JPH1185080A - 表示灯 - Google Patents
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- JPH1185080A JPH1185080A JP9246749A JP24674997A JPH1185080A JP H1185080 A JPH1185080 A JP H1185080A JP 9246749 A JP9246749 A JP 9246749A JP 24674997 A JP24674997 A JP 24674997A JP H1185080 A JPH1185080 A JP H1185080A
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- indicator lamp
- light
- indicator
- light emitter
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
- G09F2013/227—Electroluminescent displays for vehicles
Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成の小型軽量の表示灯を得ること。
【解決手段】 表示灯10は、通電により面全体が発光
する複数の面発光体30と、これら複数の面発光体30
に各々所定のタイミングで通電を行う点滅制御手段53
とを有している。これにより、従来のものよりも、より
小型軽量化することができる。また、発光体20に面発
光体30を用いたことによって、設置及び配線を容易な
ものとすることができ、表示灯10の製造を容易に実施
することができ、組立作業時間及び組立工程数の削減に
よるコスト低減を図ることができる。
する複数の面発光体30と、これら複数の面発光体30
に各々所定のタイミングで通電を行う点滅制御手段53
とを有している。これにより、従来のものよりも、より
小型軽量化することができる。また、発光体20に面発
光体30を用いたことによって、設置及び配線を容易な
ものとすることができ、表示灯10の製造を容易に実施
することができ、組立作業時間及び組立工程数の削減に
よるコスト低減を図ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示灯に関し、特
に間欠発光する表示灯に関する。
に間欠発光する表示灯に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電球等の発光体の発光を所定
の間隔で点滅させる間欠発光により視覚による注意を喚
起する表示灯があり、その中で、例えば、警察車両や消
防車両の屋根等に載置される回転表示灯がある。図10
は、一般的な回転表示灯100を説明するための概略図
である。
の間隔で点滅させる間欠発光により視覚による注意を喚
起する表示灯があり、その中で、例えば、警察車両や消
防車両の屋根等に載置される回転表示灯がある。図10
は、一般的な回転表示灯100を説明するための概略図
である。
【0003】図示したように、回転表示灯100は、架
台部101、電球102、反射鏡104、及び保護カバ
ー部105とを備えている。架台部101は、設置場所
に回転灯100を設置固定するためのものであり、架台
部101の上面ほぼ中央位置には電球102が上方に突
出するように設けられている。
台部101、電球102、反射鏡104、及び保護カバ
ー部105とを備えている。架台部101は、設置場所
に回転灯100を設置固定するためのものであり、架台
部101の上面ほぼ中央位置には電球102が上方に突
出するように設けられている。
【0004】また、反射鏡104は、電球102の縦方
向略半面を覆うように略半球面形状に湾曲形成され、電
球102を中心としてその周囲を回転移動可能に架台部
101上に設けられており、架台部101内に内蔵され
た回転モータ106によって回転駆動される。
向略半面を覆うように略半球面形状に湾曲形成され、電
球102を中心としてその周囲を回転移動可能に架台部
101上に設けられており、架台部101内に内蔵され
た回転モータ106によって回転駆動される。
【0005】このように構成された回転表示灯100
は、電球102が通電により発光し、反射鏡104がそ
の周囲を回転移動することによって、電球102の発光
を間欠発光させ、視覚による注意を喚起することができ
る。
は、電球102が通電により発光し、反射鏡104がそ
の周囲を回転移動することによって、電球102の発光
を間欠発光させ、視覚による注意を喚起することができ
る。
【0006】しかしながら、電球102は発光寿命時間
が短時間であり、球切れによる交換作業が煩雑であっ
た。また、電球102と回転モータ106は共に消費電
力が大きくランニングコストの高騰を招来していた。
が短時間であり、球切れによる交換作業が煩雑であっ
た。また、電球102と回転モータ106は共に消費電
力が大きくランニングコストの高騰を招来していた。
【0007】そして、反射鏡104を回転させるための
回転モータ106を架台部101内に備える必要がある
ことから、その分だけ回転表示灯100全体が大きくな
り、回転表示灯100の小型化を図ることが困難であっ
た。
回転モータ106を架台部101内に備える必要がある
ことから、その分だけ回転表示灯100全体が大きくな
り、回転表示灯100の小型化を図ることが困難であっ
た。
【0008】更に、反射鏡104を回転させる機構は、
部品点数を増加させ組立工程数が増加する等のコスト高
の高騰を招来し、振動等に起因した動作不良を招くおそ
れがあった。
部品点数を増加させ組立工程数が増加する等のコスト高
の高騰を招来し、振動等に起因した動作不良を招くおそ
れがあった。
【0009】そして、回転表示灯のこのような問題等を
解決すべく、従来の回転表示灯と類似する表示動作を有
する表示灯が種々提案されている。例えば、回転表示灯
100の電球102及び回転モータ106を廃止して、
略円柱形状の基部に周方向に亘って複数個のLEDを設
け、所定のタイミングで一部のLEDを点滅させ、LE
Dの点灯を順次移動させることにより、その発光が回転
移動しているように発光させる表示灯がある。
解決すべく、従来の回転表示灯と類似する表示動作を有
する表示灯が種々提案されている。例えば、回転表示灯
100の電球102及び回転モータ106を廃止して、
略円柱形状の基部に周方向に亘って複数個のLEDを設
け、所定のタイミングで一部のLEDを点滅させ、LE
Dの点灯を順次移動させることにより、その発光が回転
移動しているように発光させる表示灯がある。
【0010】この方法によれば、電球102及び回転モ
ータ106を使用した従来の回転表示灯100と類似す
る表示動作を行わせることができ、かつ上述の種々の問
題点を排除することができる。
ータ106を使用した従来の回転表示灯100と類似す
る表示動作を行わせることができ、かつ上述の種々の問
題点を排除することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LED
は単体では輝度が低いために、LED単体を点灯させた
だけでは注意を喚起する表示灯として使用するのは困難
であり、通常は複数個のLEDを同時に点灯させて、表
示灯として必要な光量を確保していた。
は単体では輝度が低いために、LED単体を点灯させた
だけでは注意を喚起する表示灯として使用するのは困難
であり、通常は複数個のLEDを同時に点灯させて、表
示灯として必要な光量を確保していた。
【0012】しかしながら、LEDは、点灯させるため
の専用回路と、発光に伴って発生する熱量を放熱する放
熱板を必要とする。したがって、これらを収容する収容
空間を表示灯内に設けなければならず、表示灯全体の形
状が必要以上に大きなものとなり、また、重量が過大な
ものとなっていた。
の専用回路と、発光に伴って発生する熱量を放熱する放
熱板を必要とする。したがって、これらを収容する収容
空間を表示灯内に設けなければならず、表示灯全体の形
状が必要以上に大きなものとなり、また、重量が過大な
ものとなっていた。
【0013】これにより、種々の条件が課されて表示灯
を設ける場所が狭められ、任意の位置に取付けることが
できず、表示灯としての利便性を悪化させていた。ま
た、複数個のLEDを全て電気的に接続する配線組立作
業は、組立の工程数を増加させるものであり、コスト高
を招来するものであった。
を設ける場所が狭められ、任意の位置に取付けることが
できず、表示灯としての利便性を悪化させていた。ま
た、複数個のLEDを全て電気的に接続する配線組立作
業は、組立の工程数を増加させるものであり、コスト高
を招来するものであった。
【0014】本発明は、上述した問題点を解決すべくな
されたものであり、その目的は、低コストで組み立てる
ことができ、従来よりも軽量である表示灯を提供するこ
とにある。
されたものであり、その目的は、低コストで組み立てる
ことができ、従来よりも軽量である表示灯を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記不具合を解決するた
めに、本発明の表示灯は、通電により面全体が発光する
複数の面発光体と、これら複数の面発光体に各々所定の
タイミングで通電を行う点滅制御手段とを備えている。
そして、面発光体に、エレクトロルミネッセンス素子
(EL)を用いている。
めに、本発明の表示灯は、通電により面全体が発光する
複数の面発光体と、これら複数の面発光体に各々所定の
タイミングで通電を行う点滅制御手段とを備えている。
そして、面発光体に、エレクトロルミネッセンス素子
(EL)を用いている。
【0016】したがって、薄型形状に構成され、発光す
る際に発熱を伴わず、通電により面全体で均一な発光を
得ることができるというELの特性を利用して、表示灯
の小型軽量化を図ることができる。また、同時に配線や
組立作業等も簡略化することができ、表示灯の製造を容
易に実施することができ、組立工程数等の減少によるコ
スト低減を図ることができる。
る際に発熱を伴わず、通電により面全体で均一な発光を
得ることができるというELの特性を利用して、表示灯
の小型軽量化を図ることができる。また、同時に配線や
組立作業等も簡略化することができ、表示灯の製造を容
易に実施することができ、組立工程数等の減少によるコ
スト低減を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、第1の実施の形態を示す概略説明
図である。図示したように、表示灯10は、架台部12
と、その上面上に載置され所定の制御により点滅発光す
る点滅発光部20、及び点滅発光部20を外方より保護
するカバー部14を備えている。
図である。図示したように、表示灯10は、架台部12
と、その上面上に載置され所定の制御により点滅発光す
る点滅発光部20、及び点滅発光部20を外方より保護
するカバー部14を備えている。
【0019】カバー部14は、無色でかつ光透過性の樹
脂製材料にて形成され、架台部12との共働により内方
に点滅発光部20を収容可能な略カプセル形状をなして
いる。
脂製材料にて形成され、架台部12との共働により内方
に点滅発光部20を収容可能な略カプセル形状をなして
いる。
【0020】点滅発光部20は、架台部12の上面上ほ
ぼ中心位置より上方に所定高さで突出する略3角柱形状
の面発光体保持手段21と、面発光体保持手段21のそ
れぞれの側壁平面部22に重合配置された発光シート部
30とを備えている。面発光体保持手段21は、その内
方に所定形状の空間部を有しており(図示せず)、その
空間部内に、後述する点滅回路部53を収容している。
ぼ中心位置より上方に所定高さで突出する略3角柱形状
の面発光体保持手段21と、面発光体保持手段21のそ
れぞれの側壁平面部22に重合配置された発光シート部
30とを備えている。面発光体保持手段21は、その内
方に所定形状の空間部を有しており(図示せず)、その
空間部内に、後述する点滅回路部53を収容している。
【0021】発光シート部30は、図2に概略断面図を
示したように、重畳的に積層された2枚の可撓性を有す
る透明アクリル樹脂シート32と、その間に挟持され通
電により外表面側(図中矢印A方向)の面全体が所定の
色彩、本実施の形態では赤色に発光する面発光素子40
と、により構成されている。
示したように、重畳的に積層された2枚の可撓性を有す
る透明アクリル樹脂シート32と、その間に挟持され通
電により外表面側(図中矢印A方向)の面全体が所定の
色彩、本実施の形態では赤色に発光する面発光素子40
と、により構成されている。
【0022】透明アクリル樹脂シート32は、面発光素
子40を外方より保護するためのものであり、その周辺
縁部は、雨水等の水分やゴミ等の侵入を防止するために
シリコン材36によって防塵・防水シール処理が施され
ている。また、面発光素子40が発光する側に位置する
透明アクリル樹脂シート32の外表面には、紫外線によ
る色あせを防止するために面発光素子40への紫外線の
照射をカットするUVシート38が貼着されている。
子40を外方より保護するためのものであり、その周辺
縁部は、雨水等の水分やゴミ等の侵入を防止するために
シリコン材36によって防塵・防水シール処理が施され
ている。また、面発光素子40が発光する側に位置する
透明アクリル樹脂シート32の外表面には、紫外線によ
る色あせを防止するために面発光素子40への紫外線の
照射をカットするUVシート38が貼着されている。
【0023】面発光素子40は、エレクトロルミネッセ
ンス素子(以下、単に「EL」という)により形成さ
れ、図3にその概略構成図を示すように、透明導電性フ
ィルム41、発光層42、絶縁層43、背面電極44、
保護層45を重畳的に積層することによって構成されて
いる。
ンス素子(以下、単に「EL」という)により形成さ
れ、図3にその概略構成図を示すように、透明導電性フ
ィルム41、発光層42、絶縁層43、背面電極44、
保護層45を重畳的に積層することによって構成されて
いる。
【0024】そして、透明導電フィルム41と背面電極
44との間に通電することによって発光層42中に分散
された蛍光体(図示せず)が発光し、面全体が均一に発
光する構造となっている。ELは、発光の際にはLED
や電球等のような発熱を伴わず、消費電力も少ないとい
う性質を有しており、本実施の形態では、可撓性が高い
分散型のELが用いられている。
44との間に通電することによって発光層42中に分散
された蛍光体(図示せず)が発光し、面全体が均一に発
光する構造となっている。ELは、発光の際にはLED
や電球等のような発熱を伴わず、消費電力も少ないとい
う性質を有しており、本実施の形態では、可撓性が高い
分散型のELが用いられている。
【0025】図4は、本実施の形態における制御システ
ムを説明する説明図である。図示したように、AC10
0V若しくはバッテリー等の電源装置51より供給され
た電源は、周波数変換器もしくはインバータ52により
変換され、点滅回路部53に供給される。
ムを説明する説明図である。図示したように、AC10
0V若しくはバッテリー等の電源装置51より供給され
た電源は、周波数変換器もしくはインバータ52により
変換され、点滅回路部53に供給される。
【0026】点滅回路部53の出力側は、面発光素子4
0a、40b、40cに各々接続されており、所定のタ
イミングで通電を行う。したがって、面発光素子40
a、40b、40cを各々所定のタイミングで点滅させ
ることができる。
0a、40b、40cに各々接続されており、所定のタ
イミングで通電を行う。したがって、面発光素子40
a、40b、40cを各々所定のタイミングで点滅させ
ることができる。
【0027】点滅回路部53はシーケンス回路により構
成されており、その点滅制御は、例えば、まず最初に面
発光素子40aに通電を行い点灯させ、所定時間後に面
発光素子40aへの通電を停止して消灯させ、それとほ
ぼ同時に面発光素子40bへの通電を行い点灯させる。
そして、所定時間後に面発光素子40bへの通電を停止
して消灯させ、ほぼ同時に面発光素子40cへの通電を
行い点灯させる。そして、所定時間後に面発光素子40
cへの通電を停止して消灯させる。
成されており、その点滅制御は、例えば、まず最初に面
発光素子40aに通電を行い点灯させ、所定時間後に面
発光素子40aへの通電を停止して消灯させ、それとほ
ぼ同時に面発光素子40bへの通電を行い点灯させる。
そして、所定時間後に面発光素子40bへの通電を停止
して消灯させ、ほぼ同時に面発光素子40cへの通電を
行い点灯させる。そして、所定時間後に面発光素子40
cへの通電を停止して消灯させる。
【0028】これにより、点滅発光部20の発光が、順
次隣に位置する面発光素子40に移動するように発光さ
せることができ、点滅発光部20の発光が面発光体保持
手段21を軸として回転しているように見せることがで
きる。
次隣に位置する面発光素子40に移動するように発光さ
せることができ、点滅発光部20の発光が面発光体保持
手段21を軸として回転しているように見せることがで
きる。
【0029】したがって、注意を喚起する表示灯とする
ことができ、面発光素子40を用いた簡単な構成によっ
て、従来の回転表示灯と同様の作用・効果を得ることが
できる。
ことができ、面発光素子40を用いた簡単な構成によっ
て、従来の回転表示灯と同様の作用・効果を得ることが
できる。
【0030】そして、上述のように発光手段として面発
光素子40を用いたことによって、LEDを発光させる
ための専用回路や放熱板等を設ける必要がないことか
ら、表示灯10を小型軽量化することができる。
光素子40を用いたことによって、LEDを発光させる
ための専用回路や放熱板等を設ける必要がないことか
ら、表示灯10を小型軽量化することができる。
【0031】また、複数のLEDを設けた場合のような
配線接続の手間を必要とせず、簡単に配線接続すること
ができ、製造工程数の減少によるコスト低減や、配線接
続不良も抑制することができる。
配線接続の手間を必要とせず、簡単に配線接続すること
ができ、製造工程数の減少によるコスト低減や、配線接
続不良も抑制することができる。
【0032】更に、面発光素子40は、可撓性を有して
いることから、振動や衝撃等によって破損することがな
く、高い耐久性を得ることができる。
いることから、振動や衝撃等によって破損することがな
く、高い耐久性を得ることができる。
【0033】次に、他の実施の形態について以下に図面
を用いて簡単に説明する。尚、上述の実施の形態と同様
の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説
明を省略する。
を用いて簡単に説明する。尚、上述の実施の形態と同様
の構成要素には同一の符号を付することでその詳細な説
明を省略する。
【0034】図5は、第2の実施の形態を示した説明図
であり、図示したように、点滅発光部20の面発光体保
持手段21の形状を正6角柱形状に形成し、各側壁平面
部22にそれぞれ発光シート部30を重合配置してい
る。これにより、第1の実施の形態の作用に加えて、点
滅発光部20を側面視した際に、少なくとも2つ以上の
発光シート部30を視認することができる。
であり、図示したように、点滅発光部20の面発光体保
持手段21の形状を正6角柱形状に形成し、各側壁平面
部22にそれぞれ発光シート部30を重合配置してい
る。これにより、第1の実施の形態の作用に加えて、点
滅発光部20を側面視した際に、少なくとも2つ以上の
発光シート部30を視認することができる。
【0035】これにより、例えば、第1の実施の形態と
同様に各側壁平面部22の発光シート部30を順次点滅
させた場合には、側方より少なくとも2つの発光シート
部30が順番に発光するのを視認することができるた
め、その発光の移動が面発光体保持手段21を軸として
回転移動しているように視認することができ、回転表示
灯と同様に、より注意を喚起する作用を有する。
同様に各側壁平面部22の発光シート部30を順次点滅
させた場合には、側方より少なくとも2つの発光シート
部30が順番に発光するのを視認することができるた
め、その発光の移動が面発光体保持手段21を軸として
回転移動しているように視認することができ、回転表示
灯と同様に、より注意を喚起する作用を有する。
【0036】図6は、第3の実施の形態を示した説明図
であり、図示したように、点滅発光部20の面発光体保
持手段21の形状を略円柱形状に形成し、その周面23
上に周方向に等間隔に位置するように、面発光体保持手
段21の高さ方向に亘って所定幅にて伸長する略短冊形
状の発光シート部30を6つ設けている。
であり、図示したように、点滅発光部20の面発光体保
持手段21の形状を略円柱形状に形成し、その周面23
上に周方向に等間隔に位置するように、面発光体保持手
段21の高さ方向に亘って所定幅にて伸長する略短冊形
状の発光シート部30を6つ設けている。
【0037】これにより、第2の実施の形態と同様に、
点滅発光部20を側面視した際に、少なくとも2つ以上
の発光シート部30を視認することができ、発光した際
にはより注意を喚起する作用を有する。尚、発光シート
部30の数は、6つに限定されるものではなく、側方視
した際に発光シート部30の発光の移動を視認すること
ができる数であれば、数の多少は問わない。
点滅発光部20を側面視した際に、少なくとも2つ以上
の発光シート部30を視認することができ、発光した際
にはより注意を喚起する作用を有する。尚、発光シート
部30の数は、6つに限定されるものではなく、側方視
した際に発光シート部30の発光の移動を視認すること
ができる数であれば、数の多少は問わない。
【0038】図7は、第4の実施の形態を示した説明図
であり、図示したように、点滅発光部20の面発光体保
持手段21の形状を略円柱形状に形成し、その周面23
上に周方向に亘って巻回された所定幅を有した帯状の発
光シート部30を複数設けている。
であり、図示したように、点滅発光部20の面発光体保
持手段21の形状を略円柱形状に形成し、その周面23
上に周方向に亘って巻回された所定幅を有した帯状の発
光シート部30を複数設けている。
【0039】これにより、点滅発光部20を側面視した
際に、複数の発光シート部30の発光を視認することが
でき、例えば発光シート部30を上側位置から下側位置
へと順番に点滅させた場合に、点滅発光部20の発光の
移動を視認することができ、より注意を喚起する作用を
有する。
際に、複数の発光シート部30の発光を視認することが
でき、例えば発光シート部30を上側位置から下側位置
へと順番に点滅させた場合に、点滅発光部20の発光の
移動を視認することができ、より注意を喚起する作用を
有する。
【0040】図8は、本発明が適用される更に他の実施
の形態を示した説明図である。本実施の形態における表
示灯は、例えば道路工事の際に路面上に載置される移動
式のパイロン60の外表面に発光シート部30を設けた
ものである。
の形態を示した説明図である。本実施の形態における表
示灯は、例えば道路工事の際に路面上に載置される移動
式のパイロン60の外表面に発光シート部30を設けた
ものである。
【0041】パイロン60は、図示したように、略矩形
状をなす平板部61と、そのほぼ中心位置より上方に突
出し、上方へ移行するにしたがって漸次その径が小さく
なる略円錐形状をなし内方に略円錐形の中空部分を有す
る円錐部62とにより構成され、可撓性を有する樹脂製
素材により形成されている。
状をなす平板部61と、そのほぼ中心位置より上方に突
出し、上方へ移行するにしたがって漸次その径が小さく
なる略円錐形状をなし内方に略円錐形の中空部分を有す
る円錐部62とにより構成され、可撓性を有する樹脂製
素材により形成されている。
【0042】そして、円錐部62の外周面上には、円錐
母線方向に伸長する略短冊形状の発光シート部30が周
方向に所定間隔をおいて複数、本実施の形態では6本、
貼着されている。また、図示していないが、点滅回路部
53及びこれを駆動するバッテリ(電源装置51)は、
パイロン60の頭頂部60a内に収容されている。
母線方向に伸長する略短冊形状の発光シート部30が周
方向に所定間隔をおいて複数、本実施の形態では6本、
貼着されている。また、図示していないが、点滅回路部
53及びこれを駆動するバッテリ(電源装置51)は、
パイロン60の頭頂部60a内に収容されている。
【0043】これにより、上述の他の実施の形態と同様
の作用の他に、発光シート部30の厚みが非常に薄いと
いう特性を利用して、パイロン60相互を縦方向に重ね
ることができ、パイロン60の収納時に、収納スペース
を小さくすることができる。
の作用の他に、発光シート部30の厚みが非常に薄いと
いう特性を利用して、パイロン60相互を縦方向に重ね
ることができ、パイロン60の収納時に、収納スペース
を小さくすることができる。
【0044】また、ELは消費電力が小さいことから、
そのためのバッテリをより小型化することができ、パイ
ロン60の運搬を容易なものとすることができる。した
がって、路面上に一時的に載置されるパイロンとして非
常に使い勝手がよいという作用を有している。
そのためのバッテリをより小型化することができ、パイ
ロン60の運搬を容易なものとすることができる。した
がって、路面上に一時的に載置されるパイロンとして非
常に使い勝手がよいという作用を有している。
【0045】図9に示した第6の実施の形態は、上述の
パイロン60に設けられている発光シート部30を周方
向に巻掛ける略帯形状に形成し、上下方向に所定間隔を
おいて3本設けている。これにより、上述の実施の形態
と同様の作用を有する。
パイロン60に設けられている発光シート部30を周方
向に巻掛ける略帯形状に形成し、上下方向に所定間隔を
おいて3本設けている。これにより、上述の実施の形態
と同様の作用を有する。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る表示
灯によれば、発光させるための専用回路や放熱板等を設
ける必要がなく、表示灯を小型軽量化することができ
る。また、振動や衝撃等による破損や球切れすることが
なく、高い耐久性を得ることができる。
灯によれば、発光させるための専用回路や放熱板等を設
ける必要がなく、表示灯を小型軽量化することができ
る。また、振動や衝撃等による破損や球切れすることが
なく、高い耐久性を得ることができる。
【図1】第1の実施の形態を示す概略説明図である。
【図2】発光シートの断面説明図である。
【図3】面発光素子の概略構成説明図である。
【図4】制御システム図である。
【図5】第2の実施の形態を示す概略説明図である。
【図6】第3の実施の形態を示す概略説明図である。
【図7】第4の実施の形態を示す概略説明図である。
【図8】第5の実施の形態を示す概略説明図である。
【図9】第6の実施の形態を示す概略説明図である。
【図10】一般的な回転表示灯を説明するための概略説
明図である。
明図である。
10 表示灯 20 点滅発光部 21 面発光体保持手段 22 側壁平面部 30 発光シート部(面発光体) 40 面発光素子 53 点滅回路部(点滅制御手段)
Claims (9)
- 【請求項1】 間欠発光を行う表示灯において、 通電により面全体が発光する複数の面発光体と、 前記複数の面発光体に各々所定のタイミングで通電を行
う点滅制御手段と、を備えていることを特徴とする表示
灯。 - 【請求項2】 前記複数の面発光体は、 多角柱形状に形成された面発光体保持手段の各側壁平面
部毎に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
の表示灯。 - 【請求項3】 前記複数の面発光体は、 円柱形状に形成された面発光体保持手段の周壁面上に、
所定間隔をおいて設けられていることを特徴とする請求
項1に記載の表示灯。 - 【請求項4】 前記複数の面発光体は、 円柱形状に形成された面発光体保持手段の周壁面上に、
前記面発光体保持手段の高さ方向に所定幅で伸長する略
短冊形状に形成されかつ周方向に所定間隔をおいて設け
られていることを特徴とする請求項1に記載の表示灯。 - 【請求項5】 前記複数の面発光体は、 円柱形状に形成された面発光体保持手段の周壁面上に、
前記面発光体保持手段の周方向に所定幅で巻回される略
帯形状に形成されかつ高さ方向に所定間隔をおいて設け
られていることを特徴とする請求項1に記載の表示灯。 - 【請求項6】 前記複数の面発光体は、 上方に移行するにしたがって漸次径が小さくなる略円錐
形状に形成された面発光体保持手段の円錐胴部面上に、
円錐母線方向に所定幅で伸長する形状に形成されかつ相
互に所定間隔をおいて設けられていることを特徴とする
請求項3〜5に記載の表示灯。 - 【請求項7】 前記複数の面発光体は、 上方に移行するにしたがって漸次径が小さくなる略円錐
形状に形成された面発光体保持手段の円錐胴部面上に、
前記面発光体保持手段の軸芯を中心として略環帯形状に
形成され、円錐母線方向に所定間隔をおいて設けられて
いることを特徴とする請求項3〜6に記載の表示灯。 - 【請求項8】 前記点滅制御手段は、 前記複数の面発光体のうちの一部の面発光体を発光さ
せ、該一部の面発光体の発光が隣接する他の一部の面発
光体へと順次移行するように点滅制御することを特徴と
する請求項1〜7に記載の表示灯。 - 【請求項9】 前記面発光体は、 エレクトロルミネッセンス素子で形成されていることを
特徴とする請求項1〜8に記載の表示灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246749A JPH1185080A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 表示灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9246749A JPH1185080A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 表示灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1185080A true JPH1185080A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17153090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9246749A Pending JPH1185080A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 表示灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1185080A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0685969A3 (en) * | 1989-09-29 | 1996-02-07 | Toshiba Kk | Image recording device with adjustable image data compression rate. |
JP2010261800A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd | 通電表示装置 |
JP2011227090A (ja) * | 2011-06-10 | 2011-11-10 | Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd | 通電表示装置 |
JP2022117236A (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-10 | 株式会社トップ | カラーコーン用カバー照明構造およびそれに用いられる面発光体 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP9246749A patent/JPH1185080A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0685969A3 (en) * | 1989-09-29 | 1996-02-07 | Toshiba Kk | Image recording device with adjustable image data compression rate. |
JP2010261800A (ja) * | 2009-05-07 | 2010-11-18 | Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd | 通電表示装置 |
JP2011227090A (ja) * | 2011-06-10 | 2011-11-10 | Nippon Densetsu Kogyo Co Ltd | 通電表示装置 |
JP2022117236A (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-10 | 株式会社トップ | カラーコーン用カバー照明構造およびそれに用いられる面発光体 |
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