JPH1179673A - 作業車 - Google Patents
作業車Info
- Publication number
- JPH1179673A JPH1179673A JP25784597A JP25784597A JPH1179673A JP H1179673 A JPH1179673 A JP H1179673A JP 25784597 A JP25784597 A JP 25784597A JP 25784597 A JP25784597 A JP 25784597A JP H1179673 A JPH1179673 A JP H1179673A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- main body
- working vehicle
- work
- working
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Jib Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地面の掘削やコンクリート杭打ちなどを行う
作業車は、作業部の荷重により前のめりに傾斜しやす
い。このために作業車には重心バランスを取るためのウ
ェイトが設けられるが、本発明はウェイト自体の重量を
増大せずに姿勢の安定化を図れる作業車を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 作業車は、走行部1上に本体部2を載
せ、本体部2の前部と後部に作業部3とウェイト5が設
けられる。ウェイト5は油圧シリンダ7のロッド8に結
合されており、ロッド8が突没するとガイド部6に沿っ
てスライドする。ロッド8を突出させるとウェイト5は
後方へ移動し、作業車の重心バランスは安定する。
作業車は、作業部の荷重により前のめりに傾斜しやす
い。このために作業車には重心バランスを取るためのウ
ェイトが設けられるが、本発明はウェイト自体の重量を
増大せずに姿勢の安定化を図れる作業車を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 作業車は、走行部1上に本体部2を載
せ、本体部2の前部と後部に作業部3とウェイト5が設
けられる。ウェイト5は油圧シリンダ7のロッド8に結
合されており、ロッド8が突没するとガイド部6に沿っ
てスライドする。ロッド8を突出させるとウェイト5は
後方へ移動し、作業車の重心バランスは安定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地面の掘削やコン
クリート杭打ちなどを行う作業車に関するものである。
クリート杭打ちなどを行う作業車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】作業車は、キャタピラなどの走行部上に
本体部を載せ、本体部の前部に保持されたクレーン、掘
削装置などの作業部を駆動して、地面の掘削やコンクリ
ート杭打ちなどの作業を行うようになっている。またク
レーンや掘削装置などの作業部は重量が重いものであ
り、したがって全体の重量バランスをとるために、本体
部の後部にウェイトを設け、作業部との重量バランスを
取ることが行われる。
本体部を載せ、本体部の前部に保持されたクレーン、掘
削装置などの作業部を駆動して、地面の掘削やコンクリ
ート杭打ちなどの作業を行うようになっている。またク
レーンや掘削装置などの作業部は重量が重いものであ
り、したがって全体の重量バランスをとるために、本体
部の後部にウェイトを設け、作業部との重量バランスを
取ることが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらウェイト
の重量不足のために、従来の作業車は前のめりに傾斜し
やすいものであった。かかる問題点を解決するために
は、ウェイトの重量を増大することが考えられる。しか
しながらウェイトの重量を増大すると、走行部の荷重は
それだけ大きくなり、作業車自体を大型化せねばならな
いこととなる。
の重量不足のために、従来の作業車は前のめりに傾斜し
やすいものであった。かかる問題点を解決するために
は、ウェイトの重量を増大することが考えられる。しか
しながらウェイトの重量を増大すると、走行部の荷重は
それだけ大きくなり、作業車自体を大型化せねばならな
いこととなる。
【0004】したがって本発明は、ウェイト自体の重量
を増大せずに姿勢の安定化を図れる作業車を提供するこ
とを目的とする。
を増大せずに姿勢の安定化を図れる作業車を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の作業車は、走行
部と、この走行部上に設置される本体部と、この本体部
の前部に保持される作業部と、この本体部の後部に設け
られるウェイトとを備え、前記ウェイトを前記本体部の
後方へスライド自在に設けるとともに、スライドさせる
ための動力部を設けた。
部と、この走行部上に設置される本体部と、この本体部
の前部に保持される作業部と、この本体部の後部に設け
られるウェイトとを備え、前記ウェイトを前記本体部の
後方へスライド自在に設けるとともに、スライドさせる
ための動力部を設けた。
【0006】またウェイトを本体部に後方へ回転自在に
設けるとともに、回転させるための動力部を設けた。
設けるとともに、回転させるための動力部を設けた。
【0007】
【作用】上記構成の各発明によれば、作業時にはウェイ
トを後方へスライドさせ、あるいは後方へ回転させるこ
とにより、作業車の重心を作業部とは反対側の後方へ移
動させることができ、したがって作業時の作業車の重心
バランスを安定させることができる。
トを後方へスライドさせ、あるいは後方へ回転させるこ
とにより、作業車の重心を作業部とは反対側の後方へ移
動させることができ、したがって作業時の作業車の重心
バランスを安定させることができる。
【0008】
(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の作業
車の側面図、図2は同作業車に設けられたウェイトと動
力部の側面図である。
車の側面図、図2は同作業車に設けられたウェイトと動
力部の側面図である。
【0009】図1において、1はキャタピラなどの走行
部であり、その上に本体部2が載せられている。また本
体部2の前部には作業部3が保持されている。作業部3
は、クレーン、掘削装置、杭打ち装置などであり、地面
の掘削やコンクリート杭打ちなどの作業を行う。運転手
は本体部2に乗り、作業部3の運転操作を行う。
部であり、その上に本体部2が載せられている。また本
体部2の前部には作業部3が保持されている。作業部3
は、クレーン、掘削装置、杭打ち装置などであり、地面
の掘削やコンクリート杭打ちなどの作業を行う。運転手
は本体部2に乗り、作業部3の運転操作を行う。
【0010】本体部2の後部にはウェイト5が設けられ
ている。図1および図2において、ウェイト5は水平な
ガイド部6に本体部2の長手方向にスライド自在に装着
されている。本体部2の後部には動力部としての油圧シ
リンダ7が設けられており、そのロッド8はウェイト5
に結合されている。したがってロッド8を突没させる
と、ウェイト5はガイド部6に沿って前進後退する(矢
印A)。
ている。図1および図2において、ウェイト5は水平な
ガイド部6に本体部2の長手方向にスライド自在に装着
されている。本体部2の後部には動力部としての油圧シ
リンダ7が設けられており、そのロッド8はウェイト5
に結合されている。したがってロッド8を突没させる
と、ウェイト5はガイド部6に沿って前進後退する(矢
印A)。
【0011】図1において、作業車は走行部1を駆動し
て地面上を走行し、また作業部3を駆動することにより
所定の作業を行う。この場合、油圧シリンダ7のロッド
8を突出させてウェイト5を後方へ移動させておく(鎖
線で示すウェイト5を参照)。すると作業車の重心は後
方へ移動し、重心バランスは安定するので、作業部3の
荷重により作業車が前のめりに傾斜するのを防止でき
る。また作業が終了したならば、ロッド8を引き込ま
せ、ウェイト5を元の実線位置に戻す。
て地面上を走行し、また作業部3を駆動することにより
所定の作業を行う。この場合、油圧シリンダ7のロッド
8を突出させてウェイト5を後方へ移動させておく(鎖
線で示すウェイト5を参照)。すると作業車の重心は後
方へ移動し、重心バランスは安定するので、作業部3の
荷重により作業車が前のめりに傾斜するのを防止でき
る。また作業が終了したならば、ロッド8を引き込ま
せ、ウェイト5を元の実線位置に戻す。
【0012】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2のウェイトと動力部の側面図である。この実施の
形態2では、ウェイト5は下端部の回転軸9を中心に回
転自在に設けられており、油圧シリンダ7のロッド8を
突没させると、ウェイト5は回転軸9を中心に回転する
(矢印B)。他の構成は実施の形態1と同じである。
形態2のウェイトと動力部の側面図である。この実施の
形態2では、ウェイト5は下端部の回転軸9を中心に回
転自在に設けられており、油圧シリンダ7のロッド8を
突没させると、ウェイト5は回転軸9を中心に回転する
(矢印B)。他の構成は実施の形態1と同じである。
【0013】したがって作業を行うときは、油圧シリン
ダ7のロッド8を突出させることにより、鎖線で示すよ
うにウェイト5を後方へ倒す。すると作業車の重心は後
方へ移動し、重心バランスは安定するので、作業部3の
荷重により作業車が前のめりに傾斜するのを防止でき
る。また作業が終了したならば、ロッド8を引き込ま
せ、ウェイト5を元の実線位置に戻す。
ダ7のロッド8を突出させることにより、鎖線で示すよ
うにウェイト5を後方へ倒す。すると作業車の重心は後
方へ移動し、重心バランスは安定するので、作業部3の
荷重により作業車が前のめりに傾斜するのを防止でき
る。また作業が終了したならば、ロッド8を引き込ま
せ、ウェイト5を元の実線位置に戻す。
【0014】(実施の形態3)図4は、本発明の実施の
形態3の作業車の側面図である。回転軸9は本体部2側
に設けられており、ウェイト5は鎖線で示すように後方
下方へ倒れる。このものも、実施の形態2と同様の作用
効果が得られる。
形態3の作業車の側面図である。回転軸9は本体部2側
に設けられており、ウェイト5は鎖線で示すように後方
下方へ倒れる。このものも、実施の形態2と同様の作用
効果が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、作業時にはウェイトを
後方へスライドさせ、あるいは後方へ回転させることに
より、作業車の重心を作業部とは反対側の後方へ移動さ
せることができ、したがって作業時の作業車の重心バラ
ンスを安定させることができる。
後方へスライドさせ、あるいは後方へ回転させることに
より、作業車の重心を作業部とは反対側の後方へ移動さ
せることができ、したがって作業時の作業車の重心バラ
ンスを安定させることができる。
【図1】本発明の実施の形態1の作業車の側面図
【図2】本発明の実施の形態1のウェイトと動力部の側
面図
面図
【図3】本発明の実施の形態2のウェイトと動力部の側
面図
面図
【図4】本発明の実施の形態3の作業車の側面図
1 走行部 2 本体部 3 作業部 5 ウェイト 6 ガイド部 8 油圧シリンダ 9 回転軸
Claims (2)
- 【請求項1】 走行部と、この走行部上に設置される本
体部と、この本体部の前部に保持される作業部と、この
本体部の後部に設けられるウェイトとを備え、前記ウェ
イトを前記本体部の後方へスライド自在に設けるととも
に、スライドさせるための動力部を設けたことを特徴と
する作業車。 - 【請求項2】 走行部と、この走行部上に設置される本
体部と、この本体部の前部に保持される作業部と、この
本体部の後部に設けられるウェイトとを備え、前記ウェ
イトを前記本体部に後方へ回転自在に設けるとともに、
回転させるための動力部を設けたことを特徴とする作業
車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25784597A JPH1179673A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25784597A JPH1179673A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 作業車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1179673A true JPH1179673A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17311958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25784597A Pending JPH1179673A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 作業車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1179673A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012097487A1 (zh) * | 2011-01-19 | 2012-07-26 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 一种履带起重机可移动式后配重装置 |
JP2018012604A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | リープヘル−ヴェルク エーインゲン ゲーエムベーハーLiebherr−Werk EhingenGmbH | 調節可能なバラスト取付装置を備えた移動式クレーン |
-
1997
- 1997-09-05 JP JP25784597A patent/JPH1179673A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012097487A1 (zh) * | 2011-01-19 | 2012-07-26 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 一种履带起重机可移动式后配重装置 |
JP2018012604A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | リープヘル−ヴェルク エーインゲン ゲーエムベーハーLiebherr−Werk EhingenGmbH | 調節可能なバラスト取付装置を備えた移動式クレーン |
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