JPH1180629A - 水性メタリックインキ組成物 - Google Patents
水性メタリックインキ組成物Info
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- JPH1180629A JPH1180629A JP25763597A JP25763597A JPH1180629A JP H1180629 A JPH1180629 A JP H1180629A JP 25763597 A JP25763597 A JP 25763597A JP 25763597 A JP25763597 A JP 25763597A JP H1180629 A JPH1180629 A JP H1180629A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗膜の発色濃度の低下を抑制できるととも
に、粘度安定性が優れた水性メタリックインキ組成物を
提供する。 【解決手段】 真鍮粉顔料又はアルミニウム粉顔料と、
着色剤と、水と、水溶性有機溶剤とを少なくとも含有し
てなるインキ中に、天然多糖類と、及びシクロデキスト
リン又はその誘導体を含有させて水性メタリックインキ
組成物を得る。天然多糖類には、微生物産系多糖類又は
その誘導体、水溶性植物系多糖類又はその誘導体、水溶
性動物系多糖類又はその誘導体が含まれる。シクロデキ
ストリン又はその誘導体には、α−シクロデキストリ
ン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリ
ン、又はこれらの誘導体が含まれる。インキ組成物全量
に対して天然多糖類は0.01〜4重量%、シクロデキ
ストリン又はその誘導体は0.1〜40重量%含まれて
いる。
に、粘度安定性が優れた水性メタリックインキ組成物を
提供する。 【解決手段】 真鍮粉顔料又はアルミニウム粉顔料と、
着色剤と、水と、水溶性有機溶剤とを少なくとも含有し
てなるインキ中に、天然多糖類と、及びシクロデキスト
リン又はその誘導体を含有させて水性メタリックインキ
組成物を得る。天然多糖類には、微生物産系多糖類又は
その誘導体、水溶性植物系多糖類又はその誘導体、水溶
性動物系多糖類又はその誘導体が含まれる。シクロデキ
ストリン又はその誘導体には、α−シクロデキストリ
ン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリ
ン、又はこれらの誘導体が含まれる。インキ組成物全量
に対して天然多糖類は0.01〜4重量%、シクロデキ
ストリン又はその誘導体は0.1〜40重量%含まれて
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性メタリックイ
ンキ組成物、特に筆記用具インキ、印刷用インキ、塗料
関連分野において有用な水性メタリックインキ組成物に
関し、さらに詳しくは発色濃度が高い塗膜を形成できる
とともに、粘度安定性に優れた水性メタリックインキ組
成物に関する。
ンキ組成物、特に筆記用具インキ、印刷用インキ、塗料
関連分野において有用な水性メタリックインキ組成物に
関し、さらに詳しくは発色濃度が高い塗膜を形成できる
とともに、粘度安定性に優れた水性メタリックインキ組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、水性メタリックインキ組成物は、
例えば、金属粉顔料及び着色剤を含む水溶液に、必要に
応じて水溶性有機溶剤を添加し、さらに、粘度調整剤な
どとして水溶性樹脂を添加している。水性メタリックイ
ンキ組成物として、例えば、特開平8−199108号
では、金属粉顔料と、樹脂と、潤滑性を付与できる特定
の化合物と、水溶性有機溶剤と、水とを少なくとも含む
ボールペン用水性顔料インキが開示されている。この文
献では、樹脂は、定着剤(バインダー樹脂)および粘度
調整剤として用いており、バインダー樹脂には、例え
ば、水溶性アクリル樹脂やアクリルエマルジョンなどが
含まれ、粘度調整剤としては、ザンサンガム、デキスト
ランなどの微生物産系多糖類又はその誘導体、水溶性植
物性多糖類又はその誘導体、水溶性海藻型多糖類又はそ
の誘導体、水溶性セルロース誘導体、水溶性合成高分子
などが例示され、ザンサンガムやデキストランが好まし
いと記載されている。
例えば、金属粉顔料及び着色剤を含む水溶液に、必要に
応じて水溶性有機溶剤を添加し、さらに、粘度調整剤な
どとして水溶性樹脂を添加している。水性メタリックイ
ンキ組成物として、例えば、特開平8−199108号
では、金属粉顔料と、樹脂と、潤滑性を付与できる特定
の化合物と、水溶性有機溶剤と、水とを少なくとも含む
ボールペン用水性顔料インキが開示されている。この文
献では、樹脂は、定着剤(バインダー樹脂)および粘度
調整剤として用いており、バインダー樹脂には、例え
ば、水溶性アクリル樹脂やアクリルエマルジョンなどが
含まれ、粘度調整剤としては、ザンサンガム、デキスト
ランなどの微生物産系多糖類又はその誘導体、水溶性植
物性多糖類又はその誘導体、水溶性海藻型多糖類又はそ
の誘導体、水溶性セルロース誘導体、水溶性合成高分子
などが例示され、ザンサンガムやデキストランが好まし
いと記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、慣用の
水溶性樹脂を一種含有した水性メタリックインキ組成物
を用いて、紙(例えば、慣用のコピー用紙など)などの
吸収面(水性インキを吸収又は浸透することができる
面)に塗布(筆記又は印刷)すると、顔料(着色剤)が
紙内部に浸透し、時間の経過とともに(例えば、筆記直
後から筆記数分後にかけて)、印字又は画像などの塗膜
(以下、「塗膜」と称する)の発色濃度が低下する。塗
膜が滲み易くなるなどの問題も生じている。また、これ
らのインキ組成物では、粘度安定性が低く、保存中に粘
度が上昇又は減少する。そのため、適正な粘度を長期間
維持することが困難である。従って、インキ組成物の粘
度を、用途に対応して制御することが困難である。
水溶性樹脂を一種含有した水性メタリックインキ組成物
を用いて、紙(例えば、慣用のコピー用紙など)などの
吸収面(水性インキを吸収又は浸透することができる
面)に塗布(筆記又は印刷)すると、顔料(着色剤)が
紙内部に浸透し、時間の経過とともに(例えば、筆記直
後から筆記数分後にかけて)、印字又は画像などの塗膜
(以下、「塗膜」と称する)の発色濃度が低下する。塗
膜が滲み易くなるなどの問題も生じている。また、これ
らのインキ組成物では、粘度安定性が低く、保存中に粘
度が上昇又は減少する。そのため、適正な粘度を長期間
維持することが困難である。従って、インキ組成物の粘
度を、用途に対応して制御することが困難である。
【0004】本発明の目的は、塗膜の発色濃度の低下を
抑制できるとともに、粘度安定性が優れた水性メタリッ
クインキ組成物を提供することにある。
抑制できるとともに、粘度安定性が優れた水性メタリッ
クインキ組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、金属粉顔料、着色剤、水及び水溶性有機溶
剤を少なくとも含有してなる水性メタリックインキ中
に、天然多糖類と、シクロデキストリン又はその誘導体
とを含有させた水性メタリックインキ組成物を用いる
と、塗膜の発色濃度の低下を抑制でき、さらに保存中に
おけるインキ組成物の粘度変化を抑制又は防止できるこ
とを見出だし本発明を完成させるに至った。請求項1の
発明は、金属粉顔料、着色剤、水及び水溶性有機溶剤を
少なくとも含有してなる水性メタリックインキ中に、天
然多糖類と、シクロデキストリン又はその誘導体とを含
有することを特徴とする水性メタリックインキ組成物で
ある。
重ねた結果、金属粉顔料、着色剤、水及び水溶性有機溶
剤を少なくとも含有してなる水性メタリックインキ中
に、天然多糖類と、シクロデキストリン又はその誘導体
とを含有させた水性メタリックインキ組成物を用いる
と、塗膜の発色濃度の低下を抑制でき、さらに保存中に
おけるインキ組成物の粘度変化を抑制又は防止できるこ
とを見出だし本発明を完成させるに至った。請求項1の
発明は、金属粉顔料、着色剤、水及び水溶性有機溶剤を
少なくとも含有してなる水性メタリックインキ中に、天
然多糖類と、シクロデキストリン又はその誘導体とを含
有することを特徴とする水性メタリックインキ組成物で
ある。
【0006】本発明の水性メタリックインキ組成物は、
天然多糖類、及びシクロデキストリン又はその誘導体を
含有し、シクロデキストリン又はその誘導体で金属粉顔
料をコーティングしているため、着色剤が吸収面内部
(例えば、画用紙などの内部)に浸透し難く、塗膜の発
色濃度の低下を抑制できる。これは、シクロデキストリ
ン又はその誘導体を天然多糖類と組み合わせているとと
もに、シクロデキストリン又はその誘導体で金属粉顔料
をコーティングしているため、金属粉顔料に対して、シ
クロデキストリン又はその誘導体の作用が有効に働くた
めであると思われる。すなわち、シクロデキストリン又
はその誘導体のヒドロキシル基が金属粉顔料に作用し
て、金属粉顔料の親水性を強めるため、金属粉顔料と着
色剤とのなじみ(結合性)が高くなり、着色剤が金属粉
顔料に捕捉され又は吸着し、吸収面内への着色剤の吸収
が抑制されるからであると思われる。
天然多糖類、及びシクロデキストリン又はその誘導体を
含有し、シクロデキストリン又はその誘導体で金属粉顔
料をコーティングしているため、着色剤が吸収面内部
(例えば、画用紙などの内部)に浸透し難く、塗膜の発
色濃度の低下を抑制できる。これは、シクロデキストリ
ン又はその誘導体を天然多糖類と組み合わせているとと
もに、シクロデキストリン又はその誘導体で金属粉顔料
をコーティングしているため、金属粉顔料に対して、シ
クロデキストリン又はその誘導体の作用が有効に働くた
めであると思われる。すなわち、シクロデキストリン又
はその誘導体のヒドロキシル基が金属粉顔料に作用し
て、金属粉顔料の親水性を強めるため、金属粉顔料と着
色剤とのなじみ(結合性)が高くなり、着色剤が金属粉
顔料に捕捉され又は吸着し、吸収面内への着色剤の吸収
が抑制されるからであると思われる。
【0007】また、本発明の水性メタリックインキ組成
物は、分散性(特に、金属粉顔料の分散性)が高く、イ
ンキ組成物の粘度の経時安定性が優れている。これは、
金属粉顔料がシクロデキストリン又はその誘導体でコー
ティングされるため、インキ組成物中において金属イオ
ンの溶出を抑制でき、天然多糖類に対する金属イオンの
影響を抑制又は防止できるからである。従って、本発明
の水性メタリックインキ組成物は、天然多糖類と、シク
ロデキストリン又はその誘導体とを含有しているため、
塗膜の発色濃度の低下を抑制できるとともに、インキ組
成物の粘度安定性が高い。
物は、分散性(特に、金属粉顔料の分散性)が高く、イ
ンキ組成物の粘度の経時安定性が優れている。これは、
金属粉顔料がシクロデキストリン又はその誘導体でコー
ティングされるため、インキ組成物中において金属イオ
ンの溶出を抑制でき、天然多糖類に対する金属イオンの
影響を抑制又は防止できるからである。従って、本発明
の水性メタリックインキ組成物は、天然多糖類と、シク
ロデキストリン又はその誘導体とを含有しているため、
塗膜の発色濃度の低下を抑制できるとともに、インキ組
成物の粘度安定性が高い。
【0008】金属粉顔料としては、真鍮粉顔料やアルミ
ニウム粉顔料を用いることができる。金属粉顔料として
は、特に、アルミニウム粉顔料を好適に使用できる。
ニウム粉顔料を用いることができる。金属粉顔料として
は、特に、アルミニウム粉顔料を好適に使用できる。
【0009】天然多糖類としては、微生物産系多糖類又
はその誘導体、水溶性植物系多糖類又はその誘導体、お
よび水溶性動物系多糖類又はその誘導体から選択された
少なくとも一種を用いることができる。また、シクロデ
キストリン又はその誘導体には、α−シクロデキストリ
ン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリ
ン、およびこれらの誘導体から選択された少なくとも一
種が含まれる。天然多糖類の含有量は、インキ組成物全
量に対して、0.01〜4重量%であり、シクロデキス
トリン又はその誘導体の含有量は、インキ組成物全量に
対して0.1〜40重量%である。
はその誘導体、水溶性植物系多糖類又はその誘導体、お
よび水溶性動物系多糖類又はその誘導体から選択された
少なくとも一種を用いることができる。また、シクロデ
キストリン又はその誘導体には、α−シクロデキストリ
ン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリ
ン、およびこれらの誘導体から選択された少なくとも一
種が含まれる。天然多糖類の含有量は、インキ組成物全
量に対して、0.01〜4重量%であり、シクロデキス
トリン又はその誘導体の含有量は、インキ組成物全量に
対して0.1〜40重量%である。
【0010】
(天然多糖類)本発明の水性メタリックインキ組成物の
特色は、天然多糖類と、シクロデキストリン又はその誘
導体とを組み合わせて用いている点にある。そのため、
メタリックインキ中の着色剤が、吸収面の内部に浸透す
るのを抑制することができるとともに、インキ組成物の
粘度安定性を改善できる。
特色は、天然多糖類と、シクロデキストリン又はその誘
導体とを組み合わせて用いている点にある。そのため、
メタリックインキ中の着色剤が、吸収面の内部に浸透す
るのを抑制することができるとともに、インキ組成物の
粘度安定性を改善できる。
【0011】天然多糖類としては、微生物産系多糖類又
はその誘導体、水溶性植物系多糖類又はその誘導体、水
溶性動物系多糖類又はその誘導体を用いることができ
る。
はその誘導体、水溶性植物系多糖類又はその誘導体、水
溶性動物系多糖類又はその誘導体を用いることができ
る。
【0012】微生物産系多糖類又はその誘導体として
は、例えば、プルラン、ザンサンガム、ウェランガム、
ラムザンガム、サクシノグルカン、デキストランなどが
提示できる。
は、例えば、プルラン、ザンサンガム、ウェランガム、
ラムザンガム、サクシノグルカン、デキストランなどが
提示できる。
【0013】水溶性植物系多糖類又はその誘導体には、
例えば、トラガンシガム、グァ−ガム、タラガム、ロ−
カストビ−ンガム、ガティガム、アラビノガラクタンガ
ム、アラビアガム、クイスシードガム、ペクチン、デン
プン、サイリュームシードガム、カラギーナン、アルギ
ン酸、寒天などが含まれる。水溶性動物系多糖類又はそ
の誘導体には、例えば、ゼラチン、カゼインなどが含ま
れる。
例えば、トラガンシガム、グァ−ガム、タラガム、ロ−
カストビ−ンガム、ガティガム、アラビノガラクタンガ
ム、アラビアガム、クイスシードガム、ペクチン、デン
プン、サイリュームシードガム、カラギーナン、アルギ
ン酸、寒天などが含まれる。水溶性動物系多糖類又はそ
の誘導体には、例えば、ゼラチン、カゼインなどが含ま
れる。
【0014】好ましい天然多糖類としては、微生物産系
多糖類又はその誘導体、特に、ザンサンガム、ウェラン
ガム、ラムザンガムなどが挙げられる。
多糖類又はその誘導体、特に、ザンサンガム、ウェラン
ガム、ラムザンガムなどが挙げられる。
【0015】天然多糖類は単独で又は二種以上組み合わ
せて使用できる。天然多糖類の使用量は、例えば、イン
キ組成物全量に対して0.01〜4重量%、好ましくは
0.3〜2重量%である。天然多糖類の使用量が少なす
ぎると、アルミニウム粉顔料の分散性が低下し、アルミ
ニウム粉顔料が沈降する。一方、多すぎると、インキ組
成物の粘度が高くなり、筆記性、印刷適正が低下する。
せて使用できる。天然多糖類の使用量は、例えば、イン
キ組成物全量に対して0.01〜4重量%、好ましくは
0.3〜2重量%である。天然多糖類の使用量が少なす
ぎると、アルミニウム粉顔料の分散性が低下し、アルミ
ニウム粉顔料が沈降する。一方、多すぎると、インキ組
成物の粘度が高くなり、筆記性、印刷適正が低下する。
【0016】(シクロデキストリン又はその誘導体)シ
クロデキストリン又はその誘導体としては、例えば、α
−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−
シクロデキストリン、又はこれらのアルキル誘導体や、
マルトシルシクロデキストリン、グリコシルシクロデキ
ストリンなどが挙げられる。シクロデキストリン又はそ
の誘導体は単独で又は二種以上組み合わせて用いること
ができる。シクロデキストリン(α−シクロデキストリ
ン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリ
ン)のアルキル誘導体には、例えば、2,6−ジメチル
−β−シクロデキストリン、2,3,6−トリメチル−
β−シクロデキストリンなどのシクロデキストリンのメ
チル誘導体などが含まれる。
クロデキストリン又はその誘導体としては、例えば、α
−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−
シクロデキストリン、又はこれらのアルキル誘導体や、
マルトシルシクロデキストリン、グリコシルシクロデキ
ストリンなどが挙げられる。シクロデキストリン又はそ
の誘導体は単独で又は二種以上組み合わせて用いること
ができる。シクロデキストリン(α−シクロデキストリ
ン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリ
ン)のアルキル誘導体には、例えば、2,6−ジメチル
−β−シクロデキストリン、2,3,6−トリメチル−
β−シクロデキストリンなどのシクロデキストリンのメ
チル誘導体などが含まれる。
【0017】好ましいシクロデキストリン又はその誘導
体としては、α−シクロデキストリン、β−シクロデキ
ストリン、γ−シクロデキストリン、及びこれらの誘導
体から選択された少なくとも一種が挙げられ、さらに好
ましくは、α−シクロデキストリン、α−シクロデキス
トリンと、β−シクロデキストリン及び/又はγ−シク
ロデキストリンとの混合物(例えば、α−シクロデキス
トリン、β−シクロデキストリンおよびγ−シクロデキ
ストリンの混合物)が例示できる。このシクロデキスト
リンの混合物(α−シクロデキストリンと、β−シクロ
デキストリン及び/又はγ−シクロデキストリンとの混
合物)は、α−シクロデキストリンを含有していればよ
く、α−シクロデキストリンの含有量は、例えば、混合
物全量に対して30重量%以上(好ましくは50重量%
以上)である。
体としては、α−シクロデキストリン、β−シクロデキ
ストリン、γ−シクロデキストリン、及びこれらの誘導
体から選択された少なくとも一種が挙げられ、さらに好
ましくは、α−シクロデキストリン、α−シクロデキス
トリンと、β−シクロデキストリン及び/又はγ−シク
ロデキストリンとの混合物(例えば、α−シクロデキス
トリン、β−シクロデキストリンおよびγ−シクロデキ
ストリンの混合物)が例示できる。このシクロデキスト
リンの混合物(α−シクロデキストリンと、β−シクロ
デキストリン及び/又はγ−シクロデキストリンとの混
合物)は、α−シクロデキストリンを含有していればよ
く、α−シクロデキストリンの含有量は、例えば、混合
物全量に対して30重量%以上(好ましくは50重量%
以上)である。
【0018】シクロデキストリン又はその誘導体の使用
量は、例えば、インキ組成物全量に対して0.1〜40
重量%、好ましくは0.3〜20重量%である。シクロ
デキストリン又はその誘導体の使用量が少なすぎると、
金属粉顔料に対する着色剤の定着性が低下し、塗膜の発
色濃度の低下を抑制できない。一方、多すぎると、金属
粉顔料間で凝集が起こり、粘度に対して影響(粘度上
昇)が生ずる。
量は、例えば、インキ組成物全量に対して0.1〜40
重量%、好ましくは0.3〜20重量%である。シクロ
デキストリン又はその誘導体の使用量が少なすぎると、
金属粉顔料に対する着色剤の定着性が低下し、塗膜の発
色濃度の低下を抑制できない。一方、多すぎると、金属
粉顔料間で凝集が起こり、粘度に対して影響(粘度上
昇)が生ずる。
【0019】(金属粉顔料)金属粉顔料としては、金属
光沢を有するものが使用でき、水に対する分散性が高い
ものが好ましい。金属粉顔料としては、リーフィングタ
イプであってもよく、ノンリーフィングタイプであって
もよい。金属粉顔料としては、特に制限されず、例え
ば、真鍮粉顔料やアルミニウム粉顔料、特にアルミニウ
ム粉顔料を好適に用いることができる。アルミニウム粉
顔料では、前記天然多糖類、及びシクロデキストリン又
はその誘導体の作用を顕著に発現できる。
光沢を有するものが使用でき、水に対する分散性が高い
ものが好ましい。金属粉顔料としては、リーフィングタ
イプであってもよく、ノンリーフィングタイプであって
もよい。金属粉顔料としては、特に制限されず、例え
ば、真鍮粉顔料やアルミニウム粉顔料、特にアルミニウ
ム粉顔料を好適に用いることができる。アルミニウム粉
顔料では、前記天然多糖類、及びシクロデキストリン又
はその誘導体の作用を顕著に発現できる。
【0020】真鍮粉顔料としては、例えば、商品名:B
S−605(東洋アルミニウム社製)、商品名:BS−
607(東洋アルミニウム社製)、商品名:ブロンズパ
ウダーP−555(中島金属箔粉工業(株)製)、商品
名:ブロンズパウダーP−777(中島金属箔粉工業
(株)製)などを用いることができる。
S−605(東洋アルミニウム社製)、商品名:BS−
607(東洋アルミニウム社製)、商品名:ブロンズパ
ウダーP−555(中島金属箔粉工業(株)製)、商品
名:ブロンズパウダーP−777(中島金属箔粉工業
(株)製)などを用いることができる。
【0021】アルミニウム粉顔料としては、具体的に
は、商品名:アルペーストWJP−U75C(東洋アル
ミニウム社製)、商品名:アルペーストWE1200
(東洋アルミニウム社製)、商品名:アルペーストWX
M7675(東洋アルミニウム社製)、商品名:アルペ
ーストWXM0630(東洋アルミニウム社製)、商品
名:1110W(昭和アルミニウム社製)、商品名:2
172SW(昭和アルミニウム社製)、商品名:AW−
808C(旭化成社製)、商品名:AW−7000R
(旭化成社製)などが例示できる。
は、商品名:アルペーストWJP−U75C(東洋アル
ミニウム社製)、商品名:アルペーストWE1200
(東洋アルミニウム社製)、商品名:アルペーストWX
M7675(東洋アルミニウム社製)、商品名:アルペ
ーストWXM0630(東洋アルミニウム社製)、商品
名:1110W(昭和アルミニウム社製)、商品名:2
172SW(昭和アルミニウム社製)、商品名:AW−
808C(旭化成社製)、商品名:AW−7000R
(旭化成社製)などが例示できる。
【0022】金属粉顔料(真鍮粉顔料、アルミニウム粉
顔料)の平均粒子径は、例えば、5〜30μm、好まし
くは5〜15μmである。平均粒子径がこれらの範囲、
特に5〜15μmの金属粉顔料(真鍮粉顔料、アルミニ
ウム粉顔料)は、筆記性、印刷適正が優れている。
顔料)の平均粒子径は、例えば、5〜30μm、好まし
くは5〜15μmである。平均粒子径がこれらの範囲、
特に5〜15μmの金属粉顔料(真鍮粉顔料、アルミニ
ウム粉顔料)は、筆記性、印刷適正が優れている。
【0023】金属粉顔料(真鍮粉顔料、アルミニウム粉
顔料)は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
金属粉顔料(真鍮粉顔料、アルミニウム粉顔料)の使用
量は、例えば、インキ組成物全量に対して3〜30重量
%、好ましくは4〜15重量%である。金属粉顔料の使
用量が過小であると、金属光沢が発現しない。一方、過
多であると、固形分が多くなるため、インキ組成物の粘
度・流動性に影響が生じ、粘度の上昇や流動性の低下に
より、筆記性などが低下する。
顔料)は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
金属粉顔料(真鍮粉顔料、アルミニウム粉顔料)の使用
量は、例えば、インキ組成物全量に対して3〜30重量
%、好ましくは4〜15重量%である。金属粉顔料の使
用量が過小であると、金属光沢が発現しない。一方、過
多であると、固形分が多くなるため、インキ組成物の粘
度・流動性に影響が生じ、粘度の上昇や流動性の低下に
より、筆記性などが低下する。
【0024】(着色剤)着色剤としては、水性インキに
対して分散性が良好であれば特に制限なく使用できる。
したがって、着色剤は、水溶性の着色剤であってもよ
い。着色剤には、無機顔料、有機顔料が含まれる。具体
的には、着色剤としては、例えば、顔料(例えば、酸化
チタン、ジンクホワイト、カーボンブラック、銅フタロ
シアニン系、スレン系、アゾ系、キナクリドン系、アン
トラキノン系、ジオキサン系、インジゴ系、チオインジ
ゴ系、ペリノン系、ペリレン系、イソインドレノン系、
アゾメチン系の顔料や、蛍光顔料、エチレンビスメラミ
ン、エチレンビスメラミン誘導体など)、染料、プラス
チックピグメントを顔料又は染料により着色した着色剤
などが挙げられる。好ましい着色剤には、顔料、染料が
含まれる。
対して分散性が良好であれば特に制限なく使用できる。
したがって、着色剤は、水溶性の着色剤であってもよ
い。着色剤には、無機顔料、有機顔料が含まれる。具体
的には、着色剤としては、例えば、顔料(例えば、酸化
チタン、ジンクホワイト、カーボンブラック、銅フタロ
シアニン系、スレン系、アゾ系、キナクリドン系、アン
トラキノン系、ジオキサン系、インジゴ系、チオインジ
ゴ系、ペリノン系、ペリレン系、イソインドレノン系、
アゾメチン系の顔料や、蛍光顔料、エチレンビスメラミ
ン、エチレンビスメラミン誘導体など)、染料、プラス
チックピグメントを顔料又は染料により着色した着色剤
などが挙げられる。好ましい着色剤には、顔料、染料が
含まれる。
【0025】着色剤は単独で又は二種以上組み合わせて
使用できる。着色剤の使用量は、例えば、インキ組成物
全量に対して0.05〜15重量%、好ましくは1〜1
0重量%である。着色剤の使用量が過小であると、メタ
リック調の塗膜が得られない。一方、過多であると、固
形分が多くなるため、インキ組成物の粘度・流動性に影
響が生じ、粘度の上昇や流動性の低下により、筆記性な
どが低下する。
使用できる。着色剤の使用量は、例えば、インキ組成物
全量に対して0.05〜15重量%、好ましくは1〜1
0重量%である。着色剤の使用量が過小であると、メタ
リック調の塗膜が得られない。一方、過多であると、固
形分が多くなるため、インキ組成物の粘度・流動性に影
響が生じ、粘度の上昇や流動性の低下により、筆記性な
どが低下する。
【0026】(水)水としては、慣用の水(例えば、イ
オン交換水、蒸留水など)であれば何ら問題なく用いる
ことができる。水の使用量は、特に制限されず、他の成
分(天然多糖類、シクロデキストリン又はその誘導体、
金属粉顔料、着色剤、水溶性有機溶剤など)の種類や使
用量、目的とするインキ組成物の粘度などに応じて選択
することができる。水の使用量は、広い範囲、例えば、
インキ組成物全量に対して1〜80重量%程度の範囲か
ら選択できる。好ましい水の使用量は、20〜70重量
%程度である。
オン交換水、蒸留水など)であれば何ら問題なく用いる
ことができる。水の使用量は、特に制限されず、他の成
分(天然多糖類、シクロデキストリン又はその誘導体、
金属粉顔料、着色剤、水溶性有機溶剤など)の種類や使
用量、目的とするインキ組成物の粘度などに応じて選択
することができる。水の使用量は、広い範囲、例えば、
インキ組成物全量に対して1〜80重量%程度の範囲か
ら選択できる。好ましい水の使用量は、20〜70重量
%程度である。
【0027】(水溶性有機溶剤)水溶性有機溶剤として
は、グリコール類(例えば、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコールなど)、グリ
コールエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメ
チルエーテルなど)、カルビトール類(例えば、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテルなど)、グリセリ
ン、トリメチロールプロパンなどを好適に用いることが
できる。水溶性有機溶剤は単独で又は二種以上組み合わ
せて使用できる。水溶性有機溶剤の使用量は、例えば、
インキ組成物全量に対して1〜40重量%、好ましくは
4〜20重量%である。水溶性有機溶剤の使用量が過小
であると、インキ組成物が乾燥しやすく、ボールペン等
に用いると、目詰まりが起こり、塗布できない。一方、
過多であると、塗布後、インキが乾燥しにくい。
は、グリコール類(例えば、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコールなど)、グリ
コールエーテル類(例えば、エチレングリコールモノメ
チルエーテルなど)、カルビトール類(例えば、ジエチ
レングリコールモノメチルエーテルなど)、グリセリ
ン、トリメチロールプロパンなどを好適に用いることが
できる。水溶性有機溶剤は単独で又は二種以上組み合わ
せて使用できる。水溶性有機溶剤の使用量は、例えば、
インキ組成物全量に対して1〜40重量%、好ましくは
4〜20重量%である。水溶性有機溶剤の使用量が過小
であると、インキ組成物が乾燥しやすく、ボールペン等
に用いると、目詰まりが起こり、塗布できない。一方、
過多であると、塗布後、インキが乾燥しにくい。
【0028】本発明の水性メタリックインキ組成物に
は、必要に応じて、防錆剤(例えば、ベンゾトリアゾー
ル、トリルトリアゾール、ジシクロヘキシルアンモニウ
ムナイトレートなど)、防腐防黴剤(例えば、ベンゾイ
ソチアゾリン系防腐防黴剤、ペンタクロロフェノール系
防腐防黴剤、クレゾール系防腐防黴剤など)、分散剤
(例えば、水溶性アクリル樹脂、水溶性マレイン酸樹
脂、水溶性スチレン−アクリル共重合体、水溶性スチレ
ン−マレイン酸共重合体等の水溶性樹脂など)、界面活
性剤、湿潤剤、消泡剤、レベリング剤、凝集防止剤、p
H調整剤、擬塑性付与剤等の慣用の添加剤を添加しても
よい。
は、必要に応じて、防錆剤(例えば、ベンゾトリアゾー
ル、トリルトリアゾール、ジシクロヘキシルアンモニウ
ムナイトレートなど)、防腐防黴剤(例えば、ベンゾイ
ソチアゾリン系防腐防黴剤、ペンタクロロフェノール系
防腐防黴剤、クレゾール系防腐防黴剤など)、分散剤
(例えば、水溶性アクリル樹脂、水溶性マレイン酸樹
脂、水溶性スチレン−アクリル共重合体、水溶性スチレ
ン−マレイン酸共重合体等の水溶性樹脂など)、界面活
性剤、湿潤剤、消泡剤、レベリング剤、凝集防止剤、p
H調整剤、擬塑性付与剤等の慣用の添加剤を添加しても
よい。
【0029】水性メタリックインキ組成物の粘度は、慣
用的に使用されている粘度、すなわち金属粉顔料が沈降
せず、筆記性や印刷適正に適した粘度であれば、特に制
限されない。本発明において、水性メタリックインキ組
成物の粘度は、例えば、20℃において、3,000〜
40,000cps、好ましくは3,000〜15,0
00cpsの範囲から選択できる。なお、粘度は、EL
D型粘度計を用い、コーン:3°R14コーン、回転
数:0.5rpm、温度:20℃において測定される。
用的に使用されている粘度、すなわち金属粉顔料が沈降
せず、筆記性や印刷適正に適した粘度であれば、特に制
限されない。本発明において、水性メタリックインキ組
成物の粘度は、例えば、20℃において、3,000〜
40,000cps、好ましくは3,000〜15,0
00cpsの範囲から選択できる。なお、粘度は、EL
D型粘度計を用い、コーン:3°R14コーン、回転
数:0.5rpm、温度:20℃において測定される。
【0030】(製造方法)本発明の水性メタリックイン
キ組成物は、前記成分、金属粉顔料、着色剤、水、水溶
性有機溶剤、天然多糖類、及びシクロデキストリン又は
その誘導体などを慣用の方法により混合して調製でき
る。例えば、水と、水溶性有機溶剤と、金属(真鍮粉顔
料、アルミニウム粉顔料)とを混合して金属粉顔料分散
体を調製し、これに、シクロデキストリン又はその誘導
体を投入する。この分散溶液に、着色剤を投入して分散
させ、さらに、天然多糖類と、必要に応じて各種添加剤
とを投入して、水性メタリックインキ組成物を調製でき
る。なお、着色剤は、予め分散剤により分散させた着色
剤分散体として用いてもよい。
キ組成物は、前記成分、金属粉顔料、着色剤、水、水溶
性有機溶剤、天然多糖類、及びシクロデキストリン又は
その誘導体などを慣用の方法により混合して調製でき
る。例えば、水と、水溶性有機溶剤と、金属(真鍮粉顔
料、アルミニウム粉顔料)とを混合して金属粉顔料分散
体を調製し、これに、シクロデキストリン又はその誘導
体を投入する。この分散溶液に、着色剤を投入して分散
させ、さらに、天然多糖類と、必要に応じて各種添加剤
とを投入して、水性メタリックインキ組成物を調製でき
る。なお、着色剤は、予め分散剤により分散させた着色
剤分散体として用いてもよい。
【0031】水性メタリックインキ組成物の調製に際し
て行う分散、脱泡、濾過などの方法としては、慣用の方
法により行うことができる。なお、前述のように、金属
粉顔料分散体と、シクロデキストリン又はその誘導体と
を混合することにより、金属粉顔料をシクロデキストリ
ン又はその誘導体でコーティングできる。
て行う分散、脱泡、濾過などの方法としては、慣用の方
法により行うことができる。なお、前述のように、金属
粉顔料分散体と、シクロデキストリン又はその誘導体と
を混合することにより、金属粉顔料をシクロデキストリ
ン又はその誘導体でコーティングできる。
【0032】本発明の水性メタリックインキ組成物は、
吸収面における塗膜の発色濃度の低下を抑制できる。従
って、この水性メタリックインキ組成物を用いると、発
色濃度が高い塗膜を、吸収面、非吸収面において形成で
きる。
吸収面における塗膜の発色濃度の低下を抑制できる。従
って、この水性メタリックインキ組成物を用いると、発
色濃度が高い塗膜を、吸収面、非吸収面において形成で
きる。
【0033】また、このインキ組成物は、長期間にわた
り粘度変化が小さい。そのため、インキ組成物の粘度
を、用途に応じて、適正な粘度に制御することができ
る。従って、用途(筆記や印刷など)に適した粘度に制
御でき、しかも、適正粘度を長期間保持することができ
る。
り粘度変化が小さい。そのため、インキ組成物の粘度
を、用途に応じて、適正な粘度に制御することができ
る。従って、用途(筆記や印刷など)に適した粘度に制
御でき、しかも、適正粘度を長期間保持することができ
る。
【0034】従って、本発明の水性メタリックインキ組
成物は、記録用インキ(例えば、印刷用インキ、筆記用
インキ、インクジェット記録用インキなど)や塗料関連
分野で用いられる水性メタリックインキとして有用であ
る。
成物は、記録用インキ(例えば、印刷用インキ、筆記用
インキ、インクジェット記録用インキなど)や塗料関連
分野で用いられる水性メタリックインキとして有用であ
る。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
より詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
より詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
【0036】(着色顔料分散体の調製例1)着色剤(フ
タロシアニンブルー)と、分散剤(スチレン−アクリル
共重合体)とを、フタロシアニンブルー/スチレン−ア
クリル共重合体=5/1(重量比)の割合で、イオン交
換水に投入し、水酸化ナトリウムを用いて、ボールミル
により分散させて、平均粒径0.08μm、固形分濃度
10重量%の顔料分散体を調製した。以下、この顔料分
散体を顔料ベース1と称する。 (着色顔料分散体の調製例2)着色剤(イソインドリ
ン)と、分散剤(スチレン−アクリル共重合体)とを、
イソインドリン/スチレン−アクリル共重合体=5/1
(重量比)の割合で、イオン交換水に投入し、水酸化ナ
トリウムを用いて、ボールミルにより分散させて、平均
粒径0.15μm、固形分濃度10重量%の顔料分散体
を調製した。以下、この顔料分散体を顔料ベース2と称
する。
タロシアニンブルー)と、分散剤(スチレン−アクリル
共重合体)とを、フタロシアニンブルー/スチレン−ア
クリル共重合体=5/1(重量比)の割合で、イオン交
換水に投入し、水酸化ナトリウムを用いて、ボールミル
により分散させて、平均粒径0.08μm、固形分濃度
10重量%の顔料分散体を調製した。以下、この顔料分
散体を顔料ベース1と称する。 (着色顔料分散体の調製例2)着色剤(イソインドリ
ン)と、分散剤(スチレン−アクリル共重合体)とを、
イソインドリン/スチレン−アクリル共重合体=5/1
(重量比)の割合で、イオン交換水に投入し、水酸化ナ
トリウムを用いて、ボールミルにより分散させて、平均
粒径0.15μm、固形分濃度10重量%の顔料分散体
を調製した。以下、この顔料分散体を顔料ベース2と称
する。
【0037】(実施例1〜6および比較例1〜7)各実
施例および各比較例では、それぞれ表1又は表2に示す
割合(表1及び表2中の各種成分の配合量はいずれも重
量%である)で配合してインキ組成物を調製した。具体
的には、各実施例および各比較例では、イオン交換水及
び水溶性有機溶剤の混合液に、金属粉顔料(真鍮粉顔料
又はアルミニウム粉顔料)を、室温(20〜25℃)で
1時間攪拌して分散させた後、着色用接着樹脂を投入し
て、さらに1時間攪拌して、金属粉顔料に着色用接着樹
脂を吸着させてコーティングした。この分散体に、顔料
ベースを加え、室温(20〜25℃)で1時間攪拌し、
金属粉顔料上に、着色剤を吸着させて着色させた。この
着色した金属粉顔料の分散体に、天然多糖類と、各種添
加剤とを投入し、さらに、室温(20〜25℃)で、1
時間攪拌して、水性メタリックインキ組成物を得た。
施例および各比較例では、それぞれ表1又は表2に示す
割合(表1及び表2中の各種成分の配合量はいずれも重
量%である)で配合してインキ組成物を調製した。具体
的には、各実施例および各比較例では、イオン交換水及
び水溶性有機溶剤の混合液に、金属粉顔料(真鍮粉顔料
又はアルミニウム粉顔料)を、室温(20〜25℃)で
1時間攪拌して分散させた後、着色用接着樹脂を投入し
て、さらに1時間攪拌して、金属粉顔料に着色用接着樹
脂を吸着させてコーティングした。この分散体に、顔料
ベースを加え、室温(20〜25℃)で1時間攪拌し、
金属粉顔料上に、着色剤を吸着させて着色させた。この
着色した金属粉顔料の分散体に、天然多糖類と、各種添
加剤とを投入し、さらに、室温(20〜25℃)で、1
時間攪拌して、水性メタリックインキ組成物を得た。
【0038】なお、原料としては、次の金属粉顔料、天
然多糖類、シクロデキストリン又はその誘導体などの着
色用接着樹脂、防腐防黴剤などを用いた。 (金属粉顔料) ・アルミニウム粉顔料1 商品名:アルペーストWXM0630、東洋アルミニウ
ム(株)社製、リーフィングタイプ、平均粒径:約8μ
m ・アルミニウム粉顔料2 商品名:アルペーストWXM7675、東洋アルミニウ
ム(株)社製、ノンリーフィングタイプ、平均粒径:約
15μm ・真鍮粉顔料1 商品名:BS−605、東洋アルミニウム(株)社製 ・真鍮粉顔料2 商品名:BS−607、東洋アルミニウム(株)社製 (天然多糖類) ・ザンサンガム 商品名:KELZAN、三晶(株)社製 ・ウェランガム 商品名:K1A96、三晶(株)社製 ・ラムザンガム 商品名:K7C233、三晶(株)社製 (着色用接着樹脂) ・シクロデキストリン1 商品名:デキシパールα−100、塩水港製糖(株)社
製、α−シクロデキストリン(100%) ・シクロデキストリン2 商品名:デキシパールK−50、塩水港製糖(株)社
製、α−、β−、γ−シクロデキストリン混合物 ・カルボキシメチルセルロース(「CMC」と称する) 商品名:セロゲンPR、第一工業製薬(株)社製、数平
均分子量:47,000〜54,000 ・ポリビニルアルコール 商品名:PVA−117、クラレ(株)社製、数平均分
子量:1800 ・ポリアクリル酸ナトリウム 商品名:ジュリマーAC−20N、日本純薬(株)社製 ・スチレンアクリルエマルジョン(「St−Aエマルジ
ョン」と称する) 商品名:ジョンクリル1535、ジョンソンポリマー
(株)社製 ・アクリル酢酸ビニルエマルジョン(「A−AcVエマ
ルジョン」と称する) 商品名:モビニールSK−3000、ヘキスト合成
(株)社製 (防腐防黴剤) ・1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 商品名:プロクセルGXL、ヘキスト合成(株)社製 (防錆剤) ・ベンゾトリアゾール
然多糖類、シクロデキストリン又はその誘導体などの着
色用接着樹脂、防腐防黴剤などを用いた。 (金属粉顔料) ・アルミニウム粉顔料1 商品名:アルペーストWXM0630、東洋アルミニウ
ム(株)社製、リーフィングタイプ、平均粒径:約8μ
m ・アルミニウム粉顔料2 商品名:アルペーストWXM7675、東洋アルミニウ
ム(株)社製、ノンリーフィングタイプ、平均粒径:約
15μm ・真鍮粉顔料1 商品名:BS−605、東洋アルミニウム(株)社製 ・真鍮粉顔料2 商品名:BS−607、東洋アルミニウム(株)社製 (天然多糖類) ・ザンサンガム 商品名:KELZAN、三晶(株)社製 ・ウェランガム 商品名:K1A96、三晶(株)社製 ・ラムザンガム 商品名:K7C233、三晶(株)社製 (着色用接着樹脂) ・シクロデキストリン1 商品名:デキシパールα−100、塩水港製糖(株)社
製、α−シクロデキストリン(100%) ・シクロデキストリン2 商品名:デキシパールK−50、塩水港製糖(株)社
製、α−、β−、γ−シクロデキストリン混合物 ・カルボキシメチルセルロース(「CMC」と称する) 商品名:セロゲンPR、第一工業製薬(株)社製、数平
均分子量:47,000〜54,000 ・ポリビニルアルコール 商品名:PVA−117、クラレ(株)社製、数平均分
子量:1800 ・ポリアクリル酸ナトリウム 商品名:ジュリマーAC−20N、日本純薬(株)社製 ・スチレンアクリルエマルジョン(「St−Aエマルジ
ョン」と称する) 商品名:ジョンクリル1535、ジョンソンポリマー
(株)社製 ・アクリル酢酸ビニルエマルジョン(「A−AcVエマ
ルジョン」と称する) 商品名:モビニールSK−3000、ヘキスト合成
(株)社製 (防腐防黴剤) ・1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン 商品名:プロクセルGXL、ヘキスト合成(株)社製 (防錆剤) ・ベンゾトリアゾール
【0039】
【表1】
【0040】
【表2】
【0041】(インキ組成物の評価) (粘度安定性試験)実施例1〜6および比較例1〜7で
得られたメタリックインキ組成物を、それぞれ、ビーカ
ーに入れ、50℃で30日間放置して、インキ組成物の
粘度変化(放置前後の粘度変化)を調べ、インキ組成物
の粘度安定性を以下の基準により評価した。その結果を
表1、表2に併記する。なお、粘度は、ELD型粘度計
により、コーン:3°R14コーン、回転数:0.5r
pm、温度:20℃の条件で測定した。 ○:放置前後で、粘度変化がほとんどない △:放置前後で、若干粘度変化(増粘又は減粘)が生じ
る ×:放置前後で、かなり粘度変化(増粘又は減粘)が生
じる
得られたメタリックインキ組成物を、それぞれ、ビーカ
ーに入れ、50℃で30日間放置して、インキ組成物の
粘度変化(放置前後の粘度変化)を調べ、インキ組成物
の粘度安定性を以下の基準により評価した。その結果を
表1、表2に併記する。なお、粘度は、ELD型粘度計
により、コーン:3°R14コーン、回転数:0.5r
pm、温度:20℃の条件で測定した。 ○:放置前後で、粘度変化がほとんどない △:放置前後で、若干粘度変化(増粘又は減粘)が生じ
る ×:放置前後で、かなり粘度変化(増粘又は減粘)が生
じる
【0042】(発色性試験)また、実施例1〜6および
比較例1〜7で得られたメタリックインキ組成物を、そ
れぞれ、インキ収容部に充填し、インキ中の気泡を遠心
分離により除去してボールペンの試験サンプルを作製し
た。この試験サンプルを用いて、次の発色性試験、接着
性試験により、筆跡の発色性、接着性を評価し、その結
果を表1又は表2に示した。なお、インキ収容部として
は、洋白ボールペンチップ(ボールの材質:超硬合金)
を一端に連設したポリプロピレン製の中空軸筒よりなる
ボールペン用インキ収容部を用いた。
比較例1〜7で得られたメタリックインキ組成物を、そ
れぞれ、インキ収容部に充填し、インキ中の気泡を遠心
分離により除去してボールペンの試験サンプルを作製し
た。この試験サンプルを用いて、次の発色性試験、接着
性試験により、筆跡の発色性、接着性を評価し、その結
果を表1又は表2に示した。なお、インキ収容部として
は、洋白ボールペンチップ(ボールの材質:超硬合金)
を一端に連設したポリプロピレン製の中空軸筒よりなる
ボールペン用インキ収容部を用いた。
【0043】前記試験サンプルを用いて、黒画用紙上
(吸収面)に筆記し、筆跡の発色性を以下の基準により
目視で評価した。 ○:着色顔料の色とともに、良好な金属光沢を有する筆
跡である。 ×:着色顔料の色がなく、金属粉顔料の色のみの筆跡で
ある。
(吸収面)に筆記し、筆跡の発色性を以下の基準により
目視で評価した。 ○:着色顔料の色とともに、良好な金属光沢を有する筆
跡である。 ×:着色顔料の色がなく、金属粉顔料の色のみの筆跡で
ある。
【0044】実施例1〜6では、50℃、30日間放置
前後で、インキ組成物の粘度変化がほとんどなく、粘度
安定性が優れている。
前後で、インキ組成物の粘度変化がほとんどなく、粘度
安定性が優れている。
【0045】また、実施例1及び4では、高い発色濃度
の青色のメタリック調の筆跡が得られ、実施例2、3、
5、6では、金色のメタリック調の筆跡が高い発色濃度
で得られた。
の青色のメタリック調の筆跡が得られ、実施例2、3、
5、6では、金色のメタリック調の筆跡が高い発色濃度
で得られた。
【0046】一方、比較例1及び6では、青色のメタリ
ック調の筆跡が得られたが、インキ組成物の粘度安定性
が低い。比較例2及び7では、インキ組成物の粘度安定
性は良好であったが、金色のメタリック調の筆跡が得ら
れなかった。比較例3〜5では、メタリック調の筆跡が
得られず、インキ組成物の粘度安定性も低い。
ック調の筆跡が得られたが、インキ組成物の粘度安定性
が低い。比較例2及び7では、インキ組成物の粘度安定
性は良好であったが、金色のメタリック調の筆跡が得ら
れなかった。比較例3〜5では、メタリック調の筆跡が
得られず、インキ組成物の粘度安定性も低い。
【0047】従って、実施例1〜6で得られた水性メタ
リックインキ組成物は高い粘度安定性を有しており、こ
のインキ組成物を用いると、発色濃度が高いメタリック
調の筆跡が得られる。
リックインキ組成物は高い粘度安定性を有しており、こ
のインキ組成物を用いると、発色濃度が高いメタリック
調の筆跡が得られる。
【0048】
【発明の効果】本発明の水性メタリックインキ組成物
は、金属粉顔料、着色剤、水、水溶性有機溶剤、天然多
糖類、及びシクロデキストリン又はその誘導体を含有し
ているため、粘度の経時安定性が優れているとともに、
発色濃度の高いメタリック調の塗膜を形成できる。
は、金属粉顔料、着色剤、水、水溶性有機溶剤、天然多
糖類、及びシクロデキストリン又はその誘導体を含有し
ているため、粘度の経時安定性が優れているとともに、
発色濃度の高いメタリック調の塗膜を形成できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 金属粉顔料、着色剤、水及び水溶性有機
溶剤を少なくとも含有してなる水性メタリックインキ中
に、天然多糖類と、シクロデキストリン又はその誘導体
とを含有することを特徴とする水性メタリックインキ組
成物。 - 【請求項2】 金属粉顔料が真鍮粉顔料又はアルミニウ
ム粉顔料である請求項1記載の水性メタリックインキ組
成物。 - 【請求項3】 天然多糖類が、微生物産系多糖類又はそ
の誘導体、水溶性植物系多糖類又はその誘導体、および
水溶性動物系多糖類又はその誘導体から選択された少な
くとも一種である請求項1又は2記載の水性メタリック
インキ組成物。 - 【請求項4】 シクロデキストリン又はその誘導体が、
α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ
−シクロデキストリン、およびこれらの誘導体から選択
された少なくとも一種である請求項1、2又は3記載の
水性メタリックインキ組成物。 - 【請求項5】 インキ組成物全量に対して、天然多糖類
0.01〜4重量%、およびシクロデキストリン又はそ
の誘導体0.1〜40重量%を含有する請求項1及至4
のいずれかの項に記載の水性メタリックインキ組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25763597A JPH1180629A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 水性メタリックインキ組成物 |
US09/110,684 US6171381B1 (en) | 1997-07-08 | 1998-07-07 | Aqueous metallic ink composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25763597A JPH1180629A (ja) | 1997-09-04 | 1997-09-04 | 水性メタリックインキ組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1180629A true JPH1180629A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17308987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25763597A Pending JPH1180629A (ja) | 1997-07-08 | 1997-09-04 | 水性メタリックインキ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1180629A (ja) |
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1997
- 1997-09-04 JP JP25763597A patent/JPH1180629A/ja active Pending
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