JPH1184810A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JPH1184810A JPH1184810A JP9243996A JP24399697A JPH1184810A JP H1184810 A JPH1184810 A JP H1184810A JP 9243996 A JP9243996 A JP 9243996A JP 24399697 A JP24399697 A JP 24399697A JP H1184810 A JPH1184810 A JP H1184810A
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- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000005755 formation reaction Methods 0.000 description 10
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モノクロ画像とカラー画像が混在する時に画
像形成処理時間を短縮できるカラー画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 電子写真プロセスにより画像を形成する
カラー画像形成装置において、トナー像を転写される2
枚の用紙を同時に保持可能な転写ドラムを備える。モノ
クロ画像とカラー画像が混在するジョブである場合に、
転写ドラムに2枚の用紙が保持されている場合、画像形
成処理時間を短縮するように画像形成手段による画像形
成の順序を切り替える。
像形成処理時間を短縮できるカラー画像形成装置を提供
する。 【解決手段】 電子写真プロセスにより画像を形成する
カラー画像形成装置において、トナー像を転写される2
枚の用紙を同時に保持可能な転写ドラムを備える。モノ
クロ画像とカラー画像が混在するジョブである場合に、
転写ドラムに2枚の用紙が保持されている場合、画像形
成処理時間を短縮するように画像形成手段による画像形
成の順序を切り替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プリンタ
などのカラー画像形成装置に関する。
などのカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラープリンタには、用
紙を転写ドラムに巻き付け、感光体に形成したトナー像
を用紙に転写するものがある。電子写真プロセスにおい
て、モノクロ画像の場合は、ブラックのトナーによる現
像が行われ、トナー像が用紙に転写される。カラー画像
の場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのト
ナーによる現像が順次行われ、4色のトナー像が用紙に
順次転写され、カラー画像が形成される。したがって、
モノクロ原稿の場合は、転写は1回だけ行われるが、カ
ラー画像の場合は、4回の転写が必要である。
紙を転写ドラムに巻き付け、感光体に形成したトナー像
を用紙に転写するものがある。電子写真プロセスにおい
て、モノクロ画像の場合は、ブラックのトナーによる現
像が行われ、トナー像が用紙に転写される。カラー画像
の場合は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのト
ナーによる現像が順次行われ、4色のトナー像が用紙に
順次転写され、カラー画像が形成される。したがって、
モノクロ原稿の場合は、転写は1回だけ行われるが、カ
ラー画像の場合は、4回の転写が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】転写ドラムには、2枚
の用紙を同時に保持できる2チャック方式のものがあ
る。複数枚分の画像データからなるプリントジョブがコ
ンピュータから送られてくる場合、可能ならば2枚の用
紙が転写ドラムに保持され、各用紙に順次画像が印字さ
れる。たとえば、第1の画像がカラー画像であり第2の
画像がモノクロ画像であれば、1枚目の用紙にカラー画
像が印字され、2枚目の用紙にモノクロ画像が印字され
る。印字は、コンピュータから送られてきた画像の順番
に行われる。たとえば、第1の画像がカラー画像であり
第2の画像がモノクロ画像であれば、同時に保持される
2枚の用紙のうち、1枚目の用紙にカラー画像が印字さ
れ、2枚目の用紙にモノクロ画像が印字される。しか
し、モノクロ画像は1回の電子写真プロセスで画像が形
成されるが、カラー画像は4回の電子写真プロセスで1
枚の画像が形成される。発明者は、モノクロ画像/カラ
ー画像が混在する場合、画像形成順序を考慮すると画像
形成処理時間を短縮できることを見いだした。
の用紙を同時に保持できる2チャック方式のものがあ
る。複数枚分の画像データからなるプリントジョブがコ
ンピュータから送られてくる場合、可能ならば2枚の用
紙が転写ドラムに保持され、各用紙に順次画像が印字さ
れる。たとえば、第1の画像がカラー画像であり第2の
画像がモノクロ画像であれば、1枚目の用紙にカラー画
像が印字され、2枚目の用紙にモノクロ画像が印字され
る。印字は、コンピュータから送られてきた画像の順番
に行われる。たとえば、第1の画像がカラー画像であり
第2の画像がモノクロ画像であれば、同時に保持される
2枚の用紙のうち、1枚目の用紙にカラー画像が印字さ
れ、2枚目の用紙にモノクロ画像が印字される。しか
し、モノクロ画像は1回の電子写真プロセスで画像が形
成されるが、カラー画像は4回の電子写真プロセスで1
枚の画像が形成される。発明者は、モノクロ画像/カラ
ー画像が混在する場合、画像形成順序を考慮すると画像
形成処理時間を短縮できることを見いだした。
【0004】本発明の目的は、モノクロ画像とカラー画
像が混在する時に画像形成処理時間を短縮できるカラー
画像形成装置を提供することである。
像が混在する時に画像形成処理時間を短縮できるカラー
画像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラー画像
形成装置は、電子写真プロセスにより画像のトナー像を
形成し用紙に転写する画像形成手段と、トナー像を転写
される用紙を保持する転写ドラムであり、同時に2枚の
用紙が保持可能な転写ドラムと、モノクロ画像とカラー
画像が混在するジョブである場合に混在モードを設定す
るモード設定手段と、転写ドラムに2枚の用紙が保持可
能か否かを判定する用紙保持判定手段と、モード設定手
段により混在モードが設定され、用紙保持判定手段によ
り2枚の用紙が保持可能と判定される場合、画像形成処
理時間を短縮するように画像形成手段による画像形成の
順序を切り替えるプリント制御手段とを備える。たとえ
ば、上記のプリント制御手段は、モード設定手段により
混在モードが設定され、用紙保持手段により2枚の用紙
が保持可能と判定される場合、1枚の用紙にモノクロ画
像を、他方の用紙にカラー画像を転写ドラムの同一回転
内で形成するように画像形成順序を切り替える。1枚の
画像の形成に時間を要するカラー画像を2枚のうちの1
枚に形成するので、カラー画像の前にモノクロ画像が多
い場合などに、効率良く画像を形成できる。また、たと
えば、上記のプリント制御手段は、モード設定手段によ
り混在モードが設定され、用紙保持手段により2枚の用
紙が保持可能と判定される場合、カラー画像の数が偶数
であれば、2枚の用紙のいずれにもカラー画像を転写ド
ラムの同一回転内で形成するように画像形成順序を切り
替える。2枚のカラー画像が同時に形成されるので、カ
ラー画像がむだなく形成できる。
形成装置は、電子写真プロセスにより画像のトナー像を
形成し用紙に転写する画像形成手段と、トナー像を転写
される用紙を保持する転写ドラムであり、同時に2枚の
用紙が保持可能な転写ドラムと、モノクロ画像とカラー
画像が混在するジョブである場合に混在モードを設定す
るモード設定手段と、転写ドラムに2枚の用紙が保持可
能か否かを判定する用紙保持判定手段と、モード設定手
段により混在モードが設定され、用紙保持判定手段によ
り2枚の用紙が保持可能と判定される場合、画像形成処
理時間を短縮するように画像形成手段による画像形成の
順序を切り替えるプリント制御手段とを備える。たとえ
ば、上記のプリント制御手段は、モード設定手段により
混在モードが設定され、用紙保持手段により2枚の用紙
が保持可能と判定される場合、1枚の用紙にモノクロ画
像を、他方の用紙にカラー画像を転写ドラムの同一回転
内で形成するように画像形成順序を切り替える。1枚の
画像の形成に時間を要するカラー画像を2枚のうちの1
枚に形成するので、カラー画像の前にモノクロ画像が多
い場合などに、効率良く画像を形成できる。また、たと
えば、上記のプリント制御手段は、モード設定手段によ
り混在モードが設定され、用紙保持手段により2枚の用
紙が保持可能と判定される場合、カラー画像の数が偶数
であれば、2枚の用紙のいずれにもカラー画像を転写ド
ラムの同一回転内で形成するように画像形成順序を切り
替える。2枚のカラー画像が同時に形成されるので、カ
ラー画像がむだなく形成できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明による実施形態について説明する。図1は、カラー画
像形成装置の全体の構成を示す。カラー画像形成装置
は、プリンタ10、プリンタコントローラ20およびコ
ンピュータ30からなる。プリンタ10は、電子写真方
式のプリンタである。コンピュータ30は、モノクロ/
カラー画像などのデータを作成し、プリンタのコントロ
ーラ20に送る。コントローラ20は、プリンタ10用
の印字データに変換し、プリンタ10を制御して、印字
を行なう。
明による実施形態について説明する。図1は、カラー画
像形成装置の全体の構成を示す。カラー画像形成装置
は、プリンタ10、プリンタコントローラ20およびコ
ンピュータ30からなる。プリンタ10は、電子写真方
式のプリンタである。コンピュータ30は、モノクロ/
カラー画像などのデータを作成し、プリンタのコントロ
ーラ20に送る。コントローラ20は、プリンタ10用
の印字データに変換し、プリンタ10を制御して、印字
を行なう。
【0007】図2は、プリンタ10を図式的に示す。こ
のプリンタ10において、電子写真プロセスにおいて、
モノクロ画像の場合は、ブラックのトナーの現像が行わ
れる。カラー画像の場合は、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックのトナーの現像が順次行われ、カラー画像
が形成される。さらに詳細に説明すると、画像処理部1
00は、コントローラ20から受け取ったモノクロ画像
またはカラー画像の画像データを処理し、レーザ装置1
01にレーザ駆動信号を送る。感光体ドラム102は、
イレーサランプ103により照射され帯電チャージャ1
04によって一様に帯電される。レーザ装置101より
発光されるレーザビームは、感光体ドラム102を走査
し静電潜像を形成する。シアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックの4色のトナー現像器105〜108が順に選
択され、感光体ドラム102上の静電潜像を現像する。
給紙カセット110〜112より適当な用紙が搬送さ
れ、給紙ローラ122を介して、用紙押さえローラ11
6に対向して設けられる静電吸着チャージャ115によ
り、転写ドラム109に吸着され、巻き付けられる。転
写ドラム109には、2枚の用紙を同時にチャッキング
することができる。本実施形態では、転写ドラム109
に2枚同時にチャッキングすることができるのは、A4
横置きのサイズの用紙までである。感光体ドラム101
上に現像されたトナー像は、転写チャージャ117によ
り転写ドラム109上の用紙に転写される。フルカラー
コピーの場合、上述の帯電/露光/現像/転写のプロセ
スは、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの4色
について繰り返し行われる。即ち、転写ドラム109
は、4回転する。その後、用紙は、分離・除電チャージ
ャ118a、118bによる転写ドラム109の表面の
除電と、分離爪119の作用によって転写ドラム109
から分離される。用紙は、次に定着装置113を通って
トナー像を定着された後に、トレイ114に排出され
る。
のプリンタ10において、電子写真プロセスにおいて、
モノクロ画像の場合は、ブラックのトナーの現像が行わ
れる。カラー画像の場合は、シアン、マゼンタ、イエロ
ー、ブラックのトナーの現像が順次行われ、カラー画像
が形成される。さらに詳細に説明すると、画像処理部1
00は、コントローラ20から受け取ったモノクロ画像
またはカラー画像の画像データを処理し、レーザ装置1
01にレーザ駆動信号を送る。感光体ドラム102は、
イレーサランプ103により照射され帯電チャージャ1
04によって一様に帯電される。レーザ装置101より
発光されるレーザビームは、感光体ドラム102を走査
し静電潜像を形成する。シアン、マゼンタ、イエロー、
ブラックの4色のトナー現像器105〜108が順に選
択され、感光体ドラム102上の静電潜像を現像する。
給紙カセット110〜112より適当な用紙が搬送さ
れ、給紙ローラ122を介して、用紙押さえローラ11
6に対向して設けられる静電吸着チャージャ115によ
り、転写ドラム109に吸着され、巻き付けられる。転
写ドラム109には、2枚の用紙を同時にチャッキング
することができる。本実施形態では、転写ドラム109
に2枚同時にチャッキングすることができるのは、A4
横置きのサイズの用紙までである。感光体ドラム101
上に現像されたトナー像は、転写チャージャ117によ
り転写ドラム109上の用紙に転写される。フルカラー
コピーの場合、上述の帯電/露光/現像/転写のプロセ
スは、マゼンタ、シアン、イエロー及びブラックの4色
について繰り返し行われる。即ち、転写ドラム109
は、4回転する。その後、用紙は、分離・除電チャージ
ャ118a、118bによる転写ドラム109の表面の
除電と、分離爪119の作用によって転写ドラム109
から分離される。用紙は、次に定着装置113を通って
トナー像を定着された後に、トレイ114に排出され
る。
【0008】図3は、コントローラ20の制御をするC
PU21を示す。CPU21には、コンピュータ30か
ら用紙サイズやカラー画像/モノクロ画像枚数などの制
御データが入力される。さらに、メモリ(図示しない)
に描画/読出しされる画像データを取り扱うための信号
も入力される。また、プリンタ10に対し、転写ドラム
吸着信号を吸着チャージャ115に送り、メモリ(図示
しない)から読み出される画像データに基づいて印字を
行うための印字制御信号を作像系に送る。また、具体的
に説明しないその他の入力信号を入力し、その他の出力
信号を送る。コントローラ20は、後で説明するよう
に、転写ドラム109に2枚の用紙が同時に巻き付けら
れている場合、プリントジョブの内容を確認し、画像形
成の順序を入れ替える。
PU21を示す。CPU21には、コンピュータ30か
ら用紙サイズやカラー画像/モノクロ画像枚数などの制
御データが入力される。さらに、メモリ(図示しない)
に描画/読出しされる画像データを取り扱うための信号
も入力される。また、プリンタ10に対し、転写ドラム
吸着信号を吸着チャージャ115に送り、メモリ(図示
しない)から読み出される画像データに基づいて印字を
行うための印字制御信号を作像系に送る。また、具体的
に説明しないその他の入力信号を入力し、その他の出力
信号を送る。コントローラ20は、後で説明するよう
に、転写ドラム109に2枚の用紙が同時に巻き付けら
れている場合、プリントジョブの内容を確認し、画像形
成の順序を入れ替える。
【0009】転写ドラム12は、チャック機構により、
A4横サイズの用紙を2枚保持できる(巻き付けられ
る)大きさである。用紙の長さがA4横サイズの長さ以
下であるか否かにより2枚同時保持(ダブルチャック)
をするか否かが判断できる。1枚チャック(シングルチ
ャック)モードでは、転写ドラムに1枚の用紙が巻き付
けられる。1枚のカラーコピーは、転写ドラムの4回転
で完成される。2枚チャックモードでは、転写ドラムに
用紙サイズが短い2枚の用紙が巻き付けられる。図4
は、A面とB面の2枚の用紙18、19が同時に保持さ
れた状況を示す。このモードでは、転写ドラムの4回転
で2枚のカラーコピーが完成されるので、コピーの生産
性が上げられる。
A4横サイズの用紙を2枚保持できる(巻き付けられ
る)大きさである。用紙の長さがA4横サイズの長さ以
下であるか否かにより2枚同時保持(ダブルチャック)
をするか否かが判断できる。1枚チャック(シングルチ
ャック)モードでは、転写ドラムに1枚の用紙が巻き付
けられる。1枚のカラーコピーは、転写ドラムの4回転
で完成される。2枚チャックモードでは、転写ドラムに
用紙サイズが短い2枚の用紙が巻き付けられる。図4
は、A面とB面の2枚の用紙18、19が同時に保持さ
れた状況を示す。このモードでは、転写ドラムの4回転
で2枚のカラーコピーが完成されるので、コピーの生産
性が上げられる。
【0010】図5は、画像形成順序の1例を示す。比較
のため従来の処理も右側に示す。ここでは、3枚のモノ
クロ画像(K1、K2、K3)と1枚のカラー画像をプ
リントする1例について説明する。コンピュータ30か
らは3枚のモノクロ画像(K1、K2、K3)が続けて
送られ、次に1枚のカラー画像が送られてくる。従来の
ように画像形成順序を切り替えない場合、1回転目にA
面とB面にそれぞれ、モノクロ画像K1とK2が形成さ
れる。A面とB面は共に転写ドラムから分離される。2
回転目に新しいA面にモノクロ画像K3が形成され、新
しいB面にカラー画像のシアン像(C)が形成される。
A面は転写ドラムから分離される。B面はそのまま残
る。3回転目にB面に同じカラー画像のマゼンタ像
(M)のみが形成される。同様に、4回転目に同じカラ
ー画像のイエロー像(Y)のみが形成され、5回転目に
同じカラー画像のブラック像(K)のみが形成される。
したがって、このジョブには、計5回転の時間を必要と
する。
のため従来の処理も右側に示す。ここでは、3枚のモノ
クロ画像(K1、K2、K3)と1枚のカラー画像をプ
リントする1例について説明する。コンピュータ30か
らは3枚のモノクロ画像(K1、K2、K3)が続けて
送られ、次に1枚のカラー画像が送られてくる。従来の
ように画像形成順序を切り替えない場合、1回転目にA
面とB面にそれぞれ、モノクロ画像K1とK2が形成さ
れる。A面とB面は共に転写ドラムから分離される。2
回転目に新しいA面にモノクロ画像K3が形成され、新
しいB面にカラー画像のシアン像(C)が形成される。
A面は転写ドラムから分離される。B面はそのまま残
る。3回転目にB面に同じカラー画像のマゼンタ像
(M)のみが形成される。同様に、4回転目に同じカラ
ー画像のイエロー像(Y)のみが形成され、5回転目に
同じカラー画像のブラック像(K)のみが形成される。
したがって、このジョブには、計5回転の時間を必要と
する。
【0011】これに対し、本実施形態の場合、プリント
ジョブの内容を確認し、画像形成の順序を入れ替え、従
来の場合より短い回転時間でジョブが終了する。画像形
成の順序は、同一回転内にモノクロ画像とカラー画像を
作像するように切り替える。図5の例では、1回転目に
A面に1枚目のモノクロ画像K1が形成され、B面にカ
ラー画像のシアン像(C)が形成される。A面は転写ド
ラムから分離されるが、B面はそのまま残る。2回転目
に新しいA面に2枚目のモノクロ画像K2が形成され、
B面に同じカラー画像のマゼンタ像(M)が形成され
る。A面は転写ドラムから分離されるが、B面はそのま
ま残る。3回転目に新しいA面に3枚目のモノクロ画像
K3が形成され、B面に同じカラー画像のイエロー像
(Y)が形成される。A面は転写ドラムから分離される
が、B面はそのまま残る。4回転目に同じカラー画像の
ブラック像(K)のみが形成される。こうして、計4回
転の時間で画像形成が終了する。したがって、処理時間
の1回転分の短縮が図れる。
ジョブの内容を確認し、画像形成の順序を入れ替え、従
来の場合より短い回転時間でジョブが終了する。画像形
成の順序は、同一回転内にモノクロ画像とカラー画像を
作像するように切り替える。図5の例では、1回転目に
A面に1枚目のモノクロ画像K1が形成され、B面にカ
ラー画像のシアン像(C)が形成される。A面は転写ド
ラムから分離されるが、B面はそのまま残る。2回転目
に新しいA面に2枚目のモノクロ画像K2が形成され、
B面に同じカラー画像のマゼンタ像(M)が形成され
る。A面は転写ドラムから分離されるが、B面はそのま
ま残る。3回転目に新しいA面に3枚目のモノクロ画像
K3が形成され、B面に同じカラー画像のイエロー像
(Y)が形成される。A面は転写ドラムから分離される
が、B面はそのまま残る。4回転目に同じカラー画像の
ブラック像(K)のみが形成される。こうして、計4回
転の時間で画像形成が終了する。したがって、処理時間
の1回転分の短縮が図れる。
【0012】図6は、コントローラ20のCPU21の
モード選択のフローを示す。ジョブがスタートすると、
まず、ジョブ内にカラー画像があるかを判定する(ステ
ップS10)。カラー画像がない場合は、モノクロ画像
であり、次に、ダブルチャックであるかどうかを判定す
る(ステップS80)。ダブルチャックとは、転写ドラ
ムに同時に2枚の用紙を保持することであり、用紙のサ
イズにより判定される。また、シングルチャックとは、
転写ドラムに同時に1枚の用紙のみを保持することであ
る。本実施形態では、用紙の長さがA4横サイズであれ
ばダブルチャックが可能である。ダブルチャックであれ
ば、モノクロダブルチャックモードを設定し(ステップ
S90)、モノクロ画像をダブルチャックで印字する。
ダブルチャックでない場合は、シングルチャックモード
を設定し(ステップS50)、モノクロ画像をシングル
チャックで印字する。また、ジョブ内にカラー画像があ
ると判定される場合は(ステップS10でYES)、次
に、モノクロ画像が混在するかどうかを判定する(ステ
ップS20)。モノクロ画像が存在しない場合は、カラ
ー画像のみであるため、次に、ダブルチャックかどうか
を判定する(ステップS60)。ダブルチャックであれ
ば、カラーダブルチャックモードを設定し(ステップS
70)、カラー画像をダブルチャックで形成する。ダブ
ルチャックでない場合は、シングルチャックモードを設
定し(ステップS50)、カラー画像をシングルチャッ
クで形成する。カラー画像の他にモノクロ画像が存在す
る場合は(ステップS20のYES)、モノクロ画像と
カラー画像が混在しており、次に、ダブルチャックかど
うかを判定する(ステップS30)。ダブルチャックで
あれば、混在ダブルチャックモードを設定し(ステップ
S40)、ダブルチャックでない場合は、シングルチャ
ックモードを設定する(ステップS50)。本発明はス
テップS40の混在ダブルチャックモードに関するもの
であり、シングルチャックモード(ステップS50)、
カラーダブルチャックモード(ステップS70)、モノ
クロダブルチャックモード(ステップS90)について
は説明を省略する。
モード選択のフローを示す。ジョブがスタートすると、
まず、ジョブ内にカラー画像があるかを判定する(ステ
ップS10)。カラー画像がない場合は、モノクロ画像
であり、次に、ダブルチャックであるかどうかを判定す
る(ステップS80)。ダブルチャックとは、転写ドラ
ムに同時に2枚の用紙を保持することであり、用紙のサ
イズにより判定される。また、シングルチャックとは、
転写ドラムに同時に1枚の用紙のみを保持することであ
る。本実施形態では、用紙の長さがA4横サイズであれ
ばダブルチャックが可能である。ダブルチャックであれ
ば、モノクロダブルチャックモードを設定し(ステップ
S90)、モノクロ画像をダブルチャックで印字する。
ダブルチャックでない場合は、シングルチャックモード
を設定し(ステップS50)、モノクロ画像をシングル
チャックで印字する。また、ジョブ内にカラー画像があ
ると判定される場合は(ステップS10でYES)、次
に、モノクロ画像が混在するかどうかを判定する(ステ
ップS20)。モノクロ画像が存在しない場合は、カラ
ー画像のみであるため、次に、ダブルチャックかどうか
を判定する(ステップS60)。ダブルチャックであれ
ば、カラーダブルチャックモードを設定し(ステップS
70)、カラー画像をダブルチャックで形成する。ダブ
ルチャックでない場合は、シングルチャックモードを設
定し(ステップS50)、カラー画像をシングルチャッ
クで形成する。カラー画像の他にモノクロ画像が存在す
る場合は(ステップS20のYES)、モノクロ画像と
カラー画像が混在しており、次に、ダブルチャックかど
うかを判定する(ステップS30)。ダブルチャックで
あれば、混在ダブルチャックモードを設定し(ステップ
S40)、ダブルチャックでない場合は、シングルチャ
ックモードを設定する(ステップS50)。本発明はス
テップS40の混在ダブルチャックモードに関するもの
であり、シングルチャックモード(ステップS50)、
カラーダブルチャックモード(ステップS70)、モノ
クロダブルチャックモード(ステップS90)について
は説明を省略する。
【0013】図7は、混在ダブルチャックモード(図
5、ステップS40)のフローを示す。ここで、画像形
成順序が切り替えられる。まず、1回転目について、A
面の用紙18をモノクロ画像、B面の用紙19をカラー
画像とし(ステップS42)、画像を形成する。これ
は、図5の1回転目に相当する。画像形成後に、次に、
モノクロ画像/カラー画像の組み合わせが可能であるか
否かを判断する(ステップS44)。組み合わせが可能
であれば、再度ステップS200に戻り、2回転目、3
回転目と処理を続ける。図5の例では、3回転目の終了
において、モノクロ画像/カラー画像の組み合わせが出
来なくなるので(ステップS44でNO)、図5のフロ
ーに従い、混在ダブルチャックモード以外のモードを設
定する(ステップS46)。すなわち、シングルチャッ
クモード(ステップS50)、カラーダブルチャックモ
ード(ステップS70)およびモノクロダブルチャック
モード(ステップS90)のいずれかが実行される。
5、ステップS40)のフローを示す。ここで、画像形
成順序が切り替えられる。まず、1回転目について、A
面の用紙18をモノクロ画像、B面の用紙19をカラー
画像とし(ステップS42)、画像を形成する。これ
は、図5の1回転目に相当する。画像形成後に、次に、
モノクロ画像/カラー画像の組み合わせが可能であるか
否かを判断する(ステップS44)。組み合わせが可能
であれば、再度ステップS200に戻り、2回転目、3
回転目と処理を続ける。図5の例では、3回転目の終了
において、モノクロ画像/カラー画像の組み合わせが出
来なくなるので(ステップS44でNO)、図5のフロ
ーに従い、混在ダブルチャックモード以外のモードを設
定する(ステップS46)。すなわち、シングルチャッ
クモード(ステップS50)、カラーダブルチャックモ
ード(ステップS70)およびモノクロダブルチャック
モード(ステップS90)のいずれかが実行される。
【0014】いま、カラー画像の枚数がmであり、モノ
クロ画像の枚数がnであるとする。カラー画像の画像形
成回数Mは、カラー画像ではC、M、Y、Kの4回画像
形成をするため、カラー画像の枚数mを4倍する。モノ
クロ画像の画像形成回数Nは、枚数nと同じである。M
とNのいずれかが0になると、混在ダブルチャックモー
ドでなくなる。図5の例では、1回転目では、M=1×
4=4、N=n=3。1回転目を終えた段階で、M=
3,N=2となり、2回転目を終えた段階で、M=2、
N=1となる。3回転目を終えた段階で、M=1、N=
0となり、ステップS44の判断において、M=1また
はN=0のうちN=0に該当することになり、ステップ
S46の処理に進む。
クロ画像の枚数がnであるとする。カラー画像の画像形
成回数Mは、カラー画像ではC、M、Y、Kの4回画像
形成をするため、カラー画像の枚数mを4倍する。モノ
クロ画像の画像形成回数Nは、枚数nと同じである。M
とNのいずれかが0になると、混在ダブルチャックモー
ドでなくなる。図5の例では、1回転目では、M=1×
4=4、N=n=3。1回転目を終えた段階で、M=
3,N=2となり、2回転目を終えた段階で、M=2、
N=1となる。3回転目を終えた段階で、M=1、N=
0となり、ステップS44の判断において、M=1また
はN=0のうちN=0に該当することになり、ステップ
S46の処理に進む。
【0015】次に第2実施形態について説明する。この
第2実施形態は、第1実施形態とは、画像形成順序の制
御についてのみ異なる。図8は、第2実施形態でのコン
トローラ20のCPU21のモード選択のフローを示
す。このフローでは、カラー枚数が偶数のときは、2枚
のカラー画像を同時に作像し、また、モノクロ画像も2
枚同時に作像する。また、カラー枚数が奇数のとき、そ
の1枚がカラー作像を混在処理で使う。ジョブがスター
トすると、まず、カラー枚数を認識する(ステップS1
10)。次にモノクロ枚数を認識する(ステップS12
0)。次に用紙サイズからダブルチャックであるか否か
を判定する(ステップS130)。ダブルチャックであ
れば、次に、カラー枚数が奇数であるか否かを判定する
(ステップS140)。奇数であれば、混在ダブルチャ
ックモードを設定する(ステップS150)。奇数でな
ければ、カラーダブルチャックモードを設定し(ステッ
プS160)、カラー画像の印字が終了すると、次に、
モノクロダブルチャックモードを設定する(ステップS
170)。また、ダブルチャックでない場合は、シング
ルチャックモードを設定をする(ステップS180)。
第2実施形態は、第1実施形態とは、画像形成順序の制
御についてのみ異なる。図8は、第2実施形態でのコン
トローラ20のCPU21のモード選択のフローを示
す。このフローでは、カラー枚数が偶数のときは、2枚
のカラー画像を同時に作像し、また、モノクロ画像も2
枚同時に作像する。また、カラー枚数が奇数のとき、そ
の1枚がカラー作像を混在処理で使う。ジョブがスター
トすると、まず、カラー枚数を認識する(ステップS1
10)。次にモノクロ枚数を認識する(ステップS12
0)。次に用紙サイズからダブルチャックであるか否か
を判定する(ステップS130)。ダブルチャックであ
れば、次に、カラー枚数が奇数であるか否かを判定する
(ステップS140)。奇数であれば、混在ダブルチャ
ックモードを設定する(ステップS150)。奇数でな
ければ、カラーダブルチャックモードを設定し(ステッ
プS160)、カラー画像の印字が終了すると、次に、
モノクロダブルチャックモードを設定する(ステップS
170)。また、ダブルチャックでない場合は、シング
ルチャックモードを設定をする(ステップS180)。
【0016】
【発明の効果】プリントジョブにモノクロ画像とカラー
画像が混在するときに、画像形成処理時間を短縮でき
る。画像形成の効率が向上し、ジョブ時間が短縮され
る。
画像が混在するときに、画像形成処理時間を短縮でき
る。画像形成の効率が向上し、ジョブ時間が短縮され
る。
【図1】 カラー画像形成装置のブロック図。
【図2】 プリンタの図式的な断面図。
【図3】 コントローラの図。
【図4】 ダブルチャックの状況を示す図。
【図5】 画像形成順序を説明する図。
【図6】 モード選択のフローチャート。
【図7】 混在ダブルチャックモードのフローチャー
ト。
ト。
【図8】 第2実施形態におけるモード選択のフローチ
ャート。
ャート。
10 プリンタ、 20 コントローラ、 30 コン
ピュータ、100 画像データ処理部、 102 感光
体ドラム、 109 転写ドラム。
ピュータ、100 画像データ処理部、 102 感光
体ドラム、 109 転写ドラム。
Claims (3)
- 【請求項1】 電子写真プロセスにより画像のトナー像
を形成し用紙に転写する画像形成手段と、 トナー像を転写される用紙を保持する転写ドラムであ
り、同時に2枚の用紙が保持可能な転写ドラムと、 モノクロ画像とカラー画像が混在するジョブである場合
に混在モードを設定するモード設定手段と、 転写ドラムに2枚の用紙が保持可能か否かを判定する用
紙保持判定手段と、 モード設定手段により混在モードが設定され、用紙保持
判定手段により2枚の用紙が保持可能と判定される場
合、画像形成処理時間を短縮するように画像形成手段に
よる画像形成の順序を切り替えるプリント制御手段とを
備えるカラー画像形成装置。 - 【請求項2】 上記のプリント制御手段は、モード設定
手段により混在モードが設定され、用紙保持手段により
2枚の用紙が保持可能と判定される場合、1枚の用紙に
モノクロ画像を、他方の用紙にカラー画像を転写ドラム
の同一回転内で形成するように画像形成順序を切り替え
ることを特徴とする請求項1に記載されたカラー画像形
成装置。 - 【請求項3】 上記のプリント制御手段は、モード設定
手段により混在モードが設定され、用紙保持手段により
2枚の用紙が保持可能と判定される場合、カラー画像の
数が偶数であれば、2枚の用紙のいずれにもカラー画像
を転写ドラムの同一回転内で形成するように画像形成順
序を切り替えることを特徴とする請求項1に記載された
カラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9243996A JPH1184810A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9243996A JPH1184810A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | カラー画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1184810A true JPH1184810A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17112174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9243996A Pending JPH1184810A (ja) | 1997-09-09 | 1997-09-09 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1184810A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001154428A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2001154430A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
-
1997
- 1997-09-09 JP JP9243996A patent/JPH1184810A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001154428A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2001154430A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-06-08 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置および画像形成方法 |
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