JPH11508060A - 透明画視認装置 - Google Patents
透明画視認装置Info
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- JPH11508060A JPH11508060A JP9503707A JP50370797A JPH11508060A JP H11508060 A JPH11508060 A JP H11508060A JP 9503707 A JP9503707 A JP 9503707A JP 50370797 A JP50370797 A JP 50370797A JP H11508060 A JPH11508060 A JP H11508060A
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Abstract
(57)【要約】
少なくとも1つの内部反射表面と、視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィールドを形成する光源と、視認フィールドのある領域をマスクし、透明画の少なくとも一部を含む視界を残す、少なくとも1つの可動マスキング要素と、内部反射表面に付加され、可動マスキング要素に関連付けられ、光の少なくとも一部をマスク領域から視界へ送る、少なくとも1つの反射要素とを含む透明画視認装置。
Description
【発明の詳細な説明】
透明画視認装置
発明の分野
本発明は、透明画視認装置に関し、詳細には、X線透明画などを保持し照明す
る装置に関する。
発明の背景
医療用のX線透明画は通常、一般にイルミネータと呼ばれる装置の視認面の上
方に置くことによって検査される。従来型のイルミネータは通常、ディスプレイ
領域を画定する光拡散板の後方に蛍光灯管を密閉したボックス形構造となってい
る。一般に、透明画は、視認面の上縁部に沿って配置されたスプリング付勢フィ
ルム保持クリップの下方に透明画の上縁部を押し込むことによって視認面の表面
上に保持される。
標準サイズのイルミネータは、高さ17インチ(43.18cm)および幅1
4インチ(35.56cm)または14インチの倍数(すなわち、28インチ(
71.2cm)または56インチ(142.24cm))のディスプレイ面を有
する。通常、各14インチ幅のディスプレイ面はそれ自体の蛍光管と制御スイッ
チとを有する。そのような視認面によって、最大17インチ×14インチの標準
サイズX線フィルムを視認することができる。
透明画で覆われない視認面の部分を照明する必要はない。これによって、透明
画の外側の領域からの不要なグレアがなくなる。14インチ×17インチよりも
小さな透明画を検査する際、そのようなトランスパレンは通常、フルサイズの透
明画と同様にディスプレイ面上に保持され、すなわちフィルムホルダによって視
認装置の上部に沿って懸垂される。このため、完全に照明された透明画を囲むデ
ィスプレイ領域の部分が残り、結果的に生じるグレアは、透明画を調べそれに含
まれる情報を評価しようとする人の視覚から散逸する。
さらに、多くの例では、視認者が最も関心を抱くディスプレイ面の領域は極め
て密度が高い。したがって、この領域の表示およびそこから得た情報の評価は、
特に厄介であり困難である。
透明画にはいくつかの非常に透明な領域が含まれることが多く、X線技師は過
度に露光された透明画を調べる必要があることが多い。このような場合、透明画
自体の領域を通じてかなりのグレアが放出される。
従来、観測者の目を、透明画を通過する光以外の光から遮る、X線透明画用の
視認装置を提供し、透明画の部分の光を弱め、要に応じて透明画内のコントラス
トを低減させることが試みられている。
Haagの米国特許第1988654号は、ディフューザのすべての光透過表
面を透明画の縁部までマスクする手動で移動できる2枚のカーテンを備えるライ
ト・ボックスを開示している。
Cadenasの米国特許第2436162号は、X線透明画のすべての部分
または選択された部分のみを露光するために互いに対して手動で旋回できる複数
のヒンジ接続不透明マスクを組み込んだマスキング構造を有するX線視認装置を
開示している。
Hammondの米国特許第4004360号は、X線透明画によって占有さ
れない視認画面の領域を自動的に暗くするセルフマスキング視認装置に関する。
開示された装置では、画面は、選択的にシャッタによって遮断し、あるいは光を
通過させるために開放することができる多数の穴を備える。装置の内部は、フィ
ルムを装置の前面に接触させて保持するように機能する真空源に接続される。
この真空は、さらに透明画によって覆われない穴に接続されたシャッタを閉鎖
し、それによってそのような穴における光の通過が妨げられるようにも機能する
。透明画と位置合わせされたこれらの穴を空気が通過することはできず、したが
って、覆われた穴に関連付けられたシャッタは、光が通過できるように開放され
たままになる。前述の装置は、透明画と位置合わせされた領域に穴およびシャッ
タが存在するため、透明画を正確に読み取る能力を妨害するパターンを透明画の
後方に生成するので、線透明画の重大な検査には適していない。
Armfieldの米国特許第4373280号は、画面の中央部に透明画を
支持するクロス・バーを有するX線視認プレートを開示している。照明される表
面の選択された部分を暗くするためにマニュアル作動させることのできる一連の
シェードが設けられる。
Porkinchakの米国特許第4510708号は、縦長のスクロール上
に一連のマスクを含むX線視認装置を開示している。本発明の特定の実施形態で
は、スクロールは、モータによって一対の送りロール上で移動される。マスクは
、X線透明画のストック・サイズに対応するように寸法付けされる。の装置は、
検知された寸法に応じて自動的に、選択されたマスクを、位置決めされた透明画
と位置合わせする寸法検知機構を有する。透明画はフィルムホルダに挿入される
。幅方向検知機能は、フィルムの縁部に係合するように位置決めされた一連のレ
バーまたは指によって実行される。
Gelukの米国特許第4637150号は、陰極線管が光源として使用され
、この光源から放出された光が、記憶されている透明画の密度に応じて変調され
るシステムについて説明している。このシステムは、この種のイルミネータ用の
CRTの寸法と、関連する光強度出力とが限られているために実用的なものでは
ない。
Deforestの米国特許第4908876号は特に、映写レンズを使用し
て光源を投射し透明画を背面照明する透明画視認装置について説明している。
Yaniv等の米国特許第5313726号は、反射ハウジングに取り付けら
れた光源を使用して透明画が背面照明される透明画視認装置について説明してい
る。
ドイツ特許出願DE3331762A1号は、照明源と視認面との間に配置さ
れたエレクトロクロマチック材料のそれぞれの対向面上の水平ストリップ導体お
よび垂直ストリップ導体に電圧が印加されたことに応答して、背面照明によって
ディスプレイ面の一部が選択的に照明されるアレイ形エレクトロクロマチック・
イルミネータについて説明している。
本明細書の一部としてその開示をに組み込む、Inbar等の米国特許出願第
07/861982号および米国特許出願第08/175372号、すなわち現
在の米国特許第5430964号ならびに国際公開公報第93/01564号お
よび国際公開公報第91/10152号は、マスク・パターン生成装置、たとえ
ば電気制御液晶アレイ(LCA)を有するセルフマスキング・透明画視認装置を
開示している。また、透明画内の画像と透明画の面とを含むディスプレイ領域上
に、光学特性、たとえば減衰を認識する光センサなどの透明画検出手段が設けら
れる。検出データはシステム制御装置へ転送され、システム制御装置は、表示さ
れたト透明画に整合する相補マスキング・パターンを生成するようにLCAを駆
動し、ディスプレイ領域の他のすべての部分をマスクする。
前述の従来技術から、表示される画像保持透明画に整合する照明フィールドを
生成することができ、光源と透明画の照明部分との間に挿入されたマスキング手
段やマスキング装置を有さず、オペレータの助けなしでも照明すべき透明画フィ
ールドまたはその一部を認識しセットすることができ、さらに、透明画の表示さ
れる画像保持部を通じて投射される照明フィールドを自動的に強化することので
きる装置が得られていないことが理解されよう。
発明の概要
したがって、本発明の目的は、照明すべき透明画フィールドまたはその一部の
認識および設定を自動化し、さらに透明画フィールドまたはその一部を通じて投
射される光の強化を自動化することによって、機械的照明マスキング手段を含む
従来技術のマスキング手段または装置を改良することである。
本発明の一態様によれば、この自動化には、透明画が挿入されたことの検出、
または透明画によって占有されている領域の表現、または透明画の境界の認識ま
たは透明画の画像保持部の境界の認識、またはそれらの組合せが含まれる。
この自動化には、前述の検出によって得られた情報に応じたマスキング手段の
移動が含まれることが好ましい。本発明の一態様に応じて得られる装置は、機械
的照明マスキング手段と検出手段とを備え、表示された画像保持透明画に整合す
る強化照明フィールドを自動的に生成する。
本発明のいくつかの態様の目的は、照明源と、表示される透明画の照明部分と
の間に挿入されないマスク・パターン生成装置を含め、表示された透明画に整合
するディスプレイ領域の自動マスキングによって、画像保持透明画の視認を向上
させることである。
本発明のいくつかの態様の目的は、透明画に含まれる光画像を認識しマップす
ることができ、光源と、表示される透明画の照明部分との間に挿入されないが、
透明画平面と照明源との間に含まれる透明画検出手段を提供することである。
本発明のいくつかの態様の目的は、マスクされた部分からの光を再使用し、表
示された透明画の非マスク部分を通じて光を反射させ、したがって、の光に関連
する照明フィールドを強化することができる反射手段を提供することである。
本発明のいくつかの態様の目的は、高強度および高効率の1つまたは小数の光
源を使用する透明画視認用ライト・ボックスを提供することである。本明は、そ
の一態様によれば、改良された透明画視認装置、具体的には、視認装置上に透明
画が配置されたことに応答して視認領域の適切なフィールドが自動的に照明され
ることを特徴とするX線フィルム等の視認装置を備える。照明強度は、視認領域
のフィールドの寸法に反比例し、寸法の変化は自動的に、照明強度の増加に対応
する。
したがって、本発明の好ましい実施形態によれば、
少なくとも1つの内部反射表面と、
視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、
視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィール
ドを形成する光源と、
前記視認フィールドの領域をマスクする少なくとも1つの可動マスキング要素
と、
前記マスクされた領域からの光を前記少なくとも1つの内部反射表面へ送る、
マスキング要素に関連付けられた少なくとも1つの追加反射要素とを含む透明画
視認装置が提供される。
具体的には、本発明は、基本的に従来型のハウジングと、光取り付け具と、デ
ィフューザとを含む透明画視認装置である。この装置は、透明画が挿入されたこ
とを検出する手段、あるいは透明画によって占有されている領域を表す手段、あ
るいは透明画境界を認識しあるいは透明画の画像保持部の境界を判定する手段、
あるいはそれらの組合せを含む。この装置は、マスキング機構を移動させ、透明
画または透明画の画像保持部によって占有されていない照明領域の部分に位置合
わせする手段を含む。覆うべき部分は、検出手段によって得られる制御信号に基
づいて決定される。
本発明の好ましい実施形態によれば、従来型のハウジングの内面に、鏡面仕上
げや拡散反射コーティングなどの反射材料が被覆される。
本発明の一態様によれば、画像保持透明画を取り付けるための前面を含め、画
像保持透明画の視認を向上させる装置が提供される。前面に視覚的に位置合わせ
された可動マスキング装置を含む構造が設けられる。前面にある透明画またはそ
の一部は、前面の非マスク部分および透明画またはその一部を通じて観測者の方
へ光を送るように位置決めされた光源によって背面照明される。マスク部分を通
過しない光の大部分を再使用し、前面のマスク部分の方へ透過した光を反射させ
、その少なくとも一部を前面の非マスク部分の方へ再反射させることによって、
追加照明が与えられる。
本発明の一態様によれば、この装置は、可動不透明カーテンなどの電動マスキ
ング要素の構造を含む。機械的不透明カーテンの構造は、当技術分野において良
く知られている。たとえば、カーテン・アセンブリは、電動シリンダの周りに巻
かれ、前縁部に取り付けられた剛性部材を含む、可撓性の不透明材料の形でよい
。
本発明のこの態様の好ましい実施形態では、可動不透明カーテンは、鏡面仕上
げを含むことのできる反射コーティングまたは拡散反射コーティングで背面塗装
される。反射コーティングは、普通ならカーテン・アセンブリによって吸収され
る光を再使用するためにリフレクタとして機能する。この反射光は、ハウジング
の反射する背部内面および側部内面によって、少なくとも部分的に前面の非マス
ク部分の方へ再反射されることが好ましい。
本発明のこの態様の代替実施形態では、この装置は、可動マスキング部材、す
なわち可動不透明カーテンの前縁部に取り付けられた可撓性の反射材料の形でよ
い可動角度付き反射カーテンなどの反射構造を含む。角度付き反射カーテンから
反射された光は、本発明の前述の態様と同様に循環されることが好ましい。角度
付き表面は、反射光を前面の非マスク部分の方へ送るうえでより効率的であると
考えられる。
本発明の好ましい代替実施形態では、アドレス可能なLCDディフューザを使
用して透明画(または透明画の一部)がマスクされ、最初に前面のマスク部分の
方へ透過した光が循環される。本発明のこの実施形態では、照明源と前面との間
に、空間的にアドレス可能なLCディフューザが配置される。前面のマスク部分
は光を拡散し、非マスク部分は透明になる。前面の後方に簡単なディフューザが
配置され、あるいは簡単なディフューザは前面の一部である。
前面のマスク部分の方へ透過した光の大部分は、ハウジングの反射する内部の
方へ反射し、最終的にこの光の一部がLCDの非マスク部分を通過する。このこ
とには2つの利益がある。第1に、前述のように、システムの光効率が高まり、
マスク部分の照明が強まる。第2に、マスク部分から出る光の量が減少し、それ
によって透明画の非マスク部分の可視性が増大する。マスク部分の弱い照明が受
け入れられる場合、可動カーテンは必要とされない。
したがってさらに、本発明の好ましい実施形態によれば、
少なくとも1つの内側反射表面と、
視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、
ディスプレイ面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認
フィールドを形成する光源と、
透明画支持領域の少なくとも一部を囲む光拡散マスクを形成するように動作す
る選択的な光拡散状態と光透過状態とを有し、光源によって直接照明され、光源
と視認面との間に配置され、それによって光が、マスクされた拡散領域から少な
くとも1つの内側反射表面の方へ透過する、アドレス可能な液晶素子のアレイを
備えるマスキング要素とを備える透明画視認装置が提供される。
本発明の好ましい実施形態では、透明画はX線視認装置で一般に使用される方
法によって、たとえばフェース・プレートの上縁部または下縁部に沿って配置さ
れたスプリング付勢フィルム保持クリップの下方に透明画の上縁部または下縁部
を押し込むことによって装置の前面上に保持される。マスキング構造は、複数、
好ましくは3枚の可動不透明カーテンを備え、そのうちの2枚は水平方向へ移動
し照明表面の垂直部分を覆う。第3の不透明カーテンは垂直方向へ移動し、照明
表面の残りの部分を下から上へ、あるいは上から下へ遮る。数枚の可動不透明カ
ーテンまたはすべての可動不透明カーテン上に1つまたは複数の感光装置(た
とえば、検出器または関連する光導体)が取り付けられる。
本発明の好ましい実施形態では、可動不透明カーテンの縁部に少なくとも1つ
の光センサが配置され、装置の前面を通じて照明表面の方へ透過した光(好まし
くは周囲照明)を受け取るように配向される。光センサは、透明画または透明画
内の画像によって生成される光強度変調に応答し、T、すなわち透明画または透
明画内の画像のために生じた光の減衰に対応する、前記減衰の位置(X,Y)に
対する信号TX(Y)またはTY(X)またはT(X,Y)を生成する。それに続
いて、この信号を使用してマスキング構造の位置決めが決定され制御される。
本発明の代替実施形態では、少なくとも1つの差分光センサまたは少なくとも
1つの光センサ対が、透明画を透過した光の強度と、透明画によって占有されて
いない前面画像平面の部分を透過した光の強度に対応する差分信号または別々の
信号を生成するように配向される。
本発明の他の好ましい実施形態では、少なくとも1つのマスキング要素が、透
明画を含む表面と観測者との間に位置決めされる。そのような構造では、少なく
とも1つの光センサがマスキング要素の縁部に配置され、照明源から前面の方へ
投射される光を受け取るように配向される。 別法として、透明画によって占有
されている領域の表現と透明画の画像保持部分の認識は、透明画またはその画像
保持部分を通じた照明以外は観測者を照明源にほとんどあるいはまったくさらさ
ずに行われる。この属性は、「正規マスキング」として最もうまく説明すること
ができる。
本発明の好ましい実施形態では、可動不透明カーテンの縁部に少なくとも1つ
の光センサが配置され、前而の方へ透過した照明源からの光を受け取るように配
向される。光センサは、照明源によって生成された局部光強度に応答し、照明源
の局部光強度変動に対応する信号TX(Y)またはTY(X)またはL(X,Y)
を生成する。それに続いて、強度信号を使用して照明源の強度および一様性を判
定して調整し、あるいはシステム障害/警報/指示を生成することができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、この装置は前述のように、全体的または
部分的に空間光変調器と共に使用することができる。そのような使用法では、開
示した可動光センサは、透明画またはその一部の光透過減衰をマッピングする手
段を構成する。このマッピング手段は、光源と、表示された透明画の照明部分と
の間に挿入しないことが好ましい。このマッピング手段は前面と照明源との間に
挿入することができる。光センサによって生成された信号は、「アンシャープ・
マスキング」など選択的なグレー・レベル・シェーディングに使用することがで
きる。
具体的には、場合によっては単一のマスキング不透明カーテン、たとえば「下
部マスキング」を使用することによって、LCDを、約14”×14”の現在使
用されている寸法と共に、空間光変調器として使用することが簡単になる。その
ようなシステムでは、LCD変調器は前面の一部、たとえば「上部」の上方でマ
スキングを実行する。さらに、そのような構造では、二次元マトリックスではな
くLCDの一次元ストリップ、たとえば長手方向ストリップを使用することがで
き、したがって、LCDで達成できる最高のコントラストを固有に生成する直接
駆動方法が可能になる。
本発明の他の実施形態では、背面照明の空間制御によって一次元「幅マスキン
グ」が行われる。「幅マスキング」はたとえば、蛍光バルブなどの長手方向ラン
プ、具体的には「LCD Lighting Inc.」から市販されている「
アパーチャ・ランプ」のアレイを選択的に励磁することによって行うことができ
る。
本発明によれば、この装置は、独立式セルフマスキング装置として使用するこ
とも、あるいは非マスキング・透明画(たとえば、フィルム)視認装置上に重ね
られたアドオン装置として使用することも、あるいは、すべての開示が引用によ
って本明細書に組み込まれた、米国特許出願第07/861982号、米国特許
出願第07/862982号、米国特許出願第08/175372号、米国特許
出願第08/348958号、あるいは欧州特許第94/03968号、るいは
国際公開公報第91/10152号または国際公開公報第93/01564号に
記載されたビューボックスと組み合わせて使用することもできる。たとえば、装
置は、画像を表現するために外部に取り付けられた撮像カメラを含むことも、あ
るいはマガジン送り自動フィルム視認装置、すなわち「オルタネータ」に組み込
むこともできる。後者の場合、オルタネータの使用可能なフィルム・ピック・
アンド・プレース機構を使用して、識別タスクの一部を実行することができる。
可視その他の放射の追加の外部供給源を使用して、画像保持透明画の透過の差に
対する光センサの感度を高めることができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、通常使用される蛍光灯を、1つまたは非
常に小数の高強度放電ランプ、すなわちメタル・ハライド光源と交換することが
できる。そのようなランプからの光は、透明画を照明する前にハウジングの側面
および背面から反射することが好ましい。
したがってさらに、本発明の好ましい実施形態によれば、
視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、
視認面に背面照明を与え、それによって透明画保持領域を有する視認フィール
ドを形成し、高強度放電ランプを備える光源と、
高強度放電ランプと視認面との間に配置された少なくとも1つのディフューザ
とを備える透明画視認装置が提供される。
この装置は、内部にランプが配置され、一面が視認面で形成されたハウジング
を含むことが好ましい。ハウジングの内面の少なくとも一部は、正反射と拡散反
射のどちらかが可能な反射表面を備えることが好ましい。
本発明の好ましい実施形態では、装置は、ランプから視認面の方への直接的な
光を遮る少なくとも1つのリフレクタを含む。少なくとも1つのリフレクタから
反射された光を反射表面へ送り視認面の間接照明を行うことが好ましい。
さらに、本発明の好ましい実施形態によれば、
視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、
視認面に背面照明を与え、それによって、透明画支持領域を有する視認フィー
ルドを形成する光源と、
第1の方向に位置合わせされた個別にアドレス可能な複数のストリップからな
り、光源と視認面との間に配設されたLCAアレイと、
視認フィールドの領域をマスクし第1の方向へ移動することのできるマスキン
グ要素とを含む透明画視認装置が提供される。
この視認装置は、視認フィールドと同じ幅を有する、第1の方向に垂直な第2
の方向への範囲を有することが好ましい。
また、あるいは別法として、LCAストリップは垂直方向に位置合わせされる
。視認フィールドは上部と下部とを有し、マスキング要素は、少なくとも下部全
体を含む視認フィールドの一部をマスクすることが好ましい。
図面の簡単な説明
本発明は、本発明の好ましい実施形態についての下記の詳細な説明を下記の図
面と共に検討したときにより良く理解されよう。
第1A図は、本発明の好ましい実施形態によって可動不透明カーテンを含むセ
ルフマスキング表示装置の概略部分切取斜視図である。
第1B図は、本発明の好ましい実施形態によるセルフマスキング表示装置によ
って使用される幅検出手段およびフィルム減衰マッピングを示す概略正面図であ
る。
第1C図は、「正規マスク」シーケンスによる第1A図の装置の動作の好まし
いモードを示す概略フローチャートである。
第1D図は、本発明の好ましい実施形態によってカーテンが取り付けられた光
センサを使用するセルフマスキング表示装置の概略断面図である。
第1E図は、照明フィールドが透明画の画像保持部分に整合する本発明の好ま
しい実施形態の部分概略部分切取斜視図である。
第1F図は、第1A図の表示装置と同様な表示装置のフェースプレートとフェ
ースプレート・ディフューザとの間の可動不透明カーテンの位置を示す概略断面
図である。
第1G図は、第1A図と同様なセルフマスキング表示装置の動作に手動で介入
するフィンガー・ポインティング法の概略断面図である。
第1H図は、本発明の好ましい実施形態によってリフレクタを使用するセルフ
マスキング表示装置の概略断面図である。
第11図は、本発明の好ましい実施形態によって代替リフレクタ構造を使用す
るセルフマスキングディスプレイ装置の概略断面図である。
第2A図は、本発明のディスプレイ装置のいくつかの好ましい実施形態で使用
されるLCD空間変調器と組み合わされた可動不透明カーテンの概略斜視図であ
る。
第2B図は、第2A図の実施形態に有用な駆動信号の信号図である。
第2C図は、本発明のディスプレイ装置のいくつかの好ましい実施形態でマス
キング手段として使用されるアドレス可能なディフューザの概略斜視図である。
第3図は、本発明のディスプレイ装置の他の好ましい実施形態で使用される選
択的に励磁されるランプと組み合わされた可動不透明カーテンを示す概略断面図
である。
第4図は、マスキング要素がディスプレイ装置の光取り付け具とフロント・パ
ネルとの間に配置された本発明の他の好ましい実施形態を示す概略断面図である
。
第5図は、マスキング要素およびセンサが透明画平面と観測者との間に配置さ
れた本発明の好ましい代替実施形態を示す概略断面図である。
第6図は、複数のマスク可能な部分が、ディスプレイ装置の連続フェースプレ
ートの下方に配置された、本発明の他の好ましい実施形態の概略斜視図である。
第7図は、セルフマスキングディスプレイ装置がオルタネータに組み込まれた
本発明の他の好ましい実施形態の概略斜視図である。
第8A図は、本発明の好ましい実施形態によるセルフマスキングディスプレイ
装置によって任意選択で使用されるさまざまなマスキング要素の概略図である。
第8B図は、本発明の好ましい実施形態によるセルフマスキングディスプレイ
装置によって任意選択で使用されるさまざまなマスキング要素の概略図である。
第8C図は、本発明の好ましい実施形態によるセルフマスキングディスプレイ
装置によって任意選択で使用されるさまざまなマスキング要素の概略図である。
第9A図は、本発明の他の好ましい実施形態によって周囲基準を使用するディ
スプレイ装置の概略正面図である。
第9B図は、第9A図のディスプレイ装置とこのディスプレイ装置で使用され
る回路の概略平面図である。
第10A図は、本発明の他の好ましい実施形態によって高強度放電光源を使用
するセルフマスキングディスプレイ装置の概略図である。
第10B図は、本発明の他の好ましい実施形態によって交互に位置決めされた
高強度放電光源を使用するセルフマスキングディスプレイ装置の概略図である。
第11A図は、本発明の他の好ましい実施形態による透明画視認装置の概略図
である。
第11B図は、本発明の好ましい実施形態による、第11A図のト透明画視認
装置のライト・ホモジェナイザの正面絵画図である。
好ましい実施形態の詳細な説明
第1A図は、本発明の好ましい実施形態によって可動不透明カーテン108ま
たは110あるいはその両方を含むセルフマスキングディスプレイ装置100の
基本機構を概略的に示す。セルフマスキングディスプレイ装置100は、ディス
プレイ装置の5つの面を覆う不透明ハウジング101と、第6の面を覆う光透過
フェース・プレート124とを備える。透明画、たとえば第1E図に示したフィ
ルム20は、たとえばハウジング101の縁部120の下方に透明画を滑り込ま
せることによってフェースプレート124上に保持される。別法として、当技術
分野で知られているように、クリップまたはその他のフィルムホルダを設けてフ
ェース・プレート上にフィルムを保持することができる。
フェース・プレート124の後方にイルミネータ104のバンクが配置される
。透明画20に達する光がほぼ一様になるようにイルミネータ104とフェース
・プレート124との間に任意選択のディフューザ106が配置される。ハウジ
ング101の内部またはハウジング101の少なくとも背部内面102は、イル
ミネータ104からの背面照明および側面照明を拡散し反射するようにコーティ
ングすることが好ましい。任意選択で、イルミネータ104の後方および部分的
にその周りに、当技術分野では照明器具として知られる光リフレクタ103が配
置される。
2枚の水平可動不透明カーテン108と垂直可動不透明カーテン110とを備
えるマスキング構造105が、フェース・プレート124の内部に配置される。
動不透明カーテン108は、当技術分野で知られているようにプリング・ワイヤ
116、滑車114、モータ112によって直線軌道118に沿って前進後退す
る。
本発明のいくつかの好ましい実施形態では、当技術分野で知られている他の機
構、たとえば、歯車や、軸受や、バネや、透明部分と不透明部分を交互に有する
可動エンドレス・ベルト・カーテンなどの要素を含む機構を使用してフェース・
レート124の後方でのカーテン108の動きを案内することができる。
本発明のいくつかの好ましい実施形態では、電動機や、空気圧モータや、油圧
モータや、当技術分野で知られているその他の電動機構や、そのような機構の組
合せを可動カーテン108に使用することができる。
可動不透明カーテン108または110の少なくとも1つの縁部109上に少
なくとも1つの光センサ122が配置される。光センサ122は、フェースプレ
ート124または透明画20、あるいはその両方を通過した光を受け取るように
位置決めされる。光センサ122によって生成された光センサ信号は制御システ
ム126(第1D図および第1G図)へ送信され、制御システムはこの信号に応
答して、可動不透明カーテン108または110の位置を制御する制御信号を生
成する。
本発明のいくつかの実施形態では、ハウジング101の縁部120の下方に任
意選択の固定センサ121が配置される。固定センサ121は、透明画20がセ
ルフマスキングディスプレイ装置100に挿入されたときにそれを検出する。固
定センサ121は、幅など透明画20の一の直線寸法を測定するために使用する
ことができ、対応する信号を制御システム126に生成することができる。当技
術分野で知られているように、センサ121は、キャパシタンスやインダクタン
スや圧力の変化などの物理的変化に応答する機械的レバー、電気スイッチ、光セ
ンサ、近接センサを含むことができる。
本発明のいくつかの実施形態では、任意選択で、カーテン108または110
あるいはその両方の位置を制御し、好ましくは照明強度を制御する追加手動オー
バライド手段128が設けられる。たとえばジョイスティックや、マウスや、気
スイッチや、トグル・スイッチや、光センサや、電子タッチ・スクリーンや、音
声認識システムや、頭部取り付け制御送信機や、ライト・ペンや、コンピュータ
・キーボードや、それらの組合せなど、当技術分野で知られている任意の手動制
御手段を使用することができる。
ハウジング101の前面上に、セルフマスキングディスプレイ装置100の動
作を開始し終了するオン/オフ・スイッチ130を配置することが好ましい。デ
ィスプレイ装置のハウジング101の内部に、セルフマスキングディスプレイ装
置100に電力を供給する電源装置(図示せず)を取り付けることが好ましい。
第1B図は、本発明の他の好ましい実施形態による幅検出手段の使用法を概略
的に示す。第1B図は、好ましい透明画減衰マッピング技法も示す。動カーテン
108の縁部109上に光センサ122の直線アレイが取り付けられ、センサ1
22は、透明画20またはフェースプレート124を透過した光、好ましくは周
囲照明を受け取るように方向付けされる。光センサ122は、強度の変化、特に
透明画20の縁部または透明画20の境界内の画像保持部分22の縁部に達した
ときに生じる変化に応答する。センサ122は、そのような強度の変化に応答し
て、フェースプレート124上のそれぞれの異なる位置(X,Y)での光強度の
減衰Tに対応する信号TX(Y)またはTY(X)またはT(X,Y)を生成する
。センサ122の信号によって画定される「減衰マップ」を使用して、透明画2
0またはその画像部分22で覆われる領域を識別することができる。
本発明の好ましい実施形態では、センサ122からの信号は、マスキング構造
の位置決めを決定して制御し、たとえば可動不透明カーテン108または110
あるいはその両方の位置を制御するために制御システム126によって使用され
る。第1B図は、カーテン108および110によるマスキングが、透明画20
の非画像保持部分がマスクされるように画像保持部分22の境界に達する、本発
明の好ましい一実施形態を示す。
第1C図は、最初に、カーテン108または110が正しいマスキング位置へ
移動する前に、フェースプレート124が完全にマスクされる、「正規マスク」
シーケンスによる本発明のセルフマスキングディスプレイ装置の好ましい動作モ
ードを示すフローチャートである。第1C図の方法は、フローチャートに従って
不透明カーテン108または110あるいはその両方の位置決めを制御する制御
システム126内の適切なハードウェアまたはソフトウェアを使用して実施する
ことができる。然のことながら、第1C図の方法では、特定の実施形態に応じて
透明画20の外側の照明領域または画像保持部分22の外側の照明領域を効率的
にマスクすることができ、そのため、正しいマスキング位置を決定する前ある
いは決定する間に放射源からの直接照明のために観測者の目がくらむことがなく
なる。
好ましくは、このプロセスは、透明画がフェースプレート上に置かれ検知され
たときに開始し、カーテンは、透明画が取り外されたことが検知されたときに自
動的に閉じる。
第1D図は、少なくとも1つの差分光センサまたは光センサ対127が可動カ
ーテン110または108の縁部109上に配置され、フェースプレート124
を透過した光線601や602など外部光源15からの光を受け取り応答するよ
うに配向される好ましい代替構造を概略的に示す。第1D図に示すように、カー
テン110の縁部109は、透明画20の部分の下部によって減衰された光線6
01の強度と、フェースプレート124の占有されていない部分を通じて受け取
った光線602の強度との間の差を検出することによって検出することができる
。
本発明の好ましい実施形態では、外部光源115は、光センサ対127内のデ
コーダ回路に整合する符号化強度変調を行うことができる。別法として、外部光
源は115は、光センサ対127が検知する、好ましくは室内照明とは異なるス
ペクトル波長で放射を放出することができる。
本発明の好ましい実施形態では、カーテン110または108の縁部109の
裏側に少なくとも1つの追加光センサ123が配置され、背面照明構造107か
らの放射603を受け取りそれに応答するように配向される。背面照明構造10
7は、照明源104、たとえば蛍光灯ストリップと、フェースプレート124上
でほぼ均一な照明を生成するように光を拡散させる任意選択のディフューザ・プ
レート106とを含む。光センサ123は、位置(X,Y)での背面照明の強度
Lに対応する信号LX(Y)またはLY(X)またはL(X,Y)を生成する。こ
れによって、背面照明構造107からの照明の強度の空間変動をマップすること
ができる。それに続いて、システム・コントローラ126は、信号L(X,Y)
を使用して、背面照明構造107からの背面照明の強度および一様性を判定して
調整し、あるいはシステム障害警報/インジケータ610を作動することができ
る。
第1E図は、照明フィールド、すなわち非マスク領域が透明画20の画像保持
部分22のみを含む好ましい動作モードで動作する、本発明のセルフマスキング
ディスプレイ装置を概略的に示す。不透明カーテン110および108の位置は
、好ましくは、所望のマスキング、たとえば透明画20によって占有されないフ
ェースプレート124の部分のマスキングが生成される位置へカーテンを移動さ
せるモータ112を使用して、制御システム126によって制御される。好まし
い実施形態では、第1E図に示したように、透明画20の部分22などの画像保
持部分のみが非マスク部分になる。透明画20の縁部がマスキング領域の境界と
して検出されるか、それとも画像保持部分22の縁部がマスキング領域の境界と
して検出されるかは、光強度の変化に対するセンサ122または制御システム1
26あるいはその両方の感度に依存する。
本発明の他の好ましい実施形態では、第1E図に示したように、視認領域のマ
ッピングは、第1A図および第1B図に示したものとは異なりセンサ122では
なくCCDカメラ80を使用して実行される。CCD80は、視認領域の光学画
像に対応する電子画像を生成し、マスキング要素の位置は、たとえば当技術分野
で知られているように電子画像の「密度」の急激な変化の位置を検出することに
よって、電子画像に基づいてコントローラ126によって制御される。
第1F図は、第1D図と同様に、フェースプレート124と背面照明構造10
7のディフューザ106との間に配置された、カーテン108や110などの不
透明カーテンの簡略化された概略断面側面図である。第1G図は、手動介入のフ
ィンガーポインティング方法を組み込んだ、前述の好ましい実施形態の変形形態
の概略断面図である。少なくとも1つの差分光センサまたは光センサ対127は
、好ましくはカーテン110または108の縁部109の前面上に配置され、ユ
ーザの手1300などの外部介入のために生じる照明の変化を検出し、そのよう
な介入が検出されたときに適切な制御信号をシステム・コントローラ126へ送
るようになされる。
当技術分野で知られているように、前述の機構を使用して追跡動作を実行し、
れによって、可動カーテン108または110の縁部109がフェースプレート
124の上方の手1300の動きに従うようにすることができる。そのような追
跡は、差分光センサまたは光センサ対127によって生成される2つの信号間に
かなりの差があるかぎり、たとえばシステム・コントローラ126およびモータ
112による閉ループ制御を通じて行うことができる。フェースプレート124
から手1300を取り除くと、センサ127の2つの信号はほぼ同じになり、し
たがって不透明カーテン108または110の運動が停止する。別法として、手
1300を、ライトペンやレーザポインタなど当技術分野で知られている他のポ
インティング手段と交換することができる。さらに他の検出方法を使用すること
もでき、たとえば、当技術分野で知られているように、光センサを、超音波、R
F、適切な波源によって生成されるその他の波の検出器、あるいはキャパシタン
ス、インダクタンス、圧力などの変化を検出する近接ピックアップ装置と交換す
ることができる。
第1H図は、透明画の非マスク領域を通じて投射された光の強度を増幅するリ
フレクタを組み込んだ、前述の好ましい実施形態の変形形態の概略断面図である
。
このリフレクタは、ハウジング101のいくつかの内面またはすべての内面上
に反射バッキング150と反射コーティングとを含むことが好ましい。
反射バッキング150は通常、鏡面仕上げまたは拡散反射コーティングを備え
、好ましくは不透明カーテン108または110あるいはその両方の裏面(第1
A図に図示されている)、すなわちイルミネータ104に対向する不透明カーテ
ン108または110あるいはその両方の表面に位置決めされる。図示を簡単に
するために第1H図には示されていない不透明カーテン110は、不透明カーテ
ン108の移動方向に垂直な方向へ移動する。
ハウジング101の内面または少なくともハウジング101の背部内面102
に鏡面仕上げまたは拡散反射コーティングで被覆することが好ましい。別法とし
て、ハウジング101の内面に沿ってリフレクタを設けることができる。
ハウジング101の内面または反射バッキング150、あるいはその両方の被
覆に鏡面仕上げを使用すると、高レベルの光反射が行われるが、投射される光の
一様性が低下する恐れがある。これに対して、拡散コーティングを使用すると、
り低いレベルの光反射が行われるが、投射される光の一様性が維持される。ディ
フューザ106は、鏡面仕上げを使用することによって生じる非一様性を少なく
とも部分的に補償し補正する。
反射バッキング150がない場合、イルミネータ104からの光は通常、不透
明カーテン108または110、あるいはその両方によって吸収される。反射コ
ーティング150を付加すると、反射バッキング150からハウジング101の
正反射内面または拡散反射内面への反射によって光が再使用される。反射された
光は次いで、透明画20の非マスク領域を通じて投射され、したがって透明画2
0の非マスク領域を通じて投射される光が強化される。いくらかの光は、前面の
非マスク部分を通過する前に数回にわたって反射させることができる。
この強化によって、透明画20の非マスク領域の追加照明が行われ。したがっ
て非マスク領域の視認度が向上する。
イルミネータ104から透明画20の非マスク領域を通じた光の厳密な強度は
変動するものであり、透明画20の非マスク部分の寸法の逆関数である。当然の
ことながら、カーテン108または110、あるいはその両方が完全に開くと、
反射バッキング150は、透明画20を通じて投射される照明フィールドには影
響を及ぼさなくなる。透明画20の非マスク領域の寸法が減少するにつれて、前
述のようにより多くの光が再使用され、透明画20の非マスク領域を通じて投射
される一様な光の強度が自動的に増加する。
透明画20の非マスク領域を通じた光の投射を強化することは、多数のタイプ
のX線透明画を扱う際に特に有用である。多くの例では、測者が最も関心を抱く
X線の領域は極めて密であり、その領域からの情報の評価は困難である。当該の
領域の追加照明によって、その領域の視認を向上し、このような領域の評価を容
易にすることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、イルミネータ104を千鳥配列にすること
が好ましい。すなわち、1つのイルミネータ群を第2の群よりもディフューザ1
06(および視認すべき透明画)の近くに配置する。これによって、より一様な
照明がもたらされることが判明している。適切な色の蛍光灯を用いた場合、所与
の群のランプ間の中心間距離として8cmを使用すると、ランプ群の平面間のオ
フセットを2cmにすると、すべてのランプが同じ平面内にあるときに得られる
一様性と比べて著しく向上した一様性が得られることが判明している。ディ
フューザ106とハウジング101の背部内面102との間の距離を大きくする
ことが好ましく、12cmの距離が適切であることが判明している。全体的な一
様性がディフューザと後方リフレクタとの間の距離と、ランプ間の間隔と、ラン
プの平面間のオフセットに依存し、これらの距離の最適値が相互に依存すること
を理解されたい。
当然のことながら、千鳥配列イルミネータ104などの千鳥配列イルミネータ
の使用は第1H図の実施形態に限らず、本明細書で説明する好ましい実施形態に
適用することができる。
第11図は、透明画の非マスク領域を通じて投射される光を強化する代替リフ
レクタ構造を組み込んだ、前述の好ましい実施形態の変形形態の概略断面図であ
る。
本発明のこの実施形態では、リフレクタは、不透明カーテン108または11
0あるいはその両方とイルミネータ104との間に配置された可動角度付き反射
カーテン152を備えることが好ましい。ハウジング101の内面は、上記で特
に第1H図を参照して説明したように反射被覆または拡散被覆される。
可動角度付き反射カーテン152は、鏡面仕上げ、または第1H図に関連して
説明したその他の適切な反射材料を備えることができる。別法として、可動角度
付き反射カーテン152は反射拡散材料を備えることができる。
角度付き反射カーテン152の運動は、上記で不透明カーテン108または1
10、あるいはその両方の運動に関連して説明したような機構によって案内する
ことができる。
角度付き反射カーテン152は、不透明カーテン108と共に自動的に伸長さ
れあるいは引き込まれるように、不透明カーテン108の前縁部に、あるいはそ
の近くに取り付けることが好ましい。したがって、マスキング時に、可動角度付
き反射カーテン152の前縁部154は不透明カーテン108の前縁部を越えず
、したがって透明画20に投射される光に干渉しない。
可動角度付き反射カーテン152は、光を下向き、すなわち透明画20の非マ
スク領域の方向へ送るので、不透明カーテン108または110あるいはその両
方上の反射バッキング150よりも効果的である。当然のことながら、角度付き
反射カーテン152によって不透明カーテン108上の反射バッキング150は
不要になるが、その場合でも不透明カーテン110上の反射バッキング150が
望ましいことが理解されよう。さらに、カーテン108は、カーテン152を案
内するうえで必要ではない場合には省略することができる。
上記で第1A図ないし第1I図に関連して説明したことは、後述のように、下
記の実施形態と組み合わせることができるので有利である。
第2A図は、マスキング手段が照明源104とフェースプレート124との間
に配置された本発明の他の好ましい実施形態によるセルフマスキングディスプレ
イ装置の一部の概略斜視図である。マスキング手段は、前述の可動マスキング・
カーテン110と、液晶アレイ(LCA)空間光変調器200とを含むことが好
ましい。
LCAは、当技術分野で知られており、特に、開示が引用によって本明細書に
組み込まれた、米国特許出願第07/861982号、米国特許出願第07/8
62982号、米国特許出願第08/175372号、米国特許出願第08/3
48958号、あるいはPCT/EP94/03968号、あるいは国際公開公
報第91/10152号または国際公開公報第93/01564号に記載された
ような視認装置を含むことが好ましい。本発明の好ましい実施形態では、LCA
は、電極204および206ならびに背面電極208を使用して垂直LCストリ
ップ202を駆動するために直接アドレス方式を用いてアドレスされる。「正規
クリア」モードLCAの場合、206と指定された電極は「オフ」信号を受け取
り、204と指定された電極は「オン」信号を受け取る。第2B図は、例示的な
信号方式210を示す。
透明画20またはその所定の部分、好ましくはその画像保持部分は、前述の実
施形態と同様に背而照明によって照明することが好ましい。しかし、述の実施形
態とは異なり、残りのディスプレイ領域上の照明強度はLCA200の「オン」
子204またはカーテン110、あるいはその両方によって大幅に低減される。
第2図は、垂直LC素子を含むLCA200と、垂直方向へ移動するカーテン1
10を示す。しかし、当然のことながら、LCA200を、水平LC素子を有す
るLCAと交換し、カーテン110を、水平方向へ移動するカーテンと交換して
も同様な効果が達成される。
第2C図は、マスキング手段が、アドレス可能なディフューザ250、たとえ
ば液晶空間光ディフューザを備える、本発明の好ましい代替実施形態による自セ
ルフマスキングディスプレイ装置の一部の概略斜視図である。そのようなアドレ
ス可能なディフューザ・アレイは、Talige Inc.(CA)およびPo
lyronix Inc.(TX)から市販されている。
アドレス可能なディフューザ250は全体的には液晶素子のマトリックスでよ
く、開示が引用によって本明細書に組み込まれた、米国特許出願08/3489
58号および国際公開公報第95/14949号として公開されたPCT/EP
94/03968号に記載されたようにアドレス可能であってよい。好ましくは
、ドレス可能なディフューザ250は水平方向と垂直方向の両方にアドレス可能
であり、したがって透明画、または通常はフェースプレート124上に配置され
た透明画の当該の領域を画定する拡散材料のマスクを透過領域251の周りに形
成することができる。
別法として、アドレス可能なディフューザ250は不透明マスク108または
110、あるいはその両方(第1A図または第2A図)と共に使用することがで
きる。
上記で特に、第1B図ないし第1E図、または第2A図に関連して参照した特
許出願を参照して説明した、光センサまたはマッピング手段を使用して、透明画
20の画像支持領域の境界が判定される。この境界に応じて、LC素子を画像支
持領域内では「透過」状態に、透明画20の画像支持境界の外側では「拡散」状
態にセットする信号が、アドレス可能なディフューザ250に与えられる。
「透過」状態のLC素子によって、イルミネータ104からの光が通過するこ
とができ、それによって透明画20の画像支持領域が照明される。「拡散」態の
LC素子は光を拡散し、したがって、最大70%の光が拡散部分から後方反射さ
れるので、マスキング機能ならびに光反射機能を実行することができる。
透明画のマスク領域の照明強度は、光拡散状態にあるアドレス可能なディフュ
ーザ250の素子によって、不透明マスキングが必要とされない程度にかなり低
減され、それに対して、第1H図および第1I図に関して上記で説明したよ
うに光の反射および再使用のために非マスク領域内の照明が強化される。
各LC素子の正規「オン」状態は、使用される特定のアドレス可能なディフュ
ーザ250に応じて透過状態と拡散状態のどちらかである。
アドレス可能なディフューザ250は、ハウジング121内部の、ディフュー
ザ106とハウジング121の内側背面との間に配置することが好ましい。ウジ
ング121は、上記で特に第1H図ないし第1I図を参照して説明したように反
射被覆された内面を有することが好ましい。
重要なこととして、拡散状態にあるアドレス可能なディフューザ250の一部
に当たる光の大部分、すなわち最大で約70%が反射される。したがって、この
ような部分に当たる光を再使用することができ、そのため透過領域内の光の強度
が増大する。
フェースプレート124は、照明システムが、照明源に対向するアドレス可能
な拡散LCプレートと、前面のマスク部分を通過する光をさらに低減させる前面
マスキングLCアレイとを備えるような、上記で参照したInbar等の米国特
許出願およびPCT出願ならびに公報に記載されたようなアクティブ・フェース
プレートを備えることができる。
第3図は、可動マスキング・カーテン110が、選択的に励磁可能な照明源3
02のアレイとフェースプレート124との間に配置された、本発明の他の好ま
しい実施形態を概略的に示す。この実施形態によれば、マスキングは、マスキン
グ・カーテン110と光源302のアレイの素子の選択的な励磁との組合せ効果
によって行われる。光源302は、垂直に取り付けられる、「LCD Ligh
ting,Inc.」から市販されている蛍光アパーチャ・ランプであることが
好ましい。任意選択で、各光源302と、やはり任意選択のディフューザ106
との間に光導体304が配置される。
透明画20またはその一部は、前述の実施形態と同様に背面照明することによ
って照明される。残りのディスプレイ領域上の照明強度は、カーテン110によ
り、あるいは好ましくは制御システム126によって制御される、いくつかの光
源302を選択的に非作動とすることによって、かなり低減される。当然のこと
ながら、光源302は、カーテン110の運動が光源302にほぼ垂直である
かぎり水平方向に配置することも、あるいは垂直方向に配置することもできる。
第4図は、少なくとも1枚の不透明カーテン108または110が、照明源1
04と、透明でも、あるいは半透明でも、あるいは蛍光性でも、あるいは発光性
でも、あるいは拡散性でも、あるいはそれらの組合せでもよいフロント・パネル
924との間に配置された、本発明の他の好ましい実施形態を概略的に示す。リ
フレクタ102を使用して、前述のように光源104からの背面照明および側面
照明のうちのいくらかを再使用することが好ましい。また、好ましい実施形態で
は、カーテン108または110、あるいはその両方は、反射塗料で背面塗装さ
れ、すなわち背面光源104に対向する面に反射塗料が塗布される。
第5図は、縁部109の近くに光センサ122が取り付けられた少なくとも1
枚の可動カーテン108または110が、透明画20と観測者10との間に配置
された、本発明の他の好ましい実施形態を概略的に示す。この構造によれば、透
明画20は、ディフューザ106を含むことのできる背面照明構造107のフェ
ースプレート上に直接配置され、そのためフェースプレート124(第1A図)
など別々のフェースプレートが不要になる。第5図の構造では、少なくとも1つ
の光センサ122は可動カーテン110の縁部109の近くに配置され、背面照
明構造107の方向から直接、あるいは透明画20またはその画像保持部分を通
じて光を受け取るように配向される。
光センサ122は、光強度の変化、特にカーテン110が透明画20の縁部ま
たは画像保持部分22の縁部に到達したときに生じる変化に応答する。センサ1
22は、そのような強度変化に応答して、背面照明構造107の面上のそれぞれ
の異なる位置(X,Y)での光の減衰に対応する信号TX(Y)またはTY(X)
またはT(X,Y)を生成する。それに続いて、システム・コントローラ126
は前述のように、これらの信号を使用してカーテン110または108の位置決
めを決定し制御する。
第6図は、複数の自己マスク可能な背面照明装置125が共通のフェースプレ
ート124の後方で、セルフマスキング・マルチ透明画・ディスプレイ1000
を形成するように接合された、本発明の他の好ましい実施形態の概略斜視図であ
る。この構造によれば、少なくとも2枚の透明画20を同時にセルフマスキン
グディスプレイ装置1000上に提示することができる。本発明のこの態様は、
特にX線フィルム視認に適しているので、装置125は、通常は14”×17”
の整数倍数であり、たとえば14”×17”、28”×17”、56”×17”
、56”×34”の標準サイズのX線フィルムに適応するように設計することが
好ましい。各装置125のセルフマスキングは、前述の実施形態に応じて行うこ
とができる。
第7図は、セルフマスキングディスプレイ装置1000が、下記ではオルタネ
ータ1200と呼ばれるマガジン送り自動フィルム交換機に組み込まれた、本発
明の他の好ましい実施形態を概略的に示す。オルタネータ1200内のセルフマ
スキングディスプレイ装置1000の動作は、上記で第6図を参照して説明した
のとほぼ同様であってよく、オルタネータ1200は、すべてが引用によって本
明細書に組み込まれた、米国特許出願第07/861982号、米国特許出願第
07/862982号、あるいは国際公開公報第93/01564号として公開
されたPCT/EP91/01310号、あるいは共に「Improved Display
Device」と題し1994年11月28日に出願された、新規の米国特許出願第
08/348959号およびInbar等の新規のPCT特許出願に記載された
ように動作することができる。しかし、本発明の好ましい実施形態では、オルタ
ネータ1200の追加ピック・アンド・プレース・フィーダ機構1210を使用
して、ディスプレイ装置1000の装置125(第6図)を正しくマスクするの
に必要な識別タスクのうちのいくつかが実行される。たとえば、水平移動直線フ
ィーダ1210を使用する場合、光センサ1220の垂直線を可動フィルム20
に並べて配置し、したがってこの線を使用してフィルム境界、画像密度等をマッ
プすることができる。
第8A図、第8B図、第8C図は、前述の本発明の実施形態で使用することも
できる可動不透明カーテン構造などの電動マスキング要素構造の3つの例を概略
的に示す。
第8A図は、可撓性カーテン110または108がモータ112の軸の周りに
巻取られ、ワイヤ117によって引かれる、好ましい一構造を表す。ワイヤは、
追加モータ112に接続された歯車114の周りに巻かれる。不透明カーテンは
、
モータ112の時計回りまたは逆時計回りの同期回転に応答して、任意選択の摩
擦低減軸受119を含む引込み直線トラック118に沿って引かれる。不透明カ
ーテン108または110の縁部109に剛性のロッド115を取り付けること
が好ましい。
第8B図は、モータ112と、リードネジ111、好ましくはロールド・ボー
ル・クリュと、第8A図の実施形態と同様に剛性の部材115に接続されたフラ
ンジ付きナット113とを備える代替直線運動機構を表す。モータ112の回転
は、モータ回転の方向に応じて前方または後方へのフランジ付きナット113の
直線運動に変換され、それによって不透明カーテン108または110の縁部1
09が剛性のロッド115と共に移動する。
第8C図は、第8A図の機構と類似しているが、カーテン108または110
がモータ112によって前後に移動される間、伸長位置でカーテンを支持するス
プリング114も含む機構を表す。
次に、モータ112(第1G図および第8A図ないし第8C図)と同様なモー
タ930を含む電動機構によってカーテン108や110(第1図ないし第8図
)などの可動不透明カーテン910の正しい位置決めを決定する際にコントロー
ラ926によって周囲光基準960が使用される、本発明の他の好ましい実施形
態によって構成されかつ動作するセルフマスキングディスプレイ装置900を概
略的に示す第9A図および第9B図を参照する。特に第9A図で分かるように、
ディスプレイ装置900は周囲光コレクタ950を含むことが好ましい。周囲光
コレクタ950は、装置900のフェースプレート924に隣接しかつフェース
プレート924を含む平面と同じ平面上に配置され、カーテン910の運動の線
にほぼ平行な長いディメンジョンを有する、縦長の光導体を備えることが好まし
い。
コレクタ950の長いディメンジョンは、カーテン910で覆われる領域の割
合が、コレクタ950とフェースプレート924でほぼ同じになるように、フェ
ースプレート924に整列することが好ましい。したがって、フェースプレート
924がクリアであり、すなわちフェースプレート上に透明画が配置されていな
いときは、カーテン910の任意の位置決めおよび周囲光の任意のレベル
に関して、コレクタ950を通じて受け取る光の総量とフェースプレート924
を通じて受け取る光の総量との間には所定の一定の比が成立する。
第9B図で分かるように、ディスプレイ装置900はさらに、フェースプレー
ト924を通じて受け取った周囲光の所定の部分を検知し、対応する電圧Vsを
生成する縦長の視認センサ922と、コレクタ950を通じて受け取った周囲光
の量を検知し、対応する基準電圧Vrを生成する基準センサ955とを含むこと
が好ましい。センサ922は、好ましくはコレクタ950にほぼ平行でありコレ
クタ950とほぼ同じ長さを有する縦長の光導体956に関連付けることが好ま
しい。光導体956は、図示したように光源の前方で延びることができ、あるい
は変調符号化または特定のスペクトルを光源960に使用する場合、光導体を一
連の光源の後方に配置することができる。
電圧Vsと電圧Vrとの間の比、すなわちVs/Vrは、コントローラ926
への対応する電気信号を生成する比率回路970によって決定することが好まし
い。フェースプレートがクリアであり、すなわちフェースプレート上に透明画が
存在しないとき、比Vs/Vrは一定である。視認面上に透明画が存在するとき
、カーテン910がフェースプレートに沿って移動するにつれて、センサ922
によって収集される光の量は、センサ955によって収集される光の量とは異な
るように変動し、この比はもはや一定ではない。この比(およびその導関数)を
距離または時間の関数として簡単に分析することによって、コントローラ926
は、透明画の画像部分または透明画自体の縁部を検出し、それに応じてカーテン
を位置決めすることができる。当のことながら、光導体956などの光導体の使
用は第9A図および第9B図に限らず、前述の好ましい実施形態に適用すること
ができる。センサが可動カーテン上に取り付けられる例について説明した好まし
い実施形態では、カーテン上に光導体を取り付けることができ、固定センサを使
用して、光導体によって収集された光の強度を検知することができる。
この例では、光導体は、背面照明を可動カーテン、好ましくはその可動縁部か
ら固定センサに再方向付けするために使用される鏡面リフレクタまたは部分拡散
リフレクタでよい。
次に、透明画を照明する照明構造が好ましくは、高強度光源1010と関連す
るリフレクタ1015とを備える、本発明の他の好ましい実施形態によって構成
されかつ動作するセルフマスキングディスプレイ装置1002を概略的に示す第
10A図を参照する。
セルフマスキングディスプレイ装置1002の基本機能構造はほぼ、前述の実
施形態、または引用によって本明細書に組み込まれた特許および特許出願に記載
されたとおりである。しかし、セルフマスキングディスプレイ装置1002は、
イルミネータ104(第1A図)ではなく、高強度光源1010を使用して透明
画1020の背面照明を行う。
光源1010は、部品番号HQI−400W、HQI VGまたは部品番号H
QI−400W−D NAU−VGの下でOSRAM、GMBHから市販されて
いるような、メタル・ハライド・ランプやキセノン放電ランプなどの高強度放電
光源を備えることが好ましい。
光源1010は、装置ハウジング1030の内側背面1032とフェースプレ
ート1034との間に配置することが好ましい。光源1010に密に近接してリ
フレクタ1015が位置決めされる。リフレクタ1015は凹状であり、両面に
反射コーティングまたは拡散コーティング、あるいはその両方を被覆することが
好ましい。リフレクタ1015は、第10A図に示した形状を有し、すなわちフ
ェースプレート1034に対しては凹状でありランプ1010に対しては凸状で
あっても、あるいはフェースプレートとランプの両方に対して凸状であってもよ
い。
ハウジング1030の内面には、上記で特に第1H図ないし第1I図を参照し
て説明したように拡散コーティングまたは反射コーティングを被覆することが好
ましい。
光源1010からの順方向の光はリフレクタ1015の方へ送られ、次いでハ
ウジング1030の内面に反射される。反射された光と光源1010からの背面
光および側面光は、ハウジング1030の内面のコーティングに応じて拡散また
は反射され、フェースプレートの方へ送られ、それによってフェースプレート上
の透明画1020の背面照明が行われる。
透明画1020に到達する光がほぼ一様になるように光源1010とフェース
プレート1034との間にディフューザ1036を配置することが好ましい。
セルフマスキングディスプレイ装置1002は、光源1010からの光が透明
画1020の非画像支持領域を照明するのを妨げるマスキング構造1040を備
えることが好ましい。マスキング構造1040は、上記で特に第1A図ないし第
1I図および第2C図を参照して説明したマスキング構造でも、あるいは上記で
参照し引用によって本明細書に組み込んだInbar等の米国特許出願またはP
CT特許出願および公報に記載されたようなLCAシャッタ構造でもよい。
さらに、セルフマスキングディスプレイ装置1002は、透明画1020の画
像支持領域を通じた光源1010からの光を強化するように動作する反射構造、
とえば、上記で特に第1H図ないし第1I図または第2C図を参照して説明した
構造を備えることが好ましい。
また、セルフマスキングディスプレイ装置1002は任意選択で、下記で第1
1A図ないし第11B図を参照して全般的に説明するホモジェナイザ1035を
備える。ホモジェナイザ1035自体の配置とホモジェナイザ1035自体上の
パターンとを含むホモジェナイザの特定の構造が、セルフマスキング装置100
2の特定の反射構造およびディフューザに応じて決定されることが理解されよう
。
次に、代替照明構造が使用される、本発明の他の好ましい実施形態によって構
成されかつ動作するセルフマスキングディスプレイ装置1050を概略的に示す
第10B図を参照する。
本発明のこの実施形態では、ハウジング1062の前方の上隅または下隅に光
源1060を配置することが好ましい。この実施形態によれば、ハウジング10
62は通常のハウジング121(第1A図)よりも高さが高いことが好ましい。
ウジング1062の高さを増加させることによって、透明画1064の配置およ
び照明に干渉しない位置に光源1060を配置することができる。ハウジング1
062の内面には、上記で特に第1H図ないし第1I図を参照して説明した反射
コーティングまたは拡散コーティングを被覆することが好ましい。
光源1060からの光の一部はリフレクタ1066の方へ送られ、そこからハ
ウジング1062の内面に反射される。リフレクタ1066は好ましくは湾曲し
ており、光源1060に対向し反射コーティングまたは拡散コーティングを被覆
された少なくとも1つの表面を備える。光源1060からの光の残りの部分はハ
ウジングの内側反射表面を直接照明する。
次いで、反射光は、光源1060からの直接照明と共に、ハウジング1062
の内面コーティングに応じて、前面の方へ拡散反射または正反射され、それによ
って透明画1064の背面照明が行われる。
透明画1064に到達する光がほぼ一様になるように光源1060とフェース
プレート1070との間にディフューザ1067を配置することが好ましい。さ
らに、前面は、上記で第10A図に関して説明したLCシャッタ・アレイを含む
ことができる。
ハウジング1062の縁部1068は、フェースプレート1070を通じた光
源1060からの光の直接放出を妨げる。
セルフマスキングディスプレイ装置1050は、光源1060からの光が透明
画1064の非画像支持領域を照明するのを妨げるマスキング構造1080を備
える。マスキング構造1080は、上記で特に第1A図ないし第1I図および第
2C図を参照して説明した構造でよい。マスキング構造1080は、前述のよう
に反射構造を備えることができる。
次に、透明画をほぼ一様に背面照明する照明構造が好ましくは、第10A図お
よび第10B図を参照して説明したような高強度放電光源1102と、関連する
リフレクタ1104と、ライト・ホモジェナイザ1106と、ライト・ディフュ
ーザ1110とを備えることが好ましい。
次に第11A図および第11B図を参照する。第11A図は、本発明の別の好
ましい実施形態によって構成され動作する透明画視認装置の概略図である。
第11B図は、ホモジェナイザ1106の正面図を絵画的に示したものである
。
透明画視認装置1100は任意選択で、光源1102からの光が透明画112
0の領域を照明するのを妨げるマスキング構造を備えることができる。マスキン
グ構造は、本明細書に記述した構造でよい。
透明画視認装置1100のハウジングの内面は、前述のように反射被覆または
拡散被覆することが好ましい。
リフレクタ1104は好ましくは湾曲しており、光源1102に対向し反射
コーティングまたは拡散コーティングを被覆された少なくとも1つの面を備える
。フレクタ1104は、第11A図に示した形状のものであり、すなわち光源1
102に対して凹状であることが好ましい。
光源1102からの背面照明および側面照明はリフレクタ1104からライト
・ホモジェナイザ1106の方へ送られる。ホモジェナイザ1106は、透過材
料からなりプレート自体上に複数の正反射ストリップまたは拡散反射ストリップ
あるいはその他の形状1108を有するプレート1107を含むことが好ましい
。反射ストリップ1108は、プレート1107の中央領域から放射するストリ
ップを有する、全体的に第11B図に示したパターンを形成することが好ましい
。この配置は、反射材料の一般に中実の密度を有するプレート1107の中央領
域をもたらす。プレート1107の諸領域にわたる反射材料の密度はその縁部へ
向かうにつれて減少する。
主として直接プレート1107の中央領域に当たる光源1102またはリフレ
クタ1104、あるいはその両方からの光は、プレート1107の中央領域に位
置する反射材料の一般に中実の領域によって正反射または拡散される。この光は
次いで、透明画視認装置1100のハウジングの内側反射表面によって反射され
る。
ディフューザ1110は、反射された光と再反射された光を混合し、透明画を
照明する光の全体的な一様性に寄与することができるようにホモジェナイザ11
06から十分に離れた位置に位置決めされる。
照明構造の効果は、光源1102からの光を、透明画1120の背面照明に有
用な分散された均一な光に変換することである。照明構造から与えられる全体的
な一様性は主として、ディフューザ1110とホモジェナイザ1106との間の
距離と、反射ストリップ1108で形成されるパターンに依存する。当者には、
本発明が前述のことに限らないことが理解されよう。本発明の範囲は下記の特許
請求の範囲によってのみ制限される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,
DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I
L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK
,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,
MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR
,TT,UA,UG,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.透明画視認装置であって、 少なくとも1つの内部反射表面と、 視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、 視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィー ルドを形成する光源と、 視認フィールドのある領域をマスクし、透明画の少なくとも一部を含む視界 を残す少なくとも1つの可動マスキング要素と、 内部反射表面に付加され、可動マスキング要素に関連付けられ、光の少なく とも一部をマスク領域から視界へ送る、少なくとも1つの反射要素とを備える装 置。 2.少なくとも1つの反射要素が、所与の方向へ移動する少なくとも1枚の可動 カーテンを備えることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。 3.少なくとも1枚の可動反射カーテンが、光をほぼ中央方向へ角度付けること を特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 4.少なくとも1つの反射要素が、少なくとも1つの可動マスキング要素の表面 上の反射コーティングを含むことを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。 5.反射要素が正反射を有することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置 。 6.反射要素が光拡散反射を有することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の 装置。 7.透明画視認装置であって、 少なくとも1つの内側反射表面と、 視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、 視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィー ルドを形成する光源と、 透明画支持領域の少なくとも一部を囲む光拡散マスクを形成するように動作 する選択的な光拡散状態と光透過状態とを有し光源によって直接照明され光源と 視認面との間に配置されたアドレス可能な液晶のアレイを備える、マスキング要 素とを備え、それによって光がマスク拡散領域から少なくとも1つの内側反射表 面へ方向付けられることを特徴とする装置。 8.マスキング要素によってマスタされる視認フィールドの領域が、透明画支持 領域の外側の視認フィールドの領域のほぼ全体であることを特徴とする請求の範 囲第1項、第2項、第3項、第7項のいずれか一項に記載の装置。 9.マスキング要素と視認面との間に配置され、光源からの光を拡散しより均一 な背面照明を与えるディフューザを備えることを特徴とする請求の範囲第1項、 第2項、第3項、第7項のいずれか一項に記載の装置。 10.さらに、透明画を視認面上に支持する透明画ホルダを備えることを特徴と する請求の範囲第1項、第2項、第3項、第7項のいずれか一項に記載の装置。 11.少なくとも1つの内側反射表面が、光源を含むと共にハウジング自体の一 面を形成する視認面を有するハウジングの内面を含むことを特徴とする請求の範 囲第1項、第2項、第3項、第7項のいずれか一項に記載の装置。 12.少なくとも1つの内側反射表面が正反射を有することを特徴とする請求の 範囲第1項、第2項、第3項、第7項のいずれか一項に記載の装置。 13.少なくとも1つの内側反射表面が拡散反射を有することを特徴とする請求 の範囲第1項、第2項、第3項、第7項のいずれか一項に記載の装置。 14.透明画視認装置であって、 視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、 視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィー ルドを形成し、高強度放電ランプを備える、光源と、 高強度放電ランプと視認面との間に配置された少なくとも1つのディフュー ザと、 高強度放電ランプと前記少なくとも1つのディフューザとの間に配置された ライト・ホモジェナイザとを備えることを特徴とする装置。 15.前記ライト・ホモジェナイザが、透過プレート自体上に形成された反射ス トリップのパターンを有する透過プレートを備えることを特徴とする請求の範囲 第14項に記載の装置。 16.透明画視認装置であって、 視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、 視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィー ルドを形成し、高強度放電ランプを備える、光源と、 ランプが中に配置され、ハウジングの内部表面の少なくとも一部分が反射表 面を備えるハウジングと、 高強度放電ランプと視認面との間に配置された少なくとも1つのディフュー ザと、 ランプから視認面の方への直接光を遮る少なくとも1つのリフレクタとを備え ることを特徴とする装置。 17.透明画視認装置であって、 視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、 視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィー ルドを形成し、高強度放電ランプを備える、光源と、 ランプが中に配置され、ハウジングの内部表面の少なくとも一部分が反射表 面を備えるハウジングと、 高強度放電ランプと視認面との間に配置された少なくとも1つのディフュー ザと、 光をランプから反射表面へ送り視認面に間接照明を与える少なくとも1つの リフレクタとを備えることを特徴とする装置。 18.透明画視認装置であって、 視認すべき透明画に適応する光透過視認面と、 視認面に背面照明を与え、それによって透明画支持領域を有する視認フィー ルドを形成する光源と、 第1の方向に整列した複数の個別にアドレス可能なストリップを備え、光源 と視認面との間に配設されたLCAアレイと、 視認フィールドのある領域をマスクし第1の方向へ移動することができるマ スキング要素とを備えることを特徴とする透明画視認装置。 19.視認フィールドの前記マスク領域が、視認フィールドと同じ幅を有する第 1の方向に垂直な第2の方向への範囲を有することを特徴とする請求の範囲第1 8項に記載の視認装置。 20.LCAストリップが垂直方向に整列することを特徴とする請求の範囲第1 8項または第19項に記載の視認装置。 21.視認フィールドが上部と下部とを有し、マスキング要素が、少なくとも下 部全体を含む視認フィールドの一部をマスクすることを特徴とする請求の範囲第 20項に記載の視認装置。
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