JPH11501007A - ラモトリジンの製造法 - Google Patents
ラモトリジンの製造法Info
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- JPH11501007A JPH11501007A JP8520803A JP52080396A JPH11501007A JP H11501007 A JPH11501007 A JP H11501007A JP 8520803 A JP8520803 A JP 8520803A JP 52080396 A JP52080396 A JP 52080396A JP H11501007 A JPH11501007 A JP H11501007A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、式(I)
のラモトリジンの製造法であって、式(II)
(上記式中、RはCNまたはCONH2である)の化合物を、有機溶媒中で、紫外線または可視光線を照射し、RがCNであるときには、加熱を行なうことを特徴とする、方法を提供する。
Description
【発明の詳細な説明】
ラモトリジンの製造法
本発明は、ラモトリジンおよびその薬学上許容可能な酸付加塩の製造法に関す
る。
ラモトリジンは、式(I)
を有する3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−
トリアジンである。
これは、中枢神経系(CNS)の疾患、特に癲癇の治療に有用な、EP−A−
0021121号明細書に記載されている既知化合物である。EP−A−024
7892号明細書に開示されているラモトリジンイセチオネートは、非経口投与
に好ましい塩である。
本発明は、ラモトリジンの製造法であって、式(II)
(上記式中、RはCNまたはCONH2である)の化合物を、有機溶媒中で紫外
線または可視光線を照射し、RがCNであるときには、加熱することを特徴とす
る方法を提供する。
式(II)の化合物が可溶性である任意の有機溶媒を用いることができる。好まし
い例は、C1〜C6アルカノールである。
C1〜C6アルカノールは、直鎖または分岐鎖アルカノールであることができる
。例えば、これはC1〜C4アルカノール、例えばメタノール、エタノール、n−
プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、s−ブタノールまたはt−
ブタノール、またはそれらの混合物である。
式(II)のRがCNであるときには、本発明の方法では、式(II)の化合物に熱を
加える必要がある。この場合には、本発明の方法は、式(II)の化合物の溶媒中で
放射線を照射し、加熱することによって行なうのが好ましい。例えば、溶液をス
チームバス上で加熱することができる。これを、有機溶媒の還流温度まで加熱す
るのが好都合である。溶液を、最初に周囲温度で放射線を照射した後、例えば還
流まで加熱することができる。あるいは、溶液を、最初に例えば還流まで加熱し
た後、放射線照射してもよい。溶液を照射しながら還流温度またはその付近に保
持するのが好ましい。例えば、溶液を還流温度まで加熱した後、流下膜式光化学
反応装置中を循環させ、この中で溶液を適当な強度および時間の放射線に暴露す
ることができる。
式(II)のRがCONH2であるときには、本発明の方法は、必ずしも加熱を必
要としない。この場合には、式(II)の化合物を有機溶媒に溶解したものを、周囲
温度、例えば18℃〜25℃または20℃〜25℃、好ましくは25℃の温度で
放射線照射を行なうことができる。しかしながら、溶液は、場合によっては例え
ば式(II)の化合物であって、RがCNであるものについて上記したように照射前
、中または後に加熱することもできる。
有機溶媒中で式(II)の化合物の照射は、日光、タングステンランプ、蛍光ラン
プまたは中圧Hgランプに暴露することによって好都合に行なうことができる。
照射は、日光およびタングステンランプの両方に、または日光および中圧ランプ
の両方に暴露することによって行なうこともできる。タングステンランプは、1
50Wランプが好都合である。
照射は、式(II)の化合物が環化してラモトリジンとなるのに十分な時間継続す
る。適当な時間量は、特に放射線源または複数の放射線源、放射線の強度、反応
容器の性状、および照射を行なう溶液の温度およびpHによって変化する。例え
ば、照射は、2時間〜5日間、例えば2時間〜4日間または2時間〜2日間、ま
たは2時間〜1日間、または4時間〜4日間、例えば4時間〜4日間、または4
時間〜2日間、または4時間〜1日間、または2時間〜24時間、例えば2時間
〜20時間、または2時間〜18時間、または4時間〜24時間、例えば4時間
〜20時間、または4時間〜18時間継続することができる。
式(II)のRがCONH2であるときには、本発明の方法は塩基の存在下にて行
なうのが好都合である。任意の好適な塩基、例えば水酸化カリウムまたは水酸化
ナトリウムのようなアルカリ金属水酸化物を用いることができる。水酸化カリウ
ムが特に好ましい。塩基の使用によって生じたアルカリ性pHが、潜在的に競合
する光化学工程に有利に式(II)の化合物のラモトリジンへの環化を促進するもの
と考えられる。このような競合工程の一例は、式(II)の化合物のE/Z異性化で
あって、その生成物が式(II)の化合物とZ−異性体である式(III)
(式中、RはCNまたはCONH2である)の化合物との混合物であるものであ
る。
式(II)の化合物のラモトリジンへの転換は式(III)のZ−異性体への光化学的
異性化によって起こるが、これは単離されず、続いてZ−異性体が環化して、ラ
モトリジン自身となると考えられている。
式(II)のRがCONH2であるときには、ある種の反応条件下では、もう一つ
の光化学的工程がラモトリジンへの環化と競合する。この工程は、この化合物の
式(IV)
の3−アミノ−5−ヒドロキシ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,
4−トリアジンへの転換である。
上記のように、本発明の方法を行なう温度およびpHは、反応の経路の決定に
大きな影響を与えることがある。例えば、化合物II(但し、RはCONH2であ
る)をエタノールに溶解したものを中性pHで80℃で18時間照射を行なうと
、主要な環化生成物として上記定義のヒドロキシ化合物(IV)を生じ、ラモトリジ
ンの形成は少量である。対照的に、化合物II(但し、RはCONH2である)を
エタノールに溶解したものをアルカリ性pH、例えばKOHの存在下にて加熱し
た後、約3時間照射すると、ラモトリジンを生成し、式(IV)のヒドロキシ化合物
は実質的に除外される。
式(II)(式中、RはCNである)の化合物は、式(V)
のアミノグアニドンオキシムを脱水することによって製造することができる。
反応は、式(V)の化合物を適当な有機溶媒、例えばジメチルホルムアミド中で
適当な脱水剤、例えば塩化チオニルで処理することによって行なうのが好ましい
。式(V)の化合物の(E)−および(Z)−異性体の混合物を脱水すると、実質
的に式(II)の化合物の(E)−異性体のみを精製することが分かった。
式(V)の化合物は、新規である。従って、本発明は、上記の式(V)の化合物も提
供する。式(V)の化合物は、式(VI)
の2,3−ジクロロフェニルグリオキザールアルドキシムをアミノグアニジンま
たはその塩で処理することによって製造することができる。反応は、ジメチルス
ルホキシドまたはジメチルホルムアミドのような好適な溶媒中で、酸の存在下に
て行なうのが好ましい。典型的には、酸は濃塩酸、例えば8N塩酸である。反応
は、周囲温度で行なうことができる。
式(VI)の化合物は、式(VII)
の2,3−ジクロロアセトフェノンを適当なニトロソ化剤、好ましくはC1 〜6ア
ルキルナイトライトまたは亜硝酸、更に好ましくはアミルナイトライトを用いて
ニトロソ化することによって製造することができる。反応は、酸または塩基触媒
の存在下にて、適当な有機溶媒、例えばエーテルまたはアルコール、好ましくは
ジエチルエーテルまたはt−ブタノール中で、約15℃から溶媒の沸点までの範
囲の温度で行なうのが好ましい。酸触媒を用いる場合には、塩化水素であるのが
好ましい。塩基触媒を用いる場合には、カリウムt−ブトキシドであるのが好ま
しい。反応は、室温で行なうことができる。
式(VII)の化合物は、1,2−ジクロロベンゼンを式RM1またはRM2X(式
中、RはC1 〜6アルキルであり、M1はアルカリ金属であり、M2はアルカリ土類
金属であり、Xはハロゲンである)の化合物で処理した後、このようにして得ら
れた化合物を塩化アセチルまたは無水酢酸と反応させることによって製造するこ
とができる。RM2Xは、例えばヨウ化メチルマグネシウムのようなグリニャー
ル試薬であってもよい。式RM1の化合物を用いるのが好ましく、ブチルリチウ
ムが特に好ましく、次いで無水酢酸と反応させる。反応は、約−70℃の温度で
行なうのが好ましい。
式(VII)の化合物は、2,3−ジクロロベンズアルデヒドを化合物RM1または
RM2X(式中、Rはメチルである)、好ましくはヨウ化メチルマグネシウムで
処理し、このようにして得られたα−メチル−2,3−ジクロロベンジルアルコ
ールを酸化することによって製造することもできる。好適な酸化剤としては、例
えば次亜塩素酸ナトリウムが挙げられる。反応は、室温で行なうのが好ましい。
式(VII)の化合物は、2,3−ジクロロヨードベンゼンをマグネシウムで処理
し、このようにして得られる化合物を無水塩化第二鉄の存在下にて塩化アセチル
と反応させることによって製造することもできる。反応は、約−70℃の温度で
行なうのが好ましい。
式(II)(式中、RはCNである)の化合物は、式(II)(式中、RはCONH2
である)の化合物である相当するアミドを脱水することによって製造することも
できる。通常の脱水剤、例えば塩化ピロホスホリルを用いることができる。
式(II)(式中、RはCONH2である)の出発化合物は、式(VIII)
の2,3−ジクロロフェニルグリオキシアミドをアミノグアニジンまたはその塩
で処理することを含んでなる方法によって製造される。
アミノグアニジンの塩を用いるときには、これはアミノグアニジン塩酸塩であ
るのが好ましい。
式(VIII)の化合物とアミノグアニジンまたはその塩との反応は、C1〜C6アル
カノール、例えばエタノールのような適当な有機溶媒中で、酸の存在下にて、高
温で行なうのが好ましい。酸は、典型的には濃酸、例えば濃塩酸である。反応は
、用いられる有機溶媒の還流温度で行なうのが好都合である。
式(VIII)の化合物は、新規である。従って、本発明は、上記定義の式(V)の化
合物も提供する。
式(VIII)の化合物は、1,2−ジクロロベンゼンを式RM1またはRM2X(式
中、RはC1 〜6アルキルであり、M1はアルカリ金属であり、M2はアルカリ土類
金属であり、Xはハロゲンである)の化合物で処理した後、このようにして得ら
れた化合物をC1 〜6アルキルオキサメートと反応させることによって製造するこ
とができる。RM2Xは、例えばヨウ化メチルマグネシウムのようなグリニャー
ル試薬であってもよい。式RM1の化合物を用いるのが好ましく、ブチルリチウ
ムが特に好ましい。アルキルオキサメートは、メチルオキサメートであるのが好
ましい。
反応は、1,2−ジクロロベンゼンを適当な有機溶媒、例えばジエチルエーテ
ル、ジオキサンまたはテトラヒドロフランのようなエーテルに溶解したものをn
−ブチルリチウムを適当な有機溶媒、例えばヘキサンに溶解したもので好ましく
は約−60℃を下回る温度で処理することによって行なうのが好ましい。n−ブ
チルリチウムは、塩化n−ブチルをリチウムと反応させることによってin situ
で形成することができる。
式(VIII)の化合物は、2,3−ジクロロフェニルグリコール酸を対応する酸無
水物または酸ハロゲン化物に転換することによって活性化した後、活性化した誘
導体をアンモニアで処理することによって製造することもできる。あるいは、2
,3−ジクロロフェニルグリコール酸のアンモニウム塩を脱水して、式(VIII)の
化合物を生成することもできる。このような方法は、酸のアミドへの転換にとっ
て通常のものであり、有機合成において日常的に行なわれている。
式(VIII)の化合物は、式(IX)
のエチル=2,3−ジクロロフェニルグリオキシレートをアンモニアで処理する
ことによって製造することもできる。この反応は、適当な溶媒、例えばメタノー
ル、エタノール、プロパン−1−オール、またはプロパン−2−オール、好まし
くはメタノールのようなC1 〜6アルカノール中で行なうのが好ましい。
エチル=2,3−ジクロロフェニルグリオキシレートは新規である。従って、
本発明は、上記に定義した式(IX)の化合物も提供する。
式(IX)の化合物は、1,2−ジクロロベンゼンを式RM1またはRM2X(式中
、RはC1 〜6アルキルであり、M1はアルカリ金属であり、M2はアルカリ土類金
属であり、Xはハロゲンである)の化合物で処理した後、このようにして得られ
た化合物をハロゲン化エチルオキサリル、例えば塩化エチルオキサリルと反応さ
せることによって製造するのが好ましい。RM2Xは、例えばヨウ化メチルマグ
ネシウムのようなグリニャール試薬であってもよい。式RM1の化合物を用いる
のが好ましく、ブチルリチウムが特に好ましい。
本発明は、ラモトリジンの薬学上許容可能な酸付加塩を形成することを更に含
む方法も提供する。
好適な薬学上許容可能なラモトリジン酸付加塩としては、硫酸塩、リン酸塩、
メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、およ
びイセチオン酸塩が挙げられる。ラモトリジンイセチオネートは、水への溶解度
が高いので非経口投与に特に好ましい。
ラモトリジンイセチオネートは、ラモトリジンをイセチオン酸と反応させるこ
とによって製造することができる。ラモトリジン対イセチオン酸のモル比は、1
:3〜3:1であり、特に約1:1であるのが好ましい。
イセチオン酸は市販されておらず、従ってin situ で製造するのが好都合であ
る。例えば、アルカリ金属イセチオネートの溶液を、例えばイセチオネートの水
溶液をH+イオン交換樹脂を通過させることによってイセチオン酸に転換するこ
とができ、次にトリアジンを、生成した酸溶液と混合する。典型的には、反応溶
媒は水であり、このような場合には、反応は4〜50℃、好都合には周囲温度で
、pH調節剤または他の添加剤を必要とすることなく行なうことができる。形成
されたイセチオン酸塩は、例えば工業用のメチレーテド・スピリットから再結晶
して、水に容易に溶解するラモトリジンイセチオネートの結晶を生成することが
できる。
あるいは、ラモトリジンイセチオネートは、イセチオネート以外のラモトリジ
ン塩をイセチオネートアニオンと反応させることによって製造することができる
。塩対アニオンの比率は1:50〜50:1であるのが好ましい。この比率は、
約1:10であるのが更に好ましい。反応は、この塩をメタノールに溶解したも
のをイセチオネートアニオン交換樹脂のカラムから溶出することによって行なう
のが好ましい。この場合には、塩はラモトリジンメタンスルホネート(メシレー
ト)であるのが好ましい。
本発明は、ラモトリジンまたはその薬学上許容可能な酸付加塩を薬学上許容可
能な希釈剤またはキャリヤーと処方することによる医薬組成物の製造を更に含む
方法も提供する。
ラモトリジンは、有効な単位投与形熊で、すなわちイン・ビボでのCNS疾患
に有効であるのに十分な量で、本発明によって製造された組成物に含まれる。
本発明によって製造される組成物に含まれる薬学上許容可能な希釈剤またはキ
ャリヤーは、不活性であるかまたは医学的に許容可能でありかつラモトリジンま
たはその塩と適合性である液体または固体材料であってよい。
医薬組成物は、経口または非経口投与し、座薬として用い、または軟膏、クリ
ームまたは散剤として局所的に適用することができる。しかしながら、この組成
物の経口または非経口投与が好ましい。
経口投与には、希釈剤、分散剤および/または界面活性剤を含み、かつ水また
はシロップの1回量、乾燥状態または非水性懸濁液であって懸濁剤が含まれてい
てもよいもののカプセルまたはサシェー(sachets)、または水またはシロップの
懸濁液で提供することができる微粉末または顆粒を用いることができる。望まし
いまたは必要な場合には、フレーバ剤、防腐剤、懸濁剤、増粘剤または乳化剤を
含むこともできる。懸濁液を本発明により水で製造するときには、これらの薬剤
の少なくとも1個が含まれているのが好ましい。
非経口投与には、活性化合物は、酸化防止剤または緩衝剤を含んでいてもよい
滅菌した水性の注射溶液で提供することができる。
ラモトリジンまたはその塩は、他の添加剤と結合しない純粋な形態で、その場
合にはカプセルまたはサシェーが好ましいキャリヤーである形態で投与すること
ができる。
あるいは、活性化合物は、有効単位投与量として純粋な形態で、例えば錠剤な
どとして圧縮して提供することもできる。
包含することができる他の材料は、例えば医学的に不活性な成分、例えば錠剤
またはカプセル用のラクトース、澱粉、またはリン酸カルシウム;軟質カプセル
用のオリーブ油またはオレイン酸エチル;および懸濁液またはエマルジョン用の
水または植物油;タルクまたはステアリン酸マグネシウムのような滑剤;コロイ
ド状粘土のようなゲル化剤;トラガカントゴムまたはアルギン酸ナトリウムのよ
うな増粘剤;これらの処方物にキャリヤーとして用いられる湿潤剤、防腐剤、緩
衝剤および酸化防止剤のような他の治療上許容可能な修飾成分である。
不連続単位で提供されるものの錠剤および他の形態は、ラモトリジンまたはそ
の塩の量であって、その投与量でまたは複数のその投与量で有効な量、例えば遊
離塩基として計算した5mg〜500mg、好ましくは約10mg〜250mg
を含む単位を含むことが好都合なことがある。
水性処方物は、一般にラモトリジンの薬学上許容可能な塩をCNS疾患にイン
・ビボで有効であるのに十分な量で含み、この処方物は単位投与形態とすること
ができる。遊離塩基として計算した塩約250mg/mlまでを、水性処方物に
含むことができる。しかしながら、溶液中の塩の典型的な濃度は10〜70mg
/ml、好ましくは10〜50mg/mlである。非経口投与には、塩は、酸化
防止剤、緩衝剤および溶液の浸透性を調節する薬剤のような薬学上許容可能な修
飾成分を含むことができる滅菌した水性注射溶液に含まれることがある。塩化物
およびリン酸塩のアニオンは、塩と交換して沈澱を形成し易いので、これらは溶
液に含まれないことが好ましい。
水性処方物は、この塩を水性媒質、好ましくは注射用の滅菌水に溶解すること
によって調製することができる。溶液を、使用前に必要な濃度まで希釈すること
ができる。
下記の実施例により、本発明の方法の工程を説明する。参考例1:
(E)−2−(2′,3′−ジクロロフェニル)−2−(グアニジ ニルイミノ)アセタミド(化合物(II)、R=CONH2)の製造
2,3−ジクロロフェニルグリオキシアミド(54.5g、0.25モル)、
アミノグアニジン塩酸塩(33.15g、0.30モル)、エタノール(1リッ
トル)、および濃塩酸(4ml)を、還流下にて6時間加熱した(pH=1.5
)
。生成する溶液を蒸発乾固させ、固形生成物を水に溶解し(2リットル、生成す
るpH=2.5)、溶液に<15°で50%(w/v)水酸化ナトリウム水溶液
(45ml)を添加することによってpH13まで塩基性にした。混合物を濾過
し、淡黄褐色固形生成物を0.88アンモニア溶液で洗浄し、乾燥して、粗生成
物(59.5g、87%)、融点231〜3°(文献値233〜4°、分解)を
得た。この生成物(2.2g)をプロパン−1−オール(60ml)から再結晶
して、純粋な材料(1.83g、83%)、融点238〜9°(分解)を得た。参考例2:
(E)−2−(2,3−ジクロロフェニル)−2−(グアニジニル イミノ)アセトニトリル(化合物(II)、R=CN)の調製
上記で定義した式(V)のアミノグアニドンオキシムをジメチルホルムアミドに
溶解し、塩化チオニルで処理した。数種類の微量な不純物を含む粗生成物が得ら
れた。これらの不純物を、トルエンで粉砕することによって容易に除去し、(E
)−2−(2,3−ジクロロフェニル)−2−グアニジニルイミノアセトニトリ
ルを24%の収率で得た。実施例1:
ラモトリジンの製造
参考例1に記載した(E)−2−(2′,3′−ジクロロフェニル)−2−(
グアニジニルイミノ)アセタミド(0.3g)をエタノール(10ml)に溶解
し、日光に暴露することによって照射した。
4時間照射した後のTLCは、化合物(II)およびそのZ異性体である化合物(I
II)の混合物が溶液に含まれているが、ラモトリジンは形成されなかったことを
示していた。しかしながら、2日後には、TLCは、ラモトリジンに相当するス
ポット(Rf=0.20)を示した。未同定材料に対するベースラインスポット
も検出された。全部で4日間の後、溶液のTLC分析では、ラモトリジンが未だ
含まれていることを示していた。
次いで、圧送時に形成した分散した固形生成物を濾過したところ、ベースライ
ン付近にTLCスポットを生じることを見いだした。ラモトリジンは、残りの母
液にTLCによって検出された。従って、母液の資料の照射を1日間継続した。
ラモトリジンの強いスポットがTLCによって検出された。ラモトリジンの融点
=218℃。実施例2:
ラモトリジンの製造
(E)−2−(2′,3′−ジクロロフェニル)−2−(グアニジニルイミノ
)アセタミド(2.5g)を熱エタノール(40ml)に溶解した。水酸化カリ
ウム(2.0g)5%(w/v)に相当)を加え、溶液を明るい日光およびタン
グステンランプ(150W)に暴露することによって照射した。
ランプで4日間照射した後、ラモトリジンに相当する中程度の強度のスポット
がTLCによって明らかになった(Rf=0.20)。
従って、塩基性のエタノール性溶液を濃塩酸(3ml)で産生にしてpH6と
した。シリカゲル(2.0g)を加えて、全量を蒸発乾固した。生成する微細な
白色粉末をシリカゲルカラムに載荷し、下記の通りに溶出した。
白色固形物を、TLCによってラモトリジンとして同定した。これを、マスス
ペクトル分析法および融点測定(融点=218℃)によって確認した。実施例3:
ラモトリジンの製造
(E)−2−(2′,3′−ジクロロフェニル)−2−(グアニジニルイミノ
)アセタミド(2.0g)を、水酸化カリウム(5%(w/v))をエタノール
(40ml)に溶解したものに溶解した。溶液を、周囲温度で中圧ランプを用い
て全部で12時間照射した。溶液を放置した後、スチームバス上で70℃で2時
間加熱した。
4時間後に溶液をTLC分析を行なったところ、化合物IIおよびそのZ異性体
である化合物III の50:50混合物と共に微量のラモトリジン(Rf=0.2
0)の存在が明らかになった。全部で6.5時間、9時間および12時間の後、
溶液のTLCを繰り返した。それぞれの時点で、プレートは、化合物IIおよびII
I のE/Z混合物に相当する強いスポットと共にラモトリジンに相当する微かな
スポットを示した。これらの結果は、化合物IIのE/Z異性化は極めて速やかに
起こるが、化合物IIのラモトリジンへの環化は、用いた反応条件下では、遅いこ
とを示していた。実施例4:
ラモトリジンの製造 方法
(E)−2−(2′,3′−ジクロロフェニル)−2−(グアニジニルイミノ
)アセタミド(2.2g)をエタノール(100ml)に溶解したものを還流温
度まで加熱し、流下膜式光化学反応装置中を循環させた。溶液を、反応経過中間
隔を置いて(2.5時間、5時間、7.5時間、10時間、13時間)TLCに
よって分析した。反応を10時間継続したところ、溶液の色は深黄色となった。
全部で13時間後、溶液は橙色であり、白色固形物が沈澱し始めた。そこで、反
応を停止した。白色固形物を濾別し、TLCによって検討した。結果
2.5時間では、溶液のTLCは、ラモトリジンが形成し始めていることを示
した。未反応化合物IIも含まれていた。5時間後には、未反応化合物IIおよびラ
モトリジンが未だ含まれていたが、更に高いRf値のスポットも検出された。そ
れぞれ7.5、10および13時間には、同じ観察がされた。
白色固形物を、TLCによって3−アミノ−5−ヒドロキシ−6−(2,3−
ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジンの純粋な試料として同定した。実施例5:
ラモトリジンの製造
(E)−2−(2′,3′−ジクロロフェニル)−2−(グアニジニルイミノ
)アセタミド(5.0g)を、水酸化カリウム(2%(w/v))を含む熱エタ
ノール(150ml)に溶解した。生成する黄色溶液を、25℃で中圧ランプを
用いて照射した。それぞれ3時間および5時間照射した後の溶液のTLC分析で
は、ラモトリジンは検出可能な量では形成されなかったことを示していた。
従って、溶液を還流温度まで加熱した後、中圧ランプを用いて照射した。3時
間または照射後、TLC分析では、ラモトリジンが存在することを示していた。
3−アミノ−5−ヒドロキシ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4
−トリアジンは検出されなかった。
5gの木炭を含むエタノールから再結晶したところ、3,5−ジアミノ−6−
(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジン・EtOH(31g、
56%)を極めて淡い黄色固形生成物、融点219〜220℃(文献値、220
〜222℃)として得た。シリカゲル/酢酸エチルを用いてTLCを行なったと
ころ、微量の蛍光性のベースラインの不純物が見られた。実施例6:
ラモトリジンの製造
参考例2に記載した(E)−2−(2,3−ジクロロフェニル)−2−グアニ
ジニルイミノアセトニトリルをプロパン−1−オールに溶解して、下表に示され
る方法で還流温度で照射を行なった。生成する溶液を蒸発して、固形残渣をエタ
ノールから再結晶したところ、最後の場合を除き総てにおいて無色で均質な3,
5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジン・
EtOHを得た。
小規模実験では、3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1
,2,4−トリアジンへの転換は極めて明らかであり(TLC)、低収率は操作
時の損失を反映している。最後の47gの実験では、3,5−ジアミノ−6−(
2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジンへの転換は8時間後には
約50%完了していたが、32時間後には、黄色の曇った反応混合物を生じた。
これを濾過して、低容積まで蒸発させ、冷却して濾過したところ、3,5−ジア
ミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジン(32.2
g、68%)を淡黄色固形生成物として得た。
5gの木炭を含むエタノールから再結晶したところ、3,5−ジアミノ−6−
(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジン・EtOH(31g、
56%)を極めて淡い黄色固形物、融点219〜220℃(文献値220〜22
2℃)として得た。シリカゲル/酢酸エチルを用いるTLCで歯、微量の蛍光性
のベースラインの不純物が見られた。実施例7:
式(V)のアミノグアニドンオキシムの製造
2,3−ジクロロフェニルグリオキサールアルドキシムを、ジメチルスルホキ
シドと8N塩酸の混合物中で周囲温度でアミノグアニジンと縮合した。反応混合
物を濃水酸化アンモニウム溶液で塩基性にして、アミノグアニドンオキシムを(
E)−および(Z)−異性体の等モル混合物として73%の収率で単離した。参考例3:
式(VI)の2,3−ジクロロフェニルグリオキサールアルドキシムの 製造 方法A
2,3−ジクロロアセトフェノン(20.00g、0.104モル)を乾燥ジ
エチルエーテル(200ml)に溶解し、塩化水素を0.5時間溶液に通じた。
亜硝酸アミル(24.36g、0.218モル)を、攪拌しながら徐々に滴加し
、溶液を緩やかな還流状態に保持した。次いで、塩化水素を継続して通じながら
、溶液を緩やかに3時間還流した。溶液を、室温で一晩放置した。反応混合物を
、細心の注意を払いながら2N水酸化ナトリウム溶液(200ml)に空けて(
極めて激しい反応)、分離した。有機相を2N水酸化ナトリウム溶液(2×10
0ml)で抽出した。アルカリ性相を合わせて、氷(200ml)に空けて、濃
塩酸(100ml)を攪拌しながら加えた。生成する酸混合物を室温で一晩放置
し、形成した沈澱を加圧濾過した。2,3−ジクロロフェニルグリオキサールア
ルドキシムを、クリーム状固形物(10.4g、収率46%)として得た。TL
C(SiO2:CHCl3)では、不純物は見られず、従ってそれ以上精製は行な
わなかった。方法B
カリウムt−ブトキシド(239.7g、2.136モル)をt−ブタノール
(1.5リットル)に溶解し、室温で30分間攪拌した。2,3−ジクロロアセ
トフェノン(67.26g、0.356モル)を一度に加え、生成する混合物を
室温で一晩攪拌した。亜硝酸アミル(83.41g、0.712モル)を、攪拌
しながら徐々に滴加した。添加を終了したならば、反応混合物を室温で2時間攪
拌した後、50℃で2時間加熱した。溶液を冷却して、室温で一晩攪拌した。反
応混合物を氷/水(1.5リットル)に空け、水溶液をジエチルエーテル(3×
500ml)で抽出した。水相を濃塩酸で酸性にし、室温で一晩放置した。沈澱
した固形物を加圧濾過し、真空下にて無水五酸化リン上で乾燥し、2,3−ジク
ロロフェニルグリオキサールアルドキシム(57.3g、73.8%)を褐色固
形物として得た。TLC(SiO2、CHCl3)では不純物はほとんど見られな
かったが、次のオキシムの脱水では、再結晶が望ましいことを示していた。オキ
シムは、トルエンから再結晶することができる。融点109℃。参考例4:
2,3−ジクロロアセトフェノンの製造 方法A
ブチルリチウムをヘキサンに溶解したもの(300ml、0.474モル)を
、窒素雰囲気下にて−70℃の温度に保持した1,2−ジクロロベンゼン(10
4.58g、0711モル)を乾燥テトラヒドロフラン(2リットル)に溶解し
たものに、攪拌しながら徐々に滴加した。生成する溶液を、−70℃で1時間攪
拌した。−70℃のままのこの溶液を、無水酢酸(290.35g、2.84モ
ル)を窒素雰囲気下にて−70℃で乾燥テトラヒドロフラン(1リットル)に溶
解したものに両端針を介して加えた。添加が終了したならば、生成する溶液を−
70℃で約1時間攪拌し、室温に戻した。
反応混合物を氷(5リットル)に空けて、十分に攪拌した後、室温で一晩放置
した。水性混合物をエーテル(3×1.5リットル)で抽出した。エーテル相を
合わせて、水(3×750ml)、飽和重炭酸ナトリウム溶液(3×750ml
)、および塩水(1×750ml)で洗浄した。有機相を無水硫酸マグネシウム
上で乾燥し、濾過して、蒸発させ、黄色液体を得た。粗生成物を、高温水槽中で
高真空に置き、1,2−ジクロロベンゼンおよび無水酢酸を除去した。2,3−
ジクロロアセトフェノン(67.2g、収率75%)を得た。IR、NMRおよ
びTLC(SiO2、CHCl3)では、この材料が不純物をほとんど含まないこ
とを示していたので、それ以上精製を行なわなかった。方法B
ヨードメタン(324.89g、2.288モル)を、乾燥エーテル(1リッ
トル)中のマグネシウム削り屑(54.88g、2.288モル)に攪拌しなが
ら滴加して、ヨウ化メチルマグネシウムを形成した。2,3−ジクロロベンズア
ルデヒド(200g、1.144モル)をベンゼン/ジエチルエーテル(1リッ
トル、50:50)溶液に溶解したものを攪拌しながら、グリニャール試薬に滴
加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。溶液を2時間還流した後、冷却した
。反応混合物を飽和した塩化アンモニウム溶液(5リットル)に空けて、有機層
を分離した。水相をエーテル(3×2リットル)で抽出した。有機相を合わせて
、塩水(1×2リットル)で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過し
て、蒸発させた。α−メチル−2,3−ジクロロベンジルアルコール(196.
4g、収率90%)は黄色油状生成物として得られ、これは放置により結晶化し
て、淡黄色固形生成物を得た。TLC(SiO2、CHCl3)では、この材料が
不純物をほとんど含まないことを示していたので、それ以上精製を行なわなかっ
た。しかしながら、必要ならば、アルコールを40〜60℃石油エーテルから再
結晶して、融点53℃の白色プリズム状結晶を得ることができる。
α−メチル−2,3−ジクロロベンジルアルコール(5.0g、0.026モ
ル)を酢酸(24ml)に溶解し、12%(w/v)次亜塩素酸ナトリウム溶液
(23.26ml、0.0314モル)を、15〜25℃の温度で攪拌しながら
徐々に滴加した。添加を完了したならば、澱粉/ヨーダイド試験が陽性の結果を
示すまで反応混合物を周囲温度で約1.5時間攪拌した。飽和の重亜硫酸ナトリ
ウム溶液を、澱粉/ヨーダイド試験が陰性となるまで、反応混合物に加えた。混
合物を氷/塩水(100ml)に空けて、ジエチルエーテル(3×75ml)で
抽出した。エーテル相を合わせて、水性洗浄液がアルカリ性となるまで、2N水
酸化ナトリウム溶液(3×75ml)で洗浄した。エーテル相を無水硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、濾過して、蒸発させた。2,3−ジクロロアセトフェノン(
3.2g、収率65%)を、淡黄色油状生成物として得た。TLC(SiO2、
CHCl3)およびNMRでは、この材料が不純物を含まないことを示していた
。方法C
2,3−ジクロロヨードベンゼン(350g、1.282モル)を乾燥エーテ
ル(1250ml)に溶解したものを、乾燥ジエチルエーテル(300ml)中
のマグネシウム削り屑(30.77g、1.282モル)に攪拌しながら徐々に
添加して、窒素雰囲気下にて2,3−ジクロロフェニルマグネシウムヨーダイド
を形成した。グリニャール試薬を、−70℃の温度で窒素雰囲気下にて塩化アセ
チル(301.91g、3.846モル)を乾燥ジエチルエーテル(1リットル
)および無水塩化第二鉄(1.925g、0.0118モル)に溶解したものに
攪拌しながら滴加した。添加を完了したならば、生成する混合物を−70℃で更
に5分間攪拌した後、室温に戻した。反応混合物を氷(5リットル)に空けて、
十分に攪拌した。水性混合物を炭酸ナトリウムで塩基性にし、室温で一晩放置し
た。水溶液をジエチルエーテル(3×2リットル)で抽出し、エーテル相を合わ
せて、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過して、蒸発させた。粗製の2,3
−ジクロロアセトフェノン(235.7g)を、黄色液体として得た。粗製材料
を真空
下にて蒸留して、純粋な2,3−ジクロロアセトフェノン(147.0g、沸点
100℃/2mmHg;収率60.66%)を得た。NMRおよびTLC(Si
O2、CHCl3)およびNMRでは、蒸留生成物が不純物を含まないことを示し
ていた。実施例8:
2,3−ジクロロフェニルグリオキシルアミド(化合物VIII)の製 造
1. 迅速な実験室での方法
1,2−ジクロロベンゼン(50.0g、0.34モル)を乾燥したテトラヒ
ドロフラン(500ml)に攪拌溶解したものを−65℃までN2下にて冷却し
、n−ブチルリチウムをヘキサンに溶解したもの(1.72モル溶液204ml
=0.35モル)で温度を−60℃を下回るように保持しながら、1時間かけて
滴加して処理した。更に1時間攪拌した後、淡黄色溶液を、エチルオキサメート
(19.9g、0.17モル)を温かなテトラヒドロフラン(200ml)に溶
解したものを、反応温度を−60℃を下回るように保持しながら、滴加して処理
した。この添加の際に、反応混合物は黄色から橙色を通りバーガンディ紅色に変
化した。−60℃で更に1時間攪拌した後、混合物を0℃まで2時間かけて加温
し、水(250ml)で慎重に処理し、塩酸で酸性にしてpH6とした。黄色有
機相を分離して、塩水(2×250ml)で洗浄し、乾燥して(硫酸マグネシウ
ム)、蒸発させて、黄色固形生成物を得た。これをエタノール(300ml)で
スラリーとして、濾過し、粗製の2,3−ジクロロフェニルグリオキシルアミド
(12.0g、32.4%)を灰白色固形生成物、融点213〜214℃(文献
値、融点216〜218℃)として得た。エタノール性濾液を150mlまで濃
縮したところ、第二の生成物(7.0g、18.9%)、融点205〜206℃
)を得た。
別の実験では、粗製の2,3−ジクロロフェニル−グリオキシルアミド(40
g、融点199〜203℃)を酢酸(240ml)および水(180ml)から
再結晶して、精製した材料(融点216〜218℃)33.4g(83%)を得
た。
2.3−ジクロロフェニルグリオキシルアミドを下記の通りに特性決定した。
分子量:217.9
融点: 216〜218℃
2. ブチルリチウムのin situ での生成
n−ブチルリチウム(55.5g、0.6モル)を、リチウム薄片(8.30
g、1.2モル)をN2下にて乾燥エーテル(300ml)に攪拌懸濁したもの
に、還流が緩やかに維持されるように滴加した。混合物を還流下にて更に3.7
5時間加熱した後、室温まで冷却して、一晩攪拌した。(上記の分析では、この
方法により66%の収率のブチルリチウム(=0.4モル)が得られることを示
している。)次に、この混合物を−60℃まで冷却し、下記の操作中この温度に
保持した。乾燥したテトラヒドロフラン(400ml)を加えた後、1,2−ジ
クロロベンゼン(58.8g、0.4モル)を乾燥したテトラヒドロフラン(3
00ml)の溶液に40分間かけて滴加した。混合物を1時間攪拌した後、エチ
ルオキサメート(23.4g、0.2モル)を暖めたテトラヒドロフラン(30
0ml)に溶解したものを1時間かけて滴加し、混合物を−60℃で更に1時間
攪拌した。0℃まで加温した後、水(300ml)を慎重に加え、混合物を塩酸
で酸性にしてpH6とした。黄色有機相を分離して、塩水(2×300ml)で
洗浄し、乾燥して(硫酸マグネシウム)、蒸発させ、淡黄色固形生成物を得た。
これをエタノール(250ml)でスラリーとして、濾過し、乾燥して、
粗製の2,3−ジクロロフェニルグリオキシルアミド(22.5g、52%)、
融点214〜215℃(文献値、215〜218℃)を得た。実施例9:
エチル=2,3−ジクロロフェニルグリオキシレート(化合物IX) の製造 材料
2,3−ジクロロヨードベンゼン(0.1M、27.3g)/35ml乾燥エ
ーテル
マグネシウム(2.43g)/15ml乾燥エーテル
塩化カドミウム(0.1M、9.8g)
塩化エチルオキサリル(0.079M、10.9g、8.92ml)
反応は窒素雰囲気下にて行なった。方法
グリニャール試薬は、下記のようにして通常の方法で調製した。
ジクロロヨードベンゼンをマグネシウムに1〜2時間かけて加え、生成する溶
液を約4時間還流した。総てのMgは溶解しないので、グリニャール試薬を室温
で一晩攪拌した。
次いで、フラスコを氷中で冷却し、乾燥塩化カドミウムを10分間かけて少し
ずつ加えた。総ての塩化カドミウムを添加してしまったならば、反応混合物を室
温まで加温した後、還流下にて45分間加熱した。
エーテルを留去し、残渣を乾燥ベンゼンで2回洗浄し、次にこれも留去した。
次いで、残渣を採取し、塩化エチルオキサリルを20mlの乾燥ベンゼンに溶
解したもので処理した。これを、滴下漏斗から攪拌しながら徐々に加えた。反応
は極めて激しかった。添加を完了して、自発的な還流が収まったならば、反応混
合物を更に1時間還流した。
反応混合物を、次に氷浴中で冷却した。氷/水を、注意しながら加えた。次に
、
十分な量の20%H2SO4を加えて、2つの透明な相を得た。水相を分離し、ベ
ンゼンで2回抽出した。ベンゼン層を合わせて、1×水、1×Na2CO3溶液、
1×水、および1×NaCl溶液で抽出した。次に、ベンゼン溶液をMgSO4
上で乾燥し、濾過して、蒸発させた。17.5gの粗製材料を得た。
NMRおよびTLC分析を行なった。Si/CHCl3でのTLCでは、2個
のスポットが得られ、1個は標記化合物(生成物)に相当し、1個はジクロロヨ
ードベンゼン(出発材料)に相当した。実施例10:
エチル=2,3−ジクロロフェニルグリオキシレート(化合物(I X))の製造 材料
2,3−ジクロロヨードベンゼン(0.2M、54.6g)/150mlエー
テル
マグネシウム削り屑(0.2M、4.86g)/50mlエーテル
塩化カドミウム(0.2M、19.6g)
塩化エチルオキサリル(0.15M、21.8g)
反応は窒素雰囲気下にて行なった。方法
実施例7に記載の一般的方法を行なった。しかしながら、エーテルの容積が大
きいため反応が極めて迅速に進行するので、グリニャール試薬は一晩還流しなか
った。
塩化エチルオキサリルを添加した後、反応混合物を氷中で冷却し、生成する混
合物を室温で一晩攪拌した。
反応混合物を、氷/水を加えて分解し、十分な量の20%H2SO4を加えて、
2個の分離層を得た。
混合物を分離し、水層を2×ベンゼンで洗浄した。ベンゼン層を合わせて、水
で洗浄した。アルカリ洗浄は行なわなかった。ベンゼン層を乾燥し、濾過して、
留去した。
生成物39.5gが得られた。NMRおよびTLCでは、実施例9で得られた
のと同じ分析結果が得られた。実施例11:
3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2 ,4−トリアジンイセチオネートの製造
イセチオン酸ナトリウム(148g、1.0モル)を水(4.9リットル)に
溶解したものを、IR 120(H)イオン交換樹脂のカラムを通過させ、水で溶出した
。3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリア
ジン(256g、1.0モル)を生成するイセチオン酸に溶解し、溶液を濾過し
て、真空で留去した。残渣を工業用のメチレーテド・スピリットから再結晶して
、3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリア
ジンイセチオネートを得た。
収率273.3g(72%)、融点242℃。実施例12:
3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2 ,4−トリアジンイセチオネートの製造
50ミリモルのAmberlite(商品名)IR-45(OH)を15ミリモル(10ml)の
水性イセチオン酸と混合して、生成する材料をカラムに充填した。次に、カラム
をメタノールで洗浄した。3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル
)−1,2,4−トリアジンメシレートのメタノール性溶液0.7g(2ミリモ
ル)を、カラムを通して溶出した。溶出液を真空留去し、残渣を工業用のメチレ
ーテド・スピリットから再結晶して、3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロ
ロフェニル)−1,2,4−トリアジンイセチオネートを得た。
収率300g(40%)、融点242〜243℃。実施例13
3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリア
ジンイセチオン酸74.625g(0.195モル)を、注射用水BP約900
mlに加えて溶解し、更に注射用水BPで希釈して1000mlとし、3,5−
ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジン塩基5
0mg/mlに相当するイセチオネート塩を含む水溶液を得た。この溶液は、張
度の点から許容可能なものであった。実施例14
3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリア
ジンイセチオネート14.925(0.039モル)を、デキストロース一水和
物43.8g(0.221モル)を注射用水BP約900mlに溶解したものに
加え、更に注射用水BPで希釈して1000mlとし、3,5−ジアミノ−6−
(2,3−ジクロロフェニル)−1,2,4−トリアジン塩基10mg/mlに
相当するイセチオネート塩を含む水溶液を得た。この溶液は、張度の点から許容
可能なものであった。実施例15
下記の成分を有する医薬組成物を調製した。
3,5−ジアミノ−6−(2,3−ジクロロフェニル)−
1,2,4−トリアジン 150mg)
ラクトース 200mg)
トウモロコシ澱粉 50mg)
ポリビニルピロリドン 4mg)
ステアリン酸マグネシウム 4mg)
) 含量/錠
薬剤をラクトースおよび澱粉と混合して、ポリビニルピロリドンを水に溶解し
たもので造粒した。生成する顆粒を乾燥して、ステアリン酸マグネシウムと混合
し、圧縮して、平均重量が408mgの錠剤を得た。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U
G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B
Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES
,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,
KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT,LU,L
V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ
,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,
SK,TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,V
N
(72)発明者 ジャーメイン,アンドリュー
イギリス国ミドルセックス、グリーンフォ
ード、バークレー、アベニュ、グラクソ、
ウェルカム、ハウス内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式(I) のラモトリジンの製造法であって、 式(II) (上記式中、RはCNまたはCONH2である)の化合物に有機溶媒中で紫外線 または可視光線を照射し、RがCNであるときには、加熱を行なうことを含む、 方法。 2. 式(II)の化合物に、プロパン−1−オール中で還流温度で照射を行なう 、請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 式(II)(式中、RはCNである)の化合物を、式(III) の化合物を脱水することによって調製する、請求の範囲第1項または第2項に記 載の方法。 4. 式(II)(式中、RはCONH2である)の化合物を、式(VIII) の2,3−ジクロロフェニルクリオキシルアミドをアミノグアニジンまたはその 塩で処理することによって調製する、請求の範囲第1項または第2項に記載の方 法。 5. ラモトリジンを薬学上許容可能な酸付加塩に転換することも含む、請求 の範囲第1〜4項のいずれか一項に記載の方法。 6. 塩がラモトリジンイセチオネートである、請求の範囲第5項に記載の方 法。 7. ラモトリジンまたはその酸付加塩を薬学上許容可能なキャリヤーまたは 希釈剤を用いて処方し、医薬組成物を生成する、請求の範囲第1〜6項のいずれ か一項に記載の方法。 8. 式(III) のアミノグアニドンオキシム。 9. 式(V) の2,3−ジクロロフェニルグリオキシルアミド。 10. 式(VI) のエチル=2,3−ジクロロフェニルグリオキシレート。
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