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JPH1191050A - 粉末スラッシュ成形表皮付き成形体 - Google Patents

粉末スラッシュ成形表皮付き成形体

Info

Publication number
JPH1191050A
JPH1191050A JP3413698A JP3413698A JPH1191050A JP H1191050 A JPH1191050 A JP H1191050A JP 3413698 A JP3413698 A JP 3413698A JP 3413698 A JP3413698 A JP 3413698A JP H1191050 A JPH1191050 A JP H1191050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
molded
powder
powder slush
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP3413698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohide Enami
博秀 榎並
Tateo Ono
健郎 小野
Kenji Kubomoto
謙二 久保本
Katsuyuki Hioki
勝行 日置
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuboshi Belting Ltd filed Critical Mitsuboshi Belting Ltd
Priority to JP3413698A priority Critical patent/JPH1191050A/ja
Publication of JPH1191050A publication Critical patent/JPH1191050A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表皮と緩衝層あるいは表皮と芯材との接着性
を良好にし、外観形状の良好で、部分的または全体に再
生使用できる粉末スラッシュ成形表皮付き成形体を提供
する。 【解決手段】 粉末スラッシュ成形によって得られた表
皮4と合成樹脂からなる芯材5との間に緩衝層6を介在
したインストルメントパネル1のような粉末スラッシュ
成形表皮付き成形体に関する。上記成形体の表皮4は少
なくとも表面層からなり、その表面層が少なくともポリ
プロピレン樹脂と、水素添加スチレンブタジエンゴム
と、プロセスオイルと、そして吸油能に優れたエラスト
マーを加熱混合してペレット化し、このペレットを粉末
化したものをスラッシュ成形することにより得られたソ
リッドな表皮である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉末スラッシュ成形
表皮付き成形体に係り、詳しくは粉末スラッシュ成形に
よって得られた外観形状の良好な表皮と緩衝層あるいは
表皮と芯材との接着性を良好にし、また部分的または全
体に再生使用できる粉末スラッシュ成形表皮付き成形体
に関する。
【0002】
【従来の技術】軟質の粉末材料を用いた粉末成形法とし
て、軟質塩化ビニル樹脂粉末を用いた粉末スラッシュ成
形法がインストルメントパネル、コンソールボックス、
ドアートリム等の自動車内装品の表皮に広く採用されて
いる。これはソフトな感触であり、皮シボやステッチを
設けることができ、また設計自由度が大きいこと等の意
匠性が良好なことによる。
【0003】この成形方法は、他の成形方法である射出
成形や圧縮成形と異なり、賦形圧力をかけないので、成
形時には粉末材料を複雑な形状の金型に均一付着させる
ためには粉体流動性に優れることがあり、金型に付着し
た粉体が溶融して無加圧下でも流動して皮膜を形成する
ために、溶融粘度が低いことも条件になっている。更
に、金型を冷却して成形された表皮を金型より容易に離
型できることも必要であった。
【0004】これを改善した一つの方法として、特開平
7−82433号公報には、ポリプロピレン樹脂と特定
のスチレン系熱可塑性エラストマーとを重量比70/3
0〜30/70の割合で混合したもの粉砕して用いるこ
とが提案されている。ここでは、スチレン系熱可塑性エ
ラストマーがスチレン含量20重量%以下のスチレン・
エチレンブチレン・スチレンブロック共重合体、スチレ
ン含量20重量%以下のスチレン・エチレンプロピレン
・スチレンブロック共重合体、そしてスチレン含量20
重量%以下の水素添加スチレンブタジエンゴムから選ば
れたものであり、ポリプロピレン樹脂との相溶性が良好
で粉末成形に適した組成物になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この組成物で
もポリプロピレン樹脂と水素添加スチレンブタジエンゴ
ムの混合が水素添加スチレンブタジエンゴムがポリプロ
ピレン樹脂中で微分散するので、物性に低下は少なくて
表皮素材には適している。しかし、水素添加スチレンブ
タジエンゴムが吸油能に劣るため、組成物中のオリゴマ
ー成分が表面に移行して粘着性をもつ欠点はあった。こ
のため、粉末スラッシュ成形用に粉砕した熱可塑性エラ
ストマー粉も粘着性をもつために、ブロッキングし易
く、粉体流動性が悪くなっていた。また、表皮も金型か
ら脱型するとき、離型性が悪くなることがあった。
【0006】本発明はこのような問題点を改善するもの
であり、表皮と緩衝層あるいは表皮と芯材との接着性を
良好にし、外観形状の良好で、部分的または全体に再生
使用できる粉末スラッシュ成形表皮付き成形体を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本願の請求項1記
載の発明では、粉末スラッシュ成形によって得られた表
皮と合成樹脂からなる芯材との間に緩衝層を介在した粉
末スラッシュ成形表皮付き成形体において、上記表皮は
少なくとも表面層からなり、その表面層が少なくともポ
リプロピレン樹脂と、水素添加スチレンブタジエンゴム
と、プロセスオイルと、そして吸油能に優れたエラスト
マーを加熱混合してペレット化し、このペレットを粉末
化したものをスラッシュ成形することにより得られたソ
リッドな表皮であるスラッシュ成形表皮付き成形体にあ
る。
【0008】本願の請求項2記載の発明では、粉末スラ
ッシュ成形によって得られた表皮と合成樹脂からなる芯
材を積層した粉末スラッシュ成形表皮付き成形体におい
て、上記表皮は少なくとも表面層からなり、その表面層
が少なくともポリプロピレン樹脂と、水素添加スチレン
ブタジエンゴムと、プロセスオイルと、そして吸油能に
優れたエラストマーを加熱混合してペレット化し、この
ペレットを粉末化したものをスラッシュ成形することに
より得られたソリッドな表皮である粉末スラッシュ成形
表皮付き成形体にある。
【0009】本願の請求項3記載の発明では、粉末スラ
ッシュ成形によって得られた表皮と合成樹脂からなる芯
材との間に緩衝層を介在したソフト部と、粉末スラッシ
ュ成形によって得られた表皮と合成樹脂からなる芯材を
積層したハード部とを有する粉末スラッシュ成形表皮付
き成形体において、上記表皮は少なくとも表面層からな
り、その表面層が少なくともポリプロピレン樹脂と、水
素添加スチレンブタジエンゴムと、プロセスオイルと、
そして吸油能に優れたエラストマーを加熱混合してペレ
ット化し、このペレットを粉末化したものをスラッシュ
成形することにより得られたソリッドな表皮である粉末
スラッシュ成形表皮付き成形体にある。
【0010】本願の請求項4記載の発明では、芯材の表
面を火炎処理した後、接着剤を塗布する粉末スラッシュ
成形表皮付き成形体にある。
【0011】本願の請求項5記載の発明では、上記表皮
の表面層が少なくともポリプロピレン樹脂と、水素添加
スチレンブタジエンゴムと、プロセスオイルと、吸油能
に優れたエラストマー、接着改良剤、そして内部離型剤
を加熱混合してペレット化し、このペレットを粉末化し
たものをスラッシュ成形することにより得られたソリッ
ドな表皮である粉末スラッシュ成形表皮付き成形体にあ
る。
【0012】本願の請求項6記載の発明では、ポリプロ
ピレン樹脂と水素添加スチレンブタジエンゴムが重量比
で80/20〜20/80である粉末スラッシュ成形表
皮付き成形体にある。
【0013】本願の請求項7記載の発明では、吸油能に
優れたエラストマーが水素添加スチレンブタジエンゴム
100重量部に対して20〜250重量部混合される粉
末スラッシュ成形表皮付き成形体にある。
【0014】本願の請求項8記載の発明では、吸油能に
優れたエラストマーがスチレン・エチレンプロピレン・
スチレンブロック共重合体(SEPS)、スチレン・エ
チレンブチレン・スチレンブロック共重合体(SEB
S)、オレフィン結晶・エチレンブチレン・オレフィン
結晶ブロックコポリマー、エチレンプロピレンゴム、そ
してエチレン・オクテン共重合体(POE)から選ばれ
た少なくとも1種以上のポリマーである粉末スラッシュ
成形表皮付き成形体にある。
【0015】本願の請求項9記載の発明では、接着改良
剤が酸変性ポリプロピレン、水酸基含有ポリプロピレ
ン、そして両末端水酸基水素添加ポリプロピレン、そし
てエチレン・酢酸ビニルコポリマーの加水分解物から選
ばれた少なくとも1種以上の高分子を2〜20重量%含
有する粉末スラッシュ成形表皮付き成形体にある。
【0016】本願の請求項10記載の発明では、内部離
型剤がジメチルシロキサン、メチルハイドロキシポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサンから選ばれた
少なくとも1種以上を0.1〜5.0重量%含有する粉
末スラッシュ成形表皮付き成形体にある。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る粉末スラッシ
ュ成形表皮付き成形体の一つである自動車用インストル
メントパネルの全体外観斜視図であり、図2は図1のX
−X断面図を示している。これによると、インストルメ
ントパネル1はソフト部2とハード部3に区分され、ソ
フト部2においては表面にはシボ付き模様をもった表皮
4が覆われ、裏面にはポリプロピレン樹脂のような再生
使用可能なポリオレフィン系の合成樹脂からなる芯材5
が位置し、表皮4と芯材5の間にはウレタンフォームか
らなる緩衝層6が設けられている。他方、ハード部3で
は表皮4と芯材5が密着した状態になっている。
【0018】無論、本発明では、上記のようにソフト部
2とハード部3を区分する必要はなく、表皮4と緩衝層
6と芯材5からなるソフト部2あるいは表皮4と心材5
からなるハード部3のみからなるインストルメントパネ
ル1であってもよい。
【0019】特に、ハード部3の場合には、表皮4と芯
材5との接着力を向上させるために、芯材5の接着面を
火炎処理、コロナ放電、接着面の洗浄、あるいは接着剤
の塗布等を併用することがきる。本発明では、火炎処理
して表面に極性基を発生させ、更にその面をクロロプレ
ン、塩素化ポリエチレン等のゴム糊を含む接着剤で処置
することが望ましい。
【0020】上記インストルメントパネル1の製造方法
では、一方の型に予め成形した表皮4を、他方の型に予
め成形した芯材5を設置した後、この間にウレタン原液
を注型し、加熱して一体発泡成形することにより得るこ
とができる。緩衝層6が不必要な部分では、表皮4と芯
材5が密着し、ウレタン原液が侵入しないようになって
いる。
【0021】緩衝層6は前述のとおり半硬質のウレタン
フォームが好ましく、公知のポリオール、イソシアネー
トと発泡剤等を混合した液体を注入し、加熱することに
より反応、発泡させて得られるものである。
【0022】上記表皮4は、表面層のみ、表面層と内層
の2層、あるいはそれ以上の層から構成してもよい。
【0023】表皮4で使用するポリプロピレン樹脂は、
ポリプロピレンホモポリマー、α−オレフィンとのブロ
ックあるいはランダム共重合体のいずれでもよいが、特
にα−オレフィンとしてエチレンを用いたブロックある
いはランダム共重合体が成形体の柔軟性の面からいって
好ましい。また、圧力のかからない粉末スラッシュ成形
に用いるためには、ポリプロピレン樹脂の溶融流動性の
指数としてJIS K7210により230°Cで荷重
2.16kgfで測定したMFR(メルトフローレー
ト)が20g/10分以上であることが必要である。上
記ポリプロピレン樹脂は熱あるいは酸化によってその主
鎖が切断されるポリマーであり、架橋、硬化するポリエ
チレン等と異なる性質をもっており、有機過酸化物によ
ってその主鎖が切断され、分子量が低下する。
【0024】また、水素添加スチレンブタジエンゴム
(H−SBR)は、ポリプロピレン樹脂との相溶性に優
れており、ポリプロピレン樹脂に混練すると柔軟にな
り、折曲げや白化しにくい熱可塑性エラストマー組成物
が得られる。水素添加スチレンブタジエンゴムのスチレ
ン含有量は30重量%以下が好ましく、柔軟性に富む表
皮を得るためには5〜15重量%が適当である。H−S
BRは、スチレンとブタジエンがランダムに共重合して
いるスチレンブタジエンゴムを水素添加している点で、
ブロック共重合体であるSEBSと異なっている。代表
的なものとして、日本合成ゴム社製の商品であるダイナ
ロンシリーズがある。ポリプロピレン樹脂とH−SBR
との混合量は、重量比で80/20〜20/80の割合
であり、ポリプロピレン樹脂が多くなると、成形された
表皮が硬くなり、一方少なくなると引張強度が低下す
る。
【0025】また、本発明では、プロセスオイルを添加
することにより組成物中のエラストマー成分に吸収され
て溶融粘度を下げるとともに、表皮の硬度を下げ、柔軟
性をもたせる効果がある。上記プロセスオイルはゴム用
に使用されるものであり、パラフィン系、ナフテン系、
アロマ系に分類されるが、エラストマー成分との相溶性
によりパラフィン系が好ましい。添加量は吸油能に優れ
たエラストマー100重量部に対して5〜200重量部
が好ましい。200重量部を越えると、引張物性が低下
し、5重量部未満になると、溶融粘度が下がらず表皮が
硬くなる。
【0026】吸油能に優れたエラストマーは、ポリプロ
ピレン樹脂と相溶性を有しており、プロセスオイルと組
成物中のオリゴマー成分を吸収する性質を有するもの
で、スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロックコ
ポリマー(SEBS)やスチレン・エチレンプロピレン
・スチレンブロックコポリマー(SEPS)等のスチレ
ン系ブロック共重合熱可塑性エラストマー、オレフィン
結晶・エチレンブチレン・オレフィン結晶ブロックコポ
リマー(CEBC)、エチレンプロピレンゴム(EP
R)、そしてエチレン・オクテン共重合体(POE)が
ある。
【0027】上記SEBSはスチレン・ブタジエン・ス
チレンブロック共重合体(SBS)を水素添加したもの
であり、シエル化学社製の商品であるクレイトンGシリ
ーズ、旭化成社製の商品であるタフテックHシリーズ等
が挙げられる。このSEBSではスチレン含量が増える
につれて強度が上昇するが、柔軟性が低下する。また、
同SEBSではスラッシュ成形時に溶融してスチレンハ
ードセグメントが凝集し、平滑なシート状成形体を得に
くいことがある。従って、スチレン含量は40重量%以
下がよい。
【0028】SEPSはスチレン・イソプレン・スチレ
ンブロック共重合体(SIS)を水素添加したもので、
クラレ社製の商品であるセプトンが代表的である。SE
BSと同様にスチレン含量が増えるにつれ柔軟性が低下
するために、スチレン含量は40重量%以下がよい。
【0029】尚、上記吸油能に優れたエラストマーは、
H−SBRに比べてポリプロピレン樹脂に対する相溶性
が劣っており、ポリプロピレン樹脂に混練、添加する
と、μm単位の大きさで分散するので、引張物性が低下
する傾向にある。しかし、ポリプロピレン樹脂にH−S
BRとプロセスオイルを添加した場合には、H−SBR
が吸油能に劣るため、組成物中のオリゴマー成分が表面
に移行(ブリード)して粘着性をもち、これを用いて粉
末スラッシュ成形用に粉砕したエラストマー粉も粘着性
をもつため、ブロッキングしやすくなって粉体流動性、
また表皮も金型からの離型性に欠ける。これに吸油能に
優れたエラストマーを添加した場合には、組成物中のオ
リゴマー成分とオイルを吸収してブリードを阻止するこ
とができる。
【0030】上記吸油能に優れたエラストマーの添加量
は、H−SBR100重量部に対して20〜250重量
部である。20重量部未満になると、組成物中のオリゴ
マー成分とオイルを充分に吸収できなくなり、また25
0重量部を越えると、ポリプロピレン樹脂との分散が悪
くなり、引張物性が低下する傾向にある。
【0031】接着改良剤は、イソシアネートと反応する
カルボキシル基や水酸基を有する低分子量のポリマー、
あるいは酸変性ポリオレフィンであり、具体的には酸変
性ポリプロピレン、水酸基含有ポリプロピレン、そして
両末端水酸基水素添加ポリプロピレン、そしてエチレン
・酢酸ビニルコポリマーの加水分解物をあげることがで
きる。その添加量は2〜20重量%が好ましく、2重量
%未満では接着性の改良効果が少なく、一方20重量%
を越えると成型した表皮を金型から離型することが困難
になり、引張強度の低下も大きくなる。
【0032】内部離型剤は、ジメチルシロキサン、メチ
ルハイドロキシポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサンをあげることができる。その添加量は0.1〜
5.0重量%が好ましく、0.1重量%未満では充分な
離型効果は得られず、一方5.0重量%を越えるとウレ
タンフォームとの接着性が阻害される。
【0033】熱安定剤としては、通常のポリオレフィン
に用いられるものが使用できる。一般的には、フェノー
ルとリン系の酸化防止剤を併用して使用するが、特に限
定されるものではない。また、光安定剤としては、ラジ
カル捕捉剤であるヒンダードアミン、ベンゾトリアゾー
ル系のものが使用されることもある。顔料は通常のオレ
フィン系に適した有機、無機のものが使用される。更
に、脂肪酸金属塩等の滑剤や炭酸カルシウム、タルク等
の充填剤等が必要に応じて添加される。
【0034】これらの配合物の混合はポリプロピレン樹
脂、H−SBR、プロセスオイル、吸油能に優れたエラ
ストマー、接着改良剤、内部離型剤、顔料、安定剤、滑
剤等をV型ブレンダー、タンブラー、ヘンシェルミキサ
ー等を用いてドライブレンドしたものを原料供給ホッパ
ーより供給し、プロセスオイルはベント口より注入し、
二軸押出機で溶融混練してペレット化する。
【0035】また、本発明では、前述のポリプロピレン
樹脂、H−SBR、プロセスオイル、吸油能に優れたエ
ラストマー、接着改良剤、内部離型剤等からなる同一の
配合に有機過酸化物を添加し、これらを加熱下で混練す
るもので、有機過酸化物がポリプロピレン樹脂の主鎖を
切断して、ポリプロピレン樹脂の分子量を下げて溶融流
動性を上げることになり、得られた熱可塑性エラストマ
ー組成物に高い溶融流動性をもたせる効果がある。尚、
ここでは、有機過酸化物を架橋剤として使用していな
い。また、加熱下で混練して得られた熱可塑性エラスト
マー組成物中には、有機過酸化物は熱分解して実質的に
含有されていない。
【0036】上記有機過酸化物としては、通常、ゴム、
樹脂の架橋に使用されているジアシルパーオキサイド、
パーオキシエステル、ジアリルパーオキサイド、ジ−t
−ブチルパーオキサイド、t−ブチルクミルパーオキサ
イド、ジクミルパーオキサイド、2・5−ジメチル−2
・5−ジ(t−ブチルパーオキシ)−ヘキサン−3,1
・3−ビス(t−ブチルパーオキシ−イソプロピル)ベ
ンゼン、1・1−ジ−ブチルパーオキシ−3,3,5−
トリメチルシクロヘキサン等があり、熱分解による1分
間の半減期が150〜250°Cのものが好ましい。
【0037】該有機過酸化物は、120〜250°Cの
加熱下で混練する過程で、ポリプロピレン樹脂の主鎖を
切断して分子量を低下させ、熱可塑性エラストマー組成
物に高い溶融流動性をもたせる。有機過酸化物の添加量
は熱可塑性エラストマー組成物中、0.02〜5.0重
量%であり、0.02重量%未満の場合にはポリプロピ
レン樹脂の主鎖を切断する分解能力が少なく、熱可塑性
エラストマー組成物に高い溶融流動性を付与できなくな
る。一方、5.0重量%を越えると、分解が過剰にな
り、粉体成形品の引張強度等の機械的特性が低下する。
【0038】これらの配合物の混合はポリプロピレン樹
脂、H−SBR、吸油能に優れたエラストマー、接着改
良剤、内部離型剤、有機過酸化物、顔料、安定剤、滑
剤、充填剤をV型ブレンダー、タンブラー、ヘンシェル
ミキサー等を用いてドライブレンドしたものを原料供給
ホッパーより供給し、プロセスオイルはベント口より注
入し、120〜250°Cの範囲に温度調節した二軸押
出機で溶融混練してペレット化する。
【0039】また、密閉式混練機であるニーダー、バン
バリーミキサー等によってエラストマー成分であるH−
SBRと吸油能に優れたエラストマーにプロセスオイル
を添加して混練し、ペレット化した後、このペレットと
ポリプロピレン樹脂に有機過酸化物、その他の配合剤を
混合して、120〜250°Cの範囲に温度調節した一
軸あるいは二軸押出機で溶融混練してペレット化するこ
ともできる。
【0040】得られたペレットの溶融粘度であるメルト
フローレート(MFR)は、JISK7210により2
50°C、0.325kgfの荷重で5g/10分以上
が好ましい。これ未満になると、組成物の溶融流動性が
小さくなって表皮にピンホールが発生する傾向がある。
【0041】ポリプロピレン樹脂、H−SBR、プロセ
スオイル、吸油能に優れたエラストマー、接着改良剤、
内部離型剤を主とする配合から得られたペレット、ある
いはこれらに有機過酸化物を添加して得られたペレット
は、ターボミル、ピンミル、ハンマーミル等の衝撃型微
粉砕機を用いて微粉砕される。この時通常では液体窒素
を用いて冷凍粉砕される。また、配合によっては溶融樹
脂をスプレーあるいはディスクアトマイザーによって噴
霧し冷却することによって粉体化することができる。粉
砕されたものは篩い等によって粒径が少なくとも1,0
00μmの篩を通過し、平均粒径が100〜800μm
のものが集められ、これに有機あるいは無機の粉体性改
良剤を添加、混合して粉末スラッシュ成形用に使用す
る。
【0042】次いで、エラストマー組成物を用いて粉末
スラッシュ成形を行う。この成形では組成物の融点以上
に加熱された型にこれを主として重力で落下させて投入
し、一定時間経過後に型を反転し、余分の組成物を回収
箱に集める。型表面には組成物が層となって付着してお
り、時間経過とともに溶融してスキン層が形成される。
そして、型を冷却してスキン層を脱型するものであり、
これが繰り返し行われる。
【0043】型の加熱方法としては、オイル循環あるい
は熱風炉へ入れる方法が一般的である。オイル循環はパ
イプ配管配置により型温度調整が容易であるが、型面か
らのみ加熱される。一方、熱風炉を用いると、型面およ
び成形物裏面の両面からの加熱が可能であるが、生産性
を考慮して熱風を300°C以上に設定することが多い
ため、成形物裏面の熱酸化劣化を起こさないように処方
や条件を配慮する必要がある。
【0044】熱風方式は、粉末スラッシュ成形を多層
(2ないし3)に行う時に有効である。即ち、加熱され
た型に表面層となる1回目の粉末をスラッシュ成形し、
半溶融状態で2回目の粉末を付着させ、そして必要なら
3回目もスラッシュ成形し、その後加熱溶融する。この
場合、型面側のみからの加熱では、熱伝達が不充分なの
で成形物裏面からの加熱も可能な熱風炉方式が用いられ
ることが多い。
【0045】
【実施例】次に、本発明を具体的な実施例により更に詳
細に説明する。 実施例1〜5、比較例1〜3 プロセスオイルを除いた表1に示す材料をタンブラーで
ドライブレンドしたものを、二軸押出機(池貝鉄鋼社
製、PCM45)の原料供給ホッパーより供給し、プロ
セスオイルをベント口より注入しながらシリンダー温度
210°C、スクリュー回転数300rpmで混練押出
してペレット化した。そして、ターボミルT250−4
J(ターボ工業社製)に液体窒素に浸したペレットを投
入して粉砕し、1,000μmの篩い通過分のみを集め
た。
【0046】次に、上記粉体組成物を用いて粉末スラッ
シュ成形を行った。粉末スラッシュ成形の方法として
は、80°Cに予備加熱した皮シボ模様付きの金型を内
に上記粉体組成物を入れ、250°Cに加熱して10分
間置いて付着させ、金型を反転して余剰の溶融付着しな
かった粉体を除去し、金型温度を300°Cに上昇して
60秒間加熱した後、80°Cまで冷却し、厚さ約0.
8mmの表皮を脱型した。
【0047】表皮のシート成形性は粉体組成物の流れが
良くて所定厚みのシートに成形されピンホールのような
欠陥が発生しない場合を○、所定厚みのシートに成形さ
れるがピンホールのような欠陥が発生する場合を△、粉
体組成物の流れが悪くてシートに成形されない場合を×
とした。表皮の脱型性の難易は感覚で良否を判断した。
○はスムーズな脱型ができる場合であり、△は脱型にや
や抵抗がある場合であり、×は脱型にかなりの抵抗があ
る場合である。
【0048】続いて、上型に上記表皮を、下型に予め成
形したポリプロピレン樹脂製の芯材を設置した後、予め
配合した半硬質ウレタンフォーム原料を局所的に注型し
て40°Cのオーブンで4分間加熱して、ソフト部とハ
ード部を有するインストルメントパネルを作製した。
尚、芯材として接着面を火炎処理した後、クロロプレン
系のゴム糊で塗布したものを使用した。
【0049】上記のソフト部とハード部を幅25mm、
長さ150mmに切り出し、評価用サンプルとし、引張
速度200mm/秒で180°剥離強度と剥離状態で評
価した。剥離状態は全面ウレタンフォームの凝集破壊の
場合を○、部分的凝集破壊の場合を△、全面界面破壊の
場合を×とした。これらの結果を表1に併記する。
【0050】
【表1】
【0051】この結果、実施例では、得られたインスト
ルメントパネルの表皮表面はシボ模様が明確に出現し、
また表皮と緩衝層および表皮と芯材の接着も良好である
ことが判る。しかもハード部はオレフィン系樹脂で作製
されているために、再生使用が可能になる。しかし、比
較例ではシート成形性や脱型性が悪く、また表皮のシボ
状態が明確に出現せず、更には表皮と緩衝層、表皮と芯
材との剥離強度も悪くなっている。
【0052】比較例4 上型に塩化ビニルの粉体組成物を用いて粉末スラッシュ
成形により作製した表皮を、下型に予め成形したポリプ
ロピレン樹脂製の芯材を設置した後、予め配合した半硬
質ウレタンフォーム原料を局所的に注型して40°Cの
オーブンで4分間加熱して、ソフト部とハード部を有す
るインストルメントパネルを作製した。上記ソフト部と
ハード部を幅25mm、長さ150mmに切り出し、評
価用サンプルとし、引張速度200mm/秒で180°
剥離強度と剥離状態で評価した。この結果、表皮と緩衝
層の剥離強度は0.4kgf/25mmであり、剥離状
態は全面ウレタンフォームの凝集破壊であったが、表皮
と芯材は全く接着せず、剥離強度は測定できなかった。
【0053】
【発明の効果】以上のように本願の各請求項記載の発明
では、粉末スラッシュ成形によって得られた表皮と合成
樹脂からなる芯材との間に緩衝層を介在させたソフト部
からなる粉末スラッシュ成形表皮付き成形体、もしくは
表皮と合成樹脂からなる芯材のハード部からなる粉末ス
ラッシュ成形表皮付き成形体、あるいは上記ソフト部と
ハード部からなる粉末スラッシュ成形表皮付き成形体で
あり、上記表皮が少なくとも1層からなり、その1層が
その表面層が少なくともポリプロピレン樹脂と、水素添
加スチレンブタジエンゴムと、プロセスオイルと、そし
て吸油能に優れたエラストマーを加熱混合してペレット
化し、このペレットを粉末化したものをスラッシュ成形
することにより得られたソリッドな表皮、または少なく
ともポリプロピレン樹脂と、水素添加スチレンブタジエ
ンゴムと、プロセスオイルと、吸油能に優れたエラスト
マー、有機過酸化物、接着改良剤、そして内部離型剤を
加熱混合してペレット化し、このペレットを粉末化した
ものをスラッシュ成形することにより得られたソリッド
な表皮であり、表皮の外観が明確なシボ模様が出現し、
表皮と緩衝層あるいは表皮と芯材との接着性も良好で、
また部分的または全体に再生使用できるといった効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車用インストルメントパネル
の全体外観斜視図である。
【図2】図1のX−X断面図である。
【符合の説明】
1 インストルメントパネル 2 ソフト部 3 ハード部 4 表皮 5 芯材 6 緩衝層
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 21:00 23:00 25:00 B29L 31:58 (72)発明者 日置 勝行 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末スラッシュ成形によって得られた表
    皮と合成樹脂からなる芯材との間に緩衝層を介在した粉
    末スラッシュ成形表皮付き成形体において、上記表皮は
    少なくとも表面層からなり、その表面層が少なくともポ
    リプロピレン樹脂と、水素添加スチレンブタジエンゴム
    と、プロセスオイルと、そして吸油能に優れたエラスト
    マーを加熱混合してペレット化し、このペレットを粉末
    化したものをスラッシュ成形することにより得られたソ
    リッドな表皮であることを特徴とする粉末スラッシュ成
    形表皮付き成形体。
  2. 【請求項2】 粉末スラッシュ成形によって得られた表
    皮と合成樹脂からなる芯材を積層した粉末スラッシュ成
    形表皮付き成形体において、上記表皮は少なくとも表面
    層からなり、その表面層が少なくともポリプロピレン樹
    脂と、水素添加スチレンブタジエンゴムと、プロセスオ
    イルと、そして吸油能に優れたエラストマーを加熱混合
    してペレット化し、このペレットを粉末化したものをス
    ラッシュ成形することにより得られたソリッドな表皮で
    あることを特徴とする粉末スラッシュ成形表皮付き成形
    体。
  3. 【請求項3】 粉末スラッシュ成形によって得られた表
    皮と合成樹脂からなる芯材との間に緩衝層を介在したソ
    フト部と、粉末スラッシュ成形によって得られた表皮と
    合成樹脂からなる芯材を積層したハード部とを有する粉
    末スラッシュ成形表皮付き成形体において、上記表皮は
    少なくとも表面層からなり、その表面層が少なくともポ
    リプロピレン樹脂と、水素添加スチレンブタジエンゴム
    と、プロセスオイルと、そして吸油能に優れたエラスト
    マーを加熱混合してペレット化し、このペレットを粉末
    化したものをスラッシュ成形することにより得られたソ
    リッドな表皮であることを特徴とする粉末スラッシュ成
    形表皮付き成形体。
  4. 【請求項4】 芯材の表面を火炎処理した後、接着剤を
    塗布する請求項2または3記載の粉末スラッシュ成形表
    皮付き成形体。
  5. 【請求項5】 上記表皮の表面層が少なくともポリプロ
    ピレン樹脂と、水素添加スチレンブタジエンゴムと、プ
    ロセスオイルと、吸油能に優れたエラストマー、接着改
    良剤、そして内部離型剤を加熱混合してペレット化し、
    このペレットを粉末化したものをスラッシュ成形するこ
    とにより得られたソリッドな表皮である請求項1、2、
    3または4記載の粉末スラッシュ成形表皮付き成形体。
  6. 【請求項6】 ポリプロピレン樹脂と水素添加スチレン
    ブタジエンゴムが重量比で80/20〜20/80であ
    る請求項1、2、3、4または5記載の粉末スラッシュ
    成形表皮付き成形体。
  7. 【請求項7】 吸油能に優れたエラストマーが水素添加
    スチレンブタジエンゴム100重量部に対して20〜2
    50重量部混合される請求項1、2、3、4または5記
    載の粉末スラッシュ成形表皮付き成形体。
  8. 【請求項8】 吸油能に優れたエラストマーがスチレン
    ・エチレンプロピレン・スチレンブロック共重合体(S
    EPS)、スチレン・エチレンブチレン・スチレンブロ
    ック共重合体(SEBS)、オレフィン結晶・エチレン
    ブチレン・オレフィン結晶ブロックコポリマー、エチレ
    ンプロピレンゴム、そしてエチレン・オクテン共重合体
    (POE)から選ばれた少なくとも1種以上のポリマー
    である請求項1、2、3、4、5または7記載の粉末ス
    ラッシュ成形表皮付き成形体。
  9. 【請求項9】 接着改良剤が酸変性ポリプロピレン、水
    酸基含有ポリプロピレン、そして両末端水酸基水素添加
    ポリプロピレン、そしてエチレン・酢酸ビニルコポリマ
    ーの加水分解物から選ばれた少なくとも1種以上の高分
    子を2〜20重量%含有する請求項4記載の粉末スラッ
    シュ成形表皮付き成形体。
  10. 【請求項10】 内部離型剤がジメチルシロキサン、メ
    チルハイドロキシポリシロキサン、メチルフェニルポリ
    シロキサンから選ばれた少なくとも1種以上を0.1〜
    5.0重量%含有する請求項4記載の粉末スラッシュ成
    形表皮付き成形体。
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