JPH1155159A - 通信方法および同通信方法のための受信装置 - Google Patents
通信方法および同通信方法のための受信装置Info
- Publication number
- JPH1155159A JPH1155159A JP9220106A JP22010697A JPH1155159A JP H1155159 A JPH1155159 A JP H1155159A JP 9220106 A JP9220106 A JP 9220106A JP 22010697 A JP22010697 A JP 22010697A JP H1155159 A JPH1155159 A JP H1155159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- output
- adder
- sample
- hold circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 25
- 108010076504 Protein Sorting Signals Proteins 0.000 claims description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 claims description 4
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 claims 1
- 102100034033 Alpha-adducin Human genes 0.000 abstract description 3
- 101000799076 Homo sapiens Alpha-adducin Proteins 0.000 abstract description 3
- 101000629598 Rattus norvegicus Sterol regulatory element-binding protein 1 Proteins 0.000 abstract description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 102100034004 Gamma-adducin Human genes 0.000 description 2
- 101000799011 Homo sapiens Gamma-adducin Proteins 0.000 description 2
- 101100381996 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) BRO1 gene Proteins 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 102100024348 Beta-adducin Human genes 0.000 description 1
- 101000689619 Homo sapiens Beta-adducin Proteins 0.000 description 1
- 108010003272 Hyaluronate lyase Proteins 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 230000001413 cellular effect Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 125000004122 cyclic group Chemical group 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000010295 mobile communication Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 比較的単純な装置により通信容量を高め得る
通信方法および装置を提供することを目的とする。 【構成】 1個の受信局に対する2系統の信号系列に対
して異なる拡散符号を与え、その2系統の信号それぞれ
に、拡散符号の和を乗じて積算することによって同相成
分を抽出し、拡散符号の差を乗じて積算することによっ
て直交成分を抽出する。
通信方法および装置を提供することを目的とする。 【構成】 1個の受信局に対する2系統の信号系列に対
して異なる拡散符号を与え、その2系統の信号それぞれ
に、拡散符号の和を乗じて積算することによって同相成
分を抽出し、拡散符号の差を乗じて積算することによっ
て直交成分を抽出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトル拡散通信の
ための通信方法および同通信方法のための受信装置に係
り、特に送信すべきデジタル信号を1ビットおきの2系
統のデジタル信号列に分割した後に、各信号系列に対し
て受信局に固有の拡散符号を乗じた信号を合成して同相
成分および直交成分のアナログ信号として送信し、受信
局では受信信号を直交検波器によって2系統のアナログ
信号に分離し、これら分離された信号から搬送波成分を
除去し、さらに前記拡散符号に基づいて復調する、いわ
ゆるQPSK型拡散変調方式の通信方法および受信装置
に関する。
ための通信方法および同通信方法のための受信装置に係
り、特に送信すべきデジタル信号を1ビットおきの2系
統のデジタル信号列に分割した後に、各信号系列に対し
て受信局に固有の拡散符号を乗じた信号を合成して同相
成分および直交成分のアナログ信号として送信し、受信
局では受信信号を直交検波器によって2系統のアナログ
信号に分離し、これら分離された信号から搬送波成分を
除去し、さらに前記拡散符号に基づいて復調する、いわ
ゆるQPSK型拡散変調方式の通信方法および受信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散通信方法はその周波数効
率の高さ、守秘性等多くの優れた特長を持ち、移動体通
信や無線LAN等の分野において有望視されている。
率の高さ、守秘性等多くの優れた特長を持ち、移動体通
信や無線LAN等の分野において有望視されている。
【0003】ここでスペクトル拡散通信変復調の理論式
を示すと、まず送信側では、情報データ系列のI成分
(同相成分)、Q成分(直交成分)をIi、Iq、拡散
符号のI成分、Q成分をCi、Cqで表わすと、拡散変
調信号のI成分Si、Q成分Sqはそれぞれ、 Si=IiCi−IqCq (1) Sq=IiCq+IqCi (2) で表わされる。
を示すと、まず送信側では、情報データ系列のI成分
(同相成分)、Q成分(直交成分)をIi、Iq、拡散
符号のI成分、Q成分をCi、Cqで表わすと、拡散変
調信号のI成分Si、Q成分Sqはそれぞれ、 Si=IiCi−IqCq (1) Sq=IiCq+IqCi (2) で表わされる。
【0004】一方受信側では、受信変調信号のI、Q成
分をRi、Rqで表し、逆拡散後の信号のI成分、Q成
分をDi、Dqとすると、 Ri=IiCi−IqCq (3) Rq=IiCq+IqCi (4) であり、Di=RiCi+RqCq
分をRi、Rqで表し、逆拡散後の信号のI成分、Q成
分をDi、Dqとすると、 Ri=IiCi−IqCq (3) Rq=IiCq+IqCi (4) であり、Di=RiCi+RqCq
【数1】 Dq=−RiCq+RqCi
【数2】 となる。
【0005】図4はこの種の従来の通信においてマッチ
ドフィルタを用いた受信装置の構成の一部を示すもので
あるが、受信したアナログ信号Ain4(中間周波IF
信号)は分配器Dによって2系統に分配され、それぞれ
乗算器(×記号で示す。)において直交検波が行われ
て、2系統のアナログ信号成分Rq、Riが抽出され
る。これらの成分はそれぞれローパスフィルタLPFを
通過して搬送波成分が除去され、Rqはマッチドフィル
タMF1、MF2に、RiはマッチドフィルタMF3、
MF4に入力される。マッチドフィルタMF2、MF3
には、Q成分のための拡散符号Cqが符号生成器PNQ
から与えられ、マッチドフィルタMF1、MF4には、
I成分のための拡散符号Ciが符号生成器PNIから与
えられる。マッチドフィルタは各信号成分に拡散符号を
乗じ、その総和を算出する。
ドフィルタを用いた受信装置の構成の一部を示すもので
あるが、受信したアナログ信号Ain4(中間周波IF
信号)は分配器Dによって2系統に分配され、それぞれ
乗算器(×記号で示す。)において直交検波が行われ
て、2系統のアナログ信号成分Rq、Riが抽出され
る。これらの成分はそれぞれローパスフィルタLPFを
通過して搬送波成分が除去され、Rqはマッチドフィル
タMF1、MF2に、RiはマッチドフィルタMF3、
MF4に入力される。マッチドフィルタMF2、MF3
には、Q成分のための拡散符号Cqが符号生成器PNQ
から与えられ、マッチドフィルタMF1、MF4には、
I成分のための拡散符号Ciが符号生成器PNIから与
えられる。マッチドフィルタは各信号成分に拡散符号を
乗じ、その総和を算出する。
【0006】また従来のスライディング相関器を用いた
受信装置(図5)においては、図4の構成と同様に、受
信信号Ain5(中間周波IF信号)を、直交検波器、
ローパスフィルタによってQ成分、I成分に変換した
後、4個の乗算器(×記号で示す。)によって、Q成分
に対してQ成分、I成分のための拡散符号Cq、Ciを
それぞれ掛け、I成分に対してI成分、Q成分のための
拡散符号Ci、Cqをそれぞれ掛ける。ここにPNI、
PNQは拡散符号発生器である。その後加算器(+記号
で示す。)によってQ成分の拡散符号Cqによる抽出成
分およびI成分の拡散符号Ciによる抽出成分のそれぞ
れを合成する。合成結果に対してはDLL(Delay
Locked Loop:図示省略)による同期追跡
を行い、拡散符号発生器を制御して検出ピークを追跡し
ていく。
受信装置(図5)においては、図4の構成と同様に、受
信信号Ain5(中間周波IF信号)を、直交検波器、
ローパスフィルタによってQ成分、I成分に変換した
後、4個の乗算器(×記号で示す。)によって、Q成分
に対してQ成分、I成分のための拡散符号Cq、Ciを
それぞれ掛け、I成分に対してI成分、Q成分のための
拡散符号Ci、Cqをそれぞれ掛ける。ここにPNI、
PNQは拡散符号発生器である。その後加算器(+記号
で示す。)によってQ成分の拡散符号Cqによる抽出成
分およびI成分の拡散符号Ciによる抽出成分のそれぞ
れを合成する。合成結果に対してはDLL(Delay
Locked Loop:図示省略)による同期追跡
を行い、拡散符号発生器を制御して検出ピークを追跡し
ていく。
【0007】このように送信すべき信号を複数系統に分
離するタイプの通信方法では、より系統数が多いほど、
通信速度を高速化でき、あるいは誤り率等の通信信頼性
が高くなり、通信容量は高まる。しかし、このような、
系統数の増大によって通信装置が複雑になり、機器コス
トおよび消費電力の増大につながる。
離するタイプの通信方法では、より系統数が多いほど、
通信速度を高速化でき、あるいは誤り率等の通信信頼性
が高くなり、通信容量は高まる。しかし、このような、
系統数の増大によって通信装置が複雑になり、機器コス
トおよび消費電力の増大につながる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点を解消すべく創案されたもので、比較的単純
な装置により通信容量を高め得る通信方法および装置を
提供することを目的とする。
来の問題点を解消すべく創案されたもので、比較的単純
な装置により通信容量を高め得る通信方法および装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信方法
は、2系統のアナログ信号それぞれに、拡散符号の和を
乗じて積算することによって同相成分を抽出し、拡散符
号の差を乗じて積算することによって直交成分を抽出す
るものである。
は、2系統のアナログ信号それぞれに、拡散符号の和を
乗じて積算することによって同相成分を抽出し、拡散符
号の差を乗じて積算することによって直交成分を抽出す
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る通信方法および
装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
【実施例】図1は、本発明方法を実施するためのマッチ
ドフィルタMFを示す。このマッチドフィルタMFは、
拡散率(図ではn)に対応した個数のサンプル・ホール
ド回路SH1〜SHnを有し、受信信号のQ成分Rq、
I成分Ri は第1加算器ADD1で加算された後にサ
ンプルホールド回路に入力されている。サンプルホール
ド回路はコントロール信号(図示省略)によって制御さ
れ、所定の順序で標本化(サンプリング)および保持
(ホールディング)を実行する。その順序はSH1〜S
Hnに順次データを入力した後に、SH1に次のデータ
を入力し、SH2、SH3、...と新たなデータを入
力して行く。このようにサンプルホールド回路間のデー
タ転送を行わない構成とすれば転送誤差の発生を防止し
得る。なお、図1の構成では拡散符号系列Ci及びCq
がシンボル周期で巡回されるように、チップレートのク
ロック毎にこれら拡散符号系列をシフトする。
ドフィルタMFを示す。このマッチドフィルタMFは、
拡散率(図ではn)に対応した個数のサンプル・ホール
ド回路SH1〜SHnを有し、受信信号のQ成分Rq、
I成分Ri は第1加算器ADD1で加算された後にサ
ンプルホールド回路に入力されている。サンプルホール
ド回路はコントロール信号(図示省略)によって制御さ
れ、所定の順序で標本化(サンプリング)および保持
(ホールディング)を実行する。その順序はSH1〜S
Hnに順次データを入力した後に、SH1に次のデータ
を入力し、SH2、SH3、...と新たなデータを入
力して行く。このようにサンプルホールド回路間のデー
タ転送を行わない構成とすれば転送誤差の発生を防止し
得る。なお、図1の構成では拡散符号系列Ci及びCq
がシンボル周期で巡回されるように、チップレートのク
ロック毎にこれら拡散符号系列をシフトする。
【0012】サンプルホールド回路SH1〜SHnの出
力は、I系統の乗算回路M11、M21、M3
1、...、Mn1、およびQ系統の乗算回路M12、
M22、M32、...、Mn2にそれぞれ入力され、
I系統の乗算回路にはI成分(同相成分)に対するPN
符号Ci、Q系統の乗算回路にはQ成分(直交成分)に
対するPN符号Cqが入力されている。乗算回路M11
〜Mn1の出力は第2加算回路ADD2に入力され、乗
算回路M12〜Mn2の出力は第3加算回路ADD3に
入力され、それぞれの総和が算出されている。ADD
2、ADD3の出力は第4加算回路ADD4、減算回路
SUBに入力され、両者の和および差が算出されてい
る。
力は、I系統の乗算回路M11、M21、M3
1、...、Mn1、およびQ系統の乗算回路M12、
M22、M32、...、Mn2にそれぞれ入力され、
I系統の乗算回路にはI成分(同相成分)に対するPN
符号Ci、Q系統の乗算回路にはQ成分(直交成分)に
対するPN符号Cqが入力されている。乗算回路M11
〜Mn1の出力は第2加算回路ADD2に入力され、乗
算回路M12〜Mn2の出力は第3加算回路ADD3に
入力され、それぞれの総和が算出されている。ADD
2、ADD3の出力は第4加算回路ADD4、減算回路
SUBに入力され、両者の和および差が算出されてい
る。
【0013】受信信号のQ成分Rq、I成分Riの和を
Rとすると、 R=Ri+Rq=IiCi−IqCq+IiCq+IqCi (7) であり、以下に示すように、ADD4の出力は近似的に
Di、SUBの出力は近似的にDqとなる。すなわち、
Rとすると、 R=Ri+Rq=IiCi−IqCq+IiCq+IqCi (7) であり、以下に示すように、ADD4の出力は近似的に
Di、SUBの出力は近似的にDqとなる。すなわち、
【数3】 であり、Ci≠Cqのとき、I成分、Q成分の拡散符号
が相互に準直交であるとすると、
が相互に準直交であるとすると、
【数4】 が成立する。これら式(10)、(11)を式(8)、
(9)に代入すると、式(8)、(9)は式(5)、
(6)と等しくなる。
(9)に代入すると、式(8)、(9)は式(5)、
(6)と等しくなる。
【0014】ここにCqとCiは相関の低い準直交デー
タよりなる符号なので、信号の劣化が生じた場合にも、
いずれか一方の成分(信号系列)によりその信号が自局
あてのものかどうか判定でき、これに基づいた誤り符号
訂正も可能である。なお準直交とは相関が「0」の直交
を含む概念である。
タよりなる符号なので、信号の劣化が生じた場合にも、
いずれか一方の成分(信号系列)によりその信号が自局
あてのものかどうか判定でき、これに基づいた誤り符号
訂正も可能である。なお準直交とは相関が「0」の直交
を含む概念である。
【0015】以上の通信方式は、従来の通信の考え方で
は2チャンネルを占有したものと同等の信頼性が得られ
るが、図1から明らかなようにサンプルホールド回路S
H1〜SHnは1系統の受信器と同一個数であり、その
回路規模は従来の1チャンネンルの規模とほぼ同等であ
る。
は2チャンネルを占有したものと同等の信頼性が得られ
るが、図1から明らかなようにサンプルホールド回路S
H1〜SHnは1系統の受信器と同一個数であり、その
回路規模は従来の1チャンネンルの規模とほぼ同等であ
る。
【0016】なお通信路中でのノイズ等により前記式
(10)、(11)の左辺が充分小でなくなったときに
はI成分とQ成分の相互相関の影響を無視できなくなる
が、マッチドフィルタの出力(電力)を所定時間巡回積
分して時間平均をとることにより、この相互相関の影響
を軽減し得る。
(10)、(11)の左辺が充分小でなくなったときに
はI成分とQ成分の相互相関の影響を無視できなくなる
が、マッチドフィルタの出力(電力)を所定時間巡回積
分して時間平均をとることにより、この相互相関の影響
を軽減し得る。
【0017】図2は同通信方法に使用する受信装置の1
例を示す。
例を示す。
【0018】図2において、アンテナおよびRF受信部
によって受信された受信信号Ain2(中間周波IF信
号)は分配器Dによって2系統の信号に分離され、それ
ぞれ直交検波器を経てI成分とQ成分に分離される。さ
らに、これら成分はローパスフィルタLPF1、LPF
2によって搬送波成分が除去されて、I成分、Q成分が
抽出され、マッチドフィルタMFに入力される。このマ
ッチドフィルタは図1の構成を有し、PN符号生成部P
NGから供給されたI成分、Q成分のPN符号により上
記式(5)〜(11)に示す演算を実行し、近似的にI
成分、Q成分を抽出する。
によって受信された受信信号Ain2(中間周波IF信
号)は分配器Dによって2系統の信号に分離され、それ
ぞれ直交検波器を経てI成分とQ成分に分離される。さ
らに、これら成分はローパスフィルタLPF1、LPF
2によって搬送波成分が除去されて、I成分、Q成分が
抽出され、マッチドフィルタMFに入力される。このマ
ッチドフィルタは図1の構成を有し、PN符号生成部P
NGから供給されたI成分、Q成分のPN符号により上
記式(5)〜(11)に示す演算を実行し、近似的にI
成分、Q成分を抽出する。
【0019】LPF1、LPF2の出力は、マッチドフ
ィルタMFと並列な複数のスライディング相関器SC1
〜SCnに入力され、MFにおいては初期同期捕捉のみ
が実行され、SC1〜SCnはデータ復調およびトラッ
キングに使用される。式(10)、(11)に示すよう
にマッチドフィルタMFの出力は近似的にI、Q成分に
等しくなるが、通信路のノイズによってはI、Q成分の
分離性能が不十分になることもある。一方スライディン
グ相関器は受信信号RSとPN符号と単純な乗算を行う
ため、I、Q成分の分離は確実である。しかしスライデ
イング相関器はI、Q各成分について1個の乗算回路で
相関演算を行うため、初期同期捕捉を高速に行うことは
困難である。すなわち、初期同期捕捉のみを図1のマッ
チドフィルタで行うことにより、回路規模を大きくせず
に高速の初期同期捕捉を実現でき、さらにスライディン
グ相関器の併用によりデータ復調の性能も高い。
ィルタMFと並列な複数のスライディング相関器SC1
〜SCnに入力され、MFにおいては初期同期捕捉のみ
が実行され、SC1〜SCnはデータ復調およびトラッ
キングに使用される。式(10)、(11)に示すよう
にマッチドフィルタMFの出力は近似的にI、Q成分に
等しくなるが、通信路のノイズによってはI、Q成分の
分離性能が不十分になることもある。一方スライディン
グ相関器は受信信号RSとPN符号と単純な乗算を行う
ため、I、Q成分の分離は確実である。しかしスライデ
イング相関器はI、Q各成分について1個の乗算回路で
相関演算を行うため、初期同期捕捉を高速に行うことは
困難である。すなわち、初期同期捕捉のみを図1のマッ
チドフィルタで行うことにより、回路規模を大きくせず
に高速の初期同期捕捉を実現でき、さらにスライディン
グ相関器の併用によりデータ復調の性能も高い。
【0020】マッチドフィルタMFの出力は電力計算部
PCに入力されて、MF出力の電力が算出され、パス検
出部PDにおいて、一定の時間にわたって巡回積分した
後、電力のレベルの高いものから所定個数の信号パスが
選択される。PDの出力は相関器制御部CCに入力さ
れ、SC1〜SCnは選択されたパスに同期するように
コントロールされる。これは反射波等によるマルチパス
を後段のレーク合成復調部RAKEにおいて合成するた
めの処理である。相関器SC1〜SCnの出力はレーク
合成復調部RAKEに入力され、レーク合成される。図
中Doはレーク合成された後の復調データである。
PCに入力されて、MF出力の電力が算出され、パス検
出部PDにおいて、一定の時間にわたって巡回積分した
後、電力のレベルの高いものから所定個数の信号パスが
選択される。PDの出力は相関器制御部CCに入力さ
れ、SC1〜SCnは選択されたパスに同期するように
コントロールされる。これは反射波等によるマルチパス
を後段のレーク合成復調部RAKEにおいて合成するた
めの処理である。相関器SC1〜SCnの出力はレーク
合成復調部RAKEに入力され、レーク合成される。図
中Doはレーク合成された後の復調データである。
【0021】図3は同通信方法を2段階高速初期同期法
(樋口健一他著「DS−CDMA基地局間非同期セルラ
方式におけるロングコードの2段階高速初期同期法」信
学技法、CS−96、RCS96−12、1996−
5)に使用する他の受信装置を示す。
(樋口健一他著「DS−CDMA基地局間非同期セルラ
方式におけるロングコードの2段階高速初期同期法」信
学技法、CS−96、RCS96−12、1996−
5)に使用する他の受信装置を示す。
【0022】2段階高速初期同期法は、基地局共通のシ
ョートコードと、各基地局固有のロングコードを設定
し、制御チャンネルの送信に際して、ショートコードと
ロングコードとによる2段階の拡散変調を行う。そして
所定の周期でショートコードのみによる拡散変調した制
御チャンネルを送信する。受信装置においては、ショー
トコードによる逆拡散によってロングコードのタイミン
グを抽出し、ロングコードに対する同期をとる。これに
よってロングコードに対する初期同期捕捉を高速化でき
る。
ョートコードと、各基地局固有のロングコードを設定
し、制御チャンネルの送信に際して、ショートコードと
ロングコードとによる2段階の拡散変調を行う。そして
所定の周期でショートコードのみによる拡散変調した制
御チャンネルを送信する。受信装置においては、ショー
トコードによる逆拡散によってロングコードのタイミン
グを抽出し、ロングコードに対する同期をとる。これに
よってロングコードに対する初期同期捕捉を高速化でき
る。
【0023】図3において、分配器、ローパスフィルタ
を経た受信信号RSがスイッチSWに入力され、スイッ
チSWにおいて2系統に切替出力される。その第1の系
統はショートコード処理部SPであり、第2の系統はロ
ングコード処理部LPである。ショートコード処理部S
Pは図1のマッチドフィルタMFと、このMFにショー
トコードを入力するショートコード生成部SGを有し、
受信信号RSとショートコードの相関を算出して、初期
セルサーチや周辺セルサーチのためのロングコードのタ
イミングを検出する。ロングコード処理部LPはスライ
ディング相関器SC、およびこのSCにロングコードを
入力するロングコード生成部LGを有し、受信信号RS
とロングコードおよびショートコードの合成コードとの
相関を算出して逆拡散を行う。
を経た受信信号RSがスイッチSWに入力され、スイッ
チSWにおいて2系統に切替出力される。その第1の系
統はショートコード処理部SPであり、第2の系統はロ
ングコード処理部LPである。ショートコード処理部S
Pは図1のマッチドフィルタMFと、このMFにショー
トコードを入力するショートコード生成部SGを有し、
受信信号RSとショートコードの相関を算出して、初期
セルサーチや周辺セルサーチのためのロングコードのタ
イミングを検出する。ロングコード処理部LPはスライ
ディング相関器SC、およびこのSCにロングコードを
入力するロングコード生成部LGを有し、受信信号RS
とロングコードおよびショートコードの合成コードとの
相関を算出して逆拡散を行う。
【0024】MFの出力はメモリMEMに入力され、複
数の出力の電力レベルが記録される。MEM内の出力レ
ベルは最大値抽出部MSによってその最大値が検出さ
れ、MSの出力は前記LGに入力されている。MSはセ
ルサーチの結果に基づいて、SCによるRSとロングコ
ードとの相関演算のタイミング、すなわちロングコード
生成のタイミングを設定する。ショートコードは排他的
論理和ゲートGにおいてロングコードと合成され、合成
結果がスライディング相関器SCの乗算部Mに入力され
る。これによって2段階のセルサーチが実行され、ロン
グコードの同期が確立される。
数の出力の電力レベルが記録される。MEM内の出力レ
ベルは最大値抽出部MSによってその最大値が検出さ
れ、MSの出力は前記LGに入力されている。MSはセ
ルサーチの結果に基づいて、SCによるRSとロングコ
ードとの相関演算のタイミング、すなわちロングコード
生成のタイミングを設定する。ショートコードは排他的
論理和ゲートGにおいてロングコードと合成され、合成
結果がスライディング相関器SCの乗算部Mに入力され
る。これによって2段階のセルサーチが実行され、ロン
グコードの同期が確立される。
【0025】SCにおいて乗算部Mの出力は積分器IN
Dに入力され、乗算結果が積算される。INDの出力は
2乗検波器(square−law detecto
r)SLDに入力され、SLDの出力は比較器COMP
に入力されている。
Dに入力され、乗算結果が積算される。INDの出力は
2乗検波器(square−law detecto
r)SLDに入力され、SLDの出力は比較器COMP
に入力されている。
【0026】前記MSの出力はさらに閾値決定回路TD
に入力され、前記COMPは、SLDの出力をTDの出
力と比較する。これによってショートコードとの相関結
果を電力に対応付け、これをTDによって決定された閾
値と比較する。TDはSPにおける電力検出結果に基づ
いて閾値を決定するので、逆拡散における適性な閾値が
与えられ、適正なロングコード同期信号Doが生成され
る。
に入力され、前記COMPは、SLDの出力をTDの出
力と比較する。これによってショートコードとの相関結
果を電力に対応付け、これをTDによって決定された閾
値と比較する。TDはSPにおける電力検出結果に基づ
いて閾値を決定するので、逆拡散における適性な閾値が
与えられ、適正なロングコード同期信号Doが生成され
る。
【0027】以上のように、ロングコードの同期のため
のショートコードによる初期同期捕捉をマッチドフィル
タで実行するので、その処理を著しく高速化でき、また
ロングコードおよびショートコードによる2段階逆拡散
をスライディング相関器で実行するので、回路規模を抑
えながら高速なロングコード同期が可能である。
のショートコードによる初期同期捕捉をマッチドフィル
タで実行するので、その処理を著しく高速化でき、また
ロングコードおよびショートコードによる2段階逆拡散
をスライディング相関器で実行するので、回路規模を抑
えながら高速なロングコード同期が可能である。
【0028】
【発明の効果】前述のとおり、本発明に係る通信方法は
1個の受信局に対する2系統の信号系列に対して準直交
の異なる拡散符号を与えるので、受信側での誤り訂正等
が容易になり、通信容量が向上するが受信局での信号保
持回路は1系統で足りるので、回路規模の拡大はわずか
である。
1個の受信局に対する2系統の信号系列に対して準直交
の異なる拡散符号を与えるので、受信側での誤り訂正等
が容易になり、通信容量が向上するが受信局での信号保
持回路は1系統で足りるので、回路規模の拡大はわずか
である。
【図1】 本発明に係る通信方法に使用するマッチドフ
ィルタの1実施例を示す回路図である。
ィルタの1実施例を示す回路図である。
【図2】 同通信方法に使用する受信装置を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】 他の受信装置を示すブロック図である。
【図4】 従来のマッチドフィルタを用いた受信装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】 従来のスライディング相関器を用いた受信装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
Ri、Qi、RS、Ain2、AIN4、Ain5
...受信信号 ADD1〜ADD4 ...加算回路 M、M11〜M1n、M21〜M2n ... 乗算回路 SH1〜SHn ... サンプルホールド回路 SUB ...減算回路 D ... 分配器 LPF、LPF1、LPF2 ... ローパスフィル
タ PC ... 電力計算部 PD ... パス検出部 CC ... 相関器制御部 SC、SC1〜SCn ... スライディング相関器 SW ...スイッチ RAKE ... レーク合成復調部 MEM ... メモリ MS ...最大値抽出部 TD ...閾値決定回路 LG ...ロングコード生成部 LP ... ロングコード処理部 SG ... ショートコード生成部 SP ... ショートコード処理部 G ...EX−ORゲート SLD ...2乗検波器 COMP ... 比較器 MF、MF1〜MF4 ... マッチドフィルタ PNG、PNI、PNQ ... 拡散符号発生器 Di ... I成分(受信側) Dq ... Q成分(受信側)。 1 1 整理番号=YZ1997043A
...受信信号 ADD1〜ADD4 ...加算回路 M、M11〜M1n、M21〜M2n ... 乗算回路 SH1〜SHn ... サンプルホールド回路 SUB ...減算回路 D ... 分配器 LPF、LPF1、LPF2 ... ローパスフィル
タ PC ... 電力計算部 PD ... パス検出部 CC ... 相関器制御部 SC、SC1〜SCn ... スライディング相関器 SW ...スイッチ RAKE ... レーク合成復調部 MEM ... メモリ MS ...最大値抽出部 TD ...閾値決定回路 LG ...ロングコード生成部 LP ... ロングコード処理部 SG ... ショートコード生成部 SP ... ショートコード処理部 G ...EX−ORゲート SLD ...2乗検波器 COMP ... 比較器 MF、MF1〜MF4 ... マッチドフィルタ PNG、PNI、PNQ ... 拡散符号発生器 Di ... I成分(受信側) Dq ... Q成分(受信側)。 1 1 整理番号=YZ1997043A
Claims (7)
- 【請求項1】 スペクトル拡散通信のための通信方法
であって、送信すべきデジタル信号を1ビットおきの2
系統のデジタル信号列に分割した後に、各信号系列に対
して受信局に固有の拡散符号を乗じた信号を合成して同
相成分および直交成分のアナログ信号として送信し、受
信局では受信信号を直交検波器によって2系統のアナロ
グ信号に分離し、これら分離された信号から搬送波成分
を除去し、さらに前記拡散符号に基づいて復調する通信
方法において、受信局では、直交検波後の2系統のアナ
ログ信号を合成し、拡散符号の和を乗じて積算すること
によって同相成分を抽出し、拡散符号の差を乗じて積算
することによって直交成分を抽出することを特徴とする
通信方法。 - 【請求項2】 搬送波成分を含む受信信号を、搬送波
成分を含む同相成分および直交成分に分離する直交検波
器と;この直交検波器から出力される搬送波成分を含む
同相成分および直交成分から搬送波成分を除去するLP
Fと;LPFから出力された同相成分および直交成分を
加算する加算器と;加算器の出力を時系列で保持する複
数のサンプルホールド回路と、各サンプルホールド回路
の出力に第1の拡散符号を乗ずる複数の第1乗算器と、
各サンプルホールド回路の出力に第2の拡散符号を乗ず
る複数の第2乗算器と、第1乗算器の出力の総和を算出
する第2加算器と、第2乗算器の出力の総和を算出する
第3加算器と、第2加算器の出力と第3加算器の出力の
和を算出する第4加算器と、第2加算器の出力と第3加
算器の出力の差を算出する減算器とを備えたマッチドフ
ィルタと;を備えている受信装置。 - 【請求項3】 サンプルホールド回路は複数段直列に
接続され、加算器出力は初段のサンプルホールド回路に
入力されて、順次後段のサンプルホールド回路へ転送さ
れ、各第1、第2乗算器は対応するサンプルホールド回
路に接続されていることを特徴とする請求項2記載の受
信装置。 - 【請求項4】 サンプルホールド回路は加算器出力に
対して並列に接続され、加算器出力は所定の順序で各サ
ンプルホールド回路によって保持され、各第1、第2乗
算器は対応するサンプルホールド回路に接続され、その
とき保持されている加算器出力の保持順序に応じて、第
1、第2拡散符号の割当てを変更するようになっている
ことを特徴とする請求項2記載の受信装置。 - 【請求項5】 さらにスライディング相関器を備えて
いることを特徴とする請求項2記載の受信装置。 - 【請求項6】 初期同期捕捉および同期保持にマッチ
ドフィルタを使用し、データ復調にはスライディング相
関器を使用することを特徴とする請求項5記載の受信装
置。 - 【請求項7】 2段階高速初期同期法におけるロング
コード同期のためのショートコードによる逆拡散にマッ
チドフィルタを使用し、ロングコード及びショートコー
ドによる逆拡散にスライディング相関器を使用すること
を特徴とする請求項5記載の受信装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9220106A JPH1155159A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 通信方法および同通信方法のための受信装置 |
US09/075,861 US6064690A (en) | 1997-05-13 | 1998-05-12 | Spread spectrum communication system |
EP98108713A EP0878919A3 (en) | 1997-05-13 | 1998-05-13 | Spread spectrum communication system |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9220106A JPH1155159A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 通信方法および同通信方法のための受信装置 |
US09/075,861 US6064690A (en) | 1997-05-13 | 1998-05-12 | Spread spectrum communication system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1155159A true JPH1155159A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=26523540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9220106A Pending JPH1155159A (ja) | 1997-05-13 | 1997-07-31 | 通信方法および同通信方法のための受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1155159A (ja) |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9220106A patent/JPH1155159A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100298565B1 (ko) | 스펙트럼확산신호수신방법및스펙트럼확산신호수신장치 | |
US6038250A (en) | Initial synchronization method and receiver for DS-CDMA inter base station asynchronous cellular system | |
US6459883B2 (en) | Generic finger architecture for spread spectrum applications | |
CA2197341C (en) | Acquisition method and system of spreading code | |
US5910948A (en) | Acquisition scheme and receiver for an asynchronous DS-CDMA cellular communication system | |
EP1075089B1 (en) | Correlation detector and communication apparatus | |
US6522687B2 (en) | Data transmitter and receiver of a DS-CDMA communication system | |
KR20100030109A (ko) | 비동기식 이동통신 시스템에서 셀 탐색 방법 및 장치 | |
JP3000037B2 (ja) | 通信方法及び同通信方法のための装置 | |
US8249133B2 (en) | Mitigation of interference in cell search by wireless transmit and receive units | |
EP1046242A1 (en) | Method and apparatus for increasing spectral efficiency of cdma systems using direct sequence spread spectrum signals | |
CN112187338A (zh) | 一种异步码分多址系统用两级处理干扰对消系统及方法 | |
EP0884856A2 (en) | Spread spectrum communication system | |
US6741637B1 (en) | Method and apparatus of joint detection of a CDMA receiver | |
JP2720745B2 (ja) | 信号処理回路 | |
JPH1155159A (ja) | 通信方法および同通信方法のための受信装置 | |
KR100353840B1 (ko) | 무선통신 시스템에서의 셀 탐색 장치 및 그 방법 | |
JP2778396B2 (ja) | スペクトル拡散信号の受信機 | |
JP3300790B2 (ja) | Ds−cdma基地局間非同期セルラ方式におけるロングコードサーチ方法 | |
JP3824482B2 (ja) | Cdma受信装置 | |
KR100354164B1 (ko) | 신호 복조 장치 | |
Moon et al. | Cell search robust to initial frequency offset in WCDMA systems | |
JP2002353859A (ja) | W−cdma通信方式の周波数制御方法および移動局 | |
Bahl | Designing hardware efficient acquisition units for initial cell search in WCDMA | |
JPH1198116A (ja) | Cdma通信システム用受信装置 |