JPH1156790A - 患者監視装置 - Google Patents
患者監視装置Info
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- JPH1156790A JPH1156790A JP9223271A JP22327197A JPH1156790A JP H1156790 A JPH1156790 A JP H1156790A JP 9223271 A JP9223271 A JP 9223271A JP 22327197 A JP22327197 A JP 22327197A JP H1156790 A JPH1156790 A JP H1156790A
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- pacing
- mode
- blood pressure
- invasive
- electrocardiogram
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/02—Detecting, measuring or recording for evaluating the cardiovascular system, e.g. pulse, heart rate, blood pressure or blood flow
- A61B5/021—Measuring pressure in heart or blood vessels
- A61B5/022—Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/24—Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
- A61B5/316—Modalities, i.e. specific diagnostic methods
- A61B5/318—Heart-related electrical modalities, e.g. electrocardiography [ECG]
- A61B5/346—Analysis of electrocardiograms
- A61B5/349—Detecting specific parameters of the electrocardiograph cycle
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Electrotherapy Devices (AREA)
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ペースメーカを用いる患者の非観血血圧計に
よる血圧測定を適切なタイミングで行うようにするこ
と。 【解決手段】 ペーシングパルス検出回路3は、心電図
電極1から得られる心電図信号からペーシングパルスを
検出する。この検出されたペーシングパルスに基づいて
モード検出手段21は、ペーシングモードか否かを検出
する。この検出結果はCPU5に伝えられる。CPU5
は、そのモードを表示器10に表示させる。監視者はこ
の表示を見て、キー22によりCPU5に非観血血圧測
定を行うよう指示する。CPU5は、ポンプ13および
排気弁14を制御してカフ11に空気の供給、排出を行
わせ、そのとき圧力センサ15から得られる圧力データ
に基づいて血圧を測定する。
よる血圧測定を適切なタイミングで行うようにするこ
と。 【解決手段】 ペーシングパルス検出回路3は、心電図
電極1から得られる心電図信号からペーシングパルスを
検出する。この検出されたペーシングパルスに基づいて
モード検出手段21は、ペーシングモードか否かを検出
する。この検出結果はCPU5に伝えられる。CPU5
は、そのモードを表示器10に表示させる。監視者はこ
の表示を見て、キー22によりCPU5に非観血血圧測
定を行うよう指示する。CPU5は、ポンプ13および
排気弁14を制御してカフ11に空気の供給、排出を行
わせ、そのとき圧力センサ15から得られる圧力データ
に基づいて血圧を測定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心電図電極から得
られる心電図波形と、非観血血圧計(NIBP)から得
られる血圧等を監視する患者監視装置に関する。
られる心電図波形と、非観血血圧計(NIBP)から得
られる血圧等を監視する患者監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非観血的な患者監視装置では、主として
心電図、酸素飽和度、非観血血圧計から得られる血圧等
をパラメータとして監視している。このような装置にお
いて、従来は、非観血血圧計による血圧測定を定時的に
行っていた。このため、定時的な測定の間で急激な血圧
変化が生じた場合、その変化は見逃されることになる。
そこで、循環動態の変化を比較的鋭敏に反映する心拍数
で監視し、この心拍数が予め設定した範囲を越えた場合
にはアラームを発生させるようにした。そして、このア
ラームが発生すると、測定者が手動により非観血血圧計
を起動していた。
心電図、酸素飽和度、非観血血圧計から得られる血圧等
をパラメータとして監視している。このような装置にお
いて、従来は、非観血血圧計による血圧測定を定時的に
行っていた。このため、定時的な測定の間で急激な血圧
変化が生じた場合、その変化は見逃されることになる。
そこで、循環動態の変化を比較的鋭敏に反映する心拍数
で監視し、この心拍数が予め設定した範囲を越えた場合
にはアラームを発生させるようにした。そして、このア
ラームが発生すると、測定者が手動により非観血血圧計
を起動していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ICUや病棟、手術室
などにおいて急性期にある徐脈性不整脈患者に体外式ペ
ースメーカや埋め込み型ペースメーカを適用している場
合は、以下の事態が生じるのでより血圧の監視を慎重に
行う必要がある。
などにおいて急性期にある徐脈性不整脈患者に体外式ペ
ースメーカや埋め込み型ペースメーカを適用している場
合は、以下の事態が生じるのでより血圧の監視を慎重に
行う必要がある。
【0004】(1)ペースメーカにより心室ペーシング
が行われた場合、同じ心拍数であっても拍出量の低下を
引き起こすことが知られている。例えば心房の能動的収
縮を伴う洞調律の収縮の状態から、心室がペーシングさ
れて心室収縮に移行する場合、その心電図は図16
(a)に示すようになる。このような場合、拍出量は正
常時の約80%以下になり同図(b)に示すように血圧
も低下する。 (2)患者の長期間のペーシングや投与された薬剤によ
っては、心筋細胞の刺激閾値が異常に上昇する場合があ
り、図17(a)に示すように徐脈のためにペーシング
したにも拘らずペーシング不全に陥ることがある。この
とき動脈圧は同図(b)に示すように低下していると考
えられる。
が行われた場合、同じ心拍数であっても拍出量の低下を
引き起こすことが知られている。例えば心房の能動的収
縮を伴う洞調律の収縮の状態から、心室がペーシングさ
れて心室収縮に移行する場合、その心電図は図16
(a)に示すようになる。このような場合、拍出量は正
常時の約80%以下になり同図(b)に示すように血圧
も低下する。 (2)患者の長期間のペーシングや投与された薬剤によ
っては、心筋細胞の刺激閾値が異常に上昇する場合があ
り、図17(a)に示すように徐脈のためにペーシング
したにも拘らずペーシング不全に陥ることがある。この
とき動脈圧は同図(b)に示すように低下していると考
えられる。
【0005】以上のように、ペースメーカによるペーシ
ングを行っても、血圧低下の状態が変わらない場合があ
る。このためペースメーカを用いる患者の血圧測定は重
要である。前述したように従来は血圧の急変を心拍数を
監視することにより検知してアラームを発生させ、測定
者はそのアラームを認識して手動で非観血血圧計に起動
をかけていた。
ングを行っても、血圧低下の状態が変わらない場合があ
る。このためペースメーカを用いる患者の血圧測定は重
要である。前述したように従来は血圧の急変を心拍数を
監視することにより検知してアラームを発生させ、測定
者はそのアラームを認識して手動で非観血血圧計に起動
をかけていた。
【0006】しかし、このアラームを発生させるために
設定する心拍数の範囲は、患者によって異なるのでその
設定は煩雑である。また本来徐脈に陥った場合は、直ち
にペーシングが開始されるので、必ずしも心拍数による
アラームは発生しないこともあった。
設定する心拍数の範囲は、患者によって異なるのでその
設定は煩雑である。また本来徐脈に陥った場合は、直ち
にペーシングが開始されるので、必ずしも心拍数による
アラームは発生しないこともあった。
【0007】またペースメーカが適用された患者に対し
ては、徐脈が生じた場合、迅速に血圧状態を監視する必
要があるが、上記のようにアラーム発生後、測定者が手
動で非観血血圧計に起動をかけているので、迅速に血圧
測定を開始することは困難であった。
ては、徐脈が生じた場合、迅速に血圧状態を監視する必
要があるが、上記のようにアラーム発生後、測定者が手
動で非観血血圧計に起動をかけているので、迅速に血圧
測定を開始することは困難であった。
【0008】本発明の目的は、ペースメーカが適用され
た患者の非観血血圧計による血圧測定を適切なタイミン
グで行うようにすることである。
た患者の非観血血圧計による血圧測定を適切なタイミン
グで行うようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の装置は、心電
図電極から得られる心電図波形を少なくとも監視する患
者監視装置において、前記心電図波形に基づいて、ペー
スメーカによるペーシングが行われているか否かのモー
ドを検出するモード検出手段と、このモード検出手段に
より検出されるペーシングモードを報知する報知手段と
を具備する。
図電極から得られる心電図波形を少なくとも監視する患
者監視装置において、前記心電図波形に基づいて、ペー
スメーカによるペーシングが行われているか否かのモー
ドを検出するモード検出手段と、このモード検出手段に
より検出されるペーシングモードを報知する報知手段と
を具備する。
【0010】このような構成によれば、ペースメーカに
よるペーシングが行われているとき、報知手段によりそ
の旨が報知される。
よるペーシングが行われているとき、報知手段によりそ
の旨が報知される。
【0011】請求項2の装置は、心電図電極から得られ
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいてペースメーカによるペーシングパルスを検
出するペーシングパルス検出手段と、この検出手段が前
記ペーシングパルスを検出すると前記非観血血圧計を起
動する第1の非観血血圧計起動手段とを具備する。
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいてペースメーカによるペーシングパルスを検
出するペーシングパルス検出手段と、この検出手段が前
記ペーシングパルスを検出すると前記非観血血圧計を起
動する第1の非観血血圧計起動手段とを具備する。
【0012】このような構成によれば、ペースメーカに
よるペーシングが行われるならば、非観血血圧計が起動
される。
よるペーシングが行われるならば、非観血血圧計が起動
される。
【0013】請求項3の装置は、心電図電極から得られ
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいて、ペースメーカによるペーシングが行われ
ているか否かのモードを検出するモード検出手段と、こ
のモード検出手段により検出されるペーシングモードの
期間中はこの期間用に定められた間隔で前記非観血血圧
計を起動する第2の非観血血圧計起動手段とを具備す
る。
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいて、ペースメーカによるペーシングが行われ
ているか否かのモードを検出するモード検出手段と、こ
のモード検出手段により検出されるペーシングモードの
期間中はこの期間用に定められた間隔で前記非観血血圧
計を起動する第2の非観血血圧計起動手段とを具備す
る。
【0014】このような構成によれば、ペースメーカに
よるペーシングが行われているならばそのモードが検出
され、そのモードの期間中はこの期間用に定められた間
隔で非観血血圧計が起動される。
よるペーシングが行われているならばそのモードが検出
され、そのモードの期間中はこの期間用に定められた間
隔で非観血血圧計が起動される。
【0015】請求項4の装置は、心電図電極から得られ
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいて、ペースメーカによるペーシングが不全で
あることを検出するペーシング不全検出手段と、このペ
ーシング不全検出手段がペーシング不全であることを検
出すると、前記非観血血圧計を起動する第3の非観血血
圧計起動手段とを具備する。
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいて、ペースメーカによるペーシングが不全で
あることを検出するペーシング不全検出手段と、このペ
ーシング不全検出手段がペーシング不全であることを検
出すると、前記非観血血圧計を起動する第3の非観血血
圧計起動手段とを具備する。
【0016】このような構成によれば、ペースメーカに
よるペーシングが不全であるならばそのことが検出さ
れ、これによって非観血血圧計が起動される。
よるペーシングが不全であるならばそのことが検出さ
れ、これによって非観血血圧計が起動される。
【0017】請求項5の装置は、心電図電極から得られ
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいて、ペースメーカによるペーシングが行われ
ているか否かのモードを検出するモード検出手段と、前
記心電図波形に基づいて、ペースメーカによるペーシン
グが不全であることを検出するペーシング不全検出手段
と、モード検出手段により検出されるペーシングモード
の期間中はこの期間用に定められた間隔で前記非観血血
圧計を起動し、前記ペーシング不全検出手段がペーシン
グ不全であることを検出すると、直ちに前記非観血血圧
計を起動する第4の非観血血圧計起動手段とを具備す
る。
る心電図波形と、非観血血圧計から得られる血圧とを少
なくとも監視する患者監視装置において、前記心電図波
形に基づいて、ペースメーカによるペーシングが行われ
ているか否かのモードを検出するモード検出手段と、前
記心電図波形に基づいて、ペースメーカによるペーシン
グが不全であることを検出するペーシング不全検出手段
と、モード検出手段により検出されるペーシングモード
の期間中はこの期間用に定められた間隔で前記非観血血
圧計を起動し、前記ペーシング不全検出手段がペーシン
グ不全であることを検出すると、直ちに前記非観血血圧
計を起動する第4の非観血血圧計起動手段とを具備す
る。
【0018】このような構成によれば、ペースメーカに
よるペーシングが行われているならばそのモードが検出
され、そのモードの期間中はこの期間用に定められた間
隔で非観血血圧計が起動され、更にペースメーカによる
ペーシングが不全であるならばそのことが検出され、こ
れによっても非観血血圧計が起動される。
よるペーシングが行われているならばそのモードが検出
され、そのモードの期間中はこの期間用に定められた間
隔で非観血血圧計が起動され、更にペースメーカによる
ペーシングが不全であるならばそのことが検出され、こ
れによっても非観血血圧計が起動される。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態の全体構成を示すブロック図である。心電図電極1
は、心電図信号を取り出すため患者の胸部に装着される
ものである。この信号は心電図信号増幅部2と、ペーシ
ングパルス検出回路3に至るようにされている。心電図
信号増幅部2は、心電図信号を増幅するものである。ペ
ーシングパルス検出回路3は、心電図電極1から与えら
れる心電図信号からペーシングパルスを検出するもので
あり、具体的には図2に示すように、高域通過フィルタ
23とコンパレータ24から成る。高域通過フィルタ2
3は、与えられる心電図信号の中から高い周波数の信号
を通過させるフィルタであり、コンパレータ24は、高
域通過フィルタ23を通過した信号について、その振幅
の大きさを所定値と比較しその結果を出力するものであ
る。
態の全体構成を示すブロック図である。心電図電極1
は、心電図信号を取り出すため患者の胸部に装着される
ものである。この信号は心電図信号増幅部2と、ペーシ
ングパルス検出回路3に至るようにされている。心電図
信号増幅部2は、心電図信号を増幅するものである。ペ
ーシングパルス検出回路3は、心電図電極1から与えら
れる心電図信号からペーシングパルスを検出するもので
あり、具体的には図2に示すように、高域通過フィルタ
23とコンパレータ24から成る。高域通過フィルタ2
3は、与えられる心電図信号の中から高い周波数の信号
を通過させるフィルタであり、コンパレータ24は、高
域通過フィルタ23を通過した信号について、その振幅
の大きさを所定値と比較しその結果を出力するものであ
る。
【0020】心電図信号増幅部2の出力信号は、図1に
示すようにA/D変換部4でディジタル信号に変換さ
れ、CPU(中央処理装置)5に至るようにされてい
る。ペーシングパルス検出回路3による検出結果は入出
力インターフェイス6に至るようにされている。
示すようにA/D変換部4でディジタル信号に変換さ
れ、CPU(中央処理装置)5に至るようにされてい
る。ペーシングパルス検出回路3による検出結果は入出
力インターフェイス6に至るようにされている。
【0021】カフ11は患者の腕に巻回され、内部に空
気を供給されて患者の腕を圧迫するものである。このカ
フ11には、管12を介して、ポンプ13、排気弁14
および圧力センサ15が接続されている。圧力センサ1
5が検出した圧力は、カフ圧検出・増幅部16に至るよ
うにされ、ここでカフ圧が検出されて増幅されA/D変
換部17を介して、CPU5に至るようにされている。
気を供給されて患者の腕を圧迫するものである。このカ
フ11には、管12を介して、ポンプ13、排気弁14
および圧力センサ15が接続されている。圧力センサ1
5が検出した圧力は、カフ圧検出・増幅部16に至るよ
うにされ、ここでカフ圧が検出されて増幅されA/D変
換部17を介して、CPU5に至るようにされている。
【0022】CPU5は、本装置全体を統括制御するも
のであり、バス7を介してROM8、RAM9、表示器
10および入出力インターフェイス6が接続されてい
る。ROM8には、CPU5が用いるデータやプログラ
ムが格納されている。RAM9は、CPU5が行う処理
の過程で必要なデータを記憶するために用いられる。
のであり、バス7を介してROM8、RAM9、表示器
10および入出力インターフェイス6が接続されてい
る。ROM8には、CPU5が用いるデータやプログラ
ムが格納されている。RAM9は、CPU5が行う処理
の過程で必要なデータを記憶するために用いられる。
【0023】入出力インターフェイス6は、CPU5と
各部との間で信号の授受を行うなためのものである。入
出力インターフェイス6には、ペーシングパルス検出回
路3からの信号が至るようにされている。また、この入
出力インターフェイス6から制御信号が排気弁14、お
よびポンプ13に至るようにされている。。
各部との間で信号の授受を行うなためのものである。入
出力インターフェイス6には、ペーシングパルス検出回
路3からの信号が至るようにされている。また、この入
出力インターフェイス6から制御信号が排気弁14、お
よびポンプ13に至るようにされている。。
【0024】本実施の形態の非観血血圧計は従来より用
いられているオシロメトリック方式の血圧計であり、カ
フ11、管12、ポンプ13、排気弁14、圧力センサ
15、カフ圧検出・増幅部16、入出力インターフェイ
ス6、A/D変換部17、CPU5、バス7、ROM
8、RAM9および表示器10から構成される。
いられているオシロメトリック方式の血圧計であり、カ
フ11、管12、ポンプ13、排気弁14、圧力センサ
15、カフ圧検出・増幅部16、入出力インターフェイ
ス6、A/D変換部17、CPU5、バス7、ROM
8、RAM9および表示器10から構成される。
【0025】モード検出手段21は、ペーシングパルス
検出回路3が検出したペーシングパルスにより、ペース
メーカによるペーシングが行われているか否かのモード
を検出するものであり、具体的には図3に示す構成とな
っている。すなわち、ペーシングパルス検出回路3が検
出したペーシングパルスは、フリップフロップ31のセ
ット端子に、遅延回路32を介してタイマ33のスター
ト端子に、タイマ33のリセット端子に、オアゲート3
4の一方の入力端子に、それぞれ至るようにされてい
る。タイマ33の出力端子はフリップフロップ35のセ
ット端子に接続され、オアゲート34の出力端子はフリ
ップフロップ35のリセット端子に接続されている。フ
リップフロップ35のQ端子はオアゲート36の一方の
入力端子に接続されている。オアゲート36およびオア
ゲート34の他方の入力端子には本装置の電源投入時に
発生するリセットパルスがそれぞれ至るようにされてい
る。オアゲート36の出力端子はフリップフロップ31
のリセット端子に至るようにされている。フリップフロ
ップ31のQ端子の出力信号は入出力インターフェイス
6に至るようにされている。
検出回路3が検出したペーシングパルスにより、ペース
メーカによるペーシングが行われているか否かのモード
を検出するものであり、具体的には図3に示す構成とな
っている。すなわち、ペーシングパルス検出回路3が検
出したペーシングパルスは、フリップフロップ31のセ
ット端子に、遅延回路32を介してタイマ33のスター
ト端子に、タイマ33のリセット端子に、オアゲート3
4の一方の入力端子に、それぞれ至るようにされてい
る。タイマ33の出力端子はフリップフロップ35のセ
ット端子に接続され、オアゲート34の出力端子はフリ
ップフロップ35のリセット端子に接続されている。フ
リップフロップ35のQ端子はオアゲート36の一方の
入力端子に接続されている。オアゲート36およびオア
ゲート34の他方の入力端子には本装置の電源投入時に
発生するリセットパルスがそれぞれ至るようにされてい
る。オアゲート36の出力端子はフリップフロップ31
のリセット端子に至るようにされている。フリップフロ
ップ31のQ端子の出力信号は入出力インターフェイス
6に至るようにされている。
【0026】図1に示すキー22は、上記非観血血圧計
による測定を指示するためのものであり、オペレータの
操作に応じてその旨が入出力インターフェイス6を介し
てCPU5に伝えられるようになっている。
による測定を指示するためのものであり、オペレータの
操作に応じてその旨が入出力インターフェイス6を介し
てCPU5に伝えられるようになっている。
【0027】次にこのように構成された装置の動作を図
4のタイミングチャートを参照して説明する。
4のタイミングチャートを参照して説明する。
【0028】まず電源投入となると、フリップフロップ
31、フリップフロップ35はリセットされ、フリップ
フロップ31のQ端子の出力信号FはLow レベルであ
る。次に心電図電極1から心電図信号Aがペーシングパ
ルス検出回路3に至るが、ここでペースメーカによるペ
ーシングパルスが検出されないときは、フリップフロッ
プ31のセット端子には何等入力されないので、フリッ
プフロップ31のQ端子の出力信号FはLow レベルのま
まである。
31、フリップフロップ35はリセットされ、フリップ
フロップ31のQ端子の出力信号FはLow レベルであ
る。次に心電図電極1から心電図信号Aがペーシングパ
ルス検出回路3に至るが、ここでペースメーカによるペ
ーシングパルスが検出されないときは、フリップフロッ
プ31のセット端子には何等入力されないので、フリッ
プフロップ31のQ端子の出力信号FはLow レベルのま
まである。
【0029】次にペーシングパルス検出回路3がペーシ
ングパルスを検出すると、その出力信号Bの最初のパル
スによりフリップフロップ31はセットされる。そし
て、フリップフロップ31のQ端子の出力信号FはHigh
レベルとなる。ここでタイマ33は信号Bの最初のパル
スによりリセットされた後、遅延回路32の出力信号C
の最初のパルスによりスタートとなる。また、フリップ
フロップ35は上記最初のペーシングパルスでリセット
され、そのQ端子の出力信号EはLow レベルとなる。ペ
ーシングパルスが連続して検出されると、タイマ33は
リセット、スタートを繰り返す。タイマ33の設定時間
(1分に設定している)は、ペーシングの間隔よりもは
るかに長いから連続してペーシングが行われている間は
タイマ33の出力信号DはLow レベルのままである。こ
のためフリップフロップ35のQ端子の出力信号EもLo
w レベルのままであり、フリップフロップ31のQ端子
の出力信号FはHighレベルのままである。
ングパルスを検出すると、その出力信号Bの最初のパル
スによりフリップフロップ31はセットされる。そし
て、フリップフロップ31のQ端子の出力信号FはHigh
レベルとなる。ここでタイマ33は信号Bの最初のパル
スによりリセットされた後、遅延回路32の出力信号C
の最初のパルスによりスタートとなる。また、フリップ
フロップ35は上記最初のペーシングパルスでリセット
され、そのQ端子の出力信号EはLow レベルとなる。ペ
ーシングパルスが連続して検出されると、タイマ33は
リセット、スタートを繰り返す。タイマ33の設定時間
(1分に設定している)は、ペーシングの間隔よりもは
るかに長いから連続してペーシングが行われている間は
タイマ33の出力信号DはLow レベルのままである。こ
のためフリップフロップ35のQ端子の出力信号EもLo
w レベルのままであり、フリップフロップ31のQ端子
の出力信号FはHighレベルのままである。
【0030】次にペーシングパルス検出回路3によりペ
ーシングパルスが検出されなくなると、タイマ33は先
程の連続したペーシングパルスの最後のパルスから計時
を開始しており、設定時間に至るとその出力信号Dには
パルスが発生する。このパルスによりフリップフロップ
35はセットされ、そのQ端子の出力信号EはHighレベ
ルとなり、フリップフロップ31はリセットされ、その
Q端子の出力信号FはLow レベルとなる。
ーシングパルスが検出されなくなると、タイマ33は先
程の連続したペーシングパルスの最後のパルスから計時
を開始しており、設定時間に至るとその出力信号Dには
パルスが発生する。このパルスによりフリップフロップ
35はセットされ、そのQ端子の出力信号EはHighレベ
ルとなり、フリップフロップ31はリセットされ、その
Q端子の出力信号FはLow レベルとなる。
【0031】このようにフリップフロップ31のQ端子
の出力信号Fは、ペーシングモードのときHighレベルと
なり、ペーシングモードではないときLow レベルとなっ
てモードステータスを表している。この出力信号Fは入
出力インターフェイス6を介してCPU5に伝えられて
いる。CPU5は信号Fに基づいて現在、ペーシングモ
ードであるか否かを表示器10に表示させる。医師また
は看護者はこの表示がペーシングモードとなると、キー
22を操作してCPU5に非観血血圧計による血圧測定
を開始させる。
の出力信号Fは、ペーシングモードのときHighレベルと
なり、ペーシングモードではないときLow レベルとなっ
てモードステータスを表している。この出力信号Fは入
出力インターフェイス6を介してCPU5に伝えられて
いる。CPU5は信号Fに基づいて現在、ペーシングモ
ードであるか否かを表示器10に表示させる。医師また
は看護者はこの表示がペーシングモードとなると、キー
22を操作してCPU5に非観血血圧計による血圧測定
を開始させる。
【0032】ここでCPU5はポンプ13によりカフ1
1に空気を供給してカフ11内の圧力を所定圧とした
後、排気弁14を開にしてカフ11の圧力を徐々に下げ
る。この間、CPU5はA/D変換部17から与えられ
るカフ11内の圧力データを受け取り、通常のオシロメ
トリック方式により血圧測定を行い、その結果を表示器
10に表示させる。
1に空気を供給してカフ11内の圧力を所定圧とした
後、排気弁14を開にしてカフ11の圧力を徐々に下げ
る。この間、CPU5はA/D変換部17から与えられ
るカフ11内の圧力データを受け取り、通常のオシロメ
トリック方式により血圧測定を行い、その結果を表示器
10に表示させる。
【0033】本実施の形態では、ペーシングパルスの検
出は、フィルタとコンパレータからなる回路で行った
が、これは心電図信号をCPU5が処理して検出するよ
うにしても良い。
出は、フィルタとコンパレータからなる回路で行った
が、これは心電図信号をCPU5が処理して検出するよ
うにしても良い。
【0034】また、本実施の形態ではペーシングモード
であるか否かを表示器10に表示させたが、これは図示
せぬ音声発生手段や光発生手段によりその旨を示す音声
や光を発生させるようにしても良い。すなわち、ペーシ
ングモードであることを測定者に知らせる報知手段であ
れば何でも良い。
であるか否かを表示器10に表示させたが、これは図示
せぬ音声発生手段や光発生手段によりその旨を示す音声
や光を発生させるようにしても良い。すなわち、ペーシ
ングモードであることを測定者に知らせる報知手段であ
れば何でも良い。
【0035】また、本実施の形態ではモード検出は、フ
リップフロップやタイマ等から構成されるモード検出手
段21が行ったが、これはソフトウェアによりCPU5
が行うようにしても良い。すなわちROM8に書き込ま
れたプログラムに基づいて、CPU5がペーシングパル
ス検出回路3の出力信号を処理し、モードを検出するよ
うにしても良い。
リップフロップやタイマ等から構成されるモード検出手
段21が行ったが、これはソフトウェアによりCPU5
が行うようにしても良い。すなわちROM8に書き込ま
れたプログラムに基づいて、CPU5がペーシングパル
ス検出回路3の出力信号を処理し、モードを検出するよ
うにしても良い。
【0036】尚、本実施の形態においてCPU5は、心
電図信号増幅部2の出力信号を処理して表示器10に心
電図を表示させる通常の監視処理も行っている。
電図信号増幅部2の出力信号を処理して表示器10に心
電図を表示させる通常の監視処理も行っている。
【0037】次に本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図5にその全体構成を示す。この図に示すように、
本実施の形態は、第1の実施の形態において、モード検
出手段21およびキー22の代わりに第1の起動手段4
0を設けた構成となっている。
る。図5にその全体構成を示す。この図に示すように、
本実施の形態は、第1の実施の形態において、モード検
出手段21およびキー22の代わりに第1の起動手段4
0を設けた構成となっている。
【0038】第1の起動手段40は、図6に示す構成で
ある。すなわち、フリップフロップ41のセット端子に
はペーシングパルス検出回路3の検出信号Bが至るよう
にされている。フリップフロップ41のQ端子は単安定
マルチバイブレータ42の入力端子に接続されている。
単安定マルチバイブレータ42の出力信号Hは、入出力
インターフェイス6とタイマ43のリセット端子に至る
ようにされている。また、単安定マルチバイブレータ4
2の出力信号Hは、遅延回路44を介してタイマ43の
スタート端子に至るようにされている。タイマ43の出
力端子はオアゲート45の一方の入力端子に接続されて
いる。オアゲート45の出力端子はフリップフロップ4
1のリセット端子に接続されている。オアゲート45の
他方の入力端子には電源投入時に発生するリセットパル
スが至るようにされている。
ある。すなわち、フリップフロップ41のセット端子に
はペーシングパルス検出回路3の検出信号Bが至るよう
にされている。フリップフロップ41のQ端子は単安定
マルチバイブレータ42の入力端子に接続されている。
単安定マルチバイブレータ42の出力信号Hは、入出力
インターフェイス6とタイマ43のリセット端子に至る
ようにされている。また、単安定マルチバイブレータ4
2の出力信号Hは、遅延回路44を介してタイマ43の
スタート端子に至るようにされている。タイマ43の出
力端子はオアゲート45の一方の入力端子に接続されて
いる。オアゲート45の出力端子はフリップフロップ4
1のリセット端子に接続されている。オアゲート45の
他方の入力端子には電源投入時に発生するリセットパル
スが至るようにされている。
【0039】他の要素であって、第1の実施の形態と同
じ要素には同じ番号を付し、その説明は省略する。ただ
し、ROM8に格納されているプログラムすなわち、C
PU5が行う処理が後に述べるように若干異なる。
じ要素には同じ番号を付し、その説明は省略する。ただ
し、ROM8に格納されているプログラムすなわち、C
PU5が行う処理が後に述べるように若干異なる。
【0040】次にこのように構成された装置の動作を図
7のタイミングチャートを参照して説明する。まず電源
投入となると、フリップフロップ41はリセットされ、
フリップフロップ41のQ端子の出力信号GはLow レベ
ルである。次に心電図電極1から心電図信号Aがペーシ
ングパルス検出回路3に至るが、ここでペースメーカに
よるペーシングパルスが検出されないときは、フリップ
フロップ41のセット端子には何等入力されないので、
フリップフロップ41のQ端子の出力信号GはLow レベ
ルのままであり、単安定マルチバイブレータ42の出力
信号Hも Lowレベルのままである。
7のタイミングチャートを参照して説明する。まず電源
投入となると、フリップフロップ41はリセットされ、
フリップフロップ41のQ端子の出力信号GはLow レベ
ルである。次に心電図電極1から心電図信号Aがペーシ
ングパルス検出回路3に至るが、ここでペースメーカに
よるペーシングパルスが検出されないときは、フリップ
フロップ41のセット端子には何等入力されないので、
フリップフロップ41のQ端子の出力信号GはLow レベ
ルのままであり、単安定マルチバイブレータ42の出力
信号Hも Lowレベルのままである。
【0041】次にペーシングパルス検出回路3がペーシ
ングパルスを検出すると、その出力信号Bの最初のパル
スによりフリップフロップ41はセットされる。そし
て、フリップフロップ41のQ端子の出力信号GはHigh
レベルとなる。これにより単安定マルチバイブレータ4
2の出力信号Hに1つのパルスが発生する。このパルス
によりCPU5は非観血血圧計による血圧測定を開始す
る。この測定は第1の実施の形態と同様にして行われ
る。
ングパルスを検出すると、その出力信号Bの最初のパル
スによりフリップフロップ41はセットされる。そし
て、フリップフロップ41のQ端子の出力信号GはHigh
レベルとなる。これにより単安定マルチバイブレータ4
2の出力信号Hに1つのパルスが発生する。このパルス
によりCPU5は非観血血圧計による血圧測定を開始す
る。この測定は第1の実施の形態と同様にして行われ
る。
【0042】ここでタイマ43は単安定マルチバイブレ
ータ42から出力された上記パルスによりリセットされ
た後、遅延回路44からの出力信号Iのパルスを受けて
計時を開始している。電源投入後、フリップフロップ4
1はタイマ43の出力信号Jにパルスが現れるまではリ
セットされない。このため図7のKに示すように、非観
血血圧計による血圧測定が終了しても、ペーシングパル
スが連続して検出されている間は、その測定終了後、直
ちに測定を開始することはない。設定時間が経過し、タ
イマ43の出力信号Jにその旨を示すパルスが現れると
フリップフロップ41はリセットされ、その後にセット
端子に与えられるペーシングパルスによってセットされ
る。このため単安定マルチバイブレータ42の出力信号
Hにパルスが発生する。これによりCPU5は非観血血
圧計による血圧測定を開始し、タイマ43はリセットさ
れた後、計時を開始する。ペーシングパルスが連続して
検出されている間は、以下同様にして一定時間毎に非観
血血圧計による血圧測定が行われる。
ータ42から出力された上記パルスによりリセットされ
た後、遅延回路44からの出力信号Iのパルスを受けて
計時を開始している。電源投入後、フリップフロップ4
1はタイマ43の出力信号Jにパルスが現れるまではリ
セットされない。このため図7のKに示すように、非観
血血圧計による血圧測定が終了しても、ペーシングパル
スが連続して検出されている間は、その測定終了後、直
ちに測定を開始することはない。設定時間が経過し、タ
イマ43の出力信号Jにその旨を示すパルスが現れると
フリップフロップ41はリセットされ、その後にセット
端子に与えられるペーシングパルスによってセットされ
る。このため単安定マルチバイブレータ42の出力信号
Hにパルスが発生する。これによりCPU5は非観血血
圧計による血圧測定を開始し、タイマ43はリセットさ
れた後、計時を開始する。ペーシングパルスが連続して
検出されている間は、以下同様にして一定時間毎に非観
血血圧計による血圧測定が行われる。
【0043】次にペーシングパルスがとぎれると、フリ
ップフロップ41はタイマ43によりリセットされた状
態となっているが、セットはされず、単安定マルチバイ
ブレータ42の出力信号Hにパルスが現れることはな
く、非観血血圧計による血圧測定は行われない。そして
再びペーシングパルスが現れると、フリップフロップ4
1はセットされ、単安定マルチバイブレータ42の出力
信号Hにパルスが発生し、非観血血圧計による血圧測定
が行われる。
ップフロップ41はタイマ43によりリセットされた状
態となっているが、セットはされず、単安定マルチバイ
ブレータ42の出力信号Hにパルスが現れることはな
く、非観血血圧計による血圧測定は行われない。そして
再びペーシングパルスが現れると、フリップフロップ4
1はセットされ、単安定マルチバイブレータ42の出力
信号Hにパルスが発生し、非観血血圧計による血圧測定
が行われる。
【0044】以下同様に血圧測定が行われる。すなわ
ち、本実施の形態によれば、ペーシングパルスが検出さ
れる度に非観血血圧計による血圧測定が行われる。しか
し、1回その血圧測定が行われる毎に所定時間(2.5
分〜5分が適当)経過するまでは次の測定が行われな
い。このため、ペーシングパルスが連続して検出されて
も、血圧測定は一定間隔で行われるので血圧測定による
負担を患者に必要以上にかけることはない。
ち、本実施の形態によれば、ペーシングパルスが検出さ
れる度に非観血血圧計による血圧測定が行われる。しか
し、1回その血圧測定が行われる毎に所定時間(2.5
分〜5分が適当)経過するまでは次の測定が行われな
い。このため、ペーシングパルスが連続して検出されて
も、血圧測定は一定間隔で行われるので血圧測定による
負担を患者に必要以上にかけることはない。
【0045】本実施の形態では非観血血圧計の起動をフ
リップフロップや単安定マルチバイブレータ等から構成
される第1の起動手段40が行ったが、これはソフトウ
ェアによりCPU5が行うようにしても良い。
リップフロップや単安定マルチバイブレータ等から構成
される第1の起動手段40が行ったが、これはソフトウ
ェアによりCPU5が行うようにしても良い。
【0046】次に本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図8にその全体構成を示す。この図に示すように、
本実施の形態は、第2の実施の形態において、第1の起
動手段40の代わりに第2の起動手段50を設けた構成
となっている。
る。図8にその全体構成を示す。この図に示すように、
本実施の形態は、第2の実施の形態において、第1の起
動手段40の代わりに第2の起動手段50を設けた構成
となっている。
【0047】第2の起動手段50は、図9に示す構成で
あり、モード検出手段21と、単安定マルチバイブレー
タ51と、タイマ52と、オアゲート53とからなる。
モード検出手段21は、第1の実施の形態におけるモー
ド検出手段21と同じ構成であり、その説明は省略す
る。モード検出手段21のフリップフロップ31のQ端
子は単安定マルチバイブレータ51の入力端子に接続さ
れている。フリップフロップ31のQ反転端子はタイマ
52のリセット端子に接続されている。単安定マルチバ
イブレータ51の出力端子はオアゲート53の一方の入
力端子とタイマ52のスタート端子に接続されている。
タイマ52の出力端子はオアゲート53の他方の入力端
子に接続されている。オアゲート53の出力信号は入出
力インターフェイス6に至るようにされている。
あり、モード検出手段21と、単安定マルチバイブレー
タ51と、タイマ52と、オアゲート53とからなる。
モード検出手段21は、第1の実施の形態におけるモー
ド検出手段21と同じ構成であり、その説明は省略す
る。モード検出手段21のフリップフロップ31のQ端
子は単安定マルチバイブレータ51の入力端子に接続さ
れている。フリップフロップ31のQ反転端子はタイマ
52のリセット端子に接続されている。単安定マルチバ
イブレータ51の出力端子はオアゲート53の一方の入
力端子とタイマ52のスタート端子に接続されている。
タイマ52の出力端子はオアゲート53の他方の入力端
子に接続されている。オアゲート53の出力信号は入出
力インターフェイス6に至るようにされている。
【0048】他の要素であって、第2の実施の形態と同
じ要素には同じ番号を付し、その説明は省略する。
じ要素には同じ番号を付し、その説明は省略する。
【0049】次にこのように構成された装置の動作を図
10のタイミングチャートを参照して説明する。
10のタイミングチャートを参照して説明する。
【0050】電源投入後、ペーシングパルス検出回路3
が心電図信号から検出したペーシングパルスの状態に応
じて、モード検出手段21がフリップフロップ31のQ
端子の出力信号FをHighレベルまたはLow レベルとする
こと、すなわちペーシングモードステイタスを検出する
ことは第1の実施の形態と同様である。フリップフロッ
プ31のQ反転端子の出力信号Uは,タイマ52のリセ
ット信号となっている。
が心電図信号から検出したペーシングパルスの状態に応
じて、モード検出手段21がフリップフロップ31のQ
端子の出力信号FをHighレベルまたはLow レベルとする
こと、すなわちペーシングモードステイタスを検出する
ことは第1の実施の形態と同様である。フリップフロッ
プ31のQ反転端子の出力信号Uは,タイマ52のリセ
ット信号となっている。
【0051】ペーシングモードでない状態からペーシン
グモードになると、単安定マルチバイブレータ51の出
力信号Mには、1つのパルスが現れる。このパルスはタ
イマ52をスタートさせると共にオアゲート53および
入出力インターフェイス6を介してCPU5に伝達され
る。すなわちオアゲート53の出力信号Vに起動パルス
が現れる。これによりCPU5は非観血血圧計による血
圧測定を開始する。この血圧測定の方法は第1および第
2の実施の形態において行った方法と同様である。ペー
シングモード中は、タイマ52は繰り返し計時を行い、
その出力信号Nには所定間隔(2.5分〜5分)でパル
スが現れる。このパルスは、単安定マルチバイブレータ
51の出力信号Mに現れるパルスと同様に非観血血圧計
の起動パルスとしてCPU5に伝達される。このため非
観血血圧計による血圧測定が所定間隔で行われる。
グモードになると、単安定マルチバイブレータ51の出
力信号Mには、1つのパルスが現れる。このパルスはタ
イマ52をスタートさせると共にオアゲート53および
入出力インターフェイス6を介してCPU5に伝達され
る。すなわちオアゲート53の出力信号Vに起動パルス
が現れる。これによりCPU5は非観血血圧計による血
圧測定を開始する。この血圧測定の方法は第1および第
2の実施の形態において行った方法と同様である。ペー
シングモード中は、タイマ52は繰り返し計時を行い、
その出力信号Nには所定間隔(2.5分〜5分)でパル
スが現れる。このパルスは、単安定マルチバイブレータ
51の出力信号Mに現れるパルスと同様に非観血血圧計
の起動パルスとしてCPU5に伝達される。このため非
観血血圧計による血圧測定が所定間隔で行われる。
【0052】ペーシングモードの状態からペーシングモ
ードでない状態になると、タイマ52はリセットされ、
このタイマ52からも単安定マルチバイブレータ51か
らも起動パルスは発生せず、このため非観血血圧計によ
る血圧測定が行われることはない。非観血血圧計の動作
状態を図10のWに示す。
ードでない状態になると、タイマ52はリセットされ、
このタイマ52からも単安定マルチバイブレータ51か
らも起動パルスは発生せず、このため非観血血圧計によ
る血圧測定が行われることはない。非観血血圧計の動作
状態を図10のWに示す。
【0053】本実施の形態によれば、ペーシングモード
か否かが検出され、ペーシングモードのときは所定間隔
で非観血血圧計による血圧測定が行われ、ペーシングモ
ードでないときはその血圧測定は行わない。本実施の形
態によっても、第2の実施の形態と同様の効果を有す
る。
か否かが検出され、ペーシングモードのときは所定間隔
で非観血血圧計による血圧測定が行われ、ペーシングモ
ードでないときはその血圧測定は行わない。本実施の形
態によっても、第2の実施の形態と同様の効果を有す
る。
【0054】本実施の形態では非観血血圧計の起動をフ
リップフロップや単安定マルチバイブレータ等から構成
される第2の起動手段50が行ったが、これはソフトウ
ェアによりCPU5が行うようにしても良い。
リップフロップや単安定マルチバイブレータ等から構成
される第2の起動手段50が行ったが、これはソフトウ
ェアによりCPU5が行うようにしても良い。
【0055】次に本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図11にその全体構成を示す。この図に示すよう
に、本実施の形態は、第3の実施の形態において、第2
の起動手段50が省略された構成となっている。ただ
し、ROM80に格納されているプログラムすなわち、
CPU60が行う処理が異なる。CPU60は図12に
示すような各手段として機能する。
る。図11にその全体構成を示す。この図に示すよう
に、本実施の形態は、第3の実施の形態において、第2
の起動手段50が省略された構成となっている。ただ
し、ROM80に格納されているプログラムすなわち、
CPU60が行う処理が異なる。CPU60は図12に
示すような各手段として機能する。
【0056】他の要素であって、第3の実施の形態と同
じ要素には同じ番号を付し、その説明は省略する。
じ要素には同じ番号を付し、その説明は省略する。
【0057】次にこのように構成された装置の動作を図
12の機能ブロック図を参照して説明する。
12の機能ブロック図を参照して説明する。
【0058】電源投入後、R波検出用ウインドウ区間設
定手段61は、ペーシングパルス検出回路3から与えら
れるペーシングパルス検出出力と心電図電極1から与え
られる心電図信号に基づいて図13に示すようなウイン
ドウ区間を設定する。このウインドウ区間はペーシング
パルス検出後の15〜150msecが適当である。次
にR波検出手段62はR波を検出する。ペーシングによ
る心室誘発波のR波は左脚ブロック型であり、このR波
の検出は、例えばパターンマッチングによりおこなう。
この結果に基づいてペーシング不全判定手段63はペー
シング不全か否かを判定する。この判定結果、ペーシン
グ不全であるならば、NIBP起動パルス出力手段64
は、非観血血圧計の測定を開始するための起動パルスを
発生する。図14に、心電図信号A、非観血血圧計の起
動パルスXおよび非観血血圧計の動作状態Yのタイミン
グチャートを示す。ここで非観血血圧計が一度起動され
ると、その測定が終了するまでに発生した起動パルス
は、測定に影響を与えないようになっている。
定手段61は、ペーシングパルス検出回路3から与えら
れるペーシングパルス検出出力と心電図電極1から与え
られる心電図信号に基づいて図13に示すようなウイン
ドウ区間を設定する。このウインドウ区間はペーシング
パルス検出後の15〜150msecが適当である。次
にR波検出手段62はR波を検出する。ペーシングによ
る心室誘発波のR波は左脚ブロック型であり、このR波
の検出は、例えばパターンマッチングによりおこなう。
この結果に基づいてペーシング不全判定手段63はペー
シング不全か否かを判定する。この判定結果、ペーシン
グ不全であるならば、NIBP起動パルス出力手段64
は、非観血血圧計の測定を開始するための起動パルスを
発生する。図14に、心電図信号A、非観血血圧計の起
動パルスXおよび非観血血圧計の動作状態Yのタイミン
グチャートを示す。ここで非観血血圧計が一度起動され
ると、その測定が終了するまでに発生した起動パルス
は、測定に影響を与えないようになっている。
【0059】本実施の形態によれば、ペーシング不全の
状態が発生すると直ちに非観血血圧計による測定が開始
される。さらにペーシング不全の状態を報知しても良
い。
状態が発生すると直ちに非観血血圧計による測定が開始
される。さらにペーシング不全の状態を報知しても良
い。
【0060】次に本発明の第5の実施の形態を説明す
る。この実施の形態は、第3の実施の形態の構成におい
てCPU5が有する機能に第4の実施の形態のCPU5
0が行う機能を追加したものである。
る。この実施の形態は、第3の実施の形態の構成におい
てCPU5が有する機能に第4の実施の形態のCPU5
0が行う機能を追加したものである。
【0061】このような構成によれば、図15のタイミ
ングチャートに示すように、非観血血圧計を起動する起
動パルスXは、ペーシングモードになったときに発生
し、それ以降もペーシングモードであれば所定の間隔で
発生し、更にペーシング不全となったときも発生する。
これに応じて非観血血圧計は起動される。非観血血圧計
の動作状態を図15のZに示す。
ングチャートに示すように、非観血血圧計を起動する起
動パルスXは、ペーシングモードになったときに発生
し、それ以降もペーシングモードであれば所定の間隔で
発生し、更にペーシング不全となったときも発生する。
これに応じて非観血血圧計は起動される。非観血血圧計
の動作状態を図15のZに示す。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ペースメーカ
によるペーシングが行われているとき、報知手段により
その旨が報知されるので、測定者はこれによって非観血
血圧計を起動するタイミングを得ることができる。請求
項2の発明によれば、ペーシングパルスを検出すること
によって非観血血圧計を起動するようにした。ペーシン
グパルスはペースメーカが洞停止や房室ブロックにより
徐脈が生じた場合に発生させるものであるから、非観血
血圧計を起動すべきタイミングと合っている。したがっ
てその起動のタイミングを捕らえるための手段を別途設
ける必要がない。従来は心拍数を監視して徐脈を検出し
ていたが、本発明によればこのような手段が不要とな
る。前述したように、心拍数を監視する手段では、患者
毎に固有の心拍数範囲を設定する必要があったが、その
ような設定の煩わしさもなくなり、医療スタッフの手間
が省ける。
によるペーシングが行われているとき、報知手段により
その旨が報知されるので、測定者はこれによって非観血
血圧計を起動するタイミングを得ることができる。請求
項2の発明によれば、ペーシングパルスを検出すること
によって非観血血圧計を起動するようにした。ペーシン
グパルスはペースメーカが洞停止や房室ブロックにより
徐脈が生じた場合に発生させるものであるから、非観血
血圧計を起動すべきタイミングと合っている。したがっ
てその起動のタイミングを捕らえるための手段を別途設
ける必要がない。従来は心拍数を監視して徐脈を検出し
ていたが、本発明によればこのような手段が不要とな
る。前述したように、心拍数を監視する手段では、患者
毎に固有の心拍数範囲を設定する必要があったが、その
ような設定の煩わしさもなくなり、医療スタッフの手間
が省ける。
【0063】また従来はアラームが発生すると測定者が
手動により非観血血圧計を起動していたが、本発明で
は、ペーシングパルスの発生に伴い自動的に非観血血圧
計を起動するので、測定が必要なときになると迅速にそ
の測定を開始することができる。
手動により非観血血圧計を起動していたが、本発明で
は、ペーシングパルスの発生に伴い自動的に非観血血圧
計を起動するので、測定が必要なときになると迅速にそ
の測定を開始することができる。
【0064】請求項3の発明によれば、ペーシングモー
ドの期間中はこの期間用に定められた間隔で非観血血圧
計が起動されるので、連続測定を避けることができ、患
者にカフの締め付けによる負担を必要以上に与えること
がない。
ドの期間中はこの期間用に定められた間隔で非観血血圧
計が起動されるので、連続測定を避けることができ、患
者にカフの締め付けによる負担を必要以上に与えること
がない。
【0065】請求項4の発明によれば、ペースメーカに
よるペーシングが不全であるならばそのことが検出さ
れ、これによって非観血血圧計が起動される。
よるペーシングが不全であるならばそのことが検出さ
れ、これによって非観血血圧計が起動される。
【0066】請求項5の発明によれば、ペーシングモー
ドの期間中は一定の間隔で非観血血圧計による測定を行
うのであるが、その期間中ペーシング不全の事態が発生
したならばそのとき非観血血圧計による測定が開始され
る。すなわち、血圧測定の必要性がきわめて高いとき
に、その機を逃さず血圧測定を行うことができる。
ドの期間中は一定の間隔で非観血血圧計による測定を行
うのであるが、その期間中ペーシング不全の事態が発生
したならばそのとき非観血血圧計による測定が開始され
る。すなわち、血圧測定の必要性がきわめて高いとき
に、その機を逃さず血圧測定を行うことができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】図1に示したペーシングパルス検出回路3の具
体的構成を示す図。
体的構成を示す図。
【図3】図1に示した装置のモード検出手段21の詳細
な構成を示す図。
な構成を示す図。
【図4】図1に示した装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートを示す図。
ミングチャートを示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の全体構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図6】図5に示した装置の第1の起動手段40の詳細
な構成を示す図。
な構成を示す図。
【図7】図5に示した装置の動作を説明するためのタイ
ミングチャートを示す図。
ミングチャートを示す図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の全体構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図9】図8に示した装置の第2の起動手段50の詳細
な構成を示す図。
な構成を示す図。
【図10】図8に示した装置の動作を説明するためのタ
イミングチャートを示す図。
イミングチャートを示す図。
【図11】本発明の第4の実施の形態の全体構成を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図12】図11に示した装置の動作を説明するための
フローチャートを示す図。
フローチャートを示す図。
【図13】図11に示した装置の動作を説明するための
図。
図。
【図14】図11に示した装置の動作を説明するための
タイミングチャートを示す図。
タイミングチャートを示す図。
【図15】本発明の第5の実施の形態の装置の動作を説
明するためのタイミングチャートを示す図。
明するためのタイミングチャートを示す図。
【図16】ペーシングが行われているときの心電図と動
脈圧の例を示す図。
脈圧の例を示す図。
【図17】ペーシングが行われているときの心電図と動
脈圧の例を示す図。
脈圧の例を示す図。
1 心電図電極 3 ペーシングパルス検出回路 5 CPU 11 カフ 13 ポンプ 14 排気弁 15 圧力センサ 16 カフ圧検出・増幅部 21 モード検出手段 22 キー 40 第1の起動手段 50 第2の起動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 理恵 東京都新宿区西落合1丁目31番4号 日本 光電工業株式会社内 (72)発明者 陳 文西 東京都新宿区西落合1丁目31番4号 日本 光電工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 心電図電極から得られる心電図波形を少
なくとも監視する患者監視装置において、 前記心電図波形に基づいて、ペースメーカによるペーシ
ングが行われているか否かのモードを検出するモード検
出手段と、 このモード検出手段により検出されるペーシングモード
を報知する報知手段と、 を具備することを特徴とする患者監視装置。 - 【請求項2】 心電図電極から得られる心電図波形と、
非観血血圧計から得られる血圧とを少なくとも監視する
患者監視装置において、 前記心電図波形に基づいてペースメーカによるペーシン
グパルスを検出するペーシングパルス検出手段と、 この検出手段が前記ペーシングパルスを検出すると前記
非観血血圧計を起動する第1の非観血血圧計起動手段
と、 を具備することを特徴とする患者監視装置。 - 【請求項3】 心電図電極から得られる心電図波形と、
非観血血圧計から得られる血圧とを少なくとも監視する
患者監視装置において、 前記心電図波形に基づいて、ペースメーカによるペーシ
ングが行われているか否かのモードを検出するモード検
出手段と、 このモード検出手段により検出されるペーシングモード
の期間中はこの期間用に定められた間隔で前記非観血血
圧計を起動する第2の非観血血圧計起動手段と、 を具備することを特徴とする患者監視装置。 - 【請求項4】 心電図電極から得られる心電図波形と、
非観血血圧計から得られる血圧とを少なくとも監視する
患者監視装置において、 前記心電図波形に基づいて、ペースメーカによるペーシ
ングが不全であることを検出するペーシング不全検出手
段と、 このペーシング不全検出手段がペーシング不全であるこ
とを検出すると、前記非観血血圧計を起動する第3の非
観血血圧計起動手段と、 を具備することを特徴とする患者監視装置。 - 【請求項5】 心電図電極から得られる心電図波形と、
非観血血圧計から得られる血圧とを少なくとも監視する
患者監視装置において、 前記心電図波形に基づいて、ペースメーカによるペーシ
ングが行われているか否かのモードを検出するモード検
出手段と、 前記心電図波形に基づいて、ペースメーカによるペーシ
ングが不全であることを検出するペーシング不全検出手
段と、 モード検出手段により検出されるペーシングモードの期
間中はこの期間用に定められた間隔で前記非観血血圧計
を起動し、前記ペーシング不全検出手段がペーシング不
全であることを検出すると、直ちに前記非観血血圧計を
起動する第4の非観血血圧計起動手段と、 を具備することを特徴とする患者監視装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9223271A JPH1156790A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 患者監視装置 |
US09/136,964 US6049731A (en) | 1997-08-20 | 1998-08-20 | Patient monitoring apparatus |
EP98115721A EP0898935A1 (en) | 1997-08-20 | 1998-08-20 | Patient monitoring apparatus |
US09/505,664 US6122543A (en) | 1997-08-20 | 2000-02-17 | Patient monitoring apparatus |
US09/639,232 US6241682B1 (en) | 1997-08-20 | 2000-08-16 | Patient monitoring apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9223271A JPH1156790A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 患者監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1156790A true JPH1156790A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16795512
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9223271A Pending JPH1156790A (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 患者監視装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US6049731A (ja) |
EP (1) | EP0898935A1 (ja) |
JP (1) | JPH1156790A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104302332A (zh) * | 2012-12-18 | 2015-01-21 | 甘布罗伦迪亚股份公司 | 检测血液处理装置中的压力脉冲 |
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-
1997
- 1997-08-20 JP JP9223271A patent/JPH1156790A/ja active Pending
-
1998
- 1998-08-20 EP EP98115721A patent/EP0898935A1/en not_active Withdrawn
- 1998-08-20 US US09/136,964 patent/US6049731A/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-17 US US09/505,664 patent/US6122543A/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-08-16 US US09/639,232 patent/US6241682B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0898935A1 (en) | 1999-03-03 |
US6049731A (en) | 2000-04-11 |
US6122543A (en) | 2000-09-19 |
US6241682B1 (en) | 2001-06-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |