネットワーク上のユーザ
のうちのファクシミリメッセージを送信したいと所望す
るユーザに対応する配信宛先情報に対応するサブアドレ
スを指定した場合に、前記送信側のファクシミリ装置
が、そのユーザにより指定されたサブアドレス情報を含
む制御信号(G3ファクシミリプロトコルにおいては、
サブアドレス信号SUB)を前記所定の伝送制御手順に
より前記受信側のネットワークファクシミリ装置に送信
し、そのネットワークファクシミリ装置が、受信したサ
ブアドレス情報を前記アドレス変換テーブルと照合して
対応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して、受信
したファクシミリメッセージを配信するようにした技術
がある(例えば、特開平6−276326号公報参
照)。
【0005】その場合、受信したサブアドレス情報に対
応する前記ネットワーク上の配信宛先情報は、前記ネッ
トワーク上のユーザの電子メールアドレス等の、各ユー
ザを特定するための情報であり、受信したファクシミリ
メッセージは、電子メール等として各ユーザに配信され
る。なお、電子メールとして配信される、受信したファ
クシミリメッセージは、実際には、前記ネットワーク上
の特定のネットワーク端末に配信されるが、電子メール
アドレスは、各ネットワーク端末に割り当てられている
というよりは、各ユーザに割り当てられているものであ
る。そのため、特定ユーザ宛ての電子メールは、前記ネ
ットワーク上のメールサーバ装置等にいったん蓄積され
て、前記ネットワーク上のネットワーク端末のうちの、
当該特定ユーザによりその都度ログオンされたネットワ
ーク端末に配信される場合もあり、必ずしも、特定のネ
ットワーク端末が常に特定の電子メールアドレスに対応
しているわけではない。
応する前記ネットワーク上の配信宛先情報は、前記ネッ
トワーク上のユーザの電子メールアドレス等の、各ユー
ザを特定するための情報であり、受信したファクシミリ
メッセージは、電子メール等として各ユーザに配信され
る。なお、電子メールとして配信される、受信したファ
クシミリメッセージは、実際には、前記ネットワーク上
の特定のネットワーク端末に配信されるが、電子メール
アドレスは、各ネットワーク端末に割り当てられている
というよりは、各ユーザに割り当てられているものであ
る。そのため、特定ユーザ宛ての電子メールは、前記ネ
ットワーク上のメールサーバ装置等にいったん蓄積され
て、前記ネットワーク上のネットワーク端末のうちの、
当該特定ユーザによりその都度ログオンされたネットワ
ーク端末に配信される場合もあり、必ずしも、特定のネ
ットワーク端末が常に特定の電子メールアドレスに対応
しているわけではない。
【0006】さて、そのようにして、前記ネットワーク
ファクシミリ装置が前記送信側のファクシミリ装置から
送信されてくるファクシミリメッセージを受信して前記
ネットワーク上の配信宛先に配信する場合、前記送信側
のファクシミリ装置から前記受信側のネットワークファ
クシミリ装置へのファクシミリメッセージの送信が正常
に終了すれば、前記送信側のファクシミリ装置にとって
は、前記ネットワーク上の配信宛先宛てのファクシミリ
メッセージの送信は、見かけ上正常に終了したことにな
る。
ファクシミリ装置が前記送信側のファクシミリ装置から
送信されてくるファクシミリメッセージを受信して前記
ネットワーク上の配信宛先に配信する場合、前記送信側
のファクシミリ装置から前記受信側のネットワークファ
クシミリ装置へのファクシミリメッセージの送信が正常
に終了すれば、前記送信側のファクシミリ装置にとって
は、前記ネットワーク上の配信宛先宛てのファクシミリ
メッセージの送信は、見かけ上正常に終了したことにな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際は、前記
送信側のファクシミリ装置から送信したファクシミリメ
ッセージが、前記受信側のネットワークファクシミリ装
置に正常に送信され、更に、そのネットワークファクシ
ミリ装置から前記ネットワーク上の配信宛先宛てに正常
に転送されないと、前記送信側のファクシミリ装置にと
っては、ファクシミリメッセージの送信が正常に終了し
たことにはならない。
送信側のファクシミリ装置から送信したファクシミリメ
ッセージが、前記受信側のネットワークファクシミリ装
置に正常に送信され、更に、そのネットワークファクシ
ミリ装置から前記ネットワーク上の配信宛先宛てに正常
に転送されないと、前記送信側のファクシミリ装置にと
っては、ファクシミリメッセージの送信が正常に終了し
たことにはならない。
【0008】したがって、前記送信側のファクシミリ装
置のユーザは、前記ネットワーク上の配信宛先を指定し
て送信したファクシミリメッセージが、前記受信側のネ
ットワークファクシミリ装置により正常に受信されたこ
とを、前記送信側のファクシミリ装置が出力する通信結
果レポート等により知ることができても、前記受信側の
ネットワークファクシミリ装置から前記ネットワーク上
の配信宛先に正常に転送されたか否かについての情報
(転送結果)を前記送信側のファクシミリ装置から得る
ことはできず、転送結果を確認したい場合には、前記ネ
ットワーク上の配信宛先のユーザに電話連絡等により別
途問い合わせて確認する等の余分の手間がかかってしま
うという問題点があった。なお、その問題は、通信デー
タとしてファクシミリメッセージを送受信する通信装置
であるファクシミリ装置に限らず、前記ネットワーク上
の配信宛先を指定して通信データを送受信する他の通信
装置においても同様に生じ得るものである。
置のユーザは、前記ネットワーク上の配信宛先を指定し
て送信したファクシミリメッセージが、前記受信側のネ
ットワークファクシミリ装置により正常に受信されたこ
とを、前記送信側のファクシミリ装置が出力する通信結
果レポート等により知ることができても、前記受信側の
ネットワークファクシミリ装置から前記ネットワーク上
の配信宛先に正常に転送されたか否かについての情報
(転送結果)を前記送信側のファクシミリ装置から得る
ことはできず、転送結果を確認したい場合には、前記ネ
ットワーク上の配信宛先のユーザに電話連絡等により別
途問い合わせて確認する等の余分の手間がかかってしま
うという問題点があった。なお、その問題は、通信デー
タとしてファクシミリメッセージを送受信する通信装置
であるファクシミリ装置に限らず、前記ネットワーク上
の配信宛先を指定して通信データを送受信する他の通信
装置においても同様に生じ得るものである。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、送信側の通信装置に対してネットワーク上の配
信宛先への通信データの転送結果を通知できるネットワ
ーク対応通信装置、及び、受信側のネットワーク対応通
信装置からのネットワーク上の配信宛先への通信データ
の転送結果を得ることができる通信装置を提供すること
を目的とする。
であり、送信側の通信装置に対してネットワーク上の配
信宛先への通信データの転送結果を通知できるネットワ
ーク対応通信装置、及び、受信側のネットワーク対応通
信装置からのネットワーク上の配信宛先への通信データ
の転送結果を得ることができる通信装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のネットワーク対応通信装置は、ネッ
トワーク端末間でデータの送受信が可能なネットワーク
に前記ネットワーク端末のひとつとして接続されると共
に公衆網に接続され、所定の伝送制御手順に基づいた制
御信号のやりとりによる通信データの送受信を相手装置
との間で前記公衆網を介して行う一方、サブアドレス情
報と前記ネットワーク上の配信宛先情報とを対応付けた
アドレス変換テーブル情報を予め記憶しておき、通信デ
ータの受信時に前記所定の伝送制御手順によりサブアド
レス情報を含む制御信号を受信したときは、その受信し
たサブアドレス情報と前記アドレス変換テーブルとを照
合して対応する前記ネットワーク上の配信宛先に対し
て、受信蓄積した通信データを前記ネットワークを介し
て転送するネットワーク対応通信装置において、前記公
衆網を介した送信側装置からの着信時において、その送
信側装置からの前記所定の伝送制御手順によるサブアド
レス情報を含む制御信号を受信して、その受信したサブ
アドレス情報に対応する前記ネットワーク上の配信宛先
に対して、受信した通信データを転送した際の転送結果
を検出する転送結果検出手段と、その転送結果検出手段
が検出した転送結果に基づいて、転送結果レポートデー
タを作成するレポート作成手段と、そのレポート作成手
段が作成した転送結果レポートデータを前記送信側装置
に発呼して送信するレポート送信手段とを備えたことを
特徴とする。
め、請求項1記載のネットワーク対応通信装置は、ネッ
トワーク端末間でデータの送受信が可能なネットワーク
に前記ネットワーク端末のひとつとして接続されると共
に公衆網に接続され、所定の伝送制御手順に基づいた制
御信号のやりとりによる通信データの送受信を相手装置
との間で前記公衆網を介して行う一方、サブアドレス情
報と前記ネットワーク上の配信宛先情報とを対応付けた
アドレス変換テーブル情報を予め記憶しておき、通信デ
ータの受信時に前記所定の伝送制御手順によりサブアド
レス情報を含む制御信号を受信したときは、その受信し
たサブアドレス情報と前記アドレス変換テーブルとを照
合して対応する前記ネットワーク上の配信宛先に対し
て、受信蓄積した通信データを前記ネットワークを介し
て転送するネットワーク対応通信装置において、前記公
衆網を介した送信側装置からの着信時において、その送
信側装置からの前記所定の伝送制御手順によるサブアド
レス情報を含む制御信号を受信して、その受信したサブ
アドレス情報に対応する前記ネットワーク上の配信宛先
に対して、受信した通信データを転送した際の転送結果
を検出する転送結果検出手段と、その転送結果検出手段
が検出した転送結果に基づいて、転送結果レポートデー
タを作成するレポート作成手段と、そのレポート作成手
段が作成した転送結果レポートデータを前記送信側装置
に発呼して送信するレポート送信手段とを備えたことを
特徴とする。
【0011】請求項2記載のネットワーク対応通信装置
は、ネットワーク端末間でデータの送受信が可能なネッ
トワークに前記ネットワーク端末のひとつとして接続さ
れると共に公衆網に接続され、所定の伝送制御手順に基
づいた制御信号のやりとりによる通信データの送受信を
相手装置との間で前記公衆網を介して行う一方、サブア
ドレス情報と前記ネットワーク上の配信宛先情報とを対
応付けたアドレス変換テーブル情報を予め記憶してお
き、通信データの受信時に前記所定の伝送制御手順によ
りサブアドレス情報を含む制御信号を受信したときは、
その受信したサブアドレス情報と前記アドレス変換テー
ブルとを照合して対応する前記ネットワーク上の配信宛
先に対して、受信蓄積した通信データを前記ネットワー
クを介して転送するネットワーク対応通信装置におい
て、前記公衆網を介した送信側装置からの着信時におい
て、その送信側装置からの前記所定の伝送制御手順によ
るサブアドレス情報を含む制御信号を受信して、その受
信したサブアドレス情報に対応する前記ネットワーク上
の配信宛先に対して、受信した通信データを転送した際
の転送結果を検出する転送結果検出手段と、その転送結
果検出手段が検出した転送結果に基づいて、転送結果レ
ポートデータを作成するレポート作成手段と、前記送信
側装置から受信した通信データの転送後に、前記送信側
装置から、前記所定の伝送制御手順による転送結果ポー
リング送信要求の制御信号の受信を伴う着信があった場
合に、前記レポート作成手段が作成した転送結果レポー
トデータを前記送信側装置にポーリング送信するレポー
ト送信手段とを備えたことを特徴とする。
は、ネットワーク端末間でデータの送受信が可能なネッ
トワークに前記ネットワーク端末のひとつとして接続さ
れると共に公衆網に接続され、所定の伝送制御手順に基
づいた制御信号のやりとりによる通信データの送受信を
相手装置との間で前記公衆網を介して行う一方、サブア
ドレス情報と前記ネットワーク上の配信宛先情報とを対
応付けたアドレス変換テーブル情報を予め記憶してお
き、通信データの受信時に前記所定の伝送制御手順によ
りサブアドレス情報を含む制御信号を受信したときは、
その受信したサブアドレス情報と前記アドレス変換テー
ブルとを照合して対応する前記ネットワーク上の配信宛
先に対して、受信蓄積した通信データを前記ネットワー
クを介して転送するネットワーク対応通信装置におい
て、前記公衆網を介した送信側装置からの着信時におい
て、その送信側装置からの前記所定の伝送制御手順によ
るサブアドレス情報を含む制御信号を受信して、その受
信したサブアドレス情報に対応する前記ネットワーク上
の配信宛先に対して、受信した通信データを転送した際
の転送結果を検出する転送結果検出手段と、その転送結
果検出手段が検出した転送結果に基づいて、転送結果レ
ポートデータを作成するレポート作成手段と、前記送信
側装置から受信した通信データの転送後に、前記送信側
装置から、前記所定の伝送制御手順による転送結果ポー
リング送信要求の制御信号の受信を伴う着信があった場
合に、前記レポート作成手段が作成した転送結果レポー
トデータを前記送信側装置にポーリング送信するレポー
ト送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3記載の通信装置は、公衆網に接続
され、所定の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりと
りによる通信データの送受信を相手装置との間で前記公
衆網を介して行う一方、通信データの送信時に、送信宛
先番号と共にサブアドレスが指定されたときは、その指
定された宛先番号に発呼して応答した受信側装置に通信
データを送信すると共に、前記指定されたサブアドレス
を情報内容として含む制御信号を前記所定の伝送制御手
順により前記受信側装置に送信する通信装置において、
前記受信側装置に対するサブアドレスの指定を伴う通信
データの送信後、前記受信側装置に再発呼して、前記所
定の伝送制御手順による転送結果ポーリング送信要求の
制御信号を送信する転送結果要求手段と、その転送結果
要求手段からの要求に応じて前記受信側装置から送信さ
れてくる転送結果レポートデータを受信するレポート受
信手段とを備えたことを特徴とする。
され、所定の伝送制御手順に基づいた制御信号のやりと
りによる通信データの送受信を相手装置との間で前記公
衆網を介して行う一方、通信データの送信時に、送信宛
先番号と共にサブアドレスが指定されたときは、その指
定された宛先番号に発呼して応答した受信側装置に通信
データを送信すると共に、前記指定されたサブアドレス
を情報内容として含む制御信号を前記所定の伝送制御手
順により前記受信側装置に送信する通信装置において、
前記受信側装置に対するサブアドレスの指定を伴う通信
データの送信後、前記受信側装置に再発呼して、前記所
定の伝送制御手順による転送結果ポーリング送信要求の
制御信号を送信する転送結果要求手段と、その転送結果
要求手段からの要求に応じて前記受信側装置から送信さ
れてくる転送結果レポートデータを受信するレポート受
信手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項4記載のネットワーク対応通信装置
は、ネットワーク端末間でデータの送受信が可能なネッ
トワークに前記ネットワーク端末のひとつとして接続さ
れると共に公衆網に接続され、所定の伝送制御手順に基
づいた制御信号のやりとりによる通信データの送受信を
相手装置との間で前記公衆網を介して行う一方、サブア
ドレス情報と前記ネットワーク上の配信宛先情報とを対
応付けたアドレス変換テーブル情報を予め記憶してお
き、通信データの受信時に前記所定の伝送制御手順によ
りサブアドレス情報を含む制御信号を受信したときは、
その受信したサブアドレス情報と前記アドレス変換テー
ブルとを照合して対応する前記ネットワーク上の配信宛
先に対して、受信蓄積した通信データを前記ネットワー
クを介して転送するネットワーク対応通信装置におい
て、前記公衆網を介した送信側装置からの着信時におい
て、その送信側装置からの前記所定の伝送制御手順によ
るサブアドレス情報を含む制御信号を受信して、その受
信したサブアドレス情報に対応する前記ネットワーク上
の配信宛先に対して、受信した通信データを転送した際
の転送結果を検出する転送結果検出手段と、その転送結
果検出手段が検出した転送結果に基づいて、転送結果レ
ポートデータを作成するレポート作成手段と、前記送信
側装置から受信した通信データの転送後に前記送信側装
置から再度着信があった場合は、通信データの受信に引
き続いて、前記レポート作成手段が作成した転送結果レ
ポートデータを前記送信側装置に返信するレポート送信
手段とを備えたことを特徴とする。
は、ネットワーク端末間でデータの送受信が可能なネッ
トワークに前記ネットワーク端末のひとつとして接続さ
れると共に公衆網に接続され、所定の伝送制御手順に基
づいた制御信号のやりとりによる通信データの送受信を
相手装置との間で前記公衆網を介して行う一方、サブア
ドレス情報と前記ネットワーク上の配信宛先情報とを対
応付けたアドレス変換テーブル情報を予め記憶してお
き、通信データの受信時に前記所定の伝送制御手順によ
りサブアドレス情報を含む制御信号を受信したときは、
その受信したサブアドレス情報と前記アドレス変換テー
ブルとを照合して対応する前記ネットワーク上の配信宛
先に対して、受信蓄積した通信データを前記ネットワー
クを介して転送するネットワーク対応通信装置におい
て、前記公衆網を介した送信側装置からの着信時におい
て、その送信側装置からの前記所定の伝送制御手順によ
るサブアドレス情報を含む制御信号を受信して、その受
信したサブアドレス情報に対応する前記ネットワーク上
の配信宛先に対して、受信した通信データを転送した際
の転送結果を検出する転送結果検出手段と、その転送結
果検出手段が検出した転送結果に基づいて、転送結果レ
ポートデータを作成するレポート作成手段と、前記送信
側装置から受信した通信データの転送後に前記送信側装
置から再度着信があった場合は、通信データの受信に引
き続いて、前記レポート作成手段が作成した転送結果レ
ポートデータを前記送信側装置に返信するレポート送信
手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項5記載のネットワーク対応通信装置
は、請求項1、2または4のいずれかの記載のネットワ
ーク対応通信装置において、前記レポート作成手段が作
成する転送結果レポートデータは、前記送信側装置から
受信して蓄積した通信データの一部または全部をも含む
ことを特徴とする。
は、請求項1、2または4のいずれかの記載のネットワ
ーク対応通信装置において、前記レポート作成手段が作
成する転送結果レポートデータは、前記送信側装置から
受信して蓄積した通信データの一部または全部をも含む
ことを特徴とする。
【0015】請求項6記載のネットワーク対応通信装置
は、請求項1、2、4または5のいずれかの記載のネッ
トワーク対応通信装置において、前記レポート作成手段
が作成する転送結果レポートデータは、前記アドレス変
換テーブル情報をも含むことを特徴とする。
は、請求項1、2、4または5のいずれかの記載のネッ
トワーク対応通信装置において、前記レポート作成手段
が作成する転送結果レポートデータは、前記アドレス変
換テーブル情報をも含むことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】先ず、図1に、本発明に係るネットワーク
対応通信装置としてのネットワークファクシミリ装置
5、及び、本発明に係る通信装置としてのファクシミリ
装置9を含む通信システムの構成を示す。
対応通信装置としてのネットワークファクシミリ装置
5、及び、本発明に係る通信装置としてのファクシミリ
装置9を含む通信システムの構成を示す。
【0018】同図において、ネットワーク1は、LAN
(ローカルエリアネットワーク)22にネットワーク端
末として接続されたメールサーバ装置3、パーソナルコ
ンピュータ等のクライアント端末4a、4b、4c、4
d、ネットワークファクシミリ装置5、及び、管理者用
端末6から構成されている。
(ローカルエリアネットワーク)22にネットワーク端
末として接続されたメールサーバ装置3、パーソナルコ
ンピュータ等のクライアント端末4a、4b、4c、4
d、ネットワークファクシミリ装置5、及び、管理者用
端末6から構成されている。
【0019】ネットワーク1上の各ネットワーク端末
は、物理・データリンク層としてイーサネットに対応
し、ネットワーク・トランスポート層としてTCP/I
Pプロトコルに対応し、SMTP(Simple Ma
il Transfer Protocol)による通
常のテキストデータの電子メールの送受信や、MIME
(Multipurpose Internet Me
ssage Extensions)による通常のテキ
ストデータ以外の画像、音声等のデータの送受信、FT
P(File Transfer Protocol)
によるファイルの送受信等を行うアプリケーションを稼
動させることで、LAN2介したデータの送受信を行
う。
は、物理・データリンク層としてイーサネットに対応
し、ネットワーク・トランスポート層としてTCP/I
Pプロトコルに対応し、SMTP(Simple Ma
il Transfer Protocol)による通
常のテキストデータの電子メールの送受信や、MIME
(Multipurpose Internet Me
ssage Extensions)による通常のテキ
ストデータ以外の画像、音声等のデータの送受信、FT
P(File Transfer Protocol)
によるファイルの送受信等を行うアプリケーションを稼
動させることで、LAN2介したデータの送受信を行
う。
【0020】なお、ネットワーク1の接続形態は、図1
に示すものに限らず、LAN2をルータを介して広域ネ
ットワークを経由して他のLANと相互接続した構成
の、インターネット等のネットワークであってもよい。
に示すものに限らず、LAN2をルータを介して広域ネ
ットワークを経由して他のLANと相互接続した構成
の、インターネット等のネットワークであってもよい。
【0021】次に、ネットワークファクシミリ装置5の
構成について、図2を参照して説明する。なお、図2に
おいては、ネットワークファクシミリ装置5の構成と、
そのネットワークファクシミリ装置5とLAN通信制御
部27を除いて構成が共通なファクシミリ装置9の構成
を示し、ファクシミリ装置9の構成についての重複する
説明は、省略する。
構成について、図2を参照して説明する。なお、図2に
おいては、ネットワークファクシミリ装置5の構成と、
そのネットワークファクシミリ装置5とLAN通信制御
部27を除いて構成が共通なファクシミリ装置9の構成
を示し、ファクシミリ装置9の構成についての重複する
説明は、省略する。
【0022】同図において、ファクシミリ装置5は、C
PU20、ROM21、RAM22、タイマ制御部2
3、操作表示部24、ハードディスク装置25、SRA
M26、LAN通信制御部27、プロッタ部28、スキ
ャナ部29、符号化復号化部30、網制御部31、通信
制御部32、及び、システムバス33により構成されて
いる。
PU20、ROM21、RAM22、タイマ制御部2
3、操作表示部24、ハードディスク装置25、SRA
M26、LAN通信制御部27、プロッタ部28、スキ
ャナ部29、符号化復号化部30、網制御部31、通信
制御部32、及び、システムバス33により構成されて
いる。
【0023】ここで、CPU20は、ROM21書き込
まれた制御プログラムに従って、RAM22を作業領域
として使用しながら、装置各部を制御するマイクロコン
ピュータである。
まれた制御プログラムに従って、RAM22を作業領域
として使用しながら、装置各部を制御するマイクロコン
ピュータである。
【0024】ROM21は、前述したように、CPU2
0が装置各部を制御するための制御プログラムが記憶さ
れているリードオンリメモリである。また、ROM21
には、キャラクタコードと、そのキャラクタコードに対
応するフォントデータとの対応テーブルであるフォント
テーブル21aが記憶されていて、CPU20は、文字
列を画像に変換する際には、フォントテーブル21aを
参照する。
0が装置各部を制御するための制御プログラムが記憶さ
れているリードオンリメモリである。また、ROM21
には、キャラクタコードと、そのキャラクタコードに対
応するフォントデータとの対応テーブルであるフォント
テーブル21aが記憶されていて、CPU20は、文字
列を画像に変換する際には、フォントテーブル21aを
参照する。
【0025】RAM22は、前述したようにCPU20
の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリで
ある。タイマ制御部23は時間経過のカウントや、CP
U20により設定された時間の経過を検出してCPU2
0に割込みにより通知する等の時間の制御を行うもので
ある。
の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリで
ある。タイマ制御部23は時間経過のカウントや、CP
U20により設定された時間の経過を検出してCPU2
0に割込みにより通知する等の時間の制御を行うもので
ある。
【0026】操作表示部24は、宛先電話番号等をユー
ザに入力させるためのテンキー、送信開始の指示入力を
受けるためのスタートキー、操作の中止の指示入力を受
けるためのストップキー、ワンタッチダイヤルキー、短
縮ダイヤルキー等の各種キーが配設されて、ユーザによ
る各種操作を受け入れると共に、液晶表示装置等の表示
器を備え、その表示器にユーザに知らせるべき装置の動
作状態や、各種メッセージを表示するものである。
ザに入力させるためのテンキー、送信開始の指示入力を
受けるためのスタートキー、操作の中止の指示入力を受
けるためのストップキー、ワンタッチダイヤルキー、短
縮ダイヤルキー等の各種キーが配設されて、ユーザによ
る各種操作を受け入れると共に、液晶表示装置等の表示
器を備え、その表示器にユーザに知らせるべき装置の動
作状態や、各種メッセージを表示するものである。
【0027】ハードディスク装置25は、スキャナ部2
9で読み取った画像データを、メモリ送信するために一
時的にファイルとして蓄積したり、受信した画像データ
を、プロッタ部28により記録するまでファイルとして
一時的に蓄積したり、その他の各種データをファイルと
して蓄積するためのものである。SRAM26は、図示
しないバックアップ用回路によりバックアップされたR
AMで、装置電源遮断時にも記憶内容を保持すべき、装
置動作に関連する設定情報や、ユーザパラメータを記憶
するためのものである。
9で読み取った画像データを、メモリ送信するために一
時的にファイルとして蓄積したり、受信した画像データ
を、プロッタ部28により記録するまでファイルとして
一時的に蓄積したり、その他の各種データをファイルと
して蓄積するためのものである。SRAM26は、図示
しないバックアップ用回路によりバックアップされたR
AMで、装置電源遮断時にも記憶内容を保持すべき、装
置動作に関連する設定情報や、ユーザパラメータを記憶
するためのものである。
【0028】LAN通信制御部27は、LAN2に接続
され、物理・データリンク層としてイーサネットに対応
し、ネットワーク・トランスポート層としてTCP/I
Pプロトコルに対応し、SMTPによる通常のテキスト
データの電子メールの送受信や、MIMEによる通常の
テキストデータ以外の画情報等のデータの送受信を行う
アプリケーションを実行するものである。
され、物理・データリンク層としてイーサネットに対応
し、ネットワーク・トランスポート層としてTCP/I
Pプロトコルに対応し、SMTPによる通常のテキスト
データの電子メールの送受信や、MIMEによる通常の
テキストデータ以外の画情報等のデータの送受信を行う
アプリケーションを実行するものである。
【0029】プロッタ部28は、受信した画像データ
を、その線密度に応じて記録出力したり、スキャナ部2
9で読み取った画像データを、その線密度に応じて記録
出力(コピー動作)するためのものである。スキャナ部
29は、3.85本/mm、7.7本/mm、15.4
本/mm等の所定の読み取り線密度で原稿画像を読み取
って画像データを得るためのものである。
を、その線密度に応じて記録出力したり、スキャナ部2
9で読み取った画像データを、その線密度に応じて記録
出力(コピー動作)するためのものである。スキャナ部
29は、3.85本/mm、7.7本/mm、15.4
本/mm等の所定の読み取り線密度で原稿画像を読み取
って画像データを得るためのものである。
【0030】符号化復号化部30は、送信画像データ
を、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式やM
R符号化方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一
方、受信画像データをMH符号化方式やMR符号化方式
に対応する所定の復号化方式で復号伸長するものであ
る。
を、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式やM
R符号化方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一
方、受信画像データをMH符号化方式やMR符号化方式
に対応する所定の復号化方式で復号伸長するものであ
る。
【0031】網制御部31は、公衆網8に接続されて、
回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転の検
出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン(話
し中音)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等の回
線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うもので
ある。
回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転の検
出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン(話
し中音)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等の回
線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うもので
ある。
【0032】通信制御部32は、G3ファクシミリプロ
トコルに基づいてファクシミリ通信を制御すると共に、
G3ファクシミリモデム機能を備え、送信データを変調
する一方、受信データを復調するものである。また、通
信制御部32は、操作表示部24から入力された、また
は、CPU20から指示されたダイヤル番号に対応した
DTMF信号の送出も行う。システムバス33は、上記
装置各部がデータをやり取りするための信号ラインであ
る。
トコルに基づいてファクシミリ通信を制御すると共に、
G3ファクシミリモデム機能を備え、送信データを変調
する一方、受信データを復調するものである。また、通
信制御部32は、操作表示部24から入力された、また
は、CPU20から指示されたダイヤル番号に対応した
DTMF信号の送出も行う。システムバス33は、上記
装置各部がデータをやり取りするための信号ラインであ
る。
【0033】また、ネットワークファクシミリ装置5
は、SRAM26に、図3に示すようなアドレス変換テ
ーブルを記憶している。同図に示すアドレス変換テーブ
ルは、ネットワークファクシミリ装置5の操作表示部2
4から直接入力して予め登録しておくか、または、ネッ
トワーク1上のメールサーバ装置3やクライアント端末
4aないし4dのいずれかから転送・登録しておく。
は、SRAM26に、図3に示すようなアドレス変換テ
ーブルを記憶している。同図に示すアドレス変換テーブ
ルは、ネットワークファクシミリ装置5の操作表示部2
4から直接入力して予め登録しておくか、または、ネッ
トワーク1上のメールサーバ装置3やクライアント端末
4aないし4dのいずれかから転送・登録しておく。
【0034】図3に示すアドレス変換テーブルは、ネッ
トワーク1上の配信宛先情報としての各ユーザに割り付
けられた、電子メールアドレスの文字列と、サブアドレ
スの数字列とを1対1に対応付けたテーブルである。ま
た、各サブアドレスと電子メールアドレスは、ネットワ
ーク1上の各ネットワーク端末にも対応している。ただ
し、ネットワークファクシミリ装置5及び管理者用端末
6には、サブアドレスは割り当てられておらず、それら
の端末を外部からサブアドレスにより配信宛先として指
定することはできない。
トワーク1上の配信宛先情報としての各ユーザに割り付
けられた、電子メールアドレスの文字列と、サブアドレ
スの数字列とを1対1に対応付けたテーブルである。ま
た、各サブアドレスと電子メールアドレスは、ネットワ
ーク1上の各ネットワーク端末にも対応している。ただ
し、ネットワークファクシミリ装置5及び管理者用端末
6には、サブアドレスは割り当てられておらず、それら
の端末を外部からサブアドレスにより配信宛先として指
定することはできない。
【0035】以上のように構成されるネットワークファ
クシミリ装置5と、ネットワークファクシミリ装置5と
はLAN通信制御部27を備えていないことだけが異な
るファクシミリ装置9とは、図1に示すように、公衆網
8を介して相互に接続されている。なお、この場合ファ
クシミリ装置9は、本発明に係るファクシミリ装置で、
ファクシミリ装置10は、通常のその他のファクシミリ
装置である。また、図1においては、ネットワーク1に
収容された本発明に係るネットワークファクシミリ装置
5、本発明に係るファクシミリ装置9、及び、その他の
ファクシミリ装置10を1つずつ示しているが、それら
は、代表的に図示されたもので、実際にはそれら各装置
が公衆網8に多数接続されているものとして以下の説明
を行う。
クシミリ装置5と、ネットワークファクシミリ装置5と
はLAN通信制御部27を備えていないことだけが異な
るファクシミリ装置9とは、図1に示すように、公衆網
8を介して相互に接続されている。なお、この場合ファ
クシミリ装置9は、本発明に係るファクシミリ装置で、
ファクシミリ装置10は、通常のその他のファクシミリ
装置である。また、図1においては、ネットワーク1に
収容された本発明に係るネットワークファクシミリ装置
5、本発明に係るファクシミリ装置9、及び、その他の
ファクシミリ装置10を1つずつ示しているが、それら
は、代表的に図示されたもので、実際にはそれら各装置
が公衆網8に多数接続されているものとして以下の説明
を行う。
【0036】先ず、ファクシミリ装置9、10から、ネ
ットワークファクシミリ装置5に対してファクシミリメ
ッセージを送信する場合の一般的な動作にいつて説明す
る。
ットワークファクシミリ装置5に対してファクシミリメ
ッセージを送信する場合の一般的な動作にいつて説明す
る。
【0037】ファクシミリ装置9、10から、ネットワ
ークファクシミリ装置5に対して、原稿の画情報や、G
3ファクシミリプロトコルの拡張機能であるBFT(B
inary File Transfer)によるバイ
ナリデータ等のファクシミリメッセージを送信する場合
には、ネットワークファクシミリ装置5の公衆網8にお
ける加入者番号(ファックス番号)に発呼して、ネット
ワークファクシミリ装置5と呼接続し、G3ファクシミ
リプロトコルによる制御信号を送受しつつファクシミリ
メッセージとして送信すればよい。ただし、この場合、
ネットワーク1上のどのユーザ宛てのファクシミリメッ
セージであっても、ネットワークファクシミリ装置5に
より受信されてネットワークファクシミリ装置5のプロ
ッタ部28で記録紙に出力されたり、ハードディスク装
置25に蓄積されるため、ネットワークファクシミリ装
置5で止まってまう。
ークファクシミリ装置5に対して、原稿の画情報や、G
3ファクシミリプロトコルの拡張機能であるBFT(B
inary File Transfer)によるバイ
ナリデータ等のファクシミリメッセージを送信する場合
には、ネットワークファクシミリ装置5の公衆網8にお
ける加入者番号(ファックス番号)に発呼して、ネット
ワークファクシミリ装置5と呼接続し、G3ファクシミ
リプロトコルによる制御信号を送受しつつファクシミリ
メッセージとして送信すればよい。ただし、この場合、
ネットワーク1上のどのユーザ宛てのファクシミリメッ
セージであっても、ネットワークファクシミリ装置5に
より受信されてネットワークファクシミリ装置5のプロ
ッタ部28で記録紙に出力されたり、ハードディスク装
置25に蓄積されるため、ネットワークファクシミリ装
置5で止まってまう。
【0038】そこで、ネットワーク1上の特定のユーザ
宛てにファクシミリメッセージを届けるめためには、送
信側のファクシミリ装置9、10において、受信側のネ
ットワークファクシミリ装置5のファックス番号と共
に、ネットワーク1上の特定のユーザに対応するサブア
ドレスを番号(数字列)で指定して、そのファックス番
号に発呼すると共に、指定されたサブアドレスの数字列
をG3ファクシミリプロトコルの伝送前手順における制
御信号のひとつであるサブアドレス信号SUBの情報内
容として、ネットワークファクシミリ装置5に通知す
る。
宛てにファクシミリメッセージを届けるめためには、送
信側のファクシミリ装置9、10において、受信側のネ
ットワークファクシミリ装置5のファックス番号と共
に、ネットワーク1上の特定のユーザに対応するサブア
ドレスを番号(数字列)で指定して、そのファックス番
号に発呼すると共に、指定されたサブアドレスの数字列
をG3ファクシミリプロトコルの伝送前手順における制
御信号のひとつであるサブアドレス信号SUBの情報内
容として、ネットワークファクシミリ装置5に通知す
る。
【0039】ネットワークファクシミリ装置5では、伝
送前手順においてサブアドレス信号SUBを受信する
と、受信したファクシミリメッセージを自装置内で処理
しないで、ハードディスク装置25に、サブアドレス信
号SUBにより通知されたサブアドレスの番号と対応付
けて、一時蓄積する。
送前手順においてサブアドレス信号SUBを受信する
と、受信したファクシミリメッセージを自装置内で処理
しないで、ハードディスク装置25に、サブアドレス信
号SUBにより通知されたサブアドレスの番号と対応付
けて、一時蓄積する。
【0040】ネットワークファクシミリ装置5は、図3
のアドレス変換テーブルを参照することで、サブアドレ
ス信号SUBの情報内容として送信側のファクシミリ装
置9、10から通知されたサブアドレスに対応する、受
信したファクシミリメッセージの配信宛先となる電子メ
ールアドレスを特定できる。
のアドレス変換テーブルを参照することで、サブアドレ
ス信号SUBの情報内容として送信側のファクシミリ装
置9、10から通知されたサブアドレスに対応する、受
信したファクシミリメッセージの配信宛先となる電子メ
ールアドレスを特定できる。
【0041】そこで、ネットワークファクシミリ装置5
は、送信側のファクシミリ装置9、10からサブアドレ
スの数字列が通知されると、SRAM26から図3に示
したアドレス変換テーブル情報を読み出して、通知され
たサブアドレスの数字列を検索し、対応する電子メール
アドレスの文字列を特定する。
は、送信側のファクシミリ装置9、10からサブアドレ
スの数字列が通知されると、SRAM26から図3に示
したアドレス変換テーブル情報を読み出して、通知され
たサブアドレスの数字列を検索し、対応する電子メール
アドレスの文字列を特定する。
【0042】そして、その特定した電子メールアドレス
に対応するサブアドレスの数字列と対応付けてハードデ
ィスク装置25に記憶していたファクシミリメッセージ
を読み出して、MIME標準のBASE64のバイナリ
/テキスト変換方式でエンコードして得たデータを内容
とする電子メールを、ネットワーク1上の前記特定した
電子メールアドレスを配信宛先として送信する。
に対応するサブアドレスの数字列と対応付けてハードデ
ィスク装置25に記憶していたファクシミリメッセージ
を読み出して、MIME標準のBASE64のバイナリ
/テキスト変換方式でエンコードして得たデータを内容
とする電子メールを、ネットワーク1上の前記特定した
電子メールアドレスを配信宛先として送信する。
【0043】その送信された電子メールは、メールサー
バ装置3にいったん蓄積される。サーバ装置3に蓄積さ
れた、ファクシミリメッセージを内容とする電子メール
は、当該電子メールの配信宛先の電子メールアドレスに
対応するクライアント端末4aないし4dのうちのいず
れかの端末上で稼動するMIME対応のメールアプリケ
ーションにより受信され、BASE64のバイナリ/テ
キスト変換方式でデコードされて元のファクシミリメッ
セージのデータに戻され、ファクシミリアプリケーショ
ン等で処理されることで、復号化されて元の画情報に戻
されディスプレイに表示されたり、プリンタで印刷され
たり、ファイルとして保存されたりする等、配信宛先の
ユーザが所望する処理が行われる。
バ装置3にいったん蓄積される。サーバ装置3に蓄積さ
れた、ファクシミリメッセージを内容とする電子メール
は、当該電子メールの配信宛先の電子メールアドレスに
対応するクライアント端末4aないし4dのうちのいず
れかの端末上で稼動するMIME対応のメールアプリケ
ーションにより受信され、BASE64のバイナリ/テ
キスト変換方式でデコードされて元のファクシミリメッ
セージのデータに戻され、ファクシミリアプリケーショ
ン等で処理されることで、復号化されて元の画情報に戻
されディスプレイに表示されたり、プリンタで印刷され
たり、ファイルとして保存されたりする等、配信宛先の
ユーザが所望する処理が行われる。
【0044】このように、ネットワークファクシミリ装
置5が、図3に示すようなアドレス変換テーブルを備え
ることで、ファクシミリ装置9、10から、サブアドレ
スの数字列でネットワーク1上の配信宛先を指定するこ
とで、所望の配信宛先にファクシミリメッセージを配信
することができる。
置5が、図3に示すようなアドレス変換テーブルを備え
ることで、ファクシミリ装置9、10から、サブアドレ
スの数字列でネットワーク1上の配信宛先を指定するこ
とで、所望の配信宛先にファクシミリメッセージを配信
することができる。
【0045】しかし、所望の配信宛先にファクシミリメ
ッセージを正常に配信できるためには、サブアドレスで
指定した配信宛先の電子メールアドレスがネットワーク
1において登録されている正当なものであり、かつ、ネ
ットワーク1におけるLAN2を介したデータ通信が正
常に行える状態であることが前提となる。
ッセージを正常に配信できるためには、サブアドレスで
指定した配信宛先の電子メールアドレスがネットワーク
1において登録されている正当なものであり、かつ、ネ
ットワーク1におけるLAN2を介したデータ通信が正
常に行える状態であることが前提となる。
【0046】そのため、サブアドレスで指定した配信宛
先の電子メールアドレスがネットワーク1において登録
されていないものであり、または、ネットワーク1にお
けるLAN2を介したデータ通信が正常に行えない状態
であると、メールサーバ装置3から配信宛先のメールア
ドレスへの、配信依頼したファクシミリメッセージを内
容とする電子メールの配信が正常に行えないことにな
る。
先の電子メールアドレスがネットワーク1において登録
されていないものであり、または、ネットワーク1にお
けるLAN2を介したデータ通信が正常に行えない状態
であると、メールサーバ装置3から配信宛先のメールア
ドレスへの、配信依頼したファクシミリメッセージを内
容とする電子メールの配信が正常に行えないことにな
る。
【0047】一方、配信依頼元のファクシミリ装置9や
10では、ネットワーク1内での電子メールの配信の結
果に直接知ることができないため、配信依頼したファク
シミリメッセージを内容とする電子メールの配信がネッ
トワーク1において正常に行えなかっか、または、正常
に行えたかを、従来は知ることができなかった。
10では、ネットワーク1内での電子メールの配信の結
果に直接知ることができないため、配信依頼したファク
シミリメッセージを内容とする電子メールの配信がネッ
トワーク1において正常に行えなかっか、または、正常
に行えたかを、従来は知ることができなかった。
【0048】そこで、送信側のファクシミリ装置が、受
信側のネットワークファクシミリ装置に配信宛先をサブ
アドレスで指定して送信したファクシミリメッセージの
ネットワーク1における配信結果についての情報を得る
ことができるようにするために、本発明に係るファクシ
ミリ装置9または、本発明に係るネットワークファクシ
ミリ装置5において行われる各種処理手順について、第
1ないし第3実施形態に分けて、以下順を追って説明す
る。
信側のネットワークファクシミリ装置に配信宛先をサブ
アドレスで指定して送信したファクシミリメッセージの
ネットワーク1における配信結果についての情報を得る
ことができるようにするために、本発明に係るファクシ
ミリ装置9または、本発明に係るネットワークファクシ
ミリ装置5において行われる各種処理手順について、第
1ないし第3実施形態に分けて、以下順を追って説明す
る。
【0049】まず、ファクシミリ装置9における第1実
施形態に係る送信処理手順について、図4を参照して説
明する。
施形態に係る送信処理手順について、図4を参照して説
明する。
【0050】同図において、ファクシミリ装置9のCP
U20は、スキャナ部29に原稿がセットされるのを監
視し(判断101のNoループ)、原稿がセットされる
と(判断101のYes)、操作表示部24からファッ
クス番号の入力があるかを監視し(判断102のNoル
ープ)、入力があると(判断102のYes)、サブア
ドレスが入力されたか、または、スタートキーが押下さ
れたかを監視する(判断103のYes、判断104の
Noループ)。
U20は、スキャナ部29に原稿がセットされるのを監
視し(判断101のNoループ)、原稿がセットされる
と(判断101のYes)、操作表示部24からファッ
クス番号の入力があるかを監視し(判断102のNoル
ープ)、入力があると(判断102のYes)、サブア
ドレスが入力されたか、または、スタートキーが押下さ
れたかを監視する(判断103のYes、判断104の
Noループ)。
【0051】そして、サブアドレスが入力されることな
くスタートキーが押下されると(判断104のYe
s)、伝送前手順におけるサブアドレス信号SUBによ
るサブアドレスの指定を伴わない通常のファクシミリ送
信処理を行う(処理104)。一方、スタートキーが押
下される前にサブアドレスが入力されると(判断103
のYes)、次にスタートキーの押下を監視し(判断1
06のNoループ)、押下されると(判断106のYe
s)、伝送前手順におけるサブアドレス信号SUBによ
るサブアドレスの指定を伴うファクシミリ送信処理を行
う(処理107)。
くスタートキーが押下されると(判断104のYe
s)、伝送前手順におけるサブアドレス信号SUBによ
るサブアドレスの指定を伴わない通常のファクシミリ送
信処理を行う(処理104)。一方、スタートキーが押
下される前にサブアドレスが入力されると(判断103
のYes)、次にスタートキーの押下を監視し(判断1
06のNoループ)、押下されると(判断106のYe
s)、伝送前手順におけるサブアドレス信号SUBによ
るサブアドレスの指定を伴うファクシミリ送信処理を行
う(処理107)。
【0052】次に、処理107のサブアドレスの指定を
伴うファクシミリ送信処理手順について、図5を参照し
て説明する。同図において、先ず、判断102で入力さ
れたファックス番号に発呼し(処理202)、G3ファ
クシミリプロトコルに基づいて呼設定手順・伝送前手順
を行う(処理202)。なお、その伝送前手順において
は、判断103で入力されたサブアドレスを情報内容と
するサブアドレス信号SUBを着信側に送信する。
伴うファクシミリ送信処理手順について、図5を参照し
て説明する。同図において、先ず、判断102で入力さ
れたファックス番号に発呼し(処理202)、G3ファ
クシミリプロトコルに基づいて呼設定手順・伝送前手順
を行う(処理202)。なお、その伝送前手順において
は、判断103で入力されたサブアドレスを情報内容と
するサブアドレス信号SUBを着信側に送信する。
【0053】そして、メッセージ伝送手順において、セ
ットされた原稿の画情報をスキャナ部29で読み取って
ファクシミリメッセージとして送信し(処理203)、
最後に、伝送後後手順・呼解放手順を行う(処理20
4)。
ットされた原稿の画情報をスキャナ部29で読み取って
ファクシミリメッセージとして送信し(処理203)、
最後に、伝送後後手順・呼解放手順を行う(処理20
4)。
【0054】図6に、図5に示した送信処理手順に対応
する通信シーケンスを示す。なお、図6において、発信
側は、ファクシミリ装置9であり、着信側は、ネットワ
ークファクシミリ装置5である。
する通信シーケンスを示す。なお、図6において、発信
側は、ファクシミリ装置9であり、着信側は、ネットワ
ークファクシミリ装置5である。
【0055】図6において、発信側は、着信側へ発呼し
て発呼トーン(CNG:1100Hz)により呼を指示
し(フェーズF1)、着信側が被呼局識別信号(CE
D:2100Hz)で呼に応答することで(フェーズF
2)、呼が設定される。
て発呼トーン(CNG:1100Hz)により呼を指示
し(フェーズF1)、着信側が被呼局識別信号(CE
D:2100Hz)で呼に応答することで(フェーズF
2)、呼が設定される。
【0056】呼設定手順P1の後、着信側は、自装置が
備える非標準的な全伝送機能を通知するための非標準機
能識別信号NSF、自装置が備える標準的な全伝送機能
を通知するためのディジタル識別信号DIS、及び、国
際電話番号により被呼端末を識別するための被呼端末識
別信号CSIを発信側に送出する(フェーズF3)。
備える非標準的な全伝送機能を通知するための非標準機
能識別信号NSF、自装置が備える標準的な全伝送機能
を通知するためのディジタル識別信号DIS、及び、国
際電話番号により被呼端末を識別するための被呼端末識
別信号CSIを発信側に送出する(フェーズF3)。
【0057】続いて、発信側は、サブアドレスを通知す
るためのサブアドレス信号SUBを着信側に送出する
(フェーズF4)。このフェーズF4により、図4の処
理103で入力されたサブアドレスがサブアドレス信号
SUBの情報内容として着信側に通知されることにな
る。なお、サブアドレス信号SUBは、図4の処理10
3においてサブアドレスが入力されないときには、着信
側に送出されない。その場合には、図6の通信シーケン
スは、図4の処理105のサブアドレス指定を伴わない
送信処理に対応したものとなる。
るためのサブアドレス信号SUBを着信側に送出する
(フェーズF4)。このフェーズF4により、図4の処
理103で入力されたサブアドレスがサブアドレス信号
SUBの情報内容として着信側に通知されることにな
る。なお、サブアドレス信号SUBは、図4の処理10
3においてサブアドレスが入力されないときには、着信
側に送出されない。その場合には、図6の通信シーケン
スは、図4の処理105のサブアドレス指定を伴わない
送信処理に対応したものとなる。
【0058】さて、発信側は、フェーズF4に続いて、
NSFの範囲内で非標準機能を設定するための非標準機
能設定信号NSS、DISの範囲内で標準機能を設定す
るためのディジタル送信命令信号DCS、及び、国際電
話番号により送信端末を識別するため送信端末識別信号
TSIを着信側に送出する(フェーズF5)。
NSFの範囲内で非標準機能を設定するための非標準機
能設定信号NSS、DISの範囲内で標準機能を設定す
るためのディジタル送信命令信号DCS、及び、国際電
話番号により送信端末を識別するため送信端末識別信号
TSIを着信側に送出する(フェーズF5)。
【0059】発信側は、NSS及びDCSで着信側に通
知した、設定すべき伝送機能と同一機能を内部的に設定
する一方、着信側は、発信側からNSS及びDCSによ
り通知された、設定すべき伝送機能を内部的に設定する
と共に、発信側からTSIにより通知された発信側のフ
ァックス番号をRAM22に記憶する。
知した、設定すべき伝送機能と同一機能を内部的に設定
する一方、着信側は、発信側からNSS及びDCSによ
り通知された、設定すべき伝送機能を内部的に設定する
と共に、発信側からTSIにより通知された発信側のフ
ァックス番号をRAM22に記憶する。
【0060】次に、発信側は、着信側に対してトレーニ
ングチェック信号TCFを送出して、モデム伝送速度の
確認を行い(フェーズF6)、着信側は、モデムの調整
が完了したことを示す受信準備確認信号CFRを発信側
に送出して(フェーズF7)、メッセージ伝送における
モデム速度を決定する。
ングチェック信号TCFを送出して、モデム伝送速度の
確認を行い(フェーズF6)、着信側は、モデムの調整
が完了したことを示す受信準備確認信号CFRを発信側
に送出して(フェーズF7)、メッセージ伝送における
モデム速度を決定する。
【0061】このようにして伝送前手順P2が完了する
と、発信側は、着信側にファクシミリメッセージの受信
の準備をさせるためのリトレーニング信号に続いてファ
クシミリメッセージを送信し、着信側が受信する(フェ
ーズF8)。発信側は、ファクシミリメッセージが複数
ページ分ある場合には、マルチページ信号MPS(また
はメッセージ終了信号EOM)を発信側に送出し(フェ
ーズF9)、着信側がメッセージ確認信号MCFで応答
して(フェーズF10)、リトレーニング信号に続くフ
ァクシミリメッセージが、発信側から着信側に送信され
る(フェーズF11)。
と、発信側は、着信側にファクシミリメッセージの受信
の準備をさせるためのリトレーニング信号に続いてファ
クシミリメッセージを送信し、着信側が受信する(フェ
ーズF8)。発信側は、ファクシミリメッセージが複数
ページ分ある場合には、マルチページ信号MPS(また
はメッセージ終了信号EOM)を発信側に送出し(フェ
ーズF9)、着信側がメッセージ確認信号MCFで応答
して(フェーズF10)、リトレーニング信号に続くフ
ァクシミリメッセージが、発信側から着信側に送信され
る(フェーズF11)。
【0062】このようにしてメッセージ伝送手順P3が
完了すると、発信側から着信側へ手順終了信号EOPが
送出されると共に(フェーズF12)、発信側から着信
側へメッセージ確認信号MCFが送出されて(フェーズ
F13)、伝送後手順P4が行われ、最後に、発信側か
ら着信側へ切断命令信号DCNが送出されて(フェーズ
F14)、呼解放手順P5が行われ、図4の処理107
のファクシミリ送信処理または処理105のファクシミ
リ送信処理が完了する。
完了すると、発信側から着信側へ手順終了信号EOPが
送出されると共に(フェーズF12)、発信側から着信
側へメッセージ確認信号MCFが送出されて(フェーズ
F13)、伝送後手順P4が行われ、最後に、発信側か
ら着信側へ切断命令信号DCNが送出されて(フェーズ
F14)、呼解放手順P5が行われ、図4の処理107
のファクシミリ送信処理または処理105のファクシミ
リ送信処理が完了する。
【0063】次に、図6に示した通信シーケンスにおけ
る着信側としてのネットワークファクシミリ装置5にお
ける、第1実施形態に係る着信処理手順について、図7
を参照して説明する。
る着信側としてのネットワークファクシミリ装置5にお
ける、第1実施形態に係る着信処理手順について、図7
を参照して説明する。
【0064】同図において、ネットワークファクシミリ
装置5のCPU20は、網制御部31の状態を監視する
ことにより着信を監視し(判301Noループ)、着信
があると(判断301のYes)、図6に示した呼設定
手順P1・伝送前手順P2を行う(処理302)。
装置5のCPU20は、網制御部31の状態を監視する
ことにより着信を監視し(判301Noループ)、着信
があると(判断301のYes)、図6に示した呼設定
手順P1・伝送前手順P2を行う(処理302)。
【0065】そして伝送前手順P2においてサブアドレ
ス信号SUBによりサブアドレスの通知があったかを判
断し(判断303)、ない場合には(判断303のN
o)、受信したファクシミリメッセージを自装置のプロ
ッタ部28により記録出力したりして、自装置内で処理
する、通常のファクシミリ受信処理を行う(処理30
4)。
ス信号SUBによりサブアドレスの通知があったかを判
断し(判断303)、ない場合には(判断303のN
o)、受信したファクシミリメッセージを自装置のプロ
ッタ部28により記録出力したりして、自装置内で処理
する、通常のファクシミリ受信処理を行う(処理30
4)。
【0066】サブアドレスの通知があった場合には(判
断303のYes)、伝送前手順P2において、送信端
末識別信号TSIにより通知された送信元ファックス番
号を転送結果通知用管理テーブルに登録する(処理30
5)。その転送結果通知用管理テーブルは、図8に示す
ように、ファイル番号「0000」のファイルとして、
ハードディスク装置25に格納される。
断303のYes)、伝送前手順P2において、送信端
末識別信号TSIにより通知された送信元ファックス番
号を転送結果通知用管理テーブルに登録する(処理30
5)。その転送結果通知用管理テーブルは、図8に示す
ように、ファイル番号「0000」のファイルとして、
ハードディスク装置25に格納される。
【0067】ハードディスク装置25においては、ファ
イル番号「0000」の転送結果通知用管理テーブルの
ファイルの他に、図8に示すように、メモリ送受信画情
報や、後述する転送結果通知メール等の各種データが、
それぞれに付されたファイル番号により管理されてい
る。そのファイル番号は、各種データがハードディスク
装置25に記憶される順に循環する連番であり、「00
01」、「0002」、…、「8765」、「876
6」「9999」、「0001」、「0002」という
順番で付される。ただし、図9に示す転送結果通知用管
理テーブルの内容を記憶した、ファイルだけは例外で、
常に固定したファイル番号「0000」が付されて管理
されている。
イル番号「0000」の転送結果通知用管理テーブルの
ファイルの他に、図8に示すように、メモリ送受信画情
報や、後述する転送結果通知メール等の各種データが、
それぞれに付されたファイル番号により管理されてい
る。そのファイル番号は、各種データがハードディスク
装置25に記憶される順に循環する連番であり、「00
01」、「0002」、…、「8765」、「876
6」「9999」、「0001」、「0002」という
順番で付される。ただし、図9に示す転送結果通知用管
理テーブルの内容を記憶した、ファイルだけは例外で、
常に固定したファイル番号「0000」が付されて管理
されている。
【0068】図9に示す転送結果通知用管理テーブル
は、送信元ファックス番号に、受信画情報ファイルのフ
ァイル番号と、転送結果通知メールファイルのファイル
番号とを対応付けたテーブルである。
は、送信元ファックス番号に、受信画情報ファイルのフ
ァイル番号と、転送結果通知メールファイルのファイル
番号とを対応付けたテーブルである。
【0069】さて、図7に戻って、処理305により、
新たに転送結果通知用管理テーブルに送信元ファックス
番号が登録されると、図6の通信シーケンスのメッセー
ジ伝送手順P3に対応して画情報を受信し(処理30
6)、伝送後手順P4・呼解放手順P5を行った後(処
理307)、処理306で受信した画情報を送信元ファ
ックス番号と対応付けて記憶する(処理308)。つま
り、図9の管理テーブルに処理305で登録した送信元
ファックス番号に、処理306で受信した画情報をハー
ドディスク装置25に蓄積する際に付されたファイル番
号を対応付けて記憶する。
新たに転送結果通知用管理テーブルに送信元ファックス
番号が登録されると、図6の通信シーケンスのメッセー
ジ伝送手順P3に対応して画情報を受信し(処理30
6)、伝送後手順P4・呼解放手順P5を行った後(処
理307)、処理306で受信した画情報を送信元ファ
ックス番号と対応付けて記憶する(処理308)。つま
り、図9の管理テーブルに処理305で登録した送信元
ファックス番号に、処理306で受信した画情報をハー
ドディスク装置25に蓄積する際に付されたファイル番
号を対応付けて記憶する。
【0070】そして、受信画情報を、BASE64のエ
ンコード方式等により電子メールに変換し(処理30
9)、SRAM26に記憶された図3のアドレス変換テ
ーブルにおいて、判断303で通知されたサブアドレス
に対応する電子メールアドレス宛てに送信する(処理3
10)。
ンコード方式等により電子メールに変換し(処理30
9)、SRAM26に記憶された図3のアドレス変換テ
ーブルにおいて、判断303で通知されたサブアドレス
に対応する電子メールアドレス宛てに送信する(処理3
10)。
【0071】処理310で送信された受信画情報の電子
メールは、前述したように、LAN2を経由してメール
サーバ装置3にいったん蓄積され、メールサーバ装置3
により宛先の電子メールアドレスに転送されることにな
るが、メールサーバ装置3は、その転送結果を電子メー
ルでネットワークファクシミリ装置5に返信してくる。
したがって、ネットワークファクシミリ装置9は、メー
ルサーバ装置3からの転送結果通知の電子メールを受信
することで、配信宛先のメールアドレスへの受信画情報
の電子メールの転送結果を得ることができる。もっと
も、ネットワークファクシミリ装置5が受信情報の電子
メールの配信をメールサーバ装置3に依頼するのではな
く、ネットワークファクシミリ装置5が受信情報の電子
メールを直接配信宛先へ転送して、その結果を自ら直接
的に検出するようにしてもよい。
メールは、前述したように、LAN2を経由してメール
サーバ装置3にいったん蓄積され、メールサーバ装置3
により宛先の電子メールアドレスに転送されることにな
るが、メールサーバ装置3は、その転送結果を電子メー
ルでネットワークファクシミリ装置5に返信してくる。
したがって、ネットワークファクシミリ装置9は、メー
ルサーバ装置3からの転送結果通知の電子メールを受信
することで、配信宛先のメールアドレスへの受信画情報
の電子メールの転送結果を得ることができる。もっと
も、ネットワークファクシミリ装置5が受信情報の電子
メールの配信をメールサーバ装置3に依頼するのではな
く、ネットワークファクシミリ装置5が受信情報の電子
メールを直接配信宛先へ転送して、その結果を自ら直接
的に検出するようにしてもよい。
【0072】処理310の後、ネットワークファクシミ
リ装置5は、メールサーバ装置3からの転送結果通知メ
ールの受信を監視し(判断311のNoループ)、受信
すると(判断311のYes)、受信した転送結果通知
メールを送信ファックス番号と対応付けて記憶する(処
理312)。つまり、判断311で受信した転送結果通
知メールをハードディスク装置25に蓄積すると共に、
その際に付されたファイル番号を、処理305により、
図9の管理テーブルに登録した送信元ファックス番号と
対応付けて記憶する。
リ装置5は、メールサーバ装置3からの転送結果通知メ
ールの受信を監視し(判断311のNoループ)、受信
すると(判断311のYes)、受信した転送結果通知
メールを送信ファックス番号と対応付けて記憶する(処
理312)。つまり、判断311で受信した転送結果通
知メールをハードディスク装置25に蓄積すると共に、
その際に付されたファイル番号を、処理305により、
図9の管理テーブルに登録した送信元ファックス番号と
対応付けて記憶する。
【0073】図10に、判断311で受信する転送結果
通知メールの一例を示す。同図において、転送結果通常
メールは、ヘッダ部と、本文部とから構成され、本文部
は、宛先のメールアドレスと、転送結果が対応付けられ
たレポートで構成されている。転送結果としては、正常
に転送できたことを示す「OK」と、LAN2上のデー
タ通信の障害により転送できなかったことを示す「E
1」と、宛先メールアドレスがネットワーク1において
登録されていない不明なアドレスであるために転送でき
なかったことを示す「E2」の3種類を例示している。
通知メールの一例を示す。同図において、転送結果通常
メールは、ヘッダ部と、本文部とから構成され、本文部
は、宛先のメールアドレスと、転送結果が対応付けられ
たレポートで構成されている。転送結果としては、正常
に転送できたことを示す「OK」と、LAN2上のデー
タ通信の障害により転送できなかったことを示す「E
1」と、宛先メールアドレスがネットワーク1において
登録されていない不明なアドレスであるために転送でき
なかったことを示す「E2」の3種類を例示している。
【0074】さて、処理312の後は、転送結果通知処
理(処理313)を行う。図11に、処理313におけ
る転送結果通知処理の具体的処理手順を示す。
理(処理313)を行う。図11に、処理313におけ
る転送結果通知処理の具体的処理手順を示す。
【0075】同図において、先ず、処理312で送信元
ファックス番号と対応付けて記憶した転送結果通知メー
ルの本文文字列を、ROM21内に格納されたフォント
テーブル21aを参照しながらフォント展開して画情報
に変換し(処理401)、処理308で送信元ファック
ス番号と対応付けて記憶した受信画情報を読出し(処理
402)、SRAM26に格納されている図3のアドレ
ス変換テーブルをフォント展開して画情報に変換して
(処理403)、それら各画情報を合成することで、転
送結果通知レポート画情報を合成する(処理404)。
図12に転送結果通知レポート画情報の合成例を示す。
同図において、1ページ文の画情報中に、図10に示し
たような転送結果通知メールの本文と、受信画情報の第
1ページの一部と、図3に示したアドレス変換テーブル
が内容として含まれている。なお、転送結果通知レポー
ト画情報は、複数ページで構成してもよい。また、受信
画情報は第1ページの一部ではなく、第1ページの全
部、または、受信画情報の全部を転送結果通知レポート
画情報に含めてもよいが、通常は、受信画情報は第1ペ
ージの一部で十分である。
ファックス番号と対応付けて記憶した転送結果通知メー
ルの本文文字列を、ROM21内に格納されたフォント
テーブル21aを参照しながらフォント展開して画情報
に変換し(処理401)、処理308で送信元ファック
ス番号と対応付けて記憶した受信画情報を読出し(処理
402)、SRAM26に格納されている図3のアドレ
ス変換テーブルをフォント展開して画情報に変換して
(処理403)、それら各画情報を合成することで、転
送結果通知レポート画情報を合成する(処理404)。
図12に転送結果通知レポート画情報の合成例を示す。
同図において、1ページ文の画情報中に、図10に示し
たような転送結果通知メールの本文と、受信画情報の第
1ページの一部と、図3に示したアドレス変換テーブル
が内容として含まれている。なお、転送結果通知レポー
ト画情報は、複数ページで構成してもよい。また、受信
画情報は第1ページの一部ではなく、第1ページの全
部、または、受信画情報の全部を転送結果通知レポート
画情報に含めてもよいが、通常は、受信画情報は第1ペ
ージの一部で十分である。
【0076】そして、送信元ファックス番号に発呼し
(処理405)、転送結果通知レポート画情報をファク
シミリメッセージとして送信し(処理406)、最後
に、当該送信元ファックス番号についての、送信元ファ
ックス番号、受信画情報ファイル番号、転送結果通知メ
ールファイル番号の各フィールドから構成されるレコー
ドを、図9の転送結果通知用管理テーブルから削除する
と共に、削除したレコードに対応するファイル番号でハ
ードディスク装置25に蓄積していた、もすや不要とな
ったファイルそのものをも削除する。
(処理405)、転送結果通知レポート画情報をファク
シミリメッセージとして送信し(処理406)、最後
に、当該送信元ファックス番号についての、送信元ファ
ックス番号、受信画情報ファイル番号、転送結果通知メ
ールファイル番号の各フィールドから構成されるレコー
ドを、図9の転送結果通知用管理テーブルから削除する
と共に、削除したレコードに対応するファイル番号でハ
ードディスク装置25に蓄積していた、もすや不要とな
ったファイルそのものをも削除する。
【0077】このように、ネットワークファクシミリ装
置5が、送信側のファクシミリ装置9に発呼して、転送
結果通知レポート画情報を送信することで、ファクシミ
リ装置9側では、ファクシミリメッセージとして受信し
た転送結果通知レポート画情報がプロッタ部28により
出力され、ファクシミリ装置9側のユーザは、自分が配
信宛先を指定して送信したファクシミリメッセージのネ
ットワーク1における配信結果を容易に知ることができ
る。
置5が、送信側のファクシミリ装置9に発呼して、転送
結果通知レポート画情報を送信することで、ファクシミ
リ装置9側では、ファクシミリメッセージとして受信し
た転送結果通知レポート画情報がプロッタ部28により
出力され、ファクシミリ装置9側のユーザは、自分が配
信宛先を指定して送信したファクシミリメッセージのネ
ットワーク1における配信結果を容易に知ることができ
る。
【0078】また、ファクシミリ装置9側のユーザは、
転送結果通知レポート画情報に含められた送信画情報
(ネットワークファクシミリ装置5にとっての受信画情
報)により、どの通信に関する転送結果通知レポートな
のかを容易に認識できる。
転送結果通知レポート画情報に含められた送信画情報
(ネットワークファクシミリ装置5にとっての受信画情
報)により、どの通信に関する転送結果通知レポートな
のかを容易に認識できる。
【0079】また、ファクシミリ装置9側のユーザは、
転送結果通知レポート画情報に含められたアドレス変換
テーブルにより、自分が指定したサブアドレスが所望の
配信宛先ユーザの電子メールアドレスに対応していたか
を確認することができ、以後のサブアドレスの指定も確
実に行える。
転送結果通知レポート画情報に含められたアドレス変換
テーブルにより、自分が指定したサブアドレスが所望の
配信宛先ユーザの電子メールアドレスに対応していたか
を確認することができ、以後のサブアドレスの指定も確
実に行える。
【0080】以上説明した第1実施形態に係る、転送結
果通知のためのファクシミリ装置9及びネットワークフ
ァクシミリ装置5における処理手順では、転送結果通知
のために、ネットワークファクシミリ装置5からファク
シミリ装置9に発呼したが、その場合、ファクシミリ装
置9側が享受する転送結果通知サービスのために、ネッ
トワークファクシミリ装置5側が通信費を負担しなけれ
ばならない。
果通知のためのファクシミリ装置9及びネットワークフ
ァクシミリ装置5における処理手順では、転送結果通知
のために、ネットワークファクシミリ装置5からファク
シミリ装置9に発呼したが、その場合、ファクシミリ装
置9側が享受する転送結果通知サービスのために、ネッ
トワークファクシミリ装置5側が通信費を負担しなけれ
ばならない。
【0081】以下説明する、第1実施形態の変形例であ
る第2及び第3実施形態は、ファクシミリ装置9がネッ
トワークファクシミリ装置5に発呼して、転送結果の通
知を受けることができるものである。
る第2及び第3実施形態は、ファクシミリ装置9がネッ
トワークファクシミリ装置5に発呼して、転送結果の通
知を受けることができるものである。
【0082】先ず、第2実施形態について、説明する。
【0083】この第2実施形態では、ファクシミリ装置
9は、第1実施形態と同様に、図4に示した送信処理手
順を行い、図5に示したファクシミリ送信処理の処理2
01から処理204までを行うが、処理204の後、処
理を終了してしまうのではなく、続いて、図13に示す
追加処理手順を行う。
9は、第1実施形態と同様に、図4に示した送信処理手
順を行い、図5に示したファクシミリ送信処理の処理2
01から処理204までを行うが、処理204の後、処
理を終了してしまうのではなく、続いて、図13に示す
追加処理手順を行う。
【0084】つまり、図5の処理手順によりサブアドレ
スの指定を伴うファクシミリメッセージの送信の終了後
に、タイマ制御部23に適当な時定数を設定してタイマ
動作をさせて、ネットワーク1におけるネットワークフ
ァクシミリ装置5から宛先のメールアドレスへの受信画
情報の電子メールの配信動作が完了する(配信動作がエ
ラー終了した場合を含む)のに十分な一定時間待ってか
ら(処理501)、図4の処理102で入力されたファ
ックス番号に再発呼して(処理502)、ポーリング受
信処理を行い(処理503)、処理503で受信した転
送結果通知レポート画情報をプロッタ部28で記録出力
する(処理504)。
スの指定を伴うファクシミリメッセージの送信の終了後
に、タイマ制御部23に適当な時定数を設定してタイマ
動作をさせて、ネットワーク1におけるネットワークフ
ァクシミリ装置5から宛先のメールアドレスへの受信画
情報の電子メールの配信動作が完了する(配信動作がエ
ラー終了した場合を含む)のに十分な一定時間待ってか
ら(処理501)、図4の処理102で入力されたファ
ックス番号に再発呼して(処理502)、ポーリング受
信処理を行い(処理503)、処理503で受信した転
送結果通知レポート画情報をプロッタ部28で記録出力
する(処理504)。
【0085】図14に、処理503のポーリング受信処
理の具体的な通信シーケンスについて示す。同図におい
て、発信側は、ファクシミリ装置9であり、着信側は、
ネットワークファクシミリ装置5である。
理の具体的な通信シーケンスについて示す。同図におい
て、発信側は、ファクシミリ装置9であり、着信側は、
ネットワークファクシミリ装置5である。
【0086】同図において、発信側は、着信側へ発呼し
て発呼トーン(CNG:1100Hz)により呼を指示
し(フェーズF21)、着信側が被呼局識別信号(CE
D:2100Hz)で呼に応答することで(フェーズF
22)、呼が設定される。
て発呼トーン(CNG:1100Hz)により呼を指示
し(フェーズF21)、着信側が被呼局識別信号(CE
D:2100Hz)で呼に応答することで(フェーズF
22)、呼が設定される。
【0087】呼設定手順P6の後、着信側は、自装置が
備える非標準的な全伝送機能を通知するための非標準機
能識別信号NSF、自装置が備える標準的な全伝送機能
を通知するためのディジタル識別信号DIS、及び、国
際電話番号により被呼端末を識別するための被呼端末識
別信号CSIを発信側に送出する(フェーズF23)。
備える非標準的な全伝送機能を通知するための非標準機
能識別信号NSF、自装置が備える標準的な全伝送機能
を通知するためのディジタル識別信号DIS、及び、国
際電話番号により被呼端末を識別するための被呼端末識
別信号CSIを発信側に送出する(フェーズF23)。
【0088】続いて、発信側は、自装置が備える標準的
な全伝送機能を通知すると共に着信側へ送信権を移行す
るためのディジタル送信命令信号DTC、自装置が備え
る非標準的な全伝送機能を通知するための非標準機能命
令信号NSC、及び、国際電話番号により発呼端末を識
別するための発呼端末識別信号CIGを着信側へ送出す
る(フェーズF24)。
な全伝送機能を通知すると共に着信側へ送信権を移行す
るためのディジタル送信命令信号DTC、自装置が備え
る非標準的な全伝送機能を通知するための非標準機能命
令信号NSC、及び、国際電話番号により発呼端末を識
別するための発呼端末識別信号CIGを着信側へ送出す
る(フェーズF24)。
【0089】続いて、着信側は、NSF/NSCの範囲
内で非標準機能を設定するための非標準機能設定信号N
SS、DIS/DTCの範囲内で標準機能を設定するた
めのディジタル送信命令信号DCS、及び、国際電話番
号により送信端末を識別するための送信端末識別信号T
SIを発信側に送出する(フェーズF25)。
内で非標準機能を設定するための非標準機能設定信号N
SS、DIS/DTCの範囲内で標準機能を設定するた
めのディジタル送信命令信号DCS、及び、国際電話番
号により送信端末を識別するための送信端末識別信号T
SIを発信側に送出する(フェーズF25)。
【0090】着信側は、NSS及びDCSで発信側に通
知した、設定すべき伝送機能と同一機能を内部的に設定
する一方、発信側は、着信側からNSS及びDCSによ
り通知された、設定すべき伝送機能を内部的に設定す
る。
知した、設定すべき伝送機能と同一機能を内部的に設定
する一方、発信側は、着信側からNSS及びDCSによ
り通知された、設定すべき伝送機能を内部的に設定す
る。
【0091】次に、着信側は、発信側に対してトレーニ
ングチェック信号TCFを送出して、モデム伝送速度の
確認を行い(フェーズF26)、発信側は、モデムの調
整が完了したことを示す受信準備確認信号CFRを着信
側に送出して(フェーズF27)、メッセージ伝送にお
けるモデム速度を決定する。
ングチェック信号TCFを送出して、モデム伝送速度の
確認を行い(フェーズF26)、発信側は、モデムの調
整が完了したことを示す受信準備確認信号CFRを着信
側に送出して(フェーズF27)、メッセージ伝送にお
けるモデム速度を決定する。
【0092】このようにして伝送前手順P7が完了する
と、着信側は、発信側にファクシミリメッセージの受信
の準備をさせるためのリトレーニング信号に続いてファ
クシミリメッセージを送信し、発信側が受信する(フェ
ーズF28)。着信側は、ファクシミリメッセージが複
数ページ分ある場合には、マルチページ信号MPS(ま
たはメッセージ終了信号EOM)を発信側に送出し(フ
ェーズF29)、発信側がメッセージ確認信号MCFで
応答して(フェーズF30)、リトレーニング信号に続
くファクシミリメッセージが、着信側から発信側に送信
される(フェーズF31)。
と、着信側は、発信側にファクシミリメッセージの受信
の準備をさせるためのリトレーニング信号に続いてファ
クシミリメッセージを送信し、発信側が受信する(フェ
ーズF28)。着信側は、ファクシミリメッセージが複
数ページ分ある場合には、マルチページ信号MPS(ま
たはメッセージ終了信号EOM)を発信側に送出し(フ
ェーズF29)、発信側がメッセージ確認信号MCFで
応答して(フェーズF30)、リトレーニング信号に続
くファクシミリメッセージが、着信側から発信側に送信
される(フェーズF31)。
【0093】なお、後述するように、メッセージ伝送手
順P8において着信側から発信側に送信されるファクシ
ミリメッセージの内容は、転送結果通知レポート画情報
である。
順P8において着信側から発信側に送信されるファクシ
ミリメッセージの内容は、転送結果通知レポート画情報
である。
【0094】さて、このようにしてメッセージ伝送手順
P8が完了すると、着信側から発信側へ手順終了信号E
OPが送出されると共に(フェーズF32)、発信側か
ら着信側へメッセージ確認信号MCFが送出されて(フ
ェーズF33)、伝送後手順P9が行われ、最後に、着
信側から発信側へ切断命令信号DCNが送出されて(フ
ェーズF34)、呼解放手順P10が行われ、図13の
処理503におけるポーリング受信処理が完了する。
P8が完了すると、着信側から発信側へ手順終了信号E
OPが送出されると共に(フェーズF32)、発信側か
ら着信側へメッセージ確認信号MCFが送出されて(フ
ェーズF33)、伝送後手順P9が行われ、最後に、着
信側から発信側へ切断命令信号DCNが送出されて(フ
ェーズF34)、呼解放手順P10が行われ、図13の
処理503におけるポーリング受信処理が完了する。
【0095】次に、図14に示した通信シーケンスにお
ける着信側としてのネットワークファクシミリ装置5に
おける第2実施形態に係る着信処理手順について説明す
る。
ける着信側としてのネットワークファクシミリ装置5に
おける第2実施形態に係る着信処理手順について説明す
る。
【0096】ネットワークファクシミリ装置5における
第2実施形態に係る着信処理手順は、図7に示した第1
実施形態に係る着信処理手順と同様である。ただし、処
理313の転送結果通知処理として、第1実施形態で
は、図11に示した処理を行ったのに対し、この第2実
施形態では、図15に示す転送結果通知処理を、処理3
13において行う点が異なる。
第2実施形態に係る着信処理手順は、図7に示した第1
実施形態に係る着信処理手順と同様である。ただし、処
理313の転送結果通知処理として、第1実施形態で
は、図11に示した処理を行ったのに対し、この第2実
施形態では、図15に示す転送結果通知処理を、処理3
13において行う点が異なる。
【0097】つまり、図7に示す着信処理手順における
判断301ないし処理312までの処理により、図9の
管理テーブルに示すように、図6に示した通信シーケン
スに基づいて受信した画情報と、転送結果通知メールと
を送信元ファックス番号と対応付けて記憶した上で、図
15に示す転送結果通知処理を行う。なお、図7に示す
着信処理手順における判断301ないし処理312まで
の処理手順については、前述の第1実施形態において既
に説明済であるため、詳細な説明は省略する。
判断301ないし処理312までの処理により、図9の
管理テーブルに示すように、図6に示した通信シーケン
スに基づいて受信した画情報と、転送結果通知メールと
を送信元ファックス番号と対応付けて記憶した上で、図
15に示す転送結果通知処理を行う。なお、図7に示す
着信処理手順における判断301ないし処理312まで
の処理手順については、前述の第1実施形態において既
に説明済であるため、詳細な説明は省略する。
【0098】図15において、ネットワークファクシミ
リ装置9は、網制御部31の状態を監視することで着信
があるかを監視し(判断601Noループ)、着信があ
ると、呼設定手順・伝送前手順を行い(処理602)、
伝送前手順においてポーリング要求があったか、つま
り、発信側から図14に示したポーリング送受信の通信
シーケンスにより、ディジタル送信命令DTCを受信す
る伝送前手順を行ったかを判断し(判断603)、ポー
リング要求がない場合には(判断603のNo)、判断
601での着信は、この第2実施形態に係る転送結果通
知処理とは無関係の着信であるため、その着信に応じた
通常のファクシミリ受信処理や、サブアドレスの指定を
伴う通常のファクシミリ受信処理等の他の処理605を
行う。
リ装置9は、網制御部31の状態を監視することで着信
があるかを監視し(判断601Noループ)、着信があ
ると、呼設定手順・伝送前手順を行い(処理602)、
伝送前手順においてポーリング要求があったか、つま
り、発信側から図14に示したポーリング送受信の通信
シーケンスにより、ディジタル送信命令DTCを受信す
る伝送前手順を行ったかを判断し(判断603)、ポー
リング要求がない場合には(判断603のNo)、判断
601での着信は、この第2実施形態に係る転送結果通
知処理とは無関係の着信であるため、その着信に応じた
通常のファクシミリ受信処理や、サブアドレスの指定を
伴う通常のファクシミリ受信処理等の他の処理605を
行う。
【0099】ポーリング要求があった場合は(判断60
3のYes)、更に、伝送前手順において発呼端末識別
信号CIGで通知されたファックス番号は図9の転送結
果通知用管理テーブルに送信元ファックス番号として登
録されているかを判断し(判断604)、登録されてい
ない場合は(判断604のNo)、判断603におい
て、ポーリング要求がない場合(判断303のYes)
と同様に、着信に応じた他の処理を行う(処理60
5)。
3のYes)、更に、伝送前手順において発呼端末識別
信号CIGで通知されたファックス番号は図9の転送結
果通知用管理テーブルに送信元ファックス番号として登
録されているかを判断し(判断604)、登録されてい
ない場合は(判断604のNo)、判断603におい
て、ポーリング要求がない場合(判断303のYes)
と同様に、着信に応じた他の処理を行う(処理60
5)。
【0100】発呼端末識別信号CIGで通知されたファ
ックス番号が図9の転送結果通知用管理テーブルに送信
元ファックス番号として登録されている場合は(判断6
04のYes)、当該登録されている送信元ファックス
番号について、レポート画情報作成処理を行う(処理6
06)。
ックス番号が図9の転送結果通知用管理テーブルに送信
元ファックス番号として登録されている場合は(判断6
04のYes)、当該登録されている送信元ファックス
番号について、レポート画情報作成処理を行う(処理6
06)。
【0101】処理606のレポート画情報作成処理は、
図11の第1実施形態に係る転送結果通知処理手順にお
ける処理401ないし処理404の手順と同様の手順で
あり、図7の処理312で送信元ファックス番号と対応
付けて記憶した転送結果通知メールの本文文字列を、R
OM21内に格納されたフォントテーブル21aを参照
しながらフォント展開して画情報に変換し(処理40
1)、処理308で送信元ファックス番号と対応付けて
記憶した受信画情報を読出し(処理402)、SRAM
26に格納されている図3のアドレス変換テーブルをフ
ォント展開して画情報に変換して(処理403)、それ
ら各画情報を合成することで、転送結果通知レポート画
情報を合成する(処理404)、一連の処理である。
図11の第1実施形態に係る転送結果通知処理手順にお
ける処理401ないし処理404の手順と同様の手順で
あり、図7の処理312で送信元ファックス番号と対応
付けて記憶した転送結果通知メールの本文文字列を、R
OM21内に格納されたフォントテーブル21aを参照
しながらフォント展開して画情報に変換し(処理40
1)、処理308で送信元ファックス番号と対応付けて
記憶した受信画情報を読出し(処理402)、SRAM
26に格納されている図3のアドレス変換テーブルをフ
ォント展開して画情報に変換して(処理403)、それ
ら各画情報を合成することで、転送結果通知レポート画
情報を合成する(処理404)、一連の処理である。
【0102】処理606により、図12に示したような
転送結果通知レポート画情報が合成される。
転送結果通知レポート画情報が合成される。
【0103】そして、図14の通信シーケンスのメッセ
ージ伝送手順P8に対応して処理606で合成された転
送結果通知レポート画情報をファクシミリメッセージと
して発信側のファクシミリ装置9に送信し(処理60
7)、伝送後手順P9・呼解放手順P10を行い(処理
608)、最後に、当該送信元ファックス番号について
の、送信元ファックス番号、受信画情報ファイル番号、
転送結果通知メールファイル番号の各フィールドから構
成されるレコードを、図9の転送結果通知用管理テーブ
ルから削除すると共に、削除したレコードに対応するフ
ァイル番号でハードディスク装置25に蓄積していた、
もすや不要となったファイルそのものをも削除する(処
理609)。
ージ伝送手順P8に対応して処理606で合成された転
送結果通知レポート画情報をファクシミリメッセージと
して発信側のファクシミリ装置9に送信し(処理60
7)、伝送後手順P9・呼解放手順P10を行い(処理
608)、最後に、当該送信元ファックス番号について
の、送信元ファックス番号、受信画情報ファイル番号、
転送結果通知メールファイル番号の各フィールドから構
成されるレコードを、図9の転送結果通知用管理テーブ
ルから削除すると共に、削除したレコードに対応するフ
ァイル番号でハードディスク装置25に蓄積していた、
もすや不要となったファイルそのものをも削除する(処
理609)。
【0104】このように、ファクシミリ装置9からネッ
トワークファクシミリ装置5に発呼して転送結果通知レ
ポートの画情報をポーリング受信することて、ファクシ
ミリ装置9に転送結果通知サービスを提供するためにネ
ットワークファクシミリ装置5側が通信費を負担する必
要がなくなる。
トワークファクシミリ装置5に発呼して転送結果通知レ
ポートの画情報をポーリング受信することて、ファクシ
ミリ装置9に転送結果通知サービスを提供するためにネ
ットワークファクシミリ装置5側が通信費を負担する必
要がなくなる。
【0105】次に第3実施形態について、説明する。
【0106】この第3実施形態では、ファクシミリ装置
9は、第1実施形態と同様に、図4に示した送信処理手
順を行うと共に図5に示したファクシミリ送信処理の処
理201から処理203までを行うが、処理203の
後、処理204を行うのではなく、続いて、図16に示
す追加処理手順を行う。
9は、第1実施形態と同様に、図4に示した送信処理手
順を行うと共に図5に示したファクシミリ送信処理の処
理201から処理203までを行うが、処理203の
後、処理204を行うのではなく、続いて、図16に示
す追加処理手順を行う。
【0107】つまり、図5の処理201ないし処理20
3までの処理手順による、図6に示した通信シーケンス
の、呼設定手順P1、伝送前手順P2、及び、メッセー
ジ伝送手順P3に基づいた、サブアドレスの指定を伴う
ファクシミリメッセージの着信側のネットワークファク
シミリ装置5への送信の終了後に、図6の通信シーケン
スの転送後手順P4を行うのではなく、図17に示す伝
送後手順P11を行う(処理801)。
3までの処理手順による、図6に示した通信シーケンス
の、呼設定手順P1、伝送前手順P2、及び、メッセー
ジ伝送手順P3に基づいた、サブアドレスの指定を伴う
ファクシミリメッセージの着信側のネットワークファク
シミリ装置5への送信の終了後に、図6の通信シーケン
スの転送後手順P4を行うのではなく、図17に示す伝
送後手順P11を行う(処理801)。
【0108】つまり、手順終了信号EOPを着信側に送
信して手順を終了してしまうのではなく、メッセージ終
了信号EOMを着信側へ送信して引き続き送信すべきフ
ァクシミリメッセージがあることを示し、着信側からメ
ッセージ確認信号MCFを受信する処理を行う。
信して手順を終了してしまうのではなく、メッセージ終
了信号EOMを着信側へ送信して引き続き送信すべきフ
ァクシミリメッセージがあることを示し、着信側からメ
ッセージ確認信号MCFを受信する処理を行う。
【0109】そして、ポーリング受信処理を行う(処理
802)。そのポーリング受信処理は、図17に示した
伝送後手順P11に引き続いて行われる、図14に示し
た通信シーケンスの、伝送前手順P7、メッセージ伝送
手順P8、伝送後手順P9、及び、呼解放手順P10で
ある。
802)。そのポーリング受信処理は、図17に示した
伝送後手順P11に引き続いて行われる、図14に示し
た通信シーケンスの、伝送前手順P7、メッセージ伝送
手順P8、伝送後手順P9、及び、呼解放手順P10で
ある。
【0110】処理802で受信した転送結果通知レポー
ト画情報はプロッタ部28で記録出力される(処理80
3)。
ト画情報はプロッタ部28で記録出力される(処理80
3)。
【0111】以上のファクシミリ装置9における第3実
施形態に係る処理手順に対応して、ネットワークファク
シミリ装置5側では、図7に示した着信処理手順ではな
く、図18及び図19に示す着信処理手順行う。
施形態に係る処理手順に対応して、ネットワークファク
シミリ装置5側では、図7に示した着信処理手順ではな
く、図18及び図19に示す着信処理手順行う。
【0112】それらの図において、ネットワークファク
シミリ装置5のCPU20は、網制御部31の状態を監
視することにより着信を監視し(判断701のNoルー
プ)、着信があると(判断701のYes)、図6に示
した呼設定手順P1・伝送前手順P2を行い(処理70
2)、図6の通信シーケンスのメッセージ伝送手順P3
に対応して画情報を受信すると共にハードディスク装置
25にファイルとして記憶する(処理703)。
シミリ装置5のCPU20は、網制御部31の状態を監
視することにより着信を監視し(判断701のNoルー
プ)、着信があると(判断701のYes)、図6に示
した呼設定手順P1・伝送前手順P2を行い(処理70
2)、図6の通信シーケンスのメッセージ伝送手順P3
に対応して画情報を受信すると共にハードディスク装置
25にファイルとして記憶する(処理703)。
【0113】そして、伝送前手順において送信端末識別
信号TSIで通知されたファックス番号は図9の転送結
果通知用管理テーブルに送信元ファックス番号として登
録されているかを判断し(判断704)、登録されてい
ない場合は(判断704のNo)、処理705ないし処
理708を行わずに、処理709に移行する。
信号TSIで通知されたファックス番号は図9の転送結
果通知用管理テーブルに送信元ファックス番号として登
録されているかを判断し(判断704)、登録されてい
ない場合は(判断704のNo)、処理705ないし処
理708を行わずに、処理709に移行する。
【0114】登録されている場合には(判断704のY
es)、当該登録されている送信元ファックス番号につ
いて、レポート画情報作成処理を行う(処理705)。
es)、当該登録されている送信元ファックス番号につ
いて、レポート画情報作成処理を行う(処理705)。
【0115】処理705のレポート画情報作成処理は、
図11の第1実施形態に係る転送結果通知処理手順にお
ける処理401ないし処理404の手順と同様の手順で
あり、後述する処理716で送信元ファックス番号と対
応付けて記憶した転送結果通知メールの本文文字列を、
ROM21内に格納されたフォントテーブル21aを参
照しながらフォント展開して画情報に変換し、後述する
処理712で送信元ファックス番号と対応付けて記憶し
た受信画情報を読出し、SRAM26に格納されている
図3のアドレス変換テーブルをフォント展開して画情報
に変換して、それら各画情報を合成することで、転送結
果通知レポート画情報を合成する、一連の処理である。
図11の第1実施形態に係る転送結果通知処理手順にお
ける処理401ないし処理404の手順と同様の手順で
あり、後述する処理716で送信元ファックス番号と対
応付けて記憶した転送結果通知メールの本文文字列を、
ROM21内に格納されたフォントテーブル21aを参
照しながらフォント展開して画情報に変換し、後述する
処理712で送信元ファックス番号と対応付けて記憶し
た受信画情報を読出し、SRAM26に格納されている
図3のアドレス変換テーブルをフォント展開して画情報
に変換して、それら各画情報を合成することで、転送結
果通知レポート画情報を合成する、一連の処理である。
【0116】処理705により、図12に示したような
転送結果通知レポート画情報が合成される。
転送結果通知レポート画情報が合成される。
【0117】そして、図17の伝送後手順P11を経
て、図14の通信シーケンスの伝送前手順P7を行った
上で、メッセージ伝送手順P8に対応して処理705で
合成された転送結果通知レポート画情報をファクシミリ
メッセージとして発信側のファクシミリ装置9に送信し
(処理706)、伝送後手順P9・呼解放手順P10を
行い(処理707)、更に、当該送信元ファックス番号
についての、送信元ファックス番号、受信画情報ファイ
ル番号、転送結果通知メールファイル番号の各フィール
ドから構成されるレコードを、図9の転送結果通知用管
理テーブルから削除すると共に、削除したレコードに対
応するファイル番号でハードディスク装置25に蓄積し
ていた、もはや不要となったファイルそのものをも削除
する。
て、図14の通信シーケンスの伝送前手順P7を行った
上で、メッセージ伝送手順P8に対応して処理705で
合成された転送結果通知レポート画情報をファクシミリ
メッセージとして発信側のファクシミリ装置9に送信し
(処理706)、伝送後手順P9・呼解放手順P10を
行い(処理707)、更に、当該送信元ファックス番号
についての、送信元ファックス番号、受信画情報ファイ
ル番号、転送結果通知メールファイル番号の各フィール
ドから構成されるレコードを、図9の転送結果通知用管
理テーブルから削除すると共に、削除したレコードに対
応するファイル番号でハードディスク装置25に蓄積し
ていた、もはや不要となったファイルそのものをも削除
する。
【0118】このように、ファクシミリ装置9からネッ
トワークファクシミリ装置5にファクシミリメッセージ
を送信するために発呼して確立された通信回線を、ファ
クシミリメッセージの送信後に無条件に解放しないで、
ネットワークファクシミリ装置5が、以前にファクシミ
リ装置9からのサブアドレスの指定を伴うファクシミリ
メッセージを受信・配信した際の配信結果レポートに関
連する情報を保持している場合には、引き続きその配信
結果通知レポートの画情報をファクシミリ装置9に送信
して、ファクシミリ装置9が受信することで、ファクシ
ミリ装置9に転送結果通知サービスを提供するためにネ
ットワークファクシミリ装置5側が通信費を負担する必
要がなくなる。また、ファクシミリ装置9側にとって
も、配信結果通知レポートを得るためだけのためにネッ
トワークファクシミリ装置5に別途発呼する必要がない
分、通信費の節減効果が期待できる。
トワークファクシミリ装置5にファクシミリメッセージ
を送信するために発呼して確立された通信回線を、ファ
クシミリメッセージの送信後に無条件に解放しないで、
ネットワークファクシミリ装置5が、以前にファクシミ
リ装置9からのサブアドレスの指定を伴うファクシミリ
メッセージを受信・配信した際の配信結果レポートに関
連する情報を保持している場合には、引き続きその配信
結果通知レポートの画情報をファクシミリ装置9に送信
して、ファクシミリ装置9が受信することで、ファクシ
ミリ装置9に転送結果通知サービスを提供するためにネ
ットワークファクシミリ装置5側が通信費を負担する必
要がなくなる。また、ファクシミリ装置9側にとって
も、配信結果通知レポートを得るためだけのためにネッ
トワークファクシミリ装置5に別途発呼する必要がない
分、通信費の節減効果が期待できる。
【0119】さて、処理708、または判断704のN
oに続いて、処理702の伝送前手順P2においてサブ
アドレス信号SUBによりサブアドレスの通知があった
かを判断し(判断709)、ない場合には(判断709
のNo)、受信したファクシミリメッセージを自装置の
プロッタ部28により記録出力して(処理710)、判
断701に戻る。
oに続いて、処理702の伝送前手順P2においてサブ
アドレス信号SUBによりサブアドレスの通知があった
かを判断し(判断709)、ない場合には(判断709
のNo)、受信したファクシミリメッセージを自装置の
プロッタ部28により記録出力して(処理710)、判
断701に戻る。
【0120】サブアドレスの通知があった場合には(判
断709のYes)、伝送前手順P2において、送信端
末識別信号TSIにより通知された送信元ファックス番
号を図9の転送結果通知用管理テーブルに登録する(処
理711)。
断709のYes)、伝送前手順P2において、送信端
末識別信号TSIにより通知された送信元ファックス番
号を図9の転送結果通知用管理テーブルに登録する(処
理711)。
【0121】そして、処理711により、新たに転送結
果通知用管理テーブルに送信元ファックス番号が登録さ
れると、処理703において、図6の通信シーケンスの
メッセージ伝送手順P3に対応して受信・記憶した画情
報を送信元ファックス番号と対応付けて記憶する(処理
712)。つまり、図9の管理テーブルに処理711で
登録した送信元ファックス番号に、処理703で受信・
記憶した画情報をハードディスク装置25に蓄積する際
に付されたファイル番号を対応付けて記憶する。
果通知用管理テーブルに送信元ファックス番号が登録さ
れると、処理703において、図6の通信シーケンスの
メッセージ伝送手順P3に対応して受信・記憶した画情
報を送信元ファックス番号と対応付けて記憶する(処理
712)。つまり、図9の管理テーブルに処理711で
登録した送信元ファックス番号に、処理703で受信・
記憶した画情報をハードディスク装置25に蓄積する際
に付されたファイル番号を対応付けて記憶する。
【0122】そして、受信画情報を、BASE64のエ
ンコード方式等により電子メールに変換し(処理71
3)、SRAM26に記憶された図3のアドレス変換テ
ーブルにおいて、判断709で通知されたサブアドレス
に対応する電子メールアドレス宛てに送信する(処理7
14)。
ンコード方式等により電子メールに変換し(処理71
3)、SRAM26に記憶された図3のアドレス変換テ
ーブルにおいて、判断709で通知されたサブアドレス
に対応する電子メールアドレス宛てに送信する(処理7
14)。
【0123】処理714で送信された受信画情報の電子
メールは、前述したように、LAN2を経由してメール
サーバ装置3にいったん蓄積され、メールサーバ装置3
により宛先の電子メールアドレスに転送されることにな
るが、メールサーバ装置3は、その転送結果を電子メー
ルでネットワークファクシミリ装置5に返信してくる。
したがって、ネットワークファクシミリ装置9は、メー
ルサーバ装置3からの転送結果通知の電子メールを受信
することで、配信宛先のメールアドレスへの受信画情報
の電子メールの転送結果を得ることができる。
メールは、前述したように、LAN2を経由してメール
サーバ装置3にいったん蓄積され、メールサーバ装置3
により宛先の電子メールアドレスに転送されることにな
るが、メールサーバ装置3は、その転送結果を電子メー
ルでネットワークファクシミリ装置5に返信してくる。
したがって、ネットワークファクシミリ装置9は、メー
ルサーバ装置3からの転送結果通知の電子メールを受信
することで、配信宛先のメールアドレスへの受信画情報
の電子メールの転送結果を得ることができる。
【0124】処理714の後、ネットワークファクシミ
リ装置5は、メールサーバ装置3からの転送結果通知メ
ールの受信を監視し(判断715のNoループ)、受信
すると(判断715のYes)、受信した転送結果通知
メールを送信ファックス番号と対応付けて記憶する(処
理716)。つまり、判断715で受信した転送結果通
知メールをハードディスク装置25に蓄積すると共に、
その際に付されたファイル番号を、処理711により、
図9の管理テーブルに登録した送信元ファックス番号と
対応付けて記憶する。そして、判断701に戻る。
リ装置5は、メールサーバ装置3からの転送結果通知メ
ールの受信を監視し(判断715のNoループ)、受信
すると(判断715のYes)、受信した転送結果通知
メールを送信ファックス番号と対応付けて記憶する(処
理716)。つまり、判断715で受信した転送結果通
知メールをハードディスク装置25に蓄積すると共に、
その際に付されたファイル番号を、処理711により、
図9の管理テーブルに登録した送信元ファックス番号と
対応付けて記憶する。そして、判断701に戻る。
【0125】処理712で送信元ファックス番号と対応
付けて記憶された受信画情報や、処理716で送信元フ
ァックス番号と対応付けて記憶された転送結果通知メー
ルは、前述したように処理705により転送結果通知レ
ポート画情報に構成されて処理706により、当該送信
元ファックス番号に対応する発信側のファクシミリ装置
9に送信される。
付けて記憶された受信画情報や、処理716で送信元フ
ァックス番号と対応付けて記憶された転送結果通知メー
ルは、前述したように処理705により転送結果通知レ
ポート画情報に構成されて処理706により、当該送信
元ファックス番号に対応する発信側のファクシミリ装置
9に送信される。
【0126】なお、以上説明した本実施の形態において
は、ネットワーク1上でのファクシミリメッセージの配
信形態として、配信宛先情報として電子メールアドレス
を用い、ファクシミリメッセージを内容とする電子メー
ルにより配信する場合を例に説明したが、本発明は、そ
れに限らず、例えば、ネットワーク1において各ネット
ワーク端末を特定するために、各ネットワーク端末に割
り当てられたアドレスを配信宛先情報として使用し、ま
た、電子メール以外のデータ形式でファクシミリメッセ
ージを配信する場合にも同様に適用可能なものである。
また、ネットワーク1の接続形態についても、本実施の
形態で示した接続形態に限らず、ネットワーク端末間で
データの送受信が可能な構成であれば、本発明を同様に
適用できる。
は、ネットワーク1上でのファクシミリメッセージの配
信形態として、配信宛先情報として電子メールアドレス
を用い、ファクシミリメッセージを内容とする電子メー
ルにより配信する場合を例に説明したが、本発明は、そ
れに限らず、例えば、ネットワーク1において各ネット
ワーク端末を特定するために、各ネットワーク端末に割
り当てられたアドレスを配信宛先情報として使用し、ま
た、電子メール以外のデータ形式でファクシミリメッセ
ージを配信する場合にも同様に適用可能なものである。
また、ネットワーク1の接続形態についても、本実施の
形態で示した接続形態に限らず、ネットワーク端末間で
データの送受信が可能な構成であれば、本発明を同様に
適用できる。
【0127】また、本発明に係るファクシミリ装置9と
ネットワークファクシミリ装置5とが接続される公衆網
8としては、電話網に限らず、ISDN等の他の網であ
ってもよく、また、ファクシミリ装置間で公衆網8を介
してファクシミリメッセージを送受信するための伝送制
御手順としても、G3ファクシミリプロトコルに限ら
ず、その他の伝送制御手順であっても、その伝送制御手
順においてサブアドレス情報を伝送できるものであれ
ば、本発明を有効に適用可能である。また、ネットワー
クファクシミリ装置5がアドレス変換テーブルを備えな
いで、サブアドレス情報によりネットワーク1上の配信
宛先を直接指定できる場合でも、本発明を同様に適用可
能である。
ネットワークファクシミリ装置5とが接続される公衆網
8としては、電話網に限らず、ISDN等の他の網であ
ってもよく、また、ファクシミリ装置間で公衆網8を介
してファクシミリメッセージを送受信するための伝送制
御手順としても、G3ファクシミリプロトコルに限ら
ず、その他の伝送制御手順であっても、その伝送制御手
順においてサブアドレス情報を伝送できるものであれ
ば、本発明を有効に適用可能である。また、ネットワー
クファクシミリ装置5がアドレス変換テーブルを備えな
いで、サブアドレス情報によりネットワーク1上の配信
宛先を直接指定できる場合でも、本発明を同様に適用可
能である。
【0128】また、以上説明した本実施の形態において
は、通信データとして主に画情報のファクシミリメッセ
ージを送受信する通信装置である、ファクシミリ装置に
本発明を適用したが、本発明は、それに限らず、テキス
トデータ等のその他の通信データを送受信する通信装置
に対しても同様に適用可能なものである。
は、通信データとして主に画情報のファクシミリメッセ
ージを送受信する通信装置である、ファクシミリ装置に
本発明を適用したが、本発明は、それに限らず、テキス
トデータ等のその他の通信データを送受信する通信装置
に対しても同様に適用可能なものである。
【0129】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前記転送
結果検出手段が、前記送信側装置から受信した通信デー
タを、前記送信側装置から受信したサブアドレス情報に
対応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して転送し
た際の転送結果を検出すると、前記レポート作成手段
が、前記転送結果検出手段が検出した転送結果に基づい
て、転送結果レポートデータを作成し、そのレポート作
成手段が作成した転送結果レポートデータを前記レポー
ト送信手段が前記送信側装置に発呼して送信するため、
送信側の通信装置に対して前記ネットワーク上の配信宛
先への通信データの転送結果を通知できる。したがっ
て、前記送信側の通信装置のユーザにとっては、転送結
果を確認するために、前記ネットワーク上の配信宛先の
ユーザに電話連絡等により別途問い合わせて確認する等
の余分の手間をかけることなく、自分が指定した配信宛
先に通信データが正常に転送されたか、または、正常に
は転送させなかった等の転送結果を知ることが可能とな
る効果が得られる。
結果検出手段が、前記送信側装置から受信した通信デー
タを、前記送信側装置から受信したサブアドレス情報に
対応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して転送し
た際の転送結果を検出すると、前記レポート作成手段
が、前記転送結果検出手段が検出した転送結果に基づい
て、転送結果レポートデータを作成し、そのレポート作
成手段が作成した転送結果レポートデータを前記レポー
ト送信手段が前記送信側装置に発呼して送信するため、
送信側の通信装置に対して前記ネットワーク上の配信宛
先への通信データの転送結果を通知できる。したがっ
て、前記送信側の通信装置のユーザにとっては、転送結
果を確認するために、前記ネットワーク上の配信宛先の
ユーザに電話連絡等により別途問い合わせて確認する等
の余分の手間をかけることなく、自分が指定した配信宛
先に通信データが正常に転送されたか、または、正常に
は転送させなかった等の転送結果を知ることが可能とな
る効果が得られる。
【0130】請求項2に係る発明によれば、前記転送結
果検出手段が、前記送信側装置から受信した通信データ
を、前記送信側装置から受信したサブアドレス情報に対
応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して転送した
際の転送結果を検出すると、前記レポート作成手段が、
前記転送結果検出手段が検出した転送結果に基づいて、
転送結果レポートデータを作成する。そして、前記レポ
ート送信手段は、前記送信側装置から受信した通信デー
タの転送後に、前記送信側装置から、前記所定の伝送制
御手順による転送結果ポーリング送信要求の制御信号の
受信を伴う着信があった場合に、前記レポート作成手段
が作成した転送結果レポートデータを前記送信側装置に
ポーリング送信する。したがって、請求項3に係る通信
装置等の送信側の通信装置に対して前記ネットワーク上
の配信宛先への通信データの転送結果を通知できる効果
が得られる。また、前記レポート送信手段が、前記送信
側装置からの転送結果ポーリング送信要求を伴う着信が
あったときに、前記転送結果レポートデータを前記送信
側装置に送信するため、前記転送結果レポートデータの
送信に要する通信費は、前記送信側装置側の負担とな
り、本発明に係るネットワーク対応通信装置側は、前記
送信側装置側に提供する転送結果通知サービスのために
余分な通信費を負担する必要がない利点がある。
果検出手段が、前記送信側装置から受信した通信データ
を、前記送信側装置から受信したサブアドレス情報に対
応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して転送した
際の転送結果を検出すると、前記レポート作成手段が、
前記転送結果検出手段が検出した転送結果に基づいて、
転送結果レポートデータを作成する。そして、前記レポ
ート送信手段は、前記送信側装置から受信した通信デー
タの転送後に、前記送信側装置から、前記所定の伝送制
御手順による転送結果ポーリング送信要求の制御信号の
受信を伴う着信があった場合に、前記レポート作成手段
が作成した転送結果レポートデータを前記送信側装置に
ポーリング送信する。したがって、請求項3に係る通信
装置等の送信側の通信装置に対して前記ネットワーク上
の配信宛先への通信データの転送結果を通知できる効果
が得られる。また、前記レポート送信手段が、前記送信
側装置からの転送結果ポーリング送信要求を伴う着信が
あったときに、前記転送結果レポートデータを前記送信
側装置に送信するため、前記転送結果レポートデータの
送信に要する通信費は、前記送信側装置側の負担とな
り、本発明に係るネットワーク対応通信装置側は、前記
送信側装置側に提供する転送結果通知サービスのために
余分な通信費を負担する必要がない利点がある。
【0131】請求項3に係る発明によれば、前記転送結
果要求手段が、前記受信側装置に対するサブアドレスの
指定を伴う通信データの送信後、前記受信側装置に再発
呼して、前記所定の伝送制御手順による転送結果ポーリ
ング送信要求の制御信号を送信すると、その転送結果要
求手段からの要求に応じて前記受信側装置から送信され
てくる転送結果レポートデータを前記レポート受信手段
が受信するため、請求項2に係るネットワーク対応通信
装置等の受信側のネットワーク対応通信装置からの前記
ネットワーク上の配信宛先への通信データの転送結果を
得ることができる。したがって、本発明に係る通信装置
のユーザにとっては、転送結果を確認するために、受信
側のネットワーク対応ファクシミリ装置側のネットワー
ク上の配信宛先のユーザに電話連絡等により別途問い合
わせて確認する等の余分の手間をかけることなく、自分
が指定した配信宛先に通信データが正常に転送された
か、または、正常には転送されなかった等の転送結果を
知ることが可能となる効果が得られる。
果要求手段が、前記受信側装置に対するサブアドレスの
指定を伴う通信データの送信後、前記受信側装置に再発
呼して、前記所定の伝送制御手順による転送結果ポーリ
ング送信要求の制御信号を送信すると、その転送結果要
求手段からの要求に応じて前記受信側装置から送信され
てくる転送結果レポートデータを前記レポート受信手段
が受信するため、請求項2に係るネットワーク対応通信
装置等の受信側のネットワーク対応通信装置からの前記
ネットワーク上の配信宛先への通信データの転送結果を
得ることができる。したがって、本発明に係る通信装置
のユーザにとっては、転送結果を確認するために、受信
側のネットワーク対応ファクシミリ装置側のネットワー
ク上の配信宛先のユーザに電話連絡等により別途問い合
わせて確認する等の余分の手間をかけることなく、自分
が指定した配信宛先に通信データが正常に転送された
か、または、正常には転送されなかった等の転送結果を
知ることが可能となる効果が得られる。
【0132】請求項4に係る発明によれば、前記転送結
果検出手段が、前記送信側装置から受信した通信データ
を、前記送信側装置から受信したサブアドレス情報に対
応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して転送した
際の転送結果を検出すると、前記レポート作成手段が、
前記転送結果検出手段が検出した転送結果に基づいて、
転送結果レポートデータを作成する。そして、前記レポ
ート送信手段は、前記送信側装置から受信した通信デー
タの転送後に前記送信側装置から再度着信があった場合
は、通信データの受信に引き続いて、前記レポート作成
手段が作成した転送結果レポートデータを前記送信側装
置に返信する。したがって、送信側の通信装置に対して
前記ネットワーク上の配信宛先への通信データの転送結
果を通知できる効果が得られる。また、前記レポート送
信手段が、前記送信側装置からの再着信があったとき確
立された通信時に前記転送結果レポートデータを前記送
信側装置に返信することで、本発明に係るネットワーク
対応通信装置側は、前記送信側装置側に提供する転送結
果通知サービスのために余分な通信費を負担する必要が
ない利点がある。
果検出手段が、前記送信側装置から受信した通信データ
を、前記送信側装置から受信したサブアドレス情報に対
応する前記ネットワーク上の配信宛先に対して転送した
際の転送結果を検出すると、前記レポート作成手段が、
前記転送結果検出手段が検出した転送結果に基づいて、
転送結果レポートデータを作成する。そして、前記レポ
ート送信手段は、前記送信側装置から受信した通信デー
タの転送後に前記送信側装置から再度着信があった場合
は、通信データの受信に引き続いて、前記レポート作成
手段が作成した転送結果レポートデータを前記送信側装
置に返信する。したがって、送信側の通信装置に対して
前記ネットワーク上の配信宛先への通信データの転送結
果を通知できる効果が得られる。また、前記レポート送
信手段が、前記送信側装置からの再着信があったとき確
立された通信時に前記転送結果レポートデータを前記送
信側装置に返信することで、本発明に係るネットワーク
対応通信装置側は、前記送信側装置側に提供する転送結
果通知サービスのために余分な通信費を負担する必要が
ない利点がある。
【0133】請求項5に係る発明によれば、前記レポー
ト作成手段が作成する転送結果レポートデータは、前記
送信側装置から受信して蓄積した通信データの一部また
は全部をも含むため、前記送信側装置側では、前記転送
結果レポートに含まれる通信データを確認することで、
どの通信に関する転送結果レポートであるのかを容易に
判断できる効果が得られる。
ト作成手段が作成する転送結果レポートデータは、前記
送信側装置から受信して蓄積した通信データの一部また
は全部をも含むため、前記送信側装置側では、前記転送
結果レポートに含まれる通信データを確認することで、
どの通信に関する転送結果レポートであるのかを容易に
判断できる効果が得られる。
【0134】請求項6に係る発明によれば、前記レポー
ト作成手段が作成する転送結果レポートデータは、前記
アドレス変換テーブル情報をも含むため、前記送信側装
置側では、前記転送結果レポートに含まれるアドレス変
換テーブル情報を確認することで、指定したサブアドレ
スが所望のユーザに正しく対応しているか否かを容易に
判断でき、また、今後の転送宛先の指定を正確に行える
効果が得られる。
ト作成手段が作成する転送結果レポートデータは、前記
アドレス変換テーブル情報をも含むため、前記送信側装
置側では、前記転送結果レポートに含まれるアドレス変
換テーブル情報を確認することで、指定したサブアドレ
スが所望のユーザに正しく対応しているか否かを容易に
判断でき、また、今後の転送宛先の指定を正確に行える
効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態に係る、ネットワークファ
クシミリ装置及びファクシミリ装置を含む通信システム
の構成を示す図である。
クシミリ装置及びファクシミリ装置を含む通信システム
の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る、ネットワークファ
クシミリ装置及びファクシミリ装置のブロック構成を示
す図である。
クシミリ装置及びファクシミリ装置のブロック構成を示
す図である。
【図3】アドレス変換テーブルの内容例を示す図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おける送信処理手順を示すフローチャートである。
おける送信処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置に
おけるサブアドレスの指定を伴うファクシミリ送信処理
手順を示すフローチャートである。
おけるサブアドレスの指定を伴うファクシミリ送信処理
手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る、ネットワークファ
クシミリ装置及びファクシミリ装置間の通信シーケンス
について示す図である。
クシミリ装置及びファクシミリ装置間の通信シーケンス
について示す図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置における着信処理手順を示すフローチャート
である。
シミリ装置における着信処理手順を示すフローチャート
である。
【図8】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置におけるファイル番号とファイル内容との対
応例を示す図である。
シミリ装置におけるファイル番号とファイル内容との対
応例を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るネットワークファク
シミリ装置における転送結果通知用管理テーブルの一例
を示す図である。
シミリ装置における転送結果通知用管理テーブルの一例
を示す図である。
【図10】メールサーバ装置から本発明に係るネットワ
ークファクシミリ装置に返信される転送結果通知レポー
トの電子メールの内容例を示す図である。
ークファクシミリ装置に返信される転送結果通知レポー
トの電子メールの内容例を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における第1実施形態に係る転送結果通知
処理手順を示すフローチャートである。
クシミリ装置における第1実施形態に係る転送結果通知
処理手順を示すフローチャートである。
【図12】転送結果通知レポート画情報の構成例を示す
図である。
図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における第2実施形態に係る追加処理手順を示すフロー
チャートである。
における第2実施形態に係る追加処理手順を示すフロー
チャートである。
【図14】本発明の実施の形態に係る、ネットワークフ
ァクシミリ装置及びファクシミリ装置間の、ポーリング
送受信の通信シーケンスについて示す図である。
ァクシミリ装置及びファクシミリ装置間の、ポーリング
送受信の通信シーケンスについて示す図である。
【図15】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における第2実施形態に係る転送結果通知
処理手順を示すフローチャートである。
クシミリ装置における第2実施形態に係る転送結果通知
処理手順を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置
における第3実施形態に係る追加処理手順を示すフロー
チャートである。
における第3実施形態に係る追加処理手順を示すフロー
チャートである。
【図17】第3実施形態に係る通信シーケンスの一部を
示す図である。
示す図である。
【図18】本発明の実施の形態に係るネットワークファ
クシミリ装置における第3実施形態に係る着信処理手順
を示すフローチャートである。
クシミリ装置における第3実施形態に係る着信処理手順
を示すフローチャートである。
【図19】図18と共に本発明の実施の形態に係るネッ
トワークファクシミリ装置における第3実施形態に係る
着信処理手順を示すフローチャートである。
トワークファクシミリ装置における第3実施形態に係る
着信処理手順を示すフローチャートである。
1 ネットワーク 2 LAN 3 メールサーバ装置 4a、4b、4c、4d クライアント端末 5 ネットワークファクシミリ装置 8 公衆網 9、10 ファクシミリ装置 20 CPU 21 ROM 21a フォントテーブル 22 RAM 23 タイマ制御部 24 操作表示部 25 ハードディスク装置 26 SRAM 27 LAN通信制御部 28 プロッタ部 29 スキャナ部 30 符号化復号化部 31 網制御部 32 通信制御部 33 システムバス
Claims (6)
- 【請求項1】 ネットワーク端末間でデータの送受信が
可能なネットワークに前記ネットワーク端末のひとつと
して接続されると共に公衆網に接続され、所定の伝送制
御手順に基づいた制御信号のやりとりによる通信データ
の送受信を相手装置との間で前記公衆網を介して行う一
方、サブアドレス情報と前記ネットワーク上の配信宛先
情報とを対応付けたアドレス変換テーブル情報を予め記
憶しておき、通信データの受信時に前記所定の伝送制御
手順によりサブアドレス情報を含む制御信号を受信した
ときは、その受信したサブアドレス情報と前記アドレス
変換テーブルとを照合して対応する前記ネットワーク上
の配信宛先に対して、受信蓄積した通信データを前記ネ
ットワークを介して転送するネットワーク対応通信装置
において、 前記公衆網を介した送信側装置からの着信時において、
その送信側装置からの前記所定の伝送制御手順によるサ
ブアドレス情報を含む制御信号を受信して、その受信し
たサブアドレス情報に対応する前記ネットワーク上の配
信宛先に対して、受信した通信データを転送した際の転
送結果を検出する転送結果検出手段と、その転送結果検
出手段が検出した転送結果に基づいて、転送結果レポー
トデータを作成するレポート作成手段と、そのレポート
作成手段が作成した転送結果レポートデータを前記送信
側装置に発呼して送信するレポート送信手段とを備えた
ことを特徴とするネットワーク対応通信装置。 - 【請求項2】 ネットワーク端末間でデータの送受信が
可能なネットワークに前記ネットワーク端末のひとつと
して接続されると共に公衆網に接続され、所定の伝送制
御手順に基づいた制御信号のやりとりによる通信データ
の送受信を相手装置との間で前記公衆網を介して行う一
方、サブアドレス情報と前記ネットワーク上の配信宛先
情報とを対応付けたアドレス変換テーブル情報を予め記
憶しておき、通信データの受信時に前記所定の伝送制御
手順によりサブアドレス情報を含む制御信号を受信した
ときは、その受信したサブアドレス情報と前記アドレス
変換テーブルとを照合して対応する前記ネットワーク上
の配信宛先に対して、受信蓄積した通信データを前記ネ
ットワークを介して転送するネットワーク対応通信装置
において、 前記公衆網を介した送信側装置からの着信時において、
その送信側装置からの前記所定の伝送制御手順によるサ
ブアドレス情報を含む制御信号を受信して、その受信し
たサブアドレス情報に対応する前記ネットワーク上の配
信宛先に対して、受信した通信データを転送した際の転
送結果を検出する転送結果検出手段と、その転送結果検
出手段が検出した転送結果に基づいて、転送結果レポー
トデータを作成するレポート作成手段と、前記送信側装
置から受信した通信データの転送後に、前記送信側装置
から、前記所定の伝送制御手順による転送結果ポーリン
グ送信要求の制御信号の受信を伴う着信があった場合
に、前記レポート作成手段が作成した転送結果レポート
データを前記送信側装置にポーリング送信するレポート
送信手段とを備えたことを特徴とするネットワーク対応
通信装置。 - 【請求項3】 公衆網に接続され、所定の伝送制御手順
に基づいた制御信号のやりとりによる通信データの送受
信を相手装置との間で前記公衆網を介して行う一方、通
信データの送信時に、送信宛先番号と共にサブアドレス
が指定されたときは、その指定された宛先番号に発呼し
て応答した受信側装置に通信データを送信すると共に、
前記指定されたサブアドレスを情報内容として含む制御
信号を前記所定の伝送制御手順により前記受信側装置に
送信する通信装置において、 前記受信側装置に対するサブアドレスの指定を伴う通信
データの送信後、前記受信側装置に再発呼して、前記所
定の伝送制御手順による転送結果ポーリング送信要求の
制御信号を送信する転送結果要求手段と、その転送結果
要求手段からの要求に応じて前記受信側装置から送信さ
れてくる転送結果レポートデータを受信するレポート受
信手段とを備えたことを特徴とする通信装置。 - 【請求項4】 ネットワーク端末間でデータの送受信が
可能なネットワークに前記ネットワーク端末のひとつと
して接続されると共に公衆網に接続され、所定の伝送制
御手順に基づいた制御信号のやりとりによる通信データ
の送受信を相手装置との間で前記公衆網を介して行う一
方、サブアドレス情報と前記ネットワーク上の配信宛先
情報とを対応付けたアドレス変換テーブル情報を予め記
憶しておき、通信データの受信時に前記所定の伝送制御
手順によりサブアドレス情報を含む制御信号を受信した
ときは、その受信したサブアドレス情報と前記アドレス
変換テーブルとを照合して対応する前記ネットワーク上
の配信宛先に対して、受信蓄積した通信データを前記ネ
ットワークを介して転送するネットワーク対応通信装置
において、 前記公衆網を介した送信側装置からの着信時において、
その送信側装置からの前記所定の伝送制御手順によるサ
ブアドレス情報を含む制御信号を受信して、その受信し
たサブアドレス情報に対応する前記ネットワーク上の配
信宛先に対して、受信した通信データを転送した際の転
送結果を検出する転送結果検出手段と、その転送結果検
出手段が検出した転送結果に基づいて、転送結果レポー
トデータを作成するレポート作成手段と、前記送信側装
置から受信した通信データの転送後に前記送信側装置か
ら再度着信があった場合は、通信データの受信に引き続
いて、前記レポート作成手段が作成した転送結果レポー
トデータを前記送信側装置に返信するレポート送信手段
とを備えたことを特徴とするネットワーク対応通信装
置。 - 【請求項5】 前記レポート作成手段が作成する転送結
果レポートデータは、前記送信側装置から受信して蓄積
した通信データの一部または全部をも含むことを特徴と
する請求項1、2または4のいずれかの記載のネットワ
ーク対応通信装置。 - 【請求項6】 前記レポート作成手段が作成する転送結
果レポートデータは、前記アドレス変換テーブル情報を
も含むことを特徴とする請求項1、2、4または5のい
ずれかの記載のネットワーク対応通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9268241A JPH1198273A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | ネットワーク対応通信装置及び通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9268241A JPH1198273A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | ネットワーク対応通信装置及び通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1198273A true JPH1198273A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17455868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9268241A Pending JPH1198273A (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | ネットワーク対応通信装置及び通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1198273A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000299757A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Ricoh Co Ltd | 通信装置及び通信システム |
JP2003529286A (ja) * | 2000-03-28 | 2003-09-30 | モンゴネット | ファックス‐eメールおよびeメール‐ファックス通信システムおよび方法 |
JP2004207991A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Kyocera Mita Corp | ネットワークファクシミリ装置、サーバ装置、クライアント端末装置、送信先指定プログラム、ネットワークファクシミリシステム及びネットワークファクシミリ装置の送信先指定方法 |
US7119929B2 (en) | 2001-03-22 | 2006-10-10 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Electronic mail machine and internet facsimile machine |
US7206085B1 (en) | 1999-04-12 | 2007-04-17 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Network facsimile device and communication method therefor |
JP2009239973A (ja) * | 1999-07-26 | 2009-10-15 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP9268241A patent/JPH1198273A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7206085B1 (en) | 1999-04-12 | 2007-04-17 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Network facsimile device and communication method therefor |
JP2000299757A (ja) * | 1999-04-14 | 2000-10-24 | Ricoh Co Ltd | 通信装置及び通信システム |
JP2009239973A (ja) * | 1999-07-26 | 2009-10-15 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法 |
JP2003529286A (ja) * | 2000-03-28 | 2003-09-30 | モンゴネット | ファックス‐eメールおよびeメール‐ファックス通信システムおよび方法 |
JP4990460B2 (ja) * | 2000-03-28 | 2012-08-01 | モンゴネット, インコーポレイテッド | ファックス‐eメールおよびeメール‐ファックス通信システムおよび方法 |
US7119929B2 (en) | 2001-03-22 | 2006-10-10 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Electronic mail machine and internet facsimile machine |
JP2004207991A (ja) * | 2002-12-25 | 2004-07-22 | Kyocera Mita Corp | ネットワークファクシミリ装置、サーバ装置、クライアント端末装置、送信先指定プログラム、ネットワークファクシミリシステム及びネットワークファクシミリ装置の送信先指定方法 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050426 |