JPH1166020A - マイクロコンピュータの異常検出回路 - Google Patents
マイクロコンピュータの異常検出回路Info
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- JPH1166020A JPH1166020A JP9224899A JP22489997A JPH1166020A JP H1166020 A JPH1166020 A JP H1166020A JP 9224899 A JP9224899 A JP 9224899A JP 22489997 A JP22489997 A JP 22489997A JP H1166020 A JPH1166020 A JP H1166020A
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Abstract
で信頼性を損なうことなく効果的に検出することのでき
るMCの異常検出回路を得る。 【解決手段】 MCシステムを構成する第1および第2
のMC1a、1bを備え、第1および第2のMCは、各
他方の出力信号Gb、Gaに基づいて各他方のMCの異
常を検出する異常検出手段を含み、異常検出手段は、各
他方のMCの出力信号の状態を監視するために第1の所
定時間で動作する監視タイマ手段と、割り込みなどの状
態変化が発生したときに実行する複数の処理手段と、状
態変化が発生しない場合に実行するバックグランドルー
プとを有し、各他方のMCからの出力信号の状態を監視
して、第1の所定時間以内に各他方のMCの状態変化が
発生しない場合には、バックグランドループにより異常
検出処理を実行する。
Description
ュータシステムを構成するマイクロコンピュータ(以
下、「MC」と記す)の異常を検出する回路に関し、特
に複数のMCの異常を少ないハードウェア構成で信頼性
を損なうことなく効果的に検出することのできるMCの
異常検出回路に関するものである。
ンジスタ技術」(1990年5月号、第411〜413
頁)に記載された従来のMCの異常検出回路を示すブロ
ック構成図であり、参照し易い程度に、実質的でない若
干の変形を加えている。
端子と、書込信号WR用の出力端子と、クロック信号K
用の入力端子CLKと、ノンマスカブル(マスクできな
い最優先の)割り込み入力端子NMIとを有する。アド
レスデコード回路2は、MC1のアドレス出力端子に接
続され、MC1が所定のアドレスを選択したときに、ア
ドレス信号に応答して「L(ロー)」レベルの信号AD
を出力する。
端子を有し、論理積回路3の各入力端子には、MC1の
書込出力端子と、アドレスデコード回路2の出力端子と
が接続されている。これにより、論理積回路3は、MC
1のアドレス空間に書き込みを行うときに出力される書
込信号WRと、アドレスデコード回路2の出力信号AD
との論理積を求め、論理積信号Gを出力する。
に接続され、論理積信号GがLレベルから「H(ハ
イ)」レベルに変化するときに時間の計測を開始し、あ
らかじめ設定された所定時間を経過した時点でHレベル
からLレベルに変化するタイマ信号Tを出力する。
として機能し、タイマ信号Tは、MC1のノンマスカブ
ル割り込み入力端子NMIに入力されるとともに、MC
1の異常を示す異常検出信号として機能する。発振器5
は、MC1のクロック入力端子CLKに対してクロック
信号Kを供給する。
図15のフローチャートを参照しながら、図13に示し
た従来のMCの異常検出回路の動作について説明する。
図14は論理積信号G(外部タイマ4の駆動信号)およ
びタイマ信号T(異常検出信号)の波形を示し、図15
はMC1を含むMCシステムの制御プログラムを示して
いる。
ップ110への復帰処理は、バックグランドループを構
成している。また、ステップ130A〜130Nは複数
の処理手段を構成している。
行い(ステップ101)、論理積信号G(起動指令)に
より外部タイマ4を起動させる(ステップ110)。た
とえば、図14に示すように、外部タイマ起動信号とし
て論理積信号Gを外部タイマ4に印加することにより、
タイマ信号TをHレベルに立ち上げる。
否かを監視し(ステップ120)、もし、状態変化があ
った(すなわち、YES)と判定されれば、その状態変
化に対応した処理A〜N(ステップ130A〜130
N)を実行する。そして、ステップ130A〜130N
の終了後に、バックグランドループに戻り、再びステッ
プ110を実行して外部タイマ4を再起動させる。
30A〜130N)の実行時間と、バックグランドルー
プの時間とを加算した時間を、外部タイマ4の設定時間
(所定時間)とすることにより、外部タイマ4は、タイ
ムアウトすることがなく、図14のように連続してHレ
ベルを出力し続ける。
ックグランドループを逸脱し、バックグランドループに
復帰しない状態になったと仮定する。このとき、図14
内の破線のように、論理積信号Gが得られない状態とな
る。この場合、外部タイマ4は、再起動処理(ステップ
120)が実行されないのでタイムアウトし、タイマ信
号TをLレベルにしてMC1の異常検出状態を出力す
る。
1のノンマスカブル割り込み端子NMIに供給されると
ともに、MC1の異常を示す信号として外部保護回路
(図示せず)に供給する。これにより、プログラムをM
C1の異常時に実行すべきルーチンに復帰させるように
する。
回路は以上のように、論理積信号Gにより駆動される外
部タイマ4のタイマ信号Tから異常検出しているので、
複数のMCを有するMCシステムにおいては、個々のM
Cに対応した数の異常検出回路が必要となり、ハードウ
ェア構成が増大するという問題点があった。
ためになされたもので、複数のMCの異常を少ないハー
ドウェア構成で信頼性を損なうことなく効果的に検出す
ることのできるMCの異常検出回路を得ることを目的と
する。
るMCの異常検出回路は、MCシステムを構成する第1
および第2のMCを備え、第1および第2のMCは、各
他方の出力信号に基づいて各他方のMCの異常を検出す
る異常検出手段を含み、異常検出手段は、各他方のMC
の出力信号の状態を監視するために第1の所定時間で動
作する監視タイマ手段と、割り込みなどの状態変化が発
生したときに実行する複数の処理手段と、状態変化が発
生しない場合に実行するバックグランドループとを有
し、各他方のMCからの出力信号の状態を監視して、第
1の所定時間以内に各他方のMCの状態変化が発生しな
い場合には、バックグランドループにより異常検出処理
を実行するものである。
常検出回路は、請求項1において、第1のMCの出力信
号によりセットされ、且つ、第2のMCの出力信号によ
りリセットされるフリップフロップを備え、フリップフ
ロップの出力信号は、第1および第2のMCに入力さ
れ、異常検出手段は、フリップフロップの出力信号に基
づいて各他方のMCの異常を検出するものである。
常検出回路は、請求項2において、異常検出手段は、第
1の所定時間以内にフリップフロップの状態変化が発生
した場合には、フリップフロップの出力状態を元に戻す
ための復帰信号を生成し、第1の所定時間以内にフリッ
プフロップの状態変化が発生しない場合には、バックグ
ランドループにより異常検出処理を実行するものであ
る。
常検出回路は、請求項1において、第1および第2のM
Cは、それぞれ、トグル出力端子および監視ビット入力
端子を備え、第1および第2のMCの各トグル出力端子
は、各他方のMCの各監視ビット入力端子に接続され、
異常検出手段は、各他方のMCのトグル出力端子からの
トグル信号の状態を監視するものである。
常検出回路は、請求項4において、異常検出手段は、バ
ックグランドループにより、トグル信号を第1の所定時
間以上で状態変化させる処理を行い、タイマ割り込み処
理により第1の所定時間以内に各他方のMCから出力さ
れるトグル信号の状態変化を監視するものである。
常検出回路は、請求項1から請求項5までのいずれかに
おいて、異常検出手段は、第1および第2のMCのセッ
トアップ時間差を求める時間差演算手段と、セットアッ
プ時間差に基づいて異常検出の誤動作を防止する誤動作
防止手段とを含み、誤動作防止手段は、第1および第2
のMCのうちで速くセットアップされるMCの異常検出
動作を、セットアップ時間差分だけ待たせることによ
り、セットアップ時間差による異常検出の誤動作を防止
したものである。
常検出回路は、請求項1から請求項6までのいずれかに
おいて、異常検出手段は、各他方のMCのセットアップ
起動時間に対応した第2の所定時間で動作する起動監視
タイマを含み、第1および第2のMCのセットアップ処
理の完了後に、各他方のMCの出力信号の状態を監視
し、第2の所定時間以内に各他方のMCの出力信号の状
態変化が発生しない場合には、各他方のMCの起動失敗
を検出するものである。
常検出回路は、請求項1から請求項7までのいずれかに
おいて、第1および第2のMCに個別にクロック信号を
入力する発振器を備え、異常検出手段は、タイマ割り込
みにより、クロック信号の周期に対応した第3の所定時
間以内に第1および第2のMCの状態変化が発生したか
否かを監視し、第3の所定時間以内に状態変化が発生し
たときに発振器の異常を検出するものである。
常検出回路は、請求項1から請求項8までのいずれかに
おいて、異常検出手段は、各他方のMCの異常を検出し
たときに異常検出信号を生成し、異常検出信号により、
異常検出された各他方のMCをリセットして、各他方の
MCの処理状態を復帰させるものである。
いて説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示すブ
ロック構成図であり、図1において、1〜3、5、W
R、GおよびKは前述と同様のものである。
応させて、各符号1〜3および5の後にサフィックス
a、bを付しており、サフィックスaは第1のMC1a
に対応し、サフィックスbは第2のMC1bに対応した
構成要素を示している。
れ、前述の入出力端子の他に、監視ビット入力端子およ
びMC異常出力端子を備えている。各MC1aおよび1
bの監視ビット入力端子には、RSフリップフロップ回
路(以下、「FF」と記す)6の出力信号Pが供給され
る。
子から出力される各他方のMC1b、1aに関する異常
検出信号Eb、Eaは、各他方のMC1b、1aのノン
マスカブル割り込み端子NMIに供給されるとともに、
外部保護回路(図示せず)に送出される。
力端子Rおよび出力端子Qを有し、セット入力端子Sに
は、MC1a側の論理積信号Gaが供給され、リセット
入力端子Rには、MC1b側の論理積信号Gbが供給さ
れ、出力端子Qは各MC1aおよび1bの監視ビット入
力端子に接続されている。
信号Gaが入力されると、出力端子QからHレベルの信
号Pを出力し、リセット入力端子RにHレベルの信号G
bが入力されると、出力端子QからLレベルの信号Pを
出力する。
3のフローチャートを参照しながら、図1に示したこの
発明の実施の形態1の動作について説明する。図2は論
理積信号Ga、Gb、FF6の出力信号P、異常検出信
号Ea、Ebの各波形とともに、MC1aおよび1bの
各バックグランド処理タイミングA1〜A4、B1およ
びB2を示している。
プログラムを示し、101、110、120および13
0A〜130Nは、前述(図13参照)と同様のステッ
プである。この場合、ステップ120からステップ14
5への復帰処理は、バックグランドループを構成してお
り、ステップ130A〜130Nは、前述の処理手段を
構成している。
MC1aの制御プログラムとして説明するが、他方のM
C1bにおいても、図3と同様の制御プログラムが並列
に実行されることは言うまでもない。
ップ101)を実行した後、実行中のプログラムが第1
のMC1aであるか否かを判定し(ステップ141)、
もし、MC1aである(すなわち、YES)と判定され
ればチェックビットをLレベルにセットし(ステップ1
42)、第2のMC1bである(すなわち、NO)と判
定されればチェックビットをHレベルにセットする(ス
テップ143)。
をスタートさせて時間を計測し(ステップ144)、M
C1aのバックグランドループに進み、FF6の出力信
号P(監視ビット)とチェックビット(Lレベル)とを
比較して、「監視ビット=チェックビット」であるか否
かを判定する(ステップ145)。
=チェックビット)である(すなわち、YES)と判定
されれば、FF6をセットして出力信号PをHレベルと
し(ステップ110)、監視タイマを再スタートさせる
(ステップ146)。
のタイミング波形A1において実行される。以下、状態
変化の判定ステップ120を介して、前述の処理ステッ
プ130A〜130Nが実行される。
5において、監視ビットがHレベル(監視ビット≠チェ
ックビット)である(すなわち、NO)と判定されれ
ば、続いて、監視タイマがタイムアウトしたか否かを判
定する(ステップ147)。
マがタイムアウトでない(すなわち、NO)と判定され
れば、状態変化の判定ステップ120に進み、監視タイ
マがタイムアウトである(すなわち、YES)と判定さ
れれば、第2のMC1bの異常処理(ステップ148)
を実行した後に、ステップ120に進む。このときのバ
ックグランド処理は、図2内のタイミング波形A2にお
いて実行される。
ープ(ステップ110および146に対応する)におい
ては、FF6の出力信号P(監視ビット)をHレベルか
らLレベルに設定してから、監視タイマを再スタートさ
せる。このときのMC1bのバックグランド処理は、図
2内のタイミング波形B1において実行される。
ムが暴走して、バックグランドループを逸脱して、バッ
クグランドループに復帰しない状態になったと仮定す
る。この場合、MC1bは、FF6の出力信号PをLレ
ベルにすることができず、FF6はHレベルの信号Pを
出力し続けることになる。
内の監視タイマを再スタートさせる(ステップ146)
ことができず、ステップ147において、監視タイマの
タイムアウト(すなわち、YES)を検出し、MC1b
の異常処理フロー(ステップ148)を実行する。
おいて、第2のMC1b側の論理積信号Gbが得られな
いので(破線参照)、タイミング波形A4に示ように、
MC1bの異常を示す異常検出信号Ebが出力される。
異常検出信号Ebは、MC1bのノンマスカブル割り込
み端子NMIに供給されるとともに、外部保護回路に送
出されて異常発生状態を出力し、異常対応処理を可能に
する。
検出手段を各MC1aおよび1b内に設けることによ
り、少ないハードウェア構成で各他方のMC1bおよび
1aの異常を確実に検出し、これに対処することができ
る。
は、図3の制御プログラムにおいて、システムのセット
アップ処理(ステップ101)の直後に、第1のMC1
aが実行中か否かを判定(ステップ141)したが、他
方のMC1bの起動時間と自己のMC1aの起動時間と
の偏差分だけ待機する処理を追加してもよい。
プログラム(便宜的に、一方のMC1aの制御プログラ
ム)を示すフローチャートであり、前述(図3参照)と
同様のステップについては同一符号を付してその詳細説
明を省略する。
なる点は、ステップ101と141との間にステップ1
40(MC1bとMC1aとの起動時間の偏差分だけセ
ットアップ待機する処理)を追加したことのみである。
ここでは、第1のMC1aの起動時間が第2のMC1b
の起動時間よりも早い場合を示している。
および1bの構成の違いにより、セットアップする内容
も違うため、セットアップに要する時間も各MCシステ
ムによって異なる。
だセットアップ処理中に、自己のMC1aのシステムの
セットアップ処理が完了して監視タイマが起動すると、
MC1bに対する異常検出処理が起動するが、監視タイ
マのタイムアップ時点までに他方のMC1bのセットア
ップ処理が終了しないと、MC1bの異常を誤検出して
しまい、MC1aから異常検出信号Ebが出力されるこ
とになる。
bのシステムのセットアップ時間の偏差分を、ステップ
140において推定待ち時間として、早く処理が終わる
方のMC(図4においては、MC1a)側に設定してお
く。
処理(ステップ101)に続いて、MC1bとMC1a
との起動時間偏差分(推定待ち時間)だけ待機する処理
(ステップ140)を実行し、MC1aが実行中か否か
の判定(ステップ141)に進む。
1b側の制御プログラムにおいては、ステップ140の
待ち時間を0に設定しておけばよい。これにより、MC
1aおよび1bの各監視タイマを同時に起動することが
でき、MC1aおよび1bの各システムのセットアップ
時間のばらつきによるMC異常検出の誤動作を防止する
ことができる。
は、各MC1aおよび1bに関連するFF6を設け、F
F6の出力状態により各MC1aおよび1bを監視した
が、各MC1aおよび1bの出力状態を直接監視するよ
うにしてもよい。
端子を設けて異常監視するようにしたこの発明の実施の
形態3を示すブロック構成図であり、前述(図1参照)
と同様の構成については同一符号を付してその詳細説明
を省略する。
1)と異なる点は、図1内のアドレスデコード回路2
a、2b、論理積回路3a、3bおよびFF6が削除さ
れたこと、ならびに、各MC1a、1bにトグル出力端
子を設けて、各トグル出力端子を他方のMC1b、1a
の監視ビット入力端子に接続したことである。
7のフローチャートを参照しながら、図5に示したこの
発明の実施の形態3の動作について説明する。図6は各
トグル出力端子から出力されるトグル信号TGaおよび
TGb、各MC1aおよび1bのバックグランド処理タ
イミングA0〜A6およびB0〜B3、ならびに、各異
常検出信号EaおよびEbの波形を示している。
る制御プログラム(便宜的に、一方のMC1aの制御プ
ログラム)を示しており、前述(図3)と同様のステッ
プについては同一符号を付してその詳細説明を省略す
る。また、この場合も、図7と同様の制御プログラム
は、各MC1aおよび1bにおいて並列に実行されるも
のとする。
よび153の追加により、MC1aおよび1bが同期し
てバックグランドループを実行することができるよう
に、互いのシステムのセットアップ処理の完了を相互に
監視しあっている。
グル信号TGaをLレベルに設定し(ステップ15
1)、セットアップ処理(ステップ101)の完了後
に、トグル信号TGaをHレベルにする(ステップ15
2)。このときのトグル信号TGaの立ち上がりタイミ
ングは、図6内のタイミング波形A0で示される。
ットアップ処理(ステップ101)が完了した後、続い
て、監視ビット(他方のMC1bのトグル信号TGb)
の入力レベルを参照し、監視ビット(トグル信号TG
b)がHレベルか否かを判定する(ステップ153)。
(すなわち、NO)と判定されれば、他方のMC1bが
まだセットアップ処理を完了していない状態なので、M
C1bのセットアップ処理が完了するまで、ステップ1
53において待機状態を保持する。
トがHレベル(すなわち、YES)と判定されれば、他
方のMC1bのセットアップ処理が完了したことになる
ので、MC1aの実行状態を確認(ステップ141)し
た後、トグル信号TGaを再びLレベルにして(ステッ
プ154)、監視タイマをスタートさせる(ステップ1
44)。
タイミングは、図6内のタイミング波形B0(トグル信
号TGbの立ち上がりタイミングに相当)で示される。
以下、MC1a内の監視タイマをスタート(ステップ1
44)させた後、監視ビット(トグル信号TGb)がト
グル(変化)したか否かを判定する(ステップ15
5)。
C1b側の制御プログラムに注目すると、MC1aから
MC1b側の監視ビツトに入力されるトグル信号TGa
は、前回の判定ステップ153において、一度監視ビツ
トを判定したときにはHレベルであったが、ステップ1
54においてはLレベルに変化している。
において、監視ビツト(トグル信号TGa)を判定した
ときには、監視ビツトがLレベルに変化(トグル)して
いるので、トグル信号TGbをトグル(すなわち、Hレ
ベルからLレベルに変化)させる(ステップ156)。
このときのトグル信号TGbの立ち下がりタイミング
は、図6内のタイミング波形B1で示される。
に注目すれば、最初の判定ステップ155においては、
監視ビット(トグル信号TGb)がまだトグルしていな
い(すなわち、NO)と判定されるので、監視タイマの
タイムアウト判定ステップ147に進む。しかし、監視
タイマを起動したばかりなので、まだタイムアウトにな
らず、状態変化判定ステップ120に進む。
出力レベルが変化(トグル)するので、ステップ155
において、監視ビット(トグル信号TGb)のレベル変
化を検出し、ステップ156においてトグル信号TGa
をトグルさせる。すなわち、トグル信号TGaをLレベ
ルからHレベルにする。このときのトグル信号TGaの
立ち上がりタイミングは、図6内のタイミング波形A1
で示される。
1bとの間で、監視タイマがタイムアップする前に、交
互にトグル信号TGaおよびTGbをトグルさせてい
る。ここで、第2のMC1bの制御プログラムが暴走し
て、バックグランドループ(図7内のステップ120か
らステップ155へのループ)を逸脱して、バックグラ
ンドループに戻らなくなった状態を想定する。
56においてトグル信号TGbをトグルすることができ
ないので、第1のMC1a側においては、内部監視タイ
マを再スタートすることができない。したがって、ステ
ップ147において監視タイマのタイムアウトが検出さ
れ、異常処理ステップ148において、MC1bの異常
を示す異常検出信号Ebが生成される。
カブル割り込み端子NMIに供給されるとともに、外部
保護回路に送出される。このときの異常検出信号Ebの
出力タイミングは、図6内のタイミング波形A6で示さ
れる。
グル信号TGaおよびTGbを送受信するための2本の
信号線を接続するのみで、ハードウェア構成をさらに低
減するとともに、各MC1aおよび1bの異常を確実に
検出することができる。
は、図7の制御プログラムにおいて、トグル信号TGa
の立ち上げ処理(ステップ152)の直後に、監視ビッ
トがHレベルか否かを判定(ステップ153)したが、
他方のMC1bの起動監視タイマ処理を追加し、起動時
の異常を検出してもよい。
発明の実施の形態4による制御プログラム(便宜的に、
一方のMC1aの制御プログラム)を示すフローチャー
トであり、前述(図7参照)と同様のステップについて
は同一符号を付してその詳細説明を省略する。
なる点は、判定ステップ153の周辺に、他方のMC1
bの起動監視タイマ処理ステップ161〜163を追加
したことのみである。
システムのセットアップ処理(ステップ101)を完了
してトグル信号TGaを立ち上げる(ステップ152)
と、続いて、他方のMC1bのセットアップ時の起動時
間を監視するための起動監視タイマをスタートさせる
(ステップ161)。起動監視タイマは、MC1bのセ
ットアップ起動時間に対応した第2の所定時間で動作す
るように設定されている。
ト(他方のMC1bの起動状態)を監視し、Lレベル
(すなわち、NO)と判定されれば、続いて、起動監視
タイマがタイムアウト(第2の所定時間が経過した)か
否かを判定して起動時間を監視する(ステップ16
2)。
アップ処理が第2の所定時間内に完了せず、ステップ1
62においてタイムアウト(すなわち、YES)と判定
されれば、MC1bの起動失敗処理(ステップ163)
を実行した後、ステップ141に進む。これにより、M
C1bの起動失敗を検出することができる。
タイマがタイムアウトでない(すなわち、NO)と判定
されれば、監視ビット判定ステップ153に戻る。同様
の起動監視タイマ処理は、MC1bにおいても実行さ
れ、MC1aの起動失敗も検出される。
起動監視タイマ処理ステップ161〜163を実行する
ことにより、MC1aおよび1bの異常を起動処理中に
おいても検出することができる。
は、図8の制御プログラムにおいて、起動監視タイマ処
理ステップ161〜163のみを追加したが、監視タイ
マスタートステップ144の後に、さらに、トグル信号
のパルス幅を計測するためのタイマ処理を追加してもよ
い。
この発明の実施の形態5による制御プログラム(便宜的
に、一方のMC1aの制御プログラム)を示すフローチ
ャートであり、前述(図8参照)と同様のステップにつ
いては同一符号を付してその詳細説明を省略する。
なる点は、ステップ172〜175を追加して、トグル
信号をトグルさせる最小時間を設定し、他方のMCの異
常検出処理をタイマ割り込み処理で実行するようにした
ことのみである。図9においては、ステップ120から
ステップ173へのループによりバックグランドループ
が構成される。
の実行速度は、それぞれの処理内容の違いに応じて異な
るので、各MC1aおよび1bの異常検出処理も、それ
ぞれの実行速度に合わせて行う必要がある。
のスタート処理(ステップ144)に続いて、トグル信
号TGaの最小パルス幅を計測するトグル出力タイマを
スタートさせ(ステップ172)、最小パルス幅以上の
時間が経過したか否かを判定する(ステップ173)。
した(すなわち、YES)と判定されれば、トグル信号
TGaをトグル(ステップ154)させた後、トグル出
力タイマを再スタートさせる(ステップ174)。
時間)は、実行すべき処理の中で最も低速の処理に合わ
せて設定されており、これにより、トグル信号TGaを
ほぼ一定のパルス幅で変化(トグル)させることができ
る。
イマ割り込みで起動されるMC異常検出処理(ステップ
175)で監視することにより、各MC1aおよび1b
の処理速度に応じたMC異常検出を行うことができる。
5)を起動させるタイマ割り込みの周期は、他方のMC
1b側のトグル出力タイマよりも高速にする必要がある
ことは言うまでもない。
5)を起動させるためのタイマ割り込み処理のみを詳細
に示すフローチャートである。図10において、各ステ
ップ146〜148および155は、前述と同様のステ
ップである。このように、トグル出力タイマ処理を行う
ことにより、各MC1aおよび1bの処理速度に応じた
MC異常検出を行うことができる。
は、図10のタイマ割り込み処理において、監視ビット
の変化(トグル)を判定(ステップ155)した直後
に、監視タイマを再スタート(ステップ146)させた
が、ステップ155の後に第3の所定時間(クロック信
号Ka、Kbの周期に関連した監視ビットの最小パルス
幅に対応)の経過判定ステップを追加し、監視ビットの
最小パルス幅から発振器5aおよび5b(図5参照)の
異常を監視するようにしてもよい。
プを追加したこの発明の実施の形態6によるタイマ割り
込み処理を示すフローチャートであり、前述(図10参
照)と同様のステップについては同一符号を付してその
詳細説明を省略する。
異なる点は、タイマ割り込みで起動するMC異常検出処
理において、監視ビットの最小パルス幅を監視するため
の判定ステップ181を追加したことのみである。図1
1と同様のタイマ割り込み処理は、MC1bにおいても
実行されることは言うまでもない。
照)に異常が発生して、クロック信号Ka、Kbの周波
数が高くなると、MC1a、1bにおいて損失が増大し
て発熱するため、MC1a、1bの破損を招くおそれが
ある。
図11内のステップ155において、監視ビット(トグ
ル信号TGb)の変化(トグル)を判定した場合に、第
3の所定時間が経過したか否かを判定し(ステップ18
1)、トグル信号TGbのパルス幅が正常か異常(短く
なっている)かを判定する。
定時間が経過していない(すなわち、NO)と判定さ
れ、トグル信号TGbのパルス幅(クロック信号Kbの
周期に対応)が短くなっていることが判定されれば、他
方のMC1bの発振器5bの出力周波数が高くなり、処
理が異常に速くなっていることを検出することができ
る。
148に進み、異常検出信号Ebを出力する。このよう
に、第3の所定時間の経過判定ステップ181を追加す
ることにより、MC1b側の発振器5bの異常を検出す
ることができる。
は、各MC1aおよび1bの異常を検出するのみであっ
たが、各MC1aおよび1bの処理を正常に復帰できる
ように構成してもよい。
入力端子RSTを設けたこの発明の実施の形態7を示す
ブロック構成図であり、前述(図5参照)と同様の構成
については同一符号を付してその詳細説明を省略する。
図12において、前述の実施の形態3(図5)と異なる
点は、MC1a、1bからの異常検出信号Eb、Eaに
より、異常と判定されたMC1b、1aをリセットする
ことのみである。
異常検出信号Eb、Eaは、論理和回路13a、13b
を介して、各MC1bおよび1aのリセット入力端子R
STに入力される。また、論理和回路13a、13bの
他方の入力端子には、外部からのシステムリセット信号
Rstが入力される。
常検出された後に、MCシステムによっては、MC1
a、1bの処理を通常状態に復帰させたい場合が生じ
る。しかし、MC1a、1bが一旦暴走すれば、どのよ
うな動作をするかを補償することができず、MC1a、
1bの内部設定レジスタまで書き換えられている可能性
もある。
場合には、異常検出信号Ea、Ebを用いて、異常判定
されたMC1a、1bをリセットすることにより、MC
1a、1bの内部設定レジスタの初期化を実行すればよ
い。
は、論理和回路13a、13bを介してリセット入力端
子RSTに入力されるので、異常検出されたMC1b、
1aを初期化して確実に正常状態に復帰させることがで
きる。
ば、MCシステムを構成する第1および第2のMCを備
え、第1および第2のMCは、各他方の出力信号に基づ
いて各他方のMCの異常を検出する異常検出手段を含
み、異常検出手段は、各他方のMCの出力信号の状態を
監視するために第1の所定時間で動作する監視タイマ手
段と、割り込みなどの状態変化が発生したときに実行す
る複数の処理手段と、状態変化が発生しない場合に実行
するバックグランドループとを有し、各他方のMCから
の出力信号の状態を監視して、第1の所定時間以内に各
他方のMCの状態変化が発生しない場合には、バックグ
ランドループにより異常検出処理を実行するようにした
ので、複数のMCの異常を少ないハードウェア構成で信
頼性を損なうことなく効果的に検出することのできるM
Cの異常検出回路が得られる効果がある。
項1において、第1のMCの出力信号によりセットさ
れ、且つ、第2のMCの出力信号によりリセットされる
フリップフロップを備え、フリップフロップの出力信号
は、第1および第2のMCに入力され、異常検出手段
は、フリップフロップの出力信号に基づいて各他方のM
Cの異常を検出するようにしたので、複数のMCの異常
を少ないハードウェア構成で信頼性を損なうことなく効
果的に検出することのできるMCの異常検出回路が得ら
れる効果がある。
項2において、異常検出手段は、第1の所定時間以内に
フリップフロップの状態変化が発生した場合には、フリ
ップフロップの出力状態を元に戻すための復帰信号を生
成し、第1の所定時間以内にフリップフロップの状態変
化が発生しない場合には、バックグランドループにより
異常検出処理を実行するようにしたので、複数のMCの
異常を少ないハードウェア構成で信頼性を損なうことな
く効果的に検出することのできるMCの異常検出回路が
得られる効果がある。
項1において、第1および第2のMCは、それぞれ、ト
グル出力端子および監視ビット入力端子を備え、第1お
よび第2のMCの各トグル出力端子は、各他方のMCの
各監視ビット入力端子に接続され、異常検出手段は、各
他方のMCのトグル出力端子からのトグル信号の状態を
監視するようにしたので、複数のMCの異常を少ないハ
ードウェア構成で信頼性を損なうことなく効果的に検出
することのできるMCの異常検出回路が得られる効果が
ある。
項4において、異常検出手段は、バックグランドループ
により、トグル信号を第1の所定時間以上で状態変化さ
せる処理を行い、タイマ割り込み処理により第1の所定
時間以内に各他方のMCから出力されるトグル信号の状
態変化を監視するようにしたので、複数のMCの異常を
少ないハードウェア構成で信頼性を損なうことなく効果
的に検出することのできるMCの異常検出回路が得られ
る効果がある。
項1から請求項5までのいずれかにおいて、異常検出手
段は、第1および第2のMCのセットアップ時間差を求
める時間差演算手段と、セットアップ時間差に基づいて
異常検出の誤動作を防止する誤動作防止手段とを含み、
誤動作防止手段は、第1および第2のMCのうちで速く
セットアップされるMCの異常検出動作を、セットアッ
プ時間差分だけ待たせることにより、セットアップ時間
差による異常検出の誤動作を防止したので、複数のMC
の異常を少ないハードウェア構成で信頼性を損なうこと
なく効果的に検出することのできるMCの異常検出回路
が得られる効果がある。
項1から請求項6までのいずれかにおいて、異常検出手
段は、各他方のMCのセットアップ起動時間に対応した
第2の所定時間で動作する起動監視タイマを含み、第1
および第2のMCのセットアップ処理の完了後に、各他
方のMCの出力信号の状態を監視し、第2の所定時間以
内に各他方のMCの出力信号の状態変化が発生しない場
合には、各他方のMCの起動失敗を検出するようにした
ので、複数のMCの異常を少ないハードウェア構成で信
頼性を損なうことなく効果的に検出することのできるM
Cの異常検出回路が得られる効果がある。
項1から請求項7までのいずれかにおいて、第1および
第2のMCに個別にクロック信号を入力する発振器を備
え、異常検出手段は、タイマ割り込みにより、クロック
信号の周期に対応した第3の所定時間以内に第1および
第2のMCの状態変化が発生したか否かを監視し、第3
の所定時間以内に状態変化が発生したときに発振器の異
常を検出するようにしたので、複数のMCの異常を少な
いハードウェア構成で信頼性を損なうことなく効果的に
検出することのできるMCの異常検出回路が得られる効
果がある。
項1から請求項8までのいずれかにおいて、異常検出手
段は、各他方のMCの異常を検出したときに異常検出信
号を生成し、異常検出信号により、異常検出された各他
方のMCをリセットして、各他方のMCの処理状態を復
帰させるようにしたので、複数のMCの異常を少ないハ
ードウェア構成で信頼性を損なうことなく効果的に検出
することのできるMCの異常検出回路が得られる効果が
ある。
図である。
めのタイミングチャートである。
チャートである。
チャートである。
図である。
めのタイミングチャートである。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
込み動作を示すフローチャートである。
込み動作を示すフローチャートである。
成図である。
構成図である。
るためのタイミングチャートである。
ローチャートである。
b アドレスデコード回路、3a、3b 論理積回路、
5a、5b 発振器、6 FF(RSフリップフロップ
回路)、13a、13b 論理和回路、Ea、Eb 異
常検出信号、Ka、Kb クロック信号、Ga、Gb、
P 出力信号、Q 出力端子、R、RST リセット入
力端子、S セット入力端子、TGa、TGb トグル
信号、101 セットアップするステップ、130A〜
130N 処理手段、140推定待ち時間処理ステップ
(時間差演算手段)、144 監視タイマをスタートさ
せるステップ(監視タイマ手段)、147 所定時間以
内の状態変化を判定するステップ、148 異常検出処
理ステップ、155 状態変化を監視するステップ、1
81 第3の所定時間の経過判定ステップ。
Claims (9)
- 【請求項1】 マイクロコンピュータシステムを構成す
る第1および第2のマイクロコンピュータを備え、 前記第1および第2のマイクロコンピュータは、各他方
の出力信号に基づいて前記各他方のマイクロコンピュー
タの異常を検出する異常検出手段を含み、 前記異常検出手段は、 前記各他方のマイクロコンピュータの出力信号の状態を
監視するために第1の所定時間で動作する監視タイマ手
段と、 割り込みなどの状態変化が発生したときに実行する複数
の処理手段と、 前記状態変化が発生しない場合に実行するバックグラン
ドループとを有し、 前記各他方のマイクロコンピュータからの出力信号の状
態を監視して、前記第1の所定時間以内に前記各他方の
マイクロコンピュータの状態変化が発生しない場合に
は、前記バックグランドループにより異常検出処理を実
行することを特徴とするマイクロコンピュータの異常検
出回路。 - 【請求項2】 前記第1のマイクロコンピュータの出力
信号によりセットされ、且つ、前記第2のマイクロコン
ピュータの出力信号によりリセットされるフリップフロ
ップを備え、 前記フリップフロップの出力信号は、前記第1および第
2のマイクロコンピュータに入力され、 前記異常検出手段は、前記フリップフロップの出力信号
に基づいて前記各他方のマイクロコンピュータの異常を
検出することを特徴とする請求項1に記載のマイクロコ
ンピュータの異常検出回路。 - 【請求項3】 前記異常検出手段は、 前記第1の所定時間以内に前記フリップフロップの状態
変化が発生した場合には、前記フリップフロップの出力
状態を元に戻すための復帰信号を生成し、 前記第1の所定時間以内に前記フリップフロップの状態
変化が発生しない場合には、前記バックグランドループ
により異常検出処理を実行することを特徴とする請求項
2に記載のマイクロコンピュータの異常検出回路。 - 【請求項4】 前記第1および第2のマイクロコンピュ
ータは、それぞれ、トグル出力端子および監視ビット入
力端子を備え、 前記第1および第2のマイクロコンピュータの各トグル
出力端子は、前記各他方のマイクロコンピュータの各監
視ビット入力端子に接続され、 前記異常検出手段は、前記各他方のマイクロコンピュー
タのトグル出力端子からのトグル信号の状態を監視する
ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロコンピュー
タの異常検出回路。 - 【請求項5】 前記異常検出手段は、 前記バックグランドループにより、前記トグル信号を前
記第1の所定時間以上で状態変化させる処理を行い、 タイマ割り込み処理により前記第1の所定時間以内に前
記各他方のマイクロコンピュータから出力されるトグル
信号の状態変化を監視することを特徴とする請求項4に
記載のマイクロコンピュータの異常検出回路。 - 【請求項6】 前記異常検出手段は、 前記第1および第2のマイクロコンピュータのセットア
ップ時間差を求める時間差演算手段と、 前記セットアップ時間差に基づいて異常検出の誤動作を
防止する誤動作防止手段とを含み、 前記誤動作防止手段は、前記第1および第2のマイクロ
コンピュータのうちで速くセットアップされるマイクロ
コンピュータの異常検出動作を、前記セットアップ時間
差分だけ待たせることにより、前記セットアップ時間差
による異常検出の誤動作を防止したことを特徴とする請
求項1から請求項5までのいずれかに記載のマイクロコ
ンピュータの異常検出回路。 - 【請求項7】 前記異常検出手段は、 前記各他方のマイクロコンピュータのセットアップ起動
時間に対応した第2の所定時間で動作する起動監視タイ
マを含み、 前記第1および第2のマイクロコンピュータのセットア
ップ処理の完了後に、前記各他方のマイクロコンピュー
タの出力信号の状態を監視し、 前記第2の所定時間以内に各他方のマイクロコンピュー
タの出力信号の状態変化が発生しない場合には、各他方
のマイクロコンピュータの起動失敗を検出することを特
徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の
マイクロコンピュータの異常検出回路。 - 【請求項8】 前記第1および第2のマイクロコンピュ
ータに個別にクロック信号を入力する発振器を備え、 前記異常検出手段は、 タイマ割り込みにより、前記クロック信号の周期に対応
した第3の所定時間以内に前記第1および第2のマイク
ロコンピュータの状態変化が発生したか否かを監視し、
前記第3の所定時間以内に状態変化が発生したときに前
記発振器の異常を検出することを特徴とする請求項1か
ら請求項7までのいずれかに記載のマイクロコンピュー
タの異常検出回路。 - 【請求項9】 前記異常検出手段は、 前記各他方のマイクロコンピュータの異常を検出したと
きに異常検出信号を生成し、 前記異常検出信号により、異常検出された前記各他方の
マイクロコンピュータをリセットして、前記各他方のマ
イクロコンピュータの処理状態を復帰させることを特徴
とする請求項1から請求項8までのいずれかに記載のマ
イクロコンピュータの異常検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224899A JPH1166020A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | マイクロコンピュータの異常検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9224899A JPH1166020A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | マイクロコンピュータの異常検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1166020A true JPH1166020A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16820906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9224899A Pending JPH1166020A (ja) | 1997-08-21 | 1997-08-21 | マイクロコンピュータの異常検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1166020A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011031A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Fujitsu Ltd | 無線基地局装置 |
JP2017107273A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両用電子制御装置 |
CN112905402A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-04 | 长春捷翼汽车零部件有限公司 | 导引电路模拟装置以及导引电路兼容性测试方法 |
-
1997
- 1997-08-21 JP JP9224899A patent/JPH1166020A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011031A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Fujitsu Ltd | 無線基地局装置 |
JP2017107273A (ja) * | 2015-12-07 | 2017-06-15 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両用電子制御装置 |
CN112905402A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-04 | 长春捷翼汽车零部件有限公司 | 导引电路模拟装置以及导引电路兼容性测试方法 |
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A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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