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JPH1174988A - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

Info

Publication number
JPH1174988A
JPH1174988A JP23433597A JP23433597A JPH1174988A JP H1174988 A JPH1174988 A JP H1174988A JP 23433597 A JP23433597 A JP 23433597A JP 23433597 A JP23433597 A JP 23433597A JP H1174988 A JPH1174988 A JP H1174988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
point
communication
line
network control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23433597A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Yasui
利彦 安井
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Tsuguro Honma
嗣朗 本間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23433597A priority Critical patent/JPH1174988A/ja
Publication of JPH1174988A publication Critical patent/JPH1174988A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ISDN公衆回線に端末網制御装置を取り付
けた場合、端末網制御装置に接続さ れたガスメータ等
からの緊急通報が常に直ちに行えるようにする。 【解決手段】 ISDN公衆回線のインタフェースLI
点に接続し、回線を終端すると共にS/T点信号として
の入出力信号変換を行って内部S/T点として入出力す
る回線終端手段と、端末装置を接続して前記内部S/T
点を介してISDN公衆回線と通信を行う端末通信手段
と、前記内部S/T点を外部入出力端子を介して外部に
対してS/T点を提供すると共に前記外部入出力端子と
前記内部S/T点との切断制御を行うS/T点切断手段
とを備えて、端末装置からの発呼時はS/T点切断手段
によって下流のS/T点バスを切断できるので必ず通信
チャネルが確保できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検針メータや設備
機器等の端末装置をISDN公衆回線を介して遠隔管理
装置と接続して通信するための端末網制御装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電話網を利用した遠隔管理装置からのエ
ネルギー供給管理装置(例えば、ガスメータ、水道メー
タ、電力メータ)の自動検針、遠隔管理装置へのガス漏
れ等の通報、設備機器の故障通報や遠隔診断などを行う
システムが普及しつつある。
【0003】さらに、ISDN電話回線が普及し始めて
おり、パソコン通信やインターネットへアクセスするた
めに一般家庭への導入も盛んになってきている。その一
般的なシステム構成は、ISDN公衆回線から保安器を
介して宅内へ引き込まれた2線メタルケーブルにディジ
タル回線終端装置(以降DSUと呼ぶ)を接続して2線
−4線変換等の伝送路終端を行って、この4線にはIS
DN用のディジタル電話機を接続したり、ターミナル・
アダプタ(以後TAと呼ぶ)を接続してプロトコル変換
を行い、RS−232Cケーブル等を用いてパソコン等
の端末機器へ接続する。NTT(日本電信電話株式会
社)では、保安器からDSUまでのインタフェースを参
照点LI、DSUから電話機やTAまでのインタフェー
スを参照点S/T、TAからパソコン等の端末機器まで
のインタフェースを参照点Rと称している。なお、S/
T点はTTC標準JT−I411で定義されているIS
DNユーザ・網インタフェース点であり、R点はITU
−T勧告V、Xシリーズ等で定義されている既存のユー
ザ・網インタフェース点である。
【0004】ISDN公衆網を介した遠隔管理装置と端
末装置との通信に関しての一例として、特開平6−24
4983号公報によって自動検針システムが示されてい
る。そのシステムは、需要家宅のS/T点に接続した端
末網制御装置と、その端末網制御装置に接続されたガス
メータ等の端末装置と、ガス会社や警備会社等に設置し
た遠隔管理装置であるセンター装置とで構成される。そ
して、センター装置は、ISDN公衆回線を介してBチ
ャネル回線交換またはBチャネルかDチャネルパケット
交換により通信を行い端末装置からデータを読み出す。
【0005】また、ISDN公衆回線では、回線より授
受できる電力は一回線につきLI点において1000mW
であり、S/T点バスへの供給電力は400mW(実際に
使用可能な量は電力損失を考慮すると、DSUにおいて
300mW程度、S/T点バスの指定端末に対しては38
0mW、その他の端末に対しては20mW)までであり、通
信端末の動作電力がこれを越える場合は商用電源や電池
等の外部電源を供給する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来の方
式には次のような課題がある。
【0007】(1)需要家宅の他の通信端末を使用中の
場合に使用可能チャネルがない場合があるので、端末網
制御装置に接続された端末装置からの通報がすぐに送信
できない。
【0008】(2)端末網制御装置に接続された端末装
置からの自動発呼時に、需要家宅の他の通信端末を使用
中の場合に使用可能チャネルがない場合があるので、端
末装置の通報を優先できない。
【0009】(3)端末網制御装置に接続された端末装
置からの緊急通報時に、需要家宅の他の通信端末を使用
中の場合に使用可能チャネルがない場合があるので、端
末装置の緊急通報が遅れることがある。
【0010】(4)端末網制御装置に接続された端末装
置からの自動発呼時に、需要家宅の他の通信端末におい
てBチャネルを2本使用している場合があるので、端末
装置ではBチャネルを使用できない。
【0011】(5)端末網制御装置を指定端末にしてい
なければ、DSU部分以外は回線からほとんど電力を授
受できないので停電時に商用電源から電力を給電できく
なると端末網制御装置が動作しない。
【0012】(6)S/T点に接続された通信端末の通
信優先順位はなく他の端末が通信チャネルを使用中の場
合はチャネルが開放されるまで待たなければならない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、ISDN公衆回線のインタフェースLI
点に接続し、回線を終端すると共にS/T点信号として
の入出力信号変換を行って内部S/T点として入出力す
る回線終端手段と、端末装置を接続して前記内部S/T
点を介してISDN公衆回線と通信を行う端末通信手段
と、前記内部S/T点を外部入出力端子を介して外部に
対してS/T点を提供すると共に前記外部入出力端子と
前記内部S/T点との切断制御を行うS/T点切断手段
とを備えたものである。
【0014】上記発明によれば、S/T点切断手段によ
って下流のS/T点バスを切断できるので必ず端末装置
のための通信チャネルが確保できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、ISDN公衆回線のイ
ンタフェースLI点に接続し、回線を終端すると共にS
/T点信号としての入出力信号変換を行って内部S/T
点として入出力する回線終端手段と、端末装置を接続し
て前記内部S/T点を介してISDN公衆回線と通信を
行う端末通信手段と、前記内部S/T点を外部入出力端
子を介して外部に対してS/T点を提供すると共に前記
外部入出力端子と前記内部S/T点との切断制御を行う
S/T点切断手段とを備えたものである。そして、S/
T点切断手段によって端末網制御装置の下流のS/T点
に接続された通信端末を回線から切り離すことができ
る。
【0016】また、S/T点切断手段は、端末通信手段
からの切断要求信号によってS/T点の各信号線の切断
を行う開閉手段を備えたものである。そして、端末通信
手段の要求により端末網制御装置の下流のS/T点に接
続された通信端末を回線から切り離すことで通信チャネ
ルを確保することができる。
【0017】さらに、端末通信手段は、端末装置から所
定の信号を受信するとS/T点切断手段へ切断要求信号
を送出するものである。そして、端末装置の要求により
端末網制御装置の下流のS/T点に接続された通信端末
を回線から切り離すことで通信チャネルを確保すること
ができる。
【0018】さらに、端末通信手段は、ISDN公衆回
線に対してBチャネルを使用した通信を要求してISD
N公衆回線よりBチャネルの使用不可の通知を受信する
とS/T点切断手段へ切断要求信号を送出するものであ
る。そして、端末装置の発呼時にBチャネルが全てふさ
がっていれば、端末網制御装置の下流のS/T点に接続
された通信端末を回線から切り離すことでBチャネルを
確保することができる。
【0019】さらに、端末通信手段は、端末装置の通信
開始を検出したりS/T点切断手段へ切断要求信号を送
出すると共に電池電源で動作する端末通信検出手段と前
記端末装置と内部S/T点を介したISDN公衆回線と
の通信を中継する端末通信中継手段とで構成し、商用電
源から供給される電力により少なくとも前記端末通信中
継手段へ電力を供給し商用電源の電力の消失を検出する
と前記端末通信検出手段へ通知すると共にS/T点切断
手段により外部入出力端子が切断された後はISDN回
線より電力を授受して回線終端手段および前記端末通信
中継手段へ電力を供給する電力供給手段を備えたもので
ある。そして、停電時でも端末網制御装置の下流のS/
T点に接続された通信端末を回線から切り離すことで回
線からの電力を確保することができる。
【0020】さらに、端末装置を接続してISDN公衆
回線と通信を行う複数の端末通信手段と、優先度の高い
端末通信手段に接続された端末装置が通信を行うときに
他の端末通信手段に接続された端末装置が全ての通信チ
ャネルを使用中であれば使用中の通信チャネルの少なく
とも1つを開放して優先度の高い端末通信手段に接続さ
れた端末装置とISDN公衆回線との通信を行う回線通
信手段を備えたものである。そして、優先度の高い端末
通信手段に接続された端末装置の通信は常に直ちに行う
ことができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0022】(実施例1)図1は本発明の実施例1の端
末網制御装置のブロック図である。図において、1が端
末網制御装置である。2は回線終端手段で、ISDN公
衆回線のインタフェースLI点に接続して回線を終端し
てS/T点変換によって内部S/T点としての入出力を
行う。3は端末装置としてのガスメータである。4は端
末通信手段で、ガスメータ3と接続して内部S/T点を
介してISDN公衆回線と通信を行う。5はS/T点切
断手段で、内部S/T点を外部入出力端子を介して外部
の通信端末である電話機6やターミナルアダプタ7を接
続するためのS/T点を提供すると共にS/T点の外部
入出力端子と内部S/T点との切断を行う。
【0023】上記構成によって、ガスメータ3での通信
を行いたい場合にはS/T点切断手段5を外部からスイ
ッチ等で操作して端末網制御装置から下流のS/T点バ
スを切断することで、下流に接続された電話機6やター
ミナルアダプタ7の状態に関わらずガスメータ3は直ち
にISDN公衆回線を介しての通信を行うことができ
る。
【0024】なお、S/T点切断手段の操作は外部から
の操作に限らず、端末網制御装置内で地震等の災害検知
することで起動することにしてもよい。
【0025】また、内部S/T点は信号フォーマットは
TTC標準JT−I430に示すものであって、電気的
特性はTTLレベルとして送信、受信およびグランド信
号線で構成する3線方式でもよく、この場合にはS/T
点切断手段内において正規のTTC標準JT−I430
に示す電気的特性である送信、受信信号で構成する4線
方式に変換して外部入出力端子とのインタフェースを行
えばよい。
【0026】(実施例2)図2は本発明の実施例2の端
末網制御装置のブロック図である。図において、実施例
1との違いは、S/T点切断手段5が、端末通信手段4
からの切断要求信号によってS/T点の各信号線の切断
を行う点で、S/T点切断手段5にはS/T点を物理的
に切断する開閉手段8が備わっている。
【0027】上記構成によって、ガスメータ3が発呼を
行うことを端末通信手段4へ通知すると、端末通信手段
4はS/T点切断手段5へ切断要求信号を送信し、S/
T点切断手段5は開閉手段8を開いて端末網制御装置1
の下流のS/T点バスを切断する。このために、ガスメ
ータ3からの発呼要求は必ず成功してISDN公衆回線
を介した通信を直ちに行うことができる。
【0028】なお、図2において開閉手段として物理的
スイッチを示しているが、トランジスタスイッチ等を用
いて論理的に切断しても同様の効果が得られる。
【0029】また、ISDN公衆回線を介してのセンタ
ー装置の端末装置への通信開始を内部S/T点を介して
端末通信手段が受信したときに、S/T点切断手段に対
して切断要求信号を送ることも可能で、これにより端末
装置の通信は送受信とも最優先とすることができる。
【0030】(実施例3)本発明の実施例3における実
施例2との違いは、端末通信手段4が、ガスメータ3か
らガス漏れ通報要求として決められた信号を受信すると
S/T点切断手段5へ切断要求信号を送出する点であ
る。図3は本発明の実施例3の端末網制御装置のガスメ
ータからの端末発呼要求時の端末通信手段での処理流れ
図である。
【0031】上記構成によって、ガスメータ3が発呼を
行うことを端末通信手段4へ通知すると、端末通信手段
4はガスメータ3からの発呼要求が緊急を要するガス漏
れ通報要求であるかを確認する(101)。ガス漏れ通
報要求であればS/T点切断手段5へ切断要求信号を送
出する(102)。つぎに、通信先であるセンター装置
への発呼を行う(103)。ISDN公衆回線では使用
可能なBチャネルがあれば(104)、センター装置と
の接続を行い通信を開始する(106)。また、ガスメ
ータからの発呼要求が定期発呼のような緊急を要しない
ものであった場合には、S/T点切断手段5への切断要
求はしないで通信先であるセンター装置への発呼を行う
(103)。この場合、下流のS/T点バスにおいてB
チャネルが2チャネルとも使用されていればISDN公
衆回線より使用可能なBチャネルがないことが通知され
(104)、1分程度の所定時間の待機を行う(10
5)。その後に再びセンター装置への発呼を行う(10
3)。
【0032】このように、緊急を要する通報ではS/T
点切断手段により下流のS/T点バスを切断するため、
必ず直ちに通報を行うことができる。
【0033】(実施例4)本発明の実施例4における実
施例2との違いは、端末通信手段4が、ISDN公衆回
線に対してBチャネルを使用した通信を要求してISD
N公衆回線よりBチャネルの使用不可の通知を受信する
とS/T点切断手段5へ切断要求信号を送出する点であ
る。図4は本発明の実施例4の端末網制御装置のガスメ
ータからの端末発呼要求時の端末通信手段での処理流れ
図である。
【0034】上記構成において、ガスメータ3が発呼を
行うことを端末通信手段4へ通知すると、端末通信手段
4は通信先であるセンター装置への発呼を行う(20
1)。ISDN公衆回線では使用可能なBチャネルがあ
れば(202)、センター装置との接続を行い通信を開
始する(204)。しかし、下流のS/T点バスにおい
てBチャネルが2チャネルとも使用されておりISDN
公衆回線より使用可能なBチャネルがないことが通知さ
れれば(202)、S/T点切断手段5へ切断要求信号
を送出する(203)。その後に再びセンター装置への
発呼を行う(103)。
【0035】このように、通信可能なBチャネルが空い
ていなければ、S/T点切断手段により下流のS/T点
バスを切断するため、端末装置からの発呼は必ず行うこ
とができる。
【0036】(実施例5)図5は本発明の実施例5の端
末網制御装置のブロック図である。図において、実施例
2との違いは、商用電源(AC100V)およびISD
N公衆回線から供給される電力より各部へ電力を供給し
商用電源の電力の消失を検出すると端末通信手段4へ通
知する電力供給手段9を備えている点で、さらに、端末
通信手段4は、ガスメータ3の通信開始を検出したりS
/T点切断手段5へ切断要求信号を送出する端末通信検
出手段10と商用電源によって動作しガスメータ3と内
部S/T点を介したISDN公衆回線との通信を中継す
る端末通信中継手段11とで構成している。
【0037】上記構成において、通常時においては端末
網制御装置1はAC100Vの商用電源と接続して電力
供給手段9によって回線終端手段3や端末通信手段4や
S/T点切断手段5の各部へ電力を供給している。とこ
ろが、停電またはACコンセントが外れると、電力供給
手段9は端末通信手段4の端末通信検出手段10へ商用
電力消失を通知する。回線終端手段3は電力供給手段9
より電力が供給されなくなると回線電力を用いて動作を
行う。また、端末通信検出手段10は商用電力消失を通
知された後は電池電源によって動作し、ガスメータ3よ
り発呼要求を通知されるとS/T点切断手段5へ切断要
求信号を送信する。S/T点切断手段5も商用電力消失
を通知された後は電池電源によって動作し、切断要求信
号を通知されると端末網制御装置1の下流のS/T点バ
スを切断する。このため他の通信端末が回線電力を使用
する心配がなくなり、電力供給手段9はISDN公衆回
線からの400mWの電力を授受して端末網制御装置1の
端末通信中継手段11へ動作電力を供給する。このため
端末網制御装置1はガスメータ3とISDN公衆回線で
の通信を行うために電力不足になることはなくなる。
【0038】なお、端末通信手段がS/T点切断要求を
送出するのは、ガスメータからの緊急通報の要求時のみ
であってもよく、また電力供給手段より商用電力消失を
通知された時点でもよい。
【0039】また、回線終端手段はDSUとして機能す
るため通常時でも回線より300mW程度を授受して動作
させておけば、商用電源からの供給電力は常に少なくす
ることができる。
【0040】また、端末通信検出手段やS/T点切断手
段の商用電力消失後の動作電源として電池電源を用いて
いるが、電池としては乾電池やリチウム電池等の一次電
池のみに限らず、商用電力または回線電力により充電を
行う二次電池や太陽電池を用いても効果は同じである。
【0041】(実施例6)図6は本発明の実施例6の端
末網制御装置のブロック図である。図において、第1の
端末通信手段4aは、ガスメータ3を接続してISDN
公衆回線と通信を行う。第2の端末通信手段4bは、S
/T点により電話機6を接続してISDN公衆回線と通
信を行う。第3の端末通信手段4cは、S/T点により
ターミナルアダプタ7を接続してISDN公衆回線と通
信を行う。回線通信手段12は、端末通信手段4の通信
優先度として、第1、第2、第3の順に設定記憶してお
き、優先度の高い端末通信手段4に接続された端末装置
が通信を行うときには他の端末通信手段4に接続された
端末装置が全ての通信チャネルを使用中であれば使用中
の通信チャネルの少なくとも1つを開放して優先度の高
い端末通信手段4に接続された端末装置とISDN公衆
回線との通信を行う。
【0042】上記構成において、回線通信手段12は、
ガスメータ3より第1の端末通信手段4aを介して発呼
要求を通知されると第2の端末通信手段4bおよび第3
の端末通信手段4cの通信状況を確認し、Bチャネルを
両方とも使用中であれば優先度の低い第3の端末通信手
段4cを切断する。これによって、Bチャネルが1チャ
ネル開放されるため、第1の端末通信手段4aを介して
ガスメータ3がISDN公衆回線へ発呼してセンター装
置と通信する。
【0043】このように、優先順位の高い端末通信手段
に接続された端末装置は優先順位の低い端末通信手段に
接続された端末装置が通信中であっても必ず通信チャネ
ルを得ることができる。
【0044】なお、端末通信手段の優先順位を順番につ
けずに、最優先の端末通信手段のみを設定しておくこと
もできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明の端末網制御装置に
よれば、次のような効果が得られる。
【0046】(1)S/T点切断手段によって端末網制
御装置より下流のS/T点バスを切断することで、需要
家宅の他の通信端末をS/T点バスより切り離すので、
端末網制御装置に接続された端末装置は常に発呼通信で
きる。
【0047】(2)端末網制御装置に接続された端末装
置からの自動発呼時には、端末通信手段によってS/T
点切断手段へ通知して端末網制御装置より下流のS/T
点バスを切断するので、需要家宅の他の通信端末を使用
中の場合でも、端末装置からの発呼は常に優先的に行う
ことができる。
【0048】(3)端末網制御装置に接続された端末装
置からの緊急通報時には、端末通信手段によってS/T
点切断手段へ通知して端末網制御装置より下流のS/T
点バスを切断するので、需要家宅の他の通信端末を使用
中の場合でも、端末装置からの緊急通報は遅れることが
ない。
【0049】(4)端末網制御装置に接続された端末装
置からの自動発呼時に、需要家宅の他の通信端末におい
てBチャネルを2本使用している場合は、端末通信手段
によってS/T点切断手段へ通知して端末網制御装置よ
り下流のS/T点バスを切断するので、端末装置ではB
チャネルを必ず使用できる。
【0050】(5)端末網制御装置を指定端末にしてい
なくても、停電時に商用電源から電力を給電できくなる
と端末網制御装置に接続された端末装置が通信する時に
はS/T点切断手段へ通知して端末網制御装置より下流
のS/T点バスを切断するので、端末網制御装置は回線
電力を授受して動作することができる。
【0051】(6)端末網制御装置に接続された通信端
末の通信優先順位があることで、他の端末が通信チャネ
ル使用中の場合でも優先順位の高い端末装置の通信は通
信チャネルを必ず確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における端末網制御装置のブ
ロック構成図
【図2】本発明の実施例2における端末網制御装置のブ
ロック構成図
【図3】本発明の実施例3における端末網制御装置のガ
スメータの端末発呼要求時の端末通信手段での処理流れ
【図4】本発明の実施例4における端末網制御装置のガ
スメータの端末発呼要求時の端末通信手段での処理流れ
【図5】本発明の実施例5における端末網制御装置のブ
ロック構成図
【図6】本発明の実施例6における端末網制御装置のブ
ロック構成図
【符号の説明】
1 端末網制御装置 2 回線終端手段 3 ガスメータ(端末装置) 4 端末通信手段 5 S/T点切断手段 6 電話機 7 ターミナルアダプタ 8 開閉手段 9 電力供給手段 10 端末通信検出手段 11 端末通信中継 12 回線通信手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ISDN公衆回線のインタフェースLI点
    に接続し、回線を終端すると共にS/T点信号としての
    入出力信号変換を行って内部S/T点として入出力する
    回線終端手段と、端末装置を接続して前記内部S/T点
    を介してISDN公衆回線と通信を行う端末通信手段
    と、前記内部S/T点を外部入出力端子を介して外部に
    対してS/T点を提供すると共に前記外部入出力端子と
    前記内部S/T点との切断制御を行うS/T点切断手段
    とを備えた端末網制御装置。
  2. 【請求項2】S/T点切断手段は、端末通信手段からの
    切断要求信号によってS/T点の各信号線の切断を行う
    開閉手段を備えた請求項1記載の端末網制御装置。
  3. 【請求項3】端末通信手段は、端末装置から所定の信号
    を受信するとS/T点切断手段へ切断要求信号を送出す
    る請求項2記載の端末網制御装置。
  4. 【請求項4】端末通信手段は、ISDN公衆回線に対し
    てBチャネルを使用した通信を要求してISDN公衆回
    線よりBチャネルの使用不可の通知を受信するとS/T
    点切断手段へ切断要求信号を送出する請求項2記載の端
    末網制御装置。
  5. 【請求項5】端末通信手段は、端末装置の通信開始を検
    出したりS/T点切断手段へ切断要求信号を送出すると
    共に電池電源で動作する端末通信検出手段と前記端末装
    置と内部S/T点を介したISDN公衆回線との通信を
    中継する端末通信中継手段とで構成し、商用電源から供
    給される電力により少なくとも前記端末通信中継手段へ
    電力を供給し商用電源の電力の消失を検出すると前記端
    末通信検出手段へ通知すると共にS/T点切断手段によ
    り外部入出力端子が切断された後はISDN回線より電
    力を授受して回線終端手段および前記端末通信中継手段
    へ電力を供給する電力供給手段を備えた請求項2記載の
    端末網制御装置。
  6. 【請求項6】端末装置を接続してISDN公衆回線と通
    信を行う複数の端末通信手段と、優先度の高い端末通信
    手段に接続された端末装置が通信を行うときに他の端末
    通信手段に接続された端末装置が全ての通信チャネルを
    使用中であれば使用中の通信チャネルの少なくとも1つ
    を開放して優先度の高い端末通信手段に接続された端末
    装置とISDN公衆回線との通信を行う回線通信手段を
    備えた端末網制御装置。
JP23433597A 1997-08-29 1997-08-29 端末網制御装置 Pending JPH1174988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23433597A JPH1174988A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 端末網制御装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010245681A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ホームゲートウェイ装置およびホームネットワークシステム
JP2012186845A (ja) * 2012-05-29 2012-09-27 Nakayo Telecommun Inc 拡張通信による監視システム
JP2012213176A (ja) * 2012-05-22 2012-11-01 Nakayo Telecommun Inc 拡張通信による緊急通報システム
JP2013034259A (ja) * 2012-11-14 2013-02-14 Nakayo Telecommun Inc 通信システム

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