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JPH1193140A - ケーソンにおける止水構造およびこれを用いたケーソン仮締切工法 - Google Patents

ケーソンにおける止水構造およびこれを用いたケーソン仮締切工法

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Publication number
JPH1193140A
JPH1193140A JP25947597A JP25947597A JPH1193140A JP H1193140 A JPH1193140 A JP H1193140A JP 25947597 A JP25947597 A JP 25947597A JP 25947597 A JP25947597 A JP 25947597A JP H1193140 A JPH1193140 A JP H1193140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
caisson
tube
water
socket
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25947597A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneyuki Shigefuji
宗之 重藤
Kiyoshi Komura
皖 甲村
Yasushi Tanie
泰 谷江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEC KK
Original Assignee
HEC KK
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Publication date
Application filed by HEC KK filed Critical HEC KK
Priority to JP25947597A priority Critical patent/JPH1193140A/ja
Publication of JPH1193140A publication Critical patent/JPH1193140A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繰り返し使用に耐え、確実にケーソン内への
漏水を防止できる止水構造にする。 【解決手段】 ケーソン1の底部1aにエアーバッグ2
を装着する。エアーバッグ2は、弾性変形可能な材料か
らなるチューブ4と、チューブ4の外面の一部に取り付
けられた被覆部材5と、チューブ4に空気を供給する空
気弁6とを備え、チューブ4は圧入された空気圧によっ
て膨張する。基礎部3にケーソン1が着床したとき、ケ
ーソン1の底部1aと基礎部3との間において、エアー
バッグ2はそれぞれに密着して、ケーソン1内への漏水
を防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中にある構造物
の工事においてケーソン内への外部からの漏水を防止す
るための止水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】既設橋脚等の水中にある構造物の補強工
事においては、橋脚等の周囲に水のない作業空間を造る
必要がある。このために、橋脚等を取り囲む作業空間を
考慮した大きさのケーソンまたはパネル材(以下「ケー
ソン」という)を予め組み立て、適当な手段を用いて橋
脚等の周囲に設置して仮締切を行う。
【0003】このケーソンによって取り囲まれた区域内
の水を排出して、ケーソン外部の水がケーソン内の作業
空間に漏洩するのを防止しなければならない。そこで、
従来の止水構造では、ケーソンが着床する既設の基礎部
とケーソンの底部との間にゴム製パッキンを介装して、
シールを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、基礎部は、
一般的にフーチング基礎であり、コンクリートの打ち放
しのため全体的に平滑ではなく、凹凸になっている場合
が多い。また、基礎部の天端には土砂等が堆積してお
り、これを排除しても微細な土粒子やヘドロが残る。そ
のため、通常のゴム製パッキンではその間隙を埋めきれ
ず、水中コンクリート等をケーソンの両側に打設して、
止水材としているのが一般的である。
【0005】したがって、ケーソンがコンクリートに埋
設されるため、次工事への転用が困難となったり、水中
コンクリート等の設置、撤去に多くの費用がかかってい
る。また、止水材が損傷した場合、取り替えや補修が困
難である。
【0006】そこで、本発明は、上記に鑑み、基礎部の
状況にかかわらず確実なシール性能を有し、何回でも他
の工事に転用できるケーソンにおける止水構造の提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、ケーソンが着床する基礎部とケーソンとの間に配
され、ケーソン内への漏水を防ぐ止水構造であって、流
体が圧入された弾性変形可能な材料からなるチューブが
ケーソンの外面に着脱自在に装着されたものである。
【0008】そして、チューブの外面の一部に弾力性の
ある被覆部材が取り付けられ、チューブは圧入された流
体の圧力を可変することによって収縮膨張可能とされ、
ケーソンの外面にチューブの側面に当接して膨張を規制
するガイド板が設けられている。
【0009】これによって、チューブはケーソンの外
面、基礎部およびガイド板によって囲まれた空間内で膨
張するため、弾性変形して基礎部に密着することにな
り、ケーソン内への漏水を確実に防止することができ
る。また、被覆部材があることにより、基礎部に微細な
凹凸が存在しても、これによる間隙を押し潰すように密
着するので、シール性能が高められる。
【0010】また、チューブ同士を連結するためのソケ
ットが設けられている。これによって、複数のチューブ
を組み合わせて配列すれば、各種形状のケーソンに容易
に対応することができる。したがって、チューブを単純
な形状にすることができる。
【0011】上記の止水構造を利用して、ケーソン仮締
切を行う場合、あらかじめケーソンの形状に応じてチュ
ーブとソケットを組み合わせてケーソンに装着してお
き、このケーソンを対象構造物周りに配置して、ケーソ
ンを基礎部に着床させて固定し、チューブに流体を供給
して膨張させ、ケーソンの外面と基礎部との間において
チューブを両者に密着させてシールを行い、外部からケ
ーソン内への漏水を防いで、ケーソン内を排水する。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態の止水構造は、図1に
示すように、ケーソン1の底部1aに装着されたエアー
バッグ2が用いられ、橋脚等の既設の基礎部3にケーソ
ン1が着床したとき、ケーソン1の底部1aと基礎部3
との間に位置して、ケーソン1内への漏水を防ぐ構造と
なっている。
【0013】このエアーバッグ2は、図2に示すよう
に、空気が圧入された弾性変形可能な材料からなるチュ
ーブ4と、チューブ4の外面の一部に取り付けられた被
覆部材5と、チューブ4に空気を供給する空気弁6とを
備え、チューブ4は圧入する空気圧を可変することによ
って収縮膨張する。
【0014】チューブ4は、ブチルゴム等のタイヤチュ
ーブに類似したゴムを用いて、直胴部が円筒状に形成さ
れ、その両端は、半球状のキャップ7が接着剤によって
接着されることにより閉塞される。
【0015】被覆部材5は、平板状のネオプレンスポン
ジゴム等の独立気泡型スポンジゴムが用いられ、チュー
ブ4の直胴部の上面および下面に接着される。
【0016】空気弁6は、一般的なタイヤ用のバルブで
あり、被覆部材5を貫通してチューブ4の上面に形成さ
れた注入孔に取り付けられている。
【0017】ケーソン1は、外殻と内殻からなる2重壁
の鋼殻構造のもので、平面視ロ字状とされ、その一辺が
分割されており、対向する他辺のヒンジ部1bを中心に
開閉される。そして、このケーソン1の底部1aに沿っ
て複数のエアーバッグ2がロ字状に配列されている。そ
のため、チューブ4同士を連結するためのソケット8が
設けられている。
【0018】ソケット8は、図3,4に示すように、隣
接するチューブ4のキャップ7を嵌め込めるように中空
にされ、あるいは半球状の凹みを有しており、基礎部3
に密着できるように可撓性のあるゴムあるいはプラスチ
ック、具体的には積層ネオプレンスポンジゴムあるいは
ネオプレンゴム塊から成形される。そして、ソケット8
は、ケーソン1の底部1aの各辺の中間および4隅にそ
れぞれ接着剤によって固定されており、その配置場所に
よって2種類のタイプがある。すなわち、中間に配置さ
れる中間タイプは、図3のように両側にチューブ4を嵌
め込むことができ、隅部に配置される隅タイプは、図4
のように90度の角度でチューブ4を嵌め込むことがで
きる。
【0019】さらにケーソン1の底部1aには、チュー
ブ4の側面に当接してその膨張を規制して膨出を防止す
る一対のガイド板9が設けられている。ガイド板9は、
各ソケット8の間において互いに平行に配され、ケーソ
ン1にボルトにより着脱可能に取り付けられている。
【0020】これにより、チューブ4に空気が供給され
てエアーバッグ2が膨張したとき、エアーバッグ2の両
側面をガイド板9に密着させて、チューブ4がはみ出さ
ないようにする。そして、ケーソン1が基礎部3に着床
したとき、図1(b)に示すように、エアーバッグ2は
ケーソン1の底部1aと基礎部3とガイド板9とで囲ま
れる空間内において変形することによりそれぞれに密着
して、ケーソン1の内外を遮断して止水する。
【0021】次に、水中にある既設橋脚の補修工事にお
ける、このエアーバッグ2を用いたケーソン仮締切工法
について、図5に基づいて説明する。まず、工場におい
てケーソン1をブロックごとに製作し、各ブロックを組
立ヤードに陸送、曳航等により輸送して、ケーソン1を
組み立てる。組立完了後、ケーソン1の形状に応じて所
定の位置にソケット8をセットして、接着剤によって取
り付け、それからガイド板9を取り付ける。
【0022】次に、エアーバッグ2をケーソン1に装着
する。チューブ4をガイド板9の間に入れて、ソケット
8に嵌め込む。このとき、空気弁6をケーソン1の底部
1aに設けた孔に挿入して、空気注入用配管を行う。こ
の空気注入用配管は低圧用配管を用い、コンプレッサー
によって空気を供給する。また、空気注入用配管には各
エアーバッグ2に対してバルブが設けられており、その
バルブを開閉することによってチューブ4に空気を供給
できる。そして、エアーバッグ2をソケット8に密着さ
せて抜けないようにするため、若干の空気をチューブ4
に入れておく。ただし、ケーソン1の分割部1cおよび
ヒンジ部1bでは、ガイド板9は取り付けていない。ま
た、ここに位置するエアーバッグ2は、その一側をソケ
ット8から外しておき、バルブを閉じてチューブ4に空
気を入れていない。
【0023】そして、図6のようにケーソン1を閉じた
状態で着水させて浮かせ、曳船10により現地まで曳航
する。現地に到着したら、図7のようにケーソン1を開
き、橋脚11を取り囲むように配置する。このとき、ケ
ーソン1を着床させる基礎部3の天端を浚渫して、堆積
している土砂を撤去しておく。次いで、図8のようにケ
ーソン1を閉じると、分割部1cおよびヒンジ部1bに
あるエアーバッグ2のチューブ4をソケット8に嵌め込
み、空気を供給してソケット8に密着させる。この後、
ガイド板9を取り付ける。このとき、エアーバッグ2か
ら空気漏れがないか、エアーバッグ2がきちんとソケッ
ト8に嵌まっているかを潜水夫によって視認しておく。
【0024】そして、所望の作業空間が得られるよう
に、ケーソン1を着床させるための位置決めをして、ケ
ーソン1の2重壁内に注水を行って、図9のように沈降
させる。ケーソン1が基礎部3に着床する前に、ウォー
タージェット等により基礎部3の天端の微細な土砂やヘ
ドロを排除する。着床したケーソン1をケミカルアンカ
ー12によって固定した後、図10のようにエアーバッ
グ2に空気を供給して、エアーバッグ2を膨張させる。
このときのチューブ4内の圧力は最大2kg/cm2
する。エアーバッグ2の膨張により、両側面はガイド板
9に密着し、上面はケーソン1の底部1aに密着し、下
面は基礎部3に密着する。このように、エアーバッグ2
はケーソン1の底部1aと基礎部3との間に圧着される
ことになる。この圧着力は、供給する空気圧を調整する
ことにより可変することができ、ケーソン1や基礎部3
の状況に応じて変化させることにより確実に止水でき
る。また、ソケット8も基礎部3に密着しているので、
ここから漏水することはない。
【0025】ここで、基礎部3に凹凸があっても、ゴム
の可撓性を利用してチューブ4がそれに応じて変形する
ことによって対応でき、シール性能を維持できる。ま
た、基礎部3の天端に存在する土粒子等の微細な凹凸
は、被覆部材5が押し潰すようにすることによって対処
できる。
【0026】エアーバッグ2が密着していることを確認
した後、ケーソン1で囲まれた水域内を排水して、ケー
ソン1内に作業空間を形成する。また、ケーソン1に対
して支保工を設置する。このとき、ケーソン1外部の水
域とはエアーバッグ2によってシールされているので、
外部からケーソン1内に漏水することはない。
【0027】そして、橋脚11の工事を行い、工事が終
了すると、エアーバッグ2の排気をして、ケーソン1内
に注水するとともに、ケーソン1の固定を解除する。ケ
ーソン1の2重壁内の排水を行ってケーソン1を浮上さ
せ、ヒンジ部1bおよび分割部1cにあるエアーバッグ
2をソケット8から外し、ケーソン1を開いて、橋脚1
1の周りから撤去して、他の場所に曳航していく。
【0028】したがって、止水したいときにはエアーバ
ッグ2を膨張させ、不要なときには排気してエアーバッ
グ2を収縮させることにより、繰り返し使用することが
可能となり、他の工事にも転用できる止水構造が得られ
る。
【0029】また、エアーバッグ2は弾性変形可能なの
で、ケーソン1および基礎部3の状況に応じて変形する
ことによりシール性能を維持でき、確実に止水すること
ができる。しかも、エアーバッグ2は単純な構造なの
で、ケーソン1に対して容易に装着することができ、作
業が楽であり、さらにケーソン1に固定していないの
で、着脱が可能となり、損傷した場合にはソケット8か
ら取り外すだけで容易に交換することができ、メンテナ
ンス性にも優れている。そのうえ、使用している材料は
市販のものなので、低コストで製造でき、補修も容易に
できる。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、図11に示すように、ケーソン1の側面にエアーバ
ッグ2を装着してもよく、ケーソン1を設置する場所に
応じてケーソン1の外面であれば適宜変更すればよい。
ここで、ケーソン1を水中にある構造物の工事を対象に
使用するだけでなく、地下で行う工事に適用してもよ
く、エアーバッグ2によって地下水の侵入を防止する。
【0031】また、ケーソン1の形状は正方形に限ら
ず、長方形、円形、楕円でもよく、例えば円形の場合、
図12に示すようにエアーバッグ2およびソケット8を
配置すればよい。したがって、エアーバッグ2は直線状
にでき、湾曲したものを製造する必要がなく、コストの
低減を図れる。また、エアーバッグ2を空気で膨張させ
る代わりに他のガス、あるいは水圧により膨張させても
よい。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、流体が圧入された弾性変形可能な材料からなる
チューブがケーソンの外面に着脱自在に装着され、ケー
ソンが着床する基礎部とケーソンとの間においてケーソ
ン内への漏水を防ぐ。このチューブは基礎部の状況に応
じて変形することによりシール性能を維持するので、他
の場所においても使用することが可能となり、繰り返し
使用することができ、使い捨てにならず、非常に経済的
である。
【0033】そして、チューブの外面の一部には弾力性
のある被覆部材が取り付けられているので、基礎部に微
細な凹凸が存在していても、これによりその凹凸を吸収
でき、密着性を高めることができ、シール性能の向上を
図ることができる。
【0034】また、チューブは圧入された流体の圧力を
可変することによって収縮膨張可能とされているので、
基礎部に対する圧着力をコントロールでき、長期間の工
事において使用する場合に経時的にシール性能が低下し
てきても、流体圧を高めることによって確実に止水を行
える。
【0035】また、ケーソンの外面にチューブの側面に
当接して膨張を規制するガイド板を設けることにより、
チューブを位置決めすることができるとともに、膨張し
たときのチューブの形状を整えて、はみ出さないように
して、外部からの損傷を防止することができ、長期間に
わたる工事においてもシール性能を維持できる。
【0036】そして、チューブ同士を連結するためのソ
ケットが設けられているので、複数のチューブを組み合
わせて配列することにより、各種形状のケーソンに容易
に対応することができる。したがって、ケーソンに合わ
せてチューブを製造しなくてよく、チューブを単純な形
状に統一することができ、汎用性が高まる。
【0037】この止水構造を用いることにより、ケーソ
ンによる仮締切工法において簡単な作業でケーソン内へ
の漏水を確実に防止できるので、作業時間の短縮を図
れ、しかも漏水対策といった不要な作業もなくすことが
でき、その結果、工事の進捗を速めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のケーソンにおける止水構造を
示す図、(b)はこれを使用しているときの状態を示す
【図2】エアーバッグを示し、(a)は長手方向の断面
図、(b)は半径方向の断面図
【図3】中間タイプのソケットを示し、(a)は平面
図、(b)は側面図
【図4】隅タイプのソケットを示し、(a)は平面図、
(b)は側面図
【図5】仮締切工法の施工フローチャート
【図6】ケーソンを曳航しているときの様子を示す図
【図7】ケーソンを開いたときの様子を示す図
【図8】ケーソンで橋脚を囲んだときの様子を示す図
【図9】沈降中のケーソンを示す図
【図10】ケーソンが基礎部に着床したときの様子を示
す図
【図11】エアーバッグの他の装着例を示す図
【図12】他のケーソンへのエアーバッグの配置を示す
【符号の説明】
1 ケーソン 2 エアーバッグ 3 基礎部 4 チューブ 5 被覆部材 6 空気弁 7 キャップ 8 ソケット 9 ガイド板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーソンが着床する基礎部とケーソンと
    の間に配され、前記ケーソン内への漏水を防ぐ止水構造
    であって、流体が圧入された弾性変形可能な材料からな
    るチューブが前記ケーソンの外面に着脱自在に装着され
    たことを特徴とするケーソンにおける止水構造。
  2. 【請求項2】 チューブの外面の一部に弾力性のある被
    覆部材が取り付けられ、前記チューブは圧入された流体
    の圧力を可変することによって収縮膨張可能とされ、ケ
    ーソンの外面に前記チューブの側面に当接して膨張を規
    制するガイド板が設けられたことを特徴とする請求項1
    記載のケーソンにおける止水構造。
  3. 【請求項3】 チューブ同士を連結するためのソケット
    が設けられ、ケーソンの形状に応じて複数のチューブが
    配列されることを特徴とする請求項1または2記載のケ
    ーソンにおける止水構造。
  4. 【請求項4】 あらかじめケーソンの形状に応じてチュ
    ーブとソケットを組み合わせてケーソンに装着してお
    き、このケーソンを対象構造物周りに配置して、前記ケ
    ーソンを基礎部に着床させて固定し、前記チューブに流
    体を供給して膨張させ、前記ケーソンの外面と基礎部と
    の間において前記チューブを両者に密着させて外部から
    前記ケーソン内への漏水を防ぎ、ケーソン内を排水する
    ことを特徴とするケーソン仮締切工法。
JP25947597A 1997-09-25 1997-09-25 ケーソンにおける止水構造およびこれを用いたケーソン仮締切工法 Pending JPH1193140A (ja)

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JP25947597A JPH1193140A (ja) 1997-09-25 1997-09-25 ケーソンにおける止水構造およびこれを用いたケーソン仮締切工法

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368604B1 (ko) * 1999-11-20 2003-01-24 주식회사 다산이엔씨 교각 보수용 수밀 케이션
KR100396838B1 (ko) * 2000-07-20 2003-09-06 주식회사 제일엔지니어링 조립식 가물막이 구조
JP2006249685A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Jfe Engineering Kk 水中構造物の仮締切工法及び仮締切用構造体
JP2009180018A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Jfe Engineering Corp 水中構造物の仮締切工法及び仮締切用構造体
CN115162384A (zh) * 2022-07-21 2022-10-11 河南省水利第一工程局 泵站前池不停水施工围堰结构及不停水施工方法
CN116356841A (zh) * 2023-03-30 2023-06-30 青岛中建联合集团有限公司 基坑防护用建筑预应力支撑结构

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Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040727

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02