JPH1161696A - 封筒窓用透明紙 - Google Patents
封筒窓用透明紙Info
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- JPH1161696A JPH1161696A JP21856697A JP21856697A JPH1161696A JP H1161696 A JPH1161696 A JP H1161696A JP 21856697 A JP21856697 A JP 21856697A JP 21856697 A JP21856697 A JP 21856697A JP H1161696 A JPH1161696 A JP H1161696A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】透明性、外観に優れた透明紙を提供する。
【解決手段】セルロース繊維を用いて抄造した坪量が10
〜100 g/m2で、密度が0.70〜1.00 g/cm3、平滑度50〜3
00秒の基紙の少なくとも片面に、石油系炭化水素樹脂、
ロジン系樹脂の中から選ばれる1種類以上の樹脂を主成
分とする樹脂組成物層を0.1〜20 g/m2形成し、不透明度
20%以下、かつ光沢度20%以下であることを特徴とする
封筒窓用透明紙。
〜100 g/m2で、密度が0.70〜1.00 g/cm3、平滑度50〜3
00秒の基紙の少なくとも片面に、石油系炭化水素樹脂、
ロジン系樹脂の中から選ばれる1種類以上の樹脂を主成
分とする樹脂組成物層を0.1〜20 g/m2形成し、不透明度
20%以下、かつ光沢度20%以下であることを特徴とする
封筒窓用透明紙。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に使用時や加工
時においては、ぼこつき、波うち、表面のぎらつき等の
外観不良がなく、透明性に優れ、耐水性、耐伸張性、耐
油性、耐傷性があり、取り扱いやすく、使用後において
はリサイクルが可能な封筒窓用透明紙に関するものであ
る。
時においては、ぼこつき、波うち、表面のぎらつき等の
外観不良がなく、透明性に優れ、耐水性、耐伸張性、耐
油性、耐傷性があり、取り扱いやすく、使用後において
はリサイクルが可能な封筒窓用透明紙に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、窓付き封筒として、上質紙あるい
は塗工紙の一部に窓にあたる開口部を設けて封筒化し、
その開口部分に透明樹脂フィルムや透明紙を貼ったり、
又は封筒の用紙の一部をワックスなどの薬品を含浸させ
て透明化したことにより、封筒内部に納められた書類の
記載部の一部、例えば住所、氏名などが封筒の状態で見
られるようにしたものが広く使用されている。
は塗工紙の一部に窓にあたる開口部を設けて封筒化し、
その開口部分に透明樹脂フィルムや透明紙を貼ったり、
又は封筒の用紙の一部をワックスなどの薬品を含浸させ
て透明化したことにより、封筒内部に納められた書類の
記載部の一部、例えば住所、氏名などが封筒の状態で見
られるようにしたものが広く使用されている。
【0003】近年、環境保護意識の高まりから紙のリサ
イクルが盛んに行われているが、新聞、雑誌、段ボー
ル、あるいはコピー用紙などの再利用に較べ、透明樹脂
フィルム窓付き封筒は、古紙回収利用するためにはフィ
ルムと紙素材の分離をしなければならず、技術的、コス
ト的に非常に困難であるため、現在ではリサイクルされ
ていない。
イクルが盛んに行われているが、新聞、雑誌、段ボー
ル、あるいはコピー用紙などの再利用に較べ、透明樹脂
フィルム窓付き封筒は、古紙回収利用するためにはフィ
ルムと紙素材の分離をしなければならず、技術的、コス
ト的に非常に困難であるため、現在ではリサイクルされ
ていない。
【0004】また、封筒窓に使用する透明紙としては、
一般的にはグラシン紙、樹脂含浸紙、タイプライター用
紙、コンデンサペーパー、トレーシングペーパー、含浸
トレーシングペーパー等といわれるものが用いられてい
る。
一般的にはグラシン紙、樹脂含浸紙、タイプライター用
紙、コンデンサペーパー、トレーシングペーパー、含浸
トレーシングペーパー等といわれるものが用いられてい
る。
【0005】更に製法を詳しく述べると、特公昭45-387
29号公報、特公昭46-15723号公報、特公昭52-31445号公
報、特開平2-161450号公報、特開平4-73298号公報、特
開平7-181714号公報、特開平8-199499号公報、特開平8-
199500号公報、特開平8-202068号公報、特開平8-202069
号公報、特開平8-209586号公報等のようにセルロース繊
維を高度に叩解して繊維間を密着させることで、パルプ
繊維内、シート内の空気を極力排除して抄造して得られ
る透明紙、又は、特公昭59-7840号公報、特開平8-18898
0号公報、特開平8-197836号公報等のようにパルプに高
分子材料、微細繊維化パルプ等の繊維間、繊維内空隙を
埋める物質を混合して抄造した透明紙、あるいは、特公
昭51-27762号公報、特開昭52-18914号公報、特開昭52-4
6113号公報、特公昭54-6645号公報、特公昭54-6650号公
報、特公昭56-6650号公報、特開昭58-136899号公報、特
公昭62-28466号公報、特開平3-146798号公報、特開平8-
92897号公報、特開平8-109597号公報、特開平8-120597
号公報、特開平8-134795号公報、特開平8-176997号公
報、特開平8-188990号公報等のように通常の方法で紙を
製造し、その後に澱粉、流動パラフィン、可塑剤、天然
・合成高分子材料等の透明化剤で処理した透明紙などが
知られている。
29号公報、特公昭46-15723号公報、特公昭52-31445号公
報、特開平2-161450号公報、特開平4-73298号公報、特
開平7-181714号公報、特開平8-199499号公報、特開平8-
199500号公報、特開平8-202068号公報、特開平8-202069
号公報、特開平8-209586号公報等のようにセルロース繊
維を高度に叩解して繊維間を密着させることで、パルプ
繊維内、シート内の空気を極力排除して抄造して得られ
る透明紙、又は、特公昭59-7840号公報、特開平8-18898
0号公報、特開平8-197836号公報等のようにパルプに高
分子材料、微細繊維化パルプ等の繊維間、繊維内空隙を
埋める物質を混合して抄造した透明紙、あるいは、特公
昭51-27762号公報、特開昭52-18914号公報、特開昭52-4
6113号公報、特公昭54-6645号公報、特公昭54-6650号公
報、特公昭56-6650号公報、特開昭58-136899号公報、特
公昭62-28466号公報、特開平3-146798号公報、特開平8-
92897号公報、特開平8-109597号公報、特開平8-120597
号公報、特開平8-134795号公報、特開平8-176997号公
報、特開平8-188990号公報等のように通常の方法で紙を
製造し、その後に澱粉、流動パラフィン、可塑剤、天然
・合成高分子材料等の透明化剤で処理した透明紙などが
知られている。
【0006】このような透明紙を封筒窓に使用した封筒
は、フィルムを使用したものとは異なりリサイクルは可
能であるが、同時に以下のような問題点がある。すなわ
ち、叩解機によってパルプの叩解処理を進めると、繊維
は見かけ上柔軟になり、繊維同士の接触面積が大きくな
ることによりセルロース同士の結合が増え、紙の引張強
度、破裂強度、透明度は増大するが、同時にパルプ繊維
は短く切断され、パルプの損傷も大きくなる。従って、
パルプを高度に叩解することによって製造された透明紙
は、特に水分の変化による寸法変化が大きくなる。
は、フィルムを使用したものとは異なりリサイクルは可
能であるが、同時に以下のような問題点がある。すなわ
ち、叩解機によってパルプの叩解処理を進めると、繊維
は見かけ上柔軟になり、繊維同士の接触面積が大きくな
ることによりセルロース同士の結合が増え、紙の引張強
度、破裂強度、透明度は増大するが、同時にパルプ繊維
は短く切断され、パルプの損傷も大きくなる。従って、
パルプを高度に叩解することによって製造された透明紙
は、特に水分の変化による寸法変化が大きくなる。
【0007】一般に封筒用紙はパルプの叩解をあまり進
めていない紙、すなわち上質紙やキャストコート紙、ア
ート紙、コーテッド紙などの塗工紙が用いられているの
で、窓付き封筒の窓にこのような透明紙を使用した場
合、封筒と窓の寸法安定性の違いから、封筒に貼るとき
の水系糊の水分や、貼り付け後に高湿状態に置かれた場
合の吸湿により、窓に「ぼこしわ」が発生し、外観を損
なうばかりでなく、窓越しに文字を読み取ることが困難
になるという問題が生じる。
めていない紙、すなわち上質紙やキャストコート紙、ア
ート紙、コーテッド紙などの塗工紙が用いられているの
で、窓付き封筒の窓にこのような透明紙を使用した場
合、封筒と窓の寸法安定性の違いから、封筒に貼るとき
の水系糊の水分や、貼り付け後に高湿状態に置かれた場
合の吸湿により、窓に「ぼこしわ」が発生し、外観を損
なうばかりでなく、窓越しに文字を読み取ることが困難
になるという問題が生じる。
【0008】パルプの叩解をあまり進めないで紙を高分
子材料等の透明化剤で処理したものは、吸湿による寸法
変化は小さいが、封筒窓として使用できる程の高い透明
性は得られないという問題がある。また、カレンダー等
で高密度、高平滑度に処理した透明紙は、光沢度が高く
なり、表面のぎらつきが発生し、外観を損なうばかりで
なく、窓越しに文字を読み取ることが困難になるという
問題が生じる。
子材料等の透明化剤で処理したものは、吸湿による寸法
変化は小さいが、封筒窓として使用できる程の高い透明
性は得られないという問題がある。また、カレンダー等
で高密度、高平滑度に処理した透明紙は、光沢度が高く
なり、表面のぎらつきが発生し、外観を損なうばかりで
なく、窓越しに文字を読み取ることが困難になるという
問題が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、窓付き封筒の窓に適した外観、透明性に優
れた透明紙を提供することにある。
する課題は、窓付き封筒の窓に適した外観、透明性に優
れた透明紙を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる現状
に鑑み、上記問題点を鋭意研究した結果、坪量が10〜10
0 g/m2、密度が0.70〜1.00 g/cm3、平滑度が50〜300秒
であるセルロース繊維からなる基紙の少なくとも片面に
0.1〜20 g/m2の、石油系炭化水素樹脂、ロジン系樹脂の
中から選ばれる1種類以上の樹脂組成物を塗布し、不透
明度20%以下、かつ光沢度30%以下であることを特徴と
する封筒窓用透明紙である。
に鑑み、上記問題点を鋭意研究した結果、坪量が10〜10
0 g/m2、密度が0.70〜1.00 g/cm3、平滑度が50〜300秒
であるセルロース繊維からなる基紙の少なくとも片面に
0.1〜20 g/m2の、石油系炭化水素樹脂、ロジン系樹脂の
中から選ばれる1種類以上の樹脂組成物を塗布し、不透
明度20%以下、かつ光沢度30%以下であることを特徴と
する封筒窓用透明紙である。
【0011】本発明の透明紙の坪量は、10〜100 g/m2、
好ましくは20〜45 g/m2である。坪量が10 g/m2より小さ
いと強度と荷重による寸法安定性が悪くなり、加工時の
張力制御が困難となり、しわが入りやすく、取り扱い時
に破れることがあるので好ましくない。また、100 g/m2
より大きいと紙の厚さが厚くなり、しなやかさがなくな
り作業性が悪くなったり、透明性も低くなりするほか、
コスト的にも好ましくない。
好ましくは20〜45 g/m2である。坪量が10 g/m2より小さ
いと強度と荷重による寸法安定性が悪くなり、加工時の
張力制御が困難となり、しわが入りやすく、取り扱い時
に破れることがあるので好ましくない。また、100 g/m2
より大きいと紙の厚さが厚くなり、しなやかさがなくな
り作業性が悪くなったり、透明性も低くなりするほか、
コスト的にも好ましくない。
【0012】また、本発明に使用する基紙の密度は、0.
70〜1.00 g/cm3、好ましくは0.80〜0.90 g/cm3であ
る。密度が0.70 g/cm3より小さいと、基紙のぼこつき
が目立つようになり表面性が悪くなる、透明性が悪くな
るといった問題が発生する。密度が1.00 g/cm3より大
きいと、セルロース繊維間の空隙が少なくなり、樹脂組
成物を塗布するとき、塗布された樹脂が表面に残ってし
まい、表面のぎらつきが発生してしまい、好ましくな
い。密度が0.70〜1.00 g/cm3の場合には、基紙に樹脂
組成物を塗布する場合、表面のぼこつきが目立たなくな
り、セルロース繊維に樹脂組成物が含浸され、表面のぎ
らつきの発生がなくなる。
70〜1.00 g/cm3、好ましくは0.80〜0.90 g/cm3であ
る。密度が0.70 g/cm3より小さいと、基紙のぼこつき
が目立つようになり表面性が悪くなる、透明性が悪くな
るといった問題が発生する。密度が1.00 g/cm3より大
きいと、セルロース繊維間の空隙が少なくなり、樹脂組
成物を塗布するとき、塗布された樹脂が表面に残ってし
まい、表面のぎらつきが発生してしまい、好ましくな
い。密度が0.70〜1.00 g/cm3の場合には、基紙に樹脂
組成物を塗布する場合、表面のぼこつきが目立たなくな
り、セルロース繊維に樹脂組成物が含浸され、表面のぎ
らつきの発生がなくなる。
【0013】本発明の透明紙に使用する基紙の平滑度
は、JIS P 8119に準じて測定するもので、50〜300秒、
好ましくは100〜200秒である。平滑度が300秒より高く
なると、樹脂組成物を塗布したとき、透明紙の表面性の
光沢度が高くなり、表面のぎらつきが発生し、外観が悪
くなる。従って封筒窓として使用した場合、封筒窓の下
の文字やバーコードの読み取り性が悪くなり、好ましく
ない。平滑度が50秒より低くなると、表面のぼこつきが
目立つようになり、外観が悪くなる。
は、JIS P 8119に準じて測定するもので、50〜300秒、
好ましくは100〜200秒である。平滑度が300秒より高く
なると、樹脂組成物を塗布したとき、透明紙の表面性の
光沢度が高くなり、表面のぎらつきが発生し、外観が悪
くなる。従って封筒窓として使用した場合、封筒窓の下
の文字やバーコードの読み取り性が悪くなり、好ましく
ない。平滑度が50秒より低くなると、表面のぼこつきが
目立つようになり、外観が悪くなる。
【0014】本発明の透明紙には、基紙の片面、好まし
くは両面に、樹脂組成物を0.1〜20 g/m2、好ましくは0.
5〜5 g/m2塗布するものである。樹脂組成物が0.1 g/m2
より少なくなると、透明性が低くなり、好ましくない。
また、20 g/m2を越えた場合には、リサイクルする場合
の離解性に劣り、またコスト的にも好ましくない。
くは両面に、樹脂組成物を0.1〜20 g/m2、好ましくは0.
5〜5 g/m2塗布するものである。樹脂組成物が0.1 g/m2
より少なくなると、透明性が低くなり、好ましくない。
また、20 g/m2を越えた場合には、リサイクルする場合
の離解性に劣り、またコスト的にも好ましくない。
【0015】また、前記の樹脂組成物としては、石油系
炭化水素樹脂、ロジン系樹脂の中から選ばれる1種類以
上の樹脂を主成分とするものが好適に使用できる。これ
ら以外の透明化剤としては、アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられるが、これら
の樹脂組成物を使用した場合、リサイクルする際の離解
性に劣るため好ましくない。
炭化水素樹脂、ロジン系樹脂の中から選ばれる1種類以
上の樹脂を主成分とするものが好適に使用できる。これ
ら以外の透明化剤としては、アクリル系樹脂、ウレタン
系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられるが、これら
の樹脂組成物を使用した場合、リサイクルする際の離解
性に劣るため好ましくない。
【0016】本発明の透明紙の透明性については、不透
明度が20%以下、好ましくは10%以下である。不透明度
が20%を越えると、窓越しの文字やバーコードが不鮮明
になり、封筒窓として機能しなくなるため好ましくな
い。
明度が20%以下、好ましくは10%以下である。不透明度
が20%を越えると、窓越しの文字やバーコードが不鮮明
になり、封筒窓として機能しなくなるため好ましくな
い。
【0017】本発明の透明紙の光沢性については、光沢
度が30%以下、好ましくは20%以下である。光沢度が30
%を越えると、表面のぼこつきが目立つようになり、表
面で乱反射した光によるぎらつきが発生し、窓越しの文
字やバーコードが読み取りにくくになり、封筒窓として
機能しなくなるため好ましくない。
度が30%以下、好ましくは20%以下である。光沢度が30
%を越えると、表面のぼこつきが目立つようになり、表
面で乱反射した光によるぎらつきが発生し、窓越しの文
字やバーコードが読み取りにくくになり、封筒窓として
機能しなくなるため好ましくない。
【0018】本発明の透明紙に用いられる基紙について
は、カナディアンスタンダードフリーネス200ml以下ま
で叩解したセルロース繊維を抄造したものが好ましい。
セルロース繊維の原料としては、クラフト法、サルファ
イト法等公知の方法で得られる針葉樹、広葉樹漂白化学
パルプ、コットンリンター、古紙パルプ、機械パルプ等
が挙げられるが、特に限定されるものではない。また、
それらを任意の種類、比率で混合使用してもよい。
は、カナディアンスタンダードフリーネス200ml以下ま
で叩解したセルロース繊維を抄造したものが好ましい。
セルロース繊維の原料としては、クラフト法、サルファ
イト法等公知の方法で得られる針葉樹、広葉樹漂白化学
パルプ、コットンリンター、古紙パルプ、機械パルプ等
が挙げられるが、特に限定されるものではない。また、
それらを任意の種類、比率で混合使用してもよい。
【0019】本発明の透明紙に使用される叩解機は、デ
ィスクリファイナー、コニカルリファイナー、円筒型リ
ファイナー等の任意の叩解機を使用することができる。
また、本発明においては、抄紙しシート化の際に必要に
応じてサイズ剤、紙力剤、サイズ定着剤、濾水性向上剤
などを使用することができる。
ィスクリファイナー、コニカルリファイナー、円筒型リ
ファイナー等の任意の叩解機を使用することができる。
また、本発明においては、抄紙しシート化の際に必要に
応じてサイズ剤、紙力剤、サイズ定着剤、濾水性向上剤
などを使用することができる。
【0020】本発明に使用する抄紙機としては、エアク
ッションヘッドボックス、あるいはハイドロリックヘッ
ドボックスを有する長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙
機、オントップ型ツインワイヤー抄紙機等、どのような
タイプも使用できる。またプレス配列は、ストレートス
ルー、トランスファー、トライニップ、ツインバー、エ
クステンデッドニップ等が挙げられ、それらを組み合わ
せることも可能である。更に、必要によりサイズプレス
処理をすることもできる。
ッションヘッドボックス、あるいはハイドロリックヘッ
ドボックスを有する長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙
機、オントップ型ツインワイヤー抄紙機等、どのような
タイプも使用できる。またプレス配列は、ストレートス
ルー、トランスファー、トライニップ、ツインバー、エ
クステンデッドニップ等が挙げられ、それらを組み合わ
せることも可能である。更に、必要によりサイズプレス
処理をすることもできる。
【0021】本発明では必要に応じてカレンダー設備を
使用することができる。カレンダー設備としては、マシ
ンカレンダー、ソフトカレンダー、スーパーカレンダ
ー、グロスカレンダー等が使用できる。
使用することができる。カレンダー設備としては、マシ
ンカレンダー、ソフトカレンダー、スーパーカレンダ
ー、グロスカレンダー等が使用できる。
【0022】本発明に使用する塗工設備としては、グラ
ビアロールコータ、バーコータ、エアナイフコータ、ブ
レードコータ、トランスファーロールコータ、リバース
ロールコータ等が使用できる。
ビアロールコータ、バーコータ、エアナイフコータ、ブ
レードコータ、トランスファーロールコータ、リバース
ロールコータ等が使用できる。
【0023】
【作用】本発明の透明紙においては、密度が0.70〜1.00
g/cm3、平滑度が50〜300秒の基紙に樹脂組成物を塗布
することにより、樹脂組成物が適度に紙中に浸透し、表
面のぎらつき、ぼこつきを発生させないで、基紙に封筒
窓として使用するのに充分な透明性を付与することがで
きる。また、セルロース繊維を用いた基紙を使用してい
るため、使用後は一般の古紙回収工程での処理で樹脂組
成物が分離、分解し、良好な再生紙原料となる。
g/cm3、平滑度が50〜300秒の基紙に樹脂組成物を塗布
することにより、樹脂組成物が適度に紙中に浸透し、表
面のぎらつき、ぼこつきを発生させないで、基紙に封筒
窓として使用するのに充分な透明性を付与することがで
きる。また、セルロース繊維を用いた基紙を使用してい
るため、使用後は一般の古紙回収工程での処理で樹脂組
成物が分離、分解し、良好な再生紙原料となる。
【0024】
【実施例】以下に本発明を実施例を挙げてより具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。尚、実施例および比較例において、%はすべて重量
%を、部は重量部を示す。
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。尚、実施例および比較例において、%はすべて重量
%を、部は重量部を示す。
【0025】実施例および比較例で製造した透明紙につ
いて、下記の評価方法により評価し、その結果を表1、
表2に示す。シートの不透明度の測定方法は、JIS P813
8に基づいて行った。シートの光沢度の測定方法は、JIS
P8142に基づいて行った。シートの伸縮率については、
温度20℃の条件下で、相対湿度90%RHから20%RHにした
ときの収縮率で表した。
いて、下記の評価方法により評価し、その結果を表1、
表2に示す。シートの不透明度の測定方法は、JIS P813
8に基づいて行った。シートの光沢度の測定方法は、JIS
P8142に基づいて行った。シートの伸縮率については、
温度20℃の条件下で、相対湿度90%RHから20%RHにした
ときの収縮率で表した。
【0026】封筒窓のぼこつきは、以下の方法に基づい
て測定した。紙の縦方向、横方向に沿って5cm四角に窓
を切り抜いた上質紙と、同じく紙の縦方向、横方向に沿
って6cm四角に切り取った透明紙を用意する。上質紙の
窓の周囲に澱粉糊を塗布し、紙の縦方向、横方向を合わ
せて透明紙を貼り付ける。そのまま、風乾で乾燥させた
後、透明紙のぼこつきを目視により観察し、○(良好)
△(やや不良)×(不良)の三段階で評価した。
て測定した。紙の縦方向、横方向に沿って5cm四角に窓
を切り抜いた上質紙と、同じく紙の縦方向、横方向に沿
って6cm四角に切り取った透明紙を用意する。上質紙の
窓の周囲に澱粉糊を塗布し、紙の縦方向、横方向を合わ
せて透明紙を貼り付ける。そのまま、風乾で乾燥させた
後、透明紙のぼこつきを目視により観察し、○(良好)
△(やや不良)×(不良)の三段階で評価した。
【0027】古紙回収性については、以下の方法に基づ
いて測定した。透明紙5gを2cm四角に断裁し、20℃、50
0mlの水中に投入し、家庭用ミキサーで攪拌して、古紙
回収工程を再現した。樹脂組成物層の分離、分解が速い
ほどリサイクル処理が容易となるが、この工程で5分以
内に短繊維まで離解すれば支障なく古紙パルプ回収工程
で処理できると評価した。また10分以上かかるものは、
通常の古紙パルプ回収工程では処理することができない
と評価した。
いて測定した。透明紙5gを2cm四角に断裁し、20℃、50
0mlの水中に投入し、家庭用ミキサーで攪拌して、古紙
回収工程を再現した。樹脂組成物層の分離、分解が速い
ほどリサイクル処理が容易となるが、この工程で5分以
内に短繊維まで離解すれば支障なく古紙パルプ回収工程
で処理できると評価した。また10分以上かかるものは、
通常の古紙パルプ回収工程では処理することができない
と評価した。
【0028】<実施例1>基紙として、カナディアンス
タンダードフリーネス30mlまで叩解したパルプを抄造
し、水分10%でカレンダー処理してなる、坪量30 g/
m2、密度0.80 g/cm3、平滑度150秒、不透明度25%の透
明紙を用い、石油系炭化水素樹脂組成物(大和化学工業
(株)製、商品名クラリテンDC:脂環族飽和炭化水素系
樹脂)をグラビアコーターで1 g/m2の塗布量で両面に塗
布し、105℃で1分間乾燥し、透明紙サンプルを得た。
タンダードフリーネス30mlまで叩解したパルプを抄造
し、水分10%でカレンダー処理してなる、坪量30 g/
m2、密度0.80 g/cm3、平滑度150秒、不透明度25%の透
明紙を用い、石油系炭化水素樹脂組成物(大和化学工業
(株)製、商品名クラリテンDC:脂環族飽和炭化水素系
樹脂)をグラビアコーターで1 g/m2の塗布量で両面に塗
布し、105℃で1分間乾燥し、透明紙サンプルを得た。
【0029】<実施例2>実施例1と同様の基紙に、石油
系炭化水素樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商
品名TA39-099E:熱可塑性石油系樹脂)を、実施例1と同
様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
系炭化水素樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商
品名TA39-099E:熱可塑性石油系樹脂)を、実施例1と同
様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
【0030】<実施例3>実施例1と同様の基紙に、石油
系炭化水素樹脂組成物(大和化学工業(株)製、商品名
クラリテン21:脂環族飽和炭化水素系樹脂)を、実施例
1と同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを
得た。
系炭化水素樹脂組成物(大和化学工業(株)製、商品名
クラリテン21:脂環族飽和炭化水素系樹脂)を、実施例
1と同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを
得た。
【0031】<実施例4>実施例1と同様の基紙に、石油
系炭化水素樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商
品名TA38-104A:脂環族飽和炭化水素系樹脂)を、実施
例1と同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプル
を得た。
系炭化水素樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商
品名TA38-104A:脂環族飽和炭化水素系樹脂)を、実施
例1と同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプル
を得た。
【0032】<実施例5>実施例1と同様の基紙に、ロジ
ン系樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名TA
39-104B:ロジン系樹脂)を、実施例1と同様な方法で塗
布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
ン系樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名TA
39-104B:ロジン系樹脂)を、実施例1と同様な方法で塗
布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
【0033】<比較例1>実施例1と同様の基紙に、石油
系炭化水素樹脂組成物を塗布しなかった以外は実施例1
と同様な方法で透明紙サンプルを得た。
系炭化水素樹脂組成物を塗布しなかった以外は実施例1
と同様な方法で透明紙サンプルを得た。
【0034】<比較例2>実施例1と同様の基紙に、低密
度ポリエチレンを15μmの厚みで溶融押し出しコーティ
ングすることにより、透明紙サンプルを得た。
度ポリエチレンを15μmの厚みで溶融押し出しコーティ
ングすることにより、透明紙サンプルを得た。
【0035】<比較例3>実施例1と同様の基紙に、以下
のポリエステル/ウレタン系樹脂組成物を、実施例1と
同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得
た。 ポリエステル/ウレタン系樹脂組成物 主剤(日立化成ポリマー(株)製、商品名テスファイン
100:ポリエステル/ウレタン系樹脂):65部 硬化剤(武田薬品工業(株)製、商品名タケネートD20
4:イソシアネート硬化剤):35部
のポリエステル/ウレタン系樹脂組成物を、実施例1と
同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得
た。 ポリエステル/ウレタン系樹脂組成物 主剤(日立化成ポリマー(株)製、商品名テスファイン
100:ポリエステル/ウレタン系樹脂):65部 硬化剤(武田薬品工業(株)製、商品名タケネートD20
4:イソシアネート硬化剤):35部
【0036】<比較例4>実施例1と同様の基紙に、アク
リル系樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名
テスファイン404:熱可塑性アクリル系樹脂)を、実施
例1と同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプル
を得た。
リル系樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名
テスファイン404:熱可塑性アクリル系樹脂)を、実施
例1と同様な方法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプル
を得た。
【0037】<比較例5>実施例1と同様の基紙に、アク
リル系樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名
TA32-104E:アクリル系樹脂)を、実施例1と同様な方法
で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
リル系樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名
TA32-104E:アクリル系樹脂)を、実施例1と同様な方法
で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
【0038】<比較例6>実施例1と同様の基紙に、ポリ
エステル系樹脂組成物(日本化工塗料(株)製、商品名
PET-25:ポリエステル系樹脂)を、実施例1と同様な方
法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
エステル系樹脂組成物(日本化工塗料(株)製、商品名
PET-25:ポリエステル系樹脂)を、実施例1と同様な方
法で塗布、乾燥を行い、透明紙サンプルを得た。
【0039】<比較例7>基紙として、カナディアンス
タンダードフリーネス30mlまで叩解したパルプを抄造し
てなる、坪量30 g/m2、密度0.60 g/cm3、平滑度20秒、
不透明度30%の透明紙を用い、石油系炭化水素樹脂組成
物(日立化成ポリマー(株)製、商品名TA38-104A:脂
環族飽和炭化水素系樹脂)をグラビアコーターで1 g/m2
の塗布量で両面に塗布し、105℃で1分間乾燥し、透明紙
サンプルを得た。
タンダードフリーネス30mlまで叩解したパルプを抄造し
てなる、坪量30 g/m2、密度0.60 g/cm3、平滑度20秒、
不透明度30%の透明紙を用い、石油系炭化水素樹脂組成
物(日立化成ポリマー(株)製、商品名TA38-104A:脂
環族飽和炭化水素系樹脂)をグラビアコーターで1 g/m2
の塗布量で両面に塗布し、105℃で1分間乾燥し、透明紙
サンプルを得た。
【0040】<比較例8>基紙としてカナディアンスタ
ンダードフリーネス30mlまで叩解したパルプを抄造し、
水分20%、かつロール表面温度180℃でカレンダー処理
してなる、坪量30 g/m2、密度1.20 g/cm3、平滑度5000
秒、不透明度10%のグラシン紙を用い、石油系炭化水素
樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名TA38-1
04A:脂環族飽和炭化水素系樹脂)をグラビアコーター
で1 g/m2の塗布量で両面に塗布し、105℃で1分間乾燥
し、透明紙サンプルを得た。
ンダードフリーネス30mlまで叩解したパルプを抄造し、
水分20%、かつロール表面温度180℃でカレンダー処理
してなる、坪量30 g/m2、密度1.20 g/cm3、平滑度5000
秒、不透明度10%のグラシン紙を用い、石油系炭化水素
樹脂組成物(日立化成ポリマー(株)製、商品名TA38-1
04A:脂環族飽和炭化水素系樹脂)をグラビアコーター
で1 g/m2の塗布量で両面に塗布し、105℃で1分間乾燥
し、透明紙サンプルを得た。
【0041】<比較例9>厚さ30μmのポリスチレンフィ
ルムをそのまま透明窓材料として用いた。
ルムをそのまま透明窓材料として用いた。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】評価:表1から明らかなように、本発明に
よる透明紙は、基紙の密度、平滑度、不透明度、光沢度
による良好な透明性と、ぼこつき、ぎらつきの少ない良
好な表面性を有し、樹脂組成物層による寸法安定化効果
により封筒窓として使用したときのぼこつきが少なく、
古紙パルプ回収工程においても、容易に離解されるため
再生利用が容易である。
よる透明紙は、基紙の密度、平滑度、不透明度、光沢度
による良好な透明性と、ぼこつき、ぎらつきの少ない良
好な表面性を有し、樹脂組成物層による寸法安定化効果
により封筒窓として使用したときのぼこつきが少なく、
古紙パルプ回収工程においても、容易に離解されるため
再生利用が容易である。
【0045】これに対して、表2に示したように、同様
な実験において樹脂組成物層を有さない比較例の試料
は、透明性、寸法安定性に劣り、封筒窓として使用した
ときの文字の読み取り性が悪い。ポリエチレンの押し出
しコーティングにより樹脂層を設けた場合、またはポリ
スチレンフィルムを直接用いた場合、本発明以外の樹脂
組成物を使用した場合は、古紙回収性に劣り、窓付き封
筒などに用いた場合は古紙回収が難しい。基紙の密度、
平滑度、不透明度、光沢度のいずれかが劣っていても、
読み取り性が悪くなる、ぼこつき、ぎらつきにより外観
が悪くなる等の問題が発生し、窓付き封筒の窓としてフ
ィルム代替は困難である。
な実験において樹脂組成物層を有さない比較例の試料
は、透明性、寸法安定性に劣り、封筒窓として使用した
ときの文字の読み取り性が悪い。ポリエチレンの押し出
しコーティングにより樹脂層を設けた場合、またはポリ
スチレンフィルムを直接用いた場合、本発明以外の樹脂
組成物を使用した場合は、古紙回収性に劣り、窓付き封
筒などに用いた場合は古紙回収が難しい。基紙の密度、
平滑度、不透明度、光沢度のいずれかが劣っていても、
読み取り性が悪くなる、ぼこつき、ぎらつきにより外観
が悪くなる等の問題が発生し、窓付き封筒の窓としてフ
ィルム代替は困難である。
【0046】
【発明の効果】本発明の封筒窓用透明紙は、透明性が高
く、かつリサイクル可能であり、窓付き封筒の窓用とし
て使用すれば、窓越しの文字やバーコードの読み取り性
が良好であり、窓付き封筒はそのまま上質紙と同様に古
紙回収工程へまわせることから、環境保護、省資源の面
からも効果がある。
く、かつリサイクル可能であり、窓付き封筒の窓用とし
て使用すれば、窓越しの文字やバーコードの読み取り性
が良好であり、窓付き封筒はそのまま上質紙と同様に古
紙回収工程へまわせることから、環境保護、省資源の面
からも効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】坪量が10〜100 g/m2、密度が0.70〜1.00 g/
cm3、平滑度が50〜300秒であるセルロース繊維からな
る基紙の少なくとも片面に、0.1〜20 g/m2の石油系炭化
水素樹脂、ロジン系樹脂の中から選ばれる1種類以上の
樹脂を主成分とする樹脂組成物を塗布し、不透明度20%
以下、かつ光沢度30%以下であることを特徴とする封筒
窓用透明紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21856697A JPH1161696A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 封筒窓用透明紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21856697A JPH1161696A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 封筒窓用透明紙 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1161696A true JPH1161696A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16721958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21856697A Pending JPH1161696A (ja) | 1997-08-13 | 1997-08-13 | 封筒窓用透明紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1161696A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039816A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Kishu Paper Co Ltd | 透明紙原紙 |
JP2011122271A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshin Yushi Co Ltd | 紙透明化剤 |
JP2021091481A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 王子ホールディングス株式会社 | 紙製包装体 |
JP2022062334A (ja) * | 2020-10-08 | 2022-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 透明紙、包装材、ラベル、透明化剤 |
-
1997
- 1997-08-13 JP JP21856697A patent/JPH1161696A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039816A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Kishu Paper Co Ltd | 透明紙原紙 |
JP2011122271A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshin Yushi Co Ltd | 紙透明化剤 |
JP2021091481A (ja) * | 2019-12-11 | 2021-06-17 | 王子ホールディングス株式会社 | 紙製包装体 |
JP2022062334A (ja) * | 2020-10-08 | 2022-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 透明紙、包装材、ラベル、透明化剤 |
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