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JPH1163323A - 管接続用の融着テープ - Google Patents

管接続用の融着テープ

Info

Publication number
JPH1163323A
JPH1163323A JP22608797A JP22608797A JPH1163323A JP H1163323 A JPH1163323 A JP H1163323A JP 22608797 A JP22608797 A JP 22608797A JP 22608797 A JP22608797 A JP 22608797A JP H1163323 A JPH1163323 A JP H1163323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
heating wire
pipe connection
pipe
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22608797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Murakami
宏 村上
Fumihiko Ichinose
文彦 一之瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
II F KK
NIPPON MAINTECH KK
Original Assignee
II F KK
NIPPON MAINTECH KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by II F KK, NIPPON MAINTECH KK filed Critical II F KK
Priority to JP22608797A priority Critical patent/JPH1163323A/ja
Publication of JPH1163323A publication Critical patent/JPH1163323A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、合成樹脂製の管である、例えば、
斜張橋の架設ケーブルを保護する保護管等を、当該架設
ケーブルに被覆させる際に、保護管同士を連結させるた
めに使用される管接続用の融着テープに関し、架設ケー
ブル溶保護管の連結作業の簡易化と容易化が課題であ
る。 【解決手段】 帯状のテープ2と、該テープの片面にテ
ープの長手方向の所要の範囲内において貼着される発熱
線3とからなる管接続用の融着テープ1とすることであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂製の管で
ある、例えば、斜張橋の架設ケーブルを保護する保護管
等を、当該架設ケーブルに被覆させる際に、保護管同士
を連結させるために使用される管接続用の融着テープに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、斜張橋の主塔側と主桁側との両
定着部の間に所要の緊張力で定着される架設ケーブル5
は、図5に示すように、PC鋼より線からなるストラン
ドを複数本束ねて、これを防錆用の合成樹脂(例えば、
ポリエチレン)5aで被覆し一体にしたものが知られて
いる。
【0003】また、ストランドを複数本束ねて合成樹脂
で被覆し、これを更に複数本束ねたものを合成樹脂製保
護管で囲繞して、その保護管と複数本束ねた架設ケーブ
ルとの間をグラウトしてなるものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記架
設ケーブルは、長期間に亘って風雨に曝されるものであ
り、斜張橋を通過する自動車等の振動や風雨による振動
等が加わり、架設ケーブルに施された防錆手段も次第に
劣化するのは避けられないものである。
【0005】合成樹脂製の被覆にヒビが入るとそこから
雨水が浸透して、ストランドの腐食が進行してしまうこ
ともある。このような腐食を防止する上で、架設ケーブ
ルの防錆手段である合成樹脂被覆が直接風雨に暴露され
るもは好ましいものでない。
【0006】そこで、前記架設ケーブルを保護したり又
は景観を整えたりするためにカバーを被せることが考え
られるが、定着部間に新設または既設の架設ケーブルに
対し、作業容易にして能率良く短期間でカバーを被せて
連結する適当な方法がなく、特に、カバーの材質として
耐久性の点からポリエチレン製等のポリオレフィン系の
もを使用することが多いが、この材料では隣接するカバ
ー同士を接着剤で接続することが出来ない等の問題点が
あり、これを解決することが望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管接続用の
融着テープの上記課題を解決し上記目的を達成するため
の要旨は、帯状のテープと、該テープの少なくとも片面
にテープの長手方向の所要の範囲内において貼着される
発熱線と、からなることである。
【0008】また、前記所要の範囲が、管接続対象の管
の外周分の長さに対応する範囲であることである。
【0009】本発明に係る管接続用の融着テープによれ
ば、合成樹脂製の保護管として例えば、ポリエチレン
(PE)管を斜材ケーブルに被せて、該PE管同士を突
合わせした部分に、発熱線を内側に向けて融着テープを
巻き付け、該発熱線を電源供給装置で発熱させること
で、前記突合わせ部分が溶融して融着され、PE管同士
が容易に連結されることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る管接続用の融
着テープについて、その最良の一実施例を図面を参照し
て説明する。図1(イ)は管接続用の融着テープ1の構
成を示す正面図であり、所要幅の帯状のテープ2と、該
テープ2の片面にテープの長手方向の所要の範囲内にお
いて貼着される発熱線3とから当該融着テープ1が形成
される。
【0011】前記帯状のテープ2は、例えば、材質がポ
リエチレン(PE)のフィルム又はシートで、その厚み
が約0.5mm程度で管に巻き付けるのに十分な可撓性
があり、全体の長さが管接続対象の保護管4(図3参
照)の外周の2〜5倍程度の長さである。
【0012】前記発熱線3は、図2に示すように、一実
施例として、素材がニクロム線等で直径約0.5mm程
度の心線3aと、その心線の周囲を被覆するガラス繊維
3bと、更にその外側を保護する直径約2mm程度のP
E被膜3cとから構成されている。管接続対象の保護管
の材質や肉厚等の形態様により、心線3aなどの太さが
適宜に選択されるものである。
【0013】そして、前記発熱線3は、図1(イ)に示
すように、テープ2の少なくとも片面の端部において、
管接続対象の保護管4の外周分の長さに対応する範囲a
内で、所要長さのものを複数回折り曲げられて貼着され
ている。
【0014】なお、発熱線3はテープ2のいずれか一方
の片面、又は、両面に貼着されることもある。そして、
貼着する位置については、通常、テープ2の端部若しく
は端部寄りの位置であるが、場合によってはテープの長
手方向の中央部寄りでもよく、特に限定するものではな
い。
【0015】発熱線3のテープ2への貼着方法は、例え
ば、テープ2の片面に発熱線3を図示のように複数回折
り曲げて載置した後に、電気鏝等で温めて前記PE被覆
3cを溶融させて、溶着加工することで遂行されるもの
である。
【0016】なお、発熱線3をテープ2へ貼着させる態
様は、図1に示すものに限らず、図4(イ)、(ロ)に
示すように、テープ2の短手方向に平行にしても良い
し、斜行させてもよいものである。このように、合成樹
脂製の保護管4を溶融させるだけの熱量を放熱して、管
接続ができるのであれば、発熱線3の貼着態様について
は特に限定しないものである。
【0017】このような本発明に係る管接続用の融着テ
ープ1の使用方法を説明すると、図3に示すように、例
えば、斜張橋における主桁と橋桁の定着部間に架設され
る新設又は既設の架設ケーブル5に、防錆用の合成樹脂
製の保護管4,4を被せる。
【0018】そして、保護管4,4の端部を突き合わせ
て、該突き合わせ部分に融着テープ1の発熱線3側をカ
バー4の外周面に向けて、該発熱線3を先に約1周分巻
き付け、更に、残りのテープ2を複数回巻き付ける。
【0019】保護管4に巻き付けた発熱線3の両端子
に、電源供給装置で所要の電圧・電流を印可し発熱線3
を発熱させる。発熱線3は、管接続対象である保護管4
の外周の全周に亘り巻き付けられるので、保護管4,4
の突き合わせ部分が全体均一に溶融される。
【0020】発熱線3の放熱により、保護管4,4の突
き合わせ部分及びテープ2が溶融され、互いに融合して
該保護管4、4が連結されるものである。特に、この保
護管4が、合成樹脂のうちPO(ポリオレフィン),P
B(ポリブタジエン),PE(ポリエチレン),PP
(ポリプロピレン)等のポリオレフィン系のものである
場合、接着剤による連結が出来ないのであるが、本発明
に係る前記融着テープ1によって、これらの保護管4,
4の突き合わせであっても容易に連結させることが出来
るものである。
【0021】また、管接続用の融着テープ1は、可撓性
のあるテープ2で構成されているので、保護管4の外周
面に多少の凹凸があってもその凹凸面に良く馴染み、融
着テープ1を保護管4にきれいに巻き付けることができ
る。よって、連結しようとする保護管4がリブ管であっ
て、突き合わせ部分に凹凸等があっても、作業能率良く
融着させることができるものである。
【0022】この他、保護管4,4の突き合わせ部分の
連結強度を保持させるために、融着テープ1を巻装した
後に、その外側にPE管を掛けて、発熱線3を発熱させ
ることで保護管4,4の突き合わせ部分と前記外側のP
E管とを同時に融着させて連結するのも好ましいもので
ある。また、予め工場等で複数種類の融着テープ1を形
成して保管し、保護管4の被覆作業現場に運搬して管接
続に使用したり、保護管の被覆作業現場で、外形寸法の
異なる保護管4に適宜合わせた融着テープ1を形成して
管接続に使用したりできるものである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る管接
続用の融着テープは、帯状のテープと、該テープの少な
くとも片面にテープの長手方向の所要の範囲内において
貼着される発熱線とからなるので、保護管等の管同士の
連結作業が容易かつ能率的になり、特に、接着剤が使え
ないポリオレフィン系の合成樹脂製保護管の連結には好
適な連結手段となるという優れた効果を奏するものであ
る。
【0024】また、発熱線をテープに貼着する前記所要
の範囲が、管接続対象の管の外周分の長さに対応する範
囲とすることで、管同士の突き合わせ部分の全周を溶融
させることが出来るとともに発熱線を無駄なく効率的に
溶融作用させることができるという優れた効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管接続用の融着テープの平面図
(イ)と、A−A線に沿った断面図(ロ)である。
【図2】発熱線の縦断面図(イ)と、側面図(ロ)であ
る。
【図3】本発明の管接続用の融着テープの使用状態を示
す説明図である。
【図4】同本発明の管接続用の融着テープの他の態様を
示す説明図(イ)、(ロ)である。
【図5】斜材ケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 管接続用の融着テープ、2 テープ、3 発熱線、
4 保護管、5 斜材ケーブル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のテープと、該テープの少なくとも
    片面にテープの長手方向の所要の範囲内において貼着さ
    れる発熱線と、からなること、 を特徴とする管接続用の融着テープ。
  2. 【請求項2】 所要の範囲が、管接続対象の管の外周分
    の長さに対応する範囲であること、 を特徴とする請求項1に記載の管接続用の融着テープ。
JP22608797A 1997-08-22 1997-08-22 管接続用の融着テープ Pending JPH1163323A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22608797A JPH1163323A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 管接続用の融着テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22608797A JPH1163323A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 管接続用の融着テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1163323A true JPH1163323A (ja) 1999-03-05

Family

ID=16839626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22608797A Pending JPH1163323A (ja) 1997-08-22 1997-08-22 管接続用の融着テープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1163323A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014088150A1 (ko) * 2012-12-04 2014-06-12 주식회사 로도에이치 파이프 연결장치 및 파이프 연결방법

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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