JPH1168553A - シーケンサ高速化回路 - Google Patents
シーケンサ高速化回路Info
- Publication number
- JPH1168553A JPH1168553A JP22536697A JP22536697A JPH1168553A JP H1168553 A JPH1168553 A JP H1168553A JP 22536697 A JP22536697 A JP 22536697A JP 22536697 A JP22536697 A JP 22536697A JP H1168553 A JPH1168553 A JP H1168553A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- sequencer
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- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 title 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 26
- 230000007704 transition Effects 0.000 abstract description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 241000981595 Zoysia japonica Species 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pulse Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速かつ正確に状態遷移できるシーケンサ高
速化回路を提供する。 【解決手段】 カウンタ出力が同時に一つしか変化しな
いハミング距離1のグレーコードカウンタを有するグレ
ーコードカウンタ部1と、グレーコードカウンタ部のカ
ウンタ出力タイミングとは非同期のタイミングでグレー
コードカウンタ部のカウンタ出力をサンプリングし、シ
ーケンサ本体の状態を遷移させるための制御信号を出力
するサンプリング回路2とを備える。
速化回路を提供する。 【解決手段】 カウンタ出力が同時に一つしか変化しな
いハミング距離1のグレーコードカウンタを有するグレ
ーコードカウンタ部1と、グレーコードカウンタ部のカ
ウンタ出力タイミングとは非同期のタイミングでグレー
コードカウンタ部のカウンタ出力をサンプリングし、シ
ーケンサ本体の状態を遷移させるための制御信号を出力
するサンプリング回路2とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シーケンサに用い
て好適なシーケンサ高速化回路に関する。
て好適なシーケンサ高速化回路に関する。
【0002】
【従来の技術】外部からの入力信号によって内部の状態
を次々と変える回路をステートマシンという。特にこの
ステートマシンのなかで一連の定義された仕事を実行す
るものはシーケンサと呼ばれている。シーケンサには状
態遷移するためのカウンタが用いられている。
を次々と変える回路をステートマシンという。特にこの
ステートマシンのなかで一連の定義された仕事を実行す
るものはシーケンサと呼ばれている。シーケンサには状
態遷移するためのカウンタが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のシーケンサにあっては、状態遷移を行うためのカウ
ンタにバイナリカウンタを使用した場合、状態遷移を高
速に行うことができないという問題点があった。すなわ
ち、バイナリカウンタのカウンタ出力がハミング距離
「1」になるとは限らないので、後段のサンプリング回
路はハミング距離「2」以上の場合で、そのカウンタ出
力の変化点をサンプリングすると期待しない状態を示す
値をサンプリングすることになる。そこで、サンプリン
グ回路はバイナリカウンタのカウンタ出力が安定するタ
イミングを見計らってサンプリングすることになり、こ
のため状態遷移の高速化が図れない。
来のシーケンサにあっては、状態遷移を行うためのカウ
ンタにバイナリカウンタを使用した場合、状態遷移を高
速に行うことができないという問題点があった。すなわ
ち、バイナリカウンタのカウンタ出力がハミング距離
「1」になるとは限らないので、後段のサンプリング回
路はハミング距離「2」以上の場合で、そのカウンタ出
力の変化点をサンプリングすると期待しない状態を示す
値をサンプリングすることになる。そこで、サンプリン
グ回路はバイナリカウンタのカウンタ出力が安定するタ
イミングを見計らってサンプリングすることになり、こ
のため状態遷移の高速化が図れない。
【0004】そこで本発明は、シーケンサ本体の状態遷
移を高速かつ確実に行うことができるシーケンサ高速化
回路を提供することを目的としている。
移を高速かつ確実に行うことができるシーケンサ高速化
回路を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的達成のため、本
発明によるシーケンサ高速化回路は、カウンタ出力が同
時に一つしか変化しないハミング距離1のカウンタと、
このカウンタのカウンタ出力タイミングとは非同期のタ
イミングで前記カウンタのカウンタ出力をサンプリング
し、シーケンサ本体の状態を遷移させるための制御信号
を出力するサンプリング回路とを備えたことを特徴とす
る。
発明によるシーケンサ高速化回路は、カウンタ出力が同
時に一つしか変化しないハミング距離1のカウンタと、
このカウンタのカウンタ出力タイミングとは非同期のタ
イミングで前記カウンタのカウンタ出力をサンプリング
し、シーケンサ本体の状態を遷移させるための制御信号
を出力するサンプリング回路とを備えたことを特徴とす
る。
【0006】この構成によれば、ハミング距離が常に1
のカウンタを用いることで、サンプリング回路における
サンプリングタイミングが該カウンタのカウント出力タ
イミングと非同期のタイミングでもシーケンサ本体を期
待する状態に遷移させることができる。ハミング距離が
常に1のカウンタとして、グレーコードカウンタが好適
である。
のカウンタを用いることで、サンプリング回路における
サンプリングタイミングが該カウンタのカウント出力タ
イミングと非同期のタイミングでもシーケンサ本体を期
待する状態に遷移させることができる。ハミング距離が
常に1のカウンタとして、グレーコードカウンタが好適
である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面例と共に説明する。 (A)シーケンサ高速化回路の構成 図1は本発明に係るシーケンサ高速化回路の構成を示す
ブロック図である。この図において、グレーコードカウ
ンタ部1は、カウンタ出力が同時に一つしか変化しない
ハミング距離1のグレーコードカウンタを有し、外部か
らのトリガ信号aの入力により計数処理を行い、グレー
コード計数データbを出力する。サンプリング回路2
は、外部からのサンプリングクロックcの入力により、
グレーコードカウンタ部1から出力されるグレーコード
計数データbをサンプリングし、シーケンサ本体(図示
略)の状態を遷移するための制御信号dを出力する。
面例と共に説明する。 (A)シーケンサ高速化回路の構成 図1は本発明に係るシーケンサ高速化回路の構成を示す
ブロック図である。この図において、グレーコードカウ
ンタ部1は、カウンタ出力が同時に一つしか変化しない
ハミング距離1のグレーコードカウンタを有し、外部か
らのトリガ信号aの入力により計数処理を行い、グレー
コード計数データbを出力する。サンプリング回路2
は、外部からのサンプリングクロックcの入力により、
グレーコードカウンタ部1から出力されるグレーコード
計数データbをサンプリングし、シーケンサ本体(図示
略)の状態を遷移するための制御信号dを出力する。
【0008】(B)シーケンサ高速化回路の動作 トリガ信号aの入力により、グレーコードカウンタ部1
は計数処理を行い、グレーコード計数データbをサンプ
リング回路2に対して出力する。サンプリング回路2は
トリガ信号aとは非同期のタイミングのサンプリングク
ロックcの入力により、グレーコードカウンタ部1から
のグレーコード計数データbをサンプリングし、シーケ
ンサ本体での状態を遷移するための制御信号dを出力す
る。
は計数処理を行い、グレーコード計数データbをサンプ
リング回路2に対して出力する。サンプリング回路2は
トリガ信号aとは非同期のタイミングのサンプリングク
ロックcの入力により、グレーコードカウンタ部1から
のグレーコード計数データbをサンプリングし、シーケ
ンサ本体での状態を遷移するための制御信号dを出力す
る。
【0009】ここで、サンプリングクロックcがグレー
コードカウンタ部1が出力するグレーコード計数データ
bの変化点と一致した場合、サンプリング回路2でサン
プリングされるデータはサンプリングクロックcによる
カウント前、あるいはカウント後となる。しかし、いず
れの値をサンプリングしてもグレーコードカウンタの出
力はハミング距離が常に1であるため、元の状態のま
ま、あるいは遷移すべき状態に移行することになる。
コードカウンタ部1が出力するグレーコード計数データ
bの変化点と一致した場合、サンプリング回路2でサン
プリングされるデータはサンプリングクロックcによる
カウント前、あるいはカウント後となる。しかし、いず
れの値をサンプリングしてもグレーコードカウンタの出
力はハミング距離が常に1であるため、元の状態のま
ま、あるいは遷移すべき状態に移行することになる。
【0010】カウント前の値をサンプリングし、元の状
態のままのときでも次のサンプリングクロックcにより
遷移すべき状態に移行する。したがって、サンプリング
回路2で使用するサンプリングクロックcは前段のグレ
ーコードカウンタの働きを意識することなく、高速のク
ロック信号が使用でき、これにより期待する状態への高
速の状態遷移が可能になる。
態のままのときでも次のサンプリングクロックcにより
遷移すべき状態に移行する。したがって、サンプリング
回路2で使用するサンプリングクロックcは前段のグレ
ーコードカウンタの働きを意識することなく、高速のク
ロック信号が使用でき、これにより期待する状態への高
速の状態遷移が可能になる。
【0011】なお、グレーコードカウンタ部1のグレー
コードカウンタの代りに、バイナリカウンタを使用した
場合、トリガ信号aの入力による計数データはハミング
距離が1以上の値を取り得る。例えばハミング距離が2
以上のバイナリカウンタの出力タイミングで非同期のサ
ンプリングクロックcが入力された場合、期待していな
い状態に遷移する可能性があり、バイナリカウンタの出
力のデータが安定するタイミングでサンプリングクロッ
クcを入力しなければならないため、高速の状態遷移が
できない。
コードカウンタの代りに、バイナリカウンタを使用した
場合、トリガ信号aの入力による計数データはハミング
距離が1以上の値を取り得る。例えばハミング距離が2
以上のバイナリカウンタの出力タイミングで非同期のサ
ンプリングクロックcが入力された場合、期待していな
い状態に遷移する可能性があり、バイナリカウンタの出
力のデータが安定するタイミングでサンプリングクロッ
クcを入力しなければならないため、高速の状態遷移が
できない。
【0012】このように、この実施の形態では、ハミン
グ距離が常に1のグレーコードカウンタを使用すること
で、サンプリング回路2で使用するサンプリングクロッ
クcはグレーコードカウンタ部1のグレーコードカウン
タの働きを意識することなく、高速のクロック信号が使
用でき、これにより期待する状態への高速の状態遷移が
可能になる。
グ距離が常に1のグレーコードカウンタを使用すること
で、サンプリング回路2で使用するサンプリングクロッ
クcはグレーコードカウンタ部1のグレーコードカウン
タの働きを意識することなく、高速のクロック信号が使
用でき、これにより期待する状態への高速の状態遷移が
可能になる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、グレコードカウンタの
出力する計数データのハミング距離が常に1であり、計
数前あるいは計数後のいずれの計数データをサンプリン
グしてもシーケンサ本体が期待しない状態に遷移するこ
とがないので、高速かつ信頼性の高いシーケンサを提供
できる。
出力する計数データのハミング距離が常に1であり、計
数前あるいは計数後のいずれの計数データをサンプリン
グしてもシーケンサ本体が期待しない状態に遷移するこ
とがないので、高速かつ信頼性の高いシーケンサを提供
できる。
【図1】 本発明に係るシーケンサ高速化回路の実施の
形態の構成を示すブロック図である。
形態の構成を示すブロック図である。
1 グレーコードカウンタ部 2 サンプリング回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 秀彰 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 カウンタ出力が同時に一つしか変化しな
いハミング距離1のカウンタと、 このカウンタのカウンタ出力タイミングとは非同期のタ
イミングで前記カウンタのカウンタ出力をサンプリング
し、シーケンサ本体の状態を遷移させるための制御信号
を出力するサンプリング回路と、 を備えたことを特徴とするシーケンサ高速化回路。 - 【請求項2】 前記カウンタはグレーコードカウンタで
あることを特徴とする請求項1記載のシーケンサ高速化
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22536697A JPH1168553A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | シーケンサ高速化回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22536697A JPH1168553A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | シーケンサ高速化回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1168553A true JPH1168553A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16828229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22536697A Pending JPH1168553A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | シーケンサ高速化回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1168553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014075748A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Canon Inc | 光電変換装置および撮像システム |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP22536697A patent/JPH1168553A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014075748A (ja) * | 2012-10-05 | 2014-04-24 | Canon Inc | 光電変換装置および撮像システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021015 |