JPH1149173A - 取り出し具付き容器 - Google Patents
取り出し具付き容器Info
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- JPH1149173A JPH1149173A JP20915897A JP20915897A JPH1149173A JP H1149173 A JPH1149173 A JP H1149173A JP 20915897 A JP20915897 A JP 20915897A JP 20915897 A JP20915897 A JP 20915897A JP H1149173 A JPH1149173 A JP H1149173A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D77/00—Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
- B65D77/22—Details
- B65D77/24—Inserts or accessories added or incorporated during filling of containers
- B65D77/245—Utensils for removing the contents from the package, e.g. spoons, forks, spatulas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スプーンなどの内容物を取り出す器具を附属し
た容器で、内容物を取り出す器具を輸送中は確実に保持
されており、使用時簡単に外すことのできる容器を提供
すること。 【解決手段】内容物を取り出す器具の柄の部分を固定す
るために、容器側に設けた両腕状の受け具により挟み込
み勘合させて保持させる。
た容器で、内容物を取り出す器具を輸送中は確実に保持
されており、使用時簡単に外すことのできる容器を提供
すること。 【解決手段】内容物を取り出す器具の柄の部分を固定す
るために、容器側に設けた両腕状の受け具により挟み込
み勘合させて保持させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】容器内の内容物を取り出すス
プーンやフォーク等の取り出し具を容器に附属させた、
取り出し具付き容器に関するものである。
プーンやフォーク等の取り出し具を容器に附属させた、
取り出し具付き容器に関するものである。
【0002】従来、ヨーグルト、プリン、アイスクリー
ム、水羊羹等の食品や調味料、粉体洗剤などを入れた容
器から内容物を取り出すための、スプーンやフォークを
容器に附属させた容器としては、例えば容器本体と嵌合
するプラスチック製の蓋材にスプーン等を前記蓋材から
取り外すことを可能に連設したもの(実公昭57−23
333号)や、袋状物に収容して蓋材の上面に接着した
もの(実開昭60−32265)が知られている。
ム、水羊羹等の食品や調味料、粉体洗剤などを入れた容
器から内容物を取り出すための、スプーンやフォークを
容器に附属させた容器としては、例えば容器本体と嵌合
するプラスチック製の蓋材にスプーン等を前記蓋材から
取り外すことを可能に連設したもの(実公昭57−23
333号)や、袋状物に収容して蓋材の上面に接着した
もの(実開昭60−32265)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容器の
蓋や底部の成形と同時に取り出し具を一体的に成形した
容器では、製造の際加熱して可塑化したプラスチックの
流れを容器全体に均一に流すために、大きな凹凸を付け
ない形状とする、あるいは複雑な形状にしない等の制約
があった。また取り出し具自体の構造として、容器の肉
厚と大きく異なる厚さを持たせることは、成型加工の際
の均一な冷却性の関係から、取り出し具の柄の部分に十
分な厚さの補強を付けられず、内容物が硬い場合に柄の
部分が折れやすい問題や、取り出し具の外周部の形状が
荒れていて、食べる際唇に感触が悪い等使い勝手の悪い
問題があった。
蓋や底部の成形と同時に取り出し具を一体的に成形した
容器では、製造の際加熱して可塑化したプラスチックの
流れを容器全体に均一に流すために、大きな凹凸を付け
ない形状とする、あるいは複雑な形状にしない等の制約
があった。また取り出し具自体の構造として、容器の肉
厚と大きく異なる厚さを持たせることは、成型加工の際
の均一な冷却性の関係から、取り出し具の柄の部分に十
分な厚さの補強を付けられず、内容物が硬い場合に柄の
部分が折れやすい問題や、取り出し具の外周部の形状が
荒れていて、食べる際唇に感触が悪い等使い勝手の悪い
問題があった。
【0004】また、取り出し具を収容する袋に入れ、そ
の袋を容器に接着する容器においては、部材が多くなる
のみならず、これらの部材の製造組み立て工程が複雑な
ものとなり、作業効率が悪かった。
の袋を容器に接着する容器においては、部材が多くなる
のみならず、これらの部材の製造組み立て工程が複雑な
ものとなり、作業効率が悪かった。
【0005】本発明は、従来の問題を解決すべく、容器
本体の製造とは別工程にて作られたスプーンやホーク等
の内容物の取り出し具が、製品の製造流通段階では確実
に容器に保持されており、かつ容器から取り出し具を外
す際は、容易に外すことのできる取り出し具付き容器を
提供することである。
本体の製造とは別工程にて作られたスプーンやホーク等
の内容物の取り出し具が、製品の製造流通段階では確実
に容器に保持されており、かつ容器から取り出し具を外
す際は、容易に外すことのできる取り出し具付き容器を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するものであり、請求項1の発明は、フォーク、スプー
ン等の内容物の取り出し具を容器の蓋、または容器の底
部に保持する容器において、取り出し具の柄の部分を容
器の受け具に勘合させて保持したことを特徴とする取り
出し具付き容器、としたのもである。
するものであり、請求項1の発明は、フォーク、スプー
ン等の内容物の取り出し具を容器の蓋、または容器の底
部に保持する容器において、取り出し具の柄の部分を容
器の受け具に勘合させて保持したことを特徴とする取り
出し具付き容器、としたのもである。
【0007】また、請求項2の発明は、取り出し具の柄
の部分を保持する一対の受け具が、容器外周部から設け
られた2本以上の梁により設けられ、この受け具の先端
には合い離れた位置に2個以上の取り出し具を嵌合保持
する固定部を持ち、この固定部はお互いに連結されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の容器、としたのも
である。
の部分を保持する一対の受け具が、容器外周部から設け
られた2本以上の梁により設けられ、この受け具の先端
には合い離れた位置に2個以上の取り出し具を嵌合保持
する固定部を持ち、この固定部はお互いに連結されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の容器、としたのも
である。
【0008】また、請求項3の発明は、取り出し具の柄
の部分を固定する受け具が、容器外周部から外周部まで
到る補強梁に設けられていることを特徴とする、請求項
1に記載の容器、としたのもである。
の部分を固定する受け具が、容器外周部から外周部まで
到る補強梁に設けられていることを特徴とする、請求項
1に記載の容器、としたのもである。
【0009】
【発明の実施の形態】容器内容物の取り出し具を保持格
納する部分は、図1に示す容器の蓋部の内容物に接する
側に設けた容器、および図2に示す容器の底部に設けた
容器のいずれにも用いることができる。
納する部分は、図1に示す容器の蓋部の内容物に接する
側に設けた容器、および図2に示す容器の底部に設けた
容器のいずれにも用いることができる。
【0010】容器の材料としてはポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、ポリスチロール等の熱可
塑性プラスチックを用い、シート成形、または射出成形
法等により成形を行う。
ロピレン等のポリオレフィン、ポリスチロール等の熱可
塑性プラスチックを用い、シート成形、または射出成形
法等により成形を行う。
【0011】容器全体を一体で前記プラスチックにて作
成しても良いが、図1に示すように、容器の外周枠部2
をプラスチックにより作成し、他の平坦部分を紙、プラ
スチックシートを用いて別工程にて作成されたメンコ状
部品3と組み合わせて、容器の軽量化、印刷の容易化を
図っても良い。この組み合わせ方法としては、容器の外
周枠部2を成形する金型内にメンコ状部品3を挿入し、
射出されるプラスチックの熱と圧力により一体化する方
法や、予め成形された容器外周枠部2に接着剤を用いメ
ンコ状部品3を接着して一体化する方法でも良い。
成しても良いが、図1に示すように、容器の外周枠部2
をプラスチックにより作成し、他の平坦部分を紙、プラ
スチックシートを用いて別工程にて作成されたメンコ状
部品3と組み合わせて、容器の軽量化、印刷の容易化を
図っても良い。この組み合わせ方法としては、容器の外
周枠部2を成形する金型内にメンコ状部品3を挿入し、
射出されるプラスチックの熱と圧力により一体化する方
法や、予め成形された容器外周枠部2に接着剤を用いメ
ンコ状部品3を接着して一体化する方法でも良い。
【0012】取り出し具としてはスプーン、フォーク等
の形状とし、容器とは別工程にて作成する。使用する材
料としては硬質のプラスチック、例えばポリスチレン、
ポリオレフィン等を用い、射出成形法にて作成する。あ
るいは紙、プラスチックシート、およびこれらの複合材
を用い、スプーン、フォークの形状に打ち抜いて作成し
てもよい。
の形状とし、容器とは別工程にて作成する。使用する材
料としては硬質のプラスチック、例えばポリスチレン、
ポリオレフィン等を用い、射出成形法にて作成する。あ
るいは紙、プラスチックシート、およびこれらの複合材
を用い、スプーン、フォークの形状に打ち抜いて作成し
てもよい。
【0013】取り出し具を容器に保持する形態は、固定
具として取り出し具を手で持つ部分である柄を両側から
掴む腕として固定具を容器に設ける。この容器に設けた
固定具と取り出し具のはめ込み嵌合により取り出し具を
容器側に保持固定を行う。嵌合は容器側の固定具と取り
出し具に、お互いに合いに相対する凹凸部を設けて行
う。
具として取り出し具を手で持つ部分である柄を両側から
掴む腕として固定具を容器に設ける。この容器に設けた
固定具と取り出し具のはめ込み嵌合により取り出し具を
容器側に保持固定を行う。嵌合は容器側の固定具と取り
出し具に、お互いに合いに相対する凹凸部を設けて行
う。
【0014】
<実施例1>図1は円形の広口容器1の蓋部に本発明を
用いた実施例の断面図であり、図3は取り出し具の容器
蓋への組み立てを説明した斜視図、図4は取り出し具を
容器蓋に勘合して組み上げた上面図である。容器蓋は、
容器枠外周部2としてポリエチレン樹脂を用い射出成形
法により作成した後、両面をポリエチレンにて被覆し、
印刷された厚紙を所定形状に打ち抜いたメンコ状部品3
を、容器枠外周部2に加熱圧着して一体化し作成した。
広口容器1に、蓋をした状態で、内容物4と容器蓋との
間の空間に取り出し具としてスプーン5を固定具として
広口容器1の中央部で、取り出し具全体の長さの中央部
の柄の部分を一対の固定具6、7により容器に取り付け
た。
用いた実施例の断面図であり、図3は取り出し具の容器
蓋への組み立てを説明した斜視図、図4は取り出し具を
容器蓋に勘合して組み上げた上面図である。容器蓋は、
容器枠外周部2としてポリエチレン樹脂を用い射出成形
法により作成した後、両面をポリエチレンにて被覆し、
印刷された厚紙を所定形状に打ち抜いたメンコ状部品3
を、容器枠外周部2に加熱圧着して一体化し作成した。
広口容器1に、蓋をした状態で、内容物4と容器蓋との
間の空間に取り出し具としてスプーン5を固定具として
広口容器1の中央部で、取り出し具全体の長さの中央部
の柄の部分を一対の固定具6、7により容器に取り付け
た。
【0015】図4に示すように、取り出し具が容器蓋の
対称線上の中央の位置となるよう、容器の外周部である
枠外周部2より取り出し具の柄に向けて固定具6、及び
7を出し、取り出し具5の柄の部分の両側から挟み込
み、容器蓋の中央部分で保持する。固定具6、7は各2
本以上の梁よりなり、先端に合い離れた位置に2個以上
の凸部を設けて取り出し具を勘合して保持する固定部8
を持ち、容器外周枠部2から容器中央部の方向に設け
る。固定具6、7に設けられた固定部8の相互の間隔W
は、取り出し具の柄の幅とほぼ同じに設定を行う。固定
部8は、取り出し具5の柄の部分の側壁に設けた凸部9
とが図4のA−A’断面図に示すように勘合し、メンコ
状部品3と固定部8の間で挟まれた状態とし、取り出し
具を保持固定する。固定部8は、図4においては一対の
固定具に対して各々2ヶ設けたが、2ヶ以上設けても良
い。
対称線上の中央の位置となるよう、容器の外周部である
枠外周部2より取り出し具の柄に向けて固定具6、及び
7を出し、取り出し具5の柄の部分の両側から挟み込
み、容器蓋の中央部分で保持する。固定具6、7は各2
本以上の梁よりなり、先端に合い離れた位置に2個以上
の凸部を設けて取り出し具を勘合して保持する固定部8
を持ち、容器外周枠部2から容器中央部の方向に設け
る。固定具6、7に設けられた固定部8の相互の間隔W
は、取り出し具の柄の幅とほぼ同じに設定を行う。固定
部8は、取り出し具5の柄の部分の側壁に設けた凸部9
とが図4のA−A’断面図に示すように勘合し、メンコ
状部品3と固定部8の間で挟まれた状態とし、取り出し
具を保持固定する。固定部8は、図4においては一対の
固定具に対して各々2ヶ設けたが、2ヶ以上設けても良
い。
【0016】合い離れた位置に設けられた固定部8は、
お互いに梁等で連結を行う。図8に示すように円弧状の
梁10により連結を行うことにより取り出し具をはめ込
んだ際に応力を緩和し補強する役目とすることができ
る。固定具6、7の各々2本以上の梁は、固定具6の様
に扇形に開いていても良いし、固定具7の様にお互いに
平行な梁でも良い。扇形に開いた形状の梁とした方が、
円弧状の梁10と同様に取り出し具をはめ込んだ際の応
力を梁のたわみにより緩和し、そのバネ効果により、取
り出し具を確実に保持することができる。お互いに平行
の梁とすると、取り出し具を取り外す際に指を入れる空
間を広く取れる特徴があり、扇形に開いた梁と平行に開
いた梁を併用することにより両者の特長を相互に生かす
ことができる。
お互いに梁等で連結を行う。図8に示すように円弧状の
梁10により連結を行うことにより取り出し具をはめ込
んだ際に応力を緩和し補強する役目とすることができ
る。固定具6、7の各々2本以上の梁は、固定具6の様
に扇形に開いていても良いし、固定具7の様にお互いに
平行な梁でも良い。扇形に開いた形状の梁とした方が、
円弧状の梁10と同様に取り出し具をはめ込んだ際の応
力を梁のたわみにより緩和し、そのバネ効果により、取
り出し具を確実に保持することができる。お互いに平行
の梁とすると、取り出し具を取り外す際に指を入れる空
間を広く取れる特徴があり、扇形に開いた梁と平行に開
いた梁を併用することにより両者の特長を相互に生かす
ことができる。
【0017】取り出し具5はスプーンの形状とし、柄の
部分の両側に凸部9を設けたポリスチレン樹脂を用いて
射出成形法により作成した。
部分の両側に凸部9を設けたポリスチレン樹脂を用いて
射出成形法により作成した。
【0018】<実施例2>図5はカップ状の容器11の
底12に本発明を用いた実施例の組み立てを説明した斜
視図である。図6は容器底の内側に、スプーンを固定具
にて保持した容器の上面図である。
底12に本発明を用いた実施例の組み立てを説明した斜
視図である。図6は容器底の内側に、スプーンを固定具
にて保持した容器の上面図である。
【0019】容器底部の袴状の容器底外周部13の内側
に、取り出し具14の柄の部分で内容物を掬う面と反対
側の柄の端部を両側から挟んでを固定する一対の固定具
15を設ける。この固定具15には取り出し具14を確
実に保持するために、外側に出っ張った凸部である保持
部16を固定具15の両側に設ける。凸部16の両側頂
点間の距離W’は、取り出し具の柄の横幅W’’よりも
狭くし、かつ取り出し具を容器蓋から外す際は容易に外
せる幅に設定する。取り出し具の柄の部分を保持する固
定具15の長さは、凸部16の嵌合の強さと取り外し安
さより適宜設定を行えば良い。
に、取り出し具14の柄の部分で内容物を掬う面と反対
側の柄の端部を両側から挟んでを固定する一対の固定具
15を設ける。この固定具15には取り出し具14を確
実に保持するために、外側に出っ張った凸部である保持
部16を固定具15の両側に設ける。凸部16の両側頂
点間の距離W’は、取り出し具の柄の横幅W’’よりも
狭くし、かつ取り出し具を容器蓋から外す際は容易に外
せる幅に設定する。取り出し具の柄の部分を保持する固
定具15の長さは、凸部16の嵌合の強さと取り外し安
さより適宜設定を行えば良い。
【0020】スプーン14はポリプロピレン樹脂シート
を熱成形にてスプーンの形状に加工した。スプーン14
の柄の部分には、容器側の固定具15に設けられた凸部
16と嵌合する、凹溝17を柄の両側面に設け、固定具
17との嵌合を確実にしても良い。取り出し具14は、
固定具の保持部16にはまり込み、容器底12との間で
安定に保持される。
を熱成形にてスプーンの形状に加工した。スプーン14
の柄の部分には、容器側の固定具15に設けられた凸部
16と嵌合する、凹溝17を柄の両側面に設け、固定具
17との嵌合を確実にしても良い。取り出し具14は、
固定具の保持部16にはまり込み、容器底12との間で
安定に保持される。
【0021】図6には固定具15を取り出し具の柄の長
さのほぼ半分の長さとした実施例を示したが、図7に容
器全幅に渡り容器外周から外周まで固定具を伸ばした実
施例を示す。固定具に設ける凸部16及び凸部に対応し
て取り出し具に設ける凹溝17は、任意の位置に設けれ
ば良い。容器全幅に固定具を設けることにより、容器の
補強の梁と取り出し具の保持固定具を兼ね備えた形態と
することができる。
さのほぼ半分の長さとした実施例を示したが、図7に容
器全幅に渡り容器外周から外周まで固定具を伸ばした実
施例を示す。固定具に設ける凸部16及び凸部に対応し
て取り出し具に設ける凹溝17は、任意の位置に設けれ
ば良い。容器全幅に固定具を設けることにより、容器の
補強の梁と取り出し具の保持固定具を兼ね備えた形態と
することができる。
【0022】
【発明の効果】容器の輸送中は取り出し具を安定して保
持し、かつ使用時に容易に外すことができる。また容器
の成形とは別に取り出し具を成形し、保持機構により容
器と組み合わせるため、取り出し具の外形や補強構造の
自由度が大きく丈夫で使いやすい構造とすることができ
る。
持し、かつ使用時に容易に外すことができる。また容器
の成形とは別に取り出し具を成形し、保持機構により容
器と組み合わせるため、取り出し具の外形や補強構造の
自由度が大きく丈夫で使いやすい構造とすることができ
る。
【図1】本発明の一実施例を説明する断面図。
【図2】本発明の一実施例を説明する断面図。
【図3】本発明の一実施例を説明する斜視図。
【図4】本発明の一実施例を説明する上面図。
【図5】本発明の一実施例を説明する斜視図。
【図6】本発明の一実施例を説明する上面図。
【図7】本発明の一実施例を説明する斜視図。
1……広口容器 2……容器枠外周部 3……メンコ状部品 4……内容物 5……スプーン 6、7……固定具 8……固定部 9……凸部 13……容器底の枠外周部 14……取り出し具 15……固定部 16……凸部
Claims (3)
- 【請求項1】フォーク、スプーン等の内容物の取り出し
具を容器の蓋、または容器の底部に保持する容器におい
て、取り出し具の柄の部分を容器の受け具に勘合させて
保持したことを特徴とする取り出し具付き容器。 - 【請求項2】取り出し具の柄の部分を保持する一対の受
け具が、容器外周部から設けられた2本以上の梁により
設けられ、この受け具の先端には合い離れた位置に2個
以上の取り出し具を嵌合保持する固定部を持ち、この固
定部はお互いに連結されていることを特徴とする請求項
1に記載の容器。 - 【請求項3】取り出し具の柄の部分を固定する受け具
が、容器外周部から外周部まで到る補強梁に設けられて
いることを特徴とする、請求項1に記載の容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20915897A JPH1149173A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 取り出し具付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20915897A JPH1149173A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 取り出し具付き容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1149173A true JPH1149173A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16568288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20915897A Pending JPH1149173A (ja) | 1997-08-04 | 1997-08-04 | 取り出し具付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1149173A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1136366A2 (de) * | 2000-03-21 | 2001-09-26 | Rudolf Huber | Becherbehälter für Speiseeis und dgl. Esswaren |
JP2007099294A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 計量スプーン付き容器 |
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